JPH03173078A - 接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、例えばトルクセンサー等のコネクタにおけ
るターミナル間接触信頼性の改善に関するものである。

［従来技術］ 従来、トルクセンサーとしては第８図に示すようなもの
、つまり、センサー（１）が抵抗（２）および接触子（
３）と３ｇのターミナル（４）。

（５）、（６）から構成され、ワイヤハーネス（７）が
上記センサー（１）のターミナル（４）、　　（５）、
（６）に接続される３個のターミナル（８）。

（９）、（１０）と他端側の３側のターミナル（１１）
、（１２）、（１３）を備え、コントロールユニット（
１４）が上記ワイヤハーネス（７）の他端側のターミナ
ル（１１）、（１２）、（１３）に接続される３個のタ
ーミナル（１５）、（１６）（１７）を備えて、上記コ
ントロールユニット（１４）の一つのターミナル（！５
）が電源回路（１８）に接続され、もう一つのターミナ
ル（１６）が制御回路（１９）に接続され、残る一つの
ターミナル（１７）が接地された構成のものが知られて
いる。

この種のセンサーは、５Ｖ、１ｍＡ程度の低電圧・低電
流回路に使用され、センサーのターミナルには微小電圧
・微小電流しか印加・通電されないものであって、その
場合、市場の接触不良クレームを予防するために、ター
ミナルに金メツキを施すことが一般的に行われている。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ 上記従来のセンサー等の、微小電圧・電流を印加・通電
するコネクタは上記のように構成され、そのターミナル
には金メツキが施されるが、その際、コントロールユニ
ット、ワイヤハーネスおよびセンサーの各接触部には共
に金メツキが施されていないと、異種金属間結合となっ
て接触信頼性が悪化することから、夫々のコネクタ部タ
ーミナルには全て金メツキ処理を行う必要があった。そ
のため、従来のこの種センサーはコスト高で非常に高価
なものとなっていた。

この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たものであって、コネクタのターミナル接触部に高価な
金メツキを施すことなくターミナル接触部の接触信頼性
を向上させることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る接続装置は、コネクタ内にターミナル接
触部への通電電流を増加させるダミー抵抗を設けたもの
である。

上記ダミー抵抗はコネクタに設けた基板上に形成し、タ
ーミナルの一部に接触子を設けて電源ライン間を接続す
るよう構成することができる。

また、ダミー抵抗はコネクタ内の電源用ターミナル間に
圧着カシメにより接続してもよい。

［作用］ この発明においては、コネクタ内にダミー抵抗を設けた
ことによってターミナル接触部への通電電流が増加し、
それにより接触部の接触信頼性が向上する。

［実施例］ 第１図はこの発明による接続装置の第１実施例の回路図
である。この実施例のものは、基本的には第８図の従来
例のものと同様のトルクセンサーであって、センサー（
１）が抵抗（２）および接触子（３）と３ｇのターミナ
ル（４）、（５）。

（６）から構成され、ワイヤハーネス（７）が上記セン
サー（１）のターミナル（４）、（５）。

（６）に接続される３個のターミナル（８）、　　（９
）、（１０）と他端側の３個のターミナル（１１）（＋
２）、（１３）を備え、コントロールユニット（１４）
が上記ワイヤハーネス（７）の他端側のターミナル（１
１）、（１２）、（１３）が接続される３個のターミナ
ル（＋５）、（１６）。

（１７）を備えて、上記コントロールユニット（１４）
の一つのターミナル（１５）が電源回路（１８）に接続
され、もう一つのターミナル（１６）が制御回路（１９
）に接続され、残る一つのターミナル（１７）が接地さ
れてなるものである。そして、上記センサー（１）には
、電源用ターミナル（４）、（６）間にダミー抵抗（２
１）が設けられている。

センサー（１）の具体的構造は第２図および第３図に示
すとおりであって、ソケット（２２）の各ターミナル（
４）、（５）、（６）には、チューブ（２３）内を配線
され芯線お、よび被覆部が芯線カシメ部（４ａ）、（５
ａ）、（６ａ）および被覆カシメ部（４ｂ）、（５ｂ）
、（６ｂ）によって固定された各リードワイヤ（４ｃ）
、（５ｃ）（６ｃ）が接続されている。また、ソケット
（２２）内には一般にインシュレータを構成する基板（
２４）が配置されており、この基板（２４）には第４図
および第５図に示すようにダミー抵抗（２Ｉ）がパター
ン印刷されている。そして、両端に位置する電源用ター
ミナル（４）、（６）には、ダミー抵抗（２１）両端の
電極（２４ａ）、（２４ｂ）に接触する接触子（４ｄ）
、（６ｄ）が設けられている。これにより両ターミナル
（４）。

（６）間がダミー抵抗（２１）を介し接続され、したが
って通電電流が増加し接触信頼性が向上する。

次に、この発明の第２実施例を第６図および第７図によ
って説明する。この実施例もまた、トルクセンサーに適
用したものであって、その回路図は上記第１図と同様で
ある。そして、センサー（１）の基本的構造は第６図に
示すように先の第１実施例の６のと同様であって、ただ
、この実施例の場合、電源用ターミナル（４）、（６）
を接続するようダミー抵抗（２１）が両ターミナル（４
）。

（６）の芯線カシメ部（４ａ）、（６ａ）に同時カシメ
によって固定されている。このように構成しても上記第
１実施例と同様の効果が得られる。

なお、上記各実施例はトルクセンサーの例であるが、こ
の発明は他のコネクタに対しても適用することが可能で
ある。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、ダミー抵抗の追加によ
りコネクタのターミナル接触部への通電電流が増すため
、ターミナル接触部に高価な金メツキを施す必要がなく
なり、低コストで安価な接続装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による接続装置の第１実施例の回路図
、第２図は同実施例におけるセンサーの端面図、第３図
は同センサーの上面図、第４図は同センサーの電源用タ
ーミナル部の構造図、第５図はその基板の平面図、第６
図はこの発明の第２実施例におけるセンサーの上面図、
第７図はそのダミー抵抗接続部の構造図、第８図は従来
装置の回路図である。 図において、（１）はセンサー　（４）、（６）は電源
用ターミナル、（４ｄ）、（６ｄ）は接触子、（２１）
はダミー抵抗、（２４）は基板である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）コネクタ内にターミナル接触部への通電電流を増
   加させるダミー抵抗を設けたことを特徴とする接続装置
   。
2. （２）ダミー抵抗をコネクタ内に設けた基板上に形成す
   るとともに、ターミナルの一部に接触子を設けて電源ラ
   イン間を接続した請求項１記載の接続装置。
3. （３）ダミー抵抗をコネクタ内の電源用ターミナル間に
   圧着カシメにより接続した請求項１記載の接続装置。