JPH03165521A - バンプの形成方法 - Google Patents

バンプの形成方法

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JPH03165521A
JPH03165521A JP30614189A JP30614189A JPH03165521A JP H03165521 A JPH03165521 A JP H03165521A JP 30614189 A JP30614189 A JP 30614189A JP 30614189 A JP30614189 A JP 30614189A JP H03165521 A JPH03165521 A JP H03165521A
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bump
bumps
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forming member
head
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Toshinori Kogashiwa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バンプの形成方法に関する。
さらに詳しくは、フリップチップボンディング法、テー
プキャリアボンディング法等のワイヤレスボンディング
法により半導体チップと基板とを接続する等の際の接続
電極を構成するバンプを形成する方法において、バンプ
の形成効率、製品精度等に係る改良に関する。
[従来の技術] 従来、バンプの形成方法としては、例えば、特開昭5(
1−119!151号公報に記載のものが知られている
この従来のバンプの形成方法は、ワイヤボンディングに
使用されるヘッド(キャピラリ)に挿通されているバン
プ材料としての金属ワイヤーの先端を加熱してボールを
形成し、このボールを半導体チップ等のバンプ被形成材
料に接着して金属ワイヤーから切断し、バンプを形成す
るものである。
[発明が解決しようとする課題] 前述の従来のバンプの形成方法では、バンプとなるボー
ルを金属ワイヤーから加熱手段等で切断する際に、切断
部分に波形面や糸引線等ができてしまうことから、バン
プの周囲部を損傷したり続く後工程における接着強度が
低下するため、形成されるバンプの製品精度に問題点を
有している。
さらに、組成の異なるバンプを含ませるためには、別工
程でバンプ形成する作業が必要となり、連続した一工程
での作業を行ない得ず、実施する装置構成が複雑でバン
プの形成効率も低いという問題点を有している。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は、製品精度の良好なバンプを簡単
な装置構成で効率的に形成することのできるバンプの形
成方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前述の目的を達成するため、本発明に係るバンプの形成
方法は、バンプ被形成部材を供給側から回収側へ間欠的
に搬送する移送路上に、金属ワイヤーを供給するヘッド
とリフロー炉とを配設し、前記ヘッドにより、各バンプ
被形成部材に金属ワイヤーの先端を加熱して形成したボ
ールを切断接着して複数個のバンプを連続的に形成した
後、バンプ被形成部材に形成されたバンプをリフロー炉
で加熱球状化してから、バンプ被形成部材を回収するこ
とを特徴とする手段を採用する。
[作用] 前述の手段によると、バンプ被形成部材を供給側から回
収側へ搬送する構成であるから、装置構成を極めて簡素
にすることができ、またバンプ被形成部材の略直線上の
連続的な送りの途中で複数個のバンプが連続的に形成さ
れることから、バンプの形成効率が極めて良好となる。
さらに、複数基並列されたヘッドで組成の異なる複数個
のバンプを夫々形成することから、連続する一工程でバ
ンプ形成を完了させることができ、またバンプ被形成部
材に形成されたバンプをリフロー炉で加熱球状化するこ
とから、バンプを形成する際の切断部分の不具合を防止
、修正することができる。
このため、製品精度の良好なバンプを簡単な装置構成で
効率的に形成することのできるバンプの形成方法を提供
するという目的が達成されることになる。
[実施例] 以下、本発明に係るバンプの形成方法の実施例を図面に
基いて説明する。
この実施例では、半導体チップからなるバンプ被形成部
材1に半田バンプ2を形成するに好適なものを示しであ
る。
この実施例を実施するための装置構成は、バンプ被形成
部材1の供給側に設備された連続的取出し機能を有する
多段積層形の供給側ケース3と、バンプ被形成部材1の
回収側に設備された連続的受入れ機能を有する多段積層
形の回収側ケース4との間に、供給側ケース3から取出
されたバンプ被形成部材1を連続的に回収側ケース4へ
送るベルトコンベア形の略直線的な移送路5を配設して
なる。
このような搬送部5の供給側ケース3寄りの上部には、
第1ヘツド6、第2ヘツド7、第3ヘツド8からなる3
基のヘッド6、 7. 8が移送路5の移送方向(バン
プ被形成材料1の送り方向)へ並列して配設されている
。このヘッド6.7.8はワイヤボンディングに使用さ
れているものと同構造のものであり、ヘッド6.7.8
に挿通されている半田バンプ材料としての金属ワイヤー
10゜11、12の先端を電気トーチ等で加熱してボー
ルH。
14、15を形成し、このボール13.14.15をバ
ンプ被形成材料1に接着して、さらに電気トーチ等で加
熱して金属ワイヤー10.11.12から切断し、バン
プ2を形成するものである。なお、各ヘッド6゜7.8
の金属ワイヤーill、 11.12は、同一組成とす
ることも可能であり、また異なる組成とすることも可能
である。さらに、Pb、 Sn、 Inのいずれか1つ
を主要元素とし、それに添加元素を配合した合金を急速
凝固法により細いワイヤー状に作製してなるもの(特願
昭62−HO595号参照)を金属ワイヤー10.11
.12として採用すると、ボール13゜14、 [5を
形成する際の加熱でボール13.14.15と金属ワイ
ヤー10. 11.12との間に引張強度を減少させる
組織変化現象が生じて降伏、破断が起こりやすくなるた
め、金属ワイヤー10.11.12からのボール13.
14.15の切断の際に加熱しなくとも、バンプ被形成
材料1に接着したボール13.14.15に対して金属
ワイヤー10.11.12を引張るだけで切断すること
ができるようになる。
なお、前記各ヘッド6、 7. 8の下方には、必要に
応じてヒータ20.21.22が設備される。
また、移送路5の回収側ケース4寄りには、バンプ被形
成部材1に形成されたバンプ2を加熱して球状化するリ
フロー類9が設備されている。
このような装置構成で実施される実施例によると、供給
側ケース3から取出されたバンプ被形成部材1は移送路
5によって回収側ケース4方向へ送られるが、この送り
の途中において、まず第1ヘツド6で図面布のバンプ2
が形成され、続いて第2ヘツド7で図面中央のバンプ2
.第3ヘツドで図面左のバンプ2が形成される。
即ち、バンプ被形成部材1の一方向(Y軸方向)へ3個
のバンプ2が連続的に形成されることになる。この連続
的なバンプ2の形成は、ヘッド6゜7.8が並列して各
ヘッド6.7.8間のバンプ2の形成工作が干渉しない
ため、極めて限定された狭い面積内でも可能である。
このように形成されたバンプ2はその切断部分に波形面
や糸引線等の不具合を有するが、そのまま移送路5によ
ってリフロー炉9に送られて加熱され、バンプ2が球状
化されて前記不具合が修正されることになる。
そして、バンプ2が修正されたバンプ被形成部材1は、
移送路5によって回収側ケース4に収納される。
このような略直線上でのバンプ被形成部材1の送りは、
供給側ケース31回収側ケース4間で連続的に行なわれ
ることになる。
上記ヘッドによるバンプ形成工程の変形例を何つか説明
する。
■ヘッドを第1〜第3ヘツドの中の1つ、例えば第1ヘ
ツド6のみとする方法。
この場合には第1ヘツド6をX軸方向、Y軸方向へ移動
自在とし、搬送されてきた被形成部材1がヘッド6下に
停止したときに、ヘッドが予め設定されたX−Y方向へ
移動しながら順次にバンプ2を被形成部材1上の所定位
置へ形成する。
■複数のヘッド、例えば第1〜第3ヘッド6′7゛、8
′をそれぞれX軸方向、Y軸方向へ移動自在としく第2
図)、各ヘッド6’ 、  7’8゛が前記■の方法で
被形成部材1上にバンプ2を形成する。
この場合には被形成部材1をヘッドの数分に相当するピ
ッチで間欠的に移送し、複数個(3個)の被形成部材1
上に同時にバンプ形成が可能である。
■上記■のさらに変形例であって、ヘッド6゜7″  
8゛のそれぞれに異なる組成の半田バンプ材料(金属ワ
イヤー)を供給する方法。
この場合には各ヘッド6”  7°  8°がそれぞれ
独立してX−Y軸方向へ移動可能に設定され、被形成部
材1が各ヘッド下に到達し停止する間に、予め設定され
た所定位置にバンプが形成される。
■第1〜第3ヘッドをそれぞれ複数個毎のヘッド6x、
 5b、  6C,7L  7C,8L  8b、 l
tcにより構成し、それらを固定状に配設する(第3図
)。
この方法においては所定位置のヘッド、例えば6a、 
7b、 8cに異なる組成の金属ワイヤーを供給するよ
うにし、被形成部材1上に異なる組成のバンプが形成さ
れる。
なお、バンプ被形成部材1は、半導体チップの外に半導
体ウェハ、基板等であっても差支えないものである。
[発明の効果] 以上のように本発明に係るバンプの形成方法は、バンプ
被形成部材を供給側から回収側へ略直線上を送る構成で
あることから、極めて簡素な装置構成で実施することが
できる効果がある。
さらに、バンプ被形成部材の連続的な送りで複数個のバ
ンプが連続的に形成されることから、バンプの形成効率
が極めて良好となる効果がある。
さらに、複数基並列されたヘッドで組成の異なる複数個
のバンプを夫々形成することから、斯る態様のバンプ形
成作業を連続した一工程で効率よく行なうことができ、
またバンプ被形成部材に形成されたバンプをリフロー炉
で加熱球状化することから、バンプを形成する際の切断
部分の不具合を防止、修正することができるため、形成
されるバンプの製品精度が良好になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図面は本発明に係るバンプの形成方法の実施例を実
施する装置構成例を示す側面図、第2図及び第3図はバ
ンプ形成工程の変形例を示すヘッドの配置平面図である
。 1・・・バンプ被形成部材 2・・・バンプ 3・・・供給側ケース(供給側) 4・・・回収側ケース(回収側) 5・・・搬送部 6、 7. 8・・・ヘッド 6’ 、 7’ 、 8°・・・ヘッド9・・・リフロ
ー炉 10、 If、 12・・・金属ワイヤー13、14.
15・・・ボール 特 許 出 願 人 田中電子工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)バンプ被形成部材を供給側から回収側へ間欠的に
    搬送する移送路上に、金属ワイヤーを供給するヘッドと
    リフロー炉とを配設し、前記ヘッドにより、各バンプ被
    形成部材に金属ワイヤーの先端を加熱して形成したボー
    ルを切断接着して複数個のバンプを連続的に形成した後
    、バンプ被形成部材に形成されたバンプをリフロー炉で
    加熱球状化してから、バンプ被形成部材を回収すること
    を特徴とするバンプ形成方法。
  2. (2)上記ヘッドが移送方向に沿って複数基並設されて
    いる請求項第1項記載のバンプ形成方法。
  3. (3)上記複数基のヘッドが組成の異なる金属ワイヤー
    を供給する請求項第2項記載のバンプ形成方法。
  4. (4)請求項第2項において、さらにヘッドが移送方向
    と直交する方向へ複数基並設され、それらのヘッドが組
    成の異なる金属ワイヤーを供給するヘッドを含むバンプ
    形成方法。
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