JPH0317473Y2 - - Google Patents

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JPH0317473Y2
JPH0317473Y2 JP9479484U JP9479484U JPH0317473Y2 JP H0317473 Y2 JPH0317473 Y2 JP H0317473Y2 JP 9479484 U JP9479484 U JP 9479484U JP 9479484 U JP9479484 U JP 9479484U JP H0317473 Y2 JPH0317473 Y2 JP H0317473Y2
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power supply
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transistor
terminal
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はリセツト信号発生装置に係わり、特に
電源が瞬間的に遮断しても確実にリセツト信号を
負荷電子回路へ印加できるリセツト信号発生装置
に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般にフリツプフロツプ等の順序回路を含む論
理回路やマイクロコンピユータ等の電子回路に
は、外部から例えば+5V等のような回路駆動用
の直流安定電圧を供給する必要があるのみなら
ず、電源投入時又は不慮の停電発生時に上記各回
路を初期化するためのリセツト信号を供給する必
要がある。
このような負荷電子回路にリセツト信号を供給
するリセツト信号発生装置は例えば第4図のよう
に構成されている。すなわち、100ボルトの交流
電源1から供給される交流電圧は電源トランス2
にて減圧された後、ダイオードブリツジで構成さ
れた整流回路3にて全波整流される。整流回路3
の出力電圧VPは平滑コンデンサ4にてリツプル
成分が吸収された後直流安定化電源回路5にて必
要とする値の直流安定電圧VCに変換され、負荷
電子回路6の電源端子Vccへ入力される。
直流安定化電源回路5から出力される直流安定
電圧VCはpnp型のトランジスタ7のエミツタへ印
加されており、このトランジスタ7のエミツタと
コレクタ間にはコンデンサ8が介挿されている。
さらにコレクタと接地間に抵抗9が接続されてい
る。トランジスタ7のコレクタに接続された抵抗
9の端子電圧VRは前記負荷電子回路6のリセツ
ト端子Rへリセツト信号として印加される。トラ
ンジスタ7のベースには、整流回路3の正側出力
端子と接地間に介挿された2個の分圧抵抗10,
11にて分圧された整流回路3の出力電圧VP
分圧電圧がベース電圧VLとして電圧印加されて
いる。なお、各分圧抵抗10,11の抵抗値は正
常動作時にベース電圧VLの値が直流安定電圧VM
より若干大きくなるように設定されている。また
トランジスタ7のベースとエミツタ間にトランジ
スタ保護用のダイオード12が接続されている。
このような構成のリセツト信号発生装置におい
て、交流電源1が投入され負荷電子回路6の電源
端子Vccに直流安定化電源回路5から正規の直流
安定電圧VMが供給されている状態では第5図に
示すように、直流安定化電源回路5から出力され
る直流安定電圧VCは整流回路3の出力電圧VP
分圧したベース電圧VBより低いのでトランジス
タ7は導通しない。したがつて、負荷電子回路6
のリセツト端子Rに印加される端子電圧VRは0
ボルトであり負荷電子回路6はリセツトされな
い。
この状態において交流電源1の電圧V0が時刻t0
にて停電事故等にて遮断されると、整流回路3の
出力電圧VPの分圧電圧としてのベース電圧VB
よび直流安定化電源回路5から出力される直流安
定電圧VCは図示するように、それぞれ一定の減
衰特性曲線を描きながら低下する。一般に整流回
路3の出力電圧VPの減衰度は直流安定化電源回
路5の出力電圧の減衰度より大きいので、時刻t1
にて直流安定電圧VCがベース電圧VBを上回る。
その結果、トランジスタ7は導通してコンデンサ
8に充電された電荷がトランジスタ7および抵抗
9を介して放電される。しかして、端子電圧VR
はリセツト信号として時刻t1にてリセツト動作電
圧ER以上に上昇した後、抵抗9とコンデンサ8
の時定数で定まる減衰特性でもつて再び0ボルト
に低下する。このようにして、時刻t0にて電源電
圧V0が遮断された後時刻t1にて負荷電子回路6は
リセツトされる。
しかしながら、上記のように構成されたリセツ
ト信号発生装置においては次のような問題があつ
た。すなわち第5図に示すように電源電圧V0
時刻t0にて瞬間的な停電が生じたとき、前述した
ように整流回路3と直流安定化電源回路5の出力
電圧の減衰特性の差を利用してトランジスタ7を
導通させて負荷電子回路6へリセツト信号を印加
するようにしている。したがつて例えば停電する
タイミングが時刻t0より若干ずれた場合とか瞬間
停電の継続時間が極く短い場合等においては、端
子電圧VRがリセツト動作電圧ERに達する前に減
衰を開始したり、又は上記端子電圧VRがリセツ
ト動作電圧ER以上の値を維持している時間T1
規定時間に達しない場合がある。その結果、瞬間
的な停電が生じたにもかかわらず、負荷電子回路
6がリセツトしない虞れがあつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような事情に基づいてなされたも
のであり、その目的とするところは、電源遮断時
に導通すべきトランジスタに電流を供給するダイ
オードとコンデンサとからなる補助電源回路を設
けることによつて、たとえ電源に瞬間的な停電が
生じたとしても確実に有効なリセツト信号を負荷
電子回路へ印加できるリセツト信号発生装置を提
供することにある。
〔考案の概要〕
本考案のリセツト信号発生装置においては、
pnp型のトランジスタのベースに交流電源に接続
された整流回路の出力電圧を抵抗で分圧した分圧
電圧を印加し、エミツタに直流安定化電源回路か
ら負荷電子回路へ出力される直流安定電圧を印加
し、コレクタに上記負荷電子回路のリセツト端子
を接続している。そして、このトランジスタのエ
ミツタと直流安定化電源回路の上記直流安定電圧
の出力端間に介挿されたダイオードと上記エミツ
タと接地間に介挿されたコンデンサとで補助電源
回路を構成している。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は実施例のリセツト信号発生装置を示す
回路構成図であり、第4図と同一部分には同一符
号を付してある。したがつて重複する説明は省略
する。交流電源1から供給される交流電圧V0
電源トランス2にて減圧された後整流回路3にて
全波整流される。整流回路3の出力電圧VPは直
流安定化電源回路5にて直流安定電圧VCに変換
され、負荷電子回路6の電源端子Vccへ入力され
る。
直流安定化電源回路5から出力される直流安定
電圧VCはダイオード13を順方向に介してpnp型
のトランジスタ7のエミツタへ印加され、このト
ランジスタ7のエミツタと接地間にはコンデンサ
14が介挿されている。このダイオード13とコ
ンデンサ14とで補助電源回路15を構成してい
る。したがつてダイオード13の順方向の電圧降
下をVDとすると、正常動作時のトランジスタ7
のエミツタ電圧VEは次式に示すように直流安定
電圧VCから電圧降下VDを減じた値となる。
VE=VC−VD トランジスタ7のエミツタとコレクタ間に前記
ダイオード13を介してコンデンサ8とダイオー
ド16との並列回路が介挿され、コレクタと接地
間に抵抗9が接続されている。トランジスタ7の
コレクタに接続された抵抗9の端子電圧VRは前
記負荷電子回路6のリセツト端子Rへリセツト信
号として印加される。トランジスタ7のベースに
は整流回路3の正側出力端子と接地間に介挿され
た2個の分圧抵抗10,11にて分圧された整流
回路3の出力電圧VPの分圧電圧がベース電圧VL
として電圧印加されている。なお、各分圧抵抗1
0,11の抵抗値は正常動作時にベース電圧VL
の値が前記エミツタ電圧VEより若干大きくなる
ように設定されている。なお、図中12はトラン
ジスタ保護用のダイオードである。
このような構成のリセツト信号発生装置におい
て、交流電源1が投入され負荷電子回路6の電源
端子Vccに直流安定化電源回路5から正規の直流
安定電圧VMが供給されている状態では第2図に
示すように、直流安定化電源回路5から出力され
る直流安定電圧VCからダイオード13の順方向
の電圧降下VDを減じたエミツタ電圧VEは、整流
回路3の出力電圧VPを分圧したベース電圧VB
り低いのでトランジスタ7は導通しない。したが
つて、負荷電子回路6のリセツト端子Rに印加さ
れる端子電圧VRは0ボルトであり負荷電子回路
6はリセツトされない。
この状態において第5図と同様に交流電源1の
電圧V0が時刻t0にて停電事故等にて遮断される
と、整流回路3の出力電圧VPの分圧電圧として
のベース電圧VBおよび直流安定化電源回路5か
ら出力される直流安定電圧VCは第2図に示すよ
うに、それぞれ一定の減衰特性曲線を描きながら
低下する。しかし補助電源回路15のコンデンサ
14に充電された電荷は放電されないのでエミツ
タ電圧VEは低下しない。ベース電圧VBが時刻t2
にてエミツタ電圧VEを下回つた時点でトランジ
スタ7が導通する。その結果、補助電源回路15
のコンデンサ14に充電された電荷がトランジス
タ7および抵抗9を介して放電される。同時にコ
ンデンサ8に充電された電荷もダイオード13、
トランジスタ7および抵抗9を介して放電され
る。しかして、抵抗9の端子電圧VRは図中破線
で示すようにリセツト信号として時刻t2にてリセ
ツト動作電圧ER以上に上昇した後、抵抗9とコ
ンデンサ14,8との時定数で定まる減衰特性で
もつて再び0に低下する。しかし電源端子Vccと
リセツト端子R間に挿入されたダイオード16に
よつて、図中実線で示すようにリセツト端子Rに
印加される最大電圧値が一定値EHに制限される。
しかして、時刻t0にて電源電圧V0が遮断された後
時刻t2にて負荷電子回路6はリセツトされる。
このようにダイオード13とコンデンサ14と
からなる補助電源回路15を備えたリセツト信号
発生装置であれば、たとえ電源電圧V0が遮断さ
れて直流安定化電源回路5から出力される直流安
定電圧VCが低下したとしても、トランジスタ7
のエミツタ電圧VEはトランジスタ7が導通しな
い限り低下しない。一方電源電圧V0が遮断され
ると整流回路3の出力電圧VPは必ず低下する。
したがつて、トランジスタ7のベース電圧VB
上記エミツタ電圧VE以下に低下するのでトラン
ジスタ7は必ず導通する。そして一旦導通する
と、コンデンサ14と正常時におけるエミツタ電
圧VEとで定まる常に一定量以上の電荷がトラン
ジスタ7、抵抗9を介して放電される。したがつ
て、コンデンサ14の値を調整することによつ
て、リセツト端子Rに印加される端子電圧VR
リセツト動作電圧ER以上の値を維持している時
間T2を、規定時間以上のほぼ一定した時間値に
設定することができる。
このように整流回路3の出力電圧VPに応動す
るベース電圧VBが停電発生時に補助電源回路1
5のエミツタ電圧VEより低下することを利用し
てトランジスタ7を導通させて負荷電子回路6へ
常に一定電圧レベル以上および一定時間以上のリ
セツト信号を印加するようにしている。したがつ
て、電源電圧V0に瞬間的な停電が生じたとして
も確実に有効なリセツト信号を負荷電子回路6へ
印加できる。
第3図は本考案の他の実施例のリセツト信号発
生装置を示す回路構成図であり、第1図の実施例
と同一部分には同一符号が付してある。したがつ
て重複する部分の説明を省略する。
この実施例においては、第1図の負荷電子回路
6の電源端子Vccとリセツト端子R間に挿入され
たダイオード16の代わりにnpn型のトランジス
タ17を使用している。すなわち、トランジスタ
17のコレクタは補助電源回路15内のダイオー
ド13の一端に接続され、エミツタはコンデンサ
8と抵抗9との接続点を介して負荷電子回路6の
リセツト端子Rへ接続されている。さらにベース
はトランジスタ7のコレクタに接続されている。
このように構成されたリセツト信号発生装置に
おいて、電源電圧V0が時刻t0にて遮断されると、
第1図の実施例と同様に時刻t2にてトランジスタ
7が導通してコレクタ電圧が上昇する。その結
果、トランジスタ17が導通してコンデンサ8に
充電された電荷がトランジスタ17および抵抗9
を介して放電されるので、抵抗9の端子電圧VR
が上昇して負荷電子回路6のリセツト端子Rにリ
セツト信号として印加される。
したがつて、このように構成されたリセツト信
号発生装置であつても、電源電圧V0が遮断され
ると、トランジスタ7,17が確実に導通して負
荷電子回路6のリセツト端子Rへ有効なリセツト
信号を確実に印加できるので、前述した実施例と
同様の効果を得ることが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、電源遮断
時に導通すべきトランジスタに電流を供給するダ
イオードとコンデンサとからなる補助電源回路を
設けている。したがつて、たとえ電源に瞬時的な
停電が生じたとしても上記トランジスタを確実に
導通制御でき有効なリセツト信号を負荷電子回路
へ印加できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のリセツト信号発生
装置を示す回路構成図、第2図は同リセツト信号
発生装置の動作を示すタイムチヤート、第3図は
本考案の他の実施例のリセツト信号発生装置を示
す回路構成図、第4図は従来のリセツト信号発生
装置を示す回路構成図、第5図は同リセツト信号
発生装置の動作を示すタイムチヤートである。 1……交流電源、2……電源トランス、3……
整流回路、5……直流安定化電源回路、6……負
荷電子回路、7,17……トランジスタ、8,1
4……コンデンサ、9……抵抗、10,11……
分圧抵抗、12,13,16……ダイオード、1
5……補助電源回路、VC……直流安定電圧、VB
……ベース電圧(分圧電圧)、Vcc……電源端子、
R……リセツト端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源と、この交流電源に接続された整流回
    路と、この整流回路の出力端に接続され、この整
    流回路の出力電圧を直流安定電圧へ変換して負荷
    電子回路の電源端子へ供給する直流安定化電源回
    路と、ベースに前記整流回路の前記出力電圧を抵
    抗で分圧した分圧電圧が印加され、エミツタに前
    記直流安定電圧が印加され、コレクタに前記負荷
    電子回路のリセツト端子が接続されたpnp型のト
    ランジスタと、このトランジスタの前記エミツタ
    と前記直流安定化電源回路の前記直流安定電圧の
    出力端間に介挿されたダイオードと前記エミツタ
    と接地間に介挿されたコンデンサとで構成された
    補助電源回路とを具備してなることを特徴とする
    リセツト信号発生装置。
JP9479484U 1984-06-25 1984-06-25 リセツト信号発生装置 Granted JPS619932U (ja)

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JP9479484U JPS619932U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 リセツト信号発生装置

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JP9479484U JPS619932U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 リセツト信号発生装置

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JPS619932U JPS619932U (ja) 1986-01-21
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