JPH03173030A - 有極電磁継電器 - Google Patents

有極電磁継電器

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JPH03173030A
JPH03173030A JP31251389A JP31251389A JPH03173030A JP H03173030 A JPH03173030 A JP H03173030A JP 31251389 A JP31251389 A JP 31251389A JP 31251389 A JP31251389 A JP 31251389A JP H03173030 A JPH03173030 A JP H03173030A
Authority
JP
Japan
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armature
pole pieces
magnetic pole
yoke
magnetic
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Pending
Application number
JP31251389A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Motoyama
本山 勉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03173030A publication Critical patent/JPH03173030A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 各種電子機器を制御する電磁継電器に係り、特に吸引力
特性をばね負荷特性に適合させることが容易な有極電磁
継電器に関する。
電磁石を構成する部品は全く同一の構成部品を用いてば
ね負荷に合わせて吸引力特性を調整することが可能な有
極電磁石を提供することを目的とし、 一辺にエツジ部を有し対向する一対の磁極片と、該磁極
片の対向方向に磁化され該対向間に挟持された永久磁石
と、一端に前記磁極片のエツジ部が磁気的に接続され他
端がL字形に曲折したヨークと、一端が両磁極片の間に
位置し他端が前記ヨークの曲折部に支承されコイルに揺
動自在に貫通しているアーマチュアとからなる磁気回路
を有し、該磁極片を前記アーマチュアと平行な方向に移
動させることによって前記ヨークと該磁極片との接触面
積が調整可能なように構成されている。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、各種電子機器を制御する電磁継電器に係り、
特に異なる負荷特性の接点ばね系に対応して吸引力特性
を変化させばね負荷特性に適合させることが容易な双安
定性有極電磁継電器に関する。
近年の電磁継電器は、多様な接点仕様(電流容量等)に
合わせてばね負荷が設定され、また電磁石は消費電力を
考慮してばね負荷に適合させる設計であるため、それぞ
れのばね負荷系毎に電磁石の構成部品を変える必要があ
る。同一構成部材で多種の負荷および消費電力の要求に
満足しうる電磁石があるとその構成部品を共用できるの
で便利である。
〔従来の技術〕
従来小型有極継電器としては、例えば特開昭61−11
6729号公報に開示の有極電磁継電器がある。この継
電器は、第5図に示すように、アーマチュア31の回転
支持部32がコイル33を巻回したコイルボビン34の
内部にあり、コイルボビン34を貫通したアーマチュア
31の両端は対向しているヨーク36および37の間に
挟まれている永久磁石35の力によってアーマチュア3
1の一端31aはヨーク36側に、他の一端31bはヨ
ーク37側に吸引されて安定している。ついでコイル3
3に所定方向の励磁電流を流すとアーマチュア31の両
端に永久磁石35の吸引力に反発する磁極が生じ、アー
マチュア31は回転支持部32を支点として回動し一体
31aはヨーク37側に、また他端31bはヨーク36
側に吸引され安定する。アーマチュア31の一端31a
にはカード38が嵌挿されており、コイル33に異なる
方向の電流を流すことによってカード38が図示してい
ない可動接点ばねを駆動し接点の開閉を行う。
かかる有極継電器の磁気回路においては、コイルに流す
励磁電流によってアーマチュアに生じる磁気吸引力はヨ
ークやアーマチュア等の磁気回路を構成する部材の形状
と特性やコイルの巻数、永久磁石の強さ等によって定ま
る。近年の有極電磁継電器は小型化の要求が強く、その
磁気回路も小さくなっているため、永久磁石も小型で高
保磁力の希土類磁石が使用されるのが通例である。この
希土類磁石の起磁力を着磁・減磁により調整することは
困難なため、有極電磁石の吸引力特性を調整することは
事実上不可能であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、一般に継電器は同一品種でも、接点電流容量
等に応じて接点ばねの強さや接点圧力を変えた多種類の
ものを準備する必要があるが、このため電磁石の負荷と
なる種々の接点ばね系に対応した吸引力特性を有する電
磁石を準備しなければならない。しかし上記の如(、従
来の電磁石ではその構成部材が決まると壱吸引力特性が
一義的に定まるので、ばね負荷に対応して形状や特性が
僅かに異なる複数種類の構成部品を用意する必要があり
、部品の種類が多くなって不経済であるという問題点が
あった。
本発明は上記問題点に鑑み創出されたもので、電磁石を
構成する部品は全く同一の構成部品を用いてばね負荷に
合わせて吸引力特性を調整することが可能な有極電磁石
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の基本構成例とその動作原理の説明図で
ある。
上記問題点は、第1図に示す如く、−辺にエツジ部14
aを有し対向する一対の磁極片14.14’と、該磁極
片14.14’の対向方向に磁化され該対向間に挟持さ
れた永久磁石1Gと、一端12aに前記磁極片のエツジ
部14aが磁気的に接続され他端12bがL字形に曲折
したヨーク12と、一端13aが両磁極片14、14”
の間に位置し他端13bが前記ヨーク12の曲折部に支
承されコイル11に揺動自在に貫通しているアーマチュ
ア13とからなる磁気回路を有し、該磁極片14.14
’を前記アーマチュア13と平行な方向に移動させるこ
とによって前記ヨーク12と該磁極片14.14’との
接触面積が調整可能なように構成されてなることを特徴
とする本発明の有極電磁継電器により解決される。
〔作用〕
磁気回路の磁気抵抗は磁路の断面積が関係する。
第1図(b)において永久磁石16から発生するバイア
ス磁束は両磁極片14.14“の上方と下方へ流れ上方
の磁束Φ、はアーマチュア13が存在する動作空隙を通
って還流し、下方の磁束Φ2はヨーク12を通って還流
する。下方の磁束Φ2が流れる磁路の途中には、磁極片
14.14’とヨーク12とが接触するエツジ部14a
が存在しこの接触部の断面積は磁極片14.14’とヨ
ーク12との重なり量に比例するので。
磁極片14.14”をアーマチュア12の軸方向へ第1
図(a)の矢印Bの如く位置を変えてこの重なり量を変
化さ廿ると、この部分の磁気抵抗を大幅に変化させるこ
とができる。従って永久磁石16が発生する磁束のうち
、下方を通ってシャントされる成分が変化するので、ア
ーマチュア12が存在する動作空隙を流れる磁束が変化
し、吸引力特性が変化する。このように、磁極片の取付
は位置を変化させてヨークとの重なり量を調整すること
によって吸引力特性を調整することが可能となり、磁気
回路に同一部材を用いてばね負荷特性に対応した吸引力
特性を有する有極電磁継電器を簡単に得ることができる
〔実施例〕
以下添付図により本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の一実施例による有極電磁継電器の分解
斜視図、第3図は第2図に示す磁気回路の斜視図である
なお全図を通し同一対象物は同一符号で表している。
第2図において、有極電磁継電器21は電磁石22と接
点ばね部23とからなる。
電磁石22は、琳−→皓←ボビン24に巻回したコイル
11、有極性を与える永久磁石16、ボビン24の中心
孔を揺動自在に貫通するアーマチュア13、コイル11
の外側に沿って延長するL字形のヨーク12、該ヨーク
11の一端の表面に直立して平行に設けられ永久磁石1
6を挟む一対の磁極片14.14’、アーマチュア13
の中間部に嵌合する可動接点駆動用カード15とを具え
、コイル11の巻き始め端11aと巻き終わり端11b
とは、ボビン24の右端のフランジ部24aに植設した
ビン25に固着され、ボビン24の左端に設けた突出部
24bは、磁極片14.14”を保持する。接点ばね部
23は、箱形をした絶縁基体26、基体26の縁部に植
設した一対の可動接点ばね27、各可動接点ばね27の
先端部を挟むように配置された2対の固定接点ばね28
とを具え、各接点ばね27,28のリード部27a、2
8aは基体26を上下方向に貫通し、基体26の下面よ
り突出する。基体26の底面にはビン25用の貫通孔2
9が設けられ、接点ばね部23に電磁石22を挿入させ
たとき、カード15に設けた一対の縦割り溝15aは、
対向する可動接点ばね27の中間部に嵌合する。第3図
において、ヨーク12はL字状に曲折して、コイルに沿
って配置され、一端12aには一対の磁極片14.14
’が平行に載置され、他端部12bにはアーマチュア1
3の一端部13bが嵌合する透孔12eが形成されてい
る。磁極片1414“の下端面は例えば10〜30度の
適当な角度のテーバに形成されており、テーパ端面のエ
ツジ部14aの先端でヨーク12に接触するように配置
され、磁極片14.14’の対向方向に磁化された永久
磁石16をその下部で挟持している。アーマチュア13
はほぼ丁字形状であり、一端部13bの図示破線部分が
ヨーク12の透孔12eに揺動可能に嵌合し、そのとき
他端部13aが永久磁石16の上方で、両磁極片14゜
14゛の対向間に突入するようになっている。
上記構成になる有極電磁継電器では、永久磁石によって
動作空隙に常時バイアス磁束が流れており、アーマチュ
アは例えば一方の磁極片14に吸引されている。この状
態でコイルに所定極性の励磁電流を印加するとアーマチ
ュアと磁極片14との間にはバイアス磁束と同一方向の
また他の磁極片14” との間にはバイアス磁束を相殺
する方向の磁束が流れ、アーマチュア13は反転して他
方の磁極片14゛ に吸引される。第4図はこの場合の
吸引力とアーマチュアのストローク(両磁極片間の位置
)を示す吸引力特性の図で、コイル励磁が無い場合の永
久磁石による吸引力はアーマチュアのストローク中心位
置(磁極片間隔が0.4mmであるためストローク中心
は0 、2mmの位置)でバランスして零となり、この
点を対称中心にして磁極片に近づくほど吸引力が増加す
る対称形を示す。そして磁極片を対向方向と直角方向に
ヨークとの重なり量を減らす方向に移動させた場合は動
作空隙を流れるバイアス磁束が増加するので、吸引力は
増加し図の点線の如く増加し、大きなばね負荷を動作さ
せることが可能になる。逆に重なり量を増加する方向に
磁極片を移動させると、吸引力特性の勾配が緩やかにな
り一点鎖線の如く吸引力が減少して軽いぼね負荷に対応
する電磁石特性となる。磁極片の位置を調整することに
より同一部材を用いて異なるばね負荷特性に適合する吸
引力特性を有する電磁石を簡単に実現することが可能と
なる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の有極電磁継電器によれば、電
磁石を構成する部品は全く同一の構成部品を用いてばね
負荷に合わせて吸引力特性を調整することが可能となり
、多種類のばね負荷系に対応できまた部品点数の削減が
できる。特にコストの高い永久磁石の種類を増やすこと
な(一種類で多様のばね負荷系に対応できるのでコスト
ダウンの効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の基本構成とその動作原理の説明図、 第2図は本発明の一実施例による有極電磁継電器の斜視
図、 第3図は第2図に示す磁気回路の斜視図、第4図は磁気
回路の吸引力特性を示す図、第5図は従来の有極継電器
を示す図、 である。 図において、 11−・・・コイル、     12−・−ヨーク、1
2a−・・−ヨークの一端、12b−・・ヨークの他端
、13・−アーマチュア、 13a・・−アーマチュア
の一端、13b−アーマチュアの他端、 14、14°−・磁極片、  14a −・エツジ部、
15・−カード、    16−・−・永久磁石、であ
る。 ((1)  宜甜石丙斜イ地図 f) !b (b)水ス確旧C二よう4束を示す図 番発明の基本構成とぞ丙動ヂY沖、ff/)言姶明Z%
 1  図 /$金朗の一実オ已仔・陣よう哨、極−1蚕1談電Xの
剥才見図第 図 第25つ(二巧モイ 石nン[回 zlのぞ≧4扼50
第 3  図 磁五口路のロ久弓1力巧恨シ示芽図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一辺にエッジ部(14a)を有し対向する一対の磁極片
    (14、14’)と、該磁極片(14、14’)の対向
    方向に磁化され該対向間に挟持された永久磁石(16)
    と、一端(12a)に前記磁極片(14、14’)のエ
    ッジ部(14a)が磁気的に接続され他端(12b)が
    L字形に曲折したヨーク(12)と、一端(13a)が
    両磁極片(14、14’)の間に位置し他端(13b)
    が前記ヨーク(12)の曲折部に支承されコイル(11
    )に揺動自在に貫通しているアーマチュア(13)とか
    らなる磁気回路を有し、該磁極片(14、14’)を前
    記アーマチュア(13)と平行な方向に移動させること
    によって前記ヨーク(12)と該磁極片(14、14’
    )との接触面積が調整可能なように構成されてなること
    を特徴とする有極電磁継電器。
JP31251389A 1989-11-30 1989-11-30 有極電磁継電器 Pending JPH03173030A (ja)

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JP (1) JPH03173030A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035349A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010035349A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置

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