JPH03174243A - 放射器支持用のカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野１ 本発明は紫外線放射器等の放射器を支持するカートリッ
ジに関し、特にその換気及び冷却構造に改良を加えたも
のに関する。

〔従来の技術１ 紫外線放射器等の放射器を支持するカートリッジの換気
及び冷却構造に関しては従来より多く提案がなされてお
り、本出願人等もヨーロッパ特許ＥＰＯ１２７４９６の
主題としている。ヨーロッパ特許ＥＰＯ１２７４９６に
示すものは、管状の放射器、特に紫外線放射器、をリフ
レクタのほぼ焦点位置に配して支持し、リフレクタは放
射器の長手方向で対向する一対の反射壁を備え、これら
二つの反射壁の接合部分のギャップを部分的に反射シー
ルドで覆い、隣り合う二つのリフレクタの壁がＶ字形状
に組み合わせた放射器支持用のカートリッジである。

この種のカートリッジは一般に２００ｍｍ近い厚さを有
し、換気及び冷却はカートリッジの内部に設けたファン
により行なうようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、例えば紙や布の乾燥などのある種の用途
のために用いる放射器支持用のカートリッジでは、およ
そ６５ｍｍを越える厚さを有することができないという
程に薄型化を要求される。

そしてこのような厚さでは従来のように冷却ファンを内
蔵することができない。

本発明はこのような従来の問題に鑑みてなしたもので、
紫外線放射器等の放射器を支持する薄型のカートリッジ
であって、換気・冷却装置を備えることができるものを
提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段１ 本発明に係る放射器支持用のカートリッジは、上記目的
を達成するために、ケーシングと、該ケーシングに外側
に向けて開口させて取付けた少なくとち二以上のリフレ
クタと、これらリフレクタの焦点位置に配した管状の放
射器とを有し、各リフレクタが上記放射器の長平方向に
沿い対向する一対の反射壁からなり、これら反射壁の近
接する側の縁部間にギャップを設け、上記反射壁の近接
縁部間を上記ギャップを隙間を明けて反射シールドで覆
い、一以上の冷却エア放出用の穴明き管を上記ケーシン
グ内に上記放射器に対してほぼ平行にかつ上記リフレク
タの背面側に配してなる構成としたものである。

本発明に係る放射器支持用のカートリッジは、さらに薄
型化を達成するために、上記穴明き管と上記放射管の軸
を略同一の平面上に位置させた構成とすることができる
。

本発明に係る放射器支持用のカートリッジは、さらに換
気・冷却性能を向上させるためにを達成するために、上
記ケーシングの上記反射シールドの近傍に換気用の開口
を設けた構成とすることができる。また相隣るリフレク
タの反射壁の開口端縁部をＶ字形状に組み合わせ、かつ
換気用の隙間を形成して構成することができる。さらに
上記ケーシングの縁部と上記リフレクタの反射壁の開口
端縁部との間に換気用の隙間を形成して構成とすること
ができる。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

図は本発明の一実施例を示す。図中１はカートリッジで
一般的な形態としてフレーム２とカバー３とからなる断
面が略矩形のものを示している。

カートリッジｌの内部には二本の紫外線放射管４．４、
一対のリフレクタ５、各リフレクタ５ごとに設けた二つ
のシールド６及び三本の穴明き管７・・を格納してあり
、三本の穴明き管７・・と紫外線放射管４．４の軸は図
示のように略同一の平面内に位置させて配置しである。

　リフＩ／クタ５は一対の放射壁５ａ、５ｂからなり、
これら放射壁５ａ、５ｂを断面が略放物綿状の形状を呈
するよう組み合わせてあり、紫外線放射管４はそれぞれ
リフレクタ５の略焦点位置に配置しである。

そして放射１ｉ５ａ、５ｂのシールド６側の合わせ目部
分には折立てたフランジ部１１ａ、ｌｌｂが形成してあ
り、対向するフランジ部１１ａ、１１ｂの間に隙間１２
が設けである。またリフレクタ５．５同士の合わせ目部
分、即ち一方のリフレクタ５の放射壁５ｂと他方の放射
壁５ａとの合わせ目部分はＶ字形状としてあり、このＶ
字部分８には小孔８ａ、８ｂが設けである。さリフレク
タ５とフレーム２との間を塞ぐ底板９の縁部にもと放射
壁５ａ、５ｂとの合わせ目部分に小孔９ａ、９ｂが設け
である。

シールド６は樋状の部材で、リフレクタ５の放射壁５ａ
、５ｂの合わせ目部分とカバー３との間にあって、放射
壁５ａ、５ｂのフランジ部１１ａ、ｌｌｂに被さって隙
間１２を覆っている。またカバー３のシールド６との対
応位置にはオリフィス状の開口ｌＯが設けである。

穴明き管７は図示せぬエア供給源と接続してあり、これ
も図示せぬ小孔から換気・冷却用のエアを吹き出すよう
になっている。なお図示の例では穴明き管７はその断面
が円形のものとしであるが、これに限定されず、正方形
、四角形、楕円形等種々の断面形状を採用することがで
きる。

次に本実施例における換気・冷却機能について説明する
。

換気及び冷却は、互いに平行でありかつ紫外線放射管４
に対しても平行な複数の穴明き管７からカートリッジｌ
の内部に吹き出すエアにより行なわれる。

穴明き管７から吹き出したエアのうちシールド６側へ向
かうエアは一部のエアＡ１がシールド６とカバー３との
間を通ってカバー３の開口１０から外部へ出、シールド
６とリフレクタ５との間に入ったエアＡ２は放射壁５ａ
、５ｂの間の隙間１２からリフレクタＳ内へ出、紫外線
放射管４を冷却する。

換気はすべての可能なルートにより行なわれ、リフレク
タ５の背面に添って流れるエアＡ３、Ａ４、Ａ５はカー
トリッジｌ内を冷却してＶ字部分８の小孔８ａ、８ｂ、
フレーム２の底板９との合わせ目部分の小孔９ａ、９ｂ
から外部に出る。

またフレーム２の側部へ向かったエアＡ６、Ａ７も底板
９の小孔９ａ、９ｂから外部に出る。

なお、穴明き管７内でのエア圧力を各穴明き管７に対し
て可変させ、エアフローと圧力のバランスを取ることに
より、カートリッジ１内の温度の非対称な上昇、下降を
防止することができる。またカートリッジｌ内から出し
たエアを公知の通風手段により集め１．排気もしくは再
循環するようにしてもよい。またシールド６とリフレク
タ５の間の換気機能は、取り扱い製品の汚染防止に役立
つ。

本発明は図示の実施例のようなカートリッジの形状、放
射管の種類、形状、数、リフレクタの形状、数等々には
限定されない。

〔発明の効果１ 本発明は以上説明してきたように、カートリッジ内に配
した穴明き管からエアを吹き出すようにしたので、紫外
線放射器等の放射器を支持するカートリッジを薄型で換
気・冷却機能を有するものにできるという効果がある。

また請求項２の放射器支持用のカートリッジは、上記穴
明き管と上記放射管の軸を略同一の平面内に位置させる
ようにしたので、上記共通の効果に加え、さらに薄型化
を図ることができるという効果がある。

さらに請求項３ないし５に係る放射器支持用のカートリ
ッジは、ケーシング等の諸所に換気用の開口、隙間を設
けるようにしたので、上記共通の効果に加え、さらに換
気・冷却性能を向上させ得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る換気・冷却装置の断面図である。 ｌ：カートリッジ ２：フレーム ３：カバー ４：紫外線放射管 ５：リフレクタ ５ａ、５ｂ：放射壁 ６：シールド ７：穴明き管 ８：ｖ字部分 ８ａ、８ｂ；小孔 ９：底板 ９ａ、９ｂ＝小孔 ｌＯ：開口 １２：隙間

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシングと、該ケーシングに外側に向けて開口
   させて取付けた少なくとも二以上のリフレクタと、これ
   らリフレクタの焦点位置に配した管状の放射器とを有し
   、各リフレクタが上記放射器の長手方向に沿い対向する
   一対の反射壁からなり、これら反射壁の近接する側の縁
   部間にギャップを設け、上記反射壁の近接縁部間を上記
   ギャップと隙間を明けて反射シールドで覆い、一以上の
   冷却エア放出用の穴明き管を上記ケーシング内に上記放
   射器に対してほぼ平行にかつ上記リフレクタの背面側に
   配してなる放射器支持用のカートリッジ。
2. （２）上記穴明き管と上記放射管の軸を略同一の平面上
   に位置させてなる請求項１の放射器支持用のカートリッ
   ジ。
3. （３）上記ケーシングは上記反射シールドの近傍に換気
   用の開口を設けた請求項１または２の放射器支持用のカ
   ートリッジ。
4. （４）相隣るリフレクタの反射壁の開口端縁部をＶ字形
   状に組み合わせ、かつ換気用の隙間を形成してなる請求
   項１ないし３のいずれかの放射器支持用のカートリッジ
   。
5. （５）上記ケーシングの縁部と上記リフレクタの反射壁
   の開口端縁部との間に換気用の隙間を形成してなる請求
   項１ないし４のいずれかの放射器支持用のカートリッジ
   。