JPH03170009A - 接触子保護装置 - Google Patents

接触子保護装置

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JPH03170009A
JPH03170009A JP31031589A JP31031589A JPH03170009A JP H03170009 A JPH03170009 A JP H03170009A JP 31031589 A JP31031589 A JP 31031589A JP 31031589 A JP31031589 A JP 31031589A JP H03170009 A JPH03170009 A JP H03170009A
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中谷 忠雄
Susumu Yoshioka
晋 吉岡
Tetsuhiko Kubo
久保 哲彦
Takeshi Sotozaki
外崎 雄
Teruyuki Ito
輝之 伊藤
Tadashi Obara
小原 正
Tetsuhiko Nomura
野村 哲彦
Takamitsu Shibata
柴田 隆光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被測定゛物(加工途中で測定される被加工物
を含む。以下、同様)に接触されて被測定物の寸法等を
測定する際に用いられる接触子を保護する接触子保護装
置に関し、大型ハイトゲージ(二次元測定機)、三次元
測定機、その他の測定機、あるいは、マシニングセンタ
、自動旋盤、その他の自動工作機械等に用いられる接触
子に利用できる。
〔背景技術〕
被測定物の寸法、形状等を測定する装置として、種々の
多次元測定機(二次元、三次元測定機)が広範に利用さ
れており、この種の多次元測定機の中には、例えば、接
触子を被測定物の任意の点に複数箇所当接させることで
、その寸法、形状等を正確に測定する多次元測定機があ
る。
ところで、前記多次元測定機は、通常、その測定精度を
向上させるために温度、湿度等が略一定に保持された測
定室に配置されて被測定物の測定を行っている。しかし
、最近では、製品精度を向上させるために、生産工場に
この多次元測定機を設置することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、工場では1つの製品を生産するために複数の
生産工程があり、その工程毎に前記多次元測定機で被測
定物を測定する必要がある。
この場合、被測定物に、例えば、穴あけ加工が施されて
いると、前記被測定物にパリ、切削屑等が残ってしまう
。そして、この被測定物を前記多次元測定機で測定する
際に、そのパリ、切削屑等が接触子に付着すると、その
パリ、切削屑等の寸法分だけ加味された数値となり、測
定誤差を惹起する。この結果、正確な被測定物の寸法、
形状等を測定することが困難となって測定精度が低下す
るという欠点が露呈する。
また、このような多次元測定機に、複数の接触子を保持
し、順次交換して使用するようにした接触子保持装置等
を装着した場合には、空気中に浮遊する切削屑、塵埃等
が使用しない接触子に付着する虞があるので、これらの
付着によっても測定精度が低下するという問題が生ずる
本発明の目的は、不使用時に塵埃等の付着がなく、かつ
、使用によって切削屑等が付着しても、この切削屑等を
除去できて測定精度を低下させることのない接触子保護
装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、被測定物に当接される接触子を保持する接触
子保持装置と、この接触子保持装置を収納するカバー装
置と、前記接触子保持装置及び前記カバー装置の何れか
一方に装着されかつ前記接触子に圧縮流体を噴射する洗
浄装置と、前記接触子保持装置及び前記カバー装置の何
れか他方に装着されかつ前記接触子周囲の流体を吸引す
るバキューム装置とを備えることを特徴とする。
〔作用〕
このような本発明の接触子保護装置において、接触子を
洗浄する場合には、先ず、カバー装置を開状態とした後
、被測定物を測定した接触子を接触子保持装置に支持さ
れる未使用の接触子に交換する。次いで、カバー装置を
必要に応じて閉状態にしてから、前記カバー装置内で使
用された接触子に圧縮流体を噴射するとともに、バキュ
ーム装置によってこの圧縮流体を吸い込む。これにより
、接触子に付着したパリ、切削屑等が略完全に除去され
る。
一方、測定に使用されずに接触子保持装置に保持されて
いる接触子は、カバー装置を閉状態にしておくことで、
切削屑、塵埃から保護されることとなる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る接触子保護装置について好適な実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図において、参照符号lOは、本実施例に係る接触
子保護装置(後述する)を有する三次元測定機を示す。
前記三次元測定機lOは、床上に設置されるとともに、
三分割されてそれぞれが一体的に保持されるベースII
A,IIB,IIcを含む。
前記ベースIIA上には支持台l2が固設され、この支
持台l2上にはX軸スライダl3が矢印X方向へ変位自
在に設けられており、このX軸スライダl3の一側面に
は、2軸スライダl4が矢印2方向へ移動自在に装着さ
れる。
前記2軸スライダl4の一方の端面にはY軸スライダl
5が矢印Y方向へ変位自在に設けられ、このY軸スライ
ダl5の先端には検出器20が装着される。この検出器
20は、柱体状の保持部材2lと、この保持部材2lに
取着され自在継手となる球体22と、この球体22に突
設されるとともに矢印R及びS方向若しくはそれらの合
成方向へ変位自在に設けられる柱体状の回転部材23と
を含んで構成されている。この回転部材23には、第2
図に示すように、根元部をテーパ面24Aとされるとと
もに、先端部を頭部を有するプルスタッド24Bとされ
たロッド24が突設されている。
そして、前記回転部材23に対して、ロッド24を利用
して接触子30が着脱自在に取着されている。
前記接触子30は、前記ロッド24のテーパ面24Aに
嵌合する孔部31Aを一端に有する円柱状の支持体31
と、この支持体3l内に矢印A方向に摺動自在に支持さ
れるとともに、前記ロッド24のプルスタッド24Bを
着脱可能な先割れしたコレットチャック部32Aを一端
に有し、かつ、他端に大径のテーパカム部32Bを有す
るチャック部材32と、このチャック部材32のコレッ
トチャック部32Aの外周に嵌合され、自然状態では先
端を矢印P方向に拡張状態にされるコレットチャック部
32Aを縮径させてコレットチャック部32Aで前記プ
ルスタツド24Bの頭部を把持させる縮径リング33と
、前記チャック部材32のテーパカム部32Bと支持体
31との間に介装され、チャック部材32をコレットチ
ャック部32Aが常時縮径リング33に嵌合するように
矢印A+方向に押圧する圧縮コイルばね34と、前記支
持体31に形或された軸直交方向の段付孔3lBに矢印
B方向に摺動自在に嵌合されるとともに、前記チャック
部材32のテーパカム部32Bに当接されるテーパカム
部35Aを有し、このカム部32B,35A同志の当接
により前記圧縮コイルばね34の押圧力によって突出方
向である矢印B1方向に付勢される作動力ム35と、こ
の作動力ム35の突出方向への移動を規制するリング状
のストッパ36と、前記支持体3Iに着脱可能に螺合さ
れるとともに、先端に球体38を有するスタイラス37
とを含んで構成されている。
一方、前記ベースllC上には基台l7が固設されてお
り、この基台l7上には直方体状の被測定物Wと、本実
施例に係る接触子保護装置40とが載置される。
前記接触子保護装置40は、第3図に示すように、カバ
ー装置50と、このカバー装置50に収納される接触子
保持装置60と、前記カバー装置50と接触子保持装置
60とに設けられる洗浄装置70及びバキューム装置8
0とで構或されている。
以下、接触子保護装置40を構成するそれぞれの装置の
詳細について説明する。
先ず、前記カバー装置50は、上面に三角部5IAを有
する折曲板5lを含み、この折曲板51の両端には、上
部が略台形状でかつ下部が底抜きとされた勝手違い形状
の匡体52,53が図示しないヒンジ部材を介して矢印
S方向へ開閉自在に取付けられている。
前記匡体52,53の開口側周囲には、それぞれ閉止手
段としての2つのフエライトマグネット54が取着され
ており、匡体52と53とをそれぞれ閉方向に変位させ
ると、このフエライトマグネット54の磁力によりカバ
ー装置50がしっかりと結合されるように構成される。
次に、前記カバー装置50内に収納される接触子保持装
置60は、基台l7上に載置される底板61を備え、こ
の底板6l上には、ブロック状の接触子支持部材62と
、平面略L字状の先端保持板63とがそれぞれ配設され
、これらは上下の2本のロッド64によって固定され、
かつ、前記折曲板5lと連結されている。
前記接触子支持部材62には、各種の接触子の形状にそ
れぞれ対応した凹部62A,62B,・・・62Hが画
成されている。前記それぞれの凹部62A乃至62Hに
は、矢印B方向に変位自在な凸部65(1個のみ図示)
が設けられており、この凸部65が前記支持体3lに固
定されたストツパ36の中心孔部を介して前記作動力ム
35に当接し、作動力ム35を前記圧縮コイルばね34
の付勢力に抗して矢印B,方向に押圧するように構或さ
れている。この際、各凸部65は図示しないモータ及び
歯車機構、あるいはエアーシリンダ等の駆動手段により
、前述の矢印B方向に駆動されるようになっている。
また、前記先端保持板63には、前記各凹部62A乃至
62Hに対向してステ−66A乃至66Hが螺合して突
設されており、これらのステ−66A乃至66Hに前記
スタイラス37を当接させることによ゛り、その重量を
保持するようになっている。
前記先端保持板63と右方の匡体53内とには、接触子
30の球体38に圧縮流体、例えば、エアーを噴射する
洗浄装置70と、主にこのエアーを吸引するバキューム
装置80とが設けられている。
洗浄装置70は、図示しない圧縮空気供給源から供給さ
れるエアーを噴射する噴出ノズル71A,71B,・・
・,71Hが前記先端保持板63に沿って所定位置、す
なわち、前記各凹部62A乃至62Hに保持される各接
触子30の各球体38に対向される位置に設けられて構
成されている。
また、バキューム装置80は、エアー、塵埃等を吸い込
む吸引ノズル81A,81B,・・・,81Hが匡体5
3の長手方向の所定位置、すなわち、前記各噴出ノズル
71A乃至71Hに各球体38を挟んで対向される位置
に配設されて構成されている。この場合、前記噴出ノズ
ル71A乃至7lHのノズル径より吸引ノズル81A乃
至81Hのノズル径の方が、塵埃等の吸入をするため径
大に構成されている。
なお、前記凹部62A乃至62Hには、必要に応じて各
種形状のスタイラス37及び球体38等を有する接触子
30が保持されるが、本実施例では図面及び説明の錯綜
を避けるため、回転部材23に取付けられている接触子
30以外に、3つの前記凹部62B,62C並びに62
Dに、接触子30と形状の異なった接触子30B,30
C並びに30Dが収納されているものとする。そして、
これらの接触子30B,30C,30Dのスタイラス3
7及び38には、それぞれの符号にB,C,Dを付して
各々を区別する。
本実施例に係る接触子保護装置40を有する三次元測定
機10は、基本的には、以上のように構成されるもので
あり、次に、その作用について説明する。
先ず、接触子30で被測定物Wを測定する際には、球体
38を図示しない原点球に当接させて測定の基準点を設
定した後、被測定物Wの任意の点に前記球体38を当接
または摺動させて、この接触子30で測定可能な被測定
物Wの寸法、形状等を測定する。
次に、前記被測定物Wの残りの寸法、形状等を測定する
ために別の接触子、例えば、接触子30Bに交換する場
合には、先ず、検出器20の球体22を動かして接触子
30を、第1図中、Y軸スライダl5と同一直線状にな
るまで矢印R1方向に変位させる(第3図の状態)。こ
の後、指等で匡体52と53とを把持して開方向、すな
わち、匡体52を矢印SL、匡体53を矢印S!方向へ
それぞれ略90度変位させる。
次いで、接触子30を矢印X1方向に移動させて、接触
子支持部材62の凹部62Aに係合させる。この保合時
に、凸部65が図示しない駆動手段によって矢印B!方
向に突出される。すると、前記凸部65の先端が接触子
30のストッパ36の中心孔内に入る。これにより、ま
ず凸部65と接触子30とがロックされる。更に、凸部
65が突出されると、凸部65により接触子30の作動
力ム35が同じく矢印B,方向に移動される。この作動
力ム35の移動により、テーバカム部35A及びテーバ
カム部32Bを介してチャック部材32が圧縮コイルば
ね34の押圧力に抗して矢印A!方向に移動される。こ
れにより、チャック部材32のコレットチャック部32
Aは縮径リング33から外れ、コレットチャック部32
Aが矢印P方向に拡径することとなる。従って、ロツド
24のプルスタッド部24Bが嵌合しているチヤ・ソク
部材32のコレットチャック部32Aの内径が大きくな
るので、回転部材23を接触子30から離間させること
ができる。
その後、回転部材23を接触子30Bの近傍に位置させ
てからロッド24を接触子30Bの図示しないコレット
チャック部に嵌合させた後、凹部62Bの凸部(図示せ
ず)を矢印B+方向に没入させる。これにより、前記凸
部と接触子30Bとのロックが解除されるとともに、コ
レットチャック部の径が小さくなり、ロッド24のプル
スタツド24Bを締結するので接触子30Bと回転部材
23とは、しっかりと結合されることになる。
次いで、前記接触子30Bを矢印X2方向に変位させた
後、指等で一方の匡体52を矢印S2、他方の匡体53
を矢印SL方向へそれぞれ移動させると、4つのフエラ
イトマグネット54の磁力によりカバー装置50は、し
っかりと閉状態(第1図の状態)にされる。
そして、この新たに回転部材23に装着した接触子30
Bを被測定物Wの任意の点に当接または摺動させて、残
りの寸法、形状等を測定することにより、前記被測定物
Wの全ての寸法、形状等が測定される。
この間、カバー装置50内では、被測定物Wを測定した
ことによって、パリ、切削屑等が球体38に付着した接
触子30の洗浄作業が、次のようにして行われている。
すなわち、図示しない圧力供給源から洗浄装置70の噴
出ノズル71Aにエアーを供給して、この噴出ノズル7
1Aからエアーを噴射させると、前記球体38に付着し
たパリ、切削屑等が球体38から離間する。一方、予め
図示しない真空ポンプ(減圧ポンプ)等の作動により吸
引作用下にあるバキューム装置80の吸引ノズル81A
内に、前記球体38から離間したパリ、切削屑等が吸い
込まれる。これにより、接触子30の球体38を洗浄す
ることができる。
前述のような本実施例によれば、次のような効果がある
すなわち、接触子保持装置40を収納できるようカバー
装置50を設けたので、工場内において空気中に浮遊す
る塵埃等が未使用の接触子30B〜30Dに付着するこ
とを未然に阻止できる。
また、前記接触子保持装置40とカバー装置50とに洗
浄装置70とバキューム装置80とを装着しているので
、測定中、球体38に付着した被測定物Wのパリ、切削
屑等をエアーの噴射と、そのエアーの吸引とにより略完
全に洗浄することができる。
このように洗浄された接触子30.30B〜30Dを使
用すれば、従来のようにパリ、切削屑等の付着分が加味
されなくなるので、測定誤差をほとんど無くすことが可
能となる。この結果、マイクロメータオーダの精密測定
ができるので、当該三次元測定機IO・の測定精度を飛
躍的に向上させることが可能となる効果を奏する。
また、若し、匡体52,53の開閉時に空気中に浮遊す
る塵埃等がカバー装置50内に浸入した場合でも、本実
施例においては、バキューム装置80の吸引ノズル8l
乃至81Hを作動させることにより、その塵埃等はほと
んど除去することができるので、より一層、精密測定を
可能とする効果が得られる。
更に、基台17上に設けられた接触子保持装置40の接
触子支持部材62に、駆動可能な凸部65を設ける一方
、接触子30にチャック部材32及び作動力ム35を設
けているので、接触子3oを手動で交換することなく、
すべて自動で交換でき、その交換作業時間を短縮するこ
とが可能となる。
また、接触子30の使用中に球体38に付着したパリ等
は、カバー装置50の各匡体52,53を開放し、エア
ー噴出状態にした噴出ノズル71Aに対向させることに
より、容易に除去することも可能である。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは、勿論である。
例えば、カバー装置50にモータ、アクチュエー夕等を
設けて匡体52,53を自動的に回動させることもでき
る。
また、前記実施例では洗浄装置70の噴出ノズル71A
乃至71Hとバキューム装置80の吸引ノズル81A乃
至81Hを1つの接触子30,30B〜30Dに対して
それぞれ1個づつ設けたが、この他に、それぞれのノズ
ルを2個以上設けることも可能であり、それらのノズル
形状を折曲させることもできる。更に、各ノズルを上下
方向に連続したスリット状とする等、他の形状とするこ
ともできる。
更に、前記実施例では、噴出ノズル71A乃至71Hを
保持板63に設け、吸引ノズル81A乃至81Hを匡体
53に配設したが、この他に、保持板63側に吸引ノズ
ル、匡体53側に噴出ノズルを設けることもできる。更
には、保持板63と匡体53の両方に噴出ノズルと吸引
ノズルとを配設することも可能である。
また、前記実施例においては、回転体23側にロッド2
4を設け、一方、接触子30側にチャック部材32を設
け、このチャック部材32を接触子支持部材62の凸部
65で作動するようにしたが、これとは逆に接触子30
側にロッドを設け、一方、回転部材23側にチャック部
材及びこのチャック部材の駆動手段を設けてもよい。こ
の際、接触子支持部材62には、接触子30の脱落を防
止する把持手段を設ける。このようにすれば、数が多い
接触子30内にチャック部材32を設けるという不都合
を解消できるという利点がある。
更に、接触子支持部材62に設けられる凸部65は、直
線方向に進退する構造に限らず、回転方向に移動するも
のでもよく、更には、作動力ム35をなくして凸部65
の先端で直接チャック部材32のテーパカム部32Bを
駆動するようにしてもよい。
また、前述のような接触子30をチャック部材等によっ
て自動的に着脱する手段は、必ずしも設ける必要はなく
、接触子保持装置60は、少なくとも複数の接触子30
を保持できれば足りる。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、接触子保護装置は、接触
子に圧縮流体を噴射する洗浄装置と、流体を吸引するバ
キューム装置と、前記接触子を保持する接触子保持装置
と、この接触子保持装置を外部から隔離するカバー装置
とを含んで構成されるので、空気中に浮遊する塵埃等か
ら接触子を保護することができるとともに、測定中に前
記接触子に付着したパリ、切削屑等を略完全に洗浄する
ことができる。
この結果、測定誤差をほとんど無くすことができて、被
測定物の寸法、形状等を正確に測定できるので、マイク
ロメータオーダの精密測定を可能とし、当該多次元測定
機等の測定精度を飛躍的に向上させることが可能となる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る接触子保護装置を含む三次元測
定機の斜視説明図、第2図は本実施例に用いられる接触
子の内部構造を示す断面図、第3図は第1図における接
触子保護装置の匡体開放状態を示す拡大斜視図である。 10・・・三次元測定機、30.30B〜30D・・・
接触子、37・・・スタイラス、40・・・接触子保護
装置、50・・・カバー装置、60・・・接触子保持装
置、62・・・接触子支持部材、70・・・洗浄装置、
71A〜71H・・・噴出ノズル、80・・・バキュー
ム装置、81A〜81H・・・吸引ノズル、W・・・被
測定物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定物に当接される接触子を保持する接触子保
    持装置と、この接触子保持装置を収納するカバー装置と
    、前記接触子保持装置及び前記カバー装置の何れか一方
    に装着されかつ前記接触子に圧縮流体を噴射する洗浄装
    置と、前記接触子保持装置及び前記カバー装置の何れか
    他方に装着されかつ前記接触子周囲の流体を吸引するバ
    キューム装置とを備えることを特徴とする接触子保護装
    置。
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