JPH03167136A - エチレンを製造する方法 - Google Patents

エチレンを製造する方法

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JPH03167136A
JPH03167136A JP2263240A JP26324090A JPH03167136A JP H03167136 A JPH03167136 A JP H03167136A JP 2263240 A JP2263240 A JP 2263240A JP 26324090 A JP26324090 A JP 26324090A JP H03167136 A JPH03167136 A JP H03167136A
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propylene
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デービッド・ダブリュー・レイション
John A Sofranko
ジョーン・エイ・ソフランコ
C Andrew Jones
シー・アンドルー・ジョーンズ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C11/00Aliphatic unsaturated hydrocarbons
    • C07C11/02Alkenes
    • C07C11/04Ethylene
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は04以上の高級炭化水素供給原料からエチレン
を製造する改良された方法を提供する。より詳しくは、
本発明によれば、エチレンとプロピレンを含む生成物混
合物の製造に好ましい条件下でゼオライト触媒によって
、高級炭化水素が転換される。エチレンはこの生成物混
合物から分離され、採取される。反応混合物から得られ
るプロピレンは、C,オレフィンをさらなる量の生成物
エチレンおよび高級オレフィンに転換させるために複分
解(metathesize)  され前記高級オレフ
ィンは最初の転換工程に再循環させることができる。
〔将来の技術〕
エチレンは商業において重要な化学製品である。
一般に、エチレンは、スチームクランキングのような方
法によって、選択された石油供給原料から大量に誘導さ
れ、これらの方法は大量の他の物質をも生成する。とき
どき、エチレンが不足し、そのために供給原料の供給の
不安定、原料コストの象、上昇その他の、商業上の観点
からは好ましくない状況が発生する。また、炭化水素の
値段の不安定のため、エチレン生成の有効な方法が利用
できるならば、経済的には代替供給原料を使用するのが
好ましい。
0109060号明細書には、高級炭化水素たとえばブ
テンを低級オレフィンに転換させるのに有効な条件と触
媒が説明されている。同時出願中の第07/34309
7号明細書(1989年4月25日提出) にも、高級
炭化水素供給原料から低級オレフィンを製造する先行技
術の方法の包括的な説明がある。場合によっては、安価
な高級炭化水素供給原料の転換によって得られるエチレ
ンの収率をさらにもっと高めるための方法を提供するの
が明らかに有効である。
オレフィンの不均化または複分解も同様に公知の反応で
ある。これに関しては、米国特許第3.261.879
号明細書、およびBanks  O1efinMeta
thesis  Technology  and  
ApplicationA    ied  Indu
strial  Catal  sis、Volus+
e  m+Chapter 7.p、215以下、 L
each 41g (1984年)を参照することがで
きる。さらに、この場合にを効なオレフィン複分解反応
と触媒は、米国特許第3883606、3915897
.3952070.4180524.4431855゜
4499328.4504694.4517401.お
よび4547617号明細書に述べである。
〔発明が解決しようとする課題〕
技術の発展にもかかわらず、安価な高級炭化水素供給原
料から大きな収率でエチレンを製造する方法を提供する
ことは依然として望ましいことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はC1以上の高級炭化水素特に04以上の高級オ
レフィンおよびパラフィンからエチレンを選択製造する
ための改良された方法を提供する0本発明によれば、第
1の工程において、エチレンとプロピレンが高収率で製
造されるように選択した条件下でゼオライトタイプの触
媒によって前記高級炭化水素が反応させられる。この反
応から得られるエチレンは本方法の生成物として採取さ
れる。
エチレン収率を高めるために、ゼオライト転換から得ら
れるプロピレンを複分解反応帯域に送り、この帯域にお
いてプロピレンは複分解され、さらなる量の所望のエチ
レン生成物と高級オレフィンたとえばブテンが生成され
る。特に好ましい一つの実施例においては、プロピレン
がブテンとの混合物内で複分解され、それによってエチ
レン生成の促進が達成される。複分解反応から得られる
エチレンは本方法の生成物を示すものであり、またこの
複分解反応から得られるブテン以上の高級炭化水素は首
尾良く最初の転換反応に再循環させることができる。
本発明においては、高級炭化水素供給原料好ましくはブ
テンおよび/またはそれ以上の高級オレフィンおよび/
またはパラフィンを、低級オレフィンの製造に好ましい
条件下で反応させる。これらの条件は、一般に、低い炭
化水素分圧および高い反応温度を含む、この反応から得
られる生成物混合物はいろいろな成分に分離される。エ
チレン成分はこの方法の一つの生成物となる。プロピレ
ン成分は単独、またはやはり反応混合物に含まれるブテ
ンとの混合物として、複分解帯域に送られる。ガソリン
配合材料として適当なさらに重い成分を採取することが
できる。
プロピレン複分解は、当業者には周知の条件と触媒によ
って実施される。一般に、触媒として有効な量の酸化モ
リブデンと酸化タングステンのうち少くとも一つを含む
触媒がこの複分解反応に適している。一般に、この複分
解の条件は、約100〜約450℃好ましくは150〜
350℃の範囲の反応温度と、大気圧付近〜約204a
ts+ゲージ圧(3,000psig)の範囲の圧力と
を含むが、必要であればもっと高い圧力を使用すること
ができる。
オレフィンの複分解に有効で、本発明の方法に使用でき
る触媒は、周知のタイプのものである。
これに関しては、”Journal of Mo1ec
ular CataIysis  、28 (1984
)p、 117〜131.Journal ofCat
alysis  、13 (1969)p、99〜11
3. ”^I)I)liedCatalysis″10
 (1984)p、 219〜229 、および’Ca
talysis Reviews   、3(1)  
(1969)p、37〜60を参照されたい。
前記触媒は均−又は不均一触媒とすることができるが、
不均一触媒が好ましい、好ましくは、この触媒は触媒作
用的に有効な量の遷移金属成分から成る0本発明で使用
するのに好ましい遷移金属には、タングステン、モリブ
デン、ニッケル、レニウム、およびこれらの混合物が含
まれる。遷移金属成分は、元素金属および/または当該
金属の一つ以上の化合物として存在することができる。
触媒が不均一である場合、遷移金属成分は担体を伴うの
が好ましい、供給原料成分または低級オレフィン成分転
換を実質的に妨害しないものであれば、任意の適当な担
体物質を使用することができる。好ましくは、担体物質
は、酸化物たとえばシリカ、アルミナ、チタニア、ジル
コニア、およびこれらの混合物とすることができる。シ
リカが特に好ましい担体物質である。担体物質を使用す
る場合、この担体物質とともに使用する遷移金属の量は
、たとえば、当該特定適用および/または使用する遷移
金属に応じて、広い範囲で変えることができる。好まし
くは、遷移金属は、触媒全体の約1〜約20v t%(
元素金属として計算)を占める。
複分解触媒は触媒作用的に有効な量の少くとも一つの前
記遷移金属を含むのが効果的であり、この複分解触媒は
オレフィン複分解を促進させることができる。
好ましくは、複分解触媒は、さらに、この触媒の有効性
を高める量だけ存在する少くとも一つの活性化剤を含む
、いろいろな活性化剤、たとえば、5業において複分解
反応を促進させることが周知の活性化剤を使用すること
ができる。好ましい活性化剤としては、有機金属化合物
たとえばテトラメチルスズ、酸化物たとえばアルカリ土
類金属酸化物、アルミナ、およびシリカ、ならびにこれ
らの混合物がある。一つの特定実施態様においては、活
性化剤が少くとも一つの酸化物である場合、この活性化
剤を遷移金属成分のための担体として使用することがで
きる。有機金属活性化剤を使用する場合、この活性化剤
は触媒製造時に触媒に含ませることもでき、反応中に添
加することもできる。
好ましくは、有機金属活性化剤の量は、本来の触媒に含
まれる触媒作用的に有効な金属成分の量に対して割合に
小さくする。
複分解混合物は、通常の分離手段によって、生成物エチ
レン留分、再循環させることのできるプロピレン留分、
およびブテン以上の高級炭化水素留分に分離する。ブテ
ン以上の高級炭化水素留分は、さらなる量のエチレンと
プロピレンの製造のために、高級炭化水素転換帯域に再
循環させるのが好ましい。
〔発明の効果〕
エチレンおよびプロピレンの製造に好ましい条件下でこ
れらの成分から成る混合物に高級炭化水素を転換させる
ことと、このようにして生成されるプロピレンを使用し
てさらなる量の生成物エチレンを製造することとの前述
の組合せは、安価で入手しやすい高級炭化水素供給原料
からの所望の軽いオレフィンすなわちエチレンの収率を
著しく高める反応工程の相乗組合せを与えるものである
〔実施例〕
第1図において、供給原料炭化水素はライン102によ
ってクラッキング帯域101に導かれる。
供給原料炭化水素はオレフィン系もしくはパラフィン系
のものとすることができるが、またはオレフィンとパラ
フィンの混合物を使用することもできる。04以上の供
給原料炭化水素、たとえば、ブタン、ブテン、ヘキサン
、ヘキセン、メチルペンタン、メチルペンテン、セタン
、石油ナフサ留分、その他が使用される。
帯域101においては、炭化水素供給原料と、後述の任
意の再循環材料とが、軽いオレフィン生成物を生成する
ように選択した条件下でゼオライト触媒たとえばZSM
−5によって熱分解される。この転換は約400〜80
0°C好ましくは500〜700°Cの範囲の温度で実
施する。低い炭化水素分圧とパス当りの低い転換率とが
低級オレフィン生成に好ましい、炭化水素は水蒸気また
は不活性ガスたとえば窒素と混合することができる。炭
化水素分圧は実用的である限りできるだけ低くし、たと
えば0.068〜2.04ats絶対圧(1〜30ps
ia)とする。
希釈剤を使用しない場合、約−0,816〜3.4at
mゲージ圧(約−12〜50psig)好ましくは−0
,34〜2.04ata+ゲージ圧(−5〜30psi
g)の範囲の系統圧力が適当である。希釈剤を使用する
場合、もっと高い圧力が使用できる。
必要な、パスあたりの低い転換率を維持するためには、
大きな空間速度と短い滞留時間とが好ましい。空間速度
は1〜5000、好ましくは5〜2000hr−’W)
IsVとする。
固定床反応が使用できるが、流動固体法が好ましい。
本発明で使用するゼオライト触媒は、シレイシアス(s
ilaceous) 、結晶モレキュラーシーブとする
ことができる。そのようなシリカ含有結晶性物質として
は、シリカのほかに有効量のアルミナを含む物質がある
。これらの結晶性物質は、“ゼオライトすなわち結晶性
アルミノシリケート”と呼ばれることが多い、シリカ含
有結晶性物質には、実質的にアルミニウムを含まないシ
リケートも含まれる。これらの結晶性物質の例としては
、結晶性シリカ多形(たとえば、米国特許第4,061
,724号明細書に開示されているシリカライト(si
lica−I i te)および米国再発行特許第29
948号明細書に開示されている有機シリケート)  
クロミアシリケート (たとえば、CZM)、ケイ酸第
1鉄とガリオシリケート(米国特許第4.238.31
8号明細書参照) およびホウケイ酸塩 (米国特許第
4.226.420号、第4,269.813号、およ
び第4.327.236号明細書参照)がある。
結晶性アルミノシリケートゼオライトのもっとも良い例
としては、ZSM−5(米国特許第3,702.886
号および第3.770,614号明細書参照) 、ZS
M−11(米国特許第3.709.979号明細書参照
) 、ZSM−12(米国特許第3,832.449号
明細書参照) 、ZS?1−21およびZSM−38(
米国特許第3,948,758号明細書参照) 、ZS
M−23(米国特許第4,076.842号明細書参照
)  ならびニZSM−35(米国特許第4.016,
246号明細書参照)がある。
酸性ニオライト(acid aeolite)が特に好
ましく、なかでもZSMタイプとホウケイ酸塩が好まし
い。
ZSM−5は特に有効である。
リン含有ゼオライト、たとえば、米国特許第3、’97
2.832号に述べであるものも特に有効である。
前記のもののほかに、ゼオライト含有物質も使用するこ
とができる。そのような物質の代表例としては、ゼオラ
イトA(米国特許第2.882.243号明細書)、ゼ
オライ)X(米国特許第2.882,244号明細書)
、ゼオライ)Y(米国特許第3.130,007号明細
書)  ゼオライトZK−5(米国特許第3.247.
195号明細書) ゼオライ)ZK−4(米国特許第3
.314.752号明細書)、合成モルデンフッ石、お
よび脱アルミニウムモルデンフ7石、ならびに天然に存
在するゼオライトたとえば斜方フッ石、ファウジャス石
、モルデンフッ石その他がある。
一般に、ゼオライトは、天然に存在するかまたは合成製
造されたゼオライト内に存在するアルカリ金属を置換す
るために、所望の陽イオンでイオン交換するのが普通で
ある。この交換処理は、最終触媒のアルカリ金属含有量
を約0.5wt%以下に低下させるようなものである。
好ましい交換陽イである。イオン交換は、ゼオライトと
、所望の陽′・−イオンを含む適当な塩溶液たとえば硫
酸塩、塩化物塩、または硝酸塩の溶液との通常の接触に
よって、首尾良く達成される。
適当なマトリックスの結晶質ゼオライトを有するのが好
ましい、この形の触媒は一般に摩砕に対する大きな抵抗
、大きな活性、および非常に太き(si目ceous 
5ol)内に分散させ、このゾルをいろ−いろな方法で
ゲル化することによって容易に製造される。前記結晶質
ゼオライトが分布するマトリックスとして働く無機酸化
物には、シリカゲルまたはシリカと適当な金属酸化物の
共ゲル  (Cogel)がある0代表的な共ゲルとし
ては、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ
−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベリリア、シ
リカーチタニア、ならびに三元組合せ、たとえばシリカ
−アルミナ−マグネシア、シリカ−アルミナ−ジルコニ
ア、およびシリカ−マグネシア−ジルコニアがある。好
ましい共ゲルには、シリカ−アルミナ、シリカ−ジルコ
ニア、またはシリカ−アルミナ−ジルコニアが含まれる
。前記ゲルおよび共ゲルには、一般に、主要な部分を占
めるシリカと小さな部分を占める他の前記の一つまたは
複数の酸化物とから成る。すなわち、石英質(3i1i
ceous)ゲルまたは共ゲルマトリックスのシリカ含
有量は、一般に、55−100wt%好ましくは60〜
95wt%の範囲にあり、他の一つまたは複数の金属酸
化物含有量は、一般に、0〜45wt%の範囲にある。
これらの成分のほかに、マトリックスは天然または合成
粘土たとえばカオリンタイプの粘土、モンモリロナイト
、ベントナイト、またはハロイサイトをも含むことがで
きる。これらの粘土は、単独で使用することもでき、ま
たはシリカもしくはマド蟇海りス配合に関して前述した
任意の共ゲ旦り。
ルと組合せて使用することができる。     d反応
混合物は、帯域101からライン103を経由して分離
帯域104に送られる。
強いパージ流が帯域104からライン105を通じて除
去される。エチレンとプロピレンを含ム、クラッキング
帯域101からの生成物本体はライン106を経由して
分離帯域107に送られる。複分解帯域108からのエ
チレン含有流はライン109を経由して帯域107に送
られる。帯域107においては、生成物エチレンが塔頂
からライン110経由で採取される。沸点の高い化合物
はライン111経出で分離帯域112に送られ、帯域1
12において、沸点の高い化合物は蒸留によってさらに
分離される。
プロピレンは塔頂からライン113経由でとり出され、
プロピレンの少くとも一部はライン113および114
経由で複分解帯域108に送られる。帯域108におい
て、プロピレンはエチレンとブテンに複分解され、次に
この複分解生成物混合物は前述のようにライン109経
出で分離帯域107に送られる。
プロピレン生成物流はライン115経由で採取すること
ができる。
プロピレンよりも沸点の高い炭化水素は分離帯域112
からライン116経由で送られて、ライン102経出で
送り込まれる供給原料炭化水素と合流し、混合物はクラ
ッキング帯域101 に送られる。
帯域101においては、前述のように、エチレンとプロ
ピレンの製造に好ましい条件下で前記混合物がゼオライ
ト触媒に接触する。
第2図には、本発明のやや異なる実施1!様を示す。こ
の実施態様の場合、イソブチレンから成る供給原料炭化
水素がライン202経出で複分解帯域20Bに送られる
。帯域208において、供給原料炭化水素はライン21
3経出で送られるプロピレンと混合され、混合物が複分
解されてエチレンとC,オレフィンを生成する。
複分解混合物はライン209経出で蒸留帯域207に送
られる。また、蒸留帯域207には、ライン206経由
で、エチレンとプロピレンとの両方を含む、分離帯域2
04からの流れが送り込まれる。
生成物エチレンは帯域207の塔頂からライン210に
よってとり出される。沸点の高い物質はライン211経
出で蒸留帯域212に送られる。プロピレンが塔頂から
ライン213経由でとり出され、このプロピレンの少く
とも一部は前述のようなエチレンへの転換のために複分
解帯域208に送られる。
プロピレンの一部は生成物としてライン215経出で採
取することができる。
04以上の成分は帯域212からライン216経由でク
ラッキング帯域201に送られる。帯域201において
、これらの成分は、エチレンとプロピレンが生成される
条件下で、ゼオライト触媒によって反応させられる。
クランキング反応混合物はライン203経由で分離帯域
204に送られ、帯域204から重い物質のパージ流が
ライン205経由でとり出される。クランキング反応で
生成されるエチレンとプロピレンから成る軽量留分は、
前述のようにライン206経出で分離帯域207に送ら
れる。
炭化水素供給原料の炭素含有量を基準として36%もの
大きなエチレン収率が達成できる。反応条件、触媒その
他は通常のものであり、何ら特別の触媒、物質、または
構成その他を必要としない。
添付の図面を用いた以下の実施例説明により、本発明の
実施法をさらに良く理解することができるであろう。
■± 第1図において、101モル/時間の量のイソブチレン
供給原料をライン102経由でクラッキング帯域101
に送る。ライン116経出でライン102に送られる、
分離帯域112からの流れがイソブチレンと混合され、
帯域101に到る。ライン116の流れは、202.9
モル/時間の量のC4以上の高級炭化水素から成る。
前記の混合された炭化水素混合物は、帯域101内でZ
S?l−5触媒と接触させられる。温度は600℃で、
空、開速度は10hr−’WHSVである。帯域101
内の条件は低級オレフィンの生成に好ましいものである
エチレンとプロピレンを含む、帯域101からの反応混
合物は、ライン103経由で分離帯域104に送られる
。 15.7モル/時間の量の重い炭化水素パージ流が
ライン105経由で分離される。
残りの反応生成物混合物はライン106経由で分離帯域
107に送られ、生成物エチレンが分離される。また、
複分解帯域108からのエチレン含有流もライン109
経由で帯域107に送られる。
通常の蒸留法により、生成物エチレン流が72.5モル
/時間の割合で帯域107の塔頂からライン110によ
ってとり出される。
エチレンよりも高い沸点を有する、プロピレン以上の高
級炭化水素から成る物質は、ライン111経出で分離帯
域112に送られる。帯域112においては、通常の蒸
留により、プロピレン流が高沸点物質から210.6モ
ル/時間の割合で分離され、塔頂からライン113によ
ってとり出される。
約60.6モル/時間のプロピレンがライン115経由
で採取され、本方法の一つの生成物となる。約150モ
ル/時間のプロピレンがライン114経出で複分解帯域
108に送られ、エチレン含有複分解反応生成物混合物
に転換される。
帯域108においては、プロピレンが、複分解条件下で
、シリカ担体上の−03から成る複分解触媒に接触する
。温度は350°Cで、空間速度は15hr−’−〇S
Vである。
複分解生成物混合物はライン109経出で分離帯域10
7に送られて、前述のように、エチレンが採取され、高
級炭化水素が再循環させられる。
帯域112からの重い留分は202.9モル/時間の割
合でライン116を経由して送られる。この留分はライ
ン102からの新しいイソブチレンと混合され、これら
の物質は、前述のように、帯域101で熱分解されて所
望の低級オレフィン生成物を生成する 各工程と生成物流における組成を、モル/時間単位で第
1表に示す。
部」二表 *パラフィン/芳香族炭化水素 −N」− 第2図においては、100モル/時間の量のイソブチレ
ン供給原料をライン202経出で供給する。
ライン214から115モル/時間の量で供給される再
循環プロピレン流がイソブチレン供給原料と混合される
。この混合物は複分解帯域208に送られ、帯域208
においては、プロピレンとイソブチレンが複分解されて
、エチレンとC,オレフィンが生成される。複分解条件
は、温度約400℃と空間速度的30hr−’WHSV
を含む、複分解に使用する触媒はシリカ担体上に支持さ
れた賀0.である。帯域208から、反応混合物はライ
ン209経由で分離帯域207に送られ、帯域207に
おいて前記混合物は、後述のように、クラッキング帯域
201で生成されたエチレンとプロピレンを含む流れと
混合される。
分離帯域207は通常の蒸留法によって動作し、塔頂生
成物エチレン流が72.5モル/時間の量でライン21
0経出で採取される。
エチレンよりも沸点の高い成分は帯域207からライン
211によって分離帯域212に送られる。帯域212
においては、再び通常の蒸留法によって、プロピレンが
塔頂生成物流としてライン213経出でとり出される。
このプロピレンの一部は115モル/時間の割合でライ
ン214経出で送られて、前述のように、供給原料イソ
ブチレンと混合され、この混合物は帯域208で複分解
される。生成物プロピレン流は60.6モル/時間の割
合でライン215によって採取される。プロピレンより
も沸点の高い物質は分離帯域212からライン216経
由でクラッキング帯域201に送られる。帯域201に
おいては、これらの高級炭化水素が、エチレンとプロピ
レンの生成に好ましいクランキング条件下でZSM−5
触媒に接触させられる。具体的に言うと、温度650℃
と空間速度15hr−’WHSνを使用する。クラッキ
ング帯域における圧力は0.34aL−ゲージ圧(5p
 s i−g )である、 このクランキングによって
生成される反応混合物はライン203経由で分離帯域2
04に送られ、重い炭化水素のパージ流が14.3モル
/時間の割合でライン205によってとり出される。
帯域201で生成されたエチレンとプロピレンを含む分
離帯域 204からの塔頂流出物はライン206経出で
分離帯域207に送られ、帯域207にお(1て・前述
のように、前記塔頂流出物が複分解反応混合物とともに
蒸留され、生成物エチレン力(採取される。
*パラフィン/芳香族炭化水素
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施態様を模式的に示すもの
である。 図中、101,102はクラッキング帯域、104,2
04は分離帯域、107 、207は分離帯域、108
.208は複分解帯域、112,212は分離帯域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)エチレンおよびプロピレンの製造に好まし
    い条件下でゼオライト触媒によってC_4以上の高級炭
    化水素を熱分解させ、 (b)工程(a)の反応混合物からエチレンを採取し、
    (c)工程(a)の反応混合物から得られるプロピレン
    を複分解させてさらなるエチレンを生成させ、(d)工
    程(c)の反応混合物から前記さらなるエチレンを採取
    する、 ことから成ることを特徴とする、エチレンを製造する方
    法。
  2. (2)工程(c)で生成されるブテンを工程(a)に再
    循環させる、請求項1記載の方法。
  3. (3)プロピレンとブテンの混合物を工程(c)で複分
    解させる、請求項1記載の方法。
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