JPH03171255A - 旅券発行装置および照合装置 - Google Patents

旅券発行装置および照合装置

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JPH03171255A
JPH03171255A JP1312026A JP31202689A JPH03171255A JP H03171255 A JPH03171255 A JP H03171255A JP 1312026 A JP1312026 A JP 1312026A JP 31202689 A JP31202689 A JP 31202689A JP H03171255 A JPH03171255 A JP H03171255A
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JP
Japan
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passport
data
card
optical card
identification information
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Application number
JP1312026A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Koshiba
小柴 美仁
Masaki Tanaka
雅樹 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Priority to JP1312026A priority Critical patent/JPH03171255A/ja
Publication of JPH03171255A publication Critical patent/JPH03171255A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、旅券発行装置および照合装置に関し、特に、
旅券の媒体としてメモリカードを用いた旅券発行装置お
よび照合装置に関する。
[従来の技術〕 従来の旅券としては、第10図に示すような手帳形式の
ものが発行されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の手帳形式の旅券にあっ
ては、本人確認のための顔写真を貼付け、各種の情報を
タイプで印字し、ビザ(査証)にスタンプを使用してい
る。そのため、旅券や査証の改造、偽造が容易に行なわ
れる。また旅券の盗難および紛失時に個人のブライバシ
が侵害および悪用される危険性もある。さらに、手帳形
式の旅券は嵩張るため携帯面で劣るなどの問題がある。
それゆえに本発明の目的は、手幅形式の旅券に記録され
るすべての情報をメモリカードに記録し、旅券として発
行する旅券発行装置および旅券として発行されたメモリ
カードに記録される情報を読出し、本人と照合すること
が可能な旅券照合装置を提供することである。
[課題を躬決するための手段] 本発明にかかる旅券発行装置は、ホストコンピュータと
通信可能に接続され、製造時にそのカードの識別情報が
記録されたメモリカードを旅券として発行する旅券発行
装置である。本装置はメモリカードを旅券として発行す
るために、前記識別情報を前記メモリカードから読出す
手段と、旅券番号を入力する旅券番号入力手段と、該旅
券を所有する本人情報を入力する本人情報入力手段と、
前記旅券番号入力手段により入力される旅券番号と、本
人情報入力手段により入力される本人情報とを前記メモ
リカードに書込み旅券発行する旅券発行手段と、前記ホ
ストコンピュータに前記識別情報と旅券番号とを送信し
、Ω録するデータ通信手段とを備えて構成される。また
、本発明にかかる旅券照合装置は、ホストコンピュータ
と通信可能に接続され、そのカードの識別情報、旅券番
号およびカードを所有する本人情報が記録されたメモリ
カードを、旅券として本人と照合するように横成される
。そのために本装置は、前記メモリカードから識別情報
、旅券番号および本人情報を読出し、出入国情報を書込
むための書込読出手段と、前記書込読出手段によって読
出された旅券番号を前記ホストコンピュータに送信し、
その旅券番号に対応する識別情報を受信する通信手段と
、前記書込読出手段により読出された識別情報と前記通
信手段により受信された識別情報との一致を判別する判
別手段と、前記書込読出手段により読出された本人情報
を本人と照合する照合手段と、さらに判別手段が前記識
別情報の一致を判別し、かつ前記照合手段により本人で
あることが照合されたことに応じて、前記書込読出手段
により出入国情報を前記メモリカードに書込む手段とを
備えて構成される。
[作用] 本発明にかかる旅券発行装置および照合装置は、以上の
ように構或されるので、メモリカードを旅券として発行
でき、さらに、旅券として発行さむたメモリカードを用
いた出入国時の処理を、従来と同様に行なうことができ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。なお、本実施例においては、旅券として使用
されるメモリカードとして光カードを例示しているが、
旅券の媒体は、光カードに限定されるものではなく、旅
行者にとって携帯性に優れ、かつ旅券の改造および偽造
が防止でき、さらに旅券所有者のブライバシが保護可能
ならば他のメモリカード、たとえばICカードおよび磁
気カードであってもよい。
第1図は、本発明の一実施例の先カード旅券発行装W1
10の外観図である。
図において、光カード旅券発行装置10は光カード旅券
20を挿入および排出するカード挿入口11、操作キー
12、イメージスキャナ13および液晶などによりデー
タ表示するディスプレイ14を含む。操作キー12は、
外部から該装置10にデータ入力するために備えられ、
操作キー12からの入力データを光カード旅券20に書
込むこともできる。イメージスキャナ13は旅券申請者
の顔写真をイメージスキャンし、スキャン結果をアナロ
グデータとして得る。その後、この得られたアナログ値
は、或るしきい値を境にして2値またはそれ以上のビッ
ト列に変換される。したがって、イメージスキャナ13
上に載せられた顔写真はデータ処理されディジタルデー
タとして装置10内部に取込まれる。また、ディスプレ
イ14は、与えられるデータを液晶などを介して表示す
る。
第2図は、前掲第1図の光カード旅券発行装置10の内
部の機能構成を示す概略図である。
図において、光カード旅券発行装置10は装置自体を制
御・監視するCPU (中央処理装置の略)10a1メ
モリROM (Read  On ly  Memo 
r yの略)10b,メモリRAM(Random  
Access  Memoryの略)10c1光カード
リード/ライト部10h,タイマ10jおよびホストコ
ンピュータと通信するための通信インターフェイス10
iを含む。さらに、光カード旅券発行装置10は、操作
キーインターフェイス10d1ディスプレイインターフ
エイスIQe,イメージスキャナインターフェイス10
fおよび光カードリーダ/ライタインターフエイス10
gを含む。なお、前述の各デバイス間のデータ転送はデ
ータパス10kを経由して高速に処理される。前述の操
作キーインターフエイス10dは操作キー12からのデ
ータ入力を制御する。また、ディスプレイインターフエ
イス10eはディスプレイ14に表示可能なデータを与
えるよう制御し、イメージスキャナインターフェイス1
0fはイメージスキャナ13からの画像データ入力を制
御する。さらに、光カードリード/ライト部10hは光
ヘッドを備え、光ヘッドから光を照射することによりカ
ード挿入口11から挿入された光カード旅券20とのデ
ータ読出およびデータ書込を行なう。光カードリーダ/
ライタインターフエイス10gは、光カードリード/ラ
イト部10hを、そのデータ読み書き動作が正常に行な
われるよう制御する。また、通信インターフェイス10
iは該装置10とホストコンピュータとのデータ通信を
制御する。
次に、光カード旅券20について図面を参照して説明す
る。
第3図は、本発明の一丈施例の光カード旅券20のデー
タ記録形式を説明するための図である。
図において、光カード旅券20はディジタルデータを記
録するための情報記録領域30を含む。
この情報記録領域30は、カードIDデータ記録領域3
1、旅券発行データ記録領域32、個人データ記録領域
33、画像データ記録領域34および出入国管理データ
記録領域35を含む。前記カードIDデータ記録領域3
1は、該光カード製造特にカードを特定するためのデー
タを含むブリフォーマットデータが記録されるための領
域である。
なお、ブリフォーマットデータは、光カード製造時の微
細加工技術によってカードに記録される。
したがって、光カードに微細に記録されるプリフォーマ
ットデータによって光カード旅券20の偽造を防止する
ことができる。また、旅券発行デ−夕記録領域32は該
光カード旅券20発行時にデータが記録される領域であ
り、旅券番号、発行年月日などに関するデータが記録さ
れる。次に、個人データ記録領域33は該光カード旅券
20所有者の個人データである氏名、生年月日、性別、
本籍、身長などに関するデータが記録される。さらに、
画像データ記録領域34は該光カード旅券20を所有す
る本人の顔写真と自署サインとの画像データが記録され
る領域であり、出入国管理データ記録領域35は出入国
時に出入国管理機関によって出入国に関する所定データ
が記録されるための領域である。
第4図(a)および(b)は、本発明の一実施例の光カ
ード旅券20の表面および裏面の外観図である。
図示する光カード旅券20は、従来のクレジッ・トカー
ドと同じ大きさであり、小型かつ軽量であるために、携
帯性に優れ便利である。
第4図(a)は光カード旅券20の表面の外観図であり
、発行国名および旅券である旨が記され、さらに所持人
の自署m 2 0 gが設けられる。第4図(b)は光
カード旅券20の裏面の外観図であり、光記録層20b
を含む。なお、光記録層20bには前掲第3図に示す情
報記録領域30が含まれる。
ここで、光カードについて説明を加える。
光カードにはフィルム基材の上に有機物コロイドの層が
設けられている。また、有機物コロイド層の上には、記
録データを保護するための保護層があり、これらすべて
の厚さを合計した光カードの厚さは、0。76±0.0
8mm程度に抑えられる。データ記録時は、光カードの
保護層側の表面からレーザ光を照射することにより有機
物コロイド層上を凹凸状に形成し、ビッ} (1.0)
で所望のデータを記録できる。また、これら記録された
ディジタルデータは消去不可能であり、かつその記憶容
量は大容量(最大約2Mバイト)であり、新たな情報を
追加して書込めることから過去の履歴データを蓄えるに
は最適である。一方、データの読出時には、光ヘッドが
データ記録層に光を照射し、その反射率の変化によりデ
ータが読出される。また、光カードのカード媒体は、磁
気カードおよびICカードに比較し安価に生産できる。
また、光カード旅券20は追記型(WriteOn c
 e)型であり、データを記録および再生するためには
専用の光カードリード/ライト装置が必要である。
第5図は、第1図に示す光カード旅券発行装置10の光
カード旅券20発行の概略処理フロー図である。この処
理フローは、予めプログラムとしてメモリROM10b
に記憶され、CP010aの制御に基づいて実行される
次に、第1図ないし第5図を参照して本発明のー丈施例
の光カード旅券発行装置10の光カード旅券20発行処
理について説明する。なお、光カード旅券20は、予め
カード製造元によってカードIDデータ記録領域31に
プリフォーマットデータとしてカードID(たとえば、
製造シリアルナンバー)データが微細に記録されると想
定する。
また、光カード旅券発行装f!10はホストコンビュー
タ(図示せず)とデータ通信可能であり、ホストコンピ
ュータ側から与えられる旅券番号に基づいて光カード旅
券20を発行すると想定する。
旅券申請しようとする人は、旅券発行所に出かけ窓口で
旅券申請に必要な書類を提示する。旅券発行所側の係員
は、提出された書類に基づいて光カード旅券20を発行
するように以下の処理を行なう。
まず、第5図のステップSl(図中ではS1と略す)に
おいて、カードIDデータのみがカード!Dデータ記録
領域31に記録された新しい光カード旅券20を光カー
ド旅券発行装′tl10のカード挿入目11に挿入する
。揮人された光カード旅券20は、光カードリード/ラ
イト部10hにそのデータが読み書き可能なようにセッ
トされる。
その後、次のステップS2において、光カードリード/
ライトmlOhはセットされた光カード旅券20のカー
ドIDデータ記録領域31からカード!Dデータを読出
す。読出されたカードIDデータは、データパス10k
を経出してメモリRAM10cに一特的に記憶される。
次にステップS3において、CP010aは通信インタ
ーフェイス10iを介してホストコンピュータ側とデー
タ通信し、新規に発行すべき旅券番号データをホストコ
ンピュータ側から受信する。
受信された旅券番号データはメモリRAM10cに一時
的に記憶される。
次に、ステップS4において光カードリード/ライト部
10hは光カード旅券20の旅券発行データ記録領域3
2に旅券番号および発行日に関するデータを書込む。詳
細に説明するならば、CPU10aは、ホストコンピュ
ータ側から受信しメモリRAMIOCに記憶された旅券
番号データを読出し、光カードリード/ライト部10h
に与える。また、同時にCPU10aはタイマ10jか
ら日付データを読取り、光カードリード/ライト部10
hに与える。したがって、先カードリード/ライト部1
0hは該光カード旅券20の旅券番号データと発行日付
データが与えられたことに応じて、該光カード旅券20
の旅券発行データ記録領域32に両データを書込む。
次のステップS5においては、旅券申請者の顔写真と自
署サインの画像データが、イメージスキャナ13により
得られる。したがって、イメージスキャナインターフェ
イス10fは光カード旅券20に書込可能なように、得
られる画像データをディジタル処理する。処理された画
像データは光カードリーダ/ライタインターフエイス1
0gを介して光カードリード/ライト部IQhl::r
)えられる。応じて、光カードリード/ライト部10h
は光カード旅券20の画像データ記録領域34に与えら
れたディジタル画像データを記録する。その後、処理は
次のステップS6に移行する。
ステップS6においては、係Hの操作キー12によって
キー入力される申請者の個人データが、光カード旅券2
0の個人データ記録領域33に記録される。なお、個人
データは申請者から提出された必要書類から係員が読取
り、データ入力するものであり、入力された個人データ
は光カードリード/ライト部10hにより光カード旅券
20の固人データ記録領域33に記録される。
以上により、従来の旅券発行時に旅券に記録されたデー
タは、すべて光カード旅券20に記録される。その後、
次のステップS7において、CPU10aは通信インタ
ーフェイス10iを介してホストコンピュータ側とデー
タ通信する。このとき、今回新規に発行された光カード
旅券20の旅券番号とメモリRAM10cに一時的に記
憶された該光カード旅券20のカードIDデータとがホ
ストコンピュータ側に送信される。応じて、ホストコン
ピュータ側は新規に発行された光カード旅券20のカー
ドIDデータと旅券番号とを受信し、両データを1対1
に関係づけて+ta憶装置に記憶し、データ管理する。
その後、次のステップS8において、必要データが記録
された光カード旅券20はカード挿入口11から排出さ
れ申請者に手渡される。以上で、光カード旅券発行装置
10の旅券発行処理は終了する。
なお、上述の光カード旅券発行処理においては、発行ご
とにホストコンピュータ側から旅券番号デ−タを受信し
、発行されたカードIDデータと旅券番号データとをホ
ストコンピュータ側に送信するようにしているが、デー
タ通信方法はこれに限定するものではない。たとえば、
メモリRAMIOCに発行されたカードIDデータと旅
券番号とが対応するように記憶し、定期的(たとえば、
1日ごと、1週間ごと)にメモリRAM10cに蓄積さ
れた前記データをホストコンピュータ側にファイル伝送
してもよい。
次に、光カード旅券20による光カード旅券照合装置4
0について説明する。
第6図は、本発明の一実施例の光カード旅券照合装置4
0の外観図であり、出入同審査時に用いられる。
図において、光カード旅券照合装置40はマイクロコン
ピュータを内蔵しCRT(Cathode  Ray 
 Tubeの略)ディスプレイ41、光カード旅券20
を挿入および排出するカード挿入口42、外部から装置
にデータ入力するためのキーボード43および音声によ
りメッセージを出力するためのスピーカ44を含む。ま
た、光カード旅券照合装置40は、ホストコンピュータ
側とデータ通信可能である。
第7図は、第6図に示す光カード旅券照合装置40の内
部の機能構戊を示す概略図である。
図において、光カード旅券照合装置40は、装置自体を
制御・監視するCPU40a,メモリROM40b,メ
モリRAM40c,カード格納器40d,キーボード4
3のデータ入出力を制御するキーボードインターフェイ
ス40esスビーカ44のデータ入出力を制御するスピ
ーカインターフエイス40【およびCRTディスプレイ
41のデータ入出力を制御するCRTコントローラ40
1を含む。さらに、光カード旅券照合装置40は光カー
ドリード/ライト部40h1光カードリード/ライト部
40hと、そのデータ入出力を制御する光カードリーダ
/ライタインターフエイス40g1固定ディスク40k
1固定ディスク40kのデータ入出力を制御するディス
ク駆動機構40jおよび該装置40とホストコンピュー
タ側とのデータ人出力を制御する通信インターフエイス
40fLを含む。なお、前述の各デバイス間のデータ転
送はデータパス40mを経由して高速に行なわれる。ま
た、カード格納器40dは不正使用が発覚した光カード
旅券20または偽造旅券を所有者から取上げ、一時的に
格納するためのものである。
また、固定ディスク40kは出入国を拒絶すべき者のデ
ータと、出入国特に旅券に記録するデータなどを記憶す
るための記憶装置である。
第8図は、第6図(こ示す光カード旅券照合装置40の
光カード旅券20照合の概略処理フロー図である。
この処理フローは、予めプログラムとしてメモリROM
40bに記憶され、CPU40aの制御に基づいて実行
される。
次に、第3図ならびに第6図ないしTS9図を参照して
、本発明の一実施例の光カード旅券照合装置40の光カ
ード旅券20の照合処理について説明する。なお、照合
される光カード旅券20は、前掲第1図に示す光カード
旅券発行装1!10によって、所有者の個人データおよ
び旅券に関するデータなどがその情報記録領域30に記
録されていると想定する。
出入国しようとする人は、出入国管狸所に所有する光カ
ード旅券20を提示する。出入国管理所側の係員は、提
示された光カード旅券20の記録データを本人と照合す
るように以下の処理を行なう。
まず、第8図のステップS20において、係員は提示さ
れた光カード旅券20を光カード旅券照合装置40のカ
ード挿入口42に挿入する。挿入された光カード旅券2
0は、光カードリード/ライト部40hにそのデータが
読み書き可能なようにセットされる。その後、次のステ
ップS21において、光カードリード/ライト部40h
はセットされた光カード旅券20のカードIDデータ記
録領域31からカード!Dデータを読出す。読出された
カードIDデータは、データパス40mを経由してメモ
リRAM40cに一時的に記憶される。
次に、ステップS22において、光カードリード/ライ
ト部40hは旅券発行データ記録領域32から旅券番号
を読出す。読出された旅券番号は、前述のカードIDデ
ータと同様にメモリRAM40Cに一時的に記憶される
。その後、次のステップS23において、CPU40a
は通信インターフエイス40悲を介してホストコンピュ
ータ側とデータ通信し、前述のステップS22でメモリ
RAM40Cに一時的に記憶された旅券番号データを送
信する。応じて、ホストコンピュータ側は受信された旅
券番号データに基づいてホストコンピュータ側が備える
記憶装置をアクセスし、対応するカードIDデータを読
出す。詳細に説明するならば、前掲第5図に示す処理フ
ローで説明したように、先カード旅券20の新規発行時
に、カードIDデータと対応する旅券番号データとが光
カード旅券発行装W!10からホストコンピュータ側に
送信され、ホストコンピュータ側の記憶装置に記憶され
る。したがって、光カード旅券照合装置40からホスト
コンピュータ側へ旅券番号データを送信すれば、ホスト
コンピュータ側は受信された旅券番号データに基づいて
記憶装置に記憶されるデータを検索し、対応するカード
IDデータを特定し読出すことができる。このようにし
てホストコンピュータ側で特定されたカードIDデータ
は光カード旅券照合装置40に送信される。送信された
カードIDデータは通信インターフェイス40Lを経由
して一時的にメモリRAM4Qcに記憶され、処理は次
のステップS24に移行する。
ステップS24において、CPυ40aはメモリRAM
40Cに記憶された2つのカードIDデータが一致する
か否かを判別する。つまり、前述のステップS21で光
カード旅券20から読取られたカードIDデータと、前
述のステップS23でホストコンピュータ側から受信さ
れたカードIDデータとを照合し、一致するか否かをT
Ii認する。
このとき両方のカードIDデータが不一致であれば処理
は次のステップS25に移行する。
ステップS25では、今回提示された光カード旅券20
を、そこに記録されるカードIDデータと旅券番号とは
、正規に登録されていないことから偽造カードとして処
理し、該光カード旅券20所G者の出入国を禁止する。
このとき、提示された光カード旅券20は、光カードリ
ード/ライト部40hからカード格納器40dに転送さ
れ、時保管される。また、CPU40aはスピーカイン
ターフエイス40fを介してスピーカ44から“出入国
拒絶“の旨の音声を発するように制御する。また、出入
国が拒絶された先カード旅券20より読取られたデータ
は、固定ディスク4 0 kに記憶される。
前述のステップS24に戻って、先カード旅券20から
読取られたカードIDデータと、ホストコンピュータ側
から受信されたカードIDデータとを照合し、一致して
いるのであれば処裡は次のステップS26に移行する。
ステップS26では、光カードリード/ライト部40h
は光カード旅券20の個人データ記録領域33および画
像データ記録領域34からデータを読出す。読出された
データは、データパス40mを経由して、CRTコント
ローラ40iを介してCRTディスプレイ41に画面表
示される。このとき、CRTディスプレイ41に映出さ
れる画面表示−1を、第9図<a>および(b)に示す
第9図(a)は、先カード旅券2oの個人データ記録領
域33から読取られる個人データに基づいてCRTディ
スプレイ41に表示される画面例である。第9図(b)
は、光カード旅券2oの画像データ記録領域34から読
取られる顔写真データおよびサインデータに基づいてC
RTディスプレイ41に表示される画面例である。した
がって、次のステップS27の本人照合の判別処理にお
いて、係員は本人とCRTディスプレイ41に表示され
る個人データおよび本人の顔写真とを照合し、該光カー
ド旅券20所有者が本人であるか否かを確認できる。こ
のとき、係員は本人と一致しないことを判別すれば処理
は前述のステップS25の処理に移行し、提示された光
カード旅券2oは取上げられるとともに、スピーカ44
によって“出入国拒絶”の旨の音声が発せられ、出入国
が禁止される。一方、ステップS27の本人照合により
本人と判別されれば、処理は次のステップS28に移行
する。
ステップS28において、CPU40aは、固定ディス
ク40kに予め記憶された出入国に関するデータを読取
る。読取られたデータは光カードリード/ライト部40
hに与えられ、応じて光カード旅券20の出入国管理デ
ータ記録領域35に与えられたデータを書込むよう処理
する。光カードリード/ライト部40hのデータ書込終
了後、一連の出入国の旅券手続を終了し、データ更新さ
れた光カード旅券20はカード神人口42から排出され
、所有者の手元に戻される。
以上のように、光カードを光カード旅券発行装置10を
用いて光カード旅券20として売行すれば、光カードの
記録データ書換(消去を含む)はできないので旅券の改
造および偽造を防止することができる。また、光カード
旅券20に記録されるデータは、専用の光カード旅券照
合装置40を用いることにより初めて第9図(a)およ
び(b)のように画面表示されるので、光カード旅券2
oの盗難、紛失時にも個人のブライバシは保護できる。
さらに、光カード旅券20として用いられる光カードは
製造時にブリフォーマットデータが微細に記録され、ま
た光カードは特定の製造元による特殊材料から製造され
るようにすれば、光カード旅券20の偽造を防止するこ
とができる。
また、固定ディスク40kに記憶された出入国拒絶者に
関するデータを定期的にホストコンピュータ側に送信す
れば、ホストコンピュータ側で出入国拒絶者に関するデ
ータを一括管理できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によればメモリカードを旅券とし
て発行できるとともに、旅券として発行されたメモリカ
ードを用いた出入国審査も可能となる。さらに、メモリ
カードによる旅券は、小型かつ軽量で携帯性に優れるな
どの効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の光カード旅券発行装置の
外観図である。第2図は、第1図に示す光カード旅券発
行装置の内部の機能構成を示す概略図である。第3図は
、本発明の一実施例の光カード旅券のデータ記録形式を
説明するための図である。第4図(a)および(b)は
、本発明の一実施例の光カード旅券の表面および裏面の
外観図である。第5図は、第1図に示す光カード旅券発
行装置の光カード旅券発行の概略処理フロー図である。 第6図は、本発明の一丈施例の光カード旅券照合装置の
外蜆図である。第7図は、第6図に示す光カード旅券照
合装置の内部の機能構成を示す概略図である。第8図は
、m6図に示す光カード旅券照合装置の光カード旅券照
合の概略処理フロー図である。第9図(a)および(b
)は、第8図の処理フロー中で表示される画面表示例で
ある。第10図は、従来の旅券の外観図である。 図において、10は光カード旅券発行装置、10hおよ
び40gは光カードリード/ライト部、12は操作キー
、13はイメージスキャナ、101および40庭は通信
インターフエイス、20は光カード旅券、30は情報記
録領域および41はCRTディスプレイである。 なお、 各図中、 同一符号は同一または相当部分 を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホストコンピュータと通信可能に接続され、製造
    時にそのカードの識別情報が記録されたメモリカードを
    旅券として発行する旅券発行装置であって、 前記識別情報を前記メモリカードから読出す手段と、 旅券番号を入力する旅券番号入力手段と、 本人情報を入力する本人情報入力手段と、 前記旅券番号入力手段により入力される旅券番号と、本
    人情報入力手段により入力される本人情報とを前記メモ
    リカードに書込み旅券発行する旅券発行手段と、 前記ホストコンピュータに前記識別情報と旅券番号とを
    送信し登録するデータ通信手段とを備えた、旅券発行装
    置。
  2. (2)ホストコンピュータと通信可能に接続され、その
    カードの識別情報、旅券番号および本人情報が記録され
    たメモリカードを旅券として本人と照合する旅券照合装
    置であって、 前記メモリカードから識別情報、旅券番号および本人情
    報を読出し、出入国情報を書込むための書込読出手段と
    、 前記書込読出手段によって読出された旅券番号を前記ホ
    ストコンピュータに送信し、その旅券番号に対応する識
    別情報を受信する通信手段と、前記書込読出手段により
    読出された識別情報と前記通信手段により受信された識
    別情報との一致を判別する判別手段と、 前記書込読出手段により読出された本人情報を本人と照
    合する照合手段と、 前記判別手段が前記識別情報の一致を判別し、かつ前記
    照合手段により本人であることが照合されたことに応じ
    て、前記書込読出手段により出入国情報を前記メモリカ
    ードに書込む手段とを備えた、旅券照合装置。
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