JPH0317345B2 - - Google Patents

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JPH0317345B2
JPH0317345B2 JP60277686A JP27768685A JPH0317345B2 JP H0317345 B2 JPH0317345 B2 JP H0317345B2 JP 60277686 A JP60277686 A JP 60277686A JP 27768685 A JP27768685 A JP 27768685A JP H0317345 B2 JPH0317345 B2 JP H0317345B2
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Koro Ooi
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Nihon Denshi KK
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子顕微鏡、X線マイクロアナライ
ザ、オージエマイクロプロープ等において、試料
を光軸と直角な方向から挿入するいわゆるサイド
エントリータイプの試料傾斜装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、電子顕微鏡等の試料平面移動機構に試
料傾斜装置を設けた装置では、試料を傾斜させた
際に、高さのずれや試料面上の横への変化即ち光
軸に対しての位置の変化が生じる。前者は焦点、
倍率、電子解析長の変化として、後者は視野のず
れとして現れ操作上の大きな障害となる。このた
め、従来においては試料を傾けても視野がずれ
ず、また試料移動をしても焦点がずれないような
試料傾斜装置としていわゆるユーセントリツクゴ
ニオメータが使用されている。
このユーセントリツクゴニオメータを採用した
電子顕微鏡は、第10図及び第11図に示すよう
に、遠視顕微鏡の鏡体内にヨーク1、励磁コイル
2及び上磁極片5、下磁極片6から構成される対
物レンズが配設され、上磁極片5、下磁極片6と
の間のギヤツプはスペーサ7によつて高精度に保
たれている。一方、前記対物レンズのヨーク1内
の上方にはステージ3が設置してあり、このステ
ージにベアリング9を介して筒状の傾斜体10が
回転可能に取付けられており、該傾斜体10の回
転軸は電子光軸Zと直交するX軸となつている。
また、傾斜体10の内側には球体軸受11を介し
て試料ホルダ12が摺動可能に挿入されると共
に、Z軸調節ネジ13及びY軸調節ネジ15によ
りZ方向及びY方向に回動可能に嵌合されてい
る。そして、試料ホルダ12の試料保持部には試
料Sが裁置され、該試料Sが上磁極片5、下磁極
片6との間隙内でかつ光軸Zに望むように配設さ
れる。さらに、前記傾斜体10と対向してヨーク
1の側壁に保持体16が取付けられると共に、該
保持体16の内側には移動杆17が摺動自在に嵌
合され、該移動杆17の一端にはX軸調節ネジ1
9が当接し、他端には遊動体20が当接してい
る。この遊動体20は、その一端が移動杆17に
設けられている窪みを中心にして三次元的に回転
可能になるようにスプリング(図示せず)にて支
持されると共に、遊動体20の他端には窪みが設
けられ該窪みに試料ホルダ12の一端が当接され
ている。21はヨーク1の側壁から試料ホルダ1
2と交差するように、試料の直下に配設される絞
り装置である。
上記構成による試料移動について説明すると、
先ずX軸方向の試料移動は、X軸調節ネジ19を
回転させることにより移動杆17が移動し、試料
ホルダ12は遊動体20により押圧されてX軸方
向に移動する。このときヨーク1内は真空のため
試料ホルダ12に大気が作用し、試料ホルダ12
の先端部は常に遊動体20に押付けられながら移
動する。
次にY軸又は軸方向の試料移動について説明す
ると、Z軸調節ネジ13又はY軸調節ネジ15を
回転させると、試料ホルダ12は球体軸受11の
回動に伴つて回動するが、試料ホルダ12の先端
部は大気圧により常に20に押付けられており、
かつ、遊動体20は移動杆17に設けられている
窪を中心にして三次元的に回転可能に支持されて
いるので、試料ホルダ12は球体受軸11内を滑
りながら回転し、試料ホルダ12の先端部の描く
軌跡は移動杆17に設けられている窪みを中心に
した円弧状となつて、試料SがY軸又はZ軸方向
へ移動する。
次に試料の傾斜動作について説明すると、傾斜
体10を回転させると球体軸受11の回転に伴つ
て試料ホルダ12が回転し試料Sを傾斜させるこ
とができ、かつ、傾斜させたときに蛍光板上で見
ている試料の位置は動かないとうユーセントリツ
クの条件を満足させる運動を行う。すなわち、第
12図に示すように、Y軸、Z軸方向に試料移動
したのち傾斜体10を回転させるとき、傾斜体1
0の回転軸と試料ホルダ12の軸とが相違してい
るが、最大気圧により試料ホルダ12の先端部は
常に移動体20に押付けられ、かつ遊動体20は
三次元的に回転可能であるため、試料ホルダ12
は傾斜体10の回転軸(X軸)を中心にして回転
する。このとき遊動体20が回転してつくる平面
はゴニオメータ軸(X軸)と直角となり、従つて
試料移動したときのビームのある点が常に傾斜の
ための回転の中心にあり、蛍光板上で見ている試
料位置は動かないことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のサイドエントリータイプの電子顕微
鏡においては、分解能を構造させることと試料を
大きく傾斜できることが大きな課題とされてい
る。この分解能を向上させるためには対物レンズ
を構成する上磁極片5、下磁極片6間のギヤツプ
を狭くする必要がある。しかし、上磁極片5、下
磁極片6間には試料ホルダ12と絞り装置21が
挿入されており、ギヤツプを狭くする大きな障害
となつている。すなわち、ギヤツプを狭くするた
めにはホルダ12の試料保持部の厚みを薄くする
必要があるが、試料ホルダ12の先端は遊動体2
0に当接されて大気圧の力が作用し、またX軸方
向へ移動するときの移動杆17により押圧力を受
け、さらに遊動体20重量によるモーメントが作
用している。従つて、試料保持部の厚みを薄くす
ると試料保持部の剛性、強度が弱くなり、試料を
保持する部分及び遊動体20が不安定となつてし
まい、像がぼけて分解能を保障することができな
くなるという問題が生じる。
また、上記従来の位置では、ユーセントリツク
の条件を満たすために、試料ホルダ12、遊動体
20及移動杆17が同一軸上に配設されており、
その結果、絞り装置21は該同一軸と交差する方
向から挿入しなければならず、第14図に示すよ
うに試料ホルダ12を傾斜させたときに、絞り装
置21に当たつてしまい傾斜角度を大きくとれな
いという問題を生じていた。この場合、傾斜角度
を大きくするには上磁極片5、下磁極片6間のギ
ヤツプを広くすればよいが、前記した分解能の向
上の障害となつてしまうという互いに相反する問
題も生じていた。
本発明は上記問題点を解決するもので、試料保
持に大気圧やユーセントリツク機構による力が作
用しなくなるようにすることにより、分解能を向
上させると共に、試料の傾斜角度を大きくとれる
ようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の電子顕微鏡等の試料傾斜装
置は、鏡体の側壁に取付けられた光軸と直交する
X軸を回転軸とする傾斜体と、該傾斜体内にX軸
と直交するY軸方向及び光軸方向に回転可能な球
体軸受と、該球体軸受を貫通して磁極片問に摺動
自在に挿入される試料ホルダと、前記空体軸受異
と光軸との間でかつ光軸と直角にY軸方向から挿
入され前記試料ホルダ貫通される駆動アームと、
該駆動アームと前記試料ホルダとを当接した状態
で相対的に移動可能にする当接手段を備えたこと
を特徴とするもので、さらには、試料ホルダと対
向し、かつX軸と平行に絞り装置を挿入配設する
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の試料傾斜装置においては、試料ホルダ
の試料保持部に大気やユーセントリツク機構によ
る力が作用しない。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明による試料傾斜装置の1実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図のX断面図、第
3図は要部斜視図、第4図及び第5図は試料移動
装置の作動状態を示す図、第13図は試料傾斜時
の傾斜角を説明するための図である。
図中1はヨーク、2は励磁コイル、3はステー
ジ、5は上磁極片、6は下磁極片、7はスペー
サ、9はスペアリング、10は傾斜体、11は球
体軸受、12は試料ホルダ、13はZ軸調節ネ
ジ、15はY軸調節ネジ、21は絞り装置、22
は絶縁体、23は球面体、24はアーム支持体、
25は駆動アーム、26はピン、27はX軸調節
ネジ、29はブツシユを示す。
第1図ないし第3図において、電子顕微鏡の鏡
体内にヨーク1、励磁コイル2及び上磁極片5、
下磁極片6から構成される対物レンズが配設さ
れ、上磁極片5、下磁極片6との間のギヤツプは
スペーサ7によつて高精度に保たれている。一
方、前記対物レンズのヨーク1内の上方にはステ
ージ3が設置してあり、このステージにベアリン
グ9を介して筒状の傾斜体10が回転可能に取付
けられており、該傾斜体10の回転中心は電子線
光軸Zと直交するようにおかれている。また、傾
斜体10の内側には空体軸受11を介して試料ホ
ルダ12が摺動可能に挿入されると共に、Z軸調
節ネジ13及びY軸調節ネジ15によりZ方向及
びY方向に回転可能に嵌合されている。そして、
試料ホルダ12の真空側端部には試料Sが裁置さ
れ、該試料Sが上磁極片5、下磁極片6との間隙
内でかつ光軸Zに望むように配設されると共に、
試料ホルダ12の下部には、試料ホルダ12と対
向しかつX軸と平行に絞り装置21が挿入されて
いる。このため、第13図に示すように試料ホル
ダ12を傾斜させたとき、試料ホルダ12が絞り
装置21に当たるまでの角度の大きくなり、傾斜
角を大きくすることが可能となつている。
さらに、球体軸受11の先端で試料ホルダ12
の外周にテーパー状の絶縁体22を固定し、傾斜
体10より突出させると共に、この外周に球面体
23を固定し一体化させている。一方、ヨーク1
の側壁からX軸と直角にアーム支持体24が取付
けられ、該アーム支持体24に駆動アーム25が
ピン26を中心にしてX軸調節ネジ27により回
動可能に配設されている。駆動アーム25の先端
には円孔が設けられ、試料ホルダ12を円孔に貫
通させると同時に、該円孔周囲で上下に2個のブ
ツシユ29,29が、X軸と光軸とで形成される
平面上にあるかのようにかつその軸が球面体23
の中心に向かうように固定され、そしてブツシユ
29と球体面23とが当接した状態で相対的に移
動可能になるように配設されている。
上記構成による試料移動について説明すると、
先ず、X軸方向の試料移動は、X軸調節ネジ27
を回転させることにより駆動アーム25が回動す
ると、ブツシユ29はピン26を中心にした円運
動を行うが、このときブツシユ29と球面体23
は相対的に滑りながら摺動するため、試料ホルダ
12は空面体23を介してX軸方向に移動する。
このときヨーク1内は真空のため試料ホルダ12
に大気圧が作用しているが、この力は球面体23
を介してブツシユ29で受けている。
次に、Y軸又はZ軸方向の試料移動について説
明すると、第4図はX軸移動はせずY軸移動のみ
をした場合、第5図はX軸移動とY軸移動を共に
した場合を示している。Z軸調節ネジ13又はY
軸調節ネジ15を回転させると、試料ホルダ12
は球体軸受11の回動に伴つて回動するが、試料
ホルダ12は大気圧により常に半休体23を介し
てブツシユ29に押付けられていので、試料ホル
ダ12は球体軸受11内を滑りながら回動し、ブ
ツシユ29面上を球面体23がすべりながら回動
し、試料SがY軸又はZ軸方向へ移動する。
次に、試料の傾斜動作について説明すると、傾
斜体10を回転させると球体軸受11の回転に伴
つて試料ホルダ12が回転し試料Sを傾斜させる
ことができ、かつ、傾斜させたときに蛍光板上で
見ている試料位置は動かないいというユーセント
リツクの条件を満足させる運動を行う。すなわ
ち、Y軸、Z軸方向に試料移動したのち傾斜体1
0を回転させるとき、傾斜体10の回転軸と試料
ホルダ12の軸と相違しているが、ブツシユ29
はX軸方向に固定されているため、球面体23が
ブツシユ29面上をすべりながら試料ホルダ12
が回転する。このとき、球面体23がすべりなが
ら作る平面は、第12図に示した場合と同様にゴ
ニオメータの軸(X軸)に直角となり、試料ホル
ダ12は傾斜体10の回転軸(X軸)を中心にし
て回転する。従つて、試料移動したときのビーム
のある点が常に傾斜のため中心にあり、蛍光板上
で見ている試料異の位置は動かないことになる。
なお、上記実施例では駆動アーム25の上下に
2個のブツシユ29を固定したが1個だけでも前
述したユーセンウトリツクの条件を満たすことは
可能である。ただし、2個のブツシユ29があれ
ば、駆動アーム25が回動した時に軸との誤差を
少なくすることができるものである。またブツシ
ユに代えてボールを駆動アーム25に回転可能に
取付けても良い。この場合、ボールと球面体23
との相対的な移動は滑りではなくころがりとな
る。
以上の説明ではユーセントリツクを前提として
説明したが、ユーセントリツクの条件を満たさな
い下記の実施例もとり得る。
第6図は本発明の他の実施例を示す縦断面図
で、駆動アーム25上にベアリング30を介して
回転可能な滑り体31を配設し、該滑り体31に
設けたテーパー32を試料ホルダ21の外周に取
付けた球面体23に当接させている。このように
なせば、試料ホルダ12が首振りをしたときに球
面体23が滑り体31上を滑り、かつ、滑り体3
1はベアリング30により回転しながら逃げるの
で、X、Y方向の移動及び傾斜をスムーズに行わ
せることができる。
第7図は本発明の更に他の実施例を示す斜視図
で、駆動アーム25の試料ホルダ12の貫通部分
に2つの傾斜軸33,34を介して揺動体35を
回動可能に取付け、この揺動体に試料ホルダ12
を貫通される円孔を形成すると共に、この円孔の
周囲の上下に2個のブツシユ29を固定するか、
あるいはボールを回動可能に取付けたものであ
る。前記傾斜軸33,34はその軸中心がY軸と
平行になるように置かれている。このようになせ
ば揺動体35が傾斜軸33,34を中心にして回
動するので、常に2個のブツシユ29が球面体2
3と当接するため、安定した試料の動きを得るこ
とができる。
第8図及び第9図は本発明の更に他の実施例を
示す側面図及び縦断面図で、第6図で示す駆動ア
ーム25にベアリング30を介して回転可能に配
設した滑り体31の中心部に、ジンバル機構36
を介して支持台37をY軸と光軸Zとで形成され
る平面内で傾動可能に支持し、この支持台37に
テーパー状の試料ホルダ12の受け部38を形成
する。また、試料ホルダ12にはこの受け部38
のテーパーに対向するテーパーを有する段部39
が形成してある。
このようになせば、ジンバル機構36を介して
支持台36が試料ホルダ12のX、Y、Z方向の
移動に応じ傾動し、また、滑り体31がベアリン
グ30により回転しながら逃れるため、第1図で
示す球面体23およびブツシユ29を用いること
なく試料をX、Y、Z方向に移動させることがで
きると共に、傾斜を行わせることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、従来のように試料ホルダ12の試料保持部に
大気圧やユーセントリツク機構による力が作用し
ないので、試料ホルダ12の形状、厚さを自由に
することが可能となり、上下の磁極片間のギヤツ
プを狭くすることができ、分解能を向上させるこ
とができる。
また、試料ホルダ12の先端は従来のようにユ
ーセントリツク機構が無く、自由な空間となつて
いるので、ヨーク1の側壁から試料ホルダ12に
対向するように、絞り装置を挿入配設することが
可能となり、試料斜角を大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による試料傾斜装置の1実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図のX軸断面図、
第3図は第1図及び第2図の要部斜視図、第4図
及び第5図は試料移動装置の作動状態を示す図、
第6図は本発明の他の実施例を示す断面図、第7
図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第8図は
本発明の更に他の実施例を示す斜視図、第9図は
第8図のAA断面図、第10図は従来の試料傾斜
装置を示す縦断面図、第11図は第10図のX軸
断面図、第12図はユーセントリツクの条件を説
明するための図、第13図及び第14図は試料傾
斜時の傾斜角を説明するための図である。。 1……ヨーク、2……励磁コイル、3……ステ
ージ、5……上磁極片、6……下磁極片、7……
スペーサ、9……ベアリング、10……傾斜体、
11……球体軸受、12……試料ホルダ、13…
…Z軸調節ネジ、15……Y軸調節ネジ、16…
…保持体、17……移動杆、19……X軸調節ネ
ジ、20……遊動体、21……絞り装置、22…
…絶縁体、23……球面体、24……アーム支持
体、25……駆動アーム、26……ピン、27…
…X軸調節ネジ、29……ブツシユ、30……ベ
アリング、31……滑り体、32……テーパー
部、33,34……傾斜軸、35……揺動体、3
6……シンバル機構、37……支持台、38……
受け部、39……段部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鏡体の側壁に取付けられた光軸と直交するX
    軸を回転軸とする傾斜体と、該傾斜体内にX軸と
    直行するY軸方向および光軸方向に回転可能な球
    体軸受と、該球体軸受を貫通して磁極片間に摺動
    自在に挿入される試料ホルダと、前記球体軸受と
    光軸との間でかつ光軸と直角にY軸方向から挿入
    され前記試料ホルダが貫通される駆動アームと、
    該駆動アームと前記試料ホルダとを当接した状態
    で相対的に移動可能にする当接手段とを備えたこ
    とを特徴とする電子顕微鏡等の試料傾斜装置。 2 前記駆動アームと前記試料ホルダとを当接し
    た状態で相対的に移動可能にする当接手段は、前
    記試料ホルダの外周に一体に取付けられ前記球体
    軸受の先端に嵌合される球面体と、該球面体に当
    接し駆動アームに設けられた少なくとも1個のブ
    ツシユあるいはボールとからなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の電子顕微鏡等の試
    料傾斜装置。 3 前記駆動アームと前記試料ホルダとを当接し
    た状態で相対的に移動可能にする当節手段は、前
    記試料ホルダの外周に取付けられた球面体と、該
    球面体と回動可能に当接し、かつ駆動アームにベ
    アリングを介して回転可能に設けられた滑り体と
    からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の電子顕微鏡等の試料傾斜装置。 4 前記駆動アームと前記試料ホルダとを当接し
    た状態で相対的に移動可能にする当接手段は、駆
    動アームにベアリングを介して回転可能に取付け
    られた滑り体と、該滑り体にジンバル機構を介し
    て傾動可能に支持され、かつ前記試料ホルダの受
    け部を有した支持体とからなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の電子顕微鏡等の試料
    傾斜装置。 5 鏡体の側壁に取付けられた光軸と直交するX
    軸を回転軸とする傾斜体と、該傾斜体内にX軸と
    直交するY軸方向および光軸方向に回転可能な球
    体軸受と、該球体軸受を貫通して磁極片間に摺動
    自在に挿入される試料ホルダと、前記球体軸受と
    光軸との間でかつ光軸と直角にY軸方向から挿入
    され前記試料ホルダが貫通される駆動アームと、
    該駆動アームと前記試料ホルダとを当接した状態
    で相対的に移動可能にする当接手段とを備えた試
    料傾斜装置において、前記試料ホルダと対向し、
    かつXと平行に絞り装置を挿入配設することを特
    徴とする電子顕微鏡等の試料傾斜装置。
JP27768685A 1985-12-10 1985-12-10 電子顕微鏡等の試料傾斜装置 Granted JPS62136744A (ja)

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JPS62136744A JPS62136744A (ja) 1987-06-19
JPH0317345B2 true JPH0317345B2 (ja) 1991-03-07

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515952A (ja) * 1974-07-03 1976-01-19 Hitachi Ltd Shiryosuteeji
JPS5158062A (en) * 1974-11-15 1976-05-21 Hitachi Ltd Denshikenbikyo niokeru shiryokeishasochi

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS515952A (ja) * 1974-07-03 1976-01-19 Hitachi Ltd Shiryosuteeji
JPS5158062A (en) * 1974-11-15 1976-05-21 Hitachi Ltd Denshikenbikyo niokeru shiryokeishasochi

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JPS62136744A (ja) 1987-06-19

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