JPH03175131A - 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置 - Google Patents

2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Info

Publication number
JPH03175131A
JPH03175131A JP31713089A JP31713089A JPH03175131A JP H03175131 A JPH03175131 A JP H03175131A JP 31713089 A JP31713089 A JP 31713089A JP 31713089 A JP31713089 A JP 31713089A JP H03175131 A JPH03175131 A JP H03175131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel injection
pulse width
engine
injector
fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31713089A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kurosu
黒須 信一
Mitsugi Naganami
長南 貢
Fusao Tachibana
立花 房雄
Hideyuki Ishikawa
石川 英幸
Kazuo Suzuki
和夫 鈴木
Yoshiki Yuzuriha
杠 芳樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd, Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP31713089A priority Critical patent/JPH03175131A/ja
Publication of JPH03175131A publication Critical patent/JPH03175131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、インジェクタの性能限界に応じて燃料噴射タ
イミングを制御する2サイクルエンジンの燃料噴射制御
装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]近年、エ
ンジン制御においては、マイクロコンピュータによる電
子制御の技術が一般化し、広く採用されるようになった
。この技術においては、各種センナで検出したエンジン
状態パラメータに基づいてマイクロコンピュータにより
燃料噴[1を演算し、この燃料噴射量に相応するパルス
幅の駆動パルス信号をインジェクタ出力して所定のタイ
ミングで燃料を噴射する。
このような燃料噴射制御の技術は、まず、4サイクルエ
ンジンにおいて確立され、次いで、2ザイクルエンジン
においても、マイクロコンビュ−タによる燃料噴射制御
の試みが種々提案されつつあり、例えば、特開昭63−
255543号公報には、クランク室に新気を導入する
主吸気通路とクランク室内に直接新気を導入する副吸気
通路とに、それぞれ、燃料噴射弁(インジェクタ)を配
し、各燃料噴射弁の噴射タイミング及び噴射量を制御す
る制御手段を設ける技術が開示されている。
ところで、エンジンの燃料噴射制御における燃料噴射の
タイミングは、基本的にエンジン回転に同期して行われ
るものが多く、この回転同期の燃料噴射制御では、4I
ナイクルエンジンのポート噴射の場合、1燃焼がクラン
ク角720′毎、すなわちエンジン2回転毎であるため
、1燃焼に必要な燃料を供給するに当って、金気筒周時
晴朗、グループ噴射、シーケンシャル噴射などの各種方
式が採用されている。
上記全気筒同時噴射方式では、1燃焼に必要な燃料の1
72をエンジン1回転毎に全気筒同時に噴射し、上記グ
ループ噴射方式では、1燃焼に必要な燃料をエンジン2
回転毎にグループ気筒毎に噴射する。また、上記シーケ
ンシ1/ル噴射方式では、1燃焼に必要な燃料をエンジ
ン2回転毎に各気筒独立してnA Q(する。
一方、2サイクルエンジンにおいては、1燃焼がクラン
ク角360°毎、ずなわらエンジン1回転毎であるため
、1燃焼に必要な燃料は、基本的にエンジン1回転毎に
供給しなければならない。
すなわち、2サイクルエンジンでは、同一回転数で4サ
イクルエンジンに比較して燃焼行程数が2倍であり、高
出力の得られるところとなっているが、反面、燃料供給
通が増加して人容徂のインジェクタが必要となり、しか
も、スロットル全問の高回転、高負荷運転域と、アイド
ルl、¥などの低回転、低負荷運転域とで、上記インジ
ェクタの1噴射当りの燃料噴lNff1の差が大きくな
る。
この場合、上記インジェクタの容量が小さいと、高回転
、高負荷運転時に、燃料噴射パルス幅すなわち上記イン
ジェクタの開弁時間が長くなり、4ナイクルエンジンに
対して燃焼行程間の時間がクランク角3600相当の時
間しかないため、上記インジェクタの休止時間の余裕が
ほとんどないものとなる。従って、上記インジェクタが
全開状態となって制御不能となるばかりでなく、燃料噴
射量が不足するおそれがある。
しかしながら、上記インジェクタの容量を単に大きくし
ただけでは、低回転、低負荷運転時に燃料噴射パルス幅
が大幅に小さくなり、上記インジェクタの開弁時間が微
小となって上記インジェクタの性能限界以下となってし
まう。従って、燃料噴1fflがばらついて空燃比が悪
化し、エンジン回転数変動を招くばかりでなく、著しく
は、エンストに至る場合がある。
すなわち、2サイクルエンジンでは、4サイクルエンジ
ンに比較して、より広いダイナミックレンジを有するイ
ンジェクタが要求され、このようなインジェクタは現実
的に開発が困難であるばかりでなく、特殊なインジェク
タとなって大幅なコスト上昇を招くという問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、特殊なイ
ンジェクタを用いることなく、通常のダイナミックレン
ジを有するインジェクタを用い、燃料噴射を最適な状態
に保って燃焼の安定化を図ることのできる2サイクルエ
ンジンの燃料噴射制御装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明による2サイクルエンジ
ンの燃料噴射パルス幅は、1回の燃焼行程に対し、必要
燃料噴射量を供給りるための第1燃料噴羽パルス幅を算
出する第1燃料噴射パルス幅算出手段と、2回の燃焼行
程に対し、必要燃料噴射量を供給するための第2燃料噴
射パルス幅を算出する第2燃料噴射パルス幅算出手段と
、インジェクタの制御可能最小パルス幅に基づいて、上
記第1燃料噴射パルス幅算出手段で締出した第1燃料噴
剣パルス幅が制御可能域内にあるか否かを判別し、上記
第1燃料噴射パルス幅が制御可能域内にあると判別した
とき、上記第1燃料噴剣パルス幅をエンジン1回転毎に
1回上記インジェクタに出力し、上記第1燃料噴射パル
ス幅が制御可能城西にないと判別したとき、上記第2燃
料噴剣パルス幅算出手段で算出した第2燃料噴射パルス
幅をエンジン2回転毎に1回上記インジェクタに出力す
るインジェクタ燃料噴射制御手段とを備えたものである
[作 用] 上記構成において、第1燃料噴射出算出手段により第1
燃料噴射パルス幅が算出され、インジェクタのυIII
可能最小パルス幅に基づいて、上記第1燃料噴射パルス
幅が制御可能域内にあるか否かが、インジェクタ燃料噴
射制御手段により判別される。
そして、上記第1燃料噴射パルス幅が制御可能域内にあ
ると判別されたとぎ、上記第1燃料噴銅パルス幅がエン
ジン1回転毎に1回上記インジェクタに出力され、2サ
イクルエンジンの1回の燃焼行程で必要とされる燃料が
供給される。
一方、上記第1燃料噴射パルス幅が制御可能域内にない
と判別されたとき、上記インジェクタからの燃料噴射タ
イミングが切換えられ、第2燃料噴射パルス幅算出手段
により算出された第2燃料噴射パルス幅がエンジン2回
転毎に1回上記インジェクタに出力され、2サイクルエ
ンジンの2回の燃焼行程で必要とされる燃料が供給され
る。
[発明の実施例1 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はu制御装置の
Il能ブロック図、第2図はエンジン制御系の概略図、
第3図はCDIユニットの回路図、第4図はフライホイ
ールの正面図、第5図はCDIパルスと燃料噴射パルス
のタイミングチャート、第6図はエンジン回転数に対す
る燃料噴射切換えを示す説明図、第7図は燃料噴射パル
ス幅設定手順を示すフローチャート、第8図は燃料噴射
タイミング設定手順を示すフローチャートである。
(エンジン制御系の構成) 第2図において、図中、符号1は、エンジン本体であり
、例えばスノーモビルなどに搭載される3気筒2サイク
ルエンジンを示す。このエンジン本体1のシリンダブロ
ック2に、吸気ボート2a、排気ボート2bが形成され
、また、シリンダヘッド3の各気筒毎に、その先端を燃
焼室に露呈する点火プラグ4が取付けられている。
また、上記エンジン本体1のクランクケース5にクラン
クケース湯度センサ6が臨まされ、上記クランクケース
5、上記シリンダブロック2、及び、上記シリンダヘッ
ド3に、つl−タジャケット7が設けられている。
また、上記シリンダブロック2の各吸気ボート2aに、
インシュレータ8を介してインテークマニホルド9が連
通され、このインテークマニホルド9に設けられたスロ
ットルバルブ9aに、スロットル開度センサ10が介装
され、さらに、上記インテークマニホルド9の各気筒の
各吸気ボート2aの直上流側に、インジェクタ11が配
設されている。
また、上記インテークマニホルド9の上流側に、図示し
ないエアクリーナが格納されたエアボックス12が連通
され、このエアボックス12に、吸気温センサ13が臨
まされている。
上記インジェクタ11は、燃料供給路14を介して燃料
タンク15に連通され、上記燃料供給路14には、上記
燃料タンク15側から燃料フィルタ16、燃料ポンプ1
7が介装されている。
さらに、図中、−点鎖線で示す如く、上記インジェクタ
11はプレッシャレギュレータ18の燃料室18aに連
通しており、この燃料室18a下流側が上記燃料タンク
15に連通されるとともに、上記プレッシャレギュレー
タ18の調圧室18bが上記インテークマニホールド9
に連通されている。
すなわち、上記燃料タンク15がら上記燃料フィルタ1
6を経て上記燃料ポンプ17によって圧送される燃料が
、上記インジェクタ11及びプレッシャーレギュレータ
18に至り、上記インテークマニホールド9内圧力と燃
料圧力と、の差圧が一定に保たれて上記インジェクタ1
1に供給され、上記インテークマニホールド9内圧カの
変動によって上記インジェクタ11からの燃料噴射量が
変動じないよう制御されている。
(制御ill装置の回路構成〉 一方、符号20はマイクロコンピュータからなる制御装
置<ECU)であり、このECU20のCPU (中央
演算処理装置)21.ROM22゜RAM23、バック
アップRAM24、および、I10インターフェース2
5がパスライン26を介して互いに接続されており、定
電圧回路27から所定の安定化された電圧が供給される
上記定電圧回路27は、互いに並列に接続された2つの
リレー接点、ECUリレー28のリレ接点とセルフシャ
ットリレー29のリレー接点とを介してバッテリ30に
接続されて制御用電源が供給されるとともに、上記バッ
テリ30に直接接続され、上記制御用電源OFF時に、
上記バックアップRAM24へのバックアップ電源を供
給してデータを保持する。
上記ECUリレー28は、2組のリレー接点を有し、そ
の電磁コイル28aがイグニッションスイッチ31及び
キルスイッチ32を介して上記バッテリ30に接続され
ている。上記イグニッションスイッチ31及びキルスイ
ッチ32は、各ON端子が直列に接続されるとともに、
各OF F 端子が並列に接続され、上記各スイッチ3
1.32が共にONのとき、上記ECUリレー28がO
Nし、リレー接点の一方を介して上記定電圧回路27に
$制御用電源を供給づ°る。
一方、上記イグニッションスイッチ31及び−1ニルス
イツヂ32のいずれか一方がOFF位慟0ときには、点
火装備であるCDIユニット33からのラインを短絡し
、点火カッ1〜を行なう。
尚、上記キルスイッチ32は、図示しないスノーモビル
のグリップなどに設けられた停止用スイッチであり、ま
た、上記CDIユニツ1へ33からのラインは、後述す
る点火電源短絡回路33bからのラインである。
さらに、上記バッテリ30には、上記セルフシャットリ
レー29のmlコイル29a、上記−rンジエクタ11
、及び、燃料ポンプリレー34の電磁コイル34aの各
一端が接続されるとともに、上記燃料ポンプリレー34
のリレー接点を介して燃料ポンプ17が接続されている
上記セルフシャットリレー29Gよ、上記イグニッショ
ンスイッチ31及びキルスイッチ32のいずれか一方が
OFFされてエンジンが停止した後、予め設定された時
間(例えば、10分〉だ1)上記ECU20に電源を供
給するためのもので、エンジンが冷却していない状態ぐ
の高温再始動時、上記インジェクタ11からの始動時燃
料噴射星が増偽補正され、空燃比がオーバーリッチとな
って始動困難となることを防止づるためのものである。
また、上記ECU20のI10インターフェース25の
入力ボートには、上記各セン]ノロ、10゜13が接続
されるとともに、上記ECU20に内蔵された大気圧セ
ンサ36が接続され、さらに、上記CDIユニット33
からの信弓ラインが接続されて後述するCDIパルスが
入力されるとともに、上記ECUリレー28の他方のリ
レー接点が接続されて上記バッテリ30の電圧VBがし
ニタされる。
また、上記r10インターフェース25の入力ボートに
、上記ECU20の自己診断機能をUチエツクモード(
ユーザー使用モード)とDチエツクモード〈ディーラヂ
エックモード〉とに切換える故障診断モード切換用コネ
クタ37が接続されるとともに、故障診断用コネクタ3
8が接続され、故障発生時、上記故障診断用=1ネクタ
38に、図中2点鎖線で示す車輌診断用シリアルモニタ
3つを接続して故障診断を行なう。
尚、上記故障診断モード切換用コネクタ37は、通常、
Uチエツクモードにされでおり、システムに異常が発生
すると、そのトラブルデータが上記バックアップRAM
24に記憶されて保持されるようになっている。ディー
ラのリービスステーションなどでは、上記シリアルモニ
タ3つを上記故障診断用コネクタ38を介して上記EC
U20に接続し、上記バックアップRA M 24から
1〜ラブルデータを読出して故障診断を行ない、また、
上記故障診断モード切換用コネクタ37をDチエツクモ
ードに切換えて、より詳細な故障診断を行なう。
また、上記I10インターフェース25の出力ボートに
は、上記インジェクタ11、上記燃料ポンプリレー34
のTi磁ココイル34a1び、上記しルフシャットリレ
−29の1mコイル29aが、それぞれの他端を駆動回
路40を介して接続されている。
上記ECU20のCPU21では、上記ROM22に記
憶されている制御プログラムに従い、上記CDIパルス
の入力間隔からエンジン回転数Nを算出し、このエンジ
ン回転数Nと上記スロットル開度セン勺10からのスロ
ットル開度αとに単づいて、重水燃料噴射パルス幅Tp
を設定する。
ざらに、上記RAM23に記憶されている各種データに
基づき、上記基本燃料晴朗パルス幅Tpに各種補正を加
えて補正燃料噴射パルス幅TEを淳出し、この補正燃料
噴射パルス幅TEにバッテリ電圧v8に基づく補正を加
え、後述する第1燃料噴射パルス幅T1と第2燃料噴射
パルス幅T2とを算出し、上記第1燃料噴射パルス幅T
1を、後述する制御可能パルス幅Ti5ETと比較する
そして、上記第1燃料噴射パルス幅T1が上記制御可能
パルス幅T 1sETより大きいとき、上記CDIパル
スをトリノJとしてエンジン1回転に1回、上記第1燃
料噴射パルス幅T1の駆動パルス信号を各インジェクタ
11に出力し、全気筒同時に燃料を噴射する。
また、上記第1燃料噴tJ4パルス幅T1が上記制御可
能パルス幅Ti5ET以下、かつ、エンジン回転数Nが
所定の値以下のときには、上記CDIパルスをトリガと
してエンジン2回転に1回、上記第2燃料噴耐パルス幅
T2の駆動パルス信号を各インジェクタ11に出力し、
全気筒同時に燃料を噴射する。
一方、上記エンジン本体1のクランクシャフト1aには
マグネト41が′a設され、このマグネト41のエキサ
イタコイル41a、パルサーコイル41bが上記CDI
ユニット33に接続されるとともに、上記CDIユニッ
ト33に点火コイル4aの一次側が接続されている。
さらに、上記マグネト41には、ランプコイル41G、
チャージコイル41dが備えられ、上記ランプコイル4
1CがACレギュレータ43を介してランプ、ヒータな
どの電気負荷44に接続され、また、上記チャージコイ
ル416が整流器42を介して上記バッテリ30に接続
されている。
すなわら、上記ランプコイル41Cの交流出力が上記A
Cレギュレータ43によって一定の電圧に制御され、ラ
ンプ、ヒータなどの電気0荷44に供給されるとともに
、上記チャージコイル41dの交流出力が整流器42に
よって全波整流され、上記バッテリ30が充電される。
上記CDIユニット33は、第3図に示りように、点火
回路33a1点火電源短絡回路33b、パルス検出回路
3301波形整形回路33d1デユーティ制御回路33
e1及び、パルス発生回路33fなどから構成され、上
記点火回路33aに、各気筒に配設された各点火プラグ
4の各点火コイル4aの一次側が並列に接続されるとと
もに、上記パルス検出回路33cが接続され、また、上
記点火回路33aに点火電源短絡回路33bが接続され
て一端がグランドGに接続されている。
上記点火回路33a及び上記点火電源短絡回路33bは
、マグネト41のエキサイタコイル41aからダイオー
ドD1を経由する点火用電源VIGに接続されており、
上記ダイオード01のカソードに、上記イグニッション
スイッチ31及びキルスイッチ32の各OFF端子が並
列に接続され、抵抗R1、ダイオード02を介して上記
点火ml短絡回路33bのエンジン停止用サイリスタ5
CR2のゲートに接続されている。
また、上記波形整形回路33d1デユ一テイ制御回路3
3e1及び、パルス発生回路33fは、直列に接続され
た上記イグニッションスイッチ31及びキルスイッチ3
2の各ON端子を介して上記バッテリ30に接続され、
上記パルス発生回路33fから、上記点火用m1VIG
に同期し゛たCDIパルスが出力され(第3図参照)、
上記ECtJ20のI10インターフェース25に入力
される。
上記点火回路33aは、上記点火用電源VIGに接続さ
れた点火用コンデンサC1及び点火用サイリスタ5CR
Iなどからなる周知の容重放電式点火回路であり、上記
マグネト41のフライホイール41eに対設されたパル
サーコイル41bに、上記点火用サイリスタ5CR1の
ゲートがダイオードD3、抵抗R2を介して接続され、
上記パルサーコイル41bから所定のタイミングで点火
トリガ信号が入力される。
第4図に示すように、上記フライホイール41eは、そ
の外周に#1.#2.#3気筒の各圧縮上死点前(BT
DC)θ2 (例えば、θ2=15〜20°)の位置に
、突起41r(スリットでも良い)がθ1 (例えば、
θ1=120’)の間隔で形成されており、上記フライ
ホイール410の回転に伴って上記突起41fが上記パ
ルサーコイル41bを通過する際に、電磁語導により上
記パルサーコイル41bから点火トリガ信号が出力され
る。
すなわち、本実施例においては、上記パルサーコイル4
1bから120°毎に点火トリガ信号が出力され、エン
ジン1回転に3回、全気筒〈3気筒)同時に点火が行わ
れるとともに、上記パルス売生回路33fから120°
毎にCDIパルスが出力され、このCDIパルスをトリ
ガとして、エンジン1回転に1回、あるいは、エンジン
2回φλに1回、各インジェクタ11から全気筒同時に
燃料が噴射される。
また、上記点火電源短絡回路33bは、上記点火用電源
VIGに第1のダイオードD4のアノードと第2のダイ
オードD5のアノードとが接続され、これら第1のダイ
オードD4及び第2のダイオードD5のカソードが、そ
れぞれ、抵抗R3、トリガ用コンデンサC2を介して、
としにエンジン停止用サイリスク5CR2のアノードに
接続され、上記エンジン停止用サイリスタ5CR2のカ
ソードがグランドGに接続されている。
また、上記トリガ用コンデンサC2に接続される上記第
2のダイオードD5のカソードには、PNP型トランジ
スタからなるトリガ用トランジスタTRのエミッタが接
続されており、このトリガ用トランジスタTRのベース
が抵抗R4を介して上記エンジン停止用サイリスタ5C
R2のアノードに接続されている。
さらに、上記トリガ用トランジスタTRのコレクタが、
抵抗R5、ダイオードD6を介して上記エンジン停止用
サイリスク5CR2のゲートに接続されており、また、
上記エンジン停止用サイリスク5CR2のゲートとグラ
ンドGとの間には、ノイズあるいは臨界オフ電圧上昇率
の彩管による転流防止用として、抵抗R6とコンデンt
すC3とが並列に接続されている。
(制御装置の機能構成) 第1図に示すように、ECU20の燃料噴射制御に係わ
る機能は、CDIパルスカウンタ手段51、噴射タイミ
ング判別手段52、)rラント値比較手段53、エンジ
ン回転数算出手段54、重水燃料晴朗パルス幅設定手段
55、重水燃f’l噴射パルス幅マツプMPα、各種増
量分補正係数設定手段56、補正燃料晴朗パルス幅鋒出
手段57、インジェクタ電圧補正パルス幅設定手段58
、第1燃料噴射パルス幅算出手段59、インジェクタ燃
料噴射制御手段60.第2燃料噴剣パルス幅ね出手段6
1、インジェクタ駆動手段62から構成されている。
また、上記インジェクタ燃料噴射制御手段60は、燃料
噴射パルス幅比較手段5Qa、噴DIタイミング切換判
別手段60b、エンジン回転数判別手段60c、RAM
23からなる記憶手段60d、燃料噴射パルス幅選択手
段60eから構成されている。
CDIパルスカウンタ手段51では、CDIユニット3
3からのCDIパルスをカウンタにてカウントし、カウ
ント値比較手段53へCDIパルスカウント値Cを出力
づる。
尚、上記カウンタは、インジェクタ駆動手段62からイ
ンジェクタ11へ駆動パルス信号が出力されたとき、リ
セットされ、上記CDIパルスカウント(直Cがクリア
される(C4−O)。
噴射タイミング判別手段52では、RAM23からなる
記憶手段60dの1偵銅タイミング判別フラグFLAG
の値により、上記インジェクタ11からの噴射タイミン
グが、エンジン1回転に1回であるか、あるいは、エン
ジン2回転に1回であるかを判別し、カウント値比較手
段53に噴射タイミングカウント値C8E丁をセットづ
る。
すなわち、FLAG= Oのとき、燃料噴射はエンジン
1回転に1回であると判別して、カウント値比較手段5
3へC3ET=3(クランク角360°に対応〉をセッ
トし、一方、FLAG= 1のとき、燃お1噴射はエン
ジン2回転に1回であると判別して、カウント値比較手
段53へ03ET=6(クランク角720゛に対応)を
センi・する。
カウント値比較手段53では、上記CDIパルスカウン
タ手段51にてカウントされたCDIパルスカ1クント
値Cと上記噴射タイミング判別手段52によりセットさ
れた噴射タイミングカウント値CSETとを比較し、C
≧OSETのとき、燃料噴射パルス幅選択手段60eヘ
カウントアップ信号を出力づる。
エンジン回転数算出手段54では、まず、上記CDIユ
ニット33からのCDIパルス入力間隔時間tと、この
CD(パルス入力間隔に対応するクランク角θ1 (θ
1=120”:マグネト41のフライホイール41e外
周の突起41f間の角[f)とから、周期fを求め(f
=dt/dθ〉、この周期fからエンジン回転数Nを算
出する(N=60/2πf)。
基本燃料噴射パルス幅設定手段55では、スロットル開
度センサ10からのスロットル開度αと上記エンジン回
転r!iS出手段54で算出したエンジン回転数Nをパ
ラメータとして、基本燃料噴射パルス幅マツプMPαを
検索し、基本燃料噴射パルス幅Tpを設定する。
上記基本燃料噴射パルス幅マツプMPαは、スロットル
開度αとエンジン回転数Nに対して吸入空気量を割付け
、この吸入空気量に対する基本燃料噴射パルス幅Tpを
ROM22の一連のアドレスに3次元テーブルとして格
納したもので、いわゆるスロットルスピード方式により
、スロットルバルブ9aの開閉に対してレスポンスの良
い燃料噴射制御が達成できる。
各種増量分補正係数設定手段56では、クランクケース
温度センサ6からのクランクケース21aaTmC1吸
気温センサ13からの吸気温Tmへ、及び、大気圧セン
)J′36からの大気圧POを読込み、クランクケース
温度補正、吸気温補正、高度補正に係わる各種増量分補
正像Ic0FFを設定する。
尚、上記各種増a分補正係数C0FFは、クランクケー
ス温度補正、吸気温補正、高度補正に係わる補正項が、
ROM22に記憶されているデープルから各々検索、補
間され、これらの補正項がff4算された値である。
補正燃料噴射パルス幅算出手段57では、上記基本燃料
晴朗パルス幅設定手段55で設定した基本燃料晴朗パル
ス幅Tpを、上記各種増量分補正係数設定手段56で設
定した各種増色分捕正係数C0FFにより補正し、補正
燃料噴射パルス幅T[を算出する(TtE =Tp x
cOEF)。
尚、この補正燃料噴射パルス幅TEは、エンジンの1回
の燃焼行程における必要燃料噴射組を与えるものである
インジェクタ電圧補正パルス幅設定手段58では、バッ
テリ30の電圧VBに応じて変化する上記インジェクタ
11の応答遅れ時間(パルス幅)を図示しないテーブル
から読取り、この応答遅れ時間を補間する電圧補正パル
ス幅TSを設定する。
第1燃料噴射パルス幅算出手段59では、エンジンの1
回の燃焼行程に対する燃料噴射量を、上記インジェクタ
11からの1回の燃料噴射にて供給するための上記イン
ジェクタ11に対する実際の燃料噴射パルス幅T1を算
出する。
この燃料噴射パルス@T1は、上記補正燃料噴射パルス
幅算出手段57で算出した補正燃料噴射パルス幅T[を
、上記インジェクタ電圧補正パルス幅設定手段58で設
定した電圧補正パルス幅TSにより電圧補正して算出さ
れ(T1 =TE +TS〉、記憶手段60d(R,A
M23)の所定アドレスにストアされる。
燃料噴射パルス幅比較手段60aでは、上記第1燃料噴
射パルス幅算出手段59で算出した第1燃料噴射パルス
幅T1と、ROM22に予め記憶されている上記インジ
ェクタ11の制御可能最小パルス幅T 1sET (例
えば、2m5)とを比較する。
この制御可能最小パルス幅T 1SETは、上記インジ
ェクタ11の特性から決定される性能下限パルス幅であ
り、常に安定した噴11G11の得られるパルス幅の下
限値である。
そして、TI>Ti5ETのとき、上記記憶手段60d
 (RAM23>の噴射タイミング判別フラグFLAG
をクリアしく FLAG4−0 ) 、一方、T1≦T
iS[Tのとき、噴射タイミング切換判7別手段60b
へ作動信号を出力する。
噴射タイミング切換判別手段60bでは、上記記憶手段
60d (RAM23)の噴射タイミング判別フラグF
LAGの値を調べ、FLAG= Qのとき、上記インジ
ェクタ11からの燃料噴射がエンジン1回転に1回であ
ると判別して、エンジン回転数判別手段60cへ設定I
NLI(例えば、1000rpl)との比較を指示する
動作信0を出力し、一方、FLAG= 1のとき、上記
インジェクタ11からの燃料噴射がエンジン2回転に1
回であると判別して、上記設定値NL1に所定のオフセ
ット値A(例えば、エンジン回転数NO出の最小分解能
ビット相当分)を加算し、このオフセット値へを力叫)
シた設定値NL2(NL2=NL1+A)との比較を指
示づる動作信8をエンジン回転数判別手段60Gへ出力
り′る。
エンジン回転数判別手段60cでは、上記噴射タイミン
グ切換判別手段60bからの比的指示(こより、上記エ
ンジン回転数算出手段54でζ)出したエンジン回転数
Nと、設定値N1.1あるい【よ設定値NL2とを比較
し、N≦N1.1のとき、あるい(よ、N≦NL2のと
き、上記インジェクタ11からの燃料噴射がエンジン1
回転当り1噴(t+からエンジン2回転当り1噴射への
切換と判別して、第2燃r1噴射パルス幅梓出手段61
へ演算指示を出力り−るとともに、上記記憶手段60d
(RA−M23)の噴射タイミング判別フラグFLAG
をセットづる(「l、八G← 1 ) 。
すなわち、2サイクルエンジンでは、インジェクタ11
から噴射された燃料がクランクケース5を介して燃焼室
に供給されるため、第5図に示すように、エンジン1回
転当りに1回の燃焼行程で必要な燃料を1回噴射するタ
イミングから、エンジン2回転当りに2回の燃焼行程で
必要な燃料を1回晴朗するタイミングに切換えでも、エ
ンジン1回転毎に上記クランクケース5内に燃料が滞留
するため、空燃比が変動づることはない。
また、この際、第6図に示すように、エンジン1回転に
1回の燃料噴射からエンジン2回転に1回の燃料噴射へ
の切換と、エンジン2回転に1回の燃料噴射からエンジ
ン1回転に1回の燃料噴射への切換との間に、オフセッ
ト値Aのヒステリシスが設GJられ、燃料噴射の切換に
伴なう混合気の急激な変動が防止され、制御系のハンチ
ングが防止される。
尚、エンジン高回転からの減速時など、燃料噴射がエン
ジン1回転当り1回で、T1≦Ti SETとなっても
、燃料噴+31fMを減少させる方向の制御であるため
制御不能とはならない。
第2燃料噴剖パルス幅算出手段61では、上記エンジン
回転数判別手段60cからの演鐸指示により、エンジン
の2回の燃焼行程に対する必要燃料噴1ffiを、上記
インジェクタ11からの1回の燃料噴射にて供給するた
めの上記インジIクタ11に対する実際の燃料噴射パル
ス幅T2を算出する。
この燃料噴射パルス幅T2は、上記補正燃料噴射パルス
幅算出手段57で算出した補正燃料噴射パルス幅T[を
2倍し、さらに、上記インジェクタ電圧補正パルス幅設
定手段58で設定した電圧補正パルス幅TSを加算して
電圧補正したらので(T2 =TE x2+Ts ) 
、記憶手段60d(RAM23)の所定アドレスにスト
アされる。
すなわち、上記電圧補正パルス幅TSGよ、上記インジ
ェクタ11の1回の作動にお【プる応答遅れ時間(パル
ス幅)であるため、エンジンの2同の燃焼行程に対する
必要燃料噴射量を上記インジェクタ11からの1回の燃
料噴射にて供給するためには、上記補正燃料噴射パルス
幅T[のみを2(八し、この2倍した燃料噴射パルス幅
に対し上記′市圧補正パルス幅TSを加鋒すればよい。
燃料噴射パルス幅選択手段60eでは、上記カウント値
比較手段53からC≧3のカウントアツプ信号が入力さ
れたどき、上記記憶手段60d(RAM23>から第1
燃料噴射パルス丁1を読出し、この第1燃料噴射パルス
幅T1のパルス幅の駆動パルス信号をインジェクタ駆動
手段62を介してインジェクタ11へ出力し、一方、上
記カウント値比較手段53からC≧6のカウントアツプ
信号が入力されたときには、上記記憶手段60d(RA
M23)から第2燃料噴射パルスT2を読出し、この第
2燃料噴劃パルス幅T2のパルス幅の駆動パルス信号を
インジェクタ駆動手段62を介してインジェクタ11へ
出力する。
(動 作〉 次に、上記構成による実施例の動作について説明づる。
まず、エンジンがクランキングすると、マグネト41の
14:リーイタコイル41aで発生した間欠的な電圧が
ダイオードD1によって半波整流されて印加され、点火
回路33aの点火用コンデンサC1が充電される。
そして、上記マグネト41のパルサーコイル41bから
所定のクランク位置でl信号電圧が出力され、この基準
信号電圧がダイオードD3.抵抗R2を介して点火用1
ナイリスタ5CRIのゲートに印加される。
上記基準信号電圧が上記点火用サイリスタ5CIt1の
トリガーレベルに達すると1、上記点火用サイリスタ5
CR1がターンオンし、上記点火用コンデンサ゛C1に
蓄えられていた電荷が、点火用コンアン9011点火用
サイリスタ5CR1→点火コイル4a−次側→コンデン
サC1からなる開回路内に瞬間的に放電される。これに
より、上記点火コイル4aの二次側に極めて立上がりの
大きい高電圧が発生し、点火プラグ4がスパークする。
同時に、上記点火コイル4a−次側の点火波形が、パル
ス検出回路33cによって検出され、波形整形回路33
dにて波形整形されてデコーティ制御回路33eで所定
のパルス幅にされ、パルス発生回路33fから上記点火
用電源VIGに同期したCDIパルスが出力され、EC
U20に入力される。
上記ECU20では、上記CDIパルスに基づき、エン
ジン回転数が噴射許可回転数以上となると、例えば、ク
ランクケース温度センサ6からのクランクケース温度T
l1ICと人気圧センサ36からの大気圧POとからイ
ンジェクタ11に対する1発[1の燃f’J nf、I
 C)lパルス幅を設定し、エンジン始動のための燃料
噴射を行なう。
ぞして、エンジンが完爆して、始動が完了すると、通常
制御に移行し、上記インジェクタ11に対りる燃料噴射
パルス幅を読出するとともに上記CDIパルスに基づい
て燃料噴射タイミングを決定し、燃料をnO躬する。
尚、エンジンを停止する際の動作につい″C説明づると
、イグニッションスイッチ31あるいはキルスイッチ3
2がOFFされると、CDIユニット33では、上記点
火用電源VTGから抵抗R1,ダイオードD2を経て点
火電源短絡回路33bのエンジン停止用サイリスタ5C
It2のゲートに電流が流れ、上記エンジン停止用サイ
リスタ5CR2がターンオンする。そして、第1のダイ
オードD4.抵抗R3を介して上記点火用E#VIGを
略短絡するとともに、第2のダイオードD5を介してト
リガ用コンデンサC2を充電する。
こくで、上記点火用電源VrGは、第3図に示すように
間欠的な電圧であるため、エンジンが停止するまでの間
に上記点火用電if!VIGがグランドレベルとなり上
記エンジン停止用り゛イリスタ5CR2がターンオフし
た場合、上記トリガ用コンデン合すC2から放電電流が
流れ、トリガ用トランジスタTRにベース電流を供給し
てこのトリガ用トランジスタTRをオンづる。
すると、上記トリガ用トランジスタTRの導通により、
次の点火用電源VTGの発生に伴い第2のダイオードD
5→トリガ用トランジスタIR→抵抗R5→ダイオード
D6の経路で上記エンジン停止用サイリスタ5Cn2に
ゲート電流が直接供給され、上記エンジン停止用サイリ
スク5CIt2が再びターンオンして、上記点火用m&
1VIGを短絡するとともに上記トリガ用コンデンサC
2を充電する。
この過程が繰返され、上記点火用電源VIGが短絡され
て上記点火プラグ4の放電に必要な点火エネルギーが上
記点火コイル4aの一次側に供給されず、点火限界値以
下となってエンジンが停止する。
すなわち、例えば、上記キルスイッチ32を一旦OFF
させ、上記エンジン停止用サイリスタ5CR2をターン
オンさせれば、間欠的に発生する上記点火用電源VIG
によって上記エンジン停止用サイリスタ5CR2がター
ンオフしても上記キルスイッチ32をOFFの状態に保
つ必要はなく、トリ刀用コンデンサC2及び上記トリガ
用トランジスタTRによって、エンジンが停止するまで
自動的に上記エンジン停止用サイリスタ5CR2がター
ンオフからターンオンを繰返し、このとき、上記エンジ
ン停止用サイリスタ5CR2をターンオフからターンオ
ンさせる際に、上記トリガ用トランジスタTRをオンさ
せるために上記トリガ用コンデンItCZ自体の放電電
流が使われ、上記点火用電源VIGから上記エンジン停
止用Iナイリスタ5CR2に直接ゲート電流が供給され
るため、上記エンジン停止用サイリスタ5CR2を上記
トリガ用コンデンザC2自体の放電電流【゛ターンオン
させる場合に比較して、上記トリガ用トランジスタTR
の増幅作用によって上記トリガ用コンデンサC2の放電
電流が小さくでき、上記二1ンデン1す容量が大巾に小
さくできるようになっている。
(燃料晴朗パルス幅設定手順〉 次に、インジェクタ11に対する燃料噴射パルス幅設定
手順を第7図のフローチャー1・に従って説明する。
第7図に示すフローチャートは、エンジン回転に同期し
て所定周期毎に繰返されるブ[1グラムで・あり、まず
、ステップ3101で、CDIパルスの入力間隔からエ
ンジン回転数Nを鋒出し、次いで、ステップ5102で
、スロットル[13?センサ10からのスロットル開度
αを読込む。
次に、ステップ5103で、上記ステップ5101で締
出したエンジン回転数Nと上記ステップ5102で読込
んだスロットル開度αをパラメータとして、基本燃料噴
射パルス幅マツプMPαを検索し、直接、あるいは補間
により、基本燃料噴射パルス幅Tpを設定してステップ
5104へ進む。
ステップ5104では、クランクケースUIAセン1す
6からのクランクケース温度TlIC1吸気温ヒンサ1
3からの吸気温Tll1^、及び、大気圧レンサ36か
らの大気圧POを読込み、ステップ3105へ進む。
ステップ5105では、クランクケース調度補正。
吸気温補正、高度補正に係わる各種増量分補正係数C0
EFを設定し、ステップ8106で、バッテリ電圧VB
に基づいてインジェクタ電圧補正パルス幅TSを設定し
、ステップ5107へ進む。
ステップ5107へ進むと、上記ステップ5103で設
定した基本燃料パルス幅Tpと上記ステップ5105で
設定した各種増量分補正係数COE Fとから、補正燃
料噴射パルス幅TE 4j:ff出し、ステップ310
8で、この補正燃料噴射パルス幅T[に、上記ステップ
3106で設定したインジェクタ電圧補正パルス幅TS
を加算し、第1燃料噴則パルス幅T1をζ)出fる。
そして、ステップ5109へ進み、E記ステップ810
8で算出した第1燃料噴射パルス幅T1とインジェクタ
11の制御可能最小パルス幅T 1SET (例えば、
2m5)とを比較し、TI>Ti5E丁のとき、土。
記ステップ5109からステップ5115へ進んで、燃
II噴射タイくング判別フラグF[^Gをクリアしくr
l、AG←0〉、プログラムを抜ける。
一方、上記ステップ5109で、T1≦Ti5E丁のと
きには、上記ステップ5109からステップ5IIOへ
進み、上記燃料噴射タイミング判別フラグFLAGがセ
ットされているか否かを判別し、FLAG= 1のとき
、上記ステップ5110からステップ5111へ進んで
、上記ステップ5101で算出したエンジン回転数Nと
設定値NL  (例えば、11000pp>とを比較し
、上記燃料噴射タイミング判別フラグFLAGがFLA
G=0のとぎには、上記ステップ5110からステップ
5112へ進む。
上記ステップ5111では、N>NLのとき、上記ステ
ップ5111からステップ5115へ進んで、上記燃料
噴射タイミング判別フラグF1.^Gをクリアして(F
LAG←0)プログラムを抜け、N≦NLのとき、ステ
ップ5113へ進む。
また、上記ステップ5112では、上記ステップ511
1における設定値NLにオフセット値へを加締して、上
記ステップ5101で算出したエンジン回転数Nと比較
し、N>NL +Aのとき、上記ステップ5112から
ステップ5115へ進んで、上記燃料噴射タイミング判
別フラグFLAGをクリアして(FLAG4−0 )プ
ログラムを抜け、N≦NL +Aのとき、ステップ51
13へ進む。
ステップ5113では、上記ステップ5101で算出し
た補正燃料晴朗パルス幅TEを2倍し、さらに、上記ス
テップ5i06で算出したインジェクタ電圧補正パルス
幅TSを釦枠して第2燃料噴銅パルス幅T2を算出する
そして、ステップ5114で、上記燃料噴射タイミング
判別フラグFLAGをセットしく FLAG◆−1)、
プログラムを抜(プる。
(燃料噴射タイミング設定手順) 上述の燃料噴射パルス幅設定手順にて設定された第1燃
料噴射パルス幅T1あるいは第2燃料噴射パルス幅T2
は、CDIパルスに同期してエンジン1回転に1回、あ
るいは、エンジン2回転に1回、インジェクタ11に出
力される。
次に、その燃料噴射タイミング設定手順について、第8
図に示す割込処理プログラムのフローチャートに従って
説明する。
まず、CDIユニット33からCDIパルスが入力され
ると、第8図のフローチャートに示づ割込処理プログラ
ムが起動し、ステップ5201で、CDIパルスカウン
ト値Cが1カウント加篩され(C+C+1 ) 、ステ
ップ5202へ進む。
ステップ5202では、上述の燃料噴射パルス幅設定手
順のプログラムにおいて噴射タイミング判別フラグFL
AGがセットされているか否かを判別する。
上記ステップ5202で、FLAG= O、すなわら、
上記噴射タイミング判別フラグFLAGがクリアされて
おり、インジェクタ11からの燃料噴射がエンジン1回
転に1回と判別されると、上記ステップ5202からス
テップ5203へ進み、上記ステップ5201でカウン
トしたCDIパルスカウント値Cが噴射タイミングカウ
ント値C3ET1.:達しているか否かを判別する。
上記噴射タイミングカウント値CSETは、上記噴射タ
イミング判別フラグFLAGがクリアされているときは
C3ET=3であるため、上記ステップ5203で、C
<3のとき、すなわち、前回、インジェクタ11から燃
料噴射が行われてからクランク角360゛未満でありエ
ンジンが1回転していないときは、そのままプログラム
を抜けて、次のCDIパルスの入力を待ち、C≧3のと
き、すなわら、今回のCDIパルスの入力が、前回イン
ジェクタ11の燃料噴射が行われてからクランク角36
00であり、エンジンが1回転したときは(第5図参照
)、上記ステップ5203からステップ3204へ進l
υで、上述の燃料噴射パルス幅設定手順のプログラムに
おいて設定された第1燃料噴射パルス幅T1を出力して
、ステップ5207へ進む。
一方、上記ステップ5202で、「1八G=1、すなわ
ち、上記噴射タイミング判別フラグF LAGがセット
されており、インジェクタ11からの燃料噴射がエンジ
ン2回転に1回と判別されると、上記ステップ5202
からステップ3205へ進み、上記ステップ5201で
カウントしたCDIパルスカウント(直Cが噴射タイミ
ングカウント値C5ETに達しているか否かを判別づる
上記噴射タイミングカウント(iflcsETは、上記
I’llタイミング判別フラグFLAG/fit−ツト
されているときはC3ET=6であるため、上記ステッ
プ5205で、C<6のとき、りなわら、前回、インジ
ェクタ11の燃料噴射が行われてからクランク角720
°未満でありエンジンが2回転していないときは、その
ままプログラムを抜け、C20のとき、寸なわら、今回
のCDIパルスの入力が、前回インジェクタ11の燃料
噴射が行われてからクランク角720°であり、エンジ
ンが2回転したときはく第5図参照〉、上記ステップ5
205からステップ8206へ進んで、上述の燃料噴射
パルス幅、72定手舶のプログラムにおいて設定された
第2燃籾llQ則パルス幅T2を出力して、ステップ5
207へ進む。
そして、ステップ5207’r、上記CDIパルスカン
ト値CをクリアしくC+−O)、プログラムを抜1ノχ
次のCDIパルス入ツノを持つ。
尚、本発明は、実施例に限定されるもので(1なく、例
えば、上記第1燃斜噴剣パルス幅T1が制御可能域外と
なったとき、エンジン回転数Nにかかわらず上記第2燃
料噴則パルス幅T2をエンシフ2回転句に1同出力づる
J:うにしてし良い。
さらに、各気筒にヌ・1勺−る燃料噴射(よ、金気筒「
1111噴剣に限らず、シーケンシャル噴射あるいはグ
ループ1lC1%11:b良い。
[弁明の効果] 以上説明しlこように本発明によれば、インジ]。
フタの制011 i’lJ能最小パルス幅にもとづい−
C、インジェクタに対づ−る燃料噴射幅が制御可能域内
にあるか否かが判別され、制御可能域内にあると判別さ
れたときは、1回の燃焼行程に対し、必要燃料晴朗:1
1を供給するための第1燃刺噴射パルス幅がエンジン1
回転毎に1回出力され、一方、制御可能域内にないと判
別されたときは、2回の燃焼行程に対し、必要燃料噴t
A量を供給するための第2燃料噴射パルス幅がエンジン
2回転毎に1回出力されるため、エンジン低回転時など
の燃料晴朗母が少ない場合においても、インジェクタの
性能限界以下となることがない。
従って、特殊なインジェクタを使用することなく、通常
のダイナミックレンジのインジェクタを用いて、このイ
ンジェクタを大容量としても、燃料噴射量が少ない領域
まで常に安定した燃料噴銅量が得られ、燃焼が安定して
エンジン出力性能の向上を図ることができるなど優れた
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示し、第1図は制f2+1装
置のm能ブロック図、第2図はエンジン制御系の概略図
、第3図はCDIユニットの回路図、第4図はフライホ
イールの正面図、第5図はCDIパルスと燃料噴射パル
スのタイよングチャート、第6図はエンジン回転数に対
する燃料噴射切換えを示す説明図、第7図は燃料噴射パ
ルス幅設定手順を示すフローチャート、第8図は燃料噴
射タイミング設定手順を示すフローチャートである。 1・・・エンジン本体、 11・・・インジェクタ 5つ・・・第1燃料噴射パルス幅韓出手段60・・・イ
ンジェクタ燃料噴射制御手段61・・・第2燃料噴射パ
ルス幅算出手段T1・・・第1燃料噴射パルス幅 T2・・・第2燃料噴射パルス幅 T 1SET・・・制御可能最小パルス幅N・・・エン
ジン回転数 第6 図 エンジン回に数N◆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1回の燃焼行程に対し、必要燃料噴射量を供給するため
    の第1燃料噴射パルス幅を算出する第1燃料噴射パルス
    幅算出手段と、 2回の燃焼行程に対し、必要燃料噴射量を供給するため
    の第2燃料噴射パルス幅を算出する第2燃料噴射パルス
    幅算出手段と、 インジェクタの制御可能最小パルス幅に基づいて、上記
    第1燃料噴射パルス幅算出手段で算出した第1燃料噴射
    パルス幅が制御可能域内にあるか否かを判別し、上記第
    1燃料噴射パルス幅が制御可能域内にあると判別したと
    き、上記第1燃料噴射パルス幅をエンジン1回転毎に1
    回上記インジェクタに出力し、上記第1燃料噴射パルス
    幅が制御可能域内にないと判別したとき、上記第2燃料
    噴射パルス幅算出手段で算出した第2燃料噴射パルス幅
    をエンジン2回転毎に1回上記インジェクタに出力する
    インジェクタ燃料噴射制御手段とを備えたことを特徴と
    する2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置。
JP31713089A 1989-12-04 1989-12-04 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置 Pending JPH03175131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31713089A JPH03175131A (ja) 1989-12-04 1989-12-04 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31713089A JPH03175131A (ja) 1989-12-04 1989-12-04 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03175131A true JPH03175131A (ja) 1991-07-30

Family

ID=18084775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31713089A Pending JPH03175131A (ja) 1989-12-04 1989-12-04 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03175131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218941A (en) * 1991-09-06 1993-06-15 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection control method for an internal combustion engine
JP2017031906A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 本田技研工業株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59136525A (ja) * 1983-01-26 1984-08-06 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH02108827A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Nippon Denso Co Ltd 2サイクル内燃機関の燃料噴射制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59136525A (ja) * 1983-01-26 1984-08-06 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JPH02108827A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Nippon Denso Co Ltd 2サイクル内燃機関の燃料噴射制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218941A (en) * 1991-09-06 1993-06-15 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Fuel injection control method for an internal combustion engine
JP2017031906A (ja) * 2015-08-04 2017-02-09 本田技研工業株式会社 内燃機関の燃料噴射制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5191531A (en) Fuel injection control system for a two-cycle engine
JP3306078B2 (ja) エンジンの燃料噴射制御方法
JPH04179845A (ja) 燃料噴射制御装置
JPS61101635A (ja) 内燃機関の燃料供給量制御装置
US4911131A (en) Fuel control apparatus for internal combustion engine
US5050559A (en) Fuel injection control system for a two-cycle engine
JPH04179839A (ja) 燃料噴射制御装置
JPH0740671Y2 (ja) 2サイクルエンジンの空燃比制御装置
JPS6293445A (ja) 内燃エンジンの始動時の燃料供給制御方法
CA2028568C (en) Fuel injection control system for a two-cycle engine
KR930002078B1 (ko) 연료 분사장치
JPS6338537B2 (ja)
US4501249A (en) Fuel injection control apparatus for internal combustion engine
JPH04179847A (ja) 燃料噴射制御装置
JPS60166734A (ja) 多気筒内燃エンジンの燃料供給制御方法
JPH03175131A (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JP2794715B2 (ja) 多気筒2サイクルエンジンの燃料噴射装置
JPH0251059B2 (ja)
US4879673A (en) Method and device for correcting a fuel injection quantity in a diesel engine
US6571775B2 (en) Fuel injection control for start-up of internal combustion engine
US5024082A (en) Engine-start discriminating apparatus for an internal combustion engine
JP2559507B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置
JPH0623554B2 (ja) エンジンのスロツトル弁制御装置
EP0087802B1 (en) Fuel control apparatus for internal combustion engine
JP2893607B2 (ja) 2サイクルエンジンの燃料噴射制御装置