JPH0317317A - 埋設機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーブルや管体等の長尺埋設物を地中に埋設
する埋設機械に関する。

〔従来の技術〕

ケーブルや管体等の長尺埋設物を地中に埋設するには地
面に埋設用溝を掘削し、その埋設用溝に長尺埋設物を配
設した後に土砂を埋め戻し、その後に埋め戻した表面を
締め固めるようにしている。

この様に、長尺埋設物を地中に埋設するには満掘削作業
、土砂埋め戻し作業、締め固め作業を行なう必要がある
。

〔発明が解決しようとする課題〕

このようであるから、長尺埋設物を地中に埋設するには
、溝掘削作業及び土砂の埋め戻し作業行なう溝掘削機、
例えばパワーショベルと締め固め作業する締め固め機械
を準備せねばならず、そのパワーショベルと締め固め機
械は高価であるから施行コストが高くなってしまう。

そこで、本発明は一台の機械で長尺埋設物を地中に埋設
できるようにした埋設機械を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段及び作用〕バケットのアー
ム側背面に加振機を取付け、バケットにより溝掘り作業
、土砂埋め戻し作業、土砂締め固め作業をできるように
した埋設機械。

〔実　施　例〕

パワーショベルは第４図に示すように、下部走行体１に
上部車体２を旋回機構により旋回自在に設け、その上部
車体２にブーム３をブームシリンダ４で上下揺動自在に
取付け、ブーム３の先端にアーム５をアームシリンダ６
で上下揺動自在に取付け、アーム５の先端にバケット７
をバケットシリンダ８で上下揺動自在に設けてある。

前記バケット７には加振機９が設けられ、上部車体２に
屋根１０が一対の支持脚１１．１１で取付けてあると共
に、一対の支持脚１１．１１間に亘って設けたガイド１
２に沿って電力供給ケーブル１３の車体側が左右に移動
自在となり、その電力供給ケーブル１３の一端はコネク
タ■４で上部車体２に接続してある。

第５図のように、前記上部車体２の後部に形威した収納
室１５内に電動モータ１６と油圧ポンプ１７が配設され
、前記電力供給ケーブルｌ３で供給された電力で電動モ
ータ１６を駆動して油圧ボンブ１７を回転駆動して圧油
を吐出させ、その吐出圧油を図示しないバルブで前記各
シリンダや加振機に供給してブーム３、アーム５、バケ
ット７、加振機９等を駆動するようにして電動式パワー
ショベルとしてある。

次に前記加振機９の詳細を説明する。

前記バケット７は第１図、第２図に示すように、一対の
側板２０，２０と背仮２１で前面が開口した形状となり
、背板２１は円弧状部分２１ａと直線状部分２１ｂを有
し、その直線状部分２ｌｂの先端縁に掘削刃２２が取付
けられ、円弧状部分２１ａに第１取付仮２３と第２取付
板２４が相互に平行に固着され、第１・第２取付板２３
．２４にはアーム用ピン孔２５とリンク用ビン孔２６が
相対向してそれぞれ形成してあり、そのアーム用ピン孔
２５間に挿通したアーム用ピン２７でアーム５の先端に
バケット７が上下揺動自在に連結され、リンク用ピン孔
２６間に挿通したリンク用ピン２８で第１リンク２９が
バケット７に連結してあり、その第１リンク２９は第２
リンク３０を介して前記バケットシリンダ８に連結し、
バケットシリンダ８を伸縮するとバケット７が上下に揺
動するようにしてある。

前記第２取付板２４はバケット７の背板２１より外方に
突出し、かつ下端面が背板２１の円弧状部分２１ａに沿
って溶接されて取付強度が大となり、その第２取付板２
４の突出部２４ｇと対向してケース側板３１の下端面が
背板２１の円弧状部分２１ａに沿って溶接され、このケ
ース側板３１と前記第２取付板２４の突出部２４ａとに
亘って略コ字状のケース力バー３２が溶接され、第２取
付板２４の突出部２４ａには筒体３３が設けられてＭ３
４て閉塞してあり、ケース側板３１に筒体３５が設けら
れてモータ取付板３６で閉塞されて加振機ケース３７を
形成し、この加振機ケース３７内に偏心重り３８を備え
た軸３９が回転自在に支承され、この軸３９はモータ取
付板３６に取付けた曲圧モータ４０に連結してある竺 該浦圧モータ４０には第１ホース４１と第２ホース４２
が接続され、この第１・第２ホース４１．４２は第１、
第２ホースガイド４３．４４を経てアーム５に配設した
図示しない第１●第２配管に接続している。

前記第１ホースガイド４３と第２ホースガイド４４は第
３図のように、取付座４５に半円形のガイド片４６を固
着し、そのガイド片４６にコ字状の押え杆４７を固着し
たものであり、第１ホースガイド４３のガイド片４６が
リンク用ピン２８と同心状となっていると共に、第２ホ
ースガイド４４のガイド片４６がバケット用ピン２７と
同心状となり、 ４８は油圧モータ４０の上部をカバーするカバー板であ
る。

次に長尺埋設物の埋設作業を説明する。

第６図（ａ）のようにバケット７で満５０を掘削し、こ
の溝５０に第６図（ｂ）のように長尺埋設物５１を上下
に重ねて配設する。

この溝５０は長尺埋設物５１の径と略同一幅となってい
る。

バケット７を利用して第６図（Ｃ）のように土砂を埋め
戻した後に、バケット７の背板２１における直線状雛分
２１ｂを埋め戻し土砂の上に押しつけ、ブームシリンダ
４を外力で自由に伸縮する状態、つまりブーム用操作弁
を浮位置としてブームシリンダ４の伸長室と縮少室を短
絡した状態として、ブーム３、アーム５、／＜／７−ッ
ト７の重量によってバケット７を押しつけ、油圧モータ
４０に圧油を供給して駆動することで軸３９を回転する
ことで加振機９によりノくケット７に振動を付与して土
砂を第６図（ｄ）のように締め固めする。

このように、一台の機械で長尺埋設物を地中に埋設でき
ると共に、前述の施工法によれば長尺埋設物５１を略同
一幅の？Ｒ　５　０を掘削し、その溝５０に長尺埋設物
５０を上下に重ね合せて配設するので、溝５０を余分な
大きさに掘削する必要がなく、掘削する溝５０の大きさ
を小さくできて長尺埋設物を効率良く埋設できる。

〔発明の効果〕

（１）バケット７を利用して溝掘り作業と土砂埋め戻し
作業をできると共に、バケット７の掘削刃側を接地して
加振機９で振動を付与することで土砂の締め固め作業を
できる。

したがって、１台の機械で長尺埋設物を地中に埋設でき
る。

（２）アーム５とバケット７を連結する第２取付板２４
を利用して加振機ケース３７を形成したので、加振機ケ
ース３７の強度を強くできるばかりか取付けスペースを
小さくでき、加振機９を備えたバケット７の幅を小さく
できるので、幅の狭い溝を掘削できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はバケットの正面
図、第２図は平面図、第３図はホースガイドの斜視図、
第４図は全体正面図、第５図は電動モータと油圧モータ
の取付部の説明図、第６図（ａ）〜（ｄ）は埋設作業説
明図である。 １は下部走行体、２は上部車体、３はブーム、５はアー
ム、７はバケット、９は加振機、２３，２４は取付板、
２７−はアーム用ピン、２８はリンク用ビン、３７は加
振機ケース、３８は偏心重り、３つは軸、４０は油圧モ
ータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）下部走行体１に上部車体２を旋回自在に設け、こ
   の上部車体２にブーム３を上下揺動自在に設け、そのブ
   ーム３にアーム５を上下揺動自在に設け、このアーム５
   にバケット７を上下揺動自在に設け、このバケット７の
   アーム５側背面に加振機９を取付けた埋設機械。
2. （２）バケット７のアーム５側背面に第１・第２取付板
   ２３、２４を相互に平行に取付け、この第１・第２取付
   板２３、２４間にアーム５の先端をアーム用ピン２７で
   連結し、かつリンク２９の先端をリンク用ピン２８で連
   結し、この第２取付板２４の一部分を利用して加振機ケ
   ース３７を形成し、この加振機ケース３７内に偏心重り
   ３８を備えた軸３９を設けると共に、軸３９を回転する
   油圧モータ４０を取付けて加振機９を構成したことを特
   徴とする請求項１記載の埋設機械。