JPH03169551A - 化粧パネル及びその製造方法 - Google Patents

化粧パネル及びその製造方法

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JPH03169551A
JPH03169551A JP30953489A JP30953489A JPH03169551A JP H03169551 A JPH03169551 A JP H03169551A JP 30953489 A JP30953489 A JP 30953489A JP 30953489 A JP30953489 A JP 30953489A JP H03169551 A JPH03169551 A JP H03169551A
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alc panel
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貴久 服部
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隆 毛利
Yoshikazu Sanemasa
実政 是和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は軽量気泡コンクリート(以下、ALCという。
)パネルの表面に塗料層を形成してなる化粧パネル及び
その製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の化粧パネルは次のようにして製造されて
いる。
先ず、第7図に示すようにALCパネル1の表面と小口
面とが交差する縁部22に、約45度に傾斜した一つの
平面よりなる単純な面取面28を形成する。
次に、第8図に示すように該ALCパネル1の表面にそ
の真上から塗料をスプレー塗布する。このとき、該塗料
はALCパネル1の表面に厚く付着するが、傾斜した面
取面28には少ししか付着しない。そこで、第9図に示
すように、高粘度(70〜100ポイズ)の塗料を吹付
けることにより塗料の流動を防ぎ、面取面28、角部2
6,27の膜厚を所定厚さ以上に確保しているが、膜厚
が厚いため面取面28等に波模様が生じてその凹凸が大
きくなりやすい。
また、上記のようにして形成された面取面28上の塗料
層24の表面は曲面とはならず、表面と面取面28との
交差する角部26及び面取面28と小口面との交差する
角部27付近には、外部から明らかに観察される稜線2
3.29が形成される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の方法により得られた化粧パネルは、第
7図に示すように、前記塗料層24に形成される前記稜
線23.29が曲がって波うつ。
このような稜線23.29を有する化粧パネル25によ
り建築物の外壁を形成すると、目地6の通りが不鮮明に
なり、建築物の外観が損なわれる問題があった。
この稜線23.29の波うちは、以下の原因によるもの
と考えられる。すなわち、前述の第9図に示す塗料の塗
布工程において、前記パネル1の表面と面取面28との
なす角度が大きいことから、その角部26付近で塗膜厚
さが均一でなく、縁部22の長手方向にみたときの塗膜
の厚さが不均一になり、前記稜線23が上下又は左右方
向に波うつのである。面収面28と小口面の交差する角
部27において、稜線2つが波うつのも同様の原因によ
る。
また、上記塗膜の厚さが不均一なので、各稜線23.2
9の直ぐ下方には塗料層24の薄い部分が生じ、化粧パ
ネル25全体の防水性や耐久性が低下するおそれもあっ
た。
本発明の目的は、これらの問題を解決し、化粧パネル縁
部の塗料層の表面を滑らかな曲面にすることにより、従
来の波うちの原因であった該縁部の稜線をなくし、目地
を構戒したときの見映えをよくするとともに、防水性や
耐久性に優れた化粧パネルとその製造方法を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達或するために、本発明の化粧パネルは、A
LCパネルの表面と小口面との交差する縁部に形成され
た二以上の平面が折曲状に連続した面取面又は同様に形
成された一つの滑らかな曲面と、該面取面又は曲面上に
形成され表面が滑らかな曲面となった塗料層とを備える
ものとした。
また、この化粧パネルの製造方法は、ALCパネルの表
面と小口面との交差する縁部に、二以上の平面が折曲状
に連続した面取面又は一つの滑らかな曲面を形成する工
程と、前記ALCパネルの表面及び面取面又は曲面上に
塗料を塗布することにより、該面取面又は曲面上に表面
が滑らかな曲面となった塗料層を形成する工程とから構
或した.[作用] 前記化粧パネルによれば、二以上の平面が折曲状に連続
した面取面又は一つの滑らかな曲面上に、表面が滑らか
な曲面となった塗料層が形成されているので、該化粧パ
ネルを複数枚相互に突き合わせて建築物の外壁として建
て付けたとき、突き合わせた部分に形成される目地の通
りが鮮明になる。
また、前記化粧パネルの製造方法によれば、前記面取面
を構或する二以上の平面が小さい角度で折曲して連続し
、又は前記曲面が一つの滑らかな面となっているため、
該面取面又は曲面に塗料を塗布すると、該塗料は面取面
又は曲面上を覆って、表面にALCパネル縁部の稜線が
ない滑らかな曲面となった塗料層を形成する。
[第一実施例] 以下、本発明を具体化した第一実施例について、第1図
〜第3図を参照して説明する。
ALCパネル1の表面と小口面とが交差する縁部2には
断面円弧状に一つの滑らかな曲面3が形成され、該パネ
ル1表面と曲面3との上には粘度が20ポイズ以下であ
り長時間にわたって流動性を示す塗料(例えば、ウレタ
ン樹脂系塗料等)によりALCパネル表面が平滑となり
小口面が滑らかな曲面となった塗料層4が薄く膜状に形
成されている。これらのALCパネル1と塗料層4とに
より化粧パネル5を構或する。この化粧パネル5は二枚
両側からその小口面を突合わせて目地6を構或し、該目
地6の中にはシーリング材7が充填されている。
さて、次に、以上の構或の化粧パネル5を製造する方法
を説明する。
■ ALCパネルエは、公知の型或形工程、切断工程、
オートクレープ養生工程等を経て、目地加工前の四角板
状に或形される。
■ 前記ALCパネル1の表面と小口面との交差する縁
部2に、一つの滑らかな曲面を形成する。
すなわち、前記ALCパネルlの直角に形成された前記
縁部2において、まず、該縁部2を矩形状に削り取り、
シーリング材7を充填する講8となる部分を形成する。
次に、削り取られた前記表面と小口面との交差する角部
を研削等により断面円弧状の滑らかな曲面3を形成する
。この曲面3の円弧の半径は5mm以上が望ましい。
■ 次に、第2図に示すように、前記ALC/”;ネル
1の表面にその上から塗料をスプレー塗布する。
そして、第3図に示すように、該塗料を前記曲面3上に
塗布して流延・流下させた後硬化させることにより、該
ALCバネル1の表面と曲面3上とに表面が滑らかな曲
面となった塗料層4を形成する。
この曲面3は滑らかな一つの曲面なので塗料は該曲面3
上を抵抗なくスムーズに均一に流れ、塗料層4の厚い部
分や薄い部分を生じない。そして、既存の乾燥装置によ
り塗料を徐々に乾燥させて表面が滑らかな曲面の塗料層
4を簡単に得ることができる。
従って、この化粧パネル5を複数枚その小口面で突き合
わせば、建築物の見映えをよくする。また、塗料N4に
薄い部分を生じないので防水性や耐久性に優れた化粧パ
ネルちとすることができる。
[第二実施例] 次に、本発明の第二実施例について、第4図〜第6図を
参照して説明する。
第二実施例の化粧パネル15は、構成においてALCパ
ネル1の表面と小口面との交差する縁部2に複数の平面
が折曲状に連続した面取面13を形成したことのみ第一
実施例と相違する。
また、本実施例のALCパネル1の製造工程においては
、第一実施例のように滑らかな曲面3を形戊するよりも
、複数の平面が折曲上に連続した面取面13を形成する
方が研削等の加工が容易となる。
また、第5図に示すようにALCパネルL表面と面取面
13とに塗料を塗布し、該塗料を該面取面13上に流延
・流下するが、第6図に示すようにALCパネル1表面
と隣接する面取面13とのなす角度や面取面13におけ
る隣接する平面同志がなす角度αは各々20度〜25度
と小さいので、塗料は該面取面13上を抵抗や乱れを生
じることなくスムーズに流れることができる。従って、
表面が滑らかな曲面の塗料層4を形成することができる
。その他の作用効果は第一実施例と同様である。
なお、本発明は前記実施例の構或に限定.されるもので
はなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない
範囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1〉曲面は滑らかな曲面を形成するものであればよく
、断面形状が双曲線等の二次曲線やサイクロイドその他
の曲線断面による曲面が使用できる.(2)面取面は複
数の平面が折曲状に連続すればよく、四つ以上の平面で
もよい。また、ALCパネル表面と面取面のなす角度や
面取面における隣接する平面同志がなす角度は同じ大き
さでなくてもよい。
[発明の効果] 本発明の化粧パネルは、上記の通り構戒されているので
、化粧パネル縁部の塗料層の表面を滑らかな曲面にする
ことにより、従来波うちの原因であった該縁部の稜線を
なくし、目地を構或したときの見映えをよくするととも
に、防水性や耐久性に優れているという効果を奏する。
また、本発明の製造方法によると、上記化粧パネルを簡
単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した第一実施例の一部に断面を
有する斜視図を示し、第2図は同じく塗料層の形成工程
を示す断面図、第3図は同じく塗料層の形成工程を示す
断面図、第4図は第二実施例の一部に断面を有する斜視
図、第5図は同じく塗料層の形成工程を示す断面図、第
6図は同じく塗料層の形成工程を示す断面図である。第
7図は従来例の一部に断面を有する斜視図、第8図は同
じく塗料層の形成工程を示す断面図、第9図は同じく塗
料層の形成工程を示す断面図である。 1・・・ALCパネル、  2・・・縁部、3・・・曲
面、      4・・・塗料層、5.15・・・化粧
パネル、13・・・面取面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軽量気泡コンクリートパネル(1)の表面と小口面
    との交差する縁部(2)に形成された二以上の平面が折
    曲状に連続した面取面(13)又は同様に形成された一
    つの滑らかな曲面(3)と、該面取面(13)又は曲面
    (3)上に形成され表面が滑らかな曲面となった塗料層
    (4)とを備えた化粧パネル。 2、軽量気泡コンクリートパネル(1)の表面と小口面
    との交差する縁部(2)に、二以上の平面が折曲状に連
    続した面取面(13)又は一つの滑らかな曲面(3)を
    形成する工程と、前記軽量気泡コンクリートパネルの表
    面及び面取面(13)又は曲面(3)上に塗料を塗布す
    ることにより、該面取面(13)又は曲面(3)上に表
    面が滑らかな曲面となった塗料層(4)を形成する工程
    とからなる化粧パネルの製造方法。
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