JPH03169386A - 水循環装置 - Google Patents

水循環装置

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Publication number
JPH03169386A
JPH03169386A JP30897489A JP30897489A JPH03169386A JP H03169386 A JPH03169386 A JP H03169386A JP 30897489 A JP30897489 A JP 30897489A JP 30897489 A JP30897489 A JP 30897489A JP H03169386 A JPH03169386 A JP H03169386A
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JP
Japan
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porous membrane
hydrophobic porous
raw water
distilled water
section
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Pending
Application number
JP30897489A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mitani
三谷 健司
Hideaki Kurokawa
秀昭 黒川
Katsuya Ebara
江原 勝也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
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  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、宇宙船や潜水艦などの有限の閉鎖空間で水の
再生利用などに用いる水の循環装置に関する。
[従来の技術] 従来の、蒸気は通すが水は通さない性質を持つ疎水性多
孔質膜を用いた水溶液の蒸留技術としては、特公昭49
−45461号、及び、特開昭60−118205号の
各公報に記載された装置が知られている, これらの従来技術では、供給された原水を加熱した後、
疎水住多孔質膜の一方の面に供給し、疎水性多孔質膜の
他方の空間に冷却壁を設け、疎水性多孔質膜を透過した
水蒸気を冷却壁で冷却凝縮させ、取り出していた。
一方、特開昭60−118205号公報、及び米国特許
第3340186号明細書に示されている装置では、冷
却壁を設けず、疎水性多孔質膜を透過した水蒸気を冷却
水(蒸留水)に直接吸収させ、蒸留水の増加分として取
り出すようにしていた。なお、このとき、疎水性多孔質
膜として特開昭60−64603%公報に示されるよう
構成することも可能である。
さらに、ブロシーデイングス オブ フイフテイーンス
 インターナショナル シンポジウムオン スペース 
テクノロジイ アンド サイエンス(1986年)第1
355頁から第1359頁(Proc,15thIsT
s(1986)pp1355−1359)及びプロシー
デイングスオブ シックステイーンス インターナショ
ナルシンポジウム オン スペース テクノ口ジイアン
ド サイエンス(1988年)第1709頁から第17
12頁(Proc.  1 6 th ISTS(1 
988)pp l 709−1 7 1 2)に示され
る例では、上記例に加えて、原水及び蒸留水を循環ルー
プとし、原水加熱前に、凝縮潜熱により加熱された蒸留
水との間に熱交換器を設けることにより熱回収を図って
いた。
また、上記プロシーデイングス オブ フイフテイーン
ス インターナショナル シンポジウムオン スペース
 テクノロジイ アンド サイエンス(1986年)第
1355頁から第1359頁(Proc.ISth  
ISTS (1986)pp1355−1359)及び
特開昭62−19299号公報では、原水が加熱部に入
る前に、活性炭などの有機物除去装置により有機成分を
除去していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、気泡が混入した水溶液が原水として供
給された場合に対する配慮がされておらず、混入した気
泡によりポンプがキャビテーションを起こすという問題
があった。
また、溶存気体及び揮発性物質が原水に混入した場合に
対する配慮がされておらず、加熱部で加熱されることに
より気泡が発生し、配管流路を閉塞するという問題点及
び,気化した溶存気体及び揮発性物質が疎水性多孔質膜
を水蒸気と共に透過し、凝縮した蒸留水中に気泡が発生
するか、冷却されて蒸留水中に吸収されることにより生
成した蒸留水中に不必要な溶存気体及び揮発性物質が混
入し、純度が低下するという問題点があった。
さらに、高濃度の界面活性剤が混入した原水が長期間に
わたって供給された場合に対する配慮がされておらず、
混入した界面活性剤により疎水性多孔質膜の疎水性が損
なわれ、多孔質膜を通して原水が莢留水側に移動するこ
とにより、生成した蒸留水の純度が低下するという問題
点があった。
本発明の目的は、混入した気泡及び溶存気体及び揮発性
物質を効率良く除去することにより、ポンプのキャビテ
ーションや配管流路の閉塞を防止すると共に、生成した
蒸留水の純度を維持することにある。
また、本発明の他の目的は、混入した界面活性剤による
疎水性多孔質膜の疎水性低下を防止すると共に、疎水性
多孔質膜の疎水性が低下もしくは喪失してしまった場合
でも、このような疎水性が低下してしまった疎水性多孔
質膜を使用することなく蒸留を継続し、なおかつ、疎水
性が低下した疎水性多孔質膜の疎水性を回復することに
ある。
さらに、本発明の他の目的は、上記複数の問題点を解決
するために新たに発生してしまった問題点、或いは解決
しきれなかった問題点を上記複数の問題点の中の他のい
づれかの項目に対する解決方法により補うことにある。
[課題を解決するための手段コ 上記目的のうち、ポンプのキャビテーション防止及び溶
存気体及び揮発性物質の疎水性多孔質膜透過の防止によ
る蒸留水の純度維持のために、原水供給部と蒸留水取出
部との間に、例えば、疎水性多孔質膜の片面に原水を流
し、疎水性多孔質膜の他而を上記原水中での除去しよう
とする気体及びJIJIQ性物質の圧力又は蒸気中の分
圧よりも低い圧力に保持した空間としたような、気液分
離部を設置したものである。
また、加熱部で加熱しされることにより発生した気泡に
よる配管流路の閉塞防止、及び気化した溶存気体及び揮
発性物質の疎水性多孔質膜の透過を防止することによる
生成した蒸留水の純度維持のために、加熱部の途中また
は,加熱部と疎水性多孔質膜との間に、例えば、疎水性
多孔質膜の片面に加熱された原水を流し、疎水性多孔質
膜の他面を上記加熱された原水の中で、除去しようとす
る気体及び揮発性物質の圧力又は蒸気中の分圧よりも低
い圧力に保持した空間としたような、気液分離部を設置
したものである。
さらに、水蒸気と共に溶存気体及び揮発性物質が疎水性
多孔質膜を透過したために生じる気泡による配管流路の
閉塞防止及び、透過した後に蒸留水に吸収された溶存気
体及び揮発性物質の除去による蒸留水の純度維持のため
に、疎水性多孔質膜と蒸留水取出部との間に、例えば疎
水性多孔質膜の片面に凝縮潜熱により加熱された蒸留水
を流し、疎水性多孔質膜の他面を上記加熱された蒸留水
中で除去しようとする気体及び揮発性物質の圧力又は蒸
気中の分圧よりも低い圧力に保持した空間としたような
、気液分離中を設置したものである。
また、混入した界面活性剤による疎水性多孔質膜の疎水
性の低下ないし喪失の防止のために、活性炭、イオン交
換樹脂等の吸着物質等によるろ過装置、気泡などによる
界面活性剤の集約及び重力遠心力等の加速度等による分
離または活性炭、イオン交換樹脂等の吸着物質等の微粒
子による吸着、油脂等による集約、薬剤等による分解等
を行う物質の原水への投入、紫外線照射による分解等に
よる疎水性多孔質膜への影響低減等を行う界面活性剤除
去部を設置したものである。
さらに、上記ろ過装置を、1つまたは2つ以上とし、そ
れぞれ独立に交換可能な配管構成としたものである。
また、疎水性多孔質膜の疎水性が低下ないし喪失した場
合でも、疎水性が低下ないし喪失した疎水性多孔質膜を
使用することなく蒸留を経続するために、少くとも蒸発
部と疎水性多孔質膜を含む系を複数化し、それぞれの系
の各部に接続する流路に各部ごとに独立した分岐及び弁
を設け、蒸留水の純度を監視しておき、蒸留水の純度が
低下したら複数の系を切換える構成としたものである。
このとき、蒸留水の純度を監視する手段として、導?I
til1計、イオンメータ、P Hメータ、溶存酸素計
、アンモニア検出器、TOCメータなどの水溶液中での
不純物濃度を測定する装置の1種又は複数種の組合せを
、複数系の疎水性多孔質膜と蒸留水取出部との間に、1
系統、又は複数系統の疎水性多孔質膜を含む系と同数、
設置したものである。
さらに、疎水性が低下した疎水性多孔質膜の疎水性を回
復するために、上記複数化した少くとも蒸留部を疎水性
多孔質膜とを含む系のそれぞに対して、独立に交換可能
な配管構成を設けるか、洗浄機構及び乾燥機構を設けた
ものである。
また、上記複数の問題点を解決するための手段を設ける
ことにより新たに発生する、或いは解決しきれない問題
点を、上記複数の問題点を解決するための他の手段によ
り補うために、上記複数の問題を解決するための手段の
うち少くとも2つ以上の手段を組み合わせたものである
この中で、上記2つ以上の手段の組み合わせのうち、吸
着物質等によるろ過装置と、複数化した少くとも蒸留部
と疎水性多孔質膜とを含む系との組み合わせを含む場合
には、上記吸着物質を含む系を複数化し、それぞれの系
の前後の流路に分岐及び弁を設け、それぞれの複数の系
の切換えを同期させたものである。
[作用コ 原水供給部と蒸留水取出口との間の気液分離部は、原水
の周囲または一部と外部との界面を原水中で除去しよう
とする気体及び揮発性物質の圧カ又は蒸気中の分圧より
も低い圧カに保持した空間とすることにより、原水中の
気泡及び溶存気体及,び揮発性物質が周囲または一部の
外部との界面から原水の外部へ放出または蒸散される。
このとき、疎水性多孔質膜を原水と原水中で除去しよう
とする気体及び揮発性物質の圧力または蒸気中の分圧よ
りも低い圧力に保持した空間との間に設置した場合には
、気泡の放出及び溶存気体及び揮発性物質の蒸散にイ゛
トない飛散した微小水滴を外部への放出から阻止する。
それにより、原水中の気泡及び溶存気体及び揮発性物質
は除去または低滅され、一方、必要な原水の減少は最低
限におさえることができるので、ポンプのキャビテーシ
ョンを防止すると共に、溶存気体及び揮発性物質の蒸留
水への混入が低下し、蒸留水の純度を向上することがで
きる。
さらに、加熱部の途中または、加熱部と疎水性多孔質膜
との間では、原水中での溶存気体の原水に対する溶解度
が低下し、気泡が発生しやすくなる。また、揮発性物質
も、蒸気圧が上がるため、気化しやすくなる。このため
、この部分に上記と同様の気液分離分を設置することに
より、原水中の溶存気体及び揮発性物質の除去が容易に
なる。
また、この結果、加熱されることにより発生した気泡に
よる配管流路の閉塞を防止すると共に、蒸留水の純度を
さらに向上することができる。
さらに、疎水性多孔質膜と蒸留水取出部との間では、水
蒸気と共に透過した溶存気体及び揮発性物質が蒸留水に
十分吸収されない状態で残存していることが予想され、
また、吸収された溶存気体及び揮発性物質も、凝縮潜熱
により加熱された蒸留水中では、前記と同様に気化しや
すくなっている。このため、この部分に上記と同様の気
液分離を設置することにより蒸留水中の溶存気体及び揮
発性物質の除去が容易になる。それにより、蒸留水の純
度をさらに向上することができる。
また、上記気液分離部は、供給される原水の気泡、溶存
気体及び揮発性物質のそれぞれの存在量と設置位置での
温度、圧力等の条件との関係により、それぞれの除去対
象に対して有効に作用する位置が異なる。このため、原
水供給部から蒸留水取出口の間と、加熱部の途中または
加熱部と疎水牲多孔質膜との間と、疎水性多孔質膜と蒸
留水取出口との間とのうちの2種以上の位置に複数個の
気液分離部を設けることにより、気泡の除去や、溶存気
体及び揮発性物質の除去を、より効率的に行うことがで
きる。それにより、ポンプのキャビテーションの防止や
蒸留水の純度の向上がさらに期待できる。
一方、活性炭、イオン交換樹脂等の吸着物質を用いたろ
過装置からなる界面活性剤除去部は、原水に混入して供
給された界面活性剤を吸着し、カ所に保持することによ
り原水中の界面活性剤の濃度を低下させ、或いは除去す
ることができる。
さらに、上記ろ過装置を1つまたは2つ以上とし、それ
ぞれが独立に交換可能な構成とすることにより、ろ過部
の性能低下に対応可能となる。
さらに、気泡などによる界面活性剤の集約および重力、
遠心力等の加速時による分離による界面活性剤除去部は
、まず、気泡等を注入することにより界面活性剤を気泡
等の界面に集約させる。この時、重力や遠心力等による
加速度を加えた場合、気泡等が原水中から原水の外部界
面に移動する.この気泡等の移動に伴い、気泡等との界
面に集約した界面活性剤が、原水中から原水の外部界而
に移動する。このため、原水の外部界面に移動した界面
活性剤を除去又は一カ所に集約することにより原水中の
界面活性剤の濃度を低下させ、あるいは除去することが
できる。
活性炭、イオン交換樹脂等の吸着物質等の微粒子による
吸着、樹脂等による集約、薬剤等による分解等を行う物
質の原水への投入による界面活性剤除去部は、上記物質
により界面活性剤を吸4、集約、分解された状態で原水
中に浮遊させる。このため、疎水性多孔質膜に対する界
面活性剤の影響を低下させ、あるいは影響を無くすこと
ができる。
また、紫外線の照射による界面活性剤除去部は、界面活
性剤を分解する働きし、これにより濃度を低下させ、或
いは除去することができる。
以上のように、界面活性剤除去部は、原水中に混入した
界面活性剤の濃度を低下あるいは除去する。それにより
、蒸留時の疎水性多孔質膜の疎水性の喪失を低下あるい
は防止することができる。
次に、少くとも!べ発部と疎水性多孔質膜を含む系を?
Mi化し、それぞれの系の各部に接続する流路に各部ご
とに独12シた分岐及び弁を設けた複数の系では、通常
は少くとも1つの系を動作させて.おき、疎水性多孔買
膜の疎水性が低下し、・゛ζ留水に原水が混入した場合
、系内の各部に接.続したそれぞれ独立の分岐及び弁に
より、疎水性多孔質膜の疎水性が維持されている也の系
に切り換える。
それにより、練水性が低下した疎水性多孔質膜を使用す
ることなく蒸留を継続することができ、蒸留水の純度を
惟持することができる。
また、複数の疎水性多孔質膜と蒸留水取出部との間に設
置したJs電率計、イオンメータ、P Hメ・一タ、溶
存酸素計、アンモニア検出器、TOCメータなどの不純
物濃度を測定する装置は、恭留水に含まれる不純物の濃
度を直接、又は間接的にモ二夕し、L記疎水性多孔質膜
の疎水性が低下ないしは喪失したことによる不純物濃度
の族留水中での増加を検出する。これにより、−ヒ記少
なくとも1の疎水性多孔質膜の疎水性が低ドないしは喪
失した場合に、他の、疎水性が維持されている疎水性多
孔質膜への切換えを、最適なタイミングで得ることが出
来るようにする。
さらに、上記複数の少くとも蒸発部と疎水性多孔質膜を
含む系のそれぞれに対して独立に交換可能な配管構成を
設けることにより、疎水性が損失した疎水性多孔質膜を
含む系を交換することができる。それにより、」二記疎
水性が損失した疎水性多孔買膜を使用することなく蒸留
を継続する時間を延長することができる。
また、上記複数の少くとも蒸発部と疎水性多孔質膜を含
む系のそれぞれに対して洗浄機構及び乾燥機構を設けた
場合は、疎水性が低下した疎水性多孔質膜を洗浄機構に
より洗浄した後、乾燥機構により乾燥させることにより
、この疎水性多孔質膜の疎水性を回復する。それにより
、系を交換することなしに疎水性が損失した疎水性多孔
質膜を使用することなく蒸留を継続する時間を延長する
ことができる。
さらに、上記界面活性剤除去部と、複数の少くとも魚発
部と疎水性多孔質膜を含む系及びそれぞれの系の各部に
接続する流路に、各部ごとに独在した分岐及び弁を設け
た複数の系の組み合わせでは、界面活性剤除去部の働き
により,、複数化したそれぞれの系の疎水住多孔質膜の
疎水性の損失を低滅することができる。それにより、疎
水性がtI1失した疎水性多孔質膜を使用することなく
蒸留を継続する時間を延長することができ、蒸留水の練
度を維持することができる。
さらに、上記界面活性剤除去部と複数の少くとも蒸発部
と疎水性多孔質膜を含む系のそれぞれに対して、独立に
交換可能な配管構成を設けるか、洗浄機構及び乾燥機構
を設けたものとの組み合わせでは、疎水性多孔質膜の交
換または洗浄及び乾燥による疎水性の回復を前提とし、
界面活性剤除去部の能力をある程度の範囲で低減するこ
とが可能である。さらに、原水中の界而゛活性剤の濃度
が高い場合でも対応可能である。
さらに、上記組み合わせの中で、界面活性剤除太部とし
て、活性炭、イオン交換樹脂等の吸若物質等によるろ過
装置とした場合、上記吸着物質等を含む系を複数化し、
疎水性多孔質膜を含む系と、吸若物質等を含む系との切
換えを同期させることにより、上記吸着物質等を含む系
の中の界面活性剤除大部の吸首等の量がある程度以下と
することが可能となる。また、疎水性多孔質膜の疎水性
が損失する時期を4;記吸首物質等を含む系の交換時期
とすることができる。これにより、k記吸着物質等を含
む系の重IAをある程度の範囲で低減できる。
また、疎水性多孔質膜を使用した気l夜分離部と界面活
性剤除去部との組み合わせでは、界面活性剤除去部の働
きにより気液分離部の疎水性多孔質膜の疎水性の低下が
防止される。それにより、気体及び揮発性物質の放出ま
たは蒸散に伴う原水の飛散を防止することができる。
また、複数の少くとも蒸発部と疎水性多孔質膜とを含む
系のそれぞれに対して、洗浄機構及び乾燥機構を設けた
場合、疎水性が損失した疎水性多孔質膜を含む系に対し
て、洗浄及び乾燥を行った後には、」ユ記の疎水性多孔
質膜を含む系の中に気体τダか残留することが考えられ
る。この特、上記の洗浄及び乾燥を行った疎水性多孔質
膜を含む系を{rf度使用する場合、原水及び蒸留水に
、気泡や溶イj気体及びI’il1発性物質が混入する
可能性がある。
この時、上記の複数の疎水性多孔質膜を含む系と、気,
・f々分離部とを組み合わせることにより、気泡やni
イI気体及び揮発性物質を除去することができる。
それにより、蒸留水の純度を維持できると共に、疎水仕
の損失した疎水性多孔質膜を使用することなく、蒸留を
スムーズに継続す゛ることかできる。
また、上記のそれぞれの手段を組み合わせることにより
、それぞれの手段を設けることにより発生する、或いは
、解決しきれない問題点を相互の手段により捕うことが
できる。さらに、これにより、それぞれの手段を有効に
適用できる範囲を拡大することができる。
[実施例] 以下、本発明による水循環装置について、図示の実施例
により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、この第1図の実施例にお
いて、疎水性多孔質膜l及び1′と、蒸発部2及び2′
と、凝縮部3及び3′を含む蒸留セルを2重化し、蒸発
部2及び2′を通る原水流路と、凝縮部3及び3′を通
る蒸留水流路とがそれぞれ循環ループを構成しているも
のである。
まず、原水側の循環ループは、原水循環タンク13aを
備え、これにより界面活性剤除去部9aと疎水性多孔質
膜による気液分離部8aとボンブ7aを介して、原水供
給部10と接続されている。
ここで、本実施例では、界面活性剤除去部9aとして活
性炭によるろ過装置を想定する。
この原水側の循環ループは、まず原水循環タンク13a
から3方切換弁!44を経て分岐し、2系統の界面活性
剤除去部9b及び9cを経て3方切換弁+4jにより統
合し、ポンプ7bにより、原水側の加熱部の一部である
熱交換器6に接続される。ここで、界面活性剤除去部9
b及び9cは上J己と同様、活性炭によるろ過装置を想
定する。
さらに、熱交換器6の原水側の出口は,気液分離部8b
、加熱部4を経て3方切換弁14bにより分岐し、蒸発
部2及び2′に接続する。蒸発部2及び2′の出口は3
方切換弁14gで結合され、さらに3方切換弁+4aを
経て一方は原水循環タンク1′3aにもどり、他方は濃
縮汚水排出部l2に接続している。
方、lΔ留水側の循環ループは、蒸留水循環タンク+3
bからボンブ7c、冷却部5,3方切換ブp14fを経
て分岐し、凝縮部3及び3′に接続される。そして凝縮
部3及び3′からは、まず、それぞれの導電率計などの
不純物濃度を測定する装置4l、41’ を通過してか
ら3方切換弁14Cを経て統合し、気液分離部8c、熱
交換器6を経て蒸留水循環タンク+3bに接続する。
また、蒸留水循環タンク13bは、別の流路により蒸留
水取出部11と接続している。
ここで、各気液分離部8a,8゜b,8cは、疎水性多
孔質膜により形成された流路の内部を原水が流れ、外部
を排気管+7a,+7b,17cにより任意の排0シス
テムに接続されている。
また、それぞれの蒸留セルに対しては、洗浄機構及び乾
燥機構が接続されている。
まず、この実施例での洗浄機構は、蒸留水循環タンク1
3bに対して配管18と開閉弁19aを経て接続された
ボンブ7dと、このボンプ7dから3方切換弁+4eを
経て分岐し、開閉弁19d、19hと、導電率計などの
不純物濃度を測定する装置41、41′を通過してから
凝縮部3、3′に至る流路、及び蒸発部2及び2′から
開閉弁19f,+9jと3方切換弁14h及び開閉弁l
9bを経て排出部16に至る流路から成る。
また、乾燥機構は、乾燥気体供給部15と、気体ボンブ
7eが3方切換弁14eにより上記洗浄機構に接続され
、3方切換弁14eから排出部16に至る流路及び弁を
洗浄機構と共有する。
次に、原水として、気泡と、溶存気体及び揮発性物質、
それに界面活性剤が混入した汚水が供給された場合の、
この実施例における蒸留過程及び疎水性多孔質膜の洗浄
方法について説明する.ここで、まず、開閉弁19a及
び19bは閉とする。
いま、原水が原水供給部10から供給された後、界面活
性剤除去部9aを通過し、これにより界而活仕剤濃度は
ある程度以下となる。
この原水は、次に気液分離部8aに入る。この気1夜分
離部8aは、疎水性多孔質膜の内部を流れる気泡が混在
した原水から気泡を分離する。気泡は排気q l 7 
aを介して任意の排気システムにより排気される。こう
して気泡の無くなった原水がボンプ7aにより原水循環
タング13aに供給される。
つぎに、この原水循環タンク13aの原水は、Vi環に
より界面活性剤が濃縮されることが考えられるため、3
方切換弁14iを経て界面活性剤除去部9bに入り、界
面活性剤を除去する。界面活性剤が除去された原水は、
ボンプ7bにより熱交換器6に送られる。この時、熱交
換器6では、凝縮潜熱により加熱された蒸留水から、大
部分の熱を受けることにより原水がある程度加熱される
加熱された原水の中では、溶存気体及び揮発性物質が気
化しやすい状態、または一部が気化し、気泡の状態とな
っていることが期待され、このため、上記状態の原水が
気液分離部8bに供給された場合、溶存気体及び揮発性
物質が充分に除去される。そして除去された気体及び揮
発性物質は5排気W]7bを介して任意の排気システム
により排気される。
以上のような過程により、界面活性剤と、気泡と、溶存
気体及び揮発性物質とが除去された原水が加熱部4によ
り加熱された後、蒸発部2、2′に入る。
蒸発部2、2′では疎水性多孔質膜1.1’ を介して
の水蒸気の分圧差により、原水から一部が蒸発した後に
、水蒸気だけが凝縮部3、3′に移動し、低温の蒸留水
に吸収される。
一方、残りの原水は、3方切換弁14g及び3方切換弁
+4aを経て原水循環タンク13aに戻る。
従って、上記の原水側の循環ループでは、汚れの成分が
順次、濃縮されてゆく。そこで、汚水の各成分が飽和濃
度に達する前に3方切換弁14aを切り換え、濃縮汚れ
排出部l2から排出する。
この後、供給された原水により、濃度が低下したら、再
度3方切換弁14aを切換え、原水が循環水タンク13
aに戻るようにする。
一方、蒸留水側の循環ループでは、蒸留水循環タンク1
3bに貯蔵された蒸留水がボンプ7cにより取り出され
、冷却部5で冷却された後、3方切換弁+4.fを経て
凝縮部3、3′に入る。凝縮部3、3′では、疎水性多
孔質膜1、1′を透過した水蒸気を、この冷却されてい
る蒸留水に吸収した後、導電率計などの不純物濃度を測
定する装置4l、41′を通過してから3方切換弁14
cを経て気液分離部8cに入る。
このとき、気泡、溶存気体及び揮発性物質が気液分離部
8a及び8bにより完全に除去されていれば、気液分離
部8cは不要であるが、気液分離部8a及び8bでは完
全に除去されない場合が考えられる。このため、気液分
離部8cでは、上記気液分離部8a及び8bで除去でき
なかった気泡、溶存気体及び揮発性物質を凝縮潜熱で加
熱され、気化しやすい状態にした」二で除去する。この
時、除去した気体及び揮発性物質は,排気管+7cを介
して任意の排気システムにより除去される。
このようにして気体及び揮発性物質が除去された蒸留水
は熱交換器6により凝縮潜熱を原水に移動し、蒸留水循
環タンク13bにもどる。そして、蒸留水の増加分は蒸
留水取出口11がら装置外に排出される。
以Lにより蒸留水への気体及び揮発性物質の混入を最低
限とすることができる。
次に、界面活性剤除去部9a及び9bで界面活性剤が完
全に除去できない場合、及び界面活性剤除去部9a又は
9bは吸着性能が低下した場合、疎水性多孔質膜の疎水
性が低下又は喪失することが考えられる。このとき、蒸
留セル内の疎水性多孔質膜lの疎水性が低下又は損失し
た場合、原水が疎水性多孔質膜lを透過し、蒸留水の純
度を低下させる。このため、凝縮部3の出口と3カ切換
弁14cの間において、導電率計等の不純物濃度をρり
定する装置4lにより蒸留水の純度を監視しておき、蒸
留水の純度が低下した場合、開閉弁l9h,l9iを閉
にし、3カ切換弁14b,14c,14f,14gを切
換え、疎水性の損失した疎水性多孔質膜lの使用を停止
する。そして、この切換により、蒸発部2′、疎水性多
孔質膜1′及び凝縮部3′により蒸留を継続する。これ
により、疎水性の損失した疎水性多孔質膜を使用するこ
となく蒸留を継続することができる。
なお、この実施例では、導電率計などの不純物濃度を測
定する装置4l、41’ を、凝縮部3、3′の出口と
3方切換弁14cとの間に設置しているが、蒸留水循環
タンク13bと蒸留水側の循環ループの容量が、凝縮部
3、又は3′から蒸留水循環タンク13bまでの間の容
量に比較して充分に大きく、少量の原水の混入なら蒸留
水の純度に悪影響を与えない場合には、図示してないが
、導電率計などの不純物濃度を測定する装置を凝縮部3
、3′の出口と3方切換弁14cとの間に2個設置する
代りに、3方切換弁14cと蒸留水循環タンク13bの
間の1個所にだけ設置するようにしてもよい。
この時、少くとも界面活性剤除去部9bでは循環による
濃縮のため界面活性剤の吸着能力が低下していることが
考えられるため、上記蒸留セルの切換えに同期して3方
切換弁14i及び14jを切り換え、界面活性剤除去部
9cに切り換える。
そして、上記界面活性剤除去部9bを交換することによ
り、次の切換えに備えることができる。
また、界面活性剤除去部9aも、上記と同様の構成によ
り2重化すること1こより、吸着能カの低下に対して冗
長化することができる(図示せず)。
反対に、界面活性剤濃度が十分低く、活性炭量が十分大
きい場合は、界面活性剤除去部は9a又は9b単独とす
ることができる(図示せず)。
さらに、活性炭のかわりにイオン交換樹脂等の他の吸着
物質等によるろ過装置とした場合も上記と同様である。
次に疎水性が低下ないしは喪失した疎水性多孔質膜lの
洗浄方法について説明する。
いま、上記切換えにより、蒸発部2、疎水性多孔質膜l
.凝縮部3は、界面活性剤の混入した原水及び蒸留水の
混合水により満たされている。このため、まず、3方切
換弁14d及び+4eを乾燥気体供給部15と、蒸発部
3を結ぶように切換え、開閉弁+9dを開く。さらに、
3方切換弁14hを蒸発部2と排出部16を結ぶよう切
換えた後、開閉弁+9b,+9fを開く。
この状態で気体ポンプ7eにより乾燥気体を送入し、蒸
発部2及び凝縮部3を空にする。次に、3方切換弁14
eを配管18と凝縮部3を結ぶよう切り換えた後、開閉
弁19aを開とし、ポンブ7dにより凝縮部3、疎水性
多孔質膜l、蒸発部2に蒸留水を送入することにより、
疎水性多孔質膜を洗浄する。この時、3方切換弁14e
と気体ポンプ7e及びボンプ7dを適宜切換えることに
より、蒸留水の消費を容易に最低限に抑えることができ
る。
上記洗浄の後、気体ポンプ7eにより疎水性多孔質膜l
を乾燥し,疎水性を回復する。
なお、本実施例では、本装置により生成した蒸留水によ
る洗浄の例を示したが、配管18を蒸留水蹟環タンク+
3bのかわりに、洗浄液供給部に接続することも可能で
ある(図示せず)。そして、この場合には、洗浄岐とし
て、蒸留水の他にエタノール等の有機溶剤(但し揮発性
物質)を用いることも可能となる。
第2図は本允明の他の実施例で、この実施例によれば、
洗浄機構及び乾燥機構による洗浄効率を上げることがで
きる。
第2図の実施例においては、3方切換弁14dから凝縮
部3に至る流路に分岐を設け,蒸発部2に接続する流路
及び開閉弁19cを設けたものであり、さらに、蒸発部
2から3方切換弁14hに至る流路にも分岐を設け、凝
縮部1に接続する流路及び開閉弁19eを付加したもの
である。
そして、この第2図の実施例では、まず開閉弁19c,
19d,l 9eを開とし、3方切換弁14eを適宜切
換えることにより疎水性多孔質膜lの両面に対して同時
に水の排出及び洗浄を行うと共に、開閉弁!. 9 c
及び19dを交互に開とし、疎水性多孔質膜lの片面づ
つの水の排出及び洗浄を行う。
つぎに、開閉弁19eを閉とし、さらに、少くとも開閉
弁IQdを閉とすることにより、疎水性多孔質膜1の多
孔内の水の排出及び洗浄を行う。I;.尼洗浄の後、気
体ポンプ7eにより疎水性多孔質膜1を乾燥し、疎水性
を回復させるのである。
従って、この第2図の実施例によれば、より広いjG囲
を1先浄することができるため、洗浄効率を充分に向」
ユさせることができる。
次に、IIi度、蒸発部2、疎水性多孔質膜l及び凝縮
部3を含む蒸留セルを使用する場合の処理について説明
する。
この場合、上記の洗浄及び乾燥により、上記蒸留セル内
に洗浄に使用した揮発性成分及び気泡が残存することが
考えられる。
しかしながら、この実施例では、このような気泡及び揮
発性成分は、各循環ループに設置された気液分離部8b
及び8Cにより除去されてしまうから問題にはならない
同様の切換、洗浄、乾燥(又は交換)は気液分離部8a
,8b,8cにも上記と同様の構成で応用が可能であり
、これにより、蒸留水取出部l1から蒸留水を取出すま
でに、気体及び揮発住物質は無くなり、蒸留水の純度を
充分に高く維持することができる。
また、上記洗浄及び乾燥による疎水性の回復のかわりに
、蒸発部2、疎水性多孔質膜l.凝縮部3を含む蒸留セ
ルの交換を行うことにより疎水性の回復を行うこともで
きる(図示せず)。この場合には,洗浄機構及び乾燥機
構が不要となるため装置構成を簡略化できる。
次に、界面活性剤除去部9a,9b,9cを、気泡など
により界面活性剤を界面に集約させ、重力、遠心力等の
加速度等により界面活性剤を分離させるようにした実施
例を第3図に示す。
この第3図の実施例では、第1図の実施例と比較すれば
明らかなように、界面活性剤除去部9a及び9bは冗長
性が減少した構成となっている。
また、蒸発部2疎水性多孔質膜l及び凝縮部3は、t’
. Q己界面活性剤除去部9a及び9bにより界面活性
剤濃度が疎水性多孔質膜の疎水性を低下または損失しな
い濃度まで除去できる場合を想定し、構成の冗長性及び
洗浄機構及び乾燥機構を無くした構成とした。さらにま
た、界面活性剤除去部!1aの加速度等により気泡が分
割できるため、気流分離部8aは不要となる。
従って、この第3図の実施例では、第1図に示した実施
例の吸着物質等を用いたろ過装置と異なり、経時的な性
能劣化が無いため、冗長性を持たせる必要が無い。この
ため、蒸留セルの切換え、洗浄、乾燥(又は交換)及び
界面活性剤の切換え、交換が不要となる。一方、上記差
異を除き、第I図に示す実施例と同一の手順により蒸留
を行うことができる。
この第3図の実施例によれば、構成要素数の減少が得ら
れることから、信頼性を向」ニすることができる。
しかして、この実施例において、界面活住剤除L部9a
及び9bの界面活性剤に対する除去性能が十分にできな
い場合には、第l図および第2図の実施例と同様に、蒸
発部2、疎水性多孔質膜1、凝縮部3を含む蒸留セルを
2重化し、洗浄機構及び乾燥機構を設けることにより対
応可能である(図示せず)。
一方、界面活性剤除去部9aで界面活性剤が完全に除去
できる場合は、界面活性剤9bは不要である。
次に、第4図も本発明の実施例で、気泡により界面活性
剤を界面に集約させ、重力、遠心力等の加速度等により
界面活性剤を分離させる場合の装置の一実施例を示す。
第4図において、(a)図は重力により界面活性剤を集
約した気泡を分離するようにした実施例であり、(b)
図は、遠心力により分離するようにした実施例である。
まず、第4図(a)において,界面活性剤除去部9aは
容器31を備え、その上部に原水供給部10が接続され
、この容器3lの下部からはボンブ7aへの流路が接続
されている。また、容器3lの低部又は底面(低南への
配置は図示せず)には気泡発生部22が配置され、気体
供給口20から気体ポンプ21により気体が供給される
。さらに、容a:f31の−ヒ部には界面活性剤排出部
30が取付けられている。
次に、第4図(b)の実施例では、界面活性剤除去部9
aは、傾斜のついた回転体状(円錐状)の容器31’ 
を備え、その断面積の小さい方の端而の中心にある開口
に原水供給部10が接続され、容器31′の断面積の大
きい口の回転体壁部から回転体の中心部の口を通りポン
プ7aへの流路が接続される。また、容器31′の外壁
部内面近傍又は外壁面(外壁面への配置は図示せず)に
は気泡発生部22が設置され、気体供給口20から気体
ボンプ2lにより気体が供給される。さらに、容児31
’の断面積の大きい口の中心部からは、界面活性剤排出
部30が接続されて゛いる。
−L記のように、第4図の(a)図と(b)図の実施例
との差異は、原水を入れる容器の形状だけなので、以下
では(a)図の実施例について説明する。
界面活性剤等を含む原水は,原水供給部10から容器3
l内に供給される。容器3lの底部では、気体供給口2
0から気体ボンブ2lにより供給された気体が、気泡発
生部22により気泡となって原水中に供給される。供給
された気泡には、原水中の界面活性剤が集約されながら
上部の水面に浮上する。このようにして上部表面に集約
された界面活性剤は、界面活性剤排出部30から装置外
に排出される。他方、このようにして界面活性剤が除去
された原水は、容器下部からポンプ7aにより汲みださ
れ、原水循環タンク13aに供給される。
ここで、(b)図の実施例の特徴は,容器31’の外壁
を傾斜させることにより、原水が一方向に流れることで
あり、従って、この実施例によれば、原水からの界面活
性剤の除去と同時に原水に混入した気泡の除去を行うこ
とができるため、構成要素を削減することができ、信頼
性を向上することができる。
次に、界面活性剤除去部9a,9bを、油脂等の物質に
よる集約、活性炭、イオン交換樹脂等の微粒子による吸
着または薬剤による分解等を行う物質等を原水に投入す
ることにより疎水性多孔質膜への界面活性剤の付着を低
減または防止するようにした実施例を第5図に示す。
この第5図の実施例においては、第1図の実施例との対
象において.界面活性剤除去部を98のみとした。また
、第3図の実施例と同様に、蒸発部2、疎水性多孔質膜
1及び凝縮部3は、界面活性剤除去部9aにより界面活
性剤濃度が疎水性多孔質膜の疎水性を低下または損失し
ない程度にまで集約、吸着または分解できる場合を想定
し、冗長性を持たせた構成及び洗浄機構及び乾燥機構を
無くした構或とした。
この第5図の実施例によれば、第1図に示した実施例と
異なり経時的な性能劣化が無いため、界面活性剤除去部
9aの能力に冗長性を持たせる必要が無い。
また、投入した物質が界面活性剤と共に流動するため、
原水側の循環ループ内で界面活性剤が濃縮された場合で
も、上4己物質を界面活性剤除去部9aから追加投入す
ることにより疎水性多孔質膜lへの影響を低下させるこ
とができ、これにより、第3図に示した実施例と異なり
、原水側の循環ループ内に界面活性剤除去部9bを設け
る必要が無い。さらに同じ理由により,第1図及び第2
図の実施例に示す蒸発部2、疎水性多孔質膜1、凝縮部
3を含む系の2重化も、洗浄機構及び乾燥機構を設ける
必要もない。なお、不要となった上記投入物質は、濃縮
された汚水と共に凝縮汚れ排出部l2から装置外に排出
される。勿論、上記差異を除き、第1図及び第3図に示
す実施例と同一の手順により蒸留を行うことができるの
はいうまでもない。
なお、紫外線により界面活性剤を分解する場合も、この
第5図の実施例と同様に構成すればよく、従って、その
詳しい説明は省略する。
この第5図に示した実施例によれば、構成要素数が少く
て済むことから信頼性が向上し、さらに重量を低減する
ことができる。
次に、上記実施例で想定した原水のうち、界面活性剤が
混入しない場合を想定した実施例を第6図に示す。
この第6図の実施例においては、第1図ないし第5図に
示した実施例と比較すればあきらかなように、界面活性
剤除去部を無くした構成とした。
さらに、蒸発部2、疎水性多孔質膜l及び凝縮部3には
冗長性を無くし、洗浄機構及び乾燥機構を除いた構成と
した。一方、上記差異を除いては、第1図ないし第5図
に示す実施例と同一の手順により蒸留を行うことができ
る。
この第6図の実施例によれば、構成要素数が減少するこ
とから、信頼性が向上し、さらに重量を低減させること
ができる。
なお、上記実施例において、微量の界面活性剤が原水中
に混入した場合に対応するため、第1図及び第2図の実
施例と同様に、蒸発部2、疎水性多孔質膜I及び凝縮部
3に冗長性を持たせた構成を採用し、洗浄機構及び乾燥
機構を追加することも可能である(図示せず)。
次に、第l図ないし第5図に示した実施例で想定した原
水のうち、気泡、溶存気体及び揮発性物質が混入しない
場合を想定した実施例を第7図に示す。
第7図の実施例においては、第1図ないし第5図に示し
た実施例と比較すれば明らかなように、気液分離部8a
,8b,8cを除いた構成とした。
さらに、界面活性剤除去部9a及び9bの冗長構成及び
配置、蒸発部2、疎水性多孔質膜l.凝縮部3の冗長構
成、洗浄機構及び乾燥機構については界面活性剤除去部
に用いる手段により、第1図ないし第5図に示した実施
例の各部と同様の構成とする。一方、上記差異を除いて
は、第1図ないし第5図に示す実施例と同一の手順によ
り蒸留を行うことができる。
なお、この第7図の実施例において、界面活性剤の混入
量が微量な場合は、界面活性剤除去部9a及び9bを除
き、第1図及び第2図に示す実施例と同様に、蒸発部2
、疎水性多孔質膜l.凝縮部3の冗長構成の採用と、洗
浄機構及び乾燥機構の設置により対応可能である(図示
せず)。
次に、原水及び蒸留水を循環ループとしない場合の実施
例を第8図示に示す。
第8図の実施例においては、第1図に示す実施例と比較
すれば明らかなように、原水側及び蒸留水側の循環ルー
プが除かれ、さらに冷却部5を凝縮部3及び3′と接続
させ、冷却壁面で凝縮させる4R威としたものである。
また、洗浄機構の洗浄液の供給は、洗浄液供給部40か
ら行う構成とした。さらに、気液分離部8bは、加熱部
4と蒸発部2及び2′の間に設置してある。
勿論、この第8図の実施例でも、上記した構或の差異を
除き、第1図に示す実施例と同様の手順により蒸留を行
うことができる。なお、導電率計などの不純物濃度を測
定する装置の図示は省略した。
この第8図の実施例では、循環ループを形成する必要が
無いことから、配管を簡略化することができ、装置の信
頼性を向上することができる。
なお、この実施例でも、その構成に、界面活性剤除去部
9aの冗長構成、蒸発部2、疎水性多孔質膜l,凝縮部
3の冗長構成、洗浄機構及び乾燥機構の付加などの採用
により、第1図の実施例に対して、第2図ないし第7図
に示す実施例と同様の構或を施すことも可能である(図
示は省略)。
ところで、本発明で使用する疎水性多孔質膜の素材の1
例としては、PTFE (ポリテトラフルオ口エチレン
)、ポリエチレン、ボリプロビレン等及びこれらの複合
体から形成される共重合体等が挙げられる。
[発明の効果] 本発明は、以上に説明したように構成されているので、
以下に記載されるような構成を奏する。
気泡、溶存気体及び揮発性物質の除去の各目的に応じて
、それらが必要な温度及び気化状態にある位置に気液分
離部を設置することにより、ボンブのキャビテーション
や、配管流路の閉塞を防止することができることから、
装置の信頼性が向上する。
また、蒸留水中に、気泡、溶存気体及び揮発性物質が混
入しないことから、蒸留水の水質が向上する。
次に、界面活性剤除去部を設置することにより、疎水性
多孔質膜の疎水性の低下または損失を防止することがで
きることから、蒸留水の純度低下を防止することができ
、装置の信頼性が向上する。
さらに、疎水性多孔質膜の交換の頻度が少なくでき、あ
るいは不要となることから、経済性が向上する。
少なくとも蒸発部と疎水性多孔質膜も含む系を複数化し
、疎水性多孔質膜の疎水性の低ドまたは喪失に伴ない使
用する系を切換える構成としたことにより、疎水性が低
下または喪失した疎水性多孔質膜を使用することなく蒸
留を経続できるため、装置の信頼性が向上する。
また、」二記系を交換可能な構或とすることにより,装
置の保守性が向上する。
さらに、上記系に洗浄機構及び乾燥機構を設けることに
より、疎水性多孔質膜の疎水性の回復が可能となること
から、経済性が向上する。
上記の複数の手段のうち、少くとも2つ以上を組み合わ
せることにより、水質の低下の可能性が小さくなるため
、装置の信頼性が向上する。
さらに、上記組み合わせにより、疎水性多孔質膜の適用
が、これまでは困難であった界面活性剤を含む原水や、
除去が困難であった溶存気体及び揮発性物質を含む原水
の蒸留が可能になるので、適用可能範囲が広がり、蒸留
性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による水循環装置の一実施例を示す構成
図、第2図は洗浄機構と乾燥機構の一実施例を示す構或
図、第3図は本発明の他の一実施例を示す構戒図、第4
図は界面活性剤除去部の一実施例を示す説明図、第5図
、第6図、第7図、それに第8図はそれぞれ本発明の別
の一実施例を示す構成図である。 ■・・・・・・疎水性多孔質膜、2・・・・・・蒸発部
、3・・・・・・凝縮部、4・・・・・・加熱部、5・
・・・・・冷却部、6・・・・・・熱交換器、7a〜・
・・・・・ポンプ、8a〜・・・・・・気液分離部、9
a〜・・・・・・界面活性剤除去部。 第 l 図 第2図 弔 3 図 第 4 図 (0) (b> 第5図 第6図 第 7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原水流通経路と蒸留水流通経路とを疎水性多孔質膜
    を介して接触させることにより、原水を蒸留水に還元す
    る方式の水循環装置において、上記原水流通経路及び蒸
    留水流通経路の少なくとも一方に気液分離部を設けたこ
    とを特徴とする水循環装置。 2、請求項1の発明において、上記気液分離部が、上記
    原水流通経路に対する原水供給部からの原水供給路に設
    けられていることを特徴とする水循環装置。 3、請求項1の発明において、上記気液分離部が、上記
    原水流通経路中に設置されている加熱部の途中及びこの
    加熱部と上記疎水性多孔質膜との間の経路の少なくとも
    一方に設けられていることを特徴とする水循環装置。 4、請求項2又は3の発明において、上記気液分離部を
    、一方の面が上記原水中から除去すべき気体及び揮発性
    物質の少なくとも一方の圧力又は蒸気中での分圧よりも
    低い圧力に保たれている空間に接している疎水性多孔質
    膜で構成し、この疎水性多孔質膜の他方の面に接して上
    記原水を流通させることにより、気液分離機能が得られ
    るように構成したことを特徴とする水循環装置。 5、請求項1の発明において、上記気液分離部が、上記
    蒸留水流通経路中の上記疎水性多孔質膜の下流に設けら
    れていることを特徴とする水循環装置。 6、請求項5の発明において、上記気液分離部を、一方
    の面が上記蒸留水中から除去すべき気体及び揮発性物質
    の少なくとも一方の圧力又は蒸気中での分圧よりも低い
    圧力に保たれている空間に接している疎水性多孔質膜で
    構成し、この疎水性多孔質膜の他方の面に接して上記蒸
    留水を流通させることにより、気液分離機能が得られる
    ように構成したことを特徴とする水循環装置。 7、原水流通経路と蒸留水流通経路とを疎水性多孔質膜
    を介して接触させることにより、原水を蒸留水に還元す
    る方式の水循環装置において、上記原水流通経路に対す
    る原水供給部からの原水供給路及び上記原水流通経路中
    の少なくとも一方に界面活性剤除去部を設けたことを特
    徴とする水循環装置。 8、請求項7の発明において、上記界面活性剤除去部が
    、活性炭、イオン交換樹脂などの吸着物質を用いた濾過
    装置で構成されていることを特徴とする水循環装置。 9、請求項7の発明において、上記界面活性剤除去部が
    複数台並列に設置され、任意に交換し得るように構成し
    たことを特徴とする水循環装置。 10、請求項7の発明において、上記界面活性剤除去部
    を、気泡などにより界面活性剤を界面へ集約させた上で
    重力、遠心力などの加速度の付与により界面活性剤除去
    を行う装置で構成したことを特徴とする水循環装置。 11、請求項7の発明において、上記界面活性剤除去部
    を、油脂などの物質による界面活性剤の集約作用、活性
    炭、イオン交換樹脂などの微粒子による吸着作用、それ
    に薬剤などによる分解作用の少なくとも1を利用して、
    上記疎水性多孔質膜への上記界面活性剤の付着を低減又
    は防止する装置で構成したことを特徴とする水循環装置
    。 12、請求項7の発明において、上記界面活性剤除去部
    を、紫外線などの放射線照射により界面活性剤を分解す
    る装置で構成したことを特徴とする水循環装置。 13、原水流通経路と蒸留水流通経路とを疎水性多孔質
    膜を介して接触させることにより、原水を蒸留水に還元
    する方式の水循環装置において、上記原水流通経路及び
    蒸留水流通経路の双方の少なくとも上記疎水性多孔質膜
    を含む経路をそれぞれ多重化すると共に、上記蒸留水流
    通経路に蒸留水の純度を監視する手段を設け、蒸留水の
    純度の低下に応じて上記多重化した経路を切換えて還元
    処理を継続するように構成したことを特徴とする水循環
    装置。 14、請求項13の発明において、上記蒸留水の純度を
    監視する手段が、導電率計、イオンメータ、PHメータ
    、溶存酸素計、アンモニア検出器、TOCメータなどの
    水溶液の不純物濃度を測定する装置の1種又は複数種の
    組合せで構成され、この装置の1種又は複数種の組合せ
    が上記多重化された蒸留水流通経路のそれぞれの上記疎
    水性多孔質膜と蒸留水取出部との間に、それぞれ設けら
    れていることを特徴とする水循環装置。 15、請求項13の発明において、上記多重化された原
    水流通経路及び蒸留水流通経路の双方の少なくとも上記
    疎水性多孔質膜を含む経路のそれぞれが、各々独立に交
    換可能な配管構造を有するように構成したことを特徴と
    する水循環装置。 16、請求項13の発明において、上記疎水性多孔質膜
    を含む上記多重化された原水流通経路のそれぞれに洗浄
    装置と乾燥装置とが設けられていることを特徴とする水
    循環装置。17、原水流通経路と蒸留水流通経路とを疎
    水性多孔質膜を介して接触させることにより、原水を蒸
    留水に還元する方式の水循環装置において、請求項1及
    び請求項2にいう気液分離部と、請求項3及び請求項4
    にいう気液分離部と、請求項5及び請求項6にいう気液
    分離部と、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10
    、請求項11、それに請求項12にいう界面活性剤除去
    部と、請求項13、請求項14、それに請求項15にい
    う上記原水流通経路及び蒸留水流通経路の双方の少なく
    とも上記疎水性多孔質膜を含む経路のそれぞれの多重化
    と、請求項16にいう洗浄装置と乾燥装置のうちの少な
    くとも2の組合せで構成されていることを特徴とする水
    循環装置。 18、請求項17の発明において、上記組合せを、少な
    くとも請求項8と請求項9にいう界面活性剤除去部と、
    請求項13にいう上記原水流通経路及び蒸留水流通経路
    の双方の少なくとも上記疎水性多孔質膜を含む経路のそ
    れぞれの多重化とを含むものとすると共に、吸着物質に
    よる上記界面活性剤除去部の内の少なくとも上記吸着物
    質を含む系を複数化し、この複数化した系のそれぞれの
    前後の流通経路に分岐部と弁を設け、上記複数化した系
    を切換えて還元処理を行うように構成したことを特徴と
    する水循環装置。 19、請求項18の発明において、上記吸着物質を含む
    系と、上記蒸発部と疎水性多孔質膜を含む系のそれぞれ
    に対して、これら複数の系の切換操作が同期して与えら
    れるように構成したことを特徴とする水循環装置。
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