JPH0316706A - クッション部材の製造方法および装置 - Google Patents

クッション部材の製造方法および装置

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JPH0316706A
JPH0316706A JP2125268A JP12526890A JPH0316706A JP H0316706 A JPH0316706 A JP H0316706A JP 2125268 A JP2125268 A JP 2125268A JP 12526890 A JP12526890 A JP 12526890A JP H0316706 A JPH0316706 A JP H0316706A
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JP
Japan
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mold
cover
cavity
slit
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2125268A
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English (en)
Inventor
Fritz Kuehlthau
フリッツ キュールタウ
Helmut Kurz
ヘルムート クルツ
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Grammer AG
Original Assignee
Grammer AG
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Publication date
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Publication of JPH0316706A publication Critical patent/JPH0316706A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
    • B29C44/58Moulds
    • B29C44/581Closure devices for pour holes

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、後で発泡されるクッション部材の製造方法に
関し、特に、前記クッション部材がこのクッション部材
の全方位を包囲するカバーを有し、このカバ五が開口を
形成されて型の中に入れられ、この後、前記開口を通し
て、前記カバーにより境界を設定された空洞内に反応用
混合物が導入され、この反応用混合物がその反応過程中
に発泡して、前記後で発泡されるクッション部材を形成
しながら、前記カバーに結合するようにした前記後で発
泡されるクッション部材の製造方法に関するとともに、
この方法を実施する装置に関する。
(従来の技術) 西独国特許第3813879号からは、後で発泡される
クッション部材の製造方法と、この方法を実施する装置
とが知られ、これにおいて、クッション部材のカバーは
多数のカバ一部分からなり、これらのカバ一部分は相互
に結合されている。この目約めため、テープ状の要素が
設けられ、この要素は、前記相互に結合されるべきカバ
一部分に接合されている。いわゆるケーダ(Keder
)とも呼ばれるこの種のテープ状要素を使用することに
より、前記後で発泡されるクッション部材の各カバ一部
分の、機械的に確実な結合を実現することができるけれ
ども、テープ状要素を使用すると、前記後で発泡される
クッション部材には幾らかの強張りが生じ、これは、ク
ッション部材の特定の用途において望ましくないもので
ある。
西独国特許第8527540号が説明しているクッショ
ン部材の製造方法、およびこの方法を実施する装置にお
いては、2つの型半割部と、自らに・使用するための2
つの締付け枠を持つ型フレームとからなる鋳型で足りて
いる。これにおいて、前記カバーはその縁部を前記両方
の締付け枠間で締め付けられ、この後、その締付け枠が
前記鋳型の両方の型半割部間に配置される。前記鋳型が
閉じられるとすぐに、反応用混合物が、前記両方の締付
け枠間に張り渡された前記カバーの複数の縁部間へ注入
されることが可能となる。したがって、ここでは、2つ
の型半割部だけでなく、そのほかの2つの締付け枠も必
要となる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明が基礎とする課題は、カバーで全方位を方位され
後で発泡されるクッション部材を製造することができ、
これらのクッション部材が、テープ状の補強要素を用い
ることなく、いわゆるケーダ( Keder)の形に形
成されるとともに、簡単かつ短時間のうちに製造される
ことができ、この際、前記カバーがその鋳込み位置で良
好に密閉されるようにするための、最初に記載した種類
の方法と、この方法を実施する装置とを創作することに
ある。
(課題を解決するための手段) この課題を解決する本発明の手段によると、前記カバー
は、前記型のうちの支援部を形成された第1型半割部内
に入れられ、このとき前記支援部が、開口スリットとし
て形或された前記カバーの開口内へ突入し、この後、前
記第1型半割部が前記型の第2型半割部と一箱に閉じら
れ、この型は、1つの型位置と鋳込み位置との間で往復
移動可能な滑り弁と、この滑り弁に対して移動可能に取
り付けられた押圧レバーとを備え、ここで前記滑り弁は
、前記型が閉鎖位置にあるときに、前記1つの型位置に
位置し、それから、挿入部を形成された前記押圧レバー
が、その挿入部を前記カバーの開口スリット内へ挿入さ
れ、そして前記滑り弁が前記鋳込み位置へ移動され、こ
の際、前記カバーは、前記開口スリットの一側を前記第
1型半割部の支援部により保持され、また前記開口スリ
ットは、その対向する他側を、前記第2型半割部の滑り
弁に設けられた押圧レバーの挿入部により開かれ、この
ように開かれた前記カバーの開口スリットを通して、前
記中央本体と前記カバーとの間に存在する空洞内には、
注入ヘッドにより反応用混合物が導入され、そして前記
滑り弁が引き続いてすぐに前記1つの型位置へ戻され、
このとき同時に、前記開口スリットが再び閉じられ、そ
して前記空洞内の反応用混合物は、前記中央本体および
前記カバー間で発泡し、この際、前記カバーは、前記閉
じられた型の両方の型半割部の内側輪郭に対して押し付
けられる。前記第1型半割部に設けられた支援部を補助
にして、および前記押圧レバーに形成された挿入部を用
いて、前記カバーの長手方向の開口スリットを開くこと
ができ、同時に前記滑り弁は、前記1つの型位置から前
記鋳込み位置へ移動される。この場合、前記開ロスリッ
トを確定する前記カバーの縁部が伸張され、この結果、
前記滑り弁が前記1つの型位置へ戻されるとき、前記開
口スリットは、その周囲の縁部を前記第1型半割部の支
援部に対して再び密接に当接される。これは、前記カバ
ーの開かれた開口スリットを通して前記反応用混合物が
注入された直後に、行なわれることである。
前記カバー、ないし前記開口スリットを確定する前記カ
バーの縁部が、前記開口スリットの開張の際に損傷され
るのを防ぐために、有利であると証明されているのは、
前記カバーにより被覆された中央本体が前記型の第1型
半創部内へ入れられる際に、そのカバーの開口スリヅト
のうちの内側へ折曲げられた2つの縁部が、′前記第1
型半割部の支援部に当接されるときと、前記第2型半割
部の滑り弁に対して移動可能に取り付けられた前記押圧
レバーの挿入部が、前記カバーの開口スリット内に挿入
される際に、前記カバーの開口スリットのうちの内側へ
折曲げられた縁部に当接されるときである。これらの内
側へ折曲げられた開口スリットの両方の縁部は、前記開
口スリットが開張されていない場合に、相互に直接隣接
するとともに、前記第1型半割部の支援部に対して密接
に当接する。
前記カバー、ないし前記開口スリットの縁部は、前記型
の第1型半割部の支援部上で、伸張状態に張り渡される
のが有利である。これにより、前記カバーのため、もし
くは前記カバーの開口スリットを確定するように包囲し
た縁部のために、正確に決定された関係が生じる。その
ほか、これにより、前記型の第1型半割部に対して前記
カバーが確実に保持されることになる。
前記カバーにある開口スリットの確実な密閉を保証する
ため、合目的であると証明されていることは、前記カバ
ーのうち、前記第1型半割部の支援部に、および罰記押
圧レバーの挿入部に当接するとともに、内側へ折曲げら
れて、前記開口スリットを確定する縁部が、前記支援部
を越え、かつ前記挿入部を越えて、前記空洞内のうち、
前記後で発泡されるクッション部材のカバーと中央本体
との間に突入するときである。この場合可能なことは、
前記カバーのうち、内側へ折曲げられかつ前記空洞内に
突出する縁部が、相互に的確に当接し、この結果、前記
開口スリットが、前記反応用混合物の反応工程の後に、
その反応用混合物により密閉されるようになることであ
る。この方法によると、前記反応用混合物の助力を以て
、前記カバーにある開口スリットの閉塞が生じ、あるい
は、前記反応用混合物によって直接、前記開口スリット
の条件付き密閉が行なわれる。特に有利であるのは、前
記カバーのうち、内側へ折曲げられて前記空洞内へ突入
する複数の縁部が、前記空洞内に異なる長さに突入する
ときと、前記反応用混合物が前記空洞内に導入されて、
その反応用混合物が発泡する際に、前記長い方の縁部が
前記短い方の縁部に対して折畳まれるときである。他の
有利な可能例は、前記反応用混合物が前記空洞内に入れ
られて、この反応用混合物が発泡する際に、前記カバー
のうちの第1縁部が、そのカバーの第2縁部と一緒に、
同一の方向へ折畳まれるようにすることである。それで
も、さらに重要であると分かっていることは、前記反応
用混合物が、その反応の進行中に、すなわち発泡中に、
前記カバーの縁部に対して作用するように分岐方向へ適
合され、この際、前記縁部の周囲部により、この反応用
混合物自体を直接介して、前記開口スリットの確実な密
閉を行なうことである。
上記した方法を実施する本発明装置の特徴によると、1
つの型位置ないし鋳込み位置を占有する鋳型の第1およ
び第2型半割部が備えられ、これらの型半割部は、前記
1つの型位置において、前記カバーで被覆されかつ後で
発泡されるクッションに対応する空洞の境界を設定し、
前記第1型半割部は、前記カバーの開口スリットの縁部
を保持するために、自らの縁部に、前記鋳型の空洞内へ
突出した支援部を備え、また前記第2型半割部は、前記
1つの型位置および前記鋳込み位置間で移動可能な滑り
弁と、この滑り弁に対して移動可能に取り付けられた挿
入部付きの押圧レバーとを備え、前記神入部は、前記鋳
型が前記1つの型位置にあるときに、前記カバーの開口
スリット内に押入され、また支援部が前記第1型半割部
に設けられている。前記鋳型の1つの型位置において、
前記カバーは、前記開口スリットを確定する自らの縁部
で、前記第1型半割部の支援部に密接に当接する。
前記鋳込み位置においては、前記カバーが、前記押圧レ
バーの挿入部を介して、前記第2型半割部の滑り弁が対
応状態に移動することによって開かれることにより、そ
のカバーにある前記開ロスリットが開かれる。したがっ
て、この鋳込み位置においては、前記カバーの開かれて
いる開口スリット内に注入ヘッドを差し込み、この注入
ヘッドを介して、前記中央本体およびこの中央本体を包
囲しでいる前記カバー間の隙間に、反応用混合物を導入
することができる。この反応用混合物の導入の直後に、
前記滑り弁は前記1つの型位置へ戻され、これにより、
前記鋳型は密閉状態に閉・じられる。それから、前記反
応用混合物は発泡することができ、この際、前記カバー
は、前記鋳型の両方の型半割部の内側輪郭に対して密接
に適合され、そして前記後で発泡されたクッション部材
が形或される。つぎに、前記反応用混合物の反応の進行
後に、前記鋳型が開かれ、そして前記後で発泡されたク
ッション部材がその鋳型から取り出される。
前記鋳型の第1型半割部に形或された支援部は、前記カ
バーの開口スリットを長平方向に伸張させるために、長
手リップとして形戊されるのが有利である。この長手リ
ップは、かなり薄い壁厚を有するのが有利であり、これ
により、前記カバーがその開口スリットの近傍で機械的
に稼働されるのを可能な限り小さくし、同時に前記反応
用混合物を手段として、前記開口スリットの良好な直接
の密閉を違戊することができる。
前記カバーを前記支援部に対Lて確実に固定できるよう
にするために、有利であると証明されていることは、前
記長手リップが、前記カバーに形戊された前記長手スリ
ットの延在長さよりも幾分長い長さを有しているときで
ある。この方法によると、前記カバーがその長手スリッ
トを前記長手リップ上に配置されるときに、前記カバー
はその長手スリットの長手方向に伸張され、このとき同
時に、前記長手スリットのうちの両方の相互に並んで延
在する縁部が、前記長手リップに対して密接に当接する
と言う利点も生じる。
前記押圧レバーの挿入部は、針もしくはピン形に形成さ
れることも可能である。そのような挿入部により、およ
び長手リップとして形成されるのが有利な前記支援部に
より、前記開口スリットが前記押圧レバーの挿入部の助
力で開張されるときには、前記カバーに3角形の開口が
生じ、これにより、前記カバーの開張された開口スリッ
ト内には、反応用混合物を導入するために、それ自体既
知の注入ヘッドを挿入することができる。
前記押圧レバーは、前記滑り井上に揺動可能に取り付け
られるのが有利である。前記押圧レバーが前記滑り井上
で直線的に移動するように構成することも、当然可能で
ある。
前記鋳型の第1型半割部には、少なくとも、前記後で発
泡されるクッション部材の中央本体から遠ざかっている
取付け部を保持するために、保持機構を設けることが可
能である。この保持機構の助力があることにより、前記
鋳型を前記第2型半割部の補助で閉じる前に、前記中央
本体を前記鋳型の第1型半割部内に正確かつ適切に位置
させることが簡単に可能となる。
(実 施 例) 以下、カバーで被覆され、かつ後で発泡されるクッショ
ン部材を製造する本発明方法を実施する本発明装置の実
施例を説明する。
第1図は、鋳型10の断面を示し、鋳型10は、第1型
半割部12と第2型半割部14とを備えている。
第1型半割部12の内側輪郭teと、第2型半割部14
の内側輪郭1Bは、第1図に示されているように、鋳型
10が閉じられた状態において、型空洞20を設定し、
型空洞20は、後で発泡されたクッション部材22に対
応している。後で発泡されたクッション部材22は、中
央本体24と、この中央本体24に接続された取付け部
2Bとを備えている。取付け部26は、第1型半割部1
2に設けられた開口2Bを貫通して突出している。前記
第1型半割部12は保持機構30を備え、保持機構30
は取付け部2Bを保持するために設けられている。この
目的のため、保持機構30には切欠要素32を形成して
もよく、切欠要素32は第2図からも明確に分かる。前
記取付け部28には、若干の対向する切欠要素34を設
けてもよく、この結果、前記中央本体24を第1型半割
部12の内側輪郭10に適合する状態に配置するために
、取付け部. 2Bを保持機構30に対して、望ましい
程度に段階的に調節することが可能になる。
前記中央本体24を第1型半割部12内に配置するとと
もに、その取付け部26を保持機構30に固定する前に
、中央本体24はカバー36で被覆され、このことは例
えば、鋳型10の外部で行なわれる。カバ−38には開
口38が設けられ、この開口38を前記取付け部26が
貫通して突出し、またカバー36は、開口スリットを4
0を有し、開口スリット40は、第2〜5図に関連して
さらに詳細に説明される。
第1図から明らかになるように、前記第2型半割部14
は、滑り弁42と、この滑り弁42に対して移動可能に
装着された押圧レバー44とを備えている。
滑り弁42は、第1図に示された1つの型位置と、第3
図に示された鋳込み位置との間で、変位することができ
る。前記押圧レバー44は、滑り弁42に関連して、揺
動軸46の周りで揺動することができる。第3図におい
て、前記押圧レバー44は、細い破線で、上方へ揺動さ
れたその非作用位置を示され、および実線により作用位
置を示されている。
この押圧レバー44は、その作用位置において、開口ス
リット40を広げる役目を行なう。この目的のため、押
圧レバー44には、針ないしピン形の挿入部48が形成
され、また第1型半割部12の縁には、唇状の保持部5
0が形成されている。
後で発泡されるクッション部材を製造するために、次の
ような工程が遂行される。
鋳型10の外側において、少なくとも取付け部2Bから
離間された中央本体24が、完全に縫合が完了したカバ
ー36で被覆され、この際、1つもしくは各々の取付け
部2Bが、カバー36に設けられた開口38を貫通する
。そのように準備された中央本体24は、鋳型10のt
Jl型半割部12内に配置され、この際、1つもしくは
各々の取付け部2Bが、第1型半割部12に付属する保
持機構30に対して適切に固定され、この結果、中央本
体24は、全ての側が第1型半割部12の内側輪郭l6
から離間されて、型空洞20を形戊する。同時に、また
はこの後、前記カバ−38が、その開口スリット40を
、第1型半割部12の縁に設けられた唇状の保持部50
の上にかぶせられ、この結果、保持部50は、開口スリ
ット4oを貫通して型空洞20内へ突出する。つぎに、
前記鋳型10は前記!2型半割部14で閉じられ、この
結果、全包囲を密閉された型空洞20が生じ、この型空
洞20内では、カバー36により全包囲を被覆された中
央本体24が、型半割部12.14の内側輪郭16、1
8から、全包囲で離間された状態に絵置される。それか
ら、前記滑り弁42および押圧レバー44が、第1図に
示された1つの型位置に位置される。つぎに、滑り弁4
2は、第3図に示された鋳込み位置へ移動され、この際
、押圧レバー44の助力により、もしくは特に押圧レバ
ー44の挿入部48の助力により、カバー38の開口ス
リット44が3角形に広げられ、この様子は第5図の破
線で示されている。開ロスリット40がこのように広げ
られた位置においては、第3図から明らかに分かるよう
に、カバー36の開口スリット40を通して、型空洞2
0内のカバー36と中央本体24の間に注入ヘッド52
を挿入することができ、これにより、この型空洞20内
に反応用混合物を注入することができる。型空洞20内
に反応用混合物を注入した直後に、注入ヘッド52が開
口スリット40から引き抜かれ、そして滑り弁42が、
第1図に示された型位置へ戻される。反応用混合物の反
応の進行中に、この反応用混合物は発泡して、型空洞2
0内に完全に充満し、このとき同時に、カバー38が、
鋳型10の型半割部12.14の内側輪郭te.tgに
密接に当接される。
開口スリット40を確定するカバー36の縁部が、第1
型半割部12の保持部上に取り付けられる際に損傷され
るのを防止するため、および同時に、クッション部材が
開口スリットに沿って確実に密閉されるように保証する
ため、カバー36が保持部50上に張り渡される際には
、特に第4図から明らかに分かるように、カバー36の
縁部54および56が折曲げられ、かつ保持部50に対
して密接に当接される。これらの縁部54,56は、保
持部50を越えて型空洞20内に入り、この際、保持部
50を越えて突出した縁部54.56は、相互に密接に
当接する。そのように構成すると、発泡された反応用混
合物により、縁部54および56の機械的な固着結合、
すなわち開口スリット40の密閉が生じる。縁部54.
 56の一部が相互に適切に当接することにより、反応
用混合物の僅かな部分のみが前記開口スリット内に入り
込むのみとなり、そして硬化後に前記開ロスリットを密
閉する。
第6図は、カバー38の縁部54および56の構成を示
す第4図に類似した詳細図であり、この構成において、
カバー38の縁部54は縁部56よりも長くなっている
。矢印58で支持されているように、カバー38により
境界を設定された空洞内に反応用゛混合物BOを適切に
注入すると、第1型半割部12の保持部50を越えて突
出している縁部54が、保持部50の周りで、第2の短
い縁部56まで折畳まれる。この方法によると、発泡す
る反応用混合物の助力で、他の、または補足の補助手段
を用いることなく、前記カバーの密閉が行なわれる。第
6図において、参照数字44により第2型半割部の押圧
レバーが示されている。
第7図は、反応用混合物60を使用して後で発泡される
カバー36の詳細を示す第6図に類似した図であり、こ
のカバー38の両方の縁部54および56は、ほぼ等し
い長さとなっている。矢印58で示すように、反応用混
合物BOの適切な注入により、あるいは反応用混合物6
0の限界を設定された発泡により、両方の縁部54およ
び56が一猪に折畳まれ、これによっても、他の助力手
段を使用することなく、カバー38の密閉が、反応用混
合物60の発泡を助力にして達成される。
第5および7図において、縁部54ないし縁部54 .
 56は、矢印58により指示された反応用混合物60
の所定の発泡により補助される前には、細い破線により
初期位置にある状態に示され、縁部56の周りでの縁部
54の折畳み、あるいは両方の縁部54.56の一緒の
折畳みが行なわれ、これにより直接カバー36が密閉さ
れる。
鋳型10の型空洞20内で前記反応用混合物が発泡し、
そして硬化するとすぐに、前記押圧レバー44が揺動軸
46の周りで、第3図の破線で示されている位置へ揺動
されるとともに、滑り弁42が、第3図に示されている
開放位置へ引き戻される。同時に、またはその後、第2
型半割部14が第1型半割部12から引き離され、この
後、前記後で発泡されたクッション部材を第1型半割部
12から取り出すことができる。後で発泡されたクッシ
ョン部材は、乗り物のためのシ一ト枕、または例えばリ
ング状頭支えのように、一側で、多側で、および回転し
て自動的に閉じ込められる詰め物を有する、他の任意の
後で発泡されたクッション部材として使用することがで
きる。
前記各図において、個々の同等の部分のそれぞれは、同
一の参照数字で指示され、したがって、個々の図に関連
して、これらの全ての個別部分のそれぞれを詳細に説明
する必要はない。
各図に示されているクッション部材は、中央本体と、こ
の中央本体から遠ざかった取付け部とを有している。し
かし、そのクッション部材は、取付け部がなくて中央本
体のみを有してもよく、あるいは、中央本体がなく、か
つ取付け部がない状態に形成されてもよいことは、自明
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のクッション部材を製造する装置と、
この装置内で製造された後で発泡したクッション部材の
断面図である。 第2図は、第1図の断面線■−■線に沿う断面図である
。 第3図は、第1図に対応する断面図であって前記製造装
置のうちの本質的な要素を有しているその装置の上部の
みの断面図である。 第4図は、第1図の細部■の拡大図である。 第5図は、第4図において上方から矢印Vのまなざし方
向に見た詳細図である。 第6図は、前記クッション部材のカバーの縁部の他の構
或を示す第4図に類似した詳細図である。 第7図は、前記カバーの縁部の第3実施例を示す第4図
に類似した詳細図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カバー(36)により全方位を包囲され、かつ後
    で発泡されるクッション部材の製造方法であって、開口
    (40)を形成された前記カバー(38)が型(10)
    内に入れられ、この後、前記カバー(36)の開口(4
    0)を通して、前記カバー(36)により境界を設定さ
    れた空洞内に、反応用混合物が注入され、この反応用混
    合物は反応工程中に発泡するとともに、前記後で発泡さ
    れたクッション部材を形成しながら、前記カバー(36
    )に結合するようにした製造方法において、前記カバー
    (36)は、支援部(50)を形成された前記型(10
    )の第1型半割部(12)の中に入れられ、この際、前
    記支援部(50)は、開口スリットとして形成された前
    記カバー(36)の開口(40)の中へ突入し、この後
    、前記第1型半割部(12)が、前記型(10)の第2
    型半割部(14)により閉じられ、この型(10)は、
    1つの型位置と鋳込み位置との間で往復移動することが
    できる滑り弁(42)と、この滑り弁(42)に対して
    移動可能に装着された押圧レバー(44)とを備え、前
    記滑り弁(42)は、前記型(10)が閉鎖状態にある
    ときに、前記1つの型位置に位置し、つぎに、挿入部(
    48)を形成された前記押圧レバー(44)が、その挿
    入部(48)を前記カバー(38)の開口スリット(4
    0)内に挿入され、そして前記滑り弁(42)が前記鋳
    込み位置へ移動され、この際、前記カバー(38)が、
    その開口スリット(40)の一側を前記第1型半割部(
    12)の支援部(50)により保持され、そして前記開
    口スリット(40)のうちの対向する反対側が、前記第
    2型半割部(14)の滑り弁(42)に設けられた前記
    押圧レバー(44)の挿入部(48)により開かれ、こ
    のように開かれた前記カバー(36)の開口スリット(
    40)を通して、前記カバー(36)の空洞内に、注入
    ヘッド(52)により反応用混合物が導入され、続いて
    直ちに前記滑り弁(42)が前記1つの型位置へ戻され
    、この際同時に、前記開口スリット(40)が再び閉じ
    られ、そして前記空洞(20)内の反応用混合物が発泡
    し、これにより、前記カバー(36)が、前記閉鎖済み
    の型(10)の両方の型半割部(12、14)の内側輪
    郭(16、18)に対して、押し付けられることを特徴
    とする後で発泡されるクッション部材の製造方法。
  2. (2)前記カバー(38)が前記型(10)の第1型半
    割部(12)内に挿入される際、その開口スリット(4
    0)のうちの内側へ折畳まれた2つの縁部(54、56
    )が、前記第1型半割部(12)の支援部(52)に対
    して当接され、また、前記第2型半割部(14)の滑り
    弁(42)に対して移動可能に取り付けられた前記押圧
    レバー(44)の挿入部(48)が、前記カバー(36
    )の開口スリット(40)内への挿入の際に、前記カバ
    ー(36)の開口スリット(40)の内側へ折畳まれた
    両方の縁部(54、56)のうち、1つの縁部(54)
    に当接されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. (3)前記カバー(36)、もしくは前記開口スリット
    (40)の縁部(54、56)が、前記型(10)の第
    1型半割部(12)の支援部(50)上で、伸張状態に
    張り渡されることを特徴とする請求項1または2記載の
    方法。
  4. (4)前記第1型半割部(12)の支援部(50)上で
    内側へ折曲げられた縁部(54)と、前記押圧レバー(
    44)の挿入部(48)に当接し、かつ前記開口スリッ
    ト(40)に接する内側へ折曲げられた縁部(54、5
    6)とが、前記支援部(50)を越えて、および前記挿
    入部(48)を越えて、前記空洞(20)内に突入する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の方法。
  5. (5)前記内側へ折曲げられて前記空洞(20)内に突
    出している前記カバー(36)の縁部(54、56)が
    、的確に相互に当接し、この結果、前記開口スリット(
    40)が、前記反応用混合物の反応過程後に密閉される
    ことを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. (6)前記内側へ折曲げられて前記空洞(20)内に突
    出している前記カバー(36)の縁部(54、56)が
    、前記空洞(20)内に異なる長さに突入し、そして、
    前記反応用混合物の発泡の際に、前記長い方の縁部(5
    4)が前記短い方の縁部(56)に対して折畳まれるよ
    うに、前記反応用混合物が前記空洞(20)内へ導入さ
    れることを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. (7)前記カバー(36)の第1縁部(54もしくは5
    6)が、前記反応用混合物の発泡の際に、前記カバー(
    36)の第2縁部(56もしくは54)と一緒に、同一
    の方向へ折畳まれるように、前記反応用混合物が前記空
    洞(20)内へ導入されることを特徴とする請求項4記
    載の方法。
  8. (8)請求項1〜7いずれか1項記載の方法を実施する
    装置において、1つの型位置ないし鋳込み位置を占有す
    る型(10)の第1および第2型半割部(12、14)
    が備えられ、前記第1および第2型半割部は、前記1つ
    の型位置にあるとき、カバー(36)で被覆され後で発
    泡されるクッション部材に対応する空洞(20)の境界
    を設定し、前記第1型半割部(12)は、その縁部に、
    前記カバー(36)の開口スリット(40)の縁部(5
    4、56)を保持するための、前記型(10)の空洞(
    20)内へ突出した支援部(50)を備え、前記第2半
    割部(14)は、前記1つの型位置および前記鋳込み位
    置間で移動可能な滑り弁(42)と、この滑り弁(42
    )上に移動可能に取り付けられ、かつ挿入部(48)を
    有する押圧レバー(44)とを備え、前記挿入部(48
    )は、前記型(10)の1つの型位置において、前記カ
    バー(36)の開口スリット(40)内に挿入され、か
    つ前記第1型半割部(12)の支援部(50)に隣接す
    ることを特徴とする後で発泡されるクッション部材の製
    造装置。
  9. (9)前記支援部(50)が、前記カバー(36)の開
    口スリット(40)を長手に沿って伸張させるために、
    長手リップとして形成されていることを特徴とする請求
    項8記載の装置。
  10. (10)前記長手リップが、前記カバー(36)に形成
    された長手スリット(40)の延在長さよりも、幾分長
    い長さを有していることを特徴とする請求項9記載の装
    置。
  11. (11)前記押圧レバー(44)の挿入部(48)が、
    針もしくはピン形に形成されていることを特徴とする請
    求項8記載の装置。
  12. (12)前記押圧レバー(44)が、前記滑り弁(42
    )に対して揺動可能に取り付けられていることを特徴と
    する請求項8記載の装置。
  13. (13)前記鋳型(10)の第1型半割部(12)には
    、少なくとも、前記後で発泡されるクッション部材の中
    央本体(44)から遠ざかっている取付け部(26)を
    保持するために、保持機構(30)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項8〜12いずれか1項記載の装置
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