JPH03177383A - ジルコニア質コート層を有する耐火物 - Google Patents
ジルコニア質コート層を有する耐火物Info
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- JPH03177383A JPH03177383A JP31591389A JP31591389A JPH03177383A JP H03177383 A JPH03177383 A JP H03177383A JP 31591389 A JP31591389 A JP 31591389A JP 31591389 A JP31591389 A JP 31591389A JP H03177383 A JPH03177383 A JP H03177383A
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- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、匣鉢、棚板、セッター等の耐火物に関する。
(従来の技術)
窯炉内に入れられる従来の匣鉢は、その表面にセラミッ
クコンデンサ、フェライト等の被焼成体を載せて高温に
晒されるもので、この被焼成体に接触する匣鉢の表面に
例えばジルコニア質コート層が形成されている。
クコンデンサ、フェライト等の被焼成体を載せて高温に
晒されるもので、この被焼成体に接触する匣鉢の表面に
例えばジルコニア質コート層が形成されている。
匣鉢の表面にジルコニア質コート層を形成する施工方法
はスプレー掛け、プレスコーティング等が用いられる。
はスプレー掛け、プレスコーティング等が用いられる。
(発明が解決しようとする課題)
このような従来の耐火物表面に形成されるジルコニア質
コート層の粒子構造は、第7図に示すようにジルコニア
質の微粉1が100%のもの、第8図に示すように微粉
1と骨材2のほかに中間粒3を含んだもの、第9図に示
すように微粉1と骨材2のほかに比較的大きな空隙5を
有するものがあり、このような従来のジルコニア質コー
ト層は、いずれも空隙率が30%以下と低くジルコニア
質コート層6.7.8の割れや剥離が起こりやすく、更
にはジルコニア質コート層6.7.8の各表面6a、7
a、8aに微粉1が多量に存在するためこの微粉1と被
焼成体の接触面で反応が起きやすく被焼成体の表層を変
質させやすいという問題がある。
コート層の粒子構造は、第7図に示すようにジルコニア
質の微粉1が100%のもの、第8図に示すように微粉
1と骨材2のほかに中間粒3を含んだもの、第9図に示
すように微粉1と骨材2のほかに比較的大きな空隙5を
有するものがあり、このような従来のジルコニア質コー
ト層は、いずれも空隙率が30%以下と低くジルコニア
質コート層6.7.8の割れや剥離が起こりやすく、更
にはジルコニア質コート層6.7.8の各表面6a、7
a、8aに微粉1が多量に存在するためこの微粉1と被
焼成体の接触面で反応が起きやすく被焼成体の表層を変
質させやすいという問題がある。
例えば耐火物表面に形成されるジルコニア質コート層の
空隙率が低過ぎると、加熱冷却による膨張収縮を吸収し
きれず、ひび割れや剥離を生じやすい。また、ジルコニ
ア質コート層の表面に微粉が多量に存在すると、被焼成
体との接触面積が増大し被焼成体と反応しやすく被焼成
体の品質を劣化させる。
空隙率が低過ぎると、加熱冷却による膨張収縮を吸収し
きれず、ひび割れや剥離を生じやすい。また、ジルコニ
ア質コート層の表面に微粉が多量に存在すると、被焼成
体との接触面積が増大し被焼成体と反応しやすく被焼成
体の品質を劣化させる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、耐火物の表層に形成されるジルコニア質コート
層の空隙率を大きくして加熱冷却に伴う膨張収縮の際の
応力を緩和し、割れ、亀裂、剥離等を防止するとともに
、被焼成体との接触面積を小さくし、被焼成体との反応
を起こりにくくするようにした構造をもつジルコニア質
コート層を有する耐火物を提供することを目的とする。
もので、耐火物の表層に形成されるジルコニア質コート
層の空隙率を大きくして加熱冷却に伴う膨張収縮の際の
応力を緩和し、割れ、亀裂、剥離等を防止するとともに
、被焼成体との接触面積を小さくし、被焼成体との反応
を起こりにくくするようにした構造をもつジルコニア質
コート層を有する耐火物を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
そのために、本発明のジルコニア質コート層を有する耐
火物は、耐火物の表層に形成されるジルコニア質コート
層が、粗粒からなる92〜75 wt%の骨材と、微粒
からなる8〜25wt%の結合微粉とからなり、前記骨
材同志が接触するとともに該接触部の周囲に前記結合微
粉が固着し、これらの骨材および結合微粉によって囲ま
れる空隙が形成されることを特徴とする。
火物は、耐火物の表層に形成されるジルコニア質コート
層が、粗粒からなる92〜75 wt%の骨材と、微粒
からなる8〜25wt%の結合微粉とからなり、前記骨
材同志が接触するとともに該接触部の周囲に前記結合微
粉が固着し、これらの骨材および結合微粉によって囲ま
れる空隙が形成されることを特徴とする。
前記耐火物は、例えばアルミナ・ムライトや炭化珪素の
匣鉢、棚板等の窯道具があげられるが、耐火物の種類、
材質等は限られるれるものでない。
匣鉢、棚板等の窯道具があげられるが、耐火物の種類、
材質等は限られるれるものでない。
前記骨材は、200メツシユ〜70メツシユの粒度の比
較的粗いジルコニア原料を用いるのが望ましい。200
メツシユより細かい粒度であると、骨材自体の収縮が現
われてひび割れや剥離が生じるためであり、70メツシ
ユより粗いとこの粗い粒子が表面に突出しコート表面の
凹凸が大きくなり被焼成体に傷をつけやすくなるからで
ある。骨材の配合割合は92〜75wt%の範囲にする
のが望ましい。骨材が92wt%を超えると、その9少
なくなる結合微粉により骨材を結合させる力が弱くなる
からであり、骨材が75wt%未膚になると、その分微
粒からなる結合微粉の量が多くなって空隙率が低くなり
ジルコニア質コート層のひび割れが起こりやすく被焼成
体との反応も起こりやすくなるからである。
較的粗いジルコニア原料を用いるのが望ましい。200
メツシユより細かい粒度であると、骨材自体の収縮が現
われてひび割れや剥離が生じるためであり、70メツシ
ユより粗いとこの粗い粒子が表面に突出しコート表面の
凹凸が大きくなり被焼成体に傷をつけやすくなるからで
ある。骨材の配合割合は92〜75wt%の範囲にする
のが望ましい。骨材が92wt%を超えると、その9少
なくなる結合微粉により骨材を結合させる力が弱くなる
からであり、骨材が75wt%未膚になると、その分微
粒からなる結合微粉の量が多くなって空隙率が低くなり
ジルコニア質コート層のひび割れが起こりやすく被焼成
体との反応も起こりやすくなるからである。
前記結合微粉は、1500メツシユより細かい粒度のジ
ルコニア原料を用いるのが望ましい。1500メツシユ
よりも粗い結合微粉を用いると、骨材を結合させる力が
弱くなり空隙率および空隙の大きさも小さくなるからで
ある。
ルコニア原料を用いるのが望ましい。1500メツシユ
よりも粗い結合微粉を用いると、骨材を結合させる力が
弱くなり空隙率および空隙の大きさも小さくなるからで
ある。
(作用)
本発明によるジルコニア質コート層によると、例えば第
1図に示す模式図ように、ジルコニア質コート層10中
の骨材11は骨材11同志が接触することにより支えら
れ、かつ骨材11同志の接触部に結合微粉12が多く集
まってその一部が骨材粒子と焼結一体化することにより
骨材11を結合させ、骨材11と結合微粉12とで囲ま
れる空隙13が形成される構造となる。このため、強度
が高く、亀裂、剥離等が発生しにくく耐久性が良好であ
る。
1図に示す模式図ように、ジルコニア質コート層10中
の骨材11は骨材11同志が接触することにより支えら
れ、かつ骨材11同志の接触部に結合微粉12が多く集
まってその一部が骨材粒子と焼結一体化することにより
骨材11を結合させ、骨材11と結合微粉12とで囲ま
れる空隙13が形成される構造となる。このため、強度
が高く、亀裂、剥離等が発生しにくく耐久性が良好であ
る。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明すること
にする。
にする。
筬扶舅ユ
試験例1は、アルミナ・ムライト系匣鉢の表面に形成す
るジルコニア質コート層の骨材と結合微粉との粒度を変
化させた原料を用いて試験した。
るジルコニア質コート層の骨材と結合微粉との粒度を変
化させた原料を用いて試験した。
このジルコニア質耐火物の製造方法については、ジルコ
ニア質からなる骨材80wt%とジルコニア質からなる
結合微粉20wt%の4P、ff15kgに有機バイン
ダ20gを加え、さらに水2.0kgを添加しスラリー
状にし、撹拌し調合した。 このスラリー状原料をアル
ミナ・ムライト系匣鉢の表面に流し込み、その後常温で
放置し、120°Cで1時間保持し乾燥した。その後1
400℃で5時間保持し焼成した。
ニア質からなる骨材80wt%とジルコニア質からなる
結合微粉20wt%の4P、ff15kgに有機バイン
ダ20gを加え、さらに水2.0kgを添加しスラリー
状にし、撹拌し調合した。 このスラリー状原料をアル
ミナ・ムライト系匣鉢の表面に流し込み、その後常温で
放置し、120°Cで1時間保持し乾燥した。その後1
400℃で5時間保持し焼成した。
焼成して得られた匣鉢について、特性を評価するため1
400℃の窯炉内に5時間保持し、その後冷却する操作
を10回繰り返した。得られた匣鉢のジルコニア質コー
ト層について、それぞれ評価した。その結果は第1表に
示すとおりである。
400℃の窯炉内に5時間保持し、その後冷却する操作
を10回繰り返した。得られた匣鉢のジルコニア質コー
ト層について、それぞれ評価した。その結果は第1表に
示すとおりである。
(以下、余白。)
第1表中、「ボロツキ」とは個々の骨材が剥離する現象
をいう。ここに「ポロツキ大」はその現象が顕著に発生
するものをいい、「ポロツキ小」はその現象が低度に発
生するものをいう。
をいう。ここに「ポロツキ大」はその現象が顕著に発生
するものをいい、「ポロツキ小」はその現象が低度に発
生するものをいう。
なお、第1表中、骨材の粒度40〜100メツシユの間
のもので結合微粉の粒度が1500メツシュ以上から8
000メツシュ以上のものについて匣鉢の評価は良好で
あったが、この場合ジルコニア質コート層の表面が粗す
ぎ被焼成体に傷が発生するので製品としては不良であっ
た。
のもので結合微粉の粒度が1500メツシュ以上から8
000メツシュ以上のものについて匣鉢の評価は良好で
あったが、この場合ジルコニア質コート層の表面が粗す
ぎ被焼成体に傷が発生するので製品としては不良であっ
た。
第1表の結果より、骨材の粒度が70〜200メツシユ
かつ結合微粉の粒度が1500〜8000メツシユのも
のが、ボロツキ、ひび割れ、剥離を生じず、適正な匣鉢
であることが判明した。
かつ結合微粉の粒度が1500〜8000メツシユのも
のが、ボロツキ、ひび割れ、剥離を生じず、適正な匣鉢
であることが判明した。
筬狡皿ユ
試験例2は、アルミナ・ムライト系匣鉢の表面に形成す
るジルコニア質コート層の骨材と結合微粉の組成を変え
て試験した。
るジルコニア質コート層の骨材と結合微粉の組成を変え
て試験した。
骨材の粒度は70〜200メツシユのものを用い、結合
微粉の粒度は300メツシュ以上のものを用いた。これ
らの骨材と結合微粉を調合したものを施工し、1400
℃で焼き付けした後、1400℃の窯炉内に5時間保持
し、その後冷却し、この操作を10回繰り返した。その
結果得られた匣鉢の評価は第2表に示すとおりである。
微粉の粒度は300メツシュ以上のものを用いた。これ
らの骨材と結合微粉を調合したものを施工し、1400
℃で焼き付けした後、1400℃の窯炉内に5時間保持
し、その後冷却し、この操作を10回繰り返した。その
結果得られた匣鉢の評価は第2表に示すとおりである。
(以下、余白。)
第2表の結果から、結合微粉量が8〜25wt%の時ボ
ロツキもひび割れおよび剥離も無く良好な匣鉢であるこ
とが判明した。
ロツキもひび割れおよび剥離も無く良好な匣鉢であるこ
とが判明した。
設塞益1
次に、前記試験例1および試験例2の結果、ボロツキが
発生せずひび割れおよび剥離が発生しなかった匣鉢につ
いて、そのジルコニア質コート層の微構造について断面
をとって観察したところ、次のようなジルコニア質コー
ト層の構造をとることが解った。
発生せずひび割れおよび剥離が発生しなかった匣鉢につ
いて、そのジルコニア質コート層の微構造について断面
をとって観察したところ、次のようなジルコニア質コー
ト層の構造をとることが解った。
本発明の実施例では、第1図に示すように、骨材11同
志が接触する接触部の周囲に結合微粉12が多く集まり
、その一部が骨材粒子と焼結一体化することにより骨材
11同志を互いに接触部で支持しあい、結合微粉12が
その接触部に集まって骨材11同志の結合を補強する構
成をとることが解った。この場合、骨材11あるいは結
合微粉12で囲まれる比較的大きな空隙13が多数観察
され、この空隙率については測定の結果35%以上を占
めることが判明した。
志が接触する接触部の周囲に結合微粉12が多く集まり
、その一部が骨材粒子と焼結一体化することにより骨材
11同志を互いに接触部で支持しあい、結合微粉12が
その接触部に集まって骨材11同志の結合を補強する構
成をとることが解った。この場合、骨材11あるいは結
合微粉12で囲まれる比較的大きな空隙13が多数観察
され、この空隙率については測定の結果35%以上を占
めることが判明した。
本発明の実施例を第3図〜第5図に示す比較例1〜3と
比較して説明すると次のとおりである。
比較して説明すると次のとおりである。
比較例1は、第3図に示すように、骨材lの周囲をほと
んどすべて結合微粉12が充填された状態の構造をとる
。この場合、ジルコニア質コート層表面で被焼成体との
接触部において接触面積が相対的に大きいので被焼成体
との反応が起こりやすく、加熱冷却に伴うひび割れや剥
離が生じやすい。
んどすべて結合微粉12が充填された状態の構造をとる
。この場合、ジルコニア質コート層表面で被焼成体との
接触部において接触面積が相対的に大きいので被焼成体
との反応が起こりやすく、加熱冷却に伴うひび割れや剥
離が生じやすい。
比較例2は、第4図に示すように、骨材11同志が互い
に接触し、その周囲に結合微粉12が充填された構造を
とる。この場合も、比較例1と同様にジルコニア質コー
ト層の表面における被焼成体との接触面積が大きくなり
反応が促進されやすく剥離が生じやすい。
に接触し、その周囲に結合微粉12が充填された構造を
とる。この場合も、比較例1と同様にジルコニア質コー
ト層の表面における被焼成体との接触面積が大きくなり
反応が促進されやすく剥離が生じやすい。
比較例3は、第5図に示すように、骨材11同志が接触
して互いに支持するとともに、骨材11の周囲に形成さ
れた空隙部分に結合微粉の固まり12aが入り込む構造
をとる。この場合は、骨相11同志の結合力が比較的弱
いためボロツキが住じやすく、匣鉢の耐久性が劣る。
して互いに支持するとともに、骨材11の周囲に形成さ
れた空隙部分に結合微粉の固まり12aが入り込む構造
をとる。この場合は、骨相11同志の結合力が比較的弱
いためボロツキが住じやすく、匣鉢の耐久性が劣る。
これに対し、本発明の実施例は、第6図に示すように、
骨材11同志が接触し互いに支えられるとともに、その
接触部に結合微粉12bが多く集まってその一部が骨材
粒子と焼結一体化することにより骨材11同志の結合力
を強めており、その他の部分には比較的大きな空隙13
を有している。
骨材11同志が接触し互いに支えられるとともに、その
接触部に結合微粉12bが多く集まってその一部が骨材
粒子と焼結一体化することにより骨材11同志の結合力
を強めており、その他の部分には比較的大きな空隙13
を有している。
この場合は、第2図(B)に示すように、ジルコニア質
コート層10の表面において、第2図(A)に示すコー
ト層全部が結合微粉12の場合に比べ、被焼成体16と
の接触面積が比較的小さいことから、ジルコニア質と被
焼成体との反応が起こりにくく、被焼成体16の損傷、
変質等が避けられる。また、空隙13が形成され比較的
大きな空隙率を有していることから、加熱冷却つまり焼
結による膨張収縮を緩和し、ひび割れや剥離を防止する
ので、匣鉢のジルコニア質コート層の耐久性が向上され
ている。
コート層10の表面において、第2図(A)に示すコー
ト層全部が結合微粉12の場合に比べ、被焼成体16と
の接触面積が比較的小さいことから、ジルコニア質と被
焼成体との反応が起こりにくく、被焼成体16の損傷、
変質等が避けられる。また、空隙13が形成され比較的
大きな空隙率を有していることから、加熱冷却つまり焼
結による膨張収縮を緩和し、ひび割れや剥離を防止する
ので、匣鉢のジルコニア質コート層の耐久性が向上され
ている。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のジルコニア質コ−ト層を
有する耐火物によれば、隣り合う骨材同志が接触して支
持されているとともに、骨材同志の接触部に結合微粉が
多く集められかつこれらの骨材および結合微粉によって
空隙が形成される構成をとることから、高強度をそなえ
かつ熱収縮に伴う応力、ひび割れ、亀裂、剥離等を発生
しにくく耐久寿命が長くなるとともに、ジルコニア質コ
ート層表面の接触面積を小さくするため、被焼成体との
反応を起こりに<<シ被焼成体の損傷、変質の発生を防
止することができるという効果がある。
有する耐火物によれば、隣り合う骨材同志が接触して支
持されているとともに、骨材同志の接触部に結合微粉が
多く集められかつこれらの骨材および結合微粉によって
空隙が形成される構成をとることから、高強度をそなえ
かつ熱収縮に伴う応力、ひび割れ、亀裂、剥離等を発生
しにくく耐久寿命が長くなるとともに、ジルコニア質コ
ート層表面の接触面積を小さくするため、被焼成体との
反応を起こりに<<シ被焼成体の損傷、変質の発生を防
止することができるという効果がある。
第1図は本発明の実施例によるジルコニア質コート層を
表わす模式図、第2図は被焼成体を載せたときのジルコ
ニア質コート層を表わす模式図、第3図は比較例1のジ
ルコニア質コート層を表わす模式図、第4図は比較例2
のジルコニア質コート層を表わす模式図、第5図は比較
例3のジルコニア質コート層を表わす模式図、第6図は
本発明の実施例のジルコニア質コート層を表わす模式図
、第7図、第8図および第9図はそれぞれ従来例のジル
コニア質コート層を表わす模式断面図である。 0 1 2 3 ジルコニア質コート層、 骨材、 結合微粉、 空隙。
表わす模式図、第2図は被焼成体を載せたときのジルコ
ニア質コート層を表わす模式図、第3図は比較例1のジ
ルコニア質コート層を表わす模式図、第4図は比較例2
のジルコニア質コート層を表わす模式図、第5図は比較
例3のジルコニア質コート層を表わす模式図、第6図は
本発明の実施例のジルコニア質コート層を表わす模式図
、第7図、第8図および第9図はそれぞれ従来例のジル
コニア質コート層を表わす模式断面図である。 0 1 2 3 ジルコニア質コート層、 骨材、 結合微粉、 空隙。
Claims (1)
- (1)ジルコニア質コート層を有する耐火物であって、 前記ジルコニア質コート層は、粗粒からなる92〜75
wt%の骨材と、微粒からなる8〜25wt%の結合微
粉とからなり、 前記骨材同志が接触するとともに該接触部の周囲に前記
結合微粉が固着し、これらの骨材および結合微粉によっ
て囲まれる空隙が形成されることを特徴とするジルコニ
ア質コート層を有する耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1315913A JPH0813710B2 (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | ジルコニア質コート層を有する耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Patent Citations (2)
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US7704612B2 (en) | 2004-03-31 | 2010-04-27 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Jig for electronic part firing |
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