JPH022428Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022428Y2 JPH022428Y2 JP12056984U JP12056984U JPH022428Y2 JP H022428 Y2 JPH022428 Y2 JP H022428Y2 JP 12056984 U JP12056984 U JP 12056984U JP 12056984 U JP12056984 U JP 12056984U JP H022428 Y2 JPH022428 Y2 JP H022428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- fixed blade
- movable
- fixed
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 7
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は固定刃とこれと協動して破砕作業を
行う可動刃とを有するジヨークラツシヤーに関す
る。
行う可動刃とを有するジヨークラツシヤーに関す
る。
従来技術
ジヨークラツシヤーではパツキング現象を防ぐ
ため破砕比(破砕前後の粒度の比)をあまり大き
く上げることができず、通常1/5程度にされ、
破砕比をこれ以上上げたい場合には複数のジヨー
クラツシヤーを用意し、一つのジヨークラツシヤ
ーで破砕された被破砕物をコンベヤで次のジヨー
クラツシヤーに運び、ここで再び破砕して粒度の
細かな所望の被破砕物を得られるようにしてい
る。
ため破砕比(破砕前後の粒度の比)をあまり大き
く上げることができず、通常1/5程度にされ、
破砕比をこれ以上上げたい場合には複数のジヨー
クラツシヤーを用意し、一つのジヨークラツシヤ
ーで破砕された被破砕物をコンベヤで次のジヨー
クラツシヤーに運び、ここで再び破砕して粒度の
細かな所望の被破砕物を得られるようにしてい
る。
考案が解決しようとする問題点
破砕比を大きくしようとすれば、上述するよう
に複数のジヨークラツシヤーとそれらを連結する
コンベヤを用意しなければならず、装置が大型化
する。
に複数のジヨークラツシヤーとそれらを連結する
コンベヤを用意しなければならず、装置が大型化
する。
問題点を解決するための手段
装置を可及的に小型化し、設備費を少なくする
ため固定刃と可動刃の対を上下に連設し、上下の
各可動刃を共通の駆動軸により作動させるように
する。
ため固定刃と可動刃の対を上下に連設し、上下の
各可動刃を共通の駆動軸により作動させるように
する。
作 用
上段の固定刃と可動刃の間で破砕された被破砕
物は下方に落下して再び下段の固定刃と可動刃の
間で破砕される。
物は下方に落下して再び下段の固定刃と可動刃の
間で破砕される。
実施例
フレーム1の上部及び下部には、固定刃2,
2′と、枢軸3,3′に枢支され、固定刃と協動し
て破砕作業を行う可動刃4,4′が配設され、上
下の各可動刃4,4′は駆動5に固着の偏心カム
とトツグルジヨイント機構7,7′により連結さ
れ、偏心カムが回転すると、上下のピン8,8′
が互いに逆向きに上下動し、上下の可動刃4,
4′を枢軸3,3′を中心として互いに逆向きに揺
動させる。これにより上部の可動刃4が時計方向
に枢動し、固定刃2に向かつて動いて破砕作業を
行うと、下側の可動刃4′が固定刃2′より離れ、
逆に上側の可動刃4が固定刃2より離れると、破
砕された被破砕物が下側の固定刃2′と可動刃
4′間に落下し、固定刃2′に向かつて動く可動刃
4′の破砕作業により再度破砕される。図中、9
は案内板で、落下する被破砕物がこれに当たつて
固定刃2′と可動刃4′の間に入るようにしてい
る。
2′と、枢軸3,3′に枢支され、固定刃と協動し
て破砕作業を行う可動刃4,4′が配設され、上
下の各可動刃4,4′は駆動5に固着の偏心カム
とトツグルジヨイント機構7,7′により連結さ
れ、偏心カムが回転すると、上下のピン8,8′
が互いに逆向きに上下動し、上下の可動刃4,
4′を枢軸3,3′を中心として互いに逆向きに揺
動させる。これにより上部の可動刃4が時計方向
に枢動し、固定刃2に向かつて動いて破砕作業を
行うと、下側の可動刃4′が固定刃2′より離れ、
逆に上側の可動刃4が固定刃2より離れると、破
砕された被破砕物が下側の固定刃2′と可動刃
4′間に落下し、固定刃2′に向かつて動く可動刃
4′の破砕作業により再度破砕される。図中、9
は案内板で、落下する被破砕物がこれに当たつて
固定刃2′と可動刃4′の間に入るようにしてい
る。
本実施例におけるように、上下のジヨークラツ
シヤーが交互に破砕作業を行い、上下の破砕が位
相をずらして、好ましくは180゜位相をずらして行
われるようにした場合、同一の破砕比を達成する
ため二台のジヨークラツシヤーを個々に運転する
のと比べ、動力の消費量が大巾に低下することが
実験の結果判明した。
シヤーが交互に破砕作業を行い、上下の破砕が位
相をずらして、好ましくは180゜位相をずらして行
われるようにした場合、同一の破砕比を達成する
ため二台のジヨークラツシヤーを個々に運転する
のと比べ、動力の消費量が大巾に低下することが
実験の結果判明した。
上記実施例では、共通の偏心カムでトツグルジ
ヨイント機構を介して上下の可動刃を作動させる
ようにしているが、上記の機構の代わりに他の機
構、例えば駆動軸の両側に該駆動軸によつて回転
駆動される偏心カムを設け、該カムによつて直接
或いはトツグルジヨイント機構を介して可動刃を
作動させるようにしてもよい。この場合も上記実
施例と同様、上述する理由により可動刃は位相を
ずらして作動させるようにするのが望ましい。
ヨイント機構を介して上下の可動刃を作動させる
ようにしているが、上記の機構の代わりに他の機
構、例えば駆動軸の両側に該駆動軸によつて回転
駆動される偏心カムを設け、該カムによつて直接
或いはトツグルジヨイント機構を介して可動刃を
作動させるようにしてもよい。この場合も上記実
施例と同様、上述する理由により可動刃は位相を
ずらして作動させるようにするのが望ましい。
考案の効果
本考案のジヨークラツシヤーは以上のように、
上下にジヨークラツシヤーが配置され、破砕が二
段階で行われるようになつているため高破砕率が
得られ、しかも上下の各可動刃は共通の駆動源に
より作動されるようになつているためジヨークラ
ツシヤーを二台用意するのと比べ、構造が簡単で
コンパクトとなり、設備費を少なくすることがで
きる。
上下にジヨークラツシヤーが配置され、破砕が二
段階で行われるようになつているため高破砕率が
得られ、しかも上下の各可動刃は共通の駆動源に
より作動されるようになつているためジヨークラ
ツシヤーを二台用意するのと比べ、構造が簡単で
コンパクトとなり、設備費を少なくすることがで
きる。
図は本考案に係るジヨークラツシヤーの縦断面
図を示す。 1……フレーム、2,2′……固定刃、3,
3′……枢軸、4,4′……可動刃、5……駆動
軸、6……偏心カム、7……トツグルジヨイント
機構、8,8′……ピン、9……案内板。
図を示す。 1……フレーム、2,2′……固定刃、3,
3′……枢軸、4,4′……可動刃、5……駆動
軸、6……偏心カム、7……トツグルジヨイント
機構、8,8′……ピン、9……案内板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定刃と、固定の一水平軸線の廻りに揺動可
能であり、上記固定刃と協動して破砕作業を行
う可動刃とを上下に配設し、かつ上下の各可動
刃を共通の駆動軸にそれぞれ作動機構により連
結したジヨークラツシヤー。 (2) 上下の各可動刃は位相をずらして作動される
登録請求の範囲第1項記載のジヨークラツシヤ
ー。 (3) 位相は180゜ずらされる登録請求の範囲第2項
記載のジヨークラツシヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056984U JPS6137240U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | ジヨ−クラツシヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12056984U JPS6137240U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | ジヨ−クラツシヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137240U JPS6137240U (ja) | 1986-03-07 |
JPH022428Y2 true JPH022428Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30679383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12056984U Granted JPS6137240U (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | ジヨ−クラツシヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137240U (ja) |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP12056984U patent/JPS6137240U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6137240U (ja) | 1986-03-07 |
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