JPH0316919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316919Y2 JPH0316919Y2 JP1984071844U JP7184484U JPH0316919Y2 JP H0316919 Y2 JPH0316919 Y2 JP H0316919Y2 JP 1984071844 U JP1984071844 U JP 1984071844U JP 7184484 U JP7184484 U JP 7184484U JP H0316919 Y2 JPH0316919 Y2 JP H0316919Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- masters
- piston rod
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shovels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、ホイルローダのブームにバケツト
等のアタツチメントを取付けるための作業機連結
装置に関するものである。
等のアタツチメントを取付けるための作業機連結
装置に関するものである。
従来技術
実開昭58−124548号公報に示すように、ブーム
先端部に左右メイルマスタを設け、この左右メイ
ルマスタには左右ロツクピンを左右スライド移動
自在に設け、この左右ロツクピン間にシリンダの
シリンダチユーブとピストンロツドとを連結する
と共に、前記左右メイルマスタには左右ロツクピ
ンのスライド量を規制する左右ストツパを設け、
シリンダを縮少作動すると一方のロツクピンが一
方のメイルマスタより抜け出して一方のストツパ
に当接して停止し、その後に他方のロツクピンが
他方のメイルマスタより抜け出して他方のストツ
パに当接すると共に、シリンダを伸長作動すると
一方のロツクピンが一方のメイルマスタに嵌合
し、その後に他方のロツクピンが他方のメイルマ
スタに嵌合するように構成し、この左右ロツクピ
ンでバケツトを左右メイルマスタに連結したり、
離脱したりするようにしたものが知られている。
先端部に左右メイルマスタを設け、この左右メイ
ルマスタには左右ロツクピンを左右スライド移動
自在に設け、この左右ロツクピン間にシリンダの
シリンダチユーブとピストンロツドとを連結する
と共に、前記左右メイルマスタには左右ロツクピ
ンのスライド量を規制する左右ストツパを設け、
シリンダを縮少作動すると一方のロツクピンが一
方のメイルマスタより抜け出して一方のストツパ
に当接して停止し、その後に他方のロツクピンが
他方のメイルマスタより抜け出して他方のストツ
パに当接すると共に、シリンダを伸長作動すると
一方のロツクピンが一方のメイルマスタに嵌合
し、その後に他方のロツクピンが他方のメイルマ
スタに嵌合するように構成し、この左右ロツクピ
ンでバケツトを左右メイルマスタに連結したり、
離脱したりするようにしたものが知られている。
考案が解決しようとする問題点
しかし、この構造であるとシリンダ重量はシリ
ンダチユーブとピストンロツドとの摺動部及びシ
リンダチユーブとピストンとの摺動部に作用する
ので、各摺動部には大きなラジアル方向荷重が作
用してシール部からの油洩れ発生の原因となり、
また、シリンダチユーブとピストンロツドとに左
右ロツクピンが直接連結されているからロツクピ
ンのストロークとシリンダのストロークとが同一
となり、両者間のストロークを調整できないから
左右ロツクピンをを左右メイルマスタに正しく嵌
合したり、抜き出したりできないことがあると共
に、各部の寸法誤差を吸収できずにスラスト方向
以外の負荷がシリンダ・ロツクピンに作用して耐
久性が悪くなつてしまう。
ンダチユーブとピストンロツドとの摺動部及びシ
リンダチユーブとピストンとの摺動部に作用する
ので、各摺動部には大きなラジアル方向荷重が作
用してシール部からの油洩れ発生の原因となり、
また、シリンダチユーブとピストンロツドとに左
右ロツクピンが直接連結されているからロツクピ
ンのストロークとシリンダのストロークとが同一
となり、両者間のストロークを調整できないから
左右ロツクピンをを左右メイルマスタに正しく嵌
合したり、抜き出したりできないことがあると共
に、各部の寸法誤差を吸収できずにスラスト方向
以外の負荷がシリンダ・ロツクピンに作用して耐
久性が悪くなつてしまう。
また、ストツパにゴミ、水等が侵入してロツク
ピンがスムーズにスライド移動できなくなること
がある。
ピンがスムーズにスライド移動できなくなること
がある。
この考案はシリンダの重量を下連杆で支持でき
て、シリンダのシール部にラジアル方向荷重が作
用しないようにすることを目的とする。
て、シリンダのシール部にラジアル方向荷重が作
用しないようにすることを目的とする。
問題点が解決するための手段及び作用
左右ロツクピンに連結したシリンダのシリンダ
チユーブを、左右メイルマスタを連結する下連杆
に当接支持させてシリンダの重量を下連杆で支持
すると同時にシリンダの止めも行つた作業機連結
装置。
チユーブを、左右メイルマスタを連結する下連杆
に当接支持させてシリンダの重量を下連杆で支持
すると同時にシリンダの止めも行つた作業機連結
装置。
実施例
第1図はホイルローダのブーム先端部の側面図
であり、ブーム1の先端には左右メイルマスタ
2,3が上下回動自在に連結され、この左右メイ
ルマスタ2,3にはバケツト4の左右ブラケツト
5,6が左右ロツクピン7,8で連結してある。
であり、ブーム1の先端には左右メイルマスタ
2,3が上下回動自在に連結され、この左右メイ
ルマスタ2,3にはバケツト4の左右ブラケツト
5,6が左右ロツクピン7,8で連結してある。
第2図は左右メイルマスタ2,3部分の分解斜
視図であり、左右メイルマスタ2,3は上下連杆
9,10で連結され、かつ左右孔11,12が形
成してあると共に、上下連杆9,10間にはサポ
ート13が固設され、サポート13に第1図のバ
ケツトリンク14が枢着される孔15が形成さ
れ、左右メイルマスタ2,3に、左右ブラケツト
5,6が枢着される孔16が形成してある。
視図であり、左右メイルマスタ2,3は上下連杆
9,10で連結され、かつ左右孔11,12が形
成してあると共に、上下連杆9,10間にはサポ
ート13が固設され、サポート13に第1図のバ
ケツトリンク14が枢着される孔15が形成さ
れ、左右メイルマスタ2,3に、左右ブラケツト
5,6が枢着される孔16が形成してある。
前記下連杆10には取付台17とガイド兼回り
止め18が固着され、取付台17にはストツパ1
9がボルト20で取着してあり、ガイド兼回り止
め18の凹条溝18aにはシリンダ21のシリン
ダチユーブ22端部に固着したガイド片23が嵌
め込んである。
止め18が固着され、取付台17にはストツパ1
9がボルト20で取着してあり、ガイド兼回り止
め18の凹条溝18aにはシリンダ21のシリン
ダチユーブ22端部に固着したガイド片23が嵌
め込んである。
前記ストツパ19には切欠24が形成され、こ
の切欠24にはピストンロツド25が挿通してあ
り、ピストンロツド25の先端には2又部26a
を有するロツドエンド26が固着してある。ロツ
ドエンド26には上下方向に一対のピン孔26
b,26cが開口してあり、下側の孔26bに挿
通されたピン27は2又部26aに嵌挿されたガ
イド兼回り止め28の長孔28aに挿通してあ
る。上記ガイド兼回り止め28はストツパ19の
基板19aにシリンダ21の軸線方向に突設され
ていて、ピストンロツド25の回り止めと支持を
行つている。またロツドエンド26の上側のピン
孔26cにはピン29によりリンク30の一端が
接続してあり、リンク30の他端はピン31によ
りロツクピン7の基端部に連結してある。
の切欠24にはピストンロツド25が挿通してあ
り、ピストンロツド25の先端には2又部26a
を有するロツドエンド26が固着してある。ロツ
ドエンド26には上下方向に一対のピン孔26
b,26cが開口してあり、下側の孔26bに挿
通されたピン27は2又部26aに嵌挿されたガ
イド兼回り止め28の長孔28aに挿通してあ
る。上記ガイド兼回り止め28はストツパ19の
基板19aにシリンダ21の軸線方向に突設され
ていて、ピストンロツド25の回り止めと支持を
行つている。またロツドエンド26の上側のピン
孔26cにはピン29によりリンク30の一端が
接続してあり、リンク30の他端はピン31によ
りロツクピン7の基端部に連結してある。
そしてシリンダ21のボトム側にはロツクピン
8の基端部が螺着してある。
8の基端部が螺着してある。
しかして、シリンダ21を伸長すると、左又は
右ロツクピン7,8が左又は右メイルマスタ2,
3の孔11,12に嵌合し、その後に右又は左ロ
ツクピン8,7が右又は左メイルマスタ2,3の
孔12,11に嵌合して左右ブラケツト5,6を
介してバケツト4を左右メイルマスタ2,3に連
結する。
右ロツクピン7,8が左又は右メイルマスタ2,
3の孔11,12に嵌合し、その後に右又は左ロ
ツクピン8,7が右又は左メイルマスタ2,3の
孔12,11に嵌合して左右ブラケツト5,6を
介してバケツト4を左右メイルマスタ2,3に連
結する。
前述の状態よりシリンダ21を縮少すると左又
は右ロツクピン7,8が左又は右メイルマスタ
2,3の孔11,12より抜け出してロツドエン
ド26又はシリンダチユーブ22がストツパ19
に当接する。
は右ロツクピン7,8が左又は右メイルマスタ
2,3の孔11,12より抜け出してロツドエン
ド26又はシリンダチユーブ22がストツパ19
に当接する。
この後に、右又は左ロツクピン8,7が右又は
左メイルマスタ3,2の孔12,11より抜け出
してバケツト4が左右メイルマスタ2,3より離
脱される。
左メイルマスタ3,2の孔12,11より抜け出
してバケツト4が左右メイルマスタ2,3より離
脱される。
つまり、ストツパ19にロツドエンド26又は
シリンダチユーブ22が当接して左右ロツクピン
7,8のストローク量を規制して抜き出し時の反
力を支持するようにしてある。
シリンダチユーブ22が当接して左右ロツクピン
7,8のストローク量を規制して抜き出し時の反
力を支持するようにしてある。
考案の効果
この考案はシリンダチユーブ22のガイド片2
3がガイド兼回り止め18の凹条溝18aに嵌ま
り込んでいるから、シリンダ21の自重を下連杆
10で支持できると共に、回り止めと、ロツクピ
ン7,8の倒れを防止できると共に、左右メイル
マスタ2,3に対してシリンダ21が浮いた状態
で取付けられていることから、シリンダチユーブ
22とピストンロツド25との摺動部及びシリン
ダチユーブ22と図示しないピストンとの摺動部
にラジアル方向の荷重が作用せずにシール部が早
期に損傷して油洩れが発生することが防止でき
る。
3がガイド兼回り止め18の凹条溝18aに嵌ま
り込んでいるから、シリンダ21の自重を下連杆
10で支持できると共に、回り止めと、ロツクピ
ン7,8の倒れを防止できると共に、左右メイル
マスタ2,3に対してシリンダ21が浮いた状態
で取付けられていることから、シリンダチユーブ
22とピストンロツド25との摺動部及びシリン
ダチユーブ22と図示しないピストンとの摺動部
にラジアル方向の荷重が作用せずにシール部が早
期に損傷して油洩れが発生することが防止でき
る。
また、シリンダチユーブ22とロツドエンド2
6とをストツパ19に当接して左右ロツクピン
7,8のストローク量を規制するようにしたの
で、その部分にゴミ、水等が侵入して左右ロツク
ピン7,8がスライド移動できなくなることを防
止できる。
6とをストツパ19に当接して左右ロツクピン
7,8のストローク量を規制するようにしたの
で、その部分にゴミ、水等が侵入して左右ロツク
ピン7,8がスライド移動できなくなることを防
止できる。
さらにリンク29によつて孔11,12と左右
ロツクピン7,8の位置ずれを吸収することがで
きるため、各ロツクピン7,8を確実に孔11,
12に挿入することもできる。
ロツクピン7,8の位置ずれを吸収することがで
きるため、各ロツクピン7,8を確実に孔11,
12に挿入することもできる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はホイ
ルローダのブーム先端部の側面図、第2図はメイ
ルマスタ部分の分解斜視図、第3図は左右ロツク
ピン移動部分の正面図、第4図は一部破断下面図
である。 2,3は左右メイルマスタ、7,8は左右ロツ
クピン、10は下連杆、18,28はガイド兼回
り止め、21はシリンダ、22はシリンダチユー
ブ、25はピストンロツド、30はリンク。
ルローダのブーム先端部の側面図、第2図はメイ
ルマスタ部分の分解斜視図、第3図は左右ロツク
ピン移動部分の正面図、第4図は一部破断下面図
である。 2,3は左右メイルマスタ、7,8は左右ロツ
クピン、10は下連杆、18,28はガイド兼回
り止め、21はシリンダ、22はシリンダチユー
ブ、25はピストンロツド、30はリンク。
Claims (1)
- 左右メイルマスタ2,3の孔11,12に左右
ロツクピン7,8をスライド移動自在に設け、こ
の左右メイルマスタ2,3を連結する下連杆10
には、シリンダ21のシリンダチユーブ22とピ
ストンロツド25の回り止めと支持を行なうガイ
ド兼回り止め18,28を設けて、これらガイド
兼回り止め18,28の一方28に形成された長
孔28aに上記ピストンロツド25の先端をピン
27を介して係合し、他方のガイド兼回り止め1
8に形成された凹条溝18aにはシリンダチユー
ブ22より突設されたガイド片23を嵌入すると
共に、上記シリンダチユーブ22には右ロツクピ
ン8を連結し、ピストンロツト25の先端にはリ
ンク30を介して左ロツクピン7を連結し、かつ
上記長孔28aの形成されたガイド兼回り止め2
8には左右ロツクピン7,8のスライド量を規制
するストツパ19を設けたことを特徴とする作業
機連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7184484U JPS60186364U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 作業機連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7184484U JPS60186364U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 作業機連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60186364U JPS60186364U (ja) | 1985-12-10 |
JPH0316919Y2 true JPH0316919Y2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=30609697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7184484U Granted JPS60186364U (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | 作業機連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60186364U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047247Y2 (ja) * | 1987-01-06 | 1992-02-26 | ||
JPS63169383A (ja) * | 1987-01-07 | 1988-07-13 | Mitsubishi Kasei Corp | Cvd反応炉 |
JPH045569Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1992-02-17 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647253U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-27 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58124548U (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-24 | 三井造船株式会社 | カプラ− |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP7184484U patent/JPS60186364U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647253U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60186364U (ja) | 1985-12-10 |
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