JPH03174257A

JPH03174257A - スタンプミル

Info

Publication number: JPH03174257A
Application number: JP31263189A
Authority: JP
Inventors: Kotaro Tsuchimoto; 土本　幸太郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-11-30
Filing date: 1989-11-30
Publication date: 1991-07-29
Anticipated expiration: 2014-06-28
Also published as: JP2913055B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、スタンプミルに関するものである。

従来の構成とその問題点ダイアモンド、鉱石、チップなどの硬度の高い物質を粉
砕するためのものとして、きねを一対のローラ間に配置
し、一方のローラを移動可能に装備し、きねを各ローラ
間に挟み付ける形式のスタンプミルが使用されている。

たとえば、特開昭６２−１６０１４６号公報に記載され
ているものがそれである。同公報に記載されているスタ
ンプミルでは、上下方向にのびるレバーが支軸に取り付
けられ、一方のローラがレバーの上端に支持されており
、レバーが支軸のまわりを揺動し、一方のローラが他方
のローラに向かって移動する。さらに、レバーに作用す
るスプリングによって一方のローラが他方のローラに向
かって弾性付勢され、きねが各ローラ間に挟み付けられ
る。したがって、モータによって各ローラを回転させ、
各ローラによってきねを持ち上げることができる。

さらに、同公報のスタンプミルでは、カム輪とカムフォ
ロアによってレバーが操作され、揺動する。カム輪はモ
ータに連結され、カムフォロアはレバーの下端に設けら
れる。そして、モータによってカム輪が駆動され、回転
し、カム輪がカムフォロアと係合し、これによってレバ
ーが揺動し、一方のローラが他方のローラから引き離さ
れ、きねが各ローラ間から離脱され、うすに落下する。

したがって、ダイアモンド、鉱石、チップなどの硬度の
高い物質をうすに入れ、きねによってこれを粉砕するこ
とができる。

しかしながら、このスタンプミルの場合、各ローラを回
転させるモータの他に、カム輪を回転させるモータを特
別に設けねばならない。しかも、ダイアモンド、鉱石、
チップなどの硬度の高い物質を粉砕するには、ｆｆ１ｆ
ｆｉの大きいきねを持ち上げ、落下させる必要がある。

したがって、大きい持ち上げ力が要求され、強い弾力の
スプリングでレバーおよびローラを弾性付勢し、きねを
挟み付けねばならない。これにともない、大きい操作力
でレバーを揺動させねばならず、カム輪を回転させるモ
ータとして容量の大きいモータを使用する必要があり、
コストが高いという問題があった。

発明の目的この発明は、一対のローラによってきねを持ち上げ、落
下させる形式のスタンプミルにおいて、各ローラを回転
させるモータ以外のモータを特別に設ける必要がないよ
うにすることを目的としてなされたものである。

発明の構成この発明によれば、きねを持ち上げる一対のローラのう
ち、一方のローラにカム輪が設けられ、他方のローラに
回転輪が設けられ、カム輪と回転輪が互いに対向する。

そして、各ローラが一定の角度位置まで回転したとき、
カム輪と回転輪が互いに係合し、各ローラがスプリング
に抗して押し離され、きねが各ローラ間から離脱され、
落下する。

実施例の説明以下、この発明の詳細な説明する。

第１図において、このスタンプミルはきね（１）および
うす（２）を有し、きね（１）は左右一対のローラ（３
Ｌ）、（３Ｒ）間に配置されている。右側のローラ（３
Ｒ）はフレーム（４）に支持され、回転可能に案内され
ている。左側のローラ（３Ｌ）については、上下方向に
のびるレバー（５）が支１ｄｌ　（６）に取り付けられ
、ローラ（３Ｌ）はレバー（５）の上端に支持され、回
転可能に案内されている。支軸（６）は水平方向にのび
、フレーム（４）に固定されており、レバー（５）は支
軸（６）のまわりを揺動することができる。

さらに、回転軸（７）がフレーム（４）に取り付けられ
、受板（８）がレバー（５）の下端に設けられ、受板（
９）が回転軸（７）の先端に設けられ、スプリング（１
０）が各受板（８Ｌ　（９）間に設けられている。スプ
リング（１０）は受板（８）およびレバー（５）に作用
し、受板（９）はその反力を受ける。したがって、レバ
ー（５）がその揺動方向に弾性付勢され、左側のローラ
（３Ｌ）が右側のローラ（３Ｒ）に向かって弾性付勢さ
れ、きね（１）が各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間に挟み
付けられる。さらに、この実施例では、受板（９）が回
転軸（７）にねじ合わされており、ハンドル（１１）に
よって回転軸（７）を回転させると、受板（９）が回転
１ｄｌ　（７）に沿って移動する。

これによってスプリング（１ｏ）の弾力を調節すること
もできる。

さらに、一対のモータ（１２Ｌ　）、（１２Ｒ）がフレ
ーム（４）に設けられ、ベルト（１３Ｌ　）、（１３Ｒ
）によってローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）とモータ（１２Ｌ
　）、（１２Ｒ）が連結されており、モータ（１２Ｌ　
）、（１２Ｒ）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）を
駆動し、回転させることができる。左側のローラ（３Ｌ
）は反時計方向に回転し、右側のローラ（３Ｒ）は時計
方向に回転する。したがって、各ローラ（３Ｌ）、（３
Ｒ）によってきね（１）を持ち上げることができる。

さらに、各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）のうち、左側のロ
ーラ（３Ｌ）にカム輪（１４）が設けられている。

第２図に示すように、この実施例では、前後一対のカム
輪（１４）がローラ（３Ｌ）の両面に張り付けられ、固
定されている。そして、右側のローラ（３Ｒ）に回転輪
（１５）が設けられ、前後一対の回転輪（１５）カロー
ラ（３Ｒ）の両面に張り付けられ、固定されている。カ
ム輪（１４）および回転輪（１５）は各ローラ（３Ｌ）
、（３Ｒ）を押し離すためのもので、互いに対向し、ロ
ーラ（３Ｌ）、（３Ｒ）と一体向に回転する。そして、
第３図に示すように、各カム輪（１４）がローラ（３Ｌ
）に対し偏心し、回転輪（１５）はローラ（３Ｒ）と同
心に取り付けられており、カム輪（１４）の角度範囲（
Ａ）において、カム輪（１４）と回転輪（１５）が互い
に対向したとき、きね（１）が各ローラ（３Ｌ）、（３
Ｒ）間に挟み付けられ、カム輪（１４）および回転輪（
１５）は間隔を置いて配置される。カム輪（１４）の角
度範囲（Ｂ）において、カム輪（１４）と回転輪（１５
）が互いに対向したとき、カム輪（１４）および回転輪
（１５）は互いに係合する。

したがって、このスタンプミルにおいて、モータ（１２
Ｌ　）、（１２Ｒ）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ
）が駆動され、各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）が一定角度
回転し、一定の角度位置に達すると、カム輪（１４）の
角度範囲（Ａ）において、カム輪（１４）と回転輪（１
５）が互いに対向する。したがって、きね（１）が各ロ
ーラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間に挾み付−けられ、カム輪（
１４）と回転輪（１５）が間隔を置いて配置され、各ロ
ーラ（３Ｌ）、（３Ｒ）によってきね（１）が持ち上げ
られる。その後、各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）カ一定角
度回転し、一定の角度位置に達すると、カム輪（１４）
の角度範囲（Ｂ）において、カム輪（１４）と回転輪（
１５）が互いに対向する。したがって、カム輪（１４）
と回転輪（１５）が互いに係合し、カム輪（１４）と回
転輪（１５）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）が押
し離され、レバー（５）がスプリング（１０）に抗して
揺動し、スプリング（１０）は各受板（８）、（９）間
で圧縮される。したがって、きね（１）が各ローラ（３
Ｌ）、（３Ｒ）間から離脱され、うす（２）に落下する
。

さらに、各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）が一定角度回転す
ると、きね（１）が各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間に挟
み付けられ、各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）によってきね
（１）が持ち上げられる。その後、各ローラ（３Ｌ）、
（３Ｒ）が一定角度回転すると、カム輪（１４）と回転
輪（１５）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）が押し
離され、きね（１）が各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間か
ら離脱され、うす（２）に落下する。これが順次交互に
繰り返される。したがって、ダイアモンド、鉱石、チッ
プなどの硬度の高い物質をうす（２）に入れ、きね（１
）によってこれを粉砕することができる。

なお、ダイアモンド、鉱石、チップなどの硬度の高い物
質を粉砕するには、重量の大きいきね（１）を持ち上げ
、落下させる必要があり、大きい持ち上げ力が要求され
る。したがって、このスタンプミルでも、ローラ（３Ｌ
）、（３Ｒ）を回転させるモータ（１２Ｌ　）、（１２
Ｒ）として、容量の大きいモータ（１２Ｌ　）、（１２
Ｒ）が使用される。さらに、これにともない、強い弾力
のスプリング（１０）でレバー（５）およびローラ（３
Ｌ）を弾性付勢し、きね（１）を挟み付けねばならず、
きね（１）を各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間から離脱さ
せ、落下させるとき、大きい操作力でレバー（５）を操
作し、揺動させる必要があるが、このスタンプミルの場
合、レバー（５）を操作するのはカム輪（１４）と回［
４６（１５）であり、容量の大きいモータ（１２Ｌ　）
、（１２Ｒ）である。したがって、大きい操作力で１ツ
バ−（５）を操作し、揺動させることができ、問題はな
い。

発明の詳細な説明したように、この発明によれば、モータ（１２Ｌ
　）、（１２Ｒ）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）
を回転させ、きね（１）を持ち上げることができ、ロー
ラ（３Ｌ）、（３Ｒ）のカム輪（１４）と回転輪（１５
）によって各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）を押し離し、き
ね（１）を各ローラ（３Ｌ）、（３Ｒ）間から離脱させ
ることができる。それ以外のモータを特別に設ける必要
はない。したがって、そのコストが低く、所期の目的を
遠戚することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す断面図、第２図は第１
図のローラの平面図、第３図は第２図のカム輪のｆｆ１１１面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

　きねを一対のローラ間に配置し、一方のローラを移動
可能に装備し、スプリングによって前記一方のローラを
他方のローラに向かって弾性付勢し、前記きねを前記各
ローラ間に挟み付けるとともに、モータによって前記各
ローラを回転させ、前記各ローラによって前記きねを持
ち上げるようにしたスタンプミルにおいて、前記各ロー
ラのうち、一方のローラにカム輪を設け、他方のローラ
に回転輪を設け、前記カム輪と前記回転輪を互いに対向
させ、前記各ローラが一定の角度位置まで回転したとき
、前記カム輪と回転輪が互いに係合し、前記各ローラを
前記スプリングに抗して押し離し、前記きねを前記各ロ
ーラ間から離脱させ、落下させるようにしたことを特徴
とするスタンプミル。