JPH03165810A - 密閉した真空状態から気体不純物を除去するための装置及び方法 - Google Patents

密閉した真空状態から気体不純物を除去するための装置及び方法

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JPH03165810A
JPH03165810A JP2118483A JP11848390A JPH03165810A JP H03165810 A JPH03165810 A JP H03165810A JP 2118483 A JP2118483 A JP 2118483A JP 11848390 A JP11848390 A JP 11848390A JP H03165810 A JPH03165810 A JP H03165810A
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container
oxygen
palladium
vacuum
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Isaac J Labaton
イサーク ジェイ.ラバトン
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Luz Industries Israel Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、密閉した真空状態から気体不純物を除去する
ための装置及び方法に関係し、特に、水素含有媒体を入
れている、あるいはその内部を水素含有媒体が流れる容
器またはパイプのための真空断熱ジャケットにおいて使
用される装置及び方法に関する。
(従来兜技術およびその課題〉 真空断熱ジャケットは、多様な応用分野で使用されてい
る。例えば有機熱移送流体を収容するチャンバへ太陽エ
ネルギーを吸収するある種の商業用工業太陽熱集熱器や
、油掘削システムに使用されるような蒸気を運ぶ地下パ
イプのための真空断熱ジャケットに使用される。真空断
熱ジャケットで覆われている容器またはパイプが水素含
有媒体を収容している時、水素原子もしくはその同位元
素が、水素含有媒体からパイプ壁を通って拡散により真
空ジャケット内へ浸透することが知られている。真空ジ
ャケット中の水素の蓄積によって、真空度が低下し、気
体伝導によって真空中に熱伝導が生じるために断熱特性
が破壊される。もちろん、ゲッター物質が、密閉真空か
ら一酸化炭素、酸素、窒素、炭化水素等の多様な気体不
純物を取り除くために使用されている。しかしながら、
ゲッター物質は、水素を吸収し十分に低圧力を維持する
能力が限られている。
本出願人により1988年3月23日に出願された米国
特許出願第173, 189号において、真空断熱ジャ
ケットから水素を除去するのに有効な水素ポンプが開示
されている。米国特許出願第173, 189号の開示
は、参考のためここに記載する。前記特許の水素ボンブ
発明では、水素ポンプは、真空断熱ジャケットの外部の
環境すなわち空気と接触していることが必要である。水
素ポンプは、商業用太陽熱集熱器の真空断熱パイプ(V
 I P)設備において良好に機能する一方、油掘削及
び採収作業に用いられる蒸気を運ぶ地下パイプの様なV
IP設備には適していない。
本発明の目的は、断熱材を形成する真空部分と接触して
いる物質を通して気体水素が浸透する真空断熱材の効率
を向上させる装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的は、真空断熱ジャケットから気体水素
を取り除く装置及び方法を提供すること、特に、装置と
環境との接触が必要でない装置及び方法を提供すること
である。
本発明のより詳細な目的は、水素を酸素と化合させて水
を形成し、その後このように形成された水を吸収するこ
とによって、真空断熱ジャケットから気体水素を取り除
く装置及び方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、真空断熱ジャケット中に存在
し得る他の気体および物質をもゲ・ソターにより取り除
く、気体水素を取り除く装置及び方法を提供することで
ある。
(問題点を解決するための手段〉 本発明の、真空断熱ジャケットから水素を除去するため
の装置は、水素が真空断熱ジャケット内に浸透する程度
の温度において水素含有媒体を入れている、あるいはそ
の内部に該水素含有媒体が流れる容器またはパイプのた
めの該真空断熱ジャ−8一 ケットから水素を除去するための装置であって、酸素あ
るいは酸素発生物質を収容するコンテナと、該コンテナ
内部に面する第1の面が比較的高い酸素圧及び比較的低
い水素分圧の領域にさらされる様に、かつ第2の面が比
較的低い酸素圧及び比較的高い水素分圧を有する真空に
さらされる様にコンテナを閉じるパラジウムあるいはパ
ラジウム合金膜とを備えており、水素が真空ジャケット
から酸素を含有するコンテナへ水素圧勾配に従って流れ
る際に、水素と酸素との化合により水を形成するための
触媒として該パラジウム膜が作用する。
本発明の装置は、水素が真空断熱ジャケット内に浸透す
る程度の温度において水素含有媒体を入れている、ある
いはその内部に該水素含有媒体が流れる容器またはパイ
プのための該真空断熱ジャケットから水素を除去するた
めの装置であって、酸素あるいは酸素発生物質および水
分吸収物質を収容するコンテナと、該コンテナ内部に面
する第1の面が比較的高い酸素圧及び比較的低い水素分
圧の領域にさらされる様に、かつ第2の面が比較=9ー 的低い酸素圧及び比較的高い水素分圧を有する真空にさ
らされる様にコンテナを閉じるパラジウムあるいはパラ
ジウム合金膜とを備えており、水素が真空ジャケットか
ら酸素を含有するコンテナへ水素圧勾配に従って流れる
際に、水素と酸素との化合により水を形或するための触
媒として該パラジウム膜が作用する。
本発明の装置は、前記コンテナが、塩素酸塩、過塩素酸
塩、過酸化物、及びアルカリもしくはアルカリ土類金属
のスーパーオキシド及びこれらの混合物でなる群から選
択される酸素発生物質を収容していてもよい。
本発明の装置は、前記水分吸収物質が脱水物質及びモレ
キュラーシーブでなる群から選択されてもよい。
本発明の装置は、前記水分吸収物質が水と反応して酸素
を発生し、次にその酸素が水素と反応して水を発生する
種類のものであってもよい。
本発明の装置は、前記水分吸収物質がアルカリ金属スー
パーオキシドであってもよい。
−IO− 本発明の装置は、前記コンテナが、真空断熱ジャケット
から他の気体不純物を取り除くためのゲッター物質によ
り形成されていてもよい。
本発明の装置は、前記コンテナ内の物質の気体及び蒸気
相から該コンテナ内の物質の圧縮相を分離するべく該コ
ンテナを2つの容量に分割するために該コンテナに取り
付けられた半透性の膜をさらに備えていてもよい。
本発明の、真空断熱ジャケットから水素を除去するため
の方法は、水素が真空断熱ジャケット内に浸透する程度
の温度において水素含有媒体を入れている、あるいはそ
の内部に該水素含有媒体が流れる容器またはパイプのた
めの該真空断熱ジャケットから水素を除去するための方
法であって、酸素あるいは酸素発生物質を収容し、パラ
ジウムまたはパラジウムの合金膜によって閉じられるコ
ンテナを真空断熱ジャケット内に配置するステップと、
該パラジウム膜の、該コンテナ内部に面する第1の面が
比較的高い酸素圧及び比較的低い水素分圧の領域にさら
され、該パラジウムあるいは−11一 パラジウム合金膜の第2の面が比較的低い酸素圧及び比
較的高い水素分圧を有する真空にさらされるように該コ
ンテナを配向するステップとを包含しており、これによ
って、水素が真空ジャケソトから酸素を含有するコンテ
ナへ水素圧勾配に従って流れる際に、水素と酸素との化
合によって水を形成するための触媒として該パラジウム
膜が作用する、真空断熱ジャケットから水素を除去する
本発明の方法は、前記酸素と水素との化合で発生した水
を吸収するためにコンテナ内部に水分吸収物質をさらに
配置するステップを包含していてもよい。
本発明の方法は、前記コンテナが塩素酸塩、過塩素酸塩
、過酸化物、及びアルカリもしくはアルカリ土類金属の
スーパーオキシド及びそれらの混合物でなる群から選択
される酸素発生物質を収容していてもよい。
本発明の方法は、前記水分吸収物質を脱水物質及びモレ
キュラーシーブでなる群から選択するステップを包含し
ていてもよい。
−12一 本発明の方法は、水と反応して酸素を発生し、次にその
酸素が水素と反応して水を発生する種類のものを前記水
分吸収物質として選択するステップを包含していてもよ
い。
本発明の方法は、前記水分吸収物質としてアルカリ金属
スーパーオキシドが選択されてもよい。
簡単に記載すれば、本発明の一実施例によれば、水素含
有媒体を入れている、あるいはその内部を水素含有媒体
が流れる容器またはバイブを囲む真空断熱ジャケットの
中にコンテナが置かれる。コンテナは、圧力をかけられ
た酸素を含むか、熱にさらされた時に酸素を遊離させる
物質、及び/あるいは水と反応して酸素を遊離させる物
質を含む。
コンテナは、パラジウム膜かパラジウム合金膜によって
密閉される。水分吸収物質がコンテナ内に配置される。
パラジウム膜は、コンテナ内部に面する一方の面をコン
テナ内部の酸素によって生じる比較的高い酸素圧及びコ
ンテナ内部の低い水素分圧の領域にさらされ、他方の面
を真空(低い酸素圧、および真空チャンバ壁と接触する
媒体からの水素の除気もしくは浸透の結果としてのより
高い水素分圧)にさらされる。パラジウムは、水素が真
空ジャケットからコンテナへ水素圧勾配に従って流れる
時に、水素と酸素との化合により水を形或する際の触媒
として作用する。この様に形成された水は、モレキュラ
ーシーブの様な適当な水分吸収材を使用してコンテナ内
で吸収される。
装置の使用法は、真空チャンバ内に装置を置くこと、又
は、同軸に配置されてその間に真空チャンバを構戊する
ふたつのパイプの間に装置を置くことを包含する。その
際には、パラジウムあるいはパラジウム合金膜が、蒸気
あるいは熱転送流体を収容するパイプの壁の表面の様な
高温の表面と熱伝導関係となるように配される。前記の
熱伝導関係は、伝導によって熱が転送されるような物理
的な接触であってもよく、あるいは熱が放熱により転送
されるような物理的な近接であってもよい。
本発明の他の目的及び利点は、添付図面と共に理解され
る本発明の好ましい実施例の詳細な説明で明らかとなる
であろう。
−14一 (実施例〉 図面を見る際に、図示された特定の細部は実施例のため
のみ及び説明の目的のためであることは、留意されるべ
きである。従って、本発明の基本理解に必要である以上
に詳しい本発明の構造的な詳細を示す図面を描く試みは
行われていないことを理解されるべきである。
第1図には、本発明の装置の概略断面図が示されている
。第1図に描かれた装置は、真空断熱ジャケットの断熱
効率を低下させる水素の蓄積を受けやすい真空断熱ジャ
ケット内部での使用を意図されていることは理解される
べきである。前記装置は、広く参考番号11で示され、
コンテナ12を備えている。コンテナ12は、最も広い
意味ではどの様な望ましい形でも良い。コンテナ12は
、一端に開口部を有し、該開口部はパラジウムもしくは
75%パラジウム、25%銀の様なパラジウム合金の膜
13で閉じられている。第1図に示される様に、膜13
は、機械的な支えとしてのみ機能する多孔性焼固物質ま
たは格子l4によって支えられ一15 ている。コンテナ12の内部は、酸素もしくは酸素発生
材料を含み、また水分を吸収する物質を含む。酸素発生
材料を選ぶ場合には、酸素を運び、熱的に不安定であり
かつ酸素に富む物質とするべきである。適切な例として
は、塩素酸塩、過塩素酸塩、過酸化物、及びアルカリも
しくはアルカリ土類金属のスーパーオキシド、例えば、
KC103、Nac104、Na202、BaO2、も
しくはKO2又はその混合物がある。
本発明が、適切な例として記載してあるだけの前記の特
に列挙された物質の使用に限定されないことは、理解さ
れるべきである。
水分を吸収する物質に関して、コンテナの内部は、Ca
C12、MgS04等の様な従来型の脱水物質を含有し
得る。これに代わるものとして、沸石として知られてい
る金属アルミノ珪酸塩で形成されたモレキュラーレシー
ブを使用し得る。沸石は、水の均衡圧力を比較的低く維
持し得る。
これに代わるものとして、コンテナの内部は、アルカリ
金属スーパーオキシドの様な物質を含有し得る。アルカ
リ金属スーパーオキシドは、水と反応して酸素を発生し
、その酸素は次に、水素と反応し水を発生する。適切な
物質は、KO2もしくはNaO2であり、これらは次の
様に反応し得る。
2KO2(固体) + H20 −一−→2KOH +
 3/202(気体)これらの場合には、システムの中
に02の初期量を含有することが好ましい。
コンテナ内部の酸素または酸素発生物質と水分吸収物質
との組合せは、第1図の参照番号16で示されている。
前記物質の組合せは、第1図に図式で描かれている様に
顆粒状態あるいは固体であり得る。本発明の目的のため
にはどちらの形態も適当である。
動作時において、第1図の装置は、パラジウムあるいは
パラジウム合金膜13の外部面が真空断熱ジャケット内
の真空にさらされる様に位置される。従って、パラジウ
ムあるいはパラジウム合金膜13では、コンテナ11内
部に面する第1の面がコンテナ内部の酸素によって生じ
る比較的高い酸素圧及び低い水素分圧の領域にさらされ
る。前記の膜の他方の第2の面は、真空断熱ジャケット
内部の真空、つまり、低い酸素圧、及び真空チャンバ壁
と接触する媒体からの水素の除気もしくは浸透の結果と
しての高い水素分圧にさらされる。
高水素圧力側から低圧力側への水素の流れ方向において
、パラジウムあるいはパラジウム合金を通しての水素の
浸透率は非常に高い。さらに、パラジウムあるいはパラ
ジウム合金膜は、水素が真空ジャケットからコンテナ1
1へ水素圧勾配に従って流れる時に、水素と酸素との化
合により水を形成する際の触媒として作用する。この様
にコンテナll内に形成された水は、モレキュラーシー
ブあるいは他の脱水物質によってコンテナ内で吸収され
る。
上記で説明された本発明の最も重要な利点は、第1図の
装置と均衡状態となる真空断熱ジャケット内の水素分圧
が、化学薬品が完全に消費されるまで、真空断熱ジャケ
ットの非熱伝導要求を満たす程十分に低く維持されるこ
とである。これは、よく知られているように、実際の容
量の10%分しか1g− 十分に低い水素分圧を維持せず、容量の90%が浪費さ
れる従来の高価なゲッター物質と著しい対照をなす。
コンテナの壁12は、ステンレススチール製であっても
よい。しかしながら、必要に応じて、真空断熱ジャケッ
トにさらされるコンテナの壁12は、少なくとも部分的
に従来のゲッター物質製であってもよい。この様なゲッ
ター物質は、一酸化炭素、酸素、窒素、炭化水素、水蒸
気、及び水素同位体を密閉した真空から取り除くのに広
く使用され、真空断熱ジャケットに対して従来のゲソタ
ー能力を提供する。
第2図を見ると、真空断熱ジャケット内における、第1
図で示されている様な装置の典型的な設置が示されてい
る。第1図で示された装置の同じ要素を参照するために
同じ参照番号が第2図で用いられている。第2図では、
媒体18を入れている、あるいはその内部を媒体18が
流れる内部パイプ17は、外部の囲いもしくはバイプ1
9によって同軸を有するように取り囲まれている。各パ
イブ間のスペース20は、パイブ17に対して真空断熱
ジャケットを形成するために真空状態にされている。第
2図で示された本発明の典型的な型では、商業用太陽熱
集熱器への応用が図示され、集熱鏡によって集められた
太陽エネルギーが内部パイプ17に届くように、外部の
囲いもしくはバイブはガラスである。バイプ17内部の
媒体は、適切な熱転送流体である。
第2図の装置11は、円筒形構造を有し、真空断熱ジャ
ケット20内に設置され、内部パイブl7と外部パイプ
もしくは囲い19との間のスペーサーとして機能する。
パラジウムあるいはパラジウム合金膜は、第2図に示さ
れる様に、システムの最も熱い部分、つまり内部パイプ
17の壁に面していなければならない。
第3図を見ると、本発明の装置と方法の他の実施態様が
図示されている。第l図と類似した第3図の配置では、
第1図及び第2図と同じ要素を識別するために同じ番号
が使用されている。第3図の実施態様と第1図の実施態
様との違いは、コンテナ12内部を容量22と容量23
に分ける半透性の膜21の使用である。容1t22は、
参照番号16で示される酸素発生物質及び水分吸収物質
を収容し、半透性の膜21は、 (容量22内に含まれ
る)コンテナ内部の圧縮相と(容量23内に含まれる)
気体および蒸気相とを分離するように機能する。ボリマ
ー及びシリコーンの様な物質が、半透性の膜に適切な物
質として知られている。
本発明は、特定の現在好ましい実施態様を参照して説明
されてきたが、図示され及び説明された特定の実施態様
に限定されるものではない。つまり、本発明の本来の意
図及び範囲から離れることなく本発明の装置及び方法の
多様な変更及び置換が可能であることは明らかである。
添付の特許請求の範囲は、それら全ての変形を包含する
ものであることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置の一実施例の概略断面図で
ある。 第2図は、真空断熱ジャケットから水素を取り除く装置
が、真空断熱ジャケットの壁の間に同軸を有するスペー
サーとして取り付けられている本発明の一実施例の概略
断面図である。 第3図は、第1図と類似した、本発明の他の実施例の概
略断面図である。 11...装置、12...コンテナ、13...パラ
ジウムあるいはパラジウム合金膜、14...格子、1
6...酸素又は酸素発生物質と水分吸収物質との組合
せ、17...内部パイプ、1g...媒体、19.,
.外部パイプ、20...真空断熱ジャケット、21.
..半透性の膜、22・23...容量以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水素が真空断熱ジャケット内に浸透する程度の温度
    において水素含有媒体を入れている、あるいはその内部
    に該水素含有媒体が流れる容器またはパイプのための該
    真空断熱ジャケットから水素を除去するための装置であ
    って、酸素あるいは酸素発生物質を収容するコンテナと
    、該コンテナ内部に面する第1の面が比較的高い酸素圧
    及び比較的低い水素分圧の領域にさらされる様に、かつ
    第2の面が比較的低い酸素圧及び比較的高い水素分圧を
    有する真空にさらされる様にコンテナを閉じるパラジウ
    ムあるいはパラジウム合金膜とを備えており、水素が真
    空ジャケットから酸素を含有するコンテナへ水素圧勾配
    に従って流れる際に、水素と酸素との化合により水を形
    成するための触媒として該パラジウム膜が作用する、真
    空断熱ジャケットから水素を除去するための装置。 2、水素が真空断熱ジャケット内に浸透する程度の温度
    において水素含有媒体を入れている、あるいはその内部
    に該水素含有媒体が流れる容器またはパイプのための該
    真空断熱ジャケットから水素を除去するための装置であ
    って、酸素あるいは酸素発生物質および水分吸収物質を
    収容するコンテナと、該コンテナ内部に面する第1の面
    が比較的高い酸素圧及び比較的低い水素分圧の領域にさ
    らされる様に、かつ第2の面が比較的低い酸素圧及び比
    較的高い水素分圧を有する真空にさらされる様にコンテ
    ナを閉じるパラジウムあるいはパラジウム合金膜とを備
    えており、水素が真空ジャケットから酸素を含有するコ
    ンテナへ水素圧勾配に従って流れる際に、水素と酸素と
    の化合により水を形成するための触媒として該パラジウ
    ム膜が作用する、真空断熱ジャケットから水素を除去す
    るための装置。 3、前記コンテナが、塩素酸塩、過塩素酸塩、過酸化物
    、及びアルカリもしくはアルカリ土類金属のスーパーオ
    キシド及びこれらの混合物でなる群から選択される酸素
    発生物質を収容する請求項2に記載の装置。 4、前記水分吸収物質が脱水物質及びモレキュラーシー
    ブでなる群から選択される請求項2に記載の装置。 5、前記水分吸収物質が水と反応して酸素を発生し、次
    にその酸素が水素と反応して水を発生する種類のもので
    ある請求項2に記載の装置。 6、前記水分吸収物質がアルカリ金属スーパーオキシド
    である請求項5に記載の装置。 7、前記コンテナが、真空断熱ジャケットから他の気体
    不純物を取り除くためのゲッター物質により形成される
    請求項2に記載の装置。 8、前記コンテナ内の物質の気体及び蒸気相から該コン
    テナ内の物質の圧縮相を分離するべく該コンテナを2つ
    の容量に分割するために該コンテナに取り付けられた半
    透性の膜をさらに備えている請求項2に記載の装置。 9、水素が真空断熱ジャケット内に浸透する程度の温度
    において水素含有媒体を入れている、あるいはその内部
    に該水素含有媒体が流れる容器またはパイプのための該
    真空断熱ジャケットから水素を除去するための方法であ
    って、 酸素あるいは酸素発生物質を収容し、パラジウムまたは
    パラジウムの合金膜によって閉じられるコンテナを真空
    断熱ジャケット内に配置するステップと、該パラジウム
    膜の、該コンテナ内部に面する第1の面が比較的高い酸
    素圧及び比較的低い水素分圧の領域にさらされ、該パラ
    ジウムあるいはパラジウム合金膜の第2の面が比較的低
    い酸素圧及び比較的高い水素分圧を有する真空にさらさ
    れるように該コンテナを配向するステップとを包含して
    おり、これによって、水素が真空ジャケットから酸素を
    含有するコンテナへ水素圧勾配に従って流れる際に、水
    素と酸素との化合によって水を形成するための触媒とし
    て該パラジウム膜が作用する、真空断熱ジャケットから
    水素を除去するための方法。 10、前記酸素と水素との化合で発生した水を吸収する
    ためにコンテナ内部に水分吸収物質をさらに配置するス
    テップを包含する請求項9に記載の方法。 11、前記コンテナが塩素酸塩、過塩素酸塩、過酸化物
    、及びアルカリもしくはアルカリ土類金属のスーパーオ
    キシド及びそれらの混合物でなる群から選択される酸素
    発生物質を収容する、請求項10に記載の方法。 12、前記水分吸収物質を脱水物質及びモレキュラーシ
    ーブでなる群から選択するステップを包含する請求項1
    0に記載の方法。 13、水と反応して酸素を発生し、次にその酸素が水素
    と反応して水を発生する種類のものを前記水分吸収物質
    として選択するステップを包含する請求項10に記載の
    方法。 14、前記水分吸収物質としてアルカリ金属スーパーオ
    キシドが選択される請求項13に記載の方法。
JP2118483A 1989-05-05 1990-05-07 密閉した真空状態から気体不純物を除去するための装置及び方法 Pending JPH03165810A (ja)

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