JPH03167893A - 電波吸収材 - Google Patents
電波吸収材Info
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- JPH03167893A JPH03167893A JP30662789A JP30662789A JPH03167893A JP H03167893 A JPH03167893 A JP H03167893A JP 30662789 A JP30662789 A JP 30662789A JP 30662789 A JP30662789 A JP 30662789A JP H03167893 A JPH03167893 A JP H03167893A
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Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電波吸収層として特定組戒のゴムシートを有
するマイクロ波帯用整合型の電波吸収材に関する。
するマイクロ波帯用整合型の電波吸収材に関する。
電波吸収体は、例えば海面上、湖面上もしくは河川に架
けられた橋梁等の構築物の表面に設けられることにより
、船舶のレーダーに対してこの構築物からの電波反射を
抑制してレーダーにおける幻像などの航行上の障害を防
止することに用いられている。
けられた橋梁等の構築物の表面に設けられることにより
、船舶のレーダーに対してこの構築物からの電波反射を
抑制してレーダーにおける幻像などの航行上の障害を防
止することに用いられている。
従来、普通の船舶が出す9.41Gt{z付近の電波に
対する整合型の電波吸収材として、例えば、ゴム・フェ
ライト系のものがある。しかし、このゴム・フェライト
系電波吸収材は、フェライトを多量に使用するため重量
が大であるという欠点がある。
対する整合型の電波吸収材として、例えば、ゴム・フェ
ライト系のものがある。しかし、このゴム・フェライト
系電波吸収材は、フェライトを多量に使用するため重量
が大であるという欠点がある。
本発明は、上述した事情にかんがみなされたものであっ
て、フェライトを使用してはいるが軽量化した、9.4
1GHz付近の電波に対する整合型の電波吸収材を提供
することを目的とする。
て、フェライトを使用してはいるが軽量化した、9.4
1GHz付近の電波に対する整合型の電波吸収材を提供
することを目的とする。
本発明の電波吸収材は、ゴム30〜40重量%、カーボ
ンブラック15〜30重量%、およびフェライト35〜
50重景%を含有し、前記カーボンブラ・7クのヨウ素
吸着量が30〜40■/gのゴムシートからなることを
特徴とする。
ンブラック15〜30重量%、およびフェライト35〜
50重景%を含有し、前記カーボンブラ・7クのヨウ素
吸着量が30〜40■/gのゴムシートからなることを
特徴とする。
このように、本発明の電波吸収材は、特定組或のゴムシ
ートからなるため、例えば特公昭60−48881号公
報に記載されるようにフェライトを50〜70重量%の
多量に使用する電波吸収材に比して軽量となる。このた
め、例えば橋梁等の構築物などの被着体に広い面積に亘
って本発明の電波吸収材を設けるに当って、その取付け
が容易となり、また、取付後の脱落のおそれがなくなる
。
ートからなるため、例えば特公昭60−48881号公
報に記載されるようにフェライトを50〜70重量%の
多量に使用する電波吸収材に比して軽量となる。このた
め、例えば橋梁等の構築物などの被着体に広い面積に亘
って本発明の電波吸収材を設けるに当って、その取付け
が容易となり、また、取付後の脱落のおそれがなくなる
。
以下、上記手段につき詳しく説明する。
本発明において用いるゴムは、室温硬化型のものであっ
て、例えばクロロブレンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、
ポリイソプレンゴム等である。耐候性、接着性の点から
クロロプレンゴムが最も好ましい。
て、例えばクロロブレンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、
ポリイソプレンゴム等である。耐候性、接着性の点から
クロロプレンゴムが最も好ましい。
カーポンブランクは、ヨウ素吸着量が30〜40■/g
のものである。ヨウ素吸着量がこの範囲外の場合には、
電波吸収性能が低下してしまう。
のものである。ヨウ素吸着量がこの範囲外の場合には、
電波吸収性能が低下してしまう。
このカーボンブランクとしては、例えば、GPF ,A
PFなどが挙げられる。
PFなどが挙げられる。
フェライトは、通常の粉末状のものでよく、例えば鉄フ
ェライ} (FeO−FezO3)などである。
ェライ} (FeO−FezO3)などである。
本発明におけるゴムシートは、上記ゴムの30〜40重
量%、好ましくは32〜38重量%と、上記カーボンブ
ラックの15〜30i量%、好ましくは19〜26重量
%と、上記フェライト35〜50重量%、好ましくは3
7〜46重量%とからなる。
量%、好ましくは32〜38重量%と、上記カーボンブ
ラックの15〜30i量%、好ましくは19〜26重量
%と、上記フェライト35〜50重量%、好ましくは3
7〜46重量%とからなる。
上記ゴムが30%未満ではコンバウンド粘度が上昇し、
加工が困難となる。また、電波吸収性能が低下する。一
方、40重量%を超えると電波吸収性能が低下する。
加工が困難となる。また、電波吸収性能が低下する。一
方、40重量%を超えると電波吸収性能が低下する。
また、上記カーボンブラックが15重量%未満では電波
吸収性能が低下し、30重量%を超えると加工が困難と
なる。
吸収性能が低下し、30重量%を超えると加工が困難と
なる。
上記フェライトが35重量%未満では電波吸収性能が低
下するか又は加工が困難となる。一方、50重量%を超
えるとコンバウンドとしてのまとまりが悪くなり、加工
が困難となる。また、電波吸収性能も低下する。
下するか又は加工が困難となる。一方、50重量%を超
えるとコンバウンドとしてのまとまりが悪くなり、加工
が困難となる。また、電波吸収性能も低下する。
上記ゴムシートをつくるには、これらのゴム、カーボン
ブランク、およびフェライトを所定量混合し、必要に応
じてこれに通常のゴム配合剤、例えば老化防止剤、加硫
促進剤等を添加して、常法により室温硬化させてシート
状とすればよい。
ブランク、およびフェライトを所定量混合し、必要に応
じてこれに通常のゴム配合剤、例えば老化防止剤、加硫
促進剤等を添加して、常法により室温硬化させてシート
状とすればよい。
このゴムシートには、使用に際して、接着剤を介して金
属箔を貼付する。金属箔は、例えばアルミ箔等の電波反
射層として作用し得るものである。接着剤層の厚さは、
電波吸収性能に部分的に差異を生じさせないために、一
定の厚みとなっている。
属箔を貼付する。金属箔は、例えばアルミ箔等の電波反
射層として作用し得るものである。接着剤層の厚さは、
電波吸収性能に部分的に差異を生じさせないために、一
定の厚みとなっている。
このようにしてなる電波吸収材は、この金属箔のゴムシ
ートに向いた面と反対の面に接着剤を塗布し、橋梁等の
被着体に貼付する。
ートに向いた面と反対の面に接着剤を塗布し、橋梁等の
被着体に貼付する。
以下に実施例および比較例を示す。
実施例、比較例
実施例1では、クロロプレンゴム100重量部に対し可
塑剤、老化防止剤、加硫促進剤等の配合剤を52重量部
配合してなる第1表に示す配合’i 152重量部(第
3表の( )内の数値に相当)に対し、第3表に示す配
合内容にてカーボンブラックおよびフェライトをバンバ
リーミキサーにて混合し、ロールにてシート状にし、1
.650厚さのゴムシートを得た。実施例2〜7および
比較例2〜8では、配合剤を所定の配合量だけ配・混合
し、所定の厚さのゴムシートを得た。
塑剤、老化防止剤、加硫促進剤等の配合剤を52重量部
配合してなる第1表に示す配合’i 152重量部(第
3表の( )内の数値に相当)に対し、第3表に示す配
合内容にてカーボンブラックおよびフェライトをバンバ
リーミキサーにて混合し、ロールにてシート状にし、1
.650厚さのゴムシートを得た。実施例2〜7および
比較例2〜8では、配合剤を所定の配合量だけ配・混合
し、所定の厚さのゴムシートを得た。
得られたゴムシートに、厚さ30μの接着剤を介してア
ルミ箔(厚さ60μ)を貼合し、電波吸収性能を常法に
より測定した。この結果を第3表に示す。
ルミ箔(厚さ60μ)を貼合し、電波吸収性能を常法に
より測定した。この結果を第3表に示す。
なお、第3表中、比較例lは従来のゴム・フェライト系
電波吸収剤を示したものである。この場合、クロロプレ
ンゴム100重量部に対し、可塑剤、老化防止剤等の配
合剤を第2表に示すように34重量部用いている。他の
配合内容は第3表に示す通りである。
電波吸収剤を示したものである。この場合、クロロプレ
ンゴム100重量部に対し、可塑剤、老化防止剤等の配
合剤を第2表に示すように34重量部用いている。他の
配合内容は第3表に示す通りである。
(本頁以下余白)
実施例1は本発明の範囲内の基本的な配合例である。実
施例2および4は、それぞれ、ゴム配合量の上限および
下限近傍の配合の場合の例である。実施例3および5は
、それぞれ、力一ボンブラック配合量の上限および下限
近傍の配合の場合の例である。また、実施例3および5
は、それぞれ、フェライト配合量の上限および下限近傍
の配合の場合の例である。実施例6は本発明の範囲内で
別のカーボンブラックを使用した場合の例である。実施
例7は、使用するフェライトを通常の鉄フェライトより
マンガン、亜鉛系フェライトに変更した場合の例である
。
施例2および4は、それぞれ、ゴム配合量の上限および
下限近傍の配合の場合の例である。実施例3および5は
、それぞれ、力一ボンブラック配合量の上限および下限
近傍の配合の場合の例である。また、実施例3および5
は、それぞれ、フェライト配合量の上限および下限近傍
の配合の場合の例である。実施例6は本発明の範囲内で
別のカーボンブラックを使用した場合の例である。実施
例7は、使用するフェライトを通常の鉄フェライトより
マンガン、亜鉛系フェライトに変更した場合の例である
。
第3表から、本発明の電波吸収材が軽量であり、電波吸
収性能においても優れていることが判る。
収性能においても優れていることが判る。
以上説明したように本発明の電波吸収材は、特定組成の
ゴムシートからなるため、従来のものに比して軽量であ
り、電波吸収性能にも優れているため薄肉化も可能とな
る.したがって、被着体への取付け加工性が容易となり
、また、取付後の脱落のおそれもなくなることになる。
ゴムシートからなるため、従来のものに比して軽量であ
り、電波吸収性能にも優れているため薄肉化も可能とな
る.したがって、被着体への取付け加工性が容易となり
、また、取付後の脱落のおそれもなくなることになる。
Claims (2)
- 1.ゴム30〜40重量%、カーボンブラック15〜3
0重量%、およびフェライト35〜50重量%を含有し
、前記カーボンブラックのヨウ素吸着量が30〜40m
g/gのゴムシートからなる電波吸収材。 - 2.ゴムシートに接着材を介して金属箔を貼付した請求
項1記載の電波吸収材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30662789A JPH03167893A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 電波吸収材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30662789A JPH03167893A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 電波吸収材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03167893A true JPH03167893A (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=17959365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30662789A Pending JPH03167893A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 電波吸収材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03167893A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0661679A (ja) * | 1992-08-04 | 1994-03-04 | Tdk Corp | 薄型電波吸収体 |
US5337066A (en) * | 1991-09-13 | 1994-08-09 | Nippondenso Co., Ltd. | Antenna system with a limitable communication area |
JP2004134570A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Nippon Tokushu Toryo Co Ltd | 吸音電磁波吸収材 |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP30662789A patent/JPH03167893A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5337066A (en) * | 1991-09-13 | 1994-08-09 | Nippondenso Co., Ltd. | Antenna system with a limitable communication area |
JPH0661679A (ja) * | 1992-08-04 | 1994-03-04 | Tdk Corp | 薄型電波吸収体 |
JP2004134570A (ja) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Nippon Tokushu Toryo Co Ltd | 吸音電磁波吸収材 |
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