JPH03171929A - エコーキャンセラ装置 - Google Patents

エコーキャンセラ装置

Info

Publication number
JPH03171929A
JPH03171929A JP30904889A JP30904889A JPH03171929A JP H03171929 A JPH03171929 A JP H03171929A JP 30904889 A JP30904889 A JP 30904889A JP 30904889 A JP30904889 A JP 30904889A JP H03171929 A JPH03171929 A JP H03171929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
echo
background sound
component
telephone set
residual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30904889A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Takeda
武田 新一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP30904889A priority Critical patent/JPH03171929A/ja
Publication of JPH03171929A publication Critical patent/JPH03171929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長距離ディジタル回線と時分割多重化装置を
用いた音声通話システムに係わり、特に通話時に発生す
るエコーを除去するエコーキャンセラ装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、長距離ディジタル回線と時分割多重化装置を用い
た音声通話システムで通話を行う場合、受話側の電話機
から送話側に対して発生するエコーにより通話音声の品
質が低下し、極めて通話しにくいという問題がある。こ
のようなエコーを除去するため、一般にエコーキャンセ
ラ装置が使用されている。
第2図は、従来のエコーキャンセラ装置を用いた音声通
話システムを表わしたものである。このシステムで、エ
コーキャンセラ装置13は構内交換機1 1 (PBX
)と時分割多重化装置12との間に設置されている。デ
ィジタル回線27から入力された多重化信号は、時分割
多重化装置12により分離され、受信信号l5となる。
そして、構内交換機11のハイブリッド部16を介して
電話機18に供給されると共に、エコーキャンセラ装置
13のエコー抑圧部21に入力される。一方、電話機1
8からの送信信号22は構内交換機11のハイブリッド
部16、減算器23、およびセンタクリッパ部25を経
て時分割多重化装置12に入力され、時分割多重化され
た後、ディジタル回線27に送出される。
エコー抑圧部21の出力側は減算器23に接続され、ま
た、この減算器23の出力側は2つに分岐されてその一
方がエコー抑圧部2lに入力されるようになっている。
また、相手の電話機31の側についても、同様の構成と
なっている。すなわち、エコーキャンセラ装置32は、
電話機31の接続された構内交換機33と時分割多重化
装置34の間に設置され、それぞれ構内交換機It、エ
コーヰヤンセラ装置l3、および時分割多重化装置12
相互の関係と同様に接続されている。
次に、以上のような構戊の従来のエコーキャンセラ装置
の動作を説明する。ここでは、電話機3lから電話機l
8に対して送話を行う場合について説明する。
送話側の電話機31に入力された音声信号は、時分割多
重化装置34で時分割多重化され、ディジタル回線27
を介して受話側の時分割多重化装置l2に入力される。
この時分割多重化装置12では受信した多重化信号が分
離され、受信信号15として構内交換illのハイブリ
ッド部16、およびエコーキャンセラ装置13のエコー
抑圧部21に人力される。
ハイブリッド部l6に入力された受信信号15が電話機
18に送出されると、この電話機18では、受話器に到
達した受信信号15の一部が送話器側に回り込むことに
よって、エコーが発生する。
そして、このエコー威分24は、電話機18の側の背景
音としての送話信号(以下、背景音と呼ぶ。
)22と共にハイブリッド16部を介して減算器23に
入力される。
一方、エコー抑圧部21は受信信号15を記憶し、構内
交換機11から戻ってくると予想されるエコー戊分を計
算しておく。そして、実際に構内交換機11から戻って
きたエコー成分24が背景音22の信号成分と共に減算
器23に人力されると、エコー抑圧aB21からの予測
エコー戊分28が減算器23に入力される。減算器23
では、実際のエコー戊分24から予測エコー成分28を
減算することによりエコーの抑圧を行うが、これは完全
でなく残留エコー戊分26が残存する。従って、減算器
23からは、背景音22と残留エコー成分26とが混在
して出力される。これらの混在信号は、センタクリッパ
部25に入力されると共に、エコー抑圧1ffi21に
も供給される。このエコー抑圧部21には、図示しない
フィルタが備えられ、これらの混在信号のうち残留エコ
ー成分26のみを通過させる。そして、この残留エコー
成分26が最小となるような予測エコー成分28を算出
するように制御が行われる。
このようにして残留エコー戊分26は漸次小さく抑圧さ
れるが、完全に0レベルにはならない。
そこで、センタクリッパ部25は、残留エコー成分26
を含むすべての信号威分に対し大きな減衰をかける。こ
れにより残留エコー成分26の完全な消去を行っていた
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、従来のエコーキャンセラ装置では、センタ
クリッパ部25により残留エコー戊分は完全に消去され
るが、これと共に背景音22も消去されるため、完全に
無音の状態となる。この無音状態は、送話側の電話機3
lの受話器を介して図示しない送話者に伝えられるので
、送話者は自己の送話の直後に不自然な無音状態を感ず
ることとなる。これは、時分割多重化装置や回線に障害
が発生したか、あるいは相手の受話者が通話を中断した
との印象を送話者に与えることとなり、送話者は相手側
に対し繰り返し呼び掛けたりするなど不自然な音声通話
になってしまうという欠点があった。
そこで、本発明の目的は、エコーの発生を抑圧すると共
に、無音状態のない自然な音声通話を実現することので
きるエコーキャンセラ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、(i)通話中の背景音を記憶する背景音記
憶手段と、(l1〉受信した信号威分を基に発生の予測
されるエコーの成分を算出する予測エコー算出手段と、
( iii )現に発生したエコーから予測エコー算出
手段により算出された予測エコーの成分を減する減算手
段と、(iv)この減算手段から出力される残留エコー
を消去する残留エコー消去手段と、(v)この残留エコ
ー消去手段の出力に背景音記憶手段に記憶された背景音
を付加する背景音付加手段とをエコーキャンセラ装置に
具備させる。
そして、本発明では、発生したエコーから予測エコーの
戊分を減じた結果としての残留エコーを消去したのち、
これに通話中の背景音を付加することで、不自然な無音
状態の排除を行う。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例におけるエコーキャンセラ
装置を用いた音声通話システムを表わしたものである。
この図で、従来例(第2図)と同一部分には同一符号を
付し、適宜説明を省略する。
このシステムでは、従来例と同様、受話側のエコーキャ
ンセラ装置l3が構内交換機11(PBX)と時分割多
重化装置12との間に設置され、構内交換機1lに接続
された電話機18で発生したエコーを抑制するようにな
っている。
このエコーキャンセラ装置l3には、通話中に電話機l
8から入力される背景音22を記憶するための背景音記
憶B37が設けられている。この背景音記憶部37の入
力側には、減算器23の3つに分岐された出力のうちの
1つが接続され、出力側はセンタクリッパ部25と時分
割多重化装置l2の間に設けられた加算器38に接続さ
れている。その他の接続は、従来例と同様であるため、
説明を省略する。また、送話側の構或も同様である。” 次に、以上のような構戊のエコーキャンセラ装置の動作
を説明する。
動作においても、エコー抑圧部21、減算器23、およ
びセンタクリッパ部に関するところまでは従来例と同様
である。すなわち、減算器23からは、背景音22と残
留エコー戊分26とが混在して出力され、センタクリッ
パ部25およびエコー抑圧部21に供給される。そして
、センタクリッパ部25は残留エコー威分26および背
景音22を含むすべての信号戊分に対し大きな減衰をか
け、これらを完全に消去する。また、エコー抑圧部21
は、残留エコー成分26が最小となるように制御を行う
ところが、本実施例では、減算器23から出力される背
景音22および残留エコー戊分26は背景音記憶部37
にも供給される。背景音記憶部37には、図示しないフ
ィルタが備えられ、これら混在信号のうち背景音22の
みを通過させる。これにより、背景音記憶部37には、
送話者が電話機31から送話する際に受話側の電話機1
8から取り込まれる背景音が記憶されることとなる。そ
して、この背景音22は加算器38に供給され、センタ
クリッパ部25から出力される無音信号に付加される。
すなわち、加算器38から出力される加算信号39の戊
分は電話機18の背景音だけとなり、時分割多重化装置
12、ディジタル回線等を介して送話側の電話機31に
到達する。従って、図示しない送話者は、この背景音2
2のみを聴くこととなるため、エコーがなく、しかも自
然な背景音の存在する通話を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通話時のエコー
抑圧に起因して生じる無音状態を、背景音を付加するこ
とにより排除することができる。
従って、エコーのない、しかも自然で明瞭な音声通話を
行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるエコーキャンセラ装
置を用いた音声通話システムを表わすブロック図、第2
図は従来のエコーキャンセラ装置を用いた音声通話シス
テムを表わすブロック図である。 1、33・・・・・・構内交換機、 2、34・・・・・・時分割多重化装置、3、32・・
・・・・エコーキャンセラ装置、8、3l・・・・・・
電話機、 1・・・・・・エコー抑圧部、23・・・・・・減算器
、5・・・・・・センタクリッパ部、 7・・・・・・背景音記憶部、38・・・・・・加算器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 通話中の背景音を記憶する背景音記憶手段と、受信した
    信号成分を基に発生の予測されるエコーの成分を算出す
    る予測エコー算出手段と、現に発生したエコーから前記
    予測エコー算出手段により算出された予測エコーの成分
    を減する減算手段と、 この減算手段から出力される残留エコーを消去する残留
    エコー消去手段と、 この残留エコー消去手段の出力に前記背景音記憶手段に
    記憶された背景音を付加する背景音付加手段 とを具備することを特徴とするエコーキャンセラ装置。
JP30904889A 1989-11-30 1989-11-30 エコーキャンセラ装置 Pending JPH03171929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30904889A JPH03171929A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 エコーキャンセラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30904889A JPH03171929A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 エコーキャンセラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03171929A true JPH03171929A (ja) 1991-07-25

Family

ID=17988248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30904889A Pending JPH03171929A (ja) 1989-11-30 1989-11-30 エコーキャンセラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03171929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112565668A (zh) * 2020-12-28 2021-03-26 创想空间信息技术(苏州)有限公司 一种网络会议共享声音的方法、系统和可读存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112565668A (zh) * 2020-12-28 2021-03-26 创想空间信息技术(苏州)有限公司 一种网络会议共享声音的方法、系统和可读存储介质
CN112565668B (zh) * 2020-12-28 2022-03-04 创想空间信息技术(苏州)有限公司 一种网络会议共享声音的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032669B2 (ja) 音声信号のエコーキャンセルのための方法及び装置
JP2785336B2 (ja) 音響エコーキャンセラのトレーニング方式
EP0565671B1 (en) A method of converging an echo canceller
AU712952B2 (en) A method and arrangement for elimination of acoustic echoes in a telecommunication system
JP3625325B2 (ja) 拡声通話装置およびエコーキャンセラ
JP2861888B2 (ja) エコー・ノイズキャンセラおよびエコー・ノイズ消去方法
JPH03171929A (ja) エコーキャンセラ装置
KR100279825B1 (ko) 교환기에서 에코 및 측음 현상을 제거하는 회로
JPH1023172A (ja) エコー除去装置
JP4877083B2 (ja) 残留エコー抑圧制御装置、方法及びプログラム
JP2923964B2 (ja) 拡声電話機
JPH06209362A (ja) 防側音通話装置
JPS6038962A (ja) 会議用電話装置
JP3702507B2 (ja) 集合住宅用ハンズフリー通話システム
US5898773A (en) Telephone apparatus with call transfer function and with improved arrangement for hand-free operation
JPH08288894A (ja) エコー抑圧装置
JPH0514476A (ja) 拡声電話機
JPH01256821A (ja) 適応形反響消去装置
JPH0342918A (ja) 防側音回路
JP4146585B2 (ja) ハンズフリー装置
US6618479B1 (en) Echo canceler
JPH01189264A (ja) ハンズフリー電話機
JPH04185023A (ja) エコーキャンセラ装置
JP2007243829A (ja) 残留エコー抑圧制御装置及び方法、およびエコーキャンセラ
JP2009094708A (ja) 音声信号処理装置、音声信号処理方法