JPH03164797A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

Info

Publication number
JPH03164797A
JPH03164797A JP1303061A JP30306189A JPH03164797A JP H03164797 A JPH03164797 A JP H03164797A JP 1303061 A JP1303061 A JP 1303061A JP 30306189 A JP30306189 A JP 30306189A JP H03164797 A JPH03164797 A JP H03164797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouse
electronic
input
parameters
generates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1303061A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Aoki
栄一郎 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP1303061A priority Critical patent/JPH03164797A/ja
Priority to US07/616,258 priority patent/US5290966A/en
Publication of JPH03164797A publication Critical patent/JPH03164797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は電子楽器に関し、擦弦楽器等に対応した電子
音を発生する電子楽器の電子音作成パラメータ制御用入
力装置に関するものである。
[従来の技術] バイオリン等の擦弦楽器の演奏音を発生する電子楽器は
、弦と弓との接点の動きに対応した弦の機械的振動を電
気回路により物理的に近似させた電子音を発生する物理
音源を具備している。このような電子楽器において、擦
弦楽器の弦を押さえる弓圧や弓速度および弓位置等の演
奏機能のパラメータは、複数のキー(itりからなるキ
ーボード(鍵盤)の操作により入力されていた。即ち音
階を表わすキーコードや音の強弱、長さ等は鍵盤の押鍵
や離鍵のタッチやタイミングおよびその他のキーボード
上のスイッチ等の操作により入力されていた。
また、他の演奏操作子として、ギターコントローラやウ
ィンドコントローラが用いられる場合があった。
一方、コンピュータ等の端末入力装置として、XY操作
平面上を自由に移動させXY各方向の位置データを入力
情報として送出するマウスが用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来の電子楽器においては、演奏に対応した制御情
報を鍵盤の押&itm鍵操作や鍵盤上のスイッチ操作等
により入力させていたため、各スイッチや押ボタンが各
々分離した入力手段を構成し、各楽音パラメータの制御
ごとにスイッチ等を選択し手を移動して操作を行なりて
いた。従って、楽音制御の操作性が悪くなフたり、演奏
技術上の困難を伴なう場合があり、また演奏制御の誤操
作の原因となる場合があった。
また、従来のギターコントローラやウィンドコントロー
ラは自然楽器を模倣して自然楽器への近似性を主目的と
するものであって、電子楽器として充分操作性が良好で
演奏感覚の優れた楽音制御が達成されなかった。
また、従来のマウス型入力制御装置は、XY平面上を任
意の位置に自由な速度で移動させて入力制御を行なうた
め、操作性は非常に良好であったが、XYの各方面の位
置データのみを入力情報として送出するため、電子楽器
等の多数の制御パラメータに対し入力制御を行なう必要
がある制御対象に対して使用することは不適当であった
この発明は上記の点に鑑みなされたものであって、擦弦
楽器等の電子楽器の演奏に対応した制御i青報入力を鍵
盤等だけでなく、押圧力検出手段を備えたマウス型入力
制御装置を用いることにより多数の制御パラメータを同
時に効率良く制御可能な電子楽器の提供を目的とする。
[発明が解決しようとする課M] 前記目的を達成するため、この発明に係る電子楽器は、
演奏機能に対応して少なくとも速度パラメータを含む電
子音作成用パラメータを発生するマウス型入力制御装置
と、該入力装置からの入力に基づいて電子音を発生す(
2)キーコードを具備している。また、必要に応じて、
キーコードを発生する音高指定手段を備え、前記音源に
おいてはこのキーコードに基づいて電子音の音高が指定
される。
前記マウス聖入力IIJ御装置は、操作XY平面上での
X方向およびY方向の移動量検出手段と平面上でのX方
向およびY方向の移動量検出手段を具備している。
[作 用] マウス型入力制御装置をXY平面上で移動操作すること
により、XY各方向の位置データとともに押圧力データ
が得られ、これらのデータに基づき電子楽器の速度パラ
メータおよび圧力パラメータ等が演算され楽音制御の入
力信号として用いられる。
[実施例] 以下、添付図面を参照してこの発明の実施例について説
明する。
第1図はこの発明に係る入力制御装置の一実施例の構成
図である。
握り易い適当な形状の筐体からなる本体1がマウスの操
作用把持部を構成する。この本体1内に球体からなる回
転体2が装着される。回転体2は本体1に対し適当な手
段により自在回転可能に保持され、この回転体2を介し
てマウスはXY平面上を任意な方向に転勤可能である。
この回転体2に圧接して矢印A% Bのように回転可能
な、X方向およびY方向の移動量検出用回転ローラ3.
4が設けられる。X、Y各方向の回転ローラ3.4の端
部には回転検出用ロータリーエンコーダ5゜6が取付け
られている。ロータリーエンコーダ5.6は、例えば一
定の連続パターンを有し、この連続パターンの回転8動
を検出してパルス信号を発生し、XY各方向の回転量、
回転速度および回転方向を検出可能とするものである。
これらのロータリーエンコーダ5.6は適当な手段で本
体1内に固定される。
/ 回転体2の上面には、ホルダー8に保持されたボールベ
アリング7が設けられる。ホルダー8の背面には圧力セ
ンサー9が配設される。この圧力センサー9は支持プレ
ート10に固定される。支持プレート10は、スプリン
グ11を介して本体1に対し弾性的に装着される。
X方向およびY方向のロータリーエンコーダ5.6は制
御回路12に接続される。制御回路12にはさらに、前
記圧力センサー9が接続される。制御回路9は、例えば
電子楽器の電子音発生装置またはその他の制御対象の駆
動装置13に接続される。
上記構成の1ウス型入力制御装置の作用は以下のとおり
である。本体1を手で持って操作用XY平面(図示しな
い)上で回転体2を転勤させながら8動させる。このと
き回転体2はXY平面上に押し付けられながらこのXY
平面上を転勤する。
回転体2の回転により、本体1内に設けたXおよびY方
向の回転ローラ3,4が回転する。これらの回転ローラ
3,4の回転はXY各方向のロータリーエンコーダ5.
6により検出され、X方向およびY方向の各回転検出信
号として制御回路12に送られる。
一方、回転体2をXY平面上に押し付けることにより、
ボールベアリング7およびそのホルダー8を介して圧力
センサー9が押し付は圧力に応じて押圧される。これに
よりマウス操作時の操作押圧力が検出される。この圧力
検出信号は前記XY方向回転検出信号(X位置データ、
Y位置データ)とともに制御回路12に送られる。制御
回路12は各検出信号を用いて所定の演算処理を行ない
各検出信号に応じて所定の複数の制御パラメータについ
ての制御量の値を算出する。算出された制御量の値に応
じた制御信号が駆動装置13に入力され、マウス操作に
応じて駆動装置13が所定の動作を行なう。
第2図は、この発明に係るマウス型入力制御装置の別の
実施例の構成図である。
この実施例では、圧力センサー9が本体1の上面に設け
られている。マウス操作時に操作する手でこの圧力セン
サー9を押さえることにより、操作面に対するマウスの
押圧力が検出される。その他の構成、作用効果は前記第
1図の実施例と同様である。
第3図は、この発明に係るマウス型入力制御装置のさら
に別の実施例の構成図である。
この実施例においては、回転体2はホルダー15に保持
されたボールベアリング14を介して本体1内に保持さ
れる。ホルダー15は本体1に一端を固定されたスプリ
ング16の他端部に装着されている。従って、回転体2
はスプリング16の弾性力に抗して上下に変動可能であ
る。
回転体2の上面には電極18が設けられる。電極18は
静電容量検出用発振器19に接続され、この発振器19
は検波器20を介して外部の制御回路12(第1図参照
)に接続される。
この実施例のマウスは金属板からなる操作板17上で移
動操作される。この金属操作板17はマウス本体1内の
発振器19と電気的に接続されている。
このような構成において、マウス本体1を金属操作板1
7上に押し付けながら移動操作することにより、回転体
2が押圧力に応じて上下に変動する。回転体2は金属操
作板17と導通しているため、回転体2の上下変動に応
じてその上面の電極18との間の距離が変動し、従って
静電容量が変化する。この静電容量の変化は発振器19
で検出され、検波器20を介してマウスの押圧力に対応
した検出信号として外部に送出される。その他の構成、
作用効果については、前記第1図の実施例と同様である
第4図、第5図および第6図は、それぞれ第3図の実施
例の変更態様の各別の例を示す。各側は第3図の実施例
における回転体2の上下変動量の検出手段を変えたもの
である。他の構成は第3図の実施例と同様である。
第4図の例は、発光ダイオード等の発光手段21および
受光ダイオード等の受光手段22からなる光学センサー
により回転体2からの反射光を検出する構成である。回
転体2.が矢印Cのように上下に変動することにより、
反射光の位置が変動量に応じて点線のように変化する。
従って、マウスの押圧力が反射光の位置変化として検出
される。
第5図の例は、超音波振動子および検出子からなる超音
波センサー23を用いた構成である。このような超音波
センサー23により超音波を回転体2に照射しその反射
波を検出することによって回転体2の上下変動を検出す
ることができる。
第6図の例は、回転体2を磁性材料で構成し、この磁性
回転体2の上面にコイル24を配設したものである。回
転体2の上下変動によりコイル24のインダクタンスが
変化し、この変化を検出することによりマウスの押圧力
に応じた検出信号が得られる。
第7図は、この発明に係るマウス型入力制御装置のさら
に別の実施例の構成図である。
この実施例では、回転体2は本体lに対し上下方向に変
動せず、本体1の内部上面に設けたボールベアリング2
5に当接して一定の位置に保持される。この実施例のマ
ウスは、圧力検出用導電性ゴム板26上で移動操作され
る。マウスをゴム板26に押し付けることにより、その
押圧力に応じてゴム板の上下面間の厚さが変化して抵抗
値が変わる。この抵抗値変化を検知手段27で検出する
ことにより、マウスの押圧力に対応した検出信号が得ら
れる。
上記各実施例において、マウスのXY各方向の移動量は
、球状の回転体を設けこれに圧接する回転ローラに装着
されたロータリーエンコーダを用いて検出したが、これ
に限定されない。例えば、X方向およびY方向に回転軸
を有する2つの直交する回転ローラを直接XY操作平面
上で転勤させ、その回転を検出してもよい。
次に、上記各実施例で示した構成のマウス型入力操作子
を鍵盤とともに電子音発生用音源への入力装置として用
いた場合の電子楽器について説明する。
第8図はこのような電子楽器の全体構成を示すブロック
図である。前述のマウスからなる演奏操作子22は検出
器23を介してマイコン(CPU)24に接続される。
マイコン24にはさらにキーボード(鍵盤)25が押鍵
検出器26を介して接続される。・マイコン24の出力
側は音源27に接続される。この音源27はアンプおよ
びスピーカからなるサウンドシステム28に接続される
前述の演奏操作子(マウス)22のX位置、Y位置およ
び押圧力は、例えばバイオリン等の擦弦楽器の弓速度、
弓圧力等の各演奏機能の制御パラメータとして各々の検
出器(図では全体として検出器23として示す。)によ
り検出される。図の信号ラインX、Y、Pは各々、マウ
スのX位置、Y位置および移動量検出信号を示す。各検
出信号は、例えばD/Aコンバータ等により位置データ
等として使用可能な信号に変換され、マイコン(CPU
)24に入力される。さらにキーボード(it盤)25
の操作により押鍵された鍵が押鍵検出器26により検出
される。この押鍵された鍵の検出信号は所定のトーンナ
ンバーの周波数に変換されてマイコン24に入力される
。信号ラインには押鍵された鍵のキーコードの検出信号
を示す。
各検出信号およびその他の入力データに基づきマイコン
24が所定の演算処理を行い、擦弦楽器の弓に対応した
弓速信号a、弓圧信号b、 ピッチ信号Cおよび減衰係
数等その他のパラメータdを算出し音源27に入力する
。演奏操作子22の操作により制御された各パラメータ
に基づき音源27内で楽音が合成され、この楽音はサウ
ンドシステム28よりバイオリン等の擦弦楽器の演奏音
として出力される。
以下、演奏操作子の検出信号と音源の制御用入力パラメ
ータとの関係についてさらに詳しく説明する。
第9図は、擦弦楽器の弦と弓のモデルを示す。
37は弦、38は指の位置、39は駒、4oは弓の位置
を示す。指38と弓40間の距離をDl、駒39と弓4
0間の距離をD2とする。キーコードによりD1+D2
が定まる。Di、D2は弓40の両側の弦の各々の共振
周波数に対応する楽音合成遅延回路(後述)の遅延時間
に相当する。
前記マウスのX方向およびY方向の位置データの変化Δ
X、ΔYから操作速度がV=(ΔX2+Δy 2 ) 
l/2とし演算される。このようなX位置、Y位置、操
作速度および前述のマウス押し付は圧力Pの各データが
、それぞれ擦弦楽器の弓速度、弓位置、擦弦位置、弓圧
力等に対応した楽音制御パラメータとして用いられる。
検出演算データと制御パラメータとの対応関係は電子楽
器の種類、音源構成等に応じ適宜組合せることができる
例えば、制御パラメータの入力モードの第1の例として
、圧力データを弓圧パラメータ入力とし、X方向位置デ
ータおよびY方向位置データから(ΔX2+Δy 2 
) l/2を演算し、これを弓速度パラメータ入力とし
て用いる。
第2の入力モードの例として、圧力データを弓圧パラメ
ータ入力とし、X方向位置データを弓位置パラメータ入
力とし、Y方向位置データを弓速度パラメータ入力とし
て用いる。
第3の入力モードの例として、圧力データを弓圧パラメ
ータ入力とし、X方向位置データを弓速度パラメータ入
力とし、Y方向位置データをビブラート等のパラメータ
入力として用いる。
上記第2および第3の例において、弓速度は位置変化(
ΔXまたはΔY)から算出しても良いし、位置をそのま
ま速度に変換しても良い。この場合は、算出モードの切
換えにより算出方法を選択する。各モード例はモード切
換えにより選択可能である。また、アルコ(弓で弾く)
、ピチカート(指で弾く)、コルレーニョ(木の部分で
たたく)等をモード切換えにより選択可能としてもよい
。この場合、切換えスイッチはマウスに設けて゛もよい
し、あるいは楽器本体側に設けてもよい。
上記説明の弦と弓のモデルに対応する電子音を合成する
ための物理音源の回路の一例を第10図に示す。E、R
は加算器を示し擦弦点(第9図弓40)に対応する。Q
、Sは各々乗算器を示し、擦弦点両側の弦端(第13図
の指38および駒39の位置)に対応する。加算器E1
遅延回路41、ローパスフィルタ(LPF)42、減衰
器43および乗算器Qからなる閉ループは擦弦点の片側
の弦に対応する。同様に、加算器R1遅延回路44、L
PF45、減衰器46および乗算器Sからなる閉ループ
は擦弦点の他の一方の側の弦に対応する。
Tは非線形関数発生装置である。この非線形関数発生装
置には、前記擦弦点の両側の閉ループの出力を加算器W
で合成した信号に、キーオンキーオフに対応して動作す
るゲートを介して弓速度に対応した信号を加算し、さら
に固定ヒステリシス用ローパスフィルタUからの信号お
よび乗算器■に入力するゲインGを加算した信号が入力
される。また、非線形関数発生装置Tのヒステリシスコ
ントロールは、キーオンキーオフに対応して動作するゲ
ートを介して入力される弓圧に対応した信号により行わ
れる。
上記構成の音源回路において、弓速度信号はマウスの位
置検出信号の演算処理によって求まり、弓圧信号は圧力
検出信号から求められる。遅延回路41.44による遅
延時間は、弓位置(即ちDI、D2(第9図))に対応
し、この弓位置は例えば前記第2の入力モード例では、
X方向位置データに基づいて定められる。LPF42.
45のパラメータであるカットオフ周波数は楽音の音色
を定めるものである。また、マウスの位置Yの検出信号
から減衰スピードが求まるように構成しても良い。
以上のように、演奏操作子であるマウスの各検出信号を
音源の各回路のパラメータとして入力させることにより
、擦弦楽器の擦弦態様に応じた電子音を作成することが
できる。
第11図はこの発明に係る電子楽器の制御機構のブロッ
ク図である。前述のように、演奏操作子(マウス)22
および鍵盤25からの信号が検出回路23および鍵盤ス
イッチ回路26を介してパスラインからCPU24に入
力される。CPU24は、各ルーチンプログラムを格納
したプログラムROM49、演算処理に必要なデータを
格納したデータROM 50および演算処理中の各計算
結果等を格納したワークRAM51から必要なデータを
読み出して前述のように楽音制御用パラメータを演算す
る0機能操作子47は、通常は音色、ビブラート等の選
択や各種モード切換えを行うものである。この実施例に
おいては、弓位置検出と弓速度検出の検出モード切換え
や算出方法モードの切換え等を行う。タイマ48は、C
PU24によるメインルーチンに対し、数ms程度の固
定周期で割り込みルーチンを行なう。
第12図は基本メインルーチンを示す。ステップ52で
システムが初期化され、また各楽源パラメータが所定の
初期値に設定される。続いて鍵盤の押鍵スイッチ処理(
ステップ53)およびその他のスイッチ処理(ステップ
54)が繰り返され゛る。このようなメインルーチンに
対し前記タイマ48(第11図)による一定周期で割り
込みルーチン(後述)が実行され前記各制御用入力パラ
メータが演算される。
上記ステップ53での鍵盤処理ルーチンを第18図に示
す。
ステップ92で押鍵または離鍵があったか否かが判別さ
れる。なければこのステップ53を終了し次のスイッチ
処理(ステップ54)に移る。押鍵または+amがあっ
た場合には、ステップ93で押鍵か離鍵かが判別され、
押鍵ならばキーオンルーチン(ステップ94)に進み、
amならばキーオフルーチン(ステップ95)に進む。
第13図はモード切換えルーチンを示す。ステップ55
で検出モード等のモード切換えが行われるとともに検出
結果等が次回の検出演算処理のためにレジスタに格納さ
れる。検出データに基づき処理される各パラメータはス
テップ56で初期化される。即ち、前回の位置X、位置
Yのデータが位置変化演算処理等のために設定され(p
osX−POSX0% POSY 4−PoSYO)、
 またフィルタ係数(FCOEF)が漂準値に設定され
る。
第14図はキーオン時のルーチンを示す。まず押鍵され
たキーのキーコードがキーコードレジスタ(KCD)に
記憶される(ステップ57)0次に音源の発音チャンネ
ルが割り当てられる。割り当てられたチャンネルはアサ
インチャンネルレジスタ(ACH)に記憶される(ステ
ップ58)。
次に音源の割り当てられたチャンネルにチャンネルオン
(CHON)信号を送る(ステップ59)。次に、第1
5図に示すようなチャンネルテーブルの割当チャンネル
(ACH)にキーコードを登録する(ステップ60)。
このとぎキーコードを登録したチャンネルのフラッグに
信号′1′°を入力させる。なお、第15図のテーブル
はチャンネル数を4としているがさらに多くてもよい。
第16図はキーオフ時のルーチンを示す。まず禦鍵され
たキーのキーコードがKCDに記憶される(ステップ6
1)。次にチャンネルテーブルを用いてキーコードが割
当られている音源の発音チャンネルをサーチする(ステ
ップ62)。ステップ63でこのようなチャンネルが有
るかないかが判別される。なければルーチンを終了し、
あれば音源の発音チャンネルにチャンネルオフ信号を送
りこのチャンネルの音をカットする(ステップ64)。
このときカットされた音の減衰がスタートする。続いて
チャンネルオフされたチャンネルテーブルのチャンネル
ワラ9グに信号“0”を入力する(ステップ65)。
第17図はメインルーチンに対し固定クロックにより一
定間隔で割り込ませる割り込みルーチンを示す。まずマ
ウスの各検出値、即ち圧力P、位置X1位置Yを各々対
応するレジスタ、PREs、posx%PO3Yに記憶
させる(ステップ66)。次にステップ67で圧力デー
タPRESが所定の閾値(THRL)より大きいか否か
が判別される。圧力が閾値より低いときはノイズとして
無視する。YESであればステップ68でMODレジス
タが1″かどうか判別される。“0”であれば予め作成
して記憶させたテーブルを用いて、前記マウスのY位置
データから直接弓速度Vを得る(ステップ70)、さら
に別のルーチンに従っであるいは別の入力情報に基づい
て他の音源パラメータを得て音源の各チャンネルに送出
する。
ステップ68でMODが1″であればステップ69に進
み、今回と前回の位置データの差から位置Yの変化速度
を求め弓速度を算出する。このとき検出のタイミング間
隔が一定であるため位置の差がそのまま変化速度に対応
する。さらに別のルーチンに従っであるいは別の入力情
報に基づいて他の音源パラメータを得て音源の各チャン
ネルに送出する。
音源のチャンネル数は例えばバイオリンの弦数に合せて
4つとする(第15図チャンネルテーブル参照)。音源
チャンネルを複数個設けることにより、あるチャンネル
から他のチャンネルにキーオン信号が移ったとき元の音
源チャンネルの残響効果が得られる。
このように4つの音源チャンネルを設けた場合、前記割
込みルーチン(第17図)のステップ69.70でチャ
ンネルを1つづつチエツクす葛ために番号iを設定し、
このlをOから3まで(または1から4まで)変えてル
ーチンを実行する。チャンネルフラッグが”!”か否か
によりキーコードが入力された発音チャンネル(キーオ
ン)か否かが判別される。キーオンチャンネルのキーコ
ード(CHKCD)はキーコードレジスタ(KCD)に
入力される。このキーオンされたi番目のチャンネルに
弓速度v1弓圧PRES、その他の楽音制御パラメータ
を入力する。この入力信号に基づいて音源回路(第10
図)が電子音を作成する。
なお、上記実施例において、音源は第10図に示した回
路に限定されず、演算タイプ(FM音源、高周波合成音
源)や波形メモリタイプの音源あるいは両者の複合型の
音源を用い、それらの各パラメータを制御するようにし
ても良い。
また、実施例ではソフトウェアによる楽音パラメータ制
御の例を示したが、専用のハードウェアにより制御して
も良い。また、実施例では弓を用いた弦楽器に対応した
電子楽器を説明したが、本発明は弦楽器に限定されない
。また制御すべき音源は複音に限らず単音でもよい、ま
た、実施例では鍵盤の押malIにより発音制御を行な
っていたが、鍵盤は単なる音高指定のみ行ない発音制御
は入力操作子(マウス)からの出力により直接制御して
も良い。
また、音高を指定する手段は、鍵盤に限るものではない
[発明の効果] 以上説明したように、この発明においては、電子楽器の
楽音パラメータ制御用の入力装置として、圧力検出手段
を備えたマウスを用いているため、平面上でマウスを移
動させることにより各種の楽音パラメータを同時に、か
つ円滑に制御することができ、演奏時の操作性が向上し
良好な演奏感覚の電子楽器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るマウス型入力制御装置の構成
図、 第2図は、この発明に係るマウス型入力制御装置の別の
実施例の要部構成図、 第3図は、この発明に係るマウス型入力制御装置のさら
に別の実施例の要部構成図、 第4図から第6図までは、各々第3図の実施例の変更態
様の各別の例の構成説明図、 第7図は、この発明に係るマウス型入力制御装置のさら
に別の実施例の要部構成図、 第8図は、この発明に係るマウス型入力制御装置を用い
た電子楽器のブロック構成図、第9図は、弦と弓の位置
関係の説明図、第10図は、音源の一例を示す回路図、
第11図は、この発明に係る楽音制御機構のブロック図
、 第12図は、メインルーチンのフローチャート、 第13図は、モード切換えルーチンのフローチヤード、 第14図は、キーオン時のルーチンのフローチャート、 第15図は、チャンネルテーブルの説明図、第16図は
、キーオフ時のルーチンのフローチャート、 第17図は、割り込みルーチンのフローチャート、 第18図は、第12図の鍵盤処理ステップにおけるルー
チンのフローチャートである。 1:本体、       2:回転体、5.6二ロータ
リーエンコーダ、 9:圧力センサ、   22:入力操作子、25:鍵盤
、    27:音源、 37:弦、      40:弓。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)演奏機能に対応して電子音作成用パラメータを発
    生するマウス型入力制御装置と、前記入力制御装置から
    の入力に基づいて電子音を発生する音源とを具備したこ
    とを特徴とする電子楽器。
  2. (2)キーコードを発生する音高指定手段と、演奏機能
    に対応して電子音作成用パラメータを発生するマウス型
    入力制御装置と、前記音高指定手段および入力制御装置
    からの入力に基づいて電子音を発生する音源とを具備し
    たことを特徴とする電子楽器。
  3. (3)前記電子音作成用パラメータは少なくとも速度パ
    ラメータを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1ま
    たは2項記載の電子楽器。
  4. (4)前記マウス型入力制御装置は、操作XY平面上で
    のX方向およびY方向の移動量検出手段とともに該XY
    平面への押圧力の検出手段を具備したことを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の電子楽器。
JP1303061A 1989-11-24 1989-11-24 電子楽器 Pending JPH03164797A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303061A JPH03164797A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電子楽器
US07/616,258 US5290966A (en) 1989-11-24 1990-11-20 Control apparatus and electronic musical instrument using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1303061A JPH03164797A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電子楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03164797A true JPH03164797A (ja) 1991-07-16

Family

ID=17916435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1303061A Pending JPH03164797A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03164797A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131898A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Koei:Kk ポインティング・デバイスによる即興演奏方式
US5512703A (en) * 1992-03-24 1996-04-30 Yamaha Corporation Electronic musical instrument utilizing a tone generator of a delayed feedback type controllable by body action

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249815A (en) * 1975-10-17 1977-04-21 Keio Giken Kogyo Kk Keyboard type electronic musical instrument
JPS5555391A (en) * 1978-10-19 1980-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Effect device in electronic musical instrument
JPS62174822A (ja) * 1986-01-29 1987-07-31 Hitachi Ltd 座標入力装置
JPS62278593A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 富士通株式会社 楽譜入力方式
JPS6340199A (ja) * 1986-05-02 1988-02-20 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 残響付与システム
JPS63131224A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Mitsubishi Electric Corp 座標入力方式
JPS6423322A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Fujitsu Ltd Coordinate input device
JPH01283620A (ja) * 1988-05-11 1989-11-15 Toshiba Corp マウス入力装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249815A (en) * 1975-10-17 1977-04-21 Keio Giken Kogyo Kk Keyboard type electronic musical instrument
JPS5555391A (en) * 1978-10-19 1980-04-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Effect device in electronic musical instrument
JPS62174822A (ja) * 1986-01-29 1987-07-31 Hitachi Ltd 座標入力装置
JPS6340199A (ja) * 1986-05-02 1988-02-20 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 残響付与システム
JPS62278593A (ja) * 1986-05-27 1987-12-03 富士通株式会社 楽譜入力方式
JPS63131224A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 Mitsubishi Electric Corp 座標入力方式
JPS6423322A (en) * 1987-07-20 1989-01-26 Fujitsu Ltd Coordinate input device
JPH01283620A (ja) * 1988-05-11 1989-11-15 Toshiba Corp マウス入力装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04131898A (ja) * 1990-09-25 1992-05-06 Koei:Kk ポインティング・デバイスによる即興演奏方式
US5512703A (en) * 1992-03-24 1996-04-30 Yamaha Corporation Electronic musical instrument utilizing a tone generator of a delayed feedback type controllable by body action

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5403970A (en) Electrical musical instrument using a joystick-type control apparatus
US5661253A (en) Control apparatus and electronic musical instrument using the same
US7425675B2 (en) System and method for manipulation of sound data using haptic feedback
USRE37654E1 (en) Gesture synthesizer for electronic sound device
Haken et al. An indiscrete music keyboard
JPH0654388A (ja) サウンドパラメータ制御装置
JP3941707B2 (ja) 電子楽器
JPH03184095A (ja) 電子楽器
JPH03206493A (ja) 電子楽器
US5290966A (en) Control apparatus and electronic musical instrument using the same
EP0434086B1 (en) Musical tone control apparatus
Mulder Getting a GRIP on alternate controllers: Addressing the variability of gestural expression in musical instrument design
JPH03164797A (ja) 電子楽器
JPH03161799A (ja) 電子楽器
Haken et al. Beyond traditional sampling synthesis: Real-time timbre morphing using additive synthesis
JP3008419B2 (ja) 電子楽器
JPH069623B2 (ja) 楽音制御装置
Todoroff Control of digital audio effects
JPH03168698A (ja) 効果付与装置
JP2626107B2 (ja) 楽音制御装置
JPH03145696A (ja) 電子楽器
JPH03208097A (ja) 楽音制御装置
JPH02199500A (ja) 電子楽器
Overholt Designing Interactive Musical Interfaces
JP2580817B2 (ja) 楽音制御装置