JPH03176582A - ストッパを有する蝶番部材 - Google Patents

ストッパを有する蝶番部材

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JPH03176582A
JPH03176582A JP30994289A JP30994289A JPH03176582A JP H03176582 A JPH03176582 A JP H03176582A JP 30994289 A JP30994289 A JP 30994289A JP 30994289 A JP30994289 A JP 30994289A JP H03176582 A JPH03176582 A JP H03176582A
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JP
Japan
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cylinder
stopper
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piston
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JP30994289A
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Inventor
Kozo Kinoshita
木下 幸三
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Takasago Industry Co Ltd
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Takasago Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、蝶番部材に関し、特に柱等の固定側部材及び
ドアなどの回動側部材にそれぞれ固着されるヒンジ部材
の動きを規制するようζこしたストッパを有する蝶番部
材に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ドアは蝶番部材を介して柱等の固定側部材に回
動可能に連結されるものであるが、このドアを所定位置
まで開放した状態で固定することは蝶番部材以外の部材
を使用することにより行われている。又、例えば第2図
にて示したような机(20)に対して、この机(20)
上の面積を増大させるための補助机(21)を蝶番部材
で連結しておき、この補助机(21)を第2図の仮想線
に示した位置にて保持する場合にも、蝶番部材以外の部
材を使用して固定するようにしている。
このように、柱あるいは机等の固定側部材に対して、ド
アあるいは補助机等の回動側部材を回動可能に連結する
従来の蝶番部材では、回動側部材を所定位置に固定する
場合に、他の固定部材を必要とするため、この固定部材
のための設置空間や場所が蝶番部材のそれと別に必要と
なるだけでなく、蝶番部材と固定部材とを別々に必要と
するという不便があった。
そこで、本発明者は、蝶番部材と固定部材とを一体化す
れば非常に便利になるから、そのようにするにはとうし
たらよいかについて種勺検討を重ねてきた結果、本発明
を完成したのである。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その
解決しようとする課題は、従来の蝶番部材によっては、
回動側部材を固定側部材に対して固定できないという不
便さである。
そして、本発明の目的とするところは、ストッパを組み
込んで、回動側部材の回動を固定側部材に対する所定位
置で伴出することのできる蝶番部材を簡単な構成によっ
て提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、請求項1に記載の本発明
の採った手段は、実施例において使用する符号を付して
説明すると、 「固定側部材及び回動側部材にそれぞれ固着される複数
のヒンジ部材(11)と、これら各ヒンジ部材(11)
をそれぞれ固着したシリンダ部材(12)と、これら各
シリンダ部材(12)の他のシリンダ部材(12)と対
向する部分にその軸方向に形成した切欠(13)と、各
シリンダ部材(12)内にて移動可能に収納されて各シ
リンダ部材(12)を連結するピストン部材(14)と
、このピストン部材(14)と一体的でその軸方向に位
置して切欠(13)内に収納されるストッパ(15)と
、ピストン部材(14)を元位置に復帰させる復帰装置
(16)とを備えたことを特徴とするストッパを有する
蝶番部材(10)J である。
又、請求項2に記載の本発明の採った手段は、「前記シ
リンダ部材の切欠は、シリンダ部材の内面部分にのみ形
成されたものである請求項1に記載のストッパを有する
蝶番部材」である。
(発明の作用) 以上のように構成した本発明に係る蝶番部材(10)の
作用を、図面を参照して以下に説明する。
まず、二個のヒンジ部材(11)を有する蝶番部材(1
0)について説明すると、この蝶番部材(lO)は、第
2図に示すような机(20)と補助机(21)間に取り
付ける前においては、通常第3図に示したような状態に
ある。すなわち、各ヒンジ部材(11)を一体化したシ
リンダ部材(12)は、その中に挿通したピストン部材
(I4)によって、その軸方向への移動と半径方向への
回動のみが許容された状態で一体化Jr h 11.%
スムのTふL子1.7−この蝶番部材(lO)における
ピストン部材(14)は、復帰装置(16)により各シ
リンダ部材(12)に対して第3図の図示右方向に付勢
されており、このピストン部材(14)と一体的なスト
ッパ(15)は、第4図に示したように、両シリンダ部
材(12)の各切欠(13)内に跨って収納された位置
(回動規制位置)にある。
そして、この蝶番部材(lO)は、その各ヒンジ部材(
11)を、ドアあるいは第2図に示した補助机(21)
等の回動側部材及び柱あるいは第2図に示した机(20
)の天板の端部下面にそれぞれ固定する。
このとき、各シリンダ部材(12)の端面が他のシリン
ダ部材(12)の端面に密着するように位置決めされる
。これにtす、回動側部材と固定側部材間に当該蝶番部
材(10)が配置固定されるのであるが、この蝶番部材
(10)は第3図及び第4図に示したような状態となる
すなわち、所定位置に配置固定された蝶番部材(In)
l;” CイY 1寸−7A 2 団+;” x I、
 fy上* L iW侭Ha(】6)によってピストン
部材(14)が籾量(な置ここ(夏帰した状態にあり、
この時には、ピストン部材(14)に一体止したストッ
パ(15)が各シリンダ部を才(12)に形成した切欠
(13)内に係合してし)ろ。すな4つち、第4図に示
したように、一つのスト・ソ/?(+5)ζよ、二個の
シリンダ部材(12)にそれぞれ形成した二つの切欠(
13)内に両者をまたいだ状態で収納されている回動規
制位置にあり、これにより一方のシI)ンダ部材(12
)に対して他方のシリンダ部材(12)ζよ回動しない
状態になっているのである。
この状態から、復帰装置(16)の作用ζこ抗してピス
トン部材(14〉を動かせば、第6図及び第7図tこ示
すように、このピストン部材(14)とともζこストッ
パ(15)も移動する。これにより、ピストン部材(1
4)は、第7図1こ示したように、一方のシI)ンダ部
材(12)に形成した切欠(13)内ζこ完全に収納さ
れて、他のシリンダ部材(12)の切欠(13)とζよ
イ系合しなくなるから、この他のシリンダ部キ才(12
)tよ、ピストン部材(14)を収納しているシリンダ
部材(12)に対して自在に回動し得る状態になるので
ある。
従って、第2図に示した使用例で説明すると、補助机(
21)は机(20)に約して回動が自在となるのである
そこで、この補助机(21)を更に回動させることによ
り、一方のシリンダ部材(12)の切欠(13)内に収
納されていたストッパ(15)が、他方のシリンダ部材
(12)の他の切欠(13)に対向すると、このストッ
パ(+5)は復帰装置(16)の作用によって切欠(1
3)内に係合する。これにより、他方のシリンダ部材(
12)の回動は再び停止されるのである。勿論この場合
、机(20)に対する補助机(21)の固定角度は、他
方のシリンダ部材(12)に形成した各切欠(13)の
位置によって決定されるが、この固定角度は各切欠(1
3)の形成位置を例えば第5図に示したようにすること
によって自由に決定できるものである。
尚、以上のような二個のヒンジ部材(11)及びシリン
ダ部材(12)を有する蝶番部材(lO)においては、
これにより比較的自由に動き得る補助机(21)を机(
20)に連結して、この補助机(21)を前述したよう
に回動させたとき、復帰装置(16)によって両シリン
ダ部材(12)間がピストン部材(14)の両端の長さ
に応じた分だけ離れることがあり得る。しかしながら、
蝶番部材(10)を一つだけ用い、他の蝶番を通常のも
のとしたり、蝶番部材(lO)の向きを変えて用いれば
、シリンダ部材(12)間がピストン部材(14)の両
端の長さに応じた分だけ離れることを防止することがで
きる。
そして、机(20)に対して補助机(21)を所定位置
に回動させて、ストッパ部材(15)を各シリンダ部材
(12)の両切欠(13)内に完全に収納させることに
より、補助机(21)の机(20)に対する固定は確実
になされる。このような蝶番部材(10)をドアに使用
した場合には、復帰装置(16)の付勢力よりも大きい
ドア自体の重量によって、両シリンダ部材(12)問が
開くことはない。
又、第3図に示した例においては、復帰装置(16)と
して具体的に圧縮スプリングを採用し、ピストン部材(
14)の一端をシリンダ部材(12)の外方に突出させ
てこれを圧縮スプリングの作用に抗してストッパ(15
)による固定解除をするようにした場合について説明し
たが、この復帰装置(16)をソレノイドや圧力流体を
封入したシリンダB q等によって構成すれば、ピスト
ン部材(14)による固定解除を自動的に行うことが可
能である。尚、スプリングは、シリンダ部材(12)の
外方に突出するピストン部材(14)の一端に巻装して
もよい。
以上の作用の主要部分は、第9図〜第11図に示した蝶
番部材(10)すなわち三個のヒンジ部材(11)及び
シリンダ部材(12)を有する蝶番部材(10)におい
ても、次の点を除いて同様である。つまり、第1図に示
した蝶番部材(10)においては、その各シリンダ部材
(12)間が場合によっては開くことがあったが、この
三つのヒンジ部材(11)を有する蝶番部材(lO)に
おいては、両側に位置するヒンジ部材(11)を補助机
(21)等に固定してしまうから、各シリンダ部材(1
1)間が開くようなことはないのである。
(実施例) 次に、請求項1に記載の本発明に係る蝶番部材(10)
を、図面に示した実施例に従って詳細に説明する。
第1図には、本発明に係る蝶番部材(10)が示してあ
り、この蝶番部材(10)は、固定側部材及び回動側部
材にそれぞれ固着される二個のヒンジ部材(11)と、
これら各ヒンジ部材(11)をそれぞれ固着したシリン
ダ部材(12)と、これら各シリンダ部材(12)の他
のシリンダ部材(12)と対向する部分にその軸方向に
形成した切欠(13)と、各シリンダ部材(I2)内に
て移動可能に収納されて各シリンダ部材(12)を連結
するピストン部材(14)と、このピストン部材(14
)と−法的でその軸方向に位置して切欠(13)内に収
納されるストッパ(15)と、ピストン部材(14)を
元位置に復帰させる復帰装置(16)とを備えている。
そして、この蝶番部材(10)は、第2図に示した机(
20)に対して補助机(21)を連結する場合等に使用
されるものである。
各ヒンジ部材(11)は、固定側部材である机(20)
の裏面又は回動側部材である補助机(21)の裏面に木
ネジ等によって固定されるものであり、これら各ヒンジ
部材(11)は一体成形あるいは溶接等によって各シリ
ンダ部材(+2)と−法的にしである。これらヒンジ部
材(11)及びシリンダ部材(12)の数はそれぞれ同
一であるが、第1図に示したように単に2個のみを使用
して蝶番部材(lO)を構成するようにしてもよいし、
第9図に示したようにこれらを3個以上使用して蝶番部
材(10)を構成するようにしてもよいものである。そ
して、一方のシリンダ部材(12)にはその軸方向に位
置して端部にて開口する一つ又は二つの切欠(13)が
形成してあり、この切欠(+3)に対向する複数の切欠
(+3)が他方のシリンダ部材(12)に形成してあっ
て、これら各シリンダ部材(12)の切欠(13)は第
4図に示したように各シリンダ部材(12)の軸方向と
一致するストッパ(15)のための移動空間を形成する
ものである。
尚、他方のシリンダ部材(12)に形成される切欠(1
3)は、この他方のシリンダ部材(12)の固定位置を
定めるものであるから、第6図に示したような状態で形
成しておけば、第3図に示した机(20)に刻して、補
助机(21)を水平状にて支持させることができること
は勿論のこと、45°あるいは1356の角度でも支持
させることができるものであり、又この蝶番部材(10
)をドアの連結に使用した場合、ドアを所定量開放した
状態にするとき等に非常に便利となる。又、各切欠(1
3)内には、後述のストッパ(15)が挿入されるので
あるから、第8図に示すように、各切欠(13)の端部
にテーパ面(18)を形成したり、これとは逆にストッ
パ(15)の#部にテーパ面を形成して実施するとよい
以上のような切欠(13)を有する各シリンダ部材(1
2)内には、第3図又は第6図に示すようにピストン部
材(14)が挿通してあり、本実施例におけるこのピス
トン部材(14)は左右の長さを全シリンダ部材(12
)の長さより僅かに長くなるように構成して、両端にナ
ツト等を締結することにより、シリンダ部材(12)に
対する抜は止めが施しである。又、本実施例においては
、このピストン部材(14)の中央部を各シリンダ部材
(12)の内径と同程度の外径を有するものとして形成
してあり、これによりこのピストン部材(14)は、そ
の軸芯が各シリンダ部材(12)の軸心と略一致する状
態で、各シリンダ部材(12)内を安定的に移動するよ
うにしである。
そして、第3図及び第6図に示したように、各シリンダ
部材(12)内に収納したピストン部材(14)には、
各切欠(I3)内に収納し得る厚さの板状のストッパ(
15)がピストン部材(14)の軸方向に一体的に形成
しである。このストッパ(15)は、第4図に示したよ
うに、両方のシリンダ部材(12)の各切欠(13)内
に収納されることにより、各シリンダ部材(12)の相
対回転を阻止するものであり、第7図に示したように一
方のシリンダ部材(12)の切欠(13)内に完全に収
納されたとき、両シリンダ部材(12)の相対回転を許
容するものである。
又、第3図及び第5図に示した例の場合、ピストン部材
(14)に2個のストッパ(I5)を設けてこれに対応
してストッパ(15)が収納される側の切欠(13)を
シリンダ部材(12)に2個形成した例について説明し
ているが、ストッパ(15)及びこれが収納される側の
切欠(13〉をそれぞれ1個づつにして実施しても良い
ものである。この場合には、ストッパ(15)が収納さ
れない側のシリンダ部材(12)に複数の切欠を形成す
ることにより、これらの切欠(13)の全てが角度調整
のために役立たせることが出来るのである。
本実施例におけるピストン部材(14)は、一方のシリ
ンダ部材(12)内に収納した圧縮スプリングからなる
復帰装置(16)によって、第3図の図示右方に常に付
勢されている。つまり、この蝶番部材(10)における
ピストン部材(14)の初期位置は、第3図及び第4図
に示した位置(回動規制位置)であり、この状態に常に
復帰するようにこの復帰装置(16)が作用するのであ
る。尚、この復帰装置(16)に代えて、ソレノイドや
圧力流体を使用するシリンダ等を採用して゛実施すれば
、ピストン部材(14)の移動を自動化することができ
るものである。
以上のピストン部材(14)は、第3図に示したように
、その両端が各シリンダ部材(12)から突出するもの
として構成してあり、これら両端にナツトを螺着するこ
とにより各シリンダ部材(12〉に対する抜は止めがな
されている。又、本実施例においては、第3図の図示右
端がつまみ部(17)としてあり、このつまみ部(17
)によってピストン部材(14)を復帰装置(16)の
作用に抗して押すことにより、ピストン部材(14)の
各シリンダ部材(12)に対する移動を行うようにしで
ある。
第9図〜第11図には、他の実施例に係る蝶番部材(1
0)が示しである。この蝶番部材(10)においては、
三個のヒンジ部材(11)及びシリンダ部材(12)を
−本のピストン部材(14)によって−法化することに
よって構成している。そして、この蝶番部材(10)は
、左右のヒンジ部材(11)を机(20)等に固定する
とともに、中央のヒンジ部材(11)を補助机(21)
等に固定して使用されるものである。
又、第1図において示した蝶番部材(lO)におけるス
トッパ(15)は少なくとも二本のピン(15a)によ
って構成している。各ビン(15a)は、ピストン部材
(14)の所定位置に形成した穴内に植設すればよいた
め、ピストン部材(14)に対する固定が容易になって
いるだけでなく、各切欠(13)内への係合も容易とな
っているものである。
第12図から第15図は請求項2に記載の本発明に対応
する実施例が記載されている。尚、前記実施例と同一構
成の部材については、前記実施例と同一の符号を付して
その説明を省略する。
第12図及び第13図に示す!I番部材(10)におい
ては、三個のヒンジ部材(11)及びシリンダ部材(1
2)を−本のピストン部材(14)によって−法化する
ことによって構成している。そして、第14図に示すよ
うにピストン部材(14)の拡径部と対応する二つのヒ
ンジ部材(11)には、切欠(13)が形成された筒状
部材(19)が嵌合され溶接等によって強固に固着され
ている。従って、切欠くi3)は、シリンダ部材(12
)の内面部分に簡単に形成することができる。尚、この
筒状部材(19)のシリンダ部材(12)に対する固着
は、第15図に示すようにボルト(19a)によって行
ったり、他の固着手段を用いてもよい。又、別体の筒状
部材(19)を用いないでシリング部材(12)の内面
部分に切欠(13)を直接形成してもよい。このように
して、シリンダ部材(12)の切欠(+3)は、シリン
ダ部材(12)の内面部分にのみ形成される。本実施例
の蝶番部材(10)は、前記実施例と同様に作用し、各
ヒンジ部材(11)の相対位置を切欠(13)とストッ
パ(15)が対応する所定の角度に固定して停止させる
ことができる。
上記本実施例の蝶番部材(10)においては、切欠(1
3)ζこよるシリンダ部材(12)の強度低下を抑える
ことができ、簡単な構成でありながら耐久性に優れたも
のとすることができる。従って、自動販売機等の扉のよ
うに重い扉の蝶番として使用した場合等においてもその
扉の所定角度における停止を確実に行うことができる。
又、シリンダ部材(12)の強度低下を抑えることがで
きるため、第15図に示すようにストッパ(15)の形
状を三角形状とし、切欠(13)の数を多くしてストッ
パによる停止位置の細かい角度調節を確実に行うことが
可能となる。
又、切欠(13)がシリンダ部材(12)の内面に隠れ
た状態となっているので、切欠(13)からシリンダ部
材(12)内に塵等が侵入してシリンダ部材(12)の
回動が阻害されることを防止することができ、又外観を
従来の蝶番と同様にすることができる。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、スト
ッパの材質を適宜変更して例えば予め設定した以上の力
若しくは温度等が加えられたときにはストッパが容易に
切断されてしまうようにしておき、所定の場合にはスト
ッパ機能を喪失するようにし、異常な力若しくは温度に
対する安全装置として機能する蝶番部材を提供すること
もできる。又、ストッパをピストン部材(14)から容
易に抜き差しできるようにしておけば、通常の蝶番部材
として使用することもできる。
その他、つまみ部(17)を合成樹脂で被覆して操作性
を高める等、本発明は、本発明の趣旨から逸脱しない範
囲で適宜変更して実施してもよい。
(発明の効果) 以上説明した通り、請求項1に記載の本発明においては
、蝶番部材の他に特別な停止手段を設けることなく、蝶
番自体にストッパを組み込んで、その蝶番を操作するだ
けで簡単に回動側部材の回動を固定側部材に対する所定
位置で停止することのできる11番部材を簡単な構成に
よって提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載の本発明においては、請求項1に記載の
効果に加え、切欠によるシリンダ部材の強度低下を抑え
ることができ、耐久性に優れた蝶番部材を簡単な構成に
よって提供することができ、重量の大きな回動側部材の
回動をも固定側部材に対する所定位置で簡単かつ確実に
停止することができるという実用上優れた効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載の本発明に係る蝶番部材の斜視
図、第2図は本発明に係る蝶番部材を使用して机に補助
机を取り1すCすた機能を示す正面図、第3図は第1図
のf−r線に沿ってみた断面図、第4図は第3図に示し
た蝶番部材の部分拡大平面図、第5図は第1図の■−■
線に沿ってみた拡大断面図、第6図はピストン部材がシ
リンダ部材内にて移動したときの断面図、第7図は第6
図に示した蝶番部材の部分拡大平面図、第8図は切欠の
他の実施例を示すための1!i番部材の部分拡大平面図
、第9図は請求項1に記載の本発明に係る蝶番部材の他
の実施例を示す斜視図、第10図は第9図の■−■線に
沿ってみた断面図、第11図はストッパの係合が解かれ
たときの断面図、第12図から第15図は請求項2に記
載の本発明に対応する実施例を示し、第12図は蝶番部
材の分解斜視図、第13図は蝶#部材の断面図、第14
図は第13図のIV−IV線に沿ってみた拡大断面図、
第15図は蝶番部材の他の実施例を示す拡大断面図であ
る。 IO・・・蝶番部材、 材、 13・・・切欠、 16・・・復帰装置、 机。 符号の説明 11・・・ヒンジ部材、12・・・シリンダ部14・・
・ピストン部材、15・・・ストッパ、19・・・筒状
部材、20・・・机、21・・・補助銀  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定側部材及び回動側部材にそれぞれ固着される
    複数のヒンジ部材と、これら各ヒンジ部材をそれぞれ固
    着したシリンダ部材と、これら各シリンダ部材の他のシ
    リンダ部材と対向する部分にその軸方向に形成した切欠
    と、前記各シリンダ部材内にて移動可能に収納されて前
    記各シリンダ部材を連結するピストン部材と、このピス
    トン部材と一体的でその軸方向に位置して前記切欠内に
    収納されるストッパと、前記ピストン部材を元位置に復
    帰させる復帰装置とを備えたことを特徴とするストッパ
    を有する蝶番部材。
  2. (2)前記シリンダ部材の切欠は、シリンダ部材の内面
    部分にのみ形成されたものである請求項1に記載のスト
    ッパを有する蝶番部材。
JP30994289A 1989-09-04 1989-11-28 ストッパを有する蝶番部材 Pending JPH03176582A (ja)

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JP30994289A JPH03176582A (ja) 1989-09-04 1989-11-28 ストッパを有する蝶番部材

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JP22972289 1989-09-04
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JP (1) JPH03176582A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198214A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Yokota Tomomi 乗物型家具
US7404234B2 (en) * 2002-02-02 2008-07-29 Lg Electronics Inc. Hinge structure for flat visual display device

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