JPH03173868A - ピペリジンアクリル酸誘導体 - Google Patents

ピペリジンアクリル酸誘導体

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JPH03173868A
JPH03173868A JP23946290A JP23946290A JPH03173868A JP H03173868 A JPH03173868 A JP H03173868A JP 23946290 A JP23946290 A JP 23946290A JP 23946290 A JP23946290 A JP 23946290A JP H03173868 A JPH03173868 A JP H03173868A
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JP
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acrylic acid
piperidine
compound
derivative
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JP23946290A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukumi
宏 福見
Toshiaki Sakamoto
俊明 坂本
Mitsuo Sugiyama
杉山 充男
Yoshio Iizuka
義夫 飯塚
Takeshi Yamaguchi
武 山口
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗アレルギー作用及び抗喘息作用を有するジフ
ェニルメトキシエチルピペリジンアクリル酸誘導体及び
その塩に関する。
(従来の技術〉 従来、抗喘息作用を有するジフェニルメトキシエチルピ
ベリジン誘導体としては、例えば、特開昭63−685
64号公報明細書には抗ヒスタミン作用及び抗喘息作用
を有する化合物が記載されている。
(当該発明が解決しようとする課題) 新規かつ有用な抗アレルギー作用及び抗喘息作用を有す
る化合物は常に求められている。
本発明者等は、抗アレルギー作用及び抗喘息作用を有す
る誘導体の合成とその薬理活性について永年に亘り鋭意
研究を行なった結果、新規なジフェニルメトキシエチル
ピペリジンアクリル酸誘導体が、優れた抗ヒスタミン作
用、抗アレルギー作用及び抗喘息作用を有し、且つ、眠
気などの副作用が少なく、さらに、合成が極めて容易で
あることを見出し、本発明を完成した。
(発明の構成) 本発明の新規なジフェニルメトキシエチルピペリジンア
クリル酸誘導体は、 一般式 で表わされる化合物及びその薬理上許容し得る塩である
上記式中、R+、 Rz、 RxおよびR4は同−又は
異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、トリ
フルオロメチル基、ハロゲン原子又はニトロ基を示し、
R2は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラルキ
ル基を示す。
前記−紋穴(1)において、 「アルキル基」とは、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、S−
ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチル、t−ペ
ンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシルのよう
な炭素数l乃至6個の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基
を示し、好適には炭素数1乃至4個のアルキル基である
「アルコキシ基」とは、例えばメトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブ
トキシ、S−ブトキシ、t−ブトキシ、ペントキシ、イ
ソペントキシ、t−ペントキシ、ヘキシルオキシ、イソ
へキシルオキシのような炭素数l乃至6個の直鎖状又は
分枝鎖状のアルコキシ基を示し、好適には炭素数1乃至
4個のアルコキシ基である。
「ハロゲン原子」とは、フッ素、塩素、臭素又は沃素を
示し、好適にはフッ素又は塩素である。
「アリール基」とは、置換基を1乃至3個有してもよい
炭素数6乃至10個の芳香族炭化水素基を示し、例えば
、フェニル、ナフチルのような基を挙げることができ、
該置換基としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子のようなハロゲン原子(好適にはフッ素、塩
素、臭素)を挙げることができる。
「アラルキル基」とは例えば、フェニル又はナフチルの
ようなアリール基が1又は2個置換した低級アルキル基
を示し、例えば、ベンジル、フェネチル、ジフェニルメ
チル、ナフチルメチル、ナフチルエチル及び゛ジナフチ
ルメチル基を挙げることができ、好適には、ベンジル、
ジフェニルメチルであり、該アリール基は置換基を1乃
至3個有していてもよく、かかる置換基としてはフッ素
、塩素、臭素、ヨウ素のようなハロゲン原子(好適には
フッ素、塩素、臭素)を挙げることができる。
第−一上一一犬 表中、Me:メチル基    Et:エチル基iPr 
:イソプロピル基 Pr:プロピル基Bz:ヘンジル基
iBu:イソブチル基Ph:フェニル基 を示す。
前記−紋穴(1)を有する化合物は、必要に応じて薬理
上許容し得る塩にすることができる。そのような塩とし
ては、好適にはフッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩
、ヨウ化水素酸塩のようなハロゲン化水素酸塩、硝酸塩
、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸塩、炭酸塩等の無機酸塩;
メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩
、エタンスルホン酸塩のような低級アルキルスルホン酸
塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩
のようなアリールスルホン酸塩、フマール酸塩、コハク
酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マレイン酸塩等
の有機酸塩及びグルタミン酸塩、アスパラギン酸塩のよ
うなアミノ酸塩などの有機酸の酸付加塩、又はR1が水
素原子を表わす場合におけるナトリウム塩、カリウム塩
、リチウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウ
ム塩のようなカルボン酸のアルカリ金属塩若しくはアル
カリ土類金属塩を挙げることができる。
なお、化合物(I)において、二重結合部分に基くシス
、トランス異性体及び不斉炭素原子を有している場合に
は光学異性体が存在するが、本発明はこれらの立体異性
体並びにその混合物を包含するものである。
本願発明化合物(1)は、以下に記載する方法によって
製造することができる。
上記反応式で表わされる坊コ友必、は、式(U)で表わ
されるハロゲン誘導体(式中、R+、Rz、Rz。
およびR4は前述したものと同意義を示し、Xはハロゲ
ン原子、例えば塩素原子である)と弐(III)で表わ
されるピペリジン誘導体(式中、R3は前述したR2に
おけるエステル形成基を示す。)とを、ベンゼン、トル
エンのような芳香族炭化水素類、メタノール、エタノー
ル、プロパツールのようなアルコール類、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトンのようなア
セトン類、またはジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドのようなアミド類などの溶媒中、塩基の存在下
に2乃至6時間還流させることからなる。
使用される塩基としては、通常、塩基として作用するも
のであれば特に限定はないが、好適には、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリ
ウムのような無機塩基を挙げることができる。本反応に
おいて、原料(■)のXが塩素原子である場合には、ヨ
ウ化ナトリウム、ヨウ化カリウムのような沃化アルカリ
の存在下で好適に行なわれる。
X=CIである弐(II)の化合物は、Andr;Bu
zas等により報告された方法(J、Med、Chem
、 23゜149 (1980) )により容易に合成
できる。
亙汰旦 式中、R1,Rz、 Rt、 R4,およびR2は前述
したものと同意義を示す。
上記反応式で表わされる立汰且は、Wittig反応に
基くものであり、弐(TV)で表わされるアルデヒド化
合物と式(Va)で表わされるトリフェニルホスホラニ
リデン酢酸エステル又は式(Vb)で表わされるジ低級
アルキルホスホノ酢酸エステル(式中、R6は低級アル
キル基、例えばメチル、エチル、プロピルである。)の
カルボアニオンとを溶媒中、−100乃至室温付近で、
好適には0℃乃至室温付近で、l乃至3時間反応させる
ことからなる。
使用される溶媒としては、通常のWittig反応に。
おいて用いられるものであれば特に限定はないが、好適
にはエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のようなエーテル類、ベンゼン、トルエンのような芳香
族炭化水素類などを挙げることができる。
また、式(vb)の試薬をカルボアニオンとするための
塩基としては、通常用いられるものであれば特に限定は
ないが、好適には水素化ナトリウム、リチウムジイソプ
ロピルアミド、ブチルリチウム、リチウムジシクロへキ
シルアミド、1.1,1.3.3.3−ヘキサメチルジ
シラザンのナトリウム若しくはリチウム塩などを挙げる
ことができる。
芳jL( 式中、R+、Rz、R3,Ra、およびR3は前述した
も のと同意義を示す。
4 上記反応式で表わされる1迭旦は、左失土裏亙虹で得ら
れる式(I a)で表わされるエステル誘導体を常法に
°従って酸またはアルカリ加水分解により式(I b)
のカルボン酸誘導体を得ることからなる。
以上の方法によって得られる目的化合物(1)は、常法
に従って反応混合物を処理することに得ることかでき、
得られた目的化合物は必要ならば、常法、例えば再結晶
、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精製で
きる。
前記の反応における原料化合物(mV)は以下に記載す
る方法によって製造することができる。
すなわち、上記反応式に従って、式(■)のメトキシメ
チルトリフェニルホスホニウム クロライドとリチウム
ジイソプロピルアミド(LDA)とから得られるリチウ
ム カルボアニオンと式%式% とを THF中、0℃で反応させた後、塩酸で処理する
ことにより得ることができる。
また、上記反応式に従って、式(■)のシアノピペリジ
ン誘導体をジイソブチルアルミニウムヒドリド(DIB
AL)で還元後、加水分解することに(C) また上記反応式に従って式(IX)のピペリジンカルボ
ン酸エステル誘導体をジイソブチルアルミニウム ヒド
リド(DI8AL)で還元後、加水分解することにより
得ることができる。
(発明の効果) 本発明の新規なジフェニルメトキシエチルピペリジンア
クリル酸誘導体(1)は優れた抗ヒスタミン作用、抗ア
レルギー作用及び抗喘息作用を有喘息の治療剤として有
用である。
本発明の化合物(1)の投与形態としては、例えば、錠
剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等に
よる経口投与又は注射剤、噴霧剤、点眼剤、貼付剤若し
くは坐剤等による非経口投与を挙げることができる。こ
れらの製剤は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、安定
剤、矯味矯臭剤等の添加剤を用いて周知の方法で製造さ
れる。その使用量は症状、年令等により異なるが、1日
0.1〜50mgを成人に対して、1日1回又は数回に
分けて投与することができる。
以下に、実施例、参考例及び試験例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。
実施例1 無水テトラヒドロフラン90m1中に窒素気流下、50
%水素化ナトリウム0.87 gを加え、ジエチルホス
ホノ酢酸エチル4.01gを無水テトラヒドロフラン2
0mj2に溶かした溶液を0℃で滴下し、室温で30分
間撹拌した0次いで、1−〔2−ビス(4−フルオロフ
ェニル)メトキシエチル〕−4−ピペリジンカルボアル
デヒド5.85gを無水テトラヒドロフラン50m1に
溶かした溶液を0℃で滴下した。室温で1時間撹拌した
後、溶媒を留去して氷水を加えた。酢酸エチルで抽出し
て得られた残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、5%メタノール−ジクロルメタンで溶出して黄色油
状物6.34g(収率91%)を得た。
NMRスペクトル δ、 ppm(CDC1,) :1
.27 (3H,t) 、1.46−2.33 (7H
m)  、2.63  (2H,t)  、2.78−
3.01(2H,m)  、3.55  (2H,t)
  、  4.18(2H,q)  、5.34  (
I H,br、  s)  、5.79  (IH,d
)  、6.79−7.45  (9H。
m) 常法により蓚酸塩およびフマール酸塩を合成した。
蓚酸塩:融点142−143℃ フラール酸塩:融点154−156°C実施例2〜6 実施例1と同様にして下記の化合物を合成した。
参考例1 a〉 窒素気流中でジイソブチル アルミニウムヒドリ
ドの1モル−ヘキサン溶液75mj!をテトラヒドロフ
ラン400m1!中に加え、−78℃に冷却した。この
中に参考例4で得られたl−〔2−ビス(4−フルオロ
フェニル)メトキシエチル〕−4−ピペリジンカルボニ
トリル20.25gを一15℃で40分間で加え、同温
度で30分間撹拌後、−夜室温で放置した。
水冷下メタノール15a+1を加え、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液100mj!を追加した。酢酸エチルで抽出
し得られた残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付
し、3%メタノール−ジクロルメタンで溶出して油状の
目的物14.67g(収率72%)を得た。
NMRスペクトル δ、 ppm  (CDCj!z)
 :1.40−3.07(9H,m)、2.63(2H
,t)、3.53  (2H,t) 、5.32 (I
H,s)、6.82−7.50(8H,m)、9.70
 (IH,s)、b)10%塩M 1.5 m lとテ
トラヒドロフラン3 mlの混合液中に参考例5で得ら
れたl−〔2−ビス−(4−フルオロフェニル)メトキ
シエチルツー4−メトキシメチレンピペリジン420m
gを加え、室温で2時間撹拌した。水を加え中和し、酢
酸エチルで抽出して得られた残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィーに付し、3%メタノール−ジクロルメタン
で溶出して油状の目的物434■(収率定量的)を得た
C)窒素気流中で参考例8で得られた1−(2−ビス(
4−フルオロフェニル)メトキシエチル〕−4−ピペリ
ジンカルボン酸エチル3.03 gをトルエン30II
11に溶解し、−68℃に冷却してジイソブチル アル
ミニウム ヒドリドの1モル−ヘキサン溶液8.2n+
j’を10分間で滴加した後、同温度で1時間撹拌した
0反応液中にメタノール2 mlと飽和塩化アンモニウ
ム水溶液3II+1とを追加した。酢酸エチルで抽出し
、油状の目的物2゜47g(収率91%)を得た。
灸ま週に1 参考例1−a)と同様にして下記化合物を合成参考例 1 z 3 4 収率 参考例 MR δ、  ppm  (CDCl 3) 参考例4 4.4′−ジフルオロベンズヒドリルオキシ−2−クロ
ルエタン2.13 gと4−シアノピペリジン0、95
 gとをジメチルホルムアミド15II11に溶解し、
無水炭酸ナトリウム4.0.0 gとヨウ化ナトリウム
0.08 gとを追加して130℃で4時間撹拌した0
反応混合物を氷水中にあけ酢酸エチルで抽出し−1得ら
れた油状物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢
−酸エチルーヘキサン(2: 1)で・溶出して目的物
2.36g(収率88%〉を得た。
NMRスペクトル δ、 ppm  (CDCI 、)
 :1.73−2.08 (4H,m) 、2.24−
2,9.7(5H,m) 、2.66 (2H,L) 
、3.54(2H,t) 、5.33 (IH,s) 
、6.89−7.45(8H,m) 参考例5 1−〔2−ビス(4−フルオロフェニル)メトキシエチ
ル〕−4−メトキシメチレンピペリジン窒素気流中1.
6 M −n−ブチルリチウム−ヘキサン溶?f12.
’In+j’をジイソプロピルア呵にテトラヒドロフラ
ン溶液中に一78℃で滴加し、リチウムジイソプロピル
アミド溶液を調整した。メトキシメチルトリフェニルホ
スホニウムクロライド1. 0 6 6 gをテトラヒ
ドロフラン7 mll中に加え、−10℃に冷却し、さ
きに調整したリチウムジイソプロピルアミド溶液を追加
し、30分間同温度で撹拌した。
参考例6で得られた1− (2−ビス(4−フルオロフ
ェニル)メトキシエチル〕−4−ピペリドン1.01g
のテトラヒドロフラン5 call溶液を反応液中に一
10°Cで滴下し、30分間撹拌した。
室温にて一夜放置した.減圧濃縮し、残留物に水を加え
、酢酸エチルで抽出し得られた油状物をシリカゲルクロ
マトグラフィーに付し、酢酸エチルヘキサン(2 : 
1)で溶出して黄色油状物718nv(収率66%)を
得た。
NMRスペクトル δ.ppm (CDCJ 、) :
1、9 3−2.8 7(1 0 H, m)、3. 
1 4 − 3. 7 0(2H,m)  、3.54
  (3H.  s)  、5.35(LH,s)  
、5.7 9(L H,  br,s)  、6.8 
9−7.44  (8H,m) 参考例6 a)4.4’−ジフルオロベンズヒドリルオキシ−2−
クロルエタン1 3. 3 3 gと4−ピペリドン塩
酸塩9. 2 2 gとをジメチルホルムアミド270
m7!に溶解し、無水炭酸ナトリウム1 4. 5 g
とヨウ化ナトリウム0.5gとを追加して95°Cで2
0時間撹拌した。反応混合物を氷水中にあけベンゼンで
抽出した。5%塩酸で抽出し、水層を10%水酸化ナト
リウムを加えてアルカリ性としてベンゼンで抽出した。
得られた油状物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し
、2%エタノール−クロロホルムで溶出して目的物6.
86g(収率42%)を得た。
NMRスペクトル δ, ppm  (CDC7!t)
 :2、43  (4H.t) 、2.80  (6H
,m)、3、60  (2H,  t)  、5.35
  (LH,  s)  、7、02  (4H.  
t)  、7.28  (4H,dd)JRスペクトル
Cfll−’ (C)Ic J 、) 。
1710、  1605 b) オキザリルクロライド6、63mlをジクロルメ
タン160mgに溶かし一60℃に冷却し、ジメチルス
ルホキサイド11.3mj!をジクロルメタン36ml
に溶かした液を滴下した。同温度で参考例7で得られた
1−〔2−ビス(4−フルオロフェニル)メトキシエチ
ルツー4−ピペリジツール11.5gをジクロルメタン
160n+j!に溶かし追加した。15分撹拌後トリエ
チルアミン46tmllを加えた後に室温にもどした。
水を加え水層をジクロルメタンで抽出した。飽和食塩水
で洗浄し、溶媒を留去して得られた残留物をシリカゲル
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ジクロルメタ
ン(1 0 : 1)で溶出して淡黄色油状物10.2
3g(収率91%)を得た。
参考例7 1−(2−ビス(4−フルオロフェニル)メトキシエチ
ル〕ー4ーピペリジツール メチルイソブチルケトンgoOmj!中に4.4′−ジ
フルオロベンズヒドリルオキシ−2−クロルエタン14
、1g14−ヒドロキシピペリジン・10.1g、炭酸
ナトリウム12g及びヨウ化ナトリウム0、2gを加え
4時間加熱還流した。・濾過後、溶媒を留去して得られ
る残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、エタ
ノール−ジクロルメタン(1 0 : 1)で溶出して
淡黄色油状物11.5g(収率66%)を得た。
NMRスペクトル δ, ppm  (CDC7!t)
 :1、7 3 (4H, m) 、2。2 5  (
2 H, td)、2、65 (2H.t) 、2.8
8 (2)(、t)、3、58  (2H,t) 、3
.69 (IH,m)、5、36 (LH,  s) 
、7.0 1  (4H,  t)、7、30 (4)
(、dd) 参考例8 4、4′−ジフルオロベンズヒドリルオキシ−2−クロ
ルエタン1.43gとイソニペコチン酸エチル1.00
 gとをメチルイソブチルケトン10mgに加え、炭酸
ナトリウム2.0g及びヨウ化カリウム10m+rと共
に5時間還流した。混合物を濾過し、溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、
n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1)で溶出して油状の
目的物1.45 g(収率71%)を得た。
NMRスペクトル δ、ppm  (CDC1s) :
1.25 (3H,t)、1.7〜2.5 (7H,m
)、2.62 (2H,t) 、2.88 (2H,m
)、3.57 (2H,t) 、4.13 (2H,q
)、5.36 (IH,s) 、7.00 (4H,t
)、7.28 (4H,dd) 試験例 1 、 Mota (Ims+unologysユ、6
81−699(1964) )の方法に従い、卵白アル
ブミンに対するラットの抗血清(PCA力価256倍)
を作成し・これを生理食塩水で4倍に希釈し、各群4匹
の雄性SDクラット5迎合〉背部皮肉に0.05m1注
射して感作した。48時間後に被検薬物を0.5%トラ
ガント水溶液に懸濁して経口投与し、投与60分後に0
.4%卵白アルブミンと1.0%のエバンスブルーを含
む生理食塩水混合液5ml/kg体重を尾静脈より注射
し、30分後にラットを炭酸ガスを用いて致死に至らし
め、背部皮肉に漏出したエバンスブルーを、Harad
a等の方法(J、Pharm。
Pharmac、、  23. 218 219 (1
971) )で測定した。
被検薬物を含まない対照群の平均色素漏出量と比較して
抑制率を計算した。
抑制率は次の計算式により算出した。
抑制率(%)= (1−B/A)X100A:対照群の
漏出色素量 B:検体投与群の漏出色素量 得られた抑制率を下記の判定基準に従って表わし、結果
を玉土友に示した。
星−1−盈 比較化合物 12.5 比較化合物ニ − (2−ジフェニルメ トキシエチ 一4−ピペリジン酢酸エチル・ マレイン酸塩

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1,R_2,R_3およびR_4は同一又
    は異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ト
    リフルオロメチル基、ハロゲン原子又はニトロ基を示し
    、R_5は水素原子、アルキル基、アリール基又はアラ
    ルキル基を示す。) を有するジフェニルメトキシエチルピペリジンアクリル
    酸誘導体及びその薬理上許容し得る塩。
JP23946290A 1989-09-13 1990-09-10 ピペリジンアクリル酸誘導体 Pending JPH03173868A (ja)

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JP1-237842 1989-09-13
JP23784289 1989-09-13

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