JPH03168711A - ファイバ形カプラの製造方法 - Google Patents

ファイバ形カプラの製造方法

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JPH03168711A
JPH03168711A JP30983089A JP30983089A JPH03168711A JP H03168711 A JPH03168711 A JP H03168711A JP 30983089 A JP30983089 A JP 30983089A JP 30983089 A JP30983089 A JP 30983089A JP H03168711 A JPH03168711 A JP H03168711A
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JP
Japan
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coupler
coupler forming
fiber
heated
stretching
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Pending
Application number
JP30983089A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suganuma
寛 菅沼
Masumi Fukuma
眞澄 福間
Hiroshi Yokota
弘 横田
Nobuo Tomita
信夫 富田
Kazuhiko Arimoto
和彦 有本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumiden Opcom Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumiden Opcom Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被覆を除去した複数本の光ファイバを加熱融
着しながら延伸してカプラを形或する、いわゆる融着延
伸法によるファイバ形カプラの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
ファイバ形カプラは、複数本の光ファイバ間で光を分岐
・結合するデバイスであり、現在では溶融延伸法がシン
グルモードファイバ用カプラの製造に最も適した方法と
されている(“最近の光ファイバカプラ技術1、オプト
ロニクス(1988)No,5、p.125).この融
着延仲法は、第5図に示すように、2本の光ファイバの
被覆を一部除去して露出部を形威した(501)後、こ
の露出部を互いに密着させるべく捩じったり、或いは並
行に密着固定すると共に、この束ねた部分をバーナ等で
加熱・融着しながら延伸(5 0 2)する。その際、
光ファイバの一端から入射した光を他端で測定して光分
岐比を検知し(ステップ503)、所定の分岐比が得ら
れたところで延伸を停止させる(ステップ504)。そ
して、最後に保護部材に固定、接着させ、ファイバ形カ
プラを製造する(ステップ505)ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、光ファイバカプラの重要なパラメータとして
過剰損失というものがある。これは入射光(バワーPO
)が2つの出射端から出射されずにカプラのテーバ部分
等から外部に放射される(漏れ出る)光の強度を示すも
のであり、過剰損失一P1+P2/PO (dB)(P
O:入射光(dB)、Pi,P12つの出射端でのそれ
ぞれの出射光(dB))で示される。従来の製法では、
この過剰損失を0.2dB以下の低損失で安定に製造す
るのが困難であった。
一般にカプラの過剰損失と融看・延伸部のテーバ形状の
間に密接な関係があることが知られている。我々はこの
関係を具体的に見出だすべく幾多の試作・実験を行った
。そして、カプラのテーバ面の滑らかさが過剰損失と深
い関係があることを発見した。すなわち、カプラのテー
パ面が凹凸な面となっている場合は過剰損失が大きくな
り、滑らかな面となっている場合は過剰損失が小さくな
る。しかも、このテーバ面を構成する凹凸は延伸の初期
段階に発生し易く、一度発生すると延伸が進んでも凹凸
はそのまま残ってしまう。逆に、延伸の初期段階で凹凸
が発生しなければ、延伸が進んでも発生しない。
本発明はこれら諸点に着目し、延伸の初期段階でカプラ
のテーパ部の表面に凹凸が発生し難い光ファイバカプラ
の製造方法を提供することをその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達戊すべく、一部の被覆を除去して
露出部を形成した複数本の光ファイバを、露出部におい
て密着させカプラ形成部を構成し、このカプラ形成部を
加熱融着しながら延伸してカプラを形成するファイバ形
カプラの製造方法において、延伸工程が、カプラ形成部
の一部分を加熱延伸する第1の延伸工程と、カプラ形成
部全体を加熱延伸する第2の延伸工程とから成ることを
特徴とする。
この場合、加熱に際し、カプラ形成部を部分加熱する熱
源を用い、加熱領域を、熱源とカプラ形成部とのどちら
か一方を光軸方向に往復動させる往復動領域で規定する
ことが好ましい。
〔作用〕
本発明によれば、カプラ形成部の延伸を、カプラ形成部
の一部分を加熱延伸する第1の延伸工程と、カプラ形成
部全体を加熱延伸する第2の延伸工程との2段階で行う
ことにより、従来のように一度にカプラ形成部全体を加
熱延伸するものに比して、延伸初期にカプラ形成部の一
部分のみ加熱延伸するため、その部分の温度分布が不均
一になることがなく、初期段階においてカプラ形成部の
テーパ面に凹凸を発生させ難い。
また、請求項2の如く、熱源とカプラ形成部とを光軸方
向に相対的に往復動させれば、カプラ形戒部に対しを部
分加熱しかできない熱源であっても、全体加熱が可能と
なると共に、その往復動領域により加熱領域を制御する
ことができる。
〔実施例〕
先ず、第1図及び第2図に基づいて、本発明を実施した
ファイバ形カプラの製造装置について説明する。
この製造装置では機台1上に設けた微動ステージ2、2
を介して一対のクランバ3、3を対向させており、これ
に一部の被覆を除去して露出部4 a s 4 aを形
成したシングルモードの光ファイバ4、4を固定してい
る。露出部4a,4aは、両クランバ3、3間に位置す
るように固定され、その直下には、熱源であるバーナ5
が配設されている。そして、両露出部4g,4aを密着
させてカプラ形成部6を構成し、このカプラ形或部6を
、バーナ5により加熱融着し、続いて両微動ステージ2
、2の反対方向への微小移動により延伸して、カプラC
を形成する。
また、バーナ5は、往復動装置7により光軸方向に露出
部4aの端から端まで往復動可能に構成されていて、往
復動回数、すなわちトラバース回数により加熱時間が決
定され、往復動領域、すなわちトラバース距離により加
熱領域が決定されるようになっている。
この製造工程を第3図を参照して詳細に説明する。
ステップ301では、光ファイバ4、4の被覆を一部除
去して露出部4a,4aを形或し、この露出部4a,4
aを密着させてカプラ形成部6を構成し、光ファイバ4
、4をクランパ3、3に取付ける。この場合、露出部4
a,4aを互いに捩じり合わせてカプラ形成部6を構成
してもよい。
ステップ302では、バーナ5を往復動装置6により往
復動させながら密着させたカプラ形或部6を加熱融着す
る。その際、加熱時間は一定移動速度に基づくバーナ5
のトラバース回数で決定される。
ステップ303及び304では、カプラ形成部6の中央
部分6aを加熱しておいて、クランパ3、3を光軸方向
において互いに逆方向に微小移動させ、カプラ形或部6
の中央部分6aの延伸を行う(第1の延伸工程)。続い
て、カプラ形成部6全体を加熱しておいて、更にクラン
パ3、3を光軸方向において互いに逆方向に微小移動さ
せ、カプラ形成部6全体の延伸を行う(第2の延伸工程
)。
ステップ305では、上記第2の延伸工程において、光
ファイバ4の一端から入射された光を他端で測定するこ
とにより、光分岐比をモニターしておく。なお、延伸の
際の加熱は、融着が進行しない程度の低温で行われる。
ステップ306では、所定の分岐比が得られたところで
、カプラ形成部6の延伸及び加熱を停止させてカプラC
を形成する。
ステップ307では、カプラCを保護部材(図示せず)
にで固定する。
このような工程を経れば、第1の延伸工程でカプラ形成
部6のテーバ面に凹凸が生じ難く、第2の延伸工程でカ
プラ形成部6全体を延伸しても、もはやテーバ面に凹凸
が生ぜず滑らかなテーパ面を得ることができる。
次に、上記実施例に係るファイバ形カプラの実験結果を
説明する。この実験では、口径0.5mmのバーナ5を
用い、酸素30cc/分・プロパン30cc/分を燃焼
ガスとして用いた。2本のシングルモード光ファイバ4
、4の被覆を長さ25mmに渡って除去した後、この露
出部4a,4aの両側.をクランパ3、3を用いて両露
出部4a,4aを密着させるようにして固定した。バー
ナ5による加熱融着は、トラバース長を9mmsトラバ
ーススピードを3mm/s,}ラバース回数は120回
で行い、その後、第1延伸として、トラバース長を3m
m, トラバーススピードを1m m / sで0.2
mm延伸した。更に、第2延伸として、トラバース長を
7mm,}ラバーススピードを6mm/sで延伸し、波
長1.55μmでの分岐比50%なったところで延伸停
止した。
この実験によれば、第4図に示すように、カプラCのテ
ーパ面に凹凸が生じている従来の製法によるテーパ形状
Aに対し、本実施例のテーバ形状Bは非常に滑らかなも
のとなっている。そして数値的には、過剰損失が従来製
法では50%値で0.25dB,90%値で1.25d
Bであったのに対し、本実施例の製法では、50%値で
0.16dB,90%値で0.48dBを得ることがで
きた。
なお、本実施例では、熱源としてバーナ5を用いたが、
電気抵抗を利用した熱源を用いるようにしてもよい。ま
た、バーナ5のような部分加熱ではなく、全体加熱を行
える熱源にあってもよい。
最もこの場合は、熱源をカプラ形成部6の中央部分6a
への加熱と全体への加熱とに切替えられるようにしてお
く必要がある。
更に、本実施例では、バーナ5を往復動させるようにし
たが、微動ステージ2、2を往復動させるようにしても
よい。
また、2本の光ファイバ4、4は同径のものを用いても
、異径のものを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように請求項1の発明によれば、延伸工程の初期
段階でカプラ形成部に凹凸を発生させ難いため、最終的
に全体延伸が完了したカプラに滑らかなテーパ面を得る
ことができ、過剰損失を安定的に低減することができる
また、請求項2の発明によれば、カプラ形戊部に対しを
部分加熱しかできない熱源でありながら、カプラ形或部
に対する加熱領域を容易かつ確実に制御することができ
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したファイバ形カプラの製造装置
の概要を示す斜視図、第2図は露出部回りの拡大側面図
、第3図はファイバ形カプラの製造工程を示すフロー図
、第4図は本実施例の実験結果により得られたカプラの
テーバ面の状態を現した拡大側面図、第5図は従来のフ
ァイバ形カプラの製造工程を示すフロー図である。 4・・・光ファイバ、4a・・・露出部、5・・・バー
ナ、6・・・カプラ形成部、6a・・・中央部分、7・
・・往復動装置、C・・・カプラ。 カフ゜ラ形成邪の孤入 第 2 図 製造方庄のフロー 弟 3 図 第 4 図 従 来 技 術 末 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一部の被覆を除去して露出部を形成した複数本の光
    ファイバを、当該露出部において密着させカプラ形成部
    を構成し、当該カプラ形成部を加熱融着しながら延伸し
    てカプラを形成するファイバ形カプラの製造方法におい
    て、 延伸工程が、当該カプラ形成部の一部分を加熱延伸する
    第1の延伸工程と、 当該カプラ形成部全体を加熱延伸する第2の延伸工程と
    から成ることを特徴とするファイバ形カプラの製造方法
    。 2、前記加熱に際し、前記カプラ形成部を部分加熱する
    熱源を用い、加熱領域を、当該熱源と当該カプラ形成部
    とのどちらか一方を光軸方向に往復動させる往復動領域
    で規定することを特徴とする請求項1記載のファイバ形
    カプラの製造方法。
JP30983089A 1989-11-29 1989-11-29 ファイバ形カプラの製造方法 Pending JPH03168711A (ja)

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