JPH03177022A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH03177022A JPH03177022A JP31514789A JP31514789A JPH03177022A JP H03177022 A JPH03177022 A JP H03177022A JP 31514789 A JP31514789 A JP 31514789A JP 31514789 A JP31514789 A JP 31514789A JP H03177022 A JPH03177022 A JP H03177022A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は半導体装置の製造方法、詳しくは半導体装置
における眉間絶縁膜を表面が平坦になるように形成する
方法に関するものである。
における眉間絶縁膜を表面が平坦になるように形成する
方法に関するものである。
(従来の技術)
LSIの微細化・高集積化には、配線の多層化が必須で
ある。それに伴って増大する下地段差を低減するために
、層間膜の平坦化が欠かせない技術となってきている。
ある。それに伴って増大する下地段差を低減するために
、層間膜の平坦化が欠かせない技術となってきている。
このような技術として特公昭60−33307号公報に
は、層間絶縁膜を平坦化するため、犠牲膜としての樹脂
状コーテイング材(例えばホトレジスト、ポリイミド系
樹脂など)を層間絶縁膜上に表面が平坦になるよう形成
し、プラズマエツチングによりエッチバククする技術が
開示されている。ここで、このプラズマエツチングには
弗素系ガスと酸素ガスとの混合ガスを用い、その混合比
は、上記の層間絶縁膜及び樹脂状コーテイング材とが等
しいエツチング速度となるような条件としている。
は、層間絶縁膜を平坦化するため、犠牲膜としての樹脂
状コーテイング材(例えばホトレジスト、ポリイミド系
樹脂など)を層間絶縁膜上に表面が平坦になるよう形成
し、プラズマエツチングによりエッチバククする技術が
開示されている。ここで、このプラズマエツチングには
弗素系ガスと酸素ガスとの混合ガスを用い、その混合比
は、上記の層間絶縁膜及び樹脂状コーテイング材とが等
しいエツチング速度となるような条件としている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述の技術では絶縁膜の最終形状が平坦
とならないことがあった。
とならないことがあった。
ここで、本願の発明者らは犠牲膜のエツチング速度に注
目して研究した結果、犠牲膜のエツチング速度が被エツ
チング面積率(全体に対する被エツチング膜が占める面
積の比率)VC依存して変化することを見出した。即ち
、犠牲膜の被エツチング面積率が小さくなると犠牲膜の
エツチング速度が増加するのである。
目して研究した結果、犠牲膜のエツチング速度が被エツ
チング面積率(全体に対する被エツチング膜が占める面
積の比率)VC依存して変化することを見出した。即ち
、犠牲膜の被エツチング面積率が小さくなると犠牲膜の
エツチング速度が増加するのである。
さて、従来の技術で述べたようへ段差がある絶縁膜上に
、表面が平坦となるよう犠牲膜を形成しているため、犠
牲膜の膜厚は一定ではない。このため、エツチングが進
行していくと、絶縁膜の一部が露出し、犠牲膜の被エツ
チング面積は減少する。このような状態からさらに上述
のように絶縁膜と犠牲膜とのエツチング速度が同一とな
る条件でレジストやシリコン酸化物を有機溶剤に溶解し
た材料で構成された犠牲膜をエツチングした場合、被エ
ツチング面積が減少することにより犠牲膜のエツチング
速度が増加し、犠牲膜は露出した絶縁膜より速くエツチ
ングされてし捷う。結果として、絶縁膜表面が平坦にな
らないという前述の問題点が発生してし捷うのである。
、表面が平坦となるよう犠牲膜を形成しているため、犠
牲膜の膜厚は一定ではない。このため、エツチングが進
行していくと、絶縁膜の一部が露出し、犠牲膜の被エツ
チング面積は減少する。このような状態からさらに上述
のように絶縁膜と犠牲膜とのエツチング速度が同一とな
る条件でレジストやシリコン酸化物を有機溶剤に溶解し
た材料で構成された犠牲膜をエツチングした場合、被エ
ツチング面積が減少することにより犠牲膜のエツチング
速度が増加し、犠牲膜は露出した絶縁膜より速くエツチ
ングされてし捷う。結果として、絶縁膜表面が平坦にな
らないという前述の問題点が発生してし捷うのである。
この発明は、犠牲膜を用いて最終的に得られる絶縁膜の
表面が平坦である半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とする。
表面が平坦である半導体装置の製造方法を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため、第1の発明では犠牲膜として
有機基を有するガラス膜(以下有機ガラス膜という)を
用い、プラズマエツチングの際、フッ化炭素化合物と三
フフ化メタン、酸素ガスの少なくとも一方との混合ガス
を利用する。このとき、ガスの混合化を、犠牲膜のエツ
チング速度が絶縁膜のエツチング速度より若干遅くなる
ように設定してエツチングして平坦な犠牲膜を絶縁膜の
積層構造を得る。
有機基を有するガラス膜(以下有機ガラス膜という)を
用い、プラズマエツチングの際、フッ化炭素化合物と三
フフ化メタン、酸素ガスの少なくとも一方との混合ガス
を利用する。このとき、ガスの混合化を、犠牲膜のエツ
チング速度が絶縁膜のエツチング速度より若干遅くなる
ように設定してエツチングして平坦な犠牲膜を絶縁膜の
積層構造を得る。
筐た第2の発明では、第1の発明のエツチングを行ない
、犠牲膜が凹部にのみ残存した状態となったとき、エツ
チングの条件を変更して、犠牲膜のエツチング速度がさ
らに遅くなるような条件でエツチングして、平坦な絶縁
膜を得るものである。
、犠牲膜が凹部にのみ残存した状態となったとき、エツ
チングの条件を変更して、犠牲膜のエツチング速度がさ
らに遅くなるような条件でエツチングして、平坦な絶縁
膜を得るものである。
(作用)
犠牲膜のエツチング速度を遅くしても、犠牲膜は被エツ
チング面積率が小さくなるとエツチング速度が速くなる
ので、結果として被エツチング物を均一にエツチングさ
せるように作用する。
チング面積率が小さくなるとエツチング速度が速くなる
ので、結果として被エツチング物を均一にエツチングさ
せるように作用する。
(実施例)
第1図に第1の発明の実施例の断面図を示す。
シリコン基板1上にCVD法によfi BPSG (&
ロン及びリンを含んだシリケートガラス)膜2を形成し
、さらにその上の第1のAt配線・ぞターン3を形成す
る(第1図(a))。ここで、At配線の膜厚ば0.6
μm、配線間隔1.5 trm 、 /4ターン面積率
(全体に対するAtが占める面積の比率)は30%であ
る。
ロン及びリンを含んだシリケートガラス)膜2を形成し
、さらにその上の第1のAt配線・ぞターン3を形成す
る(第1図(a))。ここで、At配線の膜厚ば0.6
μm、配線間隔1.5 trm 、 /4ターン面積率
(全体に対するAtが占める面積の比率)は30%であ
る。
つぎに、PECVD (7°ラスマコンハンストCVD
)法によりリコン酸化物4を約1.3μm形成する。
)法によりリコン酸化物4を約1.3μm形成する。
このとき、シリコン酸化膜4の表面は、第1のAt配線
ノfターン31Cよって形成された凸凹がその1筐形成
された状態になっている。
ノfターン31Cよって形成された凸凹がその1筐形成
された状態になっている。
この凸凹な表面を持つシリコン酸化膜4上に犠牲膜とし
ての有機ガラス膜5を表面が平坦になるようKO,4μ
m程度回転塗布によって形成する(第1図(b))。こ
の実施例では有機ガラス膜として炭素成分を約51重量
嘩含んだシリコンラダー系のガラス膜を用いた。このガ
ラス膜の基本単位は次の構造を有する。
ての有機ガラス膜5を表面が平坦になるようKO,4μ
m程度回転塗布によって形成する(第1図(b))。こ
の実施例では有機ガラス膜として炭素成分を約51重量
嘩含んだシリコンラダー系のガラス膜を用いた。このガ
ラス膜の基本単位は次の構造を有する。
この有機ガラス膜5が形成された構造体を、1行平板反
応性イオンエツチング装置で、エツチングガスとして六
7り化コタン(02F6)、酸素(03)及びヘリウム
(He)Th流量化5:1:IIVc混合シたガスを用
い、圧力260 mTorr 、周波数1351MF(
zの高周波電力500Wの条件で約1.1分間エツチン
グを行なった。なおこの条件下では、被エツチング膜全
面(被エツチング面積率100%)をエツチングした場
合のエツチング速度は、有機ガラス膜で0,34μrr
v/、m、i n、□v1シリコン酸化膜で041μm
/minである0このエツチングにより、Jlのht配
a・ぞターン3上に約0.8μmのシリコン酸化膜4が
残シ、シリコン酸化膜4の凹部には有機ガラス膜5′が
残った平坦な絶縁膜構造が得られ゛た(第1図(C))
。
応性イオンエツチング装置で、エツチングガスとして六
7り化コタン(02F6)、酸素(03)及びヘリウム
(He)Th流量化5:1:IIVc混合シたガスを用
い、圧力260 mTorr 、周波数1351MF(
zの高周波電力500Wの条件で約1.1分間エツチン
グを行なった。なおこの条件下では、被エツチング膜全
面(被エツチング面積率100%)をエツチングした場
合のエツチング速度は、有機ガラス膜で0,34μrr
v/、m、i n、□v1シリコン酸化膜で041μm
/minである0このエツチングにより、Jlのht配
a・ぞターン3上に約0.8μmのシリコン酸化膜4が
残シ、シリコン酸化膜4の凹部には有機ガラス膜5′が
残った平坦な絶縁膜構造が得られ゛た(第1図(C))
。
この後、再びPECVD法にようシリコン酸化膜6を形
成し、その上に第2のAt配線iJ?ター77を形成す
る(第1図(d))。
成し、その上に第2のAt配線iJ?ター77を形成す
る(第1図(d))。
第2のAt配線パターン7の下地絶縁膜(415’16
)表面は平坦に形成されているため、第2のAt配線・
ぞターン7は良好な被覆特性を有し、ツヤターンのショ
ートや断線などのない配線が得られる。
)表面は平坦に形成されているため、第2のAt配線・
ぞターン7は良好な被覆特性を有し、ツヤターンのショ
ートや断線などのない配線が得られる。
ここで、この実施例で犠牲膜として用いた有機がシス膜
とシリコン酸化膜とのエツチング特性について述べる。
とシリコン酸化膜とのエツチング特性について述べる。
有機が2ス膜は有機成分を含むシリコン酸化膜であるた
め、シリコン酸化膜とのエツチング速度比はエツチング
ガスの混合比を変えることによって容易に変化させるこ
とが出来る。第2図に前述の有機ガラス膜とシリコン酸
化膜とのエツチング速度(ER)比と、C2F6とCH
F3との混合比との関係の実験データを示す。また、第
3図に上述のエツチング速度比と、02F6と02との
混合比との関係の実験データを示す。第2図、第3図か
られかるように、エツチングガスの混合比を変えること
によってエツチング速度比は25優から110係まで変
化する。
め、シリコン酸化膜とのエツチング速度比はエツチング
ガスの混合比を変えることによって容易に変化させるこ
とが出来る。第2図に前述の有機ガラス膜とシリコン酸
化膜とのエツチング速度(ER)比と、C2F6とCH
F3との混合比との関係の実験データを示す。また、第
3図に上述のエツチング速度比と、02F6と02との
混合比との関係の実験データを示す。第2図、第3図か
られかるように、エツチングガスの混合比を変えること
によってエツチング速度比は25優から110係まで変
化する。
このエツチング速度比の変化・は以下のようなことが原
因と考えられる。即ち、一般にシリコン酸化膜のエツチ
ングには三フッ化炭素イオン(CF3)などのイオン種
がエツチング反応に寄与し、−万有機ガラス膜のエツチ
ングにはフッ素ラジカル(F*)や酸素ラジカル(O*
)などが反応に寄与するといわれている。第2図、第3
図の実験ではCF4の混合比の増加に伴なってフッ素ラ
ジカル、酸素ラジカルが減少し、また、酸素の混合比の
増加に伴なってフッ素ラジカル、酸素ラジカルが増加し
たため、上述のようなエツチング特性になったものと考
えられる。なト、ヘリウムガスt/iグラズマ放電の安
定化のために添加したもので、エツチング反応には直接
は関係していないものと考えられている。
因と考えられる。即ち、一般にシリコン酸化膜のエツチ
ングには三フッ化炭素イオン(CF3)などのイオン種
がエツチング反応に寄与し、−万有機ガラス膜のエツチ
ングにはフッ素ラジカル(F*)や酸素ラジカル(O*
)などが反応に寄与するといわれている。第2図、第3
図の実験ではCF4の混合比の増加に伴なってフッ素ラ
ジカル、酸素ラジカルが減少し、また、酸素の混合比の
増加に伴なってフッ素ラジカル、酸素ラジカルが増加し
たため、上述のようなエツチング特性になったものと考
えられる。なト、ヘリウムガスt/iグラズマ放電の安
定化のために添加したもので、エツチング反応には直接
は関係していないものと考えられている。
上述の実施例では炭素成分を約51多含有した有機ガラ
スを用いたが、炭素などの有機成分の含有量の異なる有
機ガラスでも上述のようなエツチング速度比の変化がみ
られる。例えば炭素成分6.4重量優を含有する下記構
造を基本単位とする有機ガラスを用いて、上述と同様の
実験を行なった所、エツチング速度比は70−170%
の範囲に制御できた。
スを用いたが、炭素などの有機成分の含有量の異なる有
機ガラスでも上述のようなエツチング速度比の変化がみ
られる。例えば炭素成分6.4重量優を含有する下記構
造を基本単位とする有機ガラスを用いて、上述と同様の
実験を行なった所、エツチング速度比は70−170%
の範囲に制御できた。
さらに、上述の実施例で得られた構造を用いて、有機ガ
ラス膜とシリコン酸化膜とのエツチング速度比を変えて
エツチングした結果を第4図として示す。なお図中第1
図と同一部分には同一符号を付してその説明を省略して
いる。
ラス膜とシリコン酸化膜とのエツチング速度比を変えて
エツチングした結果を第4図として示す。なお図中第1
図と同一部分には同一符号を付してその説明を省略して
いる。
第4図(、)は第2図Aの条件、即ち、シリコン酸化膜
に対して有機が2ス膜のエツチング速度比が45%程度
の条件で前述の構造体をエツチングしたものである。こ
の条件ではシリコン酸化膜4が速くエツチングされすぎ
るため、有機ガラス膜5′が凸部金形酸した形状となる
。
に対して有機が2ス膜のエツチング速度比が45%程度
の条件で前述の構造体をエツチングしたものである。こ
の条件ではシリコン酸化膜4が速くエツチングされすぎ
るため、有機ガラス膜5′が凸部金形酸した形状となる
。
第4図(b)は第3図のBの条件、即ち、シリコン酸化
膜に対して有機ガラス膜のエツチング速度比が85俤程
度の条件で前述の構造体をエツチングしたもの(前述の
実施例と同一の条件)である。
膜に対して有機ガラス膜のエツチング速度比が85俤程
度の条件で前述の構造体をエツチングしたもの(前述の
実施例と同一の条件)である。
この条件では有機ガラスのエツチング速度が、被エツチ
ング面積率の減少によって速くなることと、シリコン酸
化膜のエツチング速度に対して遅くしたことが相殺し、
シリコン酸化膜と有機ガラス膜がほぼ同一速度でエツチ
ングされ、結果として平坦な平面形状が得られる。
ング面積率の減少によって速くなることと、シリコン酸
化膜のエツチング速度に対して遅くしたことが相殺し、
シリコン酸化膜と有機ガラス膜がほぼ同一速度でエツチ
ングされ、結果として平坦な平面形状が得られる。
第4図(c)は第3図のCの条件、即ち、シリコン酸化
膜に対して有機ガラス膜のエツチング速度比が110%
とした条件で前述の構造体をエツチングしたものである
。この条件では有機ガラス膜が速くエツチングされるた
め、シリコン酸化膜の凸部が形成された形状となる。
膜に対して有機ガラス膜のエツチング速度比が110%
とした条件で前述の構造体をエツチングしたものである
。この条件では有機ガラス膜が速くエツチングされるた
め、シリコン酸化膜の凸部が形成された形状となる。
次に第2の発明の実施例について説明する。
第5図は第2の発明の詳細な説明するための断面図であ
る。
る。
シリコン基板2′上にCVD法にょシBPSG膜22を
形威し、さらにその上に第1のAt配線パターン23を
形成する(第5図(a))。ここで膜厚、配線巾などの
条件は前述した第1の発明の実施例と同様である。
形威し、さらにその上に第1のAt配線パターン23を
形成する(第5図(a))。ここで膜厚、配線巾などの
条件は前述した第1の発明の実施例と同様である。
次に、シリコン酸化膜24を全面に形成し、さらに有機
ガラス膜25を表面が平坦となるよう形成する(第5図
(b))。この工程も前述した第1の発明の実施例と同
様の条件である。ただし、第5図(b)では第1のAt
配線/4’ターフ23が形成されない領域lで図示しで
ある第1のAt配線IPターン23の・ぞターン面積率
が30%であることからも、このようにAt配線ノぞタ
ーン23が形成されない領域が広範囲に存在することは
わかるであろう。なお、有機ガラス膜は全く完全に平坦
に形成されるわけではなく、段差がない程度に形成され
るため、シリコン酸化膜24の凹部での膜厚tよりも第
10M配線パターン23が形成されていない領域での膜
厚mの方が小さくなる。
ガラス膜25を表面が平坦となるよう形成する(第5図
(b))。この工程も前述した第1の発明の実施例と同
様の条件である。ただし、第5図(b)では第1のAt
配線/4’ターフ23が形成されない領域lで図示しで
ある第1のAt配線IPターン23の・ぞターン面積率
が30%であることからも、このようにAt配線ノぞタ
ーン23が形成されない領域が広範囲に存在することは
わかるであろう。なお、有機ガラス膜は全く完全に平坦
に形成されるわけではなく、段差がない程度に形成され
るため、シリコン酸化膜24の凹部での膜厚tよりも第
10M配線パターン23が形成されていない領域での膜
厚mの方が小さくなる。
この構造体を平行平板反応性イオンエツチング装置を用
いてエツチングを行なった。
いてエツチングを行なった。
1ず最初は第3図のBの条件、即ち第1の発明の実施例
と同じ条件で第1のエツチングを行ない、このエツチン
グ時に一酸化炭素(CO)の発光スペクトル(波長51
8nm)’!?モニターする。
と同じ条件で第1のエツチングを行ない、このエツチン
グ時に一酸化炭素(CO)の発光スペクトル(波長51
8nm)’!?モニターする。
第6図として示したCoの発光強度と時間との関係図か
られかるように、エツチング開始約1分後にCOの発光
強度が減少している。なふ−1この図で61は高周波電
力をONした時、62は高周波電力をOFF した時で
あシ、発光強度の急激な変化ではない。このCOの発光
強度の変化は以下のことが原因と考えられる。即ち、有
機ガラス膜のエツチングが進み、第1のAt配線・ぞタ
ーン23上の/リコン酸化膜24も若干エツチングされ
た時−第1のAt配線ノぞターン23の形成されていな
い領域では有機ガラス膜25が完全にエツチングされて
シリコン酸化膜が露出し、第1の)1配線・ぞターン2
3上のシリコン酸化膜24の凹部のみに有・機ガラス膜
25′が残存する(第5図(e))。この凹部に残存し
た有機ガラス膜25′の面積は全体の8多以下である。
られかるように、エツチング開始約1分後にCOの発光
強度が減少している。なふ−1この図で61は高周波電
力をONした時、62は高周波電力をOFF した時で
あシ、発光強度の急激な変化ではない。このCOの発光
強度の変化は以下のことが原因と考えられる。即ち、有
機ガラス膜のエツチングが進み、第1のAt配線・ぞタ
ーン23上の/リコン酸化膜24も若干エツチングされ
た時−第1のAt配線ノぞターン23の形成されていな
い領域では有機ガラス膜25が完全にエツチングされて
シリコン酸化膜が露出し、第1の)1配線・ぞターン2
3上のシリコン酸化膜24の凹部のみに有・機ガラス膜
25′が残存する(第5図(e))。この凹部に残存し
た有機ガラス膜25′の面積は全体の8多以下である。
Coの発光強度の変化は、この残存有機ガラス膜の面積
の減少の変化に対応するものと考えられる。
の減少の変化に対応するものと考えられる。
ちなみに、第1の発明の実施例の第1図(c)は第5図
(、)と同じ状態である。
(、)と同じ状態である。
上述のように発光強度が減少したら第1のエツチングを
停止し、エツチング条件を第2図のAの条件に変更する
。この条件はエツチングガスの混合比をC2F6: C
HF、 : O7: He=10: 10: 3:44
とし、他の条件は第1の発明の実施例と同様にしたもの
で、被エツチング面積が100%の平坦な膜において有
機ガラス膜が0.19 urn/min 、シリコン酸
化膜が0゜42μm/minである。このような条件で
行なう第2のエツチングを約1分間行なった。この結果
有機ガラス膜は全て除去され、第1のAt配線1?ター
ン23上に約0.2如の厚さが残存した、平坦が表面な
形状のシリコン酸化膜24′が得られた(第5図(d〉
)。
停止し、エツチング条件を第2図のAの条件に変更する
。この条件はエツチングガスの混合比をC2F6: C
HF、 : O7: He=10: 10: 3:44
とし、他の条件は第1の発明の実施例と同様にしたもの
で、被エツチング面積が100%の平坦な膜において有
機ガラス膜が0.19 urn/min 、シリコン酸
化膜が0゜42μm/minである。このような条件で
行なう第2のエツチングを約1分間行なった。この結果
有機ガラス膜は全て除去され、第1のAt配線1?ター
ン23上に約0.2如の厚さが残存した、平坦が表面な
形状のシリコン酸化膜24′が得られた(第5図(d〉
)。
この後、第1の発明の実施例と同様にシリコン酸化膜2
4′上に第2のAt配線/J?ターン26を形成した。
4′上に第2のAt配線/J?ターン26を形成した。
この第2のAt配線・ぞターン26は下地の絶縁膜24
′の表面が平坦なため、良好な被覆形状を示し、ショー
トや断線のないものであった。
′の表面が平坦なため、良好な被覆形状を示し、ショー
トや断線のないものであった。
なお、上述の実施例ではCoの発光強度の変化をモニタ
ーしたが、この他にも7ノ素(F:波長706nm)J
C素(H:波長656nm)、ヘリウム(He ;波長
389nm)の発光強度もモニターした。
ーしたが、この他にも7ノ素(F:波長706nm)J
C素(H:波長656nm)、ヘリウム(He ;波長
389nm)の発光強度もモニターした。
この結果も第7図に示す。F(第7図(a))、H(第
7図(b))、He (第7図(C))のいずれを用い
ても有機ガラス膜24の減少を知ることが出来る。
7図(b))、He (第7図(C))のいずれを用い
ても有機ガラス膜24の減少を知ることが出来る。
(発明の効果)
以上説明したように、本願の第1の発明によれば、犠牲
膜としての有機ガラス膜のエツチング速度を被平坦化膜
であるシリコン酸化膜のエツチング速度より遅くなる条
件でプラズマエツチングすることにより、被平坦化膜の
被エツチング面積率が減少してエツチング速度が速くな
った有機ガラス膜と被平坦化膜とのエツチング速度が等
しくなう、有機ガラス膜と被平坦化膜とを表面が平坦と
なるようエツチングすることが出来る。
膜としての有機ガラス膜のエツチング速度を被平坦化膜
であるシリコン酸化膜のエツチング速度より遅くなる条
件でプラズマエツチングすることにより、被平坦化膜の
被エツチング面積率が減少してエツチング速度が速くな
った有機ガラス膜と被平坦化膜とのエツチング速度が等
しくなう、有機ガラス膜と被平坦化膜とを表面が平坦と
なるようエツチングすることが出来る。
なか、このプラズマエツチングのエツチングガスとして
、フッ素ガスと02ガス又は/及びCHF3ガスとの混
合ガスを用いることにより、この混合ガスの混合比の制
御で有機ガラス膜と被エツチング膜とのエツチング速度
比を容器に変化させることが出来る。
、フッ素ガスと02ガス又は/及びCHF3ガスとの混
合ガスを用いることにより、この混合ガスの混合比の制
御で有機ガラス膜と被エツチング膜とのエツチング速度
比を容器に変化させることが出来る。
筐た、本願の第2の発明によれば、上記第1の発明のエ
ツチングの際に被エツチング膜の凹部にのみ有機ガラス
膜が残存した状態になったとき、有機ガラス膜のエツチ
ング速度がさらに遅くなる条件に変えてプラズマエツチ
ングすることにより、被エツチング膜を平坦な表面形状
にエツチングすることが可能となる。
ツチングの際に被エツチング膜の凹部にのみ有機ガラス
膜が残存した状態になったとき、有機ガラス膜のエツチ
ング速度がさらに遅くなる条件に変えてプラズマエツチ
ングすることにより、被エツチング膜を平坦な表面形状
にエツチングすることが可能となる。
なお、有機ガラス膜が被エツチング膜の凹部にのみ残存
したことを検出する手段として、プラズマエツチング中
にCo 、 F 、 H、Heなどの特定物質の発光強
度変化を利用することにより、容易にかつ正確に検出す
ることが可能である。
したことを検出する手段として、プラズマエツチング中
にCo 、 F 、 H、Heなどの特定物質の発光強
度変化を利用することにより、容易にかつ正確に検出す
ることが可能である。
第1図は第1@の発明の実施例を示す図、第2図及び第
3図は有機がラス膜とシリコン酸化膜とのエツチング速
度比を示す図、第4図はエツチングガスの差による平坦
度の違いを示す図、第5図は第2の発明の実施例を示す
図、第6図及び第7図は発光強度の変化を示す図である
。 1.21・・・シリコン基板、2,22・・・BPSG
膜、3.23・・・第1のAt配線パターン、4,6.
24・・・シリコン酸化膜、5,25・・・有機ガラス
膜、7゜26・・・第2のAt配線ノソターン。
3図は有機がラス膜とシリコン酸化膜とのエツチング速
度比を示す図、第4図はエツチングガスの差による平坦
度の違いを示す図、第5図は第2の発明の実施例を示す
図、第6図及び第7図は発光強度の変化を示す図である
。 1.21・・・シリコン基板、2,22・・・BPSG
膜、3.23・・・第1のAt配線パターン、4,6.
24・・・シリコン酸化膜、5,25・・・有機ガラス
膜、7゜26・・・第2のAt配線ノソターン。
Claims (2)
- (1)表面に凹部を有する被エッチング膜上に、有機基
を有するガラス膜を表面を平坦に形成する工程と、 この後、フッ素系ガスと、酸素ガス、三フッ化メタンガ
スの少なくとも一方との混合ガスを用い、この混合ガス
の混合比を前記ガラス膜のエッチング速度が前記被エッ
チング膜のエッチング速度より遅くなる条件に設定して
プラズマエッチングすることにより、表面が平坦な前記
被エッチング膜と前記ガラス膜との積層膜を得る工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - (2)表面に凹部を有する被エッチング膜上に、有機基
を有するガラス膜を表面を平坦に形成する工程と、 この後、フッ素系ガスと、酸素ガス、三フッ化メタンガ
スの少なくとも一方との混合ガスを用い、この混合ガス
の混合比を前記ガラス膜のエッチング速度が前記被エッ
チング膜のエッチング速度より遅くなる第1の条件に設
定してプラズマエッチングすることにより、前記凹部に
のみ前記ガラス膜が残存した表面が平坦な前記被エッチ
ング膜と前記ガラス膜との積層膜を得る工程と、 この積層膜を前記混合ガスを用いて、この混合ガスの混
合比を前記第1の条件に比べて前記ガラス膜のエッチン
グ速度がさらに遅くなる第2の条件に設定してプラズマ
エッチングすることにより表面が平坦な被エッチング膜
を得る工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31514789A JPH03177022A (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31514789A JPH03177022A (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177022A true JPH03177022A (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=18061980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31514789A Pending JPH03177022A (ja) | 1989-12-06 | 1989-12-06 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03177022A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555181A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
KR100251108B1 (ko) * | 1997-04-29 | 2000-05-01 | 전주범 | 매립된비어컨택을가지는박막형광로조절장치및그제조방법 |
JP2002515647A (ja) * | 1998-05-11 | 2002-05-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 高密度プラズマシステムを用いた半導体デバイスの平坦化方法 |
-
1989
- 1989-12-06 JP JP31514789A patent/JPH03177022A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0555181A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Nec Corp | 半導体装置の製造方法 |
KR100251108B1 (ko) * | 1997-04-29 | 2000-05-01 | 전주범 | 매립된비어컨택을가지는박막형광로조절장치및그제조방법 |
JP2002515647A (ja) * | 1998-05-11 | 2002-05-28 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 高密度プラズマシステムを用いた半導体デバイスの平坦化方法 |
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