JPH03177636A - 免震装置の平行維持装置 - Google Patents

免震装置の平行維持装置

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JPH03177636A
JPH03177636A JP31457589A JP31457589A JPH03177636A JP H03177636 A JPH03177636 A JP H03177636A JP 31457589 A JP31457589 A JP 31457589A JP 31457589 A JP31457589 A JP 31457589A JP H03177636 A JPH03177636 A JP H03177636A
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parallel
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plane
seismic isolation
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Hajime Sugimoto
一 杉本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は地震時免震対象となる床を平行に維持する免震
装置の平行維持装置に係わり、特に滑車とワイヤーを用
いた平行維持装置に関する。
(従来の技術〕 上下の地震動に対して免震床は水平を保つことが望まし
い。水平を保てない場合、例えば1つの軸を中心にロー
リングが生しると床の一部は上方へ、他部は下方という
ように床の部分部分に上下動を生じてしまう。
この解決方法として特開昭59−47543号公報に平
行うランク機構を用いた技術が開示されている。
その内容を第7図を用いて簡単に説明する。第7図は上
下動に対する免震装置の部分を示す。この部分の下部に
は水平動に対する免震装置が設けられており、両者が一
体となって、水平および上下動に対する免震装置を構成
する。コンピュータ等の免震対象機器は機器設置架台1
上に設置される。
機器設置架台1は圧縮ばね2で支持架台3より支持され
ている。この支持架台3は水平動に対して免震構造とな
っている。機器設置架台1と支持架台3は圧縮ばね2を
中心として左右に平行うランク装置10で結ばれており
、このため、機器設置架台1は支持架台3に対して平行
に相対変位を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕 上述の平行うランク機構の互いに接触する部分は機械加
工等の精度の高い加工を必要とする。さらに、この平行
うランク装置を機器設置架台1と支持架台に取り付ける
場合も取り付は精度を十分よくしないと、その機能を十
分発揮できない。また、機器設置架台1の面積が大きく
なると、多数の平行うランク装置を設けなければならな
い。第8図は、多数の平行うランク装置を取り付けた機
器設置架台lの平面図である。第7図で示す装置全体を
1つのユニットとし、このユニット11を7個設置した
状態を示す。それぞれのユニッ)11は基準線に対して
それぞれある角度をもって取り付けられている。この角
度は取り付は誤差角度であり、これは0度とすることが
望ましいが実際の工事においては必ずこのような誤差角
度を生じ、この角度を少なくするためには、取り付は作
業量が増し、また作業時間も長くなる。
本発明は滑車とワイヤーを組合わせることにより製作、
および取り付けが容易で、かつ複数個でも容易に取り付
けられ所用の精度を維持できる免震装置の平行維持装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の免震装置の平行維持
装置は、少なくとも2個づつの滑車を一方と他方に分け
、これらの滑車を1本のワイヤーでループ状にワイヤー
がけし、一方の滑車から他方の滑車へ同方向に移動する
ワイヤーのうち少なくとも2本のワイヤーを平行部材に
固着したことを特徴とするものである。また、上記の平
行維持装置を2つの平面にそれぞれ設け、かつこの2つ
の装置を1本のワイヤーでループ状にワイヤーがけしで
もよい。そして、X、X、Z座標で3次元空間を表し、
前記2つの平面をXZ平面、YZ平面とし、前記平行部
材としてXY平面に平行でありZ方向に移動可能な平面
を用いるとよい。また、上記の平行維持装置を3つの平
面内にそれぞれ設け、かつこの3つの装置を1本のワイ
ヤーでループ状にワイヤーがけしでもよい。また、前記
ワイヤーにあらかじめ所定の張力を加えておくとよい。
また、前記ワイヤーをチェノとしてもよい。
〔作 用〕
少なくとも2個づつの滑車を一方と他方に分け、これら
の滑車を1本のワイヤーでループ状にワイヤーがけし、
一方の滑車から他方の滑車へと同し方向に移動するワイ
ヤーについて考えてみると、これらはすべて同し量だけ
同し方向に移動する。
このため、これらのワイヤーの少なくとも2本に平行部
材を固着すると、この平行部材は平行に移動することに
なる。また、上記装置は1平面内で考えたが、2平面に
それぞれ設けこの2つの装置を1本のワイヤーでループ
状にワイヤーがけすると、1平面内の平行部材の平行移
動量と他の平面内の平行部材の平行移動量は等しくなる
。2平面をXZ平面、YZ平面とし平行部材としてXY
平面に平行な面をとると、この面はXY平面と平行を維
持しつつZ方向に移動する。さらに上記装置を3つの平
面内に設け、この3つの装置を1本のワイヤーでループ
状にワイヤーがけすると各平面での平行部材の移動量は
等しくなる。
ワイヤーは使用しているうちに伸びるものなのであらか
じめ張力を加えておくと、ワイヤーのゆるみが生じなく
なる。また、ワイヤーの代わりにチェノを用いても同様
の効果となる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の原理と実施例を第1図〜第6図を用いて
説明する。まず、第4図〜第6図を用いて原理について
説明する。
第4図は4個の滑車とワイヤーで本発明を実現する図で
ある。(81図は滑車63と64は同軸上に設けられて
いるが、別々の軸としてもよい。矢印はワイヤーの移動
方向を示す。平行部材12はワイヤーと黒点で結ばれて
おり、各黒点の移動方向は同し方向であり、移動量は、
ワイヤーが1本ループ状になっているため、ワイヤーの
どの位置の移動量も回しである。このため、2つの黒点
に固着された平行部材は平行移動を行う。(b)図は4
つの滑車をたすきかけ状にワイヤーで結んでループとし
たもので、2つの黒点は同し方向に同じ量だけ移動する
。故に平行部材12は平行移動する。
第5図は4個以上の滑車を用いた平行移動装置の原理図
である。(81図は6個の滑車を図のように配置し、1
木のワイヤーでループ状に結んだものである。2つの黒
点は同じ方向に回し量だけ移動するので、この黒点部で
結合された平行部材12は、平行移動を行う。(b)図
は(a)図を拡張して平行移動する黒点を3個とした場
合であり、9個の滑車を1本のワイヤーでループ状に結
んだものである。
このようにすれば平行移動をする点を多数有する装置を
容易に作ることができる。
第6図は、第3図(a)を2つの平面にそれぞれ設け1
本のワイヤーでループ状に結んだものである。
それぞれの面の平行部材12の平行移動は同しとなる。
以上は2平面であるが容易に3平面にも拡張できる。
次に第1図を用いて第1実施例を説明する。
(a)図において、機器設置架台1はコンピュータ等の
免震対象物を置く台である。この機器設置架台lは圧縮
ばね2を介して支持架台3により支持され、圧縮ばね2
は上下方向の免震機構を構成する。
支持架台3はローラ4等により、基礎床5より加わる水
平力に対し免震支持され上下刃のみ伝達する。平行維持
装置は6個の滑車6とこの滑車をループ状に結ぶワイヤ
ー7、このワイヤー7に張力をえる締付具8および同じ
方向に移動するワイヤーの点と機器設定架台lを固着す
る固着部材9゜9′より構成される。なお各滑車6は支
持架台3に固定されている。
(b)図は締付具8の具体例としてターンバックルを用
いた場合を示したものであり(C1図は、固いばねを用
いた場合を示したものである。もちろん両方を用いても
よい。
次に動作について説明する。
機器設置架台1と支持架台3が上下方向に相対変位する
場合、固着部材9.9’4こおいて上下方向の移動量は
同しであるため、機器設置架台1は支持架台3に対して
常に平行を維持して上下動を行う。
次に第2図を用いて第2実施例を説明する。
本実施例は、第6図に示す2平面に設けた場合の原理を
応用したものである。
x、  y、  z座標を用い、XY平面が支持架台3
とする。X2面、YZ面は支持架台3の壁であり、この
両壁に本発明の平行維持装置を設は両者を1本のワイヤ
ー7でループ状に結んでいる。各滑車6はそれぞれの壁
に取り付けられている0機器設置架台1を支持架台3に
平行にし、ワイヤー7と黒点で示す位置で結合する。図
示していないが機器設置架台1は第1図に示すように圧
縮ばね2で支持架台3より支持されている。
以上の構成により機器設置架台1はZ軸方向の振動に対
し、常に支持架台3に対して平行を維持して振動する。
なお、本実施例は機器設置架台lの周囲の直交する2つ
の壁に平行維持装置を設けた場合を示したが、四周の壁
に設けてもよいし、また対面する壁に設けてもよい。
次に第3図を用いて第3実施例を説明する。
本実施例は、第4図(b)の原理を応用したものである
本実施例は比較的細長い支持架台3を矢印で示す水平方
向に平行に移動させる場合を示す。支持架台3は滑車6
を支持する床からローラ支持され、矢印方向に移動でき
るよう取り付けられている。
支持架台3はワイヤー7と黒点で示す位置で固着されて
いる。
通常図示したように細長い床が矢印方向に移動すると必
ず回転運動を生し矢印方向に平行移動しなくなる。この
ような場合本実施例に示すように平行維持装置を設ける
ことにより平行移動するようにすることができる。
本実施例によれば平行維持装置は滑車とワイヤーから構
成されるため、取付精度をそれ程必要とせず、さらに多
数の平行維持装置を1つの架台に取付けても相互の取付
精度をそれ程必要としない。
これはワイヤーという可撓性のある部材で滑車間を結ぶ
ため取付誤差が吸収されるからである0本実施例は、水
平面を維持するために用いたが、水平面に限らず、いず
れの平面内の平行を維持することにも用いることがてき
ることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、滑車と
ワイヤーを主体として平行維持を行うため、製作、取り
付けが容易であり、かつ平行維持装置が多くなっても相
互の取付精度をそれ捏上げることなく、平行維持i能を
発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す構成図、第2図は本
発明の第2実施例を示す図、第3図は本発明の第3実施
例を示す図、第4図〜第6図は本発明の原理図、第7図
は従来例を示す構成図、第8図は従来例の取付誤差の説
明図である。 1−−−1器設置架台  2−−一圧縮ばね3−−一支
持架台    4−−一ローラ5−−−基礎床    
 6−−−滑車7−−−ワイヤー    8−m−締付
具9−−−固着部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2個づつの滑車を一方と他方に分け、
    これらの滑車を1本のワイヤーでループ状にワイヤーが
    けし、一方の滑車から他方の滑車へ同方向に移動するワ
    イヤーのうち少なくとも2本のワイヤーを平行部材に固
    着したことを特徴とする免震装置の平行維持装置。
  2. (2)請求項1記載の平行維持装置を2つの平面にそれ
    ぞれ設け、かつこの2つの装置を1本のワイヤーでルー
    プ状にワイヤーがけしたことを特徴とする免震装置の平
    行維持装置。
  3. (3)X,Y,Z座標で3次元空間を表し、前記2つの
    平面をXZ平面,YZ平面とし、前記平行部材としてX
    Y平面に平行でありZ方向に移動可能な平面を用いたこ
    とを特徴とする請求項2記載の免震装置の平行維持装置
  4. (4)請求項1記載の平行維持装置を3つの平面内にそ
    れぞれ設け、かつこの3つの装置を1本のワイヤーでル
    ープ状にワイヤーがけしたことを特徴とする免震装置の
    平行維持装置。
  5. (5)前記ワイヤーにあらかじめ所定の張力を加えてお
    くことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の免
    震装置の平行維持装置。
  6. (6)前記ワイヤーをチェンとすることを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の免震装置の平行維持装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009161354A (ja) * 2009-04-20 2009-07-23 Kanto Auto Works Ltd 車両リフト装置
JP2015190502A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社昭電 免震装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009161354A (ja) * 2009-04-20 2009-07-23 Kanto Auto Works Ltd 車両リフト装置
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