JPH0317424A - グリル付ガステーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グリルバーナによって魚等を焼くグリル部と
コンロバーナによって鍋等を加熱するコンロ部を有する
ガステーブルに関するものである。

従来の技術 従来のガステーブルは第３図、第４図に示す様な横戒で
あり、一般的には家庭用のグリル付きガスコンロと呼ば
れている．第４図において１はガスコンロの本体を構威
するテーブル本体であり、その中央内部には主に魚など
を直火で焼くグリル部２と、上面左右２箇所には鍋等を
置いて加熱するコンロ部３とが設けられている。例えば
第３図に示す様にコンロ部３はテーブル本体１の上部に
天［４が載置され、また内部よりコンロバーナ５のヘッ
ド６をコンロ汁受皿７の中央の開口部８に臨ませており
、コンロバーナ５のヘッド６の外周部には炎孔９が多数
設けてあり、火炎ｌＯを形戒する，コンロ汁受皿７の上
部には複数の爪ｌ１を持つ五徳ｌ２が設けてあり、ｗ４
１３等の載置用の台となっている。またグリル部２は箱
状のグリル庫１４の内部上方位置にグリルバーナ１５を
有し、グリル庫１４の内部下方位置に水１６を入れる構
威としたグリル受皿１７と、このグリル受皿１７の上部
に被調理物１８を載置する焼網ｌ９を備えている。

発明が解決しようとする課題 しかし、この様なガステーブルにおいては、コンロ部の
五徳の出っぱりや、コンロ汁受皿が複数存在することに
よりガステーブルの上面の構威が複雑であり、調理後の
掃除が極めてしにくく、またゴミや汁等がコーナ一部に
蓄積し易くなっており、見た目にもすっきりした感じで
はなくクリーン性、デザイン性において著しく劣ってい
た．よってこの様な欠点を解決するために後述するいく
つかの横戒が考えられてきた。すなわち、第５図に示す
様にテーブル本体１の高さを高くしてコンロ汁受皿７を
一体としその底面をフラットにする方式であるが、これ
は見た目にもすっきりし、掃除性も著しく向上するので
あるが、現状の台所においては全体的なバランスをくず
してしまう．すなわち現在一般家庭における主流のガス
テーブルの天板４までの高さは１８Ｃ１１１であり、そ
れに伴い、ガステーブルの置台もそれ用に設けてあるた
め、テーブル本体の高さを高くすることは、台所におい
てガステーブルの位置だけが突出することとなり、全体
としての美観がそこなわれ、一般ユーザーに受け入れら
れにくいものとなってしまう．また第６図にはガステー
ブルの高さを１８ｃｍに保ち、コンロ汁受皿７を一体と
し、その底面をフラット化したものであるが、コンロ汁
受皿７の位置が全体的に高くなってしまい、そのためコ
ンロバーナヘッド６も位置が高くなる．そしてコンロ部
３の燃焼性能を確保するためには、燃焼用の２次空気が
充分であることと、燃焼するための空間を保つことが不
可欠であり、よって五徳１２の高さを高くして、空気の
通りを保ち燃焼空間を維持しなければならない．したが
って五徳ｌ２が高くなることによって、美観をそこねる
ばかりでなく、鍋を置いたとき鍋の位置が高くなり鍋の
安定性に欠ける面が出て非常に危険である．さらに第７
図には、ガステープルの高さを１８ＣＩに保ち、かつ五
徳１２も高くならない樺にして、コンロ汁受皿７も一体
とした場合を示すが、ガステーブルの高さを１８０に保
とうとするとグリル部２があるため、どうしてもコンロ
汁受皿７は中央部が突出してしまい、クリーン性、美し
さが劣るＩ或となってしまう．そこで、第８図に示す様
にコンロ汁受皿７の底面をフラットにすると、美観、掃
除性は著しく向上し、見た目にもコンロ部３はすっきり
とした感じになる。しかし、この場合、グリル庫１４の
高さが著しく制限され低くなるため、グリルバーナ１５
と被調理吻１９との距離が極度に小さくなり、調理時に
おける被調理物ｌ９の大きさが制限されるとともに、被
調理物ｌ９に対して、グリルバーナｌ５が近いためいわ
ゆる強火の遠火が現出不可能となり、被調理物ｌ９への
温度分布にむらが発生し、著しく調理性能が悪くなって
いた． 本発明はこの様な従来の課題を解消するものであり、美
味しく調理でき、しかも掃除性が良く、見た目にも美し
くすっきりした感しを与えるガステーブルを提供するこ
とを目的とする。

上記課題を解決するために本発明のガステーブルは、天
板上面までの高さが１８ｃｍ以下であり、グリル受皿、
あるいはその下部にグリル受皿冷却手段を具備し、グリ
ル受皿底面と焼綱を近接させ、グリルバーナ位置を下げ
、グリル庫の高さを低くし、テーブル本体上面に位置す
るコンロ汁受皿を一体とするとともにその底面をフラッ
トにしたものである。

作用 本発明は上記した構威によって、グリル受皿の温度上昇
を抑え、調理中にグリル受皿に水を入れなくても発煙を
しないかつ受皿へのこびり付きも少なくすることにより
、グリル受皿の水を入れるスペースを省くことが可能と
なる．グリル庫全体をコンパクトにすると同時に、ガス
テーブル上部のコンロ部のコンロ汁受皿も一体化、底面
プラント化が実現出来、調理性、掃除性、機器の美しさ
の向上がはかれる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
． 第１図において、２０はガステーブル本体で、このテー
ブル本体２０の上面部には天板２１が載置されており、
テーブル本体２０の下部に設けられたテーブル脚２２の
下から天板２１の上面までの高さは１８Ｃ１１となって
いる．またテーブル本体２０の上部には複数個のコンロ
バーナ２３が設けられ、このコンロバーナ２３はコンロ
汁受皿２４によってとり囲まれている。コンロ汁受皿２
４は複数のコンロバーナ２３をとり囲んでおり、その底
面部はほぼフラットな状態となっている。またコンロバ
ーナ２３のヘッド２５はコンロ汁受皿２４の開孔部２６
に臨ませており、ヘンド２５の外周部には炎孔２７が多
数設けてある。コンロ汁受皿２４の上部には複数の爪２
８を持つ五徳２９が設けてあり、鍋３０等の載置用の台
となっている。

一方、箱状のグリル庫３１はガステーブル本体２０の内
部に設置されており、グリル庫３１は、内部の上方位置
にグリルバーナ３２を有し、内部の下方位置には水を入
れなくても良い構或、すなわち、深さを５一〜１５ｓ程
度と浅くしてかつ重量を軽くし持ち運びし易くしたグリ
ル受皿３３と、このグリル受皿３３の上部に被調理物３
４を載置する焼網３５を備えている．なお、グリルバー
ナ３２はグリル庫内の上部だけでなく、上側部に設けて
もよい．また調理時グリル受皿３３に水を入れなくても
良いため水の気化等で失なわれる熱量が省くことが出来
ることによりグリルバーナ３２の燃焼量は約１割〜２割
程度従来バーナよりも低く設定されていることや、本実
施例ではグリル受皿３３の表面は従来のホーロー加工で
はなく、金属粉末入りテフロンあるいはステンレスとし
ているため、バーナ３２からの輻射を抑えていること、
グリル受皿３３の下部には空気が流れ易くなる様に受皿
３３とグリル庫３ｌの底面とのすき間を３１ａ（以下グ
リル受皿冷却手段という）をｌＯｍ程度とし、空気を充
分とる構威としているため、グリル受皿３３の表面温度
は調理時において上昇しにくくなっている．なお、グリ
ル受皿冷却手段３１ａはグリル庫３１の底とガステーブ
ル本体２ｏの底との間に設けてもよい．したがって従来
発煙対策、皿へのこびりつき等から必要とされていたグ
リル受皿３３への水の投入は必要ではなくなり、グリル
受皿３３における水入れのスペースが省略可能となる．
よってその分だけ約２０ｃｍ前後焼網３５の位置は下方
へ移動可能となり、被調理物３４とグリルバーナ３２と
の距離も充分にもったまま、グリルバーナ３２位置も下
方へ移動可能となる．その結果、グリル受皿３３と焼４
ｌｉｌ３５の距離は被調理物３４の焼汁等が被調理物３
４にくっついたままにならない程度の５ＣＩ以上あいて
いれば良く、その距離は著しく短くなる．よってグリル
バーナ３２位置は被調理物との位置を保ったままいわゆ
る遠火の強火で調理可能な状態にて下方に設置出来、コ
ンロ汁受皿２４はガステーブル本体２０の高さが天［２
１まで１８ｃ＋ａという制限内にて一体化、フラット化
することが出来、台所のトータルバランス、美観をそこ
なうことなく、より見た目に美しく、調理性能の良い、
掃除性の向上したガステーブルの具現化をすることが出
来る。

発明の効果 以上のように本発明のガステーブルによれば次の効果を
得ることができる． （１）　　コンロ汁受皿を一体化、底面フラット化する
ことによって、台所の美観をそこねることなく、見た目
にすっきりした美しさと清潔感を与えるガステーブルを
提供することが出来る。

（２冫　　コンロ汁受皿の凹凸部が少なくなるとともに
、調理テーブル上面の凹凸部も少なくなり、ガステーブ
ルの掃除性が向上する。

（３）コンロ汁受皿が一体化、底面部が平面化するため
コンロ部バーナへの二次空気供給通路、及び断面積が拡
大し、バーナ部の燃焼が安定化し、排ガス特性が良くな
り、安全性が向上するとともに、その分だけ五徳の高さ
が低く出来るため、調理操作も簡単になり、機器全体の
美しさも良くなる。

（４）　　コンロ汁受皿の一体化により、コストが低減
出来る． （５）グリルバーナと被調理物の距離が充分保てるため
、さらには、水の蒸発或分が著しく抑制されるため、魚
等の調理性能が著しく向上する．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるガステーブルの断面
図、第２図はその斜視図、第３図〜第８図は従来のガス
テーブルを示し、第３図は断面図、第４図は斜視図、第
５図〜第８図は同説明用の図である． ２０・・・・・・ガステーブル本体、２３・・・・・・
コンロバーナ、２４・・・・・・コンロ汁受皿、３ｌ・
・・・・・グリル庫、３１ａ・・・・・・すき間（グリ
ル受皿冷却手段）、３３・・・・・・グリル受皿、３５
・・・・・・焼綱。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　テーブル本体と、このテーブル本体上面部に載置され
   た天板と、前記テーブル本体の上面部に設けられた複数
   個のコンロバーナと、このコンロバーナをとり囲む凹部
   を有するコンロ汁受皿と、このコンロ汁受皿の上にあっ
   てその頂部が前記コンロバーナの頂部より上にある五徳
   を備え、前記テーブル本体の内部には、グリル庫と、こ
   のグリル庫内の上部または上側部に設けたグリルバーナ
   と、前記グリル庫内の下部に被調理物を載置する焼網と
   、その被調理物から出る焼汁等を受けるグリル受皿を有
   し、前記天板上面までの高さが略１８ｃｍとし、前記グ
   リル庫とグリル受皿あるいはそれらの下部にはグリル受
   皿冷却手段を具備し、テーブル本体上面に位置するコン
   ロ汁受皿を一体とするとともにその底面を平面化したグ
   リル付ガステーブル。