JPH03175075A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録媒体としての機能を兼ね備えた情報
処理用記録紙の複写装置に関し、さらに詳しくは、視覚
情報を前記記録紙の紙面に視覚化し、かつ、その情報を
前記記録紙の磁気記録媒体に書込み、および磁気記録媒
体から読取ることによって行われる情報処理に好適に用
いることができる複写装置に関する。

従来の技術 現在のオフィスにおける視覚情報は、手書きまたはワー
ドプロセッサなどの情報処理装置によって作成されたり
、複写機や印刷機などによって記録紙に複製されて発生
している。このような視覚情報は年々増加する一方であ
り、情報の高度集約化を図る上でも、その管理が重要な
課題となっている。

このため従来では、たとえば視覚情報が表示された記録
紙を書類としてファイルし、書庫などに保管するか、あ
るいはワードプロセッサなどにて作成された情報を、磁
気ディスクなどの記録媒体に書込むことによって保管す
るといった方法が一般的である。

発明が解決しようとする課題 ところが、上述した従来の技術では、視覚情報が増加す
るにつれて書類が増加するので、これを保管するスペー
スを確保する必要があり、一般のオフィスのように、限
られたスペースしか保有することができない状況では、
いずれにせよ書類の管理が困難になることが予想される
。これに対し、最近では、視覚情報をマイクロフィルム
などの写真技術を応用してコンパクト化することにより
、情報管理に要するスペースを削減する試みが威されて
いる。しかしながら、このような方法では、整理や保管
に手間がかかる上、視覚情報として利用するにも簡便さ
を欠くため、一般に普及しているとは言い難い。

一方、情報を磁気ディスクなどの記録媒体に書込んで保
管する場合には、保管のためのスペースは書類はど必要
としないので、上述のような問題を成る程度解決できる
。しかしながら、記録媒体に書込まれた情報は、そのま
までは利用できず、デイスプレィに表示させるか、プリ
ンタなどによって記録紙に印字して視覚化する必要があ
り、上記の情報を視覚情報として利用する際に煩わしさ
が伴う。

また、たと・えば印字された記録紙をオフィス内で流通
させるような場合、その視覚情報を必要に応じて各部署
や個人の記録媒体に書込んで保存するには、上記視覚情
報と同一の情報を、元の記録媒体から複写するか、また
は複写機や文章＃ｉ４集装置、あるいは光学的文字読取
装置（ＯＣＲ）などといった情報処理装置を操作して記
録媒体に書込む必要があり、そのための作業が煩雑であ
る。このように従来の技術では、視覚情報の処理に簡便
さが欠けており、管理面でも合理的ではない。

本発明の目的は、視覚情報を簡便に処理することができ
、合理的な情報管理を図ることができる情報処理用記録
紙のための複写装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、原稿を読取る読取手段と、 前記原稿の画像が複写されて記録される表示領域を有す
る表示部と、その表示部の記録内容が磁気的に記録され
る磁気記録媒体とを有する情報処理用記録紙と、 読取手段の出力に応答し、前記記録紙の表示領域に原稿
の画像を複写して記録する印画手段と、読取手段の出力
に応答し、原稿から読取った内容を前記記録紙の磁気記
録媒体に書込む書込手段とを含むことを特徴とする複写
装置である。

作　　用 本発明に従う複写装置には、文字や記号などのキャラク
タあるいは図形や模様などの画像からなる視覚情報を表
示する表示領域を有する表示部と、磁気記録可能な磁気
記録媒体とを有する情報処理用記録紙が準備される。複
写装置は、読取手段によって読取った原稿の画像を、印
画手段によって記録紙の前記表示領域に印画する。書込
手段は、印画手段によって表示領域に印画される内容の
少なくとも一部分を、前記記録紙の磁気記録媒体に記録
できる。これによって前記記録紙には、表示部および磁
気記録媒体に異なる記録形態で重複した同一の情報が記
録される。

したがって、前記記録紙の磁気記録媒体の記録内容を読
取る読取手段を備えた文章編集装置や複写装置によって
、予め表示領域に印画され、かつ、その内容が磁気記録
された前記記録紙の磁気記録媒体からその記録内容を前
記読取手段によって読取り、他の記録紙に記録して複写
できるとともに、他の記録紙の磁気記録媒体にもまた磁
気的に記録できる。

情報処理用記録紙の表示領域に表示される視覚情報を、
その内容の少なくとも一部分が記録された磁気記録媒体
の記録内容に基づいて他の記録媒体に複写できるので、
視覚情報の取込みや、利用の形態が拡大し、利便性が向
上する。このように、情報処理用記録紙の表示領域に表
示される情報を、その磁気記録媒体にもまた記録するこ
とによって、視覚情報の取扱いの利便性が格段に向上す
る。

実施例 第１図は本発明の一実施例の全体の構成および動作を併
せて示す系統図であり、第２図は本発明において用いら
れる情報処理用記録紙の一実施例を示す平面図である。

本発明では、文章＃Ｉ４集装置２や複写装Ｎ８などの間
で相互に、情報の記録媒体である磁気シート１や磁気デ
ィスク７などを介して視覚情報の流通が図られる。本実
施例では、理解を容易とするために、磁気記録媒体とし
ての機能を兼ね備える情報処理用記録紙を「磁気シート
１」と称する。

第２図に示されるように、視覚情報の記録媒体としての
磁気シート１は、たとえば日本工業規格Ａ列４番やＢ列
４番などの定形の用紙が用いられる。この磁気シート１
は、一方表面に印画および手書きが加えられる表示領域
１１ａと磁気テープなどの磁気記録媒体が貼着けられる
などして構成される磁気記録領域１．２　ａとがあり、
他方表面にもまた表示領域１１ｂと磁気記録領域１２ｂ
とが設けられる。

たとえば表示領域１１ａに表示されている視覚情報は、
その表示内容の少なくとも一部分が同一面に形成される
磁気記録領域１２ａに磁気記録され、表示領域１１ｂに
おける表示内容の少なくとも一部分は同一面の磁気記録
領域１２ｂに記録される。このように磁気シート１には
、表裏両面の表示領域１１ａ、ｌｌｂに対応した磁気記
録が行われる磁気記録領域１２ａ、１２ｂが設けられる
ので、磁気シート１の表裏両面において個別に視覚情報
を目視表示および磁気記録再生を行って利用できる。

第１図を参照して、本実施例における複写装置８には、
従来のたとえば転写型静電式の複写動作などに加えて、
原稿や手書きなどからなる視覚情報２２を、磁気シート
１の磁気記録領域１２ａ。

１２ｂへ磁気的に書込むための変換機能が付加されて用
いられる。またワードプロセッサなどと称される文章１
集装置２には、従来がらの文章編集機能に加えて、上述
した磁気シー！・１の磁気記録領域１２ａ、１２ｂに情
報を磁気的に書込む機能、および書込まれた情報を読取
るｉ能が付加されて用いられる。

上記変換機能が付加された複写装置８は、原稿および手
書き情報だけでなく、原稿に手書きされて加えられた文
字や記号などのキャラクタに関する視覚情報２２を、磁
気記録媒体へ書込み可能な状態に変換して、磁気シート
１の表示領域１１ａ。

１１ｂに目視表示し、磁気記録領域１２ａ、１２ｂにそ
の表示内容の少なくとも一部分を磁気記録する。

また複写装置８は、前記付加機能を有する文章編集装置
２との間で、磁気シート１を介して視覚情報の流通を行
う。

さらに上述した機能を付加された文章編集装置２の相互
間でも、磁気シート１や磁気ディスク７を媒介として視
覚情報の流通が行われる。

第３図は、本発明の一実施例である複写装置８の基本的
構成を示すブロック図である。複写装置８は、基本的に
は、原稿２１の原稿像を光学的に読取り、画像の濃淡を
２値化して入力するために、たとえば電荷結合素子（Ｃ
ＣＤ）などから成るイメージセンサや原稿２１の搬送手
段などを含んで実現される読取手段９、読取手段９の出
力に基づいて、文字や記号などのキャラクタを識別し処
理するためにたとえばマイクロプロセッサやメモリなど
を含んで実現される処理部１０、および処理部１０から
の出力に基づいて、記録紙２３に原稿２１の原稿像に対
応した複写を行うために、記録紙２３の搬送手段を含む
印画手段６などがら構成される。

本発明に従う複写装置８には、上記構成に加えて、読取
手段４および書込手段５が設けられる。

磁気的読取手段４は、磁気シート１の磁気記録領域１２
に記録されている内容を読取り再生し、処理部１０に出
力する。磁気的書込手段５は、処理部１０の出力に基づ
いて、読取手段９によって読取られた原稿２１の内容、
あるいは磁気シート１の表示領域１１の内容を、他の磁
気シート１の磁気記録領域１２にそれぞれ記録できる。

またこの際に、磁気記録領域１２に、表示領域１１に表
示されている内容の全部が記録されている場合には、処
理部１０は、読取手段４の出力に応答して、表示内容を
印画手段６に出力して、他の磁気シート１の表示領域１
１に印画できる。

このように、磁気シート１相互間においても、複写装置
８の従来の機能である原稿２１がら記録紙２３への複写
動作と同様に、磁気シートｌの表示領域１１の表示内容
および磁気記録領域１２の記録内容を、他の磁気シート
１の表示領域１１および磁気記録領域１２に複写できる
。

さらに予め印画手段６などによって、表示領域１１に印
画された内容に加えて、手書きなどによって新たな情報
が磁気シート１に記録された場合、複写装ｆ８は、磁気
シート１の表示領域１１の表示内容を読取手段９によっ
て読取るとともに、磁気記録領域１２の記録内容を読取
手段４によって読取り再生する。これらの表示内容およ
び記録内容が処理部１０において比較されることによっ
て、表示領域１１に新たに加えられた文字や記号などの
キャラクタに関する情報を、書込手段５によって前記磁
気シート１の磁気記録領域１２に記録できる。

本発明に従う情報処理用記録紙は、上述の実施例の磁気
シート１のように、定形の用紙に磁気テープなどを貼付
けて構成することが可能なほか、用紙の表面に直接、磁
性材料から成る粉末を塗布して磁気記録領域を形成して
もよい。このような磁気記録領域は、記録紙の少なくと
も一方表面に形成されればよい。また、記録紙の一方表
面および他方表面にそれぞれ表示が可能な場合、一方表
面および他方表面のうち少なくともいずれか一方にのみ
磁気テープを貼付けるなどして磁気記録領域を形成し、
両面の表示内容をその一方表面の磁気記録領域にのみ記
録してもよい。さらにまた、一方表面の表示内容を、記
録紙の他方表面に形成される磁気記録領域に記録し、他
方表面の表示内容は一方表面に形成される磁気記録領域
に記録してもよい。

第４図は、複写装置８の具体的構成の一実施例を示す簡
略化した断面図である０本実施例の複写装置８は、原稿
２１および磁気シート１を循環的に供給するための供給
装置１６と、記録紙２３および磁気シートｌに対する複
写を行うための本体１７とから成る。供給装置１６の収
納部１８に収納される原稿２１あるいは磁気シートｌは
、給紙手段１９によって積重ねの最上部に位置するもの
から順に搬送手段２０などによって形成される循環経路
へ供給される。搬送手段２０の下方には、搬送される原
稿２１の画像を読取るためのイメージセンサ９ａが設け
られる。イメージセンサ９ａおよび搬送手段２０を含ん
で読取手段９が構成される。このイメージセンサ９ａは
、搬送手段２０によって搬送される原稿２１の画像を読
取る。原稿像が読取られた原稿２１は、循環経路を経て
収納手段２４によって収納部１８の積重ねの最下部に挿
入されて戻される。

複写装置本体１７には、水平な回転軸線を有する直円筒
状の感光体２５が設けられ、これに関連して印画手段６
を構成する露光装置２６、現像装置２７、転写装置２８
、帯電装置２９および定着装置３０などが設けられる。

感光体２５が時計方向に回転駆動されるに伴って、予め
帯電装置２９によって感光体２５表面は帯電され、露光
装置２６からの原稿像に対応した光によって露光され、
これによって形成された静電潜像は現像装置２７によっ
て顕像化される０次いで転写装置２８によって、給紙ト
レイ３１，３２から給紙される記録紙２３あるいは磁気
シート１に対して転写が行われる。転写後の記録紙２３
あるいは磁気シート１は、搬送手段３７にて定着装置３
０へ搬送されて定着された後、機外に設けられる排出ト
レイ３３へ排出される。

また特に、表裏両面に複写を行う場合、あるいは磁気シ
ート１の磁気記録領域１２に記録を行う場合には、定着
後の記録紙２３あるいは磁気シート１はスイッチバック
手段３４を経て中間トレイ３５に一旦収納される。その
後、搬送手段３６によって中間トレイ３５から取出され
た記録紙２３あるいは磁気シート１は、他方表面に対す
る複写あるいは磁気記録領域１２に対する記録が行われ
て排出トレイ３３へ排出される。

供給装置１６において、イメージセンサ９ａに関する搬
送方向前後には、磁気シートｌを搬送する場合に、その
磁気記録領域１２に記録されている内容を読取り、また
は新たな内容を書込むための磁気ヘッドなどを含んで構
成される読取手段４および書込手段５がそれぞれ設けら
れる。

複写機本体】７において、給紙トレイ３２がら感光体２
５を経て排出トレイ３３に連なる搬送経路途中には、搬
送される磁気シートｌの磁気記録領域１２に記録されて
いる内容を読取り、または新たな内容を書込むために読
取手段４および書込手段５がそれぞれ設けられる。

これらイメージセンサ９ａ、露光装置２６、読取手段４
および書込手段５は処理部１０に接続される。処理部１
０は、イメージセンサ９ａの出力に基づいて、キャラク
タの認識処理などを行うとともに、露光装置２６への画
像データ出力などによって、後述のフローチャートで説
明される動作を制御する。

第５図は、複写装置８の動作の一実施例を示すフローチ
ャートである。ステップｍ１がらステップｍ２に進むと
、読取手段９によって原稿２１の原稿像が読取られ、処
理部１０のメモリに画像データがストアされる。

ステップｍ３では、原稿２１から読取られた前記原稿像
が印画手段９によって記録紙２３に印画されて、原稿２
１の画像形成が行われる。

ステップｍ４では、予めステップｍ２において読取られ
、メモリにストアされた原稿２１の画像データに基づい
て、文字や記号などのキャラクタの識別処理が施されて
、その内容が書込手段５によって磁気シート１の磁気記
録領域１２に書込まれる。

第６図は、文章＃ＩＡ集装置２のｉ戒を簡略１ヒして示
すブロック図である。第６図においては、第３図示の実
施例と対応する構成のブロックには同一の参照符号を付
す。

文章５ｉｓｈ装Ｗ２は、基本的には、キーボードなどの
キー人力手段１３、キー人力手段１３がらの入力に基づ
いて文章の編集処理を行うためにたとえばマイクロコン
ピュータなどを含んで実現される処理部３、処理部３が
らの出力に基づいて文字や記号などのキャラクタを表示
するために陰極線管（ＣＲＴ）表示装置や液晶表示装置
（ＬＣＤ）などで実現される表示手段１４、および処理
部３からの出力に基づいて編集処理された文章を記録紙
２３に印字するためにインパクトプリンタや非インパク
トプリンタなどで実現される印字手段６ａを含んで構成
される。

本発明に従う文章編集装置２には、上記構成に加えて、
ディスク装置１５．読取手段４および書込手段５が設け
られる。ディスク装置１５は、記録媒体である磁気ディ
スク７に視覚情報を磁気的に書込み、かつ磁気ディスク
７に書込まれている情報を読取る。磁気的読取手段４は
、磁気シートｌの磁気記録領域１２に記録されている視
覚情報を読取り、処理部３に出力する。磁気的書込手段
５は、処理部３の出力に応答して、磁気シート１の磁気
記録領域１２に磁気記録する。磁気記録領域１２には、
磁気シートｌの表示領域１１に文字や記号などのキャラ
クタとして視覚化されている情報の少なくとも一部分の
情報が磁気的に書込まれる。

また文章編集装置２において、ディスク装置１５によっ
て磁気ディスク７から記録内容を再生して、磁気シート
１の磁気記録領域１２に書込む際に、前記再生された記
録内容を、印字手段６ａによって磁気シート１の表示領
域１１に目視表示させることもできる。これによって磁
気シート１には、磁気ディスク７や他の磁気シー）−１
の記録内容を表示額ｔａｌｌに目視表示し、磁気記録領
域１２にはその表示内容の少なくとも一部分を記録でき
る。

ここで磁気記録領域１２に記録される内容は、表示領域
１１に目視表示される情報の少なくとも一部分または全
体、あるいは表示額ｆｊｌｉｌｌに表示された情報を他
の磁気シート１などの記録情報との関連において集約化
したファイリング情報く検索情報〉などを付加した情報
であってもよい。

第７図は、文章編集装置２の動作の一実施例を説明する
ためのフローチャートである。ステップｎ１において、
文章編集装置２に電源が投入されて磁気ディスク７およ
び磁気シート１が装着されると、ステップｎ２において
磁気ディスク７の記録内容が読取られ、表示手段１４の
画面に表示される。

ステップｎ３では、操作者のキー人力手段１３からの入
力に応答して、入力される文字や記号などのキャラクタ
からの文章の作成および訂正などが行われて、文章の編
集処理が行われる。

ステップｎ４では、ステップｎ３において入力され編集
された文章を、磁気ディスク７に書込み、磁気シートｌ
の表・示領域１１に印字し、磁気記録領域１２に書込む
。

第８図は、第４図示の複写装置８の動作の池の実施例を
説明するためのフローチャートである。

本実施例では、一連の視覚情報が複数枚に亘って記録さ
れた原稿２１からその記録内容を読取って、たとえば書
誌的事項および一連の視覚情報の概括的内容が記載され
た１枚目のみを磁気シートｌの表示領域１１に複写し、
１枚目の内容および残余の２枚目以降の原稿２１の内容
は、磁気記録領域１２に記録する場合について説明する
。

ステップＳ１において、複写すべき複数枚の原稿２１が
複写装置８の供給装置１６に載置され、磁気シート１が
給紙トレイ３２に装着されると、ステップｓ２において
プリントスイッチなどによる複写開始の指示が判断され
る。

操作者による複写指示によってステップＳ３へ進み、原
稿２１の供給動作が第１枚目から開始される。ステップ
ｓ４では、搬送される原稿２１の画像がイメージセンサ
９ａを含む読取手段９によって読取られる。

ステップＳ５において、搬送される原稿２■が１枚目で
あることが判断されるとステンプＳ６へ進み、読取られ
た原稿像が印画手段６によって磁気シート１の表示領域
１１に複写され、画＋ｉデータは処理部１０のメモリに
ストアされてキャラクタの識別処理などが施される。複
写後の磁気シートｌは、本体１７の中間トレイ３５に一
時的に収納される。

ステップＳ８では、複数枚の原稿２１の画像の読取り終
了が判断され、終了していない場合にはステップＳ３へ
戻り、上述した判断および動作が繰返される。

原稿２１の２枚目以降については、ステップＳ５の判断
は否定されてステップＳ７へ進み、印画手段６による複
写動作を行うことなく、ステップＳ４において読取られ
た画像データのメモリへのストア動作およびキャラクタ
の識別処理動作が行われる。

ステップｓ８の判断が肯定されるとステップＳ９へ進み
、中間トレイ３５から取出された磁気シー１へ１の磁気
記録領域１２に、ステップＳ４において読取られ、処理
部１０のメモリにストアされた原稿２１の全表示内容が
記録される。ステップｓｌＯでは、複写が終了した磁気
シートｌが複写装置８の機外に設けられる排出トレイ３
３に排出される。

このように本実施例によれば、一連の視覚情報が複数枚
に亘って記録された原稿２１から、これら一連の視覚情
報の書誌的事項および概括的内容などが記載された、た
とえば第１枚目のみが表示領域１１に複写され、この第
１枚目を含む原稿２１の全視覚情報が磁気記録領域１２
に磁気的に記録された１枚の磁気シート１が得られる。

このように本実施例の複写装置８によれば、複写すべき
視覚情報が複数枚に亘って記録された原稿２１であって
も、上記フローチャートに従う複写動作を行うことによ
って、少なくともたとえば第１枚目の視覚情報が目視表
示され、この第１枚目の視覚情報および残余の視覚情報
が磁気的に記録された磁気シートｌを作成することがで
きる。

これによって、視覚情報のコンパクト化が可能となり、
視覚情報の管理に要するスペースを大幅に削減できる。

また、このようにして作成された磁気シート１は、第６
図示の文章編集装置２を用いて、その内容を表示手段１
４に表示させたり、キー人力手段１３によって編集処理
を行うことができる。さらに、この磁気シート１をディ
スク装置１５によって磁気ディスク７などの他の記録媒
体に書込むことができ、書類化が必要なときには、印字
手段６ａによって記録紙２３に印字することができる。

さらにまた、書込手段５および印字手段６ａを用いて他
の磁気シー１−１への複写を行うこともできる。

以上説明したように第３図示の複写装置８においては、
通常の複写動作が行われる場合、原稿２１の画像は読取
手段９によって読取られて２値化された後、処理部１０
にてたとえばデジタル処理が施され、印画手段６によっ
て記録紙２３に複写される。磁気シート１に原稿２１の
内容を複写する場合、処理部１０を経た情報は、書込手
段５および印画手段６に送出され、印画手段６にて表示
領域■１に印画され、書込手段５にて磁気記録領域１２
に書込まれる。

また複写装ｗ８においては、予め複写装置８以外の情報
処理装置によって磁気シート１に記録された情報を他の
磁気シート１に複写することができ、その磁気記録領域
■２には同一の情報を磁気的に記録することが可能であ
る。

一方、第６図示の文章編集装置２においては、処理部３
において編集処理されて作成された情報は、ディスク装
置１５によって磁気ディスク７に書込まれて保存される
。磁気ディスク７に書込まれた情報を視覚化する場合に
は、その情報がディスク装置１５によって読取られて、
印字手段６ａで記録紙２３あるいは磁気シート１の表示
領域１１に印字される。このときディスク装置１５によ
って読取られた視覚情報は、書込手段５によって磁気シ
ート１の磁気記録領域１２に書込まれる。

また他の情報が表示されている磁気シート１の表示領域
１１からその情報を磁気ディスク７へ書込む場合には、
磁気記録領域１２に書込まれている情報が読取手段４に
よって読取られ、磁気ディスク７に書込み可能な状態に
変換された後、ディスク装置１５によって磁気ディスク
７に１込まれる。

上述の゛ようにして情報が形成された磁気シート１を複
数の部署間で回覧する場合、表示領域１１に視覚化され
た情報を部署内や個人で保存する必要が生じれば、その
情報を磁気記録領域１２から読取り、磁気ディスク７に
書込んで保存する。磁気ディスク７の情報を必要とする
ときには、ディスク装置１５によって情報を読出し、印
字手段６ａにて磁気シート１の表示領域１■に印字する
。

また、回覧時に必要、不必要にかかわらず磁気記録領域
１２の情報を磁気ディスク７に書込んでおけば、後日、
必要なときに必要な情報を視覚化できる。このように情
報を常に書類の形態で保存する必要がなくなり、これに
よって情報の書類化を抑制できる。

上述のように磁気シート１において、情報は、表示領域
１１に視覚化されるとともに、磁気記録領域１２にも書
込まれるので、磁気ディスク７への情報の書込みおよび
読取りを容易に行うことができ、視覚情報の処理を効率
的かつ合理的に行うことができる。また、文章編集装置
２および複写装置８は、情報処理用記録紙の記録再生装
置として単独で使用できるのは勿論の外、第１図の系統
図に示されるように、情報を複数の複写装置８や文章Ｉ
ｉ集装置２相互間で流通させることができる。

これによって複数の文章編集装置２や複写装置８などに
よって、情報処理システムをｆＩＩＩ築することができ
、情報をより有効に活用することができる。

なお、磁気シート１の磁気記録領域１２には、表示領域
１１に視覚化される情報の少なくとも一部分の情報が書
込まれるようにすればよく、たとえば上記情報を１次情
報とする場合、１次情報にそれを集約化した２次情報が
付加された情報として記録してもよい。この場合、２次
情報としては、情報の管理および整理を容易にするため
の検索情報などが考えられる。たとえば複数枚の磁気シ
ート１に亘って記録されるような一連の１次情報につい
ては、１枚目の磁気シート１の磁気記録領域１２に表示
領域１１の１次情報と併せて上記２次情報を書込むこと
などが考えられる。

また本実施例では、文章編集装置２の外部に設けられる
記録媒体として磁気ディスク７を例示したけれども、こ
れに限らず磁気テープ、光ディスク、あるいは光磁気デ
ィスクなどの他の記録媒体を用いるようにしてもよい。

ただし、上記実施例において磁気ディスク７に対してデ
ィスク装置１５を設けたように、記録媒体に応じた記録
再生装置を用いるのは勿論である。

発明の効果 本発明によれば、表示部と磁気記録媒体とを有する記録
紙に対して、複写装置は、読取手段によって読取った原
稿の画像を印画手段によって表示領域に印画し、書込手
段は原稿から読取った内容を磁気記録媒体に書込むよう
にしたので、記録紙の表示部と磁気記録媒体とには、異
なる記録形態で同一の情報が記録される。これによって
、記録紙に表示される視覚情報の取込みや利用の形態が
拡大し、利便性が向上し、情報の処理効率が格段に向上
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体の構成および動作を併せて示す系
統図、第２図は磁気シート１の平面図、第３図は複写装
！８のブロック図、第４図は複写装置８の具体的構成の
一実施例を示す簡略化した断面図、第５図はその動作の
一実施例を示すフローチャート、第６図は文章編集装置
２のブロック図、第７図はその動作を示すフローチャー
ト、第８図は複写装置８の動作の他の実施例を示すフロ
ーチャートである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 原稿を読取る読取手段と、 前記原稿の画像が複写されて記録される表示領域を有す
   る表示部と、その表示部の記録内容が磁気的に記録され
   る磁気記録媒体とを有する情報処理用記録紙と、 読取手段の出力に応答し、前記記録紙の表示領域に原稿
   の画像を複写して記録する印画手段と、読取手段の出力
   に応答し、原稿から読取った内容を前記記録紙の磁気記
   録媒体に書込む書込手段とを含むことを特徴とする複写
   装置。