JPH03169439A - 機械的な管口広げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ．　産業上の利用分野 本発明はピラミッド形の多面体と、多面体の外套面に当
接し軸線方向で多面体に対して移動することが可能なセ
グメントとを具備し、多面体のエッジの長さの中心に溝
が加工され、溝の側面が、対応して形成されているセグ
メントのための案内部として作られているｉ械的管口広
げ装置に関する。

ｂ．　従来の技術 ドイツ特許出願第２６１１７０２号明細書により、丁字
形ブロンズ製シューにより、多面体の円錐状の丁字形導
溝の中を案内されるセグメントが公知である。この解決
方注は部分的にしか戊功していない、何故ならば円錐状
の貫通溝の加工は費用がかかるからである。特に多面体
の薄い方の端部において多面体を弱め、多面体の外套に
対するセグメントの当接面の面積を低減することも欠点
である。

セグメントにおける著しく突出している端縁領域は大き
い負荷によりしばしば破断する．これに加え、無負荷運
転の際に重力の作用によりセグメントは２つの作業工程
の間に外れ、これにより潤滑油膜が不均一かつ不完全に
なるという危険がある．さらにセグメントが外れること
により生ずる間隙を通って汚染粒子が滑動面の間に侵入
し、負荷時に最も強く負荷を受ける滑動面を損傷するこ
とがあり得る。

Ｃ．　発明が解決しようとする課題 本発明の課題は従来の技術及びその欠点から出発して、
多面体の外套に対するセグメントの最適な大きさの当接
面が大きい負荷力を受止めることができ、同時にセグメ
ントの確実な案内及び確実な保持が保証されるように、
機械的な管口広げ装置のセグメントを案内する案内部材
をピラミッド形多面体の個所において形成することにあ
る。

ｄ．　課題を解決するための手段 上記課題は本発明により、セグメントの進入側内面が、
セグメントの全長の約５から３０％までの長さにわたり
燕の尾の形の切欠部に加工され、燕の尾の形の切欠部の
側面は、多面体の中に形成されている２つの隣接する溝
のそれぞれ１つの側面に沿って滑動し、溝の長さはセグ
メントに対する多面体のシフト路に制限され、進入側と
は反対側のセグメントの端部は半径方向で作用するばね
により多面体の外套面に保持されることにより解決され
る． 本発明の構造により、多面体における強く負荷される薄
い領域が溝により弱められないことが実現される．案内
部材は多面体における、強くは負荷されず壁が厚い領域
に配置されている。多面体における、燕の尾の形に形成
されている溝がこのような領域を弱める度合いは、従来
の丁字形導溝の場合に比して著しく小さい．本発明にお
いては溝は円錐形でないので、加工が大幅に簡単である
。

本発明の手段により、多面体の外套に対するセグメント
の台形当接面は約２５％増加する。これにより、面にか
かる押圧力が低減され、従って面に対する押圧力の大き
さは従来のままでありながら、壁が厚く堅牢な管を口広
げすることができる．これは、大型管製造工場の長い間
にわたる要求を満たす。

これに加え、滑動面への注油が良好になる、何故ならば
平屑で中断されない滑動面が形成されるからである．こ
れにより送油孔の数は減少する．本発明において設けら
れている、多面体の外套面にセグメントを押圧するばね
はセグメントを常に接触状態に保持し、従って汚染粒子
が滑動面の間に侵入することは不可能になる． 有利には、燕の尾の形の位置調整切欠部が、セグメント
に固定されているブロンズ製シューの中に形或される。

側方力を受止めるために付加的なフェザーキーがセグメ
ントとブロンズ製シューと、の間に挿入されることも可
能である。

本発明の１つの有利な実施例においては、セグメントを
半径方向で保持するために設けられているばねが台形の
ばね板であり、ばね板の細い方の端部がセグメントを押
圧している． ｅ．　実施例 次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳しく説明する
． 第１図において１により多面体が示されている。

この多面体はピラξンド形に形成され、その外套面にセ
グメント２を担持する。セグメント２の中の１つのセグ
メントの半部の断面が図示されている。各セグメント２
はその薄い方の端部で多面体ｌの厚い方の端部に、セグ
メント２においてブロンズ製シェーとして形成されてい
る案内部材３の中に保持されている。セグメント２の厚
い方の端部すなわち多面体１の薄い方の端部では各セグ
メント２がばね板４により半径方向で多面体１に押圧さ
れている。ばねヰ反４の自由端がセグメント２を押圧し
て、セグメント２の各半径方向位置にセグメント２を保
持するようにばね仮４の片側は管口広げ装置の支持桁材
１５に固定されている。多面体１を移動するために通常
は油圧作動形である移動装置が設けられ、移動装置の牽
引棒が５により示されている。セグメント２と多面体１
との間の滑動面に注油するために孔６が多面体１の中に
設けられている。

第２図においてセグメント２の平面図が示されている。

ばね板４が台形に形成され、それらの幅が広い方の端部
が固定されていることがわかる．セグメント２は管口広
げ装置の支持桁行ｌ５に、公知の方法で丁字形導溝７の
上で半径方向運動可能に、接続されている． 第３図は、本発明により形成されている案内部材３を用
いたセグメント２の半径方向での保持及び案内を拡大し
て示す．本実施例では案内部材はブロンズ製シュー９か
ら戊り、ブロンズ製シュー９は、セグメント２における
対応する切欠部の中にねじ６によりセグメント２に固定
されている。

セグメント２の軸線を含む平面の内に位置するフェザー
キー９は側方力を受止める． 第４図から次のことがはっきりと分る．すなわち案内部
３つまりブロンズ製シューが燕の尾の形の切欠部１０を
有し、これは多面体２のエッジ領域の中で長手方向に延
在する２つの隣接する溝ＩＩ及び１２の間に形成されて
いる多面体２における対応する部分の周りをクランプし
ている．第３図が示すように溝１１．　１２の長さは、
多面体２の一部のみすなわち多面体ｌにおける厚い領域
の中に位置する部分のみが溝により弱められるように、
セグメント２に対する多面体１の移動路の長さに制限さ
れている．案内部材３に注油するためには多面体ｌの中
の送油孔１３が用いられる．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の管口広げ装置の長手方向断面図、第２
図は管口広げ装置の平面図、第３図は案内部材を拡大し
て示す長手方向断面図、第４図は案内部材の領域の中の
管口広げ装置の横断面図である。 １・・・多面体、　　　　２・・・セグメント、３・・
・案内部材、　　　４・・・ばね板、５・・・牽引捧、
　　　６・・・孔、 ７・・・Ｔ字形導溝、　８・・・ねじ、９・・・ブロン
ズ製シュー（フェザーキー）、１０・・・切欠部、　　
　１１．　１２・・・溝、１５・・・支持Ｈｉ材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ピラミッド形の多面体と、多面体の外套面に当接し
   軸線方向で多面体に対して移動することが可能なセグメ
   ントとを具備し、多面体のエッジ長の中心に溝が加工さ
   れ、溝の側面が、対応して形成されているセグメントを
   案内する案内部として作られている機械的な管口広げ装
   置において、セグメント（２）の進入側内面が、セグメ
   ント（２）の全長の約５から３０％の長さにわたり燕の
   尾の形の切欠部（１０）に加工され、燕の尾の形の切欠
   部（１０）の側面（１４）は多面体の中に形成されてい
   る２つの隣接する溝（１１、１２）のそれぞれ１つの側
   面に沿って滑動し、溝（１１、１２）の長さはセグメン
   ト（２）に対する多面体（１）の移動路で制限され、進
   入側とは反対側のセグメント（２）の端部は半径方向で
   作用するばね（４）により多面体（１）の外套面に保持
   されることを特徴とする機械的管口広げ装置。 ２）前記燕の尾の形の切欠部（１０）が、セグメント（
   ２）に固定されているブロンズ製シューの中に形成され
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の機
   械的口広げ装置。 ３）セグメント（２）を半径方向で保持するために設け
   られているばね（４）が台形のばね板であり、ばね板に
   おける薄い方の端部がセグメント（２）を押圧している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の機械的管
   口広げ装置。