JPH02247517A - 三次元測定装置 - Google Patents

三次元測定装置

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JPH02247517A
JPH02247517A JP6859589A JP6859589A JPH02247517A JP H02247517 A JPH02247517 A JP H02247517A JP 6859589 A JP6859589 A JP 6859589A JP 6859589 A JP6859589 A JP 6859589A JP H02247517 A JPH02247517 A JP H02247517A
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JP
Japan
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surface plate
hand
fixture
cleaning unit
unit
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JP6859589A
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Masaji Watanabe
正司 渡辺
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の車体パネルに代表されるような三次
元形状の被測定物の寸法測定を行うための三次元測定装
置に関する。
従来の技術 この種の三次元測定装置としては例えば特開昭62−2
32509号公報に開示されているものがある。この測
定装置は第8図に示すように、測定に先立って測定ロボ
ット100のハンド101で治具置台102上の位置決
め治具103を把持して定盤104上に順次セットし、
その定盤104上の位置決め治具103の上にワークW
aを位置決めしたのちに、ハンド101が測定用センサ
105に持ち替えてワークWaの寸法測定を行うもので
ある。106は制御装置である。
また、上記の構造に代わるものとして特開昭62−24
2811号公報に開示されているものがある。これは上
記の構造を基本とした上で測定ロボットには測定用セン
サのみを持たせ、定盤の周囲には該定盤と治具置台との
間で位置決め治具の入れ替えを行う治具移載装置を独立
して設けているものである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の測定装置においては、装置そのものの
設置場所の雰囲気条件によっては定盤104平面上にほ
こり等がたまるほか、被測定物Waに付着して持ち込ま
れた異物が同様に定盤104平面上にたまることになる
。特に自動車の車体パネルのようにプレスによるせん断
加工を経て成形された被測定物Waについては、プレス
時に生じた細かい切屑等が付着したままで持ち込まれる
ことが多い。
そして、上記のようにごみがたまった定盤104の平面
上に位置決め治具103をセットした場合には、ごみに
よる治具の位置決め誤差が直ちに測定誤差として測定精
度に影響することから、従来は実際の測定を行う前に必
ず作業者が定盤104上のごみを払拭するべく清掃を行
わなければならず、きわめて作業性が悪いものとなって
いる。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、測定に先立つて定盤の平面を
自動的に清掃する機能を有した三次元測定装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本発明の三次元測定装置は、測定の基準となる平面を有
する定盤と、アーム先端にセンサヘッドを備えた測定母
機と、前記アームの先端に取り付けられてフィクスチャ
ユニットと清掃ユニットとを持ち替え可能なハンドと、
前記ハンドに把持されて測定母機の動きにより定盤上の
所定位置に位置決めされたのちに、被測定物を位置決め
する際の基準となる複数のフィクスチャユニットと、前
記ハンドに把持されて測定母機の動きにより定盤平面内
を移動し、定盤平面上のごみを吸い取りながら清掃する
清掃ユニットとを備えている。
清掃ユニットとしては、例えば定盤平面上のほこりや異
物の捕捉を目的とした回転式のブラシと、捕捉したほこ
りや異物等を吸い取って所定位置に集積する機・能を備
えたものが使用される。
作用 この構造によると、測定母機の制御装置に予め清掃ユニ
ットを移動させるべき軌跡等のデータを予めインプット
しておくことにより、測定に際しては先ず最初に測定母
機のハンドが清掃ユニットを把持し、上記のデータに基
づいて定盤平面上を移動することにより目動的に清掃が
行われる。
そして、清掃が終了すれば測定母機のハンドは清掃ユニ
ットに代わってフィクスチャユニットを把持し、複数の
フィクスチャユニットを順次定盤上の所定位置に位置決
めした上で、被測定物の投入を待って測定作業に移行す
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の構成説明図
であって、1は装置の中心となる測定母機、2は測定の
基準となる平面2aを有する定盤である。測定母機1は
定盤2上をX方向に移動可能なコラム3と、コラム3に
対してY方向に移動可能なキャリア4と、キャリア4に
対して2方向に移動可能なアーム5とを備えている。こ
れらのコラム3.キャリア4およびアーム5は、それぞ
れにサーボモータ6.7.8とボールねじ9. 10等
のはたらきにより各軸方向に移動する。11゜12はレ
ールである。
定盤2上には被測定物であるワーク(この実施例では自
動車の車体パネルを例示している)Wを位置決めするた
めの高さの異なる複数のフィクスチャユニット13.1
3・・・と清掃ユニット60とが設けられている。また
、アーム5の一側面にはセンサヘッド14が取り付けら
れ、反対側の面にはフィクスチャユニット13もしくは
清掃ユニット60を把持して移動させるためのハンド1
5が取り付けられている。センサヘッド14はαおよび
β方向に旋回可能であって、またセンサヘッド14およ
びハンド15はいずれもアクチュエータ16.17のは
たらきによりZ方向でのシフト動作が可能となっている
。つまり、センサヘッド14とハンド15は下降限位置
で選択的に使用されるものであって、いずれか一方、例
えば第6図に示すようにセンサヘッド14が下降限位置
にある時には他方のハンド15は上昇限退避位置で待機
している。そして、センサヘッド14による測定系だけ
についてみたとき、測定母機1のX、Y。
2方向の直交3軸の自由度にα、βの旋回2軸の自由度
を加えて全体として5軸の自由度を有している。
第2図および第3図はフイクスチャユニット13とハン
ド15の詳細を示す図で、フイクスチャユニット13は
円筒状のノ\ウジング18の上下面にアルミニウム製の
ベースプレー)19とヘッドプレート19aとを装着し
たもので、その中央部にはワーク受面となる球状のゲー
ジ20を先端にもつシャフト21が配設されている。そ
して、シャフト21の上半部にはスプライン軸部21a
が、また下半部には後述するナツト部材29とともにボ
ールねじ22を構成するスクリューシャフト部21bが
それぞれに形成されており、スプライン軸部21aはヘ
ッドプレート19a側のブツシュ23とボールスプライ
ン結合されている。これにより、シャフト21はハウジ
ング18に対しその回転運動が阻止されて昇降動作のみ
が可能となっている。
ハウジング18内には、ケース24.電機子25、マグ
ネット26および中空シャフト27等からなるモータ2
8が収容されており、モータ軸となる中空シャフト27
には、スクリューシャフト部21bと螺合するナツト部
材29が一体に結合されている。したがって、モータ2
8のはたらきにより中空シャフト27と一体のナツト部
材29が回転運動することでシャフト21が昇降動作す
る。そして、モータ28と並んで位置検出器としてのロ
ータリーエンコーダ30が設けられていることから、前
述したシャフト21すなわちゲージ20の高さ位置がロ
ータリーエンコーダ30によって検出される。
ハウジング18底部のベースプレート19には、フィク
スチャユニット13を定盤2上の所定位置に固定するた
めの電磁石31が設けられている。
この電磁石31はフェライト製の巻心32とコイル33
、およびベースプレート19から外部に露出する磁性体
34とから構成されており、この電磁石31には、後述
するハンド15側の可動電極46とヘッドプレート19
a上の固定電極40との圧接により給電ケーブル35を
介して励磁電流が給電される。つまり、給電によって磁
性体34が定盤2をその磁力により吸着することでフィ
クスチャユニット13が堅固に固定され、逆にフィクス
チャユニット13を移動させる際には消磁電流を通電し
て上記の磁力を消磁させることで電磁石31による吸着
力が解除されるようになっている。
また、ベースプレート19には、フィクスチャユニット
13を定盤2上で移動させる際に走行補助手段として機
能する空気軸受(静圧軸受)36が設けられている。こ
の空気軸受36は、ベースプレート19の底面に形成さ
れたエアポケット部37と、後述する空気導入口41お
よびバイブ49を介して圧縮空気が導入される空気供給
路38と、この空気供給路38から分岐形成されてエア
ポケット部37に開口する複数の空気吹出口39とから
構成されており、エアポケット部37の圧力を高めるこ
とでフィクスチャユニット13を微少量だけ浮上させる
ことができる。その結果として、定盤2上でフィクスチ
ャユニット13を移動させる際に軽い操作力で移動させ
ることができるようになる。
ヘッドプレート19aには、前述した給電用の一対の固
定電極40と、空気導入口41を有するゴム製のシール
ブロック42のほか、後述するノ1ンド15との係合部
となるピンブロック43が設けられている。このピンブ
ロック43はヘッドプレート19aの円周上に複数個設
けられており、各ピンブロック43の中央部には円錐状
の噛み合い面44が形成されている。
一方、ハンド15の先端のホルダプレート45には、固
定電極40に対向する一対の可動電極46と、シールブ
ロック42に対向する接続バイブ47、およびピンブロ
ック43に対向するピン48が設けられている。可動電
極46は図示外の電源に接続されるとともに、樹脂製の
ホルダ50にスプリ、ング51を介して上下動可能に弾
性支持され、ビン48もまたスプリング52を介して上
下動可能に弾性支持されている。
ここで、第2図および第3図では図示省略しであるが、
電磁石31への給電用の電極40.46と同じ構成のも
う一組のモータ給電用の電極が設けられていて、これに
よってハンド15側からモータ28へ給電されるように
なっている。
第4図は清掃ユニット60の詳細を示す図で、この清掃
ユニット60は支持バー61を中心として構成されてお
り、支持バー61の上面にはブラケット62を介して電
磁石63が取り付けられている。また、支持バー61の
両端部にはハンド15側の可動電極46に対応する給電
用の固定電極64と、同じくハンド15側の接続パイプ
47に対応するシールブロック65が設けられている。
そして、第4図に示すように支持バー61の上方からハ
ンド15を圧接させると、電極46.64を介して電磁
石63に通電され、電磁石63がハンド15のホルダプ
レート45を吸着することで清掃ユニット60全体がハ
ンド15に把持されるようになっている。同時に接続パ
イプ47とシールブロック65との圧接により、補助ブ
ロック66を介して支持バー61側に圧縮空気が供給さ
れる。
支持バー61の下面中央部には、先端にブラシ67を有
するカップ状のブラシホルダ68がベアリング69を介
して回転自在に支持されており、ブラシホルダ68の上
端部には複数のブレード70からなるファン71が一体
に形成されている。
また、支持バー61にはベンチュリノズル72を有する
空気通路73が形成されており、補助ブロック66を通
して空気通路73に導入された圧縮空気は支持バー61
の他端のチャンバ部74からフィルター75を通して排
出される。
支持バー61の一端下面には空気通路73に連通するノ
ズル76が取り付けられており、このノズル76の先端
はファン71の円周の接線方向を指向している。したが
って、空気通路73に圧縮空気が導入されると、同時に
ノズル76の先端から圧縮空気が吹き出し、この空気圧
力によってファン71と一体のブラシ67が回転するよ
うになっている。
ブラシホルダ68の内周部は軸体77の通路78を介し
て空気通路73であるベンチュリノズル72のスロート
部に連通しており、したがって補助ブロック66からチ
ャンバ部74側に向かう圧縮空気の流れに応じて、ブラ
シホルダ68内にはいわゆるスプレー作用によって空気
通路73側に向かう負圧吸引力が生成されるようになっ
ている。
次に上記のように構成された測定装置の作用について説
明する。
先ず図示しない測定装置の制御盤の記憶部には、測定対
象となるワークWの種類に応じて、必要とされるフィク
スチャユニット13の数と種類、定盤2上でのフィクス
チャユニット13の位置、ゲージ20の高さ、センサヘ
ッド14を移動すべき軌跡等に関するデータ、さらには
ワークWが設計データ通りに仕上がっていると仮定した
ときの測定基準データが予め人力されている。また、定
盤2の平面2aを清掃ユニット60にて清掃するに際し
て、その平面2a上で清掃ユニット6oが移動すべき軌
跡に関するデータも同様に予め入力されている。
測定に先立って測定対象となるワークWの種別データを
制御盤に入力すると、そのワークWの種別に応じた前記
の各種のデータが呼び出される。
この時、複数のフィクスチャユニット13.13・・・
および清掃ユニット60は第1図に示すように定盤上の
周縁部にまとめられて置かれており、かつそれらのフィ
クスチャユニット13.13・・・および清掃ユニット
60の位置情報は制御盤側で把持されている。
そして、最初にアクチュエータ16.17のはたらきに
より第6図の状態からセンサヘッド14が上昇する一方
でハンド15が下降して第1図の状態となり、ハンド1
5は測定母機lの動きによって清掃ユニット60(第1
図の仮想線位置)の真上まで移動する。
続いて、第4図に示すように、清掃ユニット60の真上
から該清掃ユニット60との位相合わせが施されたハン
ド15がアーム5とともに下降すると、接続バイブ47
とシールブロック65同士、および可動電極46と固定
電極64同士が相互に圧接・係合する。その結果、可動
電極46と固定電極64との圧接により電磁石63に通
電され、この電磁石63のはたらきにより清掃ユニット
60がハンド15に吸着固定される。同時に図示外の電
磁弁が開き、接続バイブ47とシールブロック65およ
び補助ブロック66を介して清掃ユニッ1−60の空気
通路73に圧縮空気が導入される。
その結果、ノズル76からの空気の吹き出しによりブラ
シ67が回転するとともに、ブラシホルダ68内には空
気通路73に向かう吸引力が作用するようになる。
こののち、制御盤からの指令に基づいてハンド15に把
持された清掃ユニット60が動き出し、ハンド15は予
めインプットされている軌跡データ例えば第1図に示す
軌跡Qに沿って移動して定盤2の平面2aを満遍なく清
掃する。すなわち、第4図に示すようにブラシホルダ6
8に支持されているブラシ67が回転しながら移動する
と同時に、ブラシホルダ68内には負圧吸引力が作用し
ていることから、定盤2の平面2a上にあるほこり、異
物等のごみはブラシ67で捕捉されたのち、その負圧吸
引力により空気通路73側に吸い込まれてチャンバ部7
4に収集される。
清掃ユニット60による清掃が終了すると、ノ1ンド1
5は清掃ユニット60を第1図の元の位置に戻し、電磁
石63への通電を断つことにより清掃ユニット60はハ
ンド15から解放されて定盤2上に置かれる。そして、
ハンド15は制御盤からの指示に基づいて第1図のフィ
ラスチャユニット13側に移動して、複数のフィクスチ
ャユニット13を測定対象となるワークWを位置決めす
べき位置まで順次移動させる。
より詳しくは第2図のほか第3図および第5図に示すよ
うに、定盤2上に置かれたフィクスチ中ユニット13の
真上から該フィクスチャユニット13との位相合わせが
施されたハンド15が下降すると、ビン48とピンブロ
ック43とが圧接・係合すると同時に、接続バイブ47
とシールブロック42同士、および可動電極46と固定
電極40同士が相互に圧接・係合する。
この時、各フィクスチャユニット13は電磁石31の残
留磁気による吸着力によって定盤2に吸着固定されてい
るので、先ず可動電極46と固定電極40との圧接によ
り電磁石31のコイル33に対して所定時間通電し、磁
性体34と定盤2との間に作用している磁力を消磁させ
ることで上記の磁気吸着力が解除される。
同時に、図示外の電磁弁が開き、接続バイブ47とシー
ルブロック42ならびにパイプ49を介して空気軸受3
6のエアポケット部37に圧縮空気が導入される。その
結果、エアポケット部37内の圧力とフィクスチャユニ
ット13の重量とがつり合うようになり、フィクスチャ
ユニット13が定盤2から微少量だけ浮上する。
こののち、制御盤からの指令に基づいてハンド15が定
盤2と平行な平面内で移動を開始すると、ピン48とピ
ンブロック43との係合のためにフィクスチャユニット
13がハンド15に引きずられるようにして所定位置ま
で移動して位置決めされる。
この時、フィクスチャユニット13は前述したように空
気軸受36のはたらきにより定盤2から微少量だけ浮上
していることから、フィクスチャユニット13はハンド
15の動きに追従して定盤2上を滑らかに移動する。つ
まり、上記の空気軸受36は、フィクスチャユニット1
3の移動に際して定盤2との間の摩擦力ひいてはハンド
15側に必要とされるフィクスチャユニット13の移動
操作力を軽減する走行補助手段として機能する。
フィクスチャユニットエ3が所定位置まで移動して位置
決めされると、空気軸受36への圧縮空気の供給が断た
れてフィクスチャユニット13が定盤2に密着する一方
、再び電磁石31に励磁電流が通電されてフィクスチャ
ユニット13は電磁石31の磁気吸着力によって定盤2
に吸着固定される。
フィクスチャユニット13が吸着固定されると、制御盤
からの指令に基づいてモータ28が起動し、ゲージ20
と一体のシャフト21を昇降させて、測定対象となるワ
ークWの形状に見合うようにゲージ20の高さを調整す
る。
ゲージ20の高さ調整が完了すると、ハンド15が上昇
してフィクスチャユニット13から離間し、以降はフィ
クスチャユニット13は電磁石31の残留磁気によって
定盤2上に吸着固定された状態を維持する。
このような操作を複数回繰り返すことで、第5図〜第7
図に示すように測定対象となるワークWの位置決めに必
要な全てのフィクスチャユニット13が所定位置に位置
決め固定される。この場合、複数のフィクスチャユニッ
ト13のうちいずれか一つもしくは二つのフィクスチャ
ユニットとしては、第6図に示すようにフィクスチャユ
ニット13とワークWとの位置決め精度を確保するため
にゲージ20の先端にロケートピン53を有するものが
使用される。
上記のように測定に必要な全てのフィクスチャユニット
13の位置決めが完了すると、第6図および第7図に示
すようにこれらの複数のフィクスチャユニット13の上
に作業者の手によって測定対象となるワークWがセット
される。つまり、セットされたワークWが自重によって
撓むことがないように前述したフィクスチャユニット1
3の数や位置、さらにはゲージ20の高さ等が考慮され
ているのである。
続いて、制御盤に対して測定開始信号を入力すると、第
6図に示すようにアクチュエータ16゜17のはたらき
によりハンド15が上昇するのに対してセンサヘッド1
4が下降し、センサヘッド14は指定された経路に沿っ
て移動してワークWの形状寸法を測定する。そして、制
御盤側では測定データと測定基準データとを比較し、例
えば測定結果をグラフィックデイスプレィに表示すると
ともにX−Yプロッタで作図する。
測定が終了するとセンサヘッド14は測定母機lのアー
ム5ごと原点位置に復帰し、さらに測定が終了したワー
クWを作業者が定盤2上から除去するのを待って、ハン
ド15は各フィクスチャユニット13.13・・・を元
の位置に戻し、以上をもって一連の作業が完了する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、測定母機のハンドに把持
されて定盤平面上を移動することによって定盤平面を清
掃する清掃ユニットを備えていることにより、測定に先
立って定盤平面を自動清掃することができるようになる
ので、従来のように作業者がその都度清掃する必要がな
く、作業性がよくなる。
また、清掃ユニットにごみを吸い取る機能を付加したこ
とにより、ごみの捕捉率が高くなり、定盤平面をよりき
れいに清掃できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の斜視図、第
2図はフィクスチャユニットの拡大断面図、第3図は同
じ(フィクスチャユニットの断面図で第2図と異なる断
面線での拡大断面図、第4図は清掃ユニットの拡大断面
図、第5図はフィクスチャユニットを定盤上に位置決め
した状態を示す斜視図、第6図は同じく第5図の正面図
、第7図は同じく定盤の平面説明図、第8図は従来の三
次元測定装置の一例を示す構成説明図である。 ■・・・測定母機、2・・・定盤、2a・・・平面、訃
・・アーム、13・・・フィクスチャユニット、14・
・・センサヘッド、15・・・ハンド、60・・・清掃
ユニット、63・・・電磁石、67・・・ブラシ、73
・・・空気通路、W・・・被測定物としてのワーク。 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定の基準となる平面を有する定盤と、アーム先
    端にセンサヘッドを備えた測定母機と、前記アームの先
    端に取り付けられてフィクスチャユニットと清掃ユニッ
    トとを持ち替え可能なハンドと、 前記ハンドに把持されて測定母機の動きにより定盤上の
    所定位置に位置決めされたのちに、被測定物を位置決め
    する際の基準となる複数のフィクスチャユニットと、 前記ハンドに把持されて測定母機の動きにより定盤平面
    内を移動し、定盤平面上のごみを吸い取りながら清掃す
    る清掃ユニット、 とを備えていることを特徴とする三次元測定装置。
JP6859589A 1989-03-20 1989-03-20 三次元測定装置 Pending JPH02247517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011153885A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Mitsutoyo Corp 基準器、及び座標測定機
JP2021085884A (ja) * 2020-12-01 2021-06-03 株式会社東京精密 表面性状測定装置及び測定方法

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