JPH03164289A - 印刷金属板の製造方法 - Google Patents
印刷金属板の製造方法Info
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- JPH03164289A JPH03164289A JP30613289A JP30613289A JPH03164289A JP H03164289 A JPH03164289 A JP H03164289A JP 30613289 A JP30613289 A JP 30613289A JP 30613289 A JP30613289 A JP 30613289A JP H03164289 A JPH03164289 A JP H03164289A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、コーヒ飲料缶、・ゾー−ス缶等の金属缶に用
いられる印刷金属板の製造方法に関する。
いられる印刷金属板の製造方法に関する。
(従来の技術)
コーヒ飲料缶等の金属缶の缶胴は通常、方形金属ブラン
クをフォーミングロールで円筒状に丸めて、側面重ね合
せ部を溶接又は接着することによって製造される。金属
ブランクの外面側は内容物の標示等のため印刷が施され
、一般には印刷層全面上に光沢のあるクリヤ仕上げニス
層が設けられている。クリヤ仕上げニス層を設けるのは
、印刷層の保護と、光沢による意匠効果をあげるためで
ある。
クをフォーミングロールで円筒状に丸めて、側面重ね合
せ部を溶接又は接着することによって製造される。金属
ブランクの外面側は内容物の標示等のため印刷が施され
、一般には印刷層全面上に光沢のあるクリヤ仕上げニス
層が設けられている。クリヤ仕上げニス層を設けるのは
、印刷層の保護と、光沢による意匠効果をあげるためで
ある。
最近金属缶に従来と異なった特殊な意匠効果を与えるた
め、印刷面の一部分をマット面にした缶胴を有する金属
缶が1部の用途に対して商品化されるようになった。
め、印刷面の一部分をマット面にした缶胴を有する金属
缶が1部の用途に対して商品化されるようになった。
従来のマット印刷面5aは、第5図,第6図に示すよう
に、前記のクリヤ仕上げニス層4の上にマットインキを
部分的に印刷乾燥してなるマットインキ層5を形成する
ことによって得られてかった。
に、前記のクリヤ仕上げニス層4の上にマットインキを
部分的に印刷乾燥してなるマットインキ層5を形成する
ことによって得られてかった。
クリヤ仕上ニス層4は顔料等の添加剤を含1ない、例え
ばアクリル・エボキシ系塗料やエポキシ・エステル系塗
料等の合成樹脂塗料膜よりなり、マットインキ層5は、
微粉シリカ等のつや消剤7が配合された印刷インキのベ
ヒクル(通常は脂肪酸変性アルキッド樹脂を主体とする
)の乾燥膜8よりなっている(第5図)。
ばアクリル・エボキシ系塗料やエポキシ・エステル系塗
料等の合成樹脂塗料膜よりなり、マットインキ層5は、
微粉シリカ等のつや消剤7が配合された印刷インキのベ
ヒクル(通常は脂肪酸変性アルキッド樹脂を主体とする
)の乾燥膜8よりなっている(第5図)。
な釦第4図にかいて、1は錫めっき鋼板、ティンフリー
スチール(電解クロム酸処理鋼板)又はアルミニウム(
合金)薄板等の金属板、2はプライマー層、3は印刷層
、6は内面塗膜、9は部分的にマット部を有する印刷金
属ブランクである。
スチール(電解クロム酸処理鋼板)又はアルミニウム(
合金)薄板等の金属板、2はプライマー層、3は印刷層
、6は内面塗膜、9は部分的にマット部を有する印刷金
属ブランクである。
第4図に示すようにマット印刷面5aは、仕上げニス層
4の表面4aかも盛り上って訃り、かつ第5図に示すよ
うに、っや消剤7の部分が微小突起部5 a 1となっ
てつや消し効果が得られている。
4の表面4aかも盛り上って訃り、かつ第5図に示すよ
うに、っや消剤7の部分が微小突起部5 a 1となっ
てつや消し効果が得られている。
そのため印刷金属ブランク9は、製缶(胴)工程にかい
てフォーミングロールを通過のさい、突起部5a・・1
の微粉シリカ(つや消剤)7かよび乾燥ベヒクル8が擦
り取られてフォーミングロールに付着蓄積し易い。
てフォーミングロールを通過のさい、突起部5a・・1
の微粉シリカ(つや消剤)7かよび乾燥ベヒクル8が擦
り取られてフォーミングロールに付着蓄積し易い。
そしてこの蓄積した異物が重ね合せ部となるべき端縁部
に付着して、溶接不良部や接着不良部を生じ扁いという
問題を生ずる。唾たこの異物は微粉シリカ7を含んで硬
いため、印刷面に擦シ傷を付けて外観不良を招き易いと
いう問題を生ずる。
に付着して、溶接不良部や接着不良部を生じ扁いという
問題を生ずる。唾たこの異物は微粉シリカ7を含んで硬
いため、印刷面に擦シ傷を付けて外観不良を招き易いと
いう問題を生ずる。
このような欠陥は特に高速製缶(例えば毎分500缶以
上の)のさいに起9易い。
上の)のさいに起9易い。
さらにこのような印刷金属ブランク9から作製された金
属缶に内容物を充填するさいの搬送中に、缶同士が接触
するが、マット印刷面5aが盛り上っているためマット
印刷面5a同士が接触し易〈、そのため缶の間の滑りが
悪〈缶詰りか生じ易いという問題を生ずる。この現象は
高速充填(例えば毎分600缶以上の)のさい特に起り
易い。
属缶に内容物を充填するさいの搬送中に、缶同士が接触
するが、マット印刷面5aが盛り上っているためマット
印刷面5a同士が接触し易〈、そのため缶の間の滑りが
悪〈缶詰りか生じ易いという問題を生ずる。この現象は
高速充填(例えば毎分600缶以上の)のさい特に起り
易い。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は,高速製缶のさいにも溶接不良部又は接着不良
部釦よび印刷面の擦シ傷を生じ難〈、1た高速充填のさ
いにも缶詰シを起し難い、部分的にマット部を有する印
刷金属板の製造方法を提供することを目的とする。
部釦よび印刷面の擦シ傷を生じ難〈、1た高速充填のさ
いにも缶詰シを起し難い、部分的にマット部を有する印
刷金属板の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明の部分的にマット部を有する印刷金属板の製造方
法は、金属板を印刷乾燥した後、マット部となるべき部
分に、融点が後記の仕上げニスの乾燥温度よりも低い脂
肪酸金属塩を含むクリヤ印刷インキを印刷し、この印刷
面がウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗布した
後乾燥することを特徴とする。
法は、金属板を印刷乾燥した後、マット部となるべき部
分に、融点が後記の仕上げニスの乾燥温度よりも低い脂
肪酸金属塩を含むクリヤ印刷インキを印刷し、この印刷
面がウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗布した
後乾燥することを特徴とする。
本発明の部分的にマット部を有する印刷金属板の他の製
造方法は、マット部となる部分に、融点が後記の仕上げ
ニスの乾燥温度よりも低い脂肪酸金属塩を含む印刷イン
キを印刷し、光沢部となるべき部分に通常の印刷インキ
を印刷し、ウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗
布した後乾燥することを特徴とする。
造方法は、マット部となる部分に、融点が後記の仕上げ
ニスの乾燥温度よりも低い脂肪酸金属塩を含む印刷イン
キを印刷し、光沢部となるべき部分に通常の印刷インキ
を印刷し、ウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗
布した後乾燥することを特徴とする。
(作用つ゛)
マット部となるべき部分に印刷される印刷インキに含1
れる脂肪酸金属塩は、融点が仕上げニスの乾燥塩度より
低いので、仕上ニスの乾燥のさい溶融する。そして仕上
ニスは上記印刷インキがウェットの状態で塗布されるの
で、仕上げニスの乾燥のさい、印刷インキ中の溶融した
脂肪酸金属塩はその上方の仕上ニスの部分へ拡散移行し
て、仕上げニス中に溶解する。冷却過程でこの溶解した
脂肪酸金属塩は、仕上げニスの樹脂とミクロに相分離す
るので、冷却後の仕上げニスのこの部分の表面には微細
な凹凸が生じてマット面となる。
れる脂肪酸金属塩は、融点が仕上げニスの乾燥塩度より
低いので、仕上ニスの乾燥のさい溶融する。そして仕上
ニスは上記印刷インキがウェットの状態で塗布されるの
で、仕上げニスの乾燥のさい、印刷インキ中の溶融した
脂肪酸金属塩はその上方の仕上ニスの部分へ拡散移行し
て、仕上げニス中に溶解する。冷却過程でこの溶解した
脂肪酸金属塩は、仕上げニスの樹脂とミクロに相分離す
るので、冷却後の仕上げニスのこの部分の表面には微細
な凹凸が生じてマット面となる。
マット部は勿論光沢部も一様に仕上げニスの乾燥膜で被
覆されていて、微粉シリカを含む盛り上り部はない。従
って本発明の方法で製造された部分的にマット部を有す
る印刷金属板は、高速製缶のさいにも溶接不良部又は接
着不良部訟よび印刷面の擦り傷を生じ難く、1た高速充
填のさいにも缶詰りを起し難い。
覆されていて、微粉シリカを含む盛り上り部はない。従
って本発明の方法で製造された部分的にマット部を有す
る印刷金属板は、高速製缶のさいにも溶接不良部又は接
着不良部訟よび印刷面の擦り傷を生じ難く、1た高速充
填のさいにも缶詰りを起し難い。
(実施例)
第1図の1lは市販サイズ(例えば1000+++m
X900mm)の金属板に印刷を施こした印刷金属板で
ある。12は印刷部、13は縦マージン部、14は横マ
ーノン部である。印刷金属板11を切断予定線15に沿
って切断することによって、第2図に示す印刷金属ブラ
ンク16が得られる。
X900mm)の金属板に印刷を施こした印刷金属板で
ある。12は印刷部、13は縦マージン部、14は横マ
ーノン部である。印刷金属板11を切断予定線15に沿
って切断することによって、第2図に示す印刷金属ブラ
ンク16が得られる。
印刷金属ブランク16の印刷部12のうち、打点のある
円形領域がマット部17であり、その外側の打点のない
無地領域が光沢部18である。印刷は多色平版印刷によ
って行なわれ、図示されないが、光沢部18は通常数色
よりなる模様又は記号等が施されている。マット部17
は通常、その周囲の光沢部18の部分と異なる色彩(例
えば黒色)となっている。
円形領域がマット部17であり、その外側の打点のない
無地領域が光沢部18である。印刷は多色平版印刷によ
って行なわれ、図示されないが、光沢部18は通常数色
よりなる模様又は記号等が施されている。マット部17
は通常、その周囲の光沢部18の部分と異なる色彩(例
えば黒色)となっている。
第3図は印刷金属板11を製造する第1の方法の工程を
示すものである。先づ第3図(−)に示すように、片面
に内面塗膜6を形或された金属板1の他の面にゾライマ
ー又はホワイト塗料を塗布乾燥してプライマー層2を形
成する。
示すものである。先づ第3図(−)に示すように、片面
に内面塗膜6を形或された金属板1の他の面にゾライマ
ー又はホワイト塗料を塗布乾燥してプライマー層2を形
成する。
次にその上に通常の多色平版印刷を行なった後乾燥して
印刷層3を形成する。
印刷層3を形成する。
次いで第3図(b)に示すように、印刷層3のマット部
l7となるべき部分3aの上にマット部形成用クリヤ印
刷インキ20を印刷する。マット部形成用クリヤ印刷イ
ンキ20は、印刷インキのべヒクル(通常は脂肪酸変性
アルキッド樹脂を主体とする)に、脂肪酸金属塩21を
配合したものであり、顔料が配合されていない。
l7となるべき部分3aの上にマット部形成用クリヤ印
刷インキ20を印刷する。マット部形成用クリヤ印刷イ
ンキ20は、印刷インキのべヒクル(通常は脂肪酸変性
アルキッド樹脂を主体とする)に、脂肪酸金属塩21を
配合したものであり、顔料が配合されていない。
脂肪酸金属塩21の融点は、後述の仕上げニスの乾燥温
度(通常150〜180℃)よりも低いことが望1しい
。仕上げニスの乾燥中溶融して、仕上げニス層中に拡散
移行するようにするためである。さらに上記融点は、室
温、もし〈ぱ缶が輸送中や取扱中等に上昇する最高温度
(ホットハックされる場合は約90℃)より高いことが
望捷しい。上記最高温度よシ融点が低い場合は、マット
部17が、輸送中又は取扱中等に他の缶又はガイド等に
当ったとき、溶融した脂肪酸金属塩21がマット部17
の傷口から漏出して外観を損ねるふ・それがあるからで
ある。
度(通常150〜180℃)よりも低いことが望1しい
。仕上げニスの乾燥中溶融して、仕上げニス層中に拡散
移行するようにするためである。さらに上記融点は、室
温、もし〈ぱ缶が輸送中や取扱中等に上昇する最高温度
(ホットハックされる場合は約90℃)より高いことが
望捷しい。上記最高温度よシ融点が低い場合は、マット
部17が、輸送中又は取扱中等に他の缶又はガイド等に
当ったとき、溶融した脂肪酸金属塩21がマット部17
の傷口から漏出して外観を損ねるふ・それがあるからで
ある。
このような条件を満たす脂肪酸金属塩21としてはステ
アリン酸亜鉛(若干のパルミチン酸亜鉛を不純物として
含有する場合を含む)やステアリン酸アルミニウム(塩
基性塩を含む)等の飽和脂肪酸金属塩が例示される。脂
肪酸金属塩21の印?インキ・ペヒクル中の含有量は約
20〜70重量係、より好1し〈ぱ約30〜60重量幅
であることが望1しい。
アリン酸亜鉛(若干のパルミチン酸亜鉛を不純物として
含有する場合を含む)やステアリン酸アルミニウム(塩
基性塩を含む)等の飽和脂肪酸金属塩が例示される。脂
肪酸金属塩21の印?インキ・ペヒクル中の含有量は約
20〜70重量係、より好1し〈ぱ約30〜60重量幅
であることが望1しい。
次に第3図(c)に示すように、マット部形成用インキ
20の層がウェットの状態で、アクリル・エポキシ系又
はエポキシエステル系等の合成樹脂よりなるクリヤ仕上
げニスを塗布した後乾燥して仕上げニス層22を形成す
る。このさいマット部形成用インキ20も乾燥するので
あるが、乾燥中の高温(例えば約150〜180℃)に
かいて、溶融した脂肪酸金属塩21が、その上方の仕上
ニスの部分(マット部17となるべき部分)に拡散移行
して仕上げニス中に溶解する。しかし冷却のさい脂肪酸
金属塩21ぱ仕上げニスの樹脂と■クロに相分離するの
で、上記仕上げニスの部分は、表面に微細な凹凸が形成
されてマット部17となり、残りの部分は光沢部18と
なって、マット部17を有する印刷金属板11が製造さ
れる。
20の層がウェットの状態で、アクリル・エポキシ系又
はエポキシエステル系等の合成樹脂よりなるクリヤ仕上
げニスを塗布した後乾燥して仕上げニス層22を形成す
る。このさいマット部形成用インキ20も乾燥するので
あるが、乾燥中の高温(例えば約150〜180℃)に
かいて、溶融した脂肪酸金属塩21が、その上方の仕上
ニスの部分(マット部17となるべき部分)に拡散移行
して仕上げニス中に溶解する。しかし冷却のさい脂肪酸
金属塩21ぱ仕上げニスの樹脂と■クロに相分離するの
で、上記仕上げニスの部分は、表面に微細な凹凸が形成
されてマット部17となり、残りの部分は光沢部18と
なって、マット部17を有する印刷金属板11が製造さ
れる。
第4図は印刷金属板11を製造する第2の方法の工程を
示すものである。先づ第4図(.)に示すように、金属
板1のプライマー層2の上に多色平版印刷を行なう。こ
のさい印刷層3のマット部17となるべき部分3&には
、脂肪酸金属塩21釦よび顔料を配合したマット部形成
用印刷インキ23を印刷する。
示すものである。先づ第4図(.)に示すように、金属
板1のプライマー層2の上に多色平版印刷を行なう。こ
のさい印刷層3のマット部17となるべき部分3&には
、脂肪酸金属塩21釦よび顔料を配合したマット部形成
用印刷インキ23を印刷する。
次に全印刷面がウェットの状態で、クリヤ仕上げニスを
塗布した後、印刷層3ふ・よび仕上げニス層24を同時
に乾燥する。この場合も、乾燥中に部分3a中の溶融し
た脂肪酸金属塩21がその上方の仕上げニス層24に拡
散移行して、冷却過程で相分離する結果、部分3aに対
応する部分がマット部17となり、残りの部分が光沢部
18となって、マット部17を有する印刷金属板11が
製造される。
塗布した後、印刷層3ふ・よび仕上げニス層24を同時
に乾燥する。この場合も、乾燥中に部分3a中の溶融し
た脂肪酸金属塩21がその上方の仕上げニス層24に拡
散移行して、冷却過程で相分離する結果、部分3aに対
応する部分がマット部17となり、残りの部分が光沢部
18となって、マット部17を有する印刷金属板11が
製造される。
次に具体例について述べる。
具体例
片面全面にオレンジ色の通常の印刷層3(乾燥済)を形
成したティンフリースチール試験板(100mX100
間)に、テストコータを用いて、第1表に示すように、
種々の塗布量でマット部形成用クリヤ印刷インキ20を
全面印刷した(第3図(b)参照)。インキ20J、ス
テアリン酸亜鉛(融点140℃)を30重量係含有する
脂肪酸変性アルキッド樹脂よシ主としてなシ、顔料は含
渣れない。
成したティンフリースチール試験板(100mX100
間)に、テストコータを用いて、第1表に示すように、
種々の塗布量でマット部形成用クリヤ印刷インキ20を
全面印刷した(第3図(b)参照)。インキ20J、ス
テアリン酸亜鉛(融点140℃)を30重量係含有する
脂肪酸変性アルキッド樹脂よシ主としてなシ、顔料は含
渣れない。
次にインキ20の印刷面がウェットの状態で、エポキシ
●エステル系のクリヤ仕上げニスを8 5m9/ dm
2の厚さで塗布した後、オーブン中で170′CX10
分の乾燥を行なった。結果を第1表に示す。
●エステル系のクリヤ仕上げニスを8 5m9/ dm
2の厚さで塗布した後、オーブン中で170′CX10
分の乾燥を行なった。結果を第1表に示す。
インキ20を印刷することにより、光沢度が消失して、
つや消し面すなわちマット面となることが分る。
つや消し面すなわちマット面となることが分る。
本発明は以上の実施例によって制約されるものでな〈、
印刷方法は例えば凸版印刷その他の印刷方法であっても
よい。
印刷方法は例えば凸版印刷その他の印刷方法であっても
よい。
(発明の効果)
本発明は、高速製缶のさいにも溶接不良部又は接着不良
部釦よび印刷面の擦り傷を生じ難く、1た高速充填のさ
いにも缶詰シを起し難い、部分的にマット部を有する印
刷金属板を製造できるという効果を奏する。
部釦よび印刷面の擦り傷を生じ難く、1た高速充填のさ
いにも缶詰シを起し難い、部分的にマット部を有する印
刷金属板を製造できるという効果を奏する。
第1図は本発明の方法により製造される印刷金属板の例
の概略平面図、第2図は第I図の印刷金属板を切断して
形成された印刷金属ブランクの平面図、第3図は本発明
の第1の製造方法の工程の例を示す縦断面図、第4図は
本発明の第2の製造方法の工程の例を示す縦断面図、第
5図は従来のテ 印刷金属板の例の要部縦断面図、第6図は第ヰ図のA部
の拡大図面である。 1・・・金属板、3・・・印刷層、11・・・印刷金属
板、12・・・印刷部、16・・・印刷金属ブランク(
印刷金属板)、17・・・マット部、18・・・光沢部
、20・・・マット部形成用クリヤ印刷インキ、21・
・・脂肪酸金属塩、22,24・・・仕上げニス層、2
3・・・マット部形成用印刷インキ。
の概略平面図、第2図は第I図の印刷金属板を切断して
形成された印刷金属ブランクの平面図、第3図は本発明
の第1の製造方法の工程の例を示す縦断面図、第4図は
本発明の第2の製造方法の工程の例を示す縦断面図、第
5図は従来のテ 印刷金属板の例の要部縦断面図、第6図は第ヰ図のA部
の拡大図面である。 1・・・金属板、3・・・印刷層、11・・・印刷金属
板、12・・・印刷部、16・・・印刷金属ブランク(
印刷金属板)、17・・・マット部、18・・・光沢部
、20・・・マット部形成用クリヤ印刷インキ、21・
・・脂肪酸金属塩、22,24・・・仕上げニス層、2
3・・・マット部形成用印刷インキ。
Claims (2)
- (1)金属板を印刷乾燥した後、マット部となるべき部
分に、融点が後記の仕上げニスの乾燥温度よりも低い脂
肪酸金属塩を含むクリヤ印刷インキを印刷し、この印刷
面がウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗布した
後乾燥することを特徴とする、部分的にマット部を有す
る印刷金属板の製造方法。 - (2)マット部となる部分に、融点が後記の仕上げニス
の乾燥温度よりも低い脂肪酸金属塩を含む印刷インキを
印刷し、光沢部となるべき部分に通常の印刷インキを印
刷し、ウェットの状態で全印刷面に仕上げニスを塗布し
た後乾燥することを特徴とする、部分的にマット部を有
する印刷金属板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30613289A JPH03164289A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 印刷金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30613289A JPH03164289A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 印刷金属板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164289A true JPH03164289A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17953439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30613289A Pending JPH03164289A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 印刷金属板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03164289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086888A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Daiwa Can Co Ltd | 印刷済み製缶用金属板材の製造方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30613289A patent/JPH03164289A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002086888A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-26 | Daiwa Can Co Ltd | 印刷済み製缶用金属板材の製造方法 |
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