JPH03165433A - イオン注入装置 - Google Patents
イオン注入装置Info
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- JPH03165433A JPH03165433A JP2306988A JP30698890A JPH03165433A JP H03165433 A JPH03165433 A JP H03165433A JP 2306988 A JP2306988 A JP 2306988A JP 30698890 A JP30698890 A JP 30698890A JP H03165433 A JPH03165433 A JP H03165433A
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/04—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
- H01L21/18—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
- H01L21/26—Bombardment with radiation
- H01L21/263—Bombardment with radiation with high-energy radiation
- H01L21/265—Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation
-
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- H01J37/02—Details
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- H01J37/08—Ion sources; Ion guns
-
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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-
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- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/30—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
- H01J37/317—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
- H01J37/3171—Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation for ion implantation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ワークピースを処理するためのイオンビーム
な備えるイオン源、特に半導体材料を形成するための基
板にイオンをドーピングするのに適したイオン打込み装
置に関する。
な備えるイオン源、特に半導体材料を形成するための基
板にイオンをドーピングするのに適したイオン打込み装
置に関する。
(従来の技術)
半導体ウェハのドーピング工程において、制御された径
路に沿う固定したイオンビームに対してウェハを移動さ
せることは一般に知られた技術であり、この場合ウェハ
に衝突するイオンビームの密度は、均一でかつイオンビ
ームに対してウェハ軌道位置を修正することにより制御
できるようになっている。
路に沿う固定したイオンビームに対してウェハを移動さ
せることは一般に知られた技術であり、この場合ウェハ
に衝突するイオンビームの密度は、均一でかつイオンビ
ームに対してウェハ軌道位置を修正することにより制御
できるようになっている。
イオン打込み機は、イオン源、所望のエネルギーレベル
でイオン源によって放出されたイオンを加速する加速装
置、および半導体ウェハ等のワークピースへのイオンビ
ーム処理に対して使用するイオンの良好に特定された質
量をイオンビームからそらすための質量分離器等のアナ
ライザーとを含む構成からなる。
でイオン源によって放出されたイオンを加速する加速装
置、および半導体ウェハ等のワークピースへのイオンビ
ーム処理に対して使用するイオンの良好に特定された質
量をイオンビームからそらすための質量分離器等のアナ
ライザーとを含む構成からなる。
イオンビームをドリフト空間および通常の光学要素を介
して効果的に搬送するために、イオンビーム内の分散度
を均一にしなければならない。
して効果的に搬送するために、イオンビーム内の分散度
を均一にしなければならない。
シリコンウェハへの軌道径路におけるイオンビームの形
状を制御するのに役立つ技術としては、空間電荷の中性
化があり、これは負の帯電粒子が制御された密度でイオ
ンビーム内に注入され、ビームの空間電荷を中性化する
。
状を制御するのに役立つ技術としては、空間電荷の中性
化があり、これは負の帯電粒子が制御された密度でイオ
ンビーム内に注入され、ビームの空間電荷を中性化する
。
この工程では、ビーム内のイオンが軌道径路に沿って衝
突位置へ移動するに従い、イオンビームをより拡散させ
る反発作用を伴なうので、空間電荷が減少する傾向を呈
する。
突位置へ移動するに従い、イオンビームをより拡散させ
る反発作用を伴なうので、空間電荷が減少する傾向を呈
する。
イオンビーム断面の全体にわたって制御を維持するため
の代表的な従来技術では、ビームの焦点装置を含んでお
り、この装置はビーム軌道に沿ってイオンビームを制御
するための作用力でイオンビーム内のイオンを偏向する
。
の代表的な従来技術では、ビームの焦点装置を含んでお
り、この装置はビーム軌道に沿ってイオンビームを制御
するための作用力でイオンビーム内のイオンを偏向する
。
このような作用力は、特定形状のイオンビームでの空間
電荷反発作用による理論的期待値に基づくビームモデル
の使用を含むものであった。
電荷反発作用による理論的期待値に基づくビームモデル
の使用を含むものであった。
より明確には、矩形又は円形断面を有するイオンビーム
を用いる技術が知られており、この形状のイオンビーム
の拡散過程は理論的にモデル化されてきた。イオンビー
ムの電荷分布およびイオンビームの均一性についての理
論モデルでは、矩形ゲームの長平方向において電界勾配
が生じないということが確かめられている。
を用いる技術が知られており、この形状のイオンビーム
の拡散過程は理論的にモデル化されてきた。イオンビー
ムの電荷分布およびイオンビームの均一性についての理
論モデルでは、矩形ゲームの長平方向において電界勾配
が生じないということが確かめられている。
(発明が解決しようとする課題)
矩形ビームにおける均一なビーム密度は、ビームのエツ
ジでシャープな不連続性を有する電界勾配分布の結果で
ある。このため長いイオンビーム軌道の全体にわたり均
一性を保つことは不可能な状況にある。
ジでシャープな不連続性を有する電界勾配分布の結果で
ある。このため長いイオンビーム軌道の全体にわたり均
一性を保つことは不可能な状況にある。
それ故、どのようなビーム分布で、その結果生じた空間
電荷勾配が矩形ゲームによって実際に得られるか、また
イオンビームをフォーカスする形においてどのようなス
テップが矩形ビーム上に実施されうるかといった問題が
提起される。
電荷勾配が矩形ゲームによって実際に得られるか、また
イオンビームをフォーカスする形においてどのようなス
テップが矩形ビーム上に実施されうるかといった問題が
提起される。
矩形ビームで得られる電界の勾配分布におけるシャープ
な不均一性は円形ビームでは見られない、電流密度は、
ビームの中心までの半径が増加するにつれ均一性が低下
する。これはイオンビームのモデリングを単純化するが
、低電流に帰因するもので、イオン打込み効果を減する
。
な不均一性は円形ビームでは見られない、電流密度は、
ビームの中心までの半径が増加するにつれ均一性が低下
する。これはイオンビームのモデリングを単純化するが
、低電流に帰因するもので、イオン打込み効果を減する
。
以上のような事情に鑑みて1本発明の目的は矩形ビーム
において得られる電界勾配のシャープな不連続性を生じ
させないように良好なイオンビームを維持できるイオン
打込み装置およびそのビーム発生方法を提供することで
ある。
において得られる電界勾配のシャープな不連続性を生じ
させないように良好なイオンビームを維持できるイオン
打込み装置およびそのビーム発生方法を提供することで
ある。
(課題を解決するための手段および作用)上記目的を達
成するために本発明は特許請求の範囲に記載する構成を
有する。
成するために本発明は特許請求の範囲に記載する構成を
有する。
このイオン打込み装置は軌道径路に沿ってイオンビーム
を指向させてワークピースにイオンを衝突させる6本装
置はイオン閉込め室を含むイオン源を有し、このイオン
室は楕円形状に形造られる放出口用の延長スロットを有
する。このイオン室から放出するイオンはこうしてほぼ
楕円形状のイオンビームを形成する。
を指向させてワークピースにイオンを衝突させる6本装
置はイオン閉込め室を含むイオン源を有し、このイオン
室は楕円形状に形造られる放出口用の延長スロットを有
する。このイオン室から放出するイオンはこうしてほぼ
楕円形状のイオンビームを形成する。
質量分離器はイオン源から放出するイオンビームを捕ら
え、適当な質量のイオンをワークピースの打込みステー
ションへの衝突軌道に従わせる。ワークピースの打込み
ステーションを画定する構造体はイオン衝突軌道に従う
イオンによってイオンビーム処理のための1つ又はそれ
以上のワークピースを位置決める。
え、適当な質量のイオンをワークピースの打込みステー
ションへの衝突軌道に従わせる。ワークピースの打込み
ステーションを画定する構造体はイオン衝突軌道に従う
イオンによってイオンビーム処理のための1つ又はそれ
以上のワークピースを位置決める。
イオン源における楕円形状の放出口の使用によって、イ
オンビームの鮮明度がイオン流の不当な犠牲なしにイオ
ンビームの長さに沿って容易に維持されることになる。
オンビームの鮮明度がイオン流の不当な犠牲なしにイオ
ンビームの長さに沿って容易に維持されることになる。
イオンビームを容易に維持できることから、ビーム径路
に沿う構造がより単純化されかつコストを低下させるこ
とができる6イオン源とワークピース処理ス°チージョ
ン間の物理的分離を増加することが可能である。
に沿う構造がより単純化されかつコストを低下させるこ
とができる6イオン源とワークピース処理ス°チージョ
ン間の物理的分離を増加することが可能である。
イオン源に密接に隣接して配置された引出し電極組立体
は、イオン源がら離れるイオンを加速する多数組の電極
を有する。この多数組の一方又は他方の1f極は所望の
引出しエネルギーに依存して配置されるので、イオンを
質量分離器に到達する前に特定の引出しエネルギーに加
速することができる。
は、イオン源がら離れるイオンを加速する多数組の電極
を有する。この多数組の一方又は他方の1f極は所望の
引出しエネルギーに依存して配置されるので、イオンを
質量分離器に到達する前に特定の引出しエネルギーに加
速することができる。
(実施例)
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はイオン源10の好ましい構成を示すもので、こ
のイオン源10はシリコンウェハ等の処理用ワークピー
スに適するイオンビームを発生する。
のイオン源10はシリコンウェハ等の処理用ワークピー
スに適するイオンビームを発生する。
イオン源10は接地された真空室12に配置され調整可
能な支持体14に取付けられている。
能な支持体14に取付けられている。
第1図に示すこのイオン源1oはイオン化ガスが室16
(第3図参照)内に導かれる形式であり、室内に支持さ
れたフィラメント18に電圧を印加して活性化電子を室
内に放出するとともにガス分子に衝突させてイオンを生
じさせる。
(第3図参照)内に導かれる形式であり、室内に支持さ
れたフィラメント18に電圧を印加して活性化電子を室
内に放出するとともにガス分子に衝突させてイオンを生
じさせる。
イオンは引出し電極組立体20 (第2図参照)により
発生した電界の影響に基づいてイオン源から放出する。
発生した電界の影響に基づいてイオン源から放出する。
この電界は分離磁石22に導く初期軌道に沿ってイオン
を加速する。分離磁石22はイオンの質量に依存する仕
方でイオンを偏向させることによりイオンビームを分解
する。特定のイオン質量以外の質量でイオンビームから
分解されるイオンがイオン源から放出する。
を加速する。分離磁石22はイオンの質量に依存する仕
方でイオンを偏向させることによりイオンビームを分解
する。特定のイオン質量以外の質量でイオンビームから
分解されるイオンがイオン源から放出する。
適切な質量のイオンは、分解磁石から放出され、その後
イオンは付加’T4h構造体32によってほぼ直線の径
路30に沿って加速される。
イオンは付加’T4h構造体32によってほぼ直線の径
路30に沿って加速される。
所望の打込みエネルギーで加速されたイオンは、ウェハ
支持体35を囲む第2真空室34内に入り、支持体35
がこのイオンを捕える軌道径路に沿って多数のシリコン
ウェハを移動する。これによりシリコンウェハをドープ
してウェハに半導体の特性を与えてICや類似物の組立
品に用いることができるようにする。
支持体35を囲む第2真空室34内に入り、支持体35
がこのイオンを捕える軌道径路に沿って多数のシリコン
ウェハを移動する。これによりシリコンウェハをドープ
してウェハに半導体の特性を与えてICや類似物の組立
品に用いることができるようにする。
ウェハに関する付加的な処理ワークステーションについ
ては、米国特許筒4.419.584号明細書で論じら
れており、本明細書においても参考として包含されてい
る。
ては、米国特許筒4.419.584号明細書で論じら
れており、本明細書においても参考として包含されてい
る。
イオン源10は第2図および第3図において詳細に示さ
れている。イオン室16は直線で囲まれた形状の容積を
有し、好ましいイオンビームエネルギーとして5KV〜
80KVの電圧にバイアスされている。イオン室16は
ほぼ平らな内壁面で囲まれており、この壁は室内にイオ
ン化ガスの望ましい集中をもたらす。このガスはガス源
(図示路)に連結された導管を介して後部壁4Iにある
開口40を通り室の内部に分配される。
れている。イオン室16は直線で囲まれた形状の容積を
有し、好ましいイオンビームエネルギーとして5KV〜
80KVの電圧にバイアスされている。イオン室16は
ほぼ平らな内壁面で囲まれており、この壁は室内にイオ
ン化ガスの望ましい集中をもたらす。このガスはガス源
(図示路)に連結された導管を介して後部壁4Iにある
開口40を通り室の内部に分配される。
フィラメント18(第3図参照)は、ワイヤの単一ルー
プで形成され、フィラメントに適合する2つの孔を有す
る端部壁42によって支持されている。絶縁体43はフ
ィラメント18に加えられる電気的なバイアスから端部
壁42を分離する。
プで形成され、フィラメントに適合する2つの孔を有す
る端部壁42によって支持されている。絶縁体43はフ
ィラメント18に加えられる電気的なバイアスから端部
壁42を分離する。
フィラメント18に外部電源により約−100Vの電圧
が印加されているので、高エネルギーの電子が放出され
室内を移動する。そして電子は室I6内のガス分子と衝
突する。
が印加されているので、高エネルギーの電子が放出され
室内を移動する。そして電子は室I6内のガス分子と衝
突する。
ガス分子に衝突しない電子は、負の電位(はぼ−105
V)に保たれるとともに絶縁体46を支持する壁45か
ら離間したレベラー板44によって室16の内部に跳ね
返される。イオン化が起こると室内のイオン集中は増加
し、それらのイオンのいくらかは前側壁52の楕円形状
の放出口50を通って室から放出される。
V)に保たれるとともに絶縁体46を支持する壁45か
ら離間したレベラー板44によって室16の内部に跳ね
返される。イオン化が起こると室内のイオン集中は増加
し、それらのイオンのいくらかは前側壁52の楕円形状
の放出口50を通って室から放出される。
前側壁52に形成される放出口50は後側壁42に対し
ほぼ平行に離間し、かつ方向づけられている。
ほぼ平行に離間し、かつ方向づけられている。
壁52は室16から分離しつる別個に機械加工された金
属開口ブレート54(第6図参照)で形成されている。
属開口ブレート54(第6図参照)で形成されている。
これにより1つのイオン室に異なる形状の放出口を使用
することを可能にするとともにイオン源の周期的なメイ
ンテナンスを容易にすることができる。
することを可能にするとともにイオン源の周期的なメイ
ンテナンスを容易にすることができる。
第2図において一部断面で示すように、引出し電極組立
体20は2つの電界を定める引出し電極60.62を含
み、これらの電極は開口ブレート54の放出口50に対
して位置決めされている。
体20は2つの電界を定める引出し電極60.62を含
み、これらの電極は開口ブレート54の放出口50に対
して位置決めされている。
電極60は電気的に一2KVにバイアスされかつ放出口
50に到達するイオンを加速する電極を作り出すために
接地されている。放出口50に最も接近して配置された
第1電極60はほぼ円形で支持部材66に電極60を結
合する3つの連結棒64によって支持されている。
50に到達するイオンを加速する電極を作り出すために
接地されている。放出口50に最も接近して配置された
第1電極60はほぼ円形で支持部材66に電極60を結
合する3つの連結棒64によって支持されている。
電極60は互いにほぼ平行に指向されている2つの延長
されたスロット67、68を画定する。
されたスロット67、68を画定する。
この電極組立体20は、2つのスロット67、68の一
方又は他方が室16から放出口50を通って放出するイ
オンを電極を介して加速するように位置決めされている
。
方又は他方が室16から放出口50を通って放出するイ
オンを電極を介して加速するように位置決めされている
。
第2図によれば、第2外側電極62はスロット67の近
(にある内側電極60から離間しており、接地電位に保
たれている。第2図および第4図においてより明確に示
されるように、矩形状の支持部材70はこれを貫通し第
2電極に取付けられるコネクター63によって第2電極
62を固定する。支持体70はさらにコネクター73に
よってブラケット72に連結される。
(にある内側電極60から離間しており、接地電位に保
たれている。第2図および第4図においてより明確に示
されるように、矩形状の支持部材70はこれを貫通し第
2電極に取付けられるコネクター63によって第2電極
62を固定する。支持体70はさらにコネクター73に
よってブラケット72に連結される。
コネクター73をゆるめ、そしてブラケット72に対し
て支持体70を上下方向に移動すると、プレート62の
位置はプレート60に対して調整される。
て支持体70を上下方向に移動すると、プレート62の
位置はプレート60に対して調整される。
また、支持体70は適当なネジ付コネクター74によっ
てイオンビームの軌道に沿って延在し、矩形平面がある
金属シールド板76に取付けられる。
てイオンビームの軌道に沿って延在し、矩形平面がある
金属シールド板76に取付けられる。
イオンビームが開口ブレート60の延長スロット67を
一度通過すると、このビームは電極62および支持体7
0における開ロア7、78を通過し、シールド板76に
より定められた間隔を通過する。
一度通過すると、このビームは電極62および支持体7
0における開ロア7、78を通過し、シールド板76に
より定められた間隔を通過する。
コネクター80は支持体70を貫通して延び電気的に非
導電性のスペーサ82に取付けられており、このスペー
サは電極60と支持体70の間に固定されている6図示
しない同様のコネクターが電極プレート60を貫通して
これらのスペーサ82に結合される。
導電性のスペーサ82に取付けられており、このスペー
サは電極60と支持体70の間に固定されている6図示
しない同様のコネクターが電極プレート60を貫通して
これらのスペーサ82に結合される。
異なるイオン引出しを与える電極組立体20は第2引出
し電極によって励起される。支持体70を側方にシフト
することにより、プレート60内の第2延長スロツト(
第5図参照)は、放出口から出るイオンが電極60を通
過するように位置決めされる。このように位置決めされ
ると、イオンはネジ付きコネクター86によってプレー
ト60に取付けた金属プレート84のスロット82を通
過する。支持体70はイオンが通過する延長スロット9
0を画定する。
し電極によって励起される。支持体70を側方にシフト
することにより、プレート60内の第2延長スロツト(
第5図参照)は、放出口から出るイオンが電極60を通
過するように位置決めされる。このように位置決めされ
ると、イオンはネジ付きコネクター86によってプレー
ト60に取付けた金属プレート84のスロット82を通
過する。支持体70はイオンが通過する延長スロット9
0を画定する。
第6図〜第10図には開口ブレート54および放出口5
0の詳細が示されている。プレート54は金属板で鋳物
プレートを機械加工により製作される。このプレート5
4は4隅にそれぞれスロット110を有し、このプレー
ト54をイオン室16に取付けかつ取り外し可能にする
。
0の詳細が示されている。プレート54は金属板で鋳物
プレートを機械加工により製作される。このプレート5
4は4隅にそれぞれスロット110を有し、このプレー
ト54をイオン室16に取付けかつ取り外し可能にする
。
イオン放出口50はほぼ楕円形状に延ばされている。こ
の放出口の長さ方向の最大径は約2.00インチで幅方
向の最小径は約0.15フインチである。プレート54
はその外縁から内方へ放出口50の領域まで厚さが減少
するように加工されている。放出口50の両側は、傾斜
面112.114 (第10図参照)を形成するように
傾斜している。
の放出口の長さ方向の最大径は約2.00インチで幅方
向の最小径は約0.15フインチである。プレート54
はその外縁から内方へ放出口50の領域まで厚さが減少
するように加工されている。放出口50の両側は、傾斜
面112.114 (第10図参照)を形成するように
傾斜している。
イオン室の内部に面するプレート54の平面図(第6図
)から明らかなように、傾斜面112は放出口50から
離れる方に傾斜し、長円形状の変位ライン116に沿う
ほぼ平らな壁面52aに至る。
)から明らかなように、傾斜面112は放出口50から
離れる方に傾斜し、長円形状の変位ライン116に沿う
ほぼ平らな壁面52aに至る。
第7.8および10図において最も明らかなように、傾
斜面114はプレート54の放出口が外方に拡がるよう
に傾斜しており、プレート54の長平方向に沿って延び
るトラフ120を形成する。
斜面114はプレート54の放出口が外方に拡がるよう
に傾斜しており、プレート54の長平方向に沿って延び
るトラフ120を形成する。
プレート54の両側のいずれかの縁に沿って延長ノツチ
122.224が延びている。低エネルギーのイオンで
は、引出し電極組立体20は室16に対してきわめて接
近するように移動される。
122.224が延びている。低エネルギーのイオンで
は、引出し電極組立体20は室16に対してきわめて接
近するように移動される。
第2図および第5図では、電極60(又はこれに取付け
られたプレート84)はイオンが電極を通過する領域で
わずかに凸状となっているにのノツチ122.124に
より電極にパターンを形成しなくてもプレート54に触
れることなくこのプレートに近づけることが可能となる
。また、トラフ120は電極部分を室16に対してきわ
めて近接した位置に持ってくることを可能にする。
られたプレート84)はイオンが電極を通過する領域で
わずかに凸状となっているにのノツチ122.124に
より電極にパターンを形成しなくてもプレート54に触
れることなくこのプレートに近づけることが可能となる
。また、トラフ120は電極部分を室16に対してきわ
めて近接した位置に持ってくることを可能にする。
トラフ120および傾斜面112の形状により放出口5
0の領域での電界が確定し、イオン源から放出するイオ
ンが加速されて電極組立体20を通過する。
0の領域での電界が確定し、イオン源から放出するイオ
ンが加速されて電極組立体20を通過する。
(発明の効果)
本発明によればイオンビームが楕円形状の放出口から放
射されるので、矩形又は円形ビームよりも中間電荷分布
を均一にしてイオンビームの拡散を防止することができ
る。
射されるので、矩形又は円形ビームよりも中間電荷分布
を均一にしてイオンビームの拡散を防止することができ
る。
第1図はシリコンウェハのイオンビーム処理に適したイ
オン注入装置の概略構成図、第2図は楕円形状のイオン
ビームを与えるイオンビーム源および抽出電極構造を示
す側面図。 第3図は第2図の3−3線に沿って見た正面図、 第4図はイオンビーム源から出力するイオンを加速する
抽出電極を示す平面図、 第5図は第4図の5−5線に沿って見た断面図、 第6図はイオン源の内部から見られるプレートに形成す
る開口を示す断面図、 第7図は第6図の7−7線に沿って見た開口ブレートの
断面図、 第8図はこのプレートの外側対向面を示す開口ブレート
の平面図、 第9図は第7図の9−9線に沿って見た断面図、 第10図は第9図の拡大断面図である。
オン注入装置の概略構成図、第2図は楕円形状のイオン
ビームを与えるイオンビーム源および抽出電極構造を示
す側面図。 第3図は第2図の3−3線に沿って見た正面図、 第4図はイオンビーム源から出力するイオンを加速する
抽出電極を示す平面図、 第5図は第4図の5−5線に沿って見た断面図、 第6図はイオン源の内部から見られるプレートに形成す
る開口を示す断面図、 第7図は第6図の7−7線に沿って見た開口ブレートの
断面図、 第8図はこのプレートの外側対向面を示す開口ブレート
の平面図、 第9図は第7図の9−9線に沿って見た断面図、 第10図は第9図の拡大断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)移動経路に沿ってイオンビームを指向してワーク
ピースにイオンを衝突させるために、イオンを閉込める
室(16)を画定する構造でなるイオン源(10)と;
前記イオン室 (16)のガラス分子と衝突し、そしてこれらの分子を
イオン化させるための活性化電子を供給するためにイオ
ン室内に取付けられた電子源(18)と;イオンビーム
を捕えて適当な質量のイオンをワークピースへの衝突軌
道に従わせるための質量分離手段(22)と;ワークピ
ースの打込みステーション(35)を画定し、前記イオ
ン衝突軌道に従うイオンによってイオンビーム処理する
ための1つ又はそれ以上のワークピースを位置決める構
造体と;前記ステーション(35)で1つ以上のワーク
ピースと衝突する前に望ましいエネルギにイオンを加速
するビーム加速手段(32)とを備え、 前記イオン閉込め室は、イオンをこのイオ ン室から放出させるとともにほぼ楕円形状のイオンビー
ムを形成するための楕円形状の放出口(50)を含んで
いることを特徴とするイオン打込み装置。 (2)イオン源に対して位置決められ、少なくと も2
つの異なる形状の連続する開口の組 (67、68)を形成し、 楕円形状の放出口を通って放出するイオン を加速し、このイオンが前記組の選択した 1つの開口を通過するように調整可能なイオン引出し電
極組立体(20)をさらに含んでいる請求項1記載の装
置。 (3)楕円形状の放出口(50)はイオン室の壁部材(
54)に形成されており、この放出口はその外縁の周囲
に第1の厚さを有し、この外縁は外周縁の回りの第1の
厚さから楕円形状の放出口と境する領域へその厚さを減
らすように傾斜していることを特徴とする請求項1記載
の装置。 (4)壁部材(54)がこの両面から内方に向つて先細
る楕円形状の放出口を形成していることを特徴とする請
求項3記載の装置。 (5)移動径路に沿ってイオンビームを指向してワーク
ピースにイオンを衝突させるために、イオンを閉込める
室(16)を画定する構造であって、このイオン室(1
6)からイオンを放出させるためのイオン放出口(50
)を備えてイオンビームを形成するイオン源(10)と
; 前記イオン室のガラス分子と衝突し、そし てこれらの分子をイオン化させるための活性化電子を供
給するためにイオン室内に取付けられた電子源(18)
と; イオン源から放出するビーム内でイオンを 加速するビーム引出し手段(20)と; イオンビームを捕えて適当な質量のイオン をワークピースへの衝突軌道に従わせるための質量分離
手段(22)と; ワークピースの打込みステーション(35)を画定し、
前記イオン衝突軌道に従うイオンによってイオンビーム
処理するための1つ又はそれ以上のワークピースを位置
決める構造体とを備え、 前記イオン放出口は、その中心部近くに最 大幅を有し、かつこの最大幅から湾曲端部に向ってその
幅が狭まっている延長スロットからなることを特徴とす
るイオン打込み装置。 (6)ビーム引出し手段はイオン源に対して位置決めら
れる引出し電極組立体(60、62)からなり、この組
立体が少なくとも2つの異なる形状の連続する開口(6
7、68)の組を形成して楕円形状の放出口を通って放
出するイオンを加速し、このイオンが前記組の選択した
一方を通過するように調整可能であることを特徴とする
請求項5記載の装置。 (7)放出口(50)は、イオン室の壁部(54)に形
成され、前記壁部の外周縁の回りの第1の厚さから前記
放出口の延長スロットと境する領域へ向け先細っている
ことを特徴とする請求項5記載の装置。 (8)放出口の最大開口幅が延長スロットの長さの1/
10よりも小さいことを特徴とする請求項5記載の装置
。 (9)イオン室の壁部に形成する放出口は、この壁部の
いずれか一方の側面から延長スロットと境する領域に向
けて内方に先細っていることを特徴とする請求項7記載
の装置。 (10)壁部の内方に先細った部分は、その放出側にあ
ってトラフ(120)を形成し、該トラフは放出口領域
における電界の一部を定めることを特徴とする請求項9
記載の装置。 (11)イオン化ガスを含む領域内に高エネルギー電子
を放射してガス分子をイオン化し、 前記領域内に作り出されたイオンをほぼ楕 円形状に形造られ可変の幅を有する延長した放出口(5
0)を通って前記領域から放出させ、さらに 放出口と引出し電極との間に加速電界を作 り出すためのスロットを有し、このスロットを通過する
イオンを加速するために、少なくとも2組の離間した引
出し電極(60、62)にバイアスを加えて放出口から
放出されるイオンを引きつける、各ステップを含むイオ
ン ビーム発生方法。 (12)少なくとも2つ以上の引出し電極からなる2組
が、共通の支持体に取付けられ、前記組の適切な一方が
イオンを引きつけるために放出口に対して位置決めされ
ていることを特徴とする請求項11記載の方法。
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US436296 | 1989-11-13 | ||
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---|---|
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JP2016081753A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 住友重機械イオンテクノロジー株式会社 | ビーム引出スリット構造及びイオン源 |
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1990
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- 1990-11-07 EP EP90312164A patent/EP0428319B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1990-11-13 JP JP2306988A patent/JP2961326B2/ja not_active Expired - Fee Related
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