JPH03164047A - モータのトルク予測方法 - Google Patents

モータのトルク予測方法

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JPH03164047A
JPH03164047A JP1300779A JP30077989A JPH03164047A JP H03164047 A JPH03164047 A JP H03164047A JP 1300779 A JP1300779 A JP 1300779A JP 30077989 A JP30077989 A JP 30077989A JP H03164047 A JPH03164047 A JP H03164047A
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stator
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武彦 金子
Kazuya Kusunoki
和也 楠
Hiroyuki Kanbe
博之 神戸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アキシャルフラックス型ブラシレスモータ
やシートコイルモー夕等に使用される円板状のロータマ
グネットの磁力分布測定データから、トルク変動等のモ
ータ特性をシミュレーションによって予測することがで
きるモータのトルク予測方法に関する.〔従来の技術〕 近年、電子機器の小形化に伴って開発された薄型のアキ
シャルフラックス型ブラシレスモー夕やシートコイルモ
ー夕等は、その横或部品に円板状のロータマグネットを
使用している.一般に、この円板状のロータマグネット
はフエライト材料が用いられ、複数個の磁極が回転軸と
同心の円周上に等間隔に着磁配置されている.この種の
モータは、ロータマグネットに対向して同心円状に配置
されたステータの複数個の電機子コイルに所定の条件で
電流を流すことにより、ロータマグネットを回転駆動す
るよう構成している.この薄型のアキシャルフラックス
型ブラシレスモー夕を設計する際には、現状では、何回
もモータを試作して試行銘誤的に電機子コイルの形状を
決定している. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前記したような薄型モータの使用範囲が
広がってきており、様々な用途に適した各種薄型モータ
を最適設計する上で、これまでのようにモータを試作し
、電機子コイルの形状等を試行銘誤的に決定する方法で
は、設計効率が悪かった.従って、モータを試作するこ
となく、シミュレーションによってトルク変動等のモー
タ特性を予測し、この予測結果から電機子コイルの形状
等を決定できれば、設計効率の向上を図ることができる
.そこで、本発明の目的は、モータを設計する際に、ロ
ータマグネット上の詳細な磁力分布測定データから電機
子コイルに働くトルクを求めることによって、電機子コ
イルの最適形状決定に役立つモータのトルク予測方法を
提供するにある. 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係るモータのトルク予測方法は、複数個の磁極
が等間隔に着磁された円板状のロータマグネットに対向
するステータの複数個の電機子コイルに対し、所定の条
件で電流を流すことにより発生するトルクによって回転
動作するアキシャルフラックス型のモータのトルク予測
方法において、 ロータマグネットの円周方向にm等分、径方向にn等分
のメッシュ分割を行い、各メッシュ点の磁束密度データ
をデータファイルに格納する第1ステップと、 ステータ上の各電機子コイルをそれぞれ1本の導体に近
葭した後、前記ロータマグネットと同様にステータをm
×n個のメッシュに分割する第2ステップと、 メッシュ分割された前記導体の微小導体部分に働くトル
クを、前記データファイルのメッシュ位置に対応する磁
束密度データを用いて演算する第3ステップと、 前記電機子コイル1個分の全ての微小導体部分のトルク
を演算する第4ステップと、対向する2個の電機子コイ
ルを1相として前記第4ステップの演算を機械角360
゜に亘って実行する第5ステップと、 前記第5ステップと同操の演算を全相に対して行った後
、全相のトルクを合成して得られるトルクの最大値およ
び最小値からトルクリップルを演算する第6ステップと
から前記モータのトルクをシミュレーションすることを
特徴とする. 〔作 用〕 本発明に係るモータのトルク予測方法によれば、磁力分
布測定装置によって得られたロータマグネット上面の磁
力分布測定データを用いて、モータの電機子コイルの形
状に基いたプログラム演算を行うことによって、モータ
のトルク変動のグラフを得ることができる.〔実施例〕 次に、本発明に係るモータのトルク予測方法の実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する. 第1図は、本発明に係るモータのトルク予測方法の概略
手順を示す説明図である.第1図のステップ順にしたが
って、第2図乃至第7図を用いて以下説明する. 先ず、ステップlについて、第2図を用いて説明する.
第2図は、ロータマグネット上の磁束密度測定データの
メッシュ構成を示す図である.第2図において、参照符
号10はロータマグネットを示し、ロータマグネット1
0の1周をm等分すると共に半径方向の外周から内周に
向けてn等分したm×n個のメッシュ分割を行う.この
各メッシュ領域内の重心に対応する各々の磁束密度測定
データを、データファイルの配列A(m,n)にそれぞ
れ格納する.ここで、このロータマグネット10Ly′
)磁束密度測定データは、第3図に示す測定装置によっ
て得ることができる. 第3図において、ロータマグネット10はロータリ・エ
ンコーダを備えたモータ12の回転軸に取付け、ステッ
ピンクモータ14によりロータマグネット10の上面を
支持体16に取付けた磁束密度センサ18か径方向に移
動する.磁束密度計20は磁束密度センサ18を介して
ロータマグネット10上の磁束密度を検出し、この検出
値はA/D変換器22によってディジタルデー夕に変換
された後、コンピュータ24に取り込まれる.この際、
座標データとしてステッピングモータ14のステップ数
およびロータリ・エンコーダのパルス数を用いる.この
座標を、前記mXrt個のメッシュ領域に対応するよう
にすればよい.このデータは、フロッピーディスク26
などの記・臆媒体にデータファイルとして格納しておく
, 次に、ステップ2に関して、第4図乃至第6図を用いて
説明する.第4図は、ロータマグネット10に対向して
配置されるステータの複数個の電機子コイル28の1個
の概略形状を示す図である.この電機子コイル28は、
例えばエナメルワイヤを所要回数巻回して作製され、参
照符号30は巻き始めおよび巻き終わり部分である.ス
テータ36として第5図に示すように、第4図の電機子
コイル28が6個同心円状に配置される.第6図は、第
5図の6個の電機子コイル28−1〜28−6を有する
ステータ36に対向するロータマグネット10であり、
この場合811に着磁されている。
ここで、この様なステータ36およびロータマグネット
10で梢或されるアキシャルフラックス型ブラシレスモ
ー夕の動作原理について簡単に説明する。アキシャルフ
ラックス型ブラシレスモー夕において、ロータマグネッ
ト■0による磁束は、紙面に対して鉛直方向に発生して
おり、電機子コイル28に電流が流れるとフレミング左
手の法則にしたがって導体に直角方向の力、すなわち紙
面に平行な方向に力が働く.このとき発生する力のモー
タ軸の径方向分はモータの回転力に寄与しないから、モ
ータの回転に対して有効となる力は、第4図に示したよ
うに電機子コイル28の斜線部分32.34で発生した
力であると近似できる.従って、1個の電機子コイル2
8の回転に寄与する2箇所の部分32,34は、一方は
回転軸に対して外測に電流が濡れ、他方は内開に電流が
流れる.このため、1個の電機子コイル28に回転に有
効なトルクを発生させるには、対向するロータマグネッ
ト10の異なる磁極が電機子コイル28の寄与部分32
.34にそれぞれ重なるようにすればよい.すなわち、
第5図に示すステータ36のO゜と第6図に示すロータ
マグネット10のO゜とが重なったときを機械角のO゜
とすると、電機子コイル28−1と28−4は機械角O
〜15゜までは電流を流さず他の電機子コイルに電流を
流す.同様に次のl5〜30″までは電機子コイル28
−2と28−sの電流をオフにし、30〜45°までは
電機子コイル28−sと28−6の電流をオフにし、4
5〜90°も同様に行うが、ロータマグネット10の磁
極NがSに入れ代わるため、電流の向きを逆になるよう
にする.この機械角○〜90’のスイッチングを4回繰
返せば、ロータマグネット10は1回転したことになる
.この様な操作によって、モータは回転し続けることが
できる. 前記原理に基づくモータの1・ルクの計算方法で使用す
る基本公式は、以下の通りである.一般に、磁束密度を
8〔目、電流をI [A]導線の長さを1[旧、磁束と
導線がなす角度をθ[radlとしたとき、発生する力
F [N]は、F[N] =B I J!  sinθ
      −(7)で表される. また、ロータマグネット10の作る磁束と電機子コイル
28を流れる電流のなす角度θは、θ冨90゜であり、
さらに1[T]=10[G1で換算できるから、カウス
メータの測定値を直接計算に用いる場合には、F[N]
 = 1 0  B[G] I [A] fJ [Il
l・・・(2)となる. 従って、トルクT[N−nlは、 T[N−11=R[旧X F [N]      ・・
・(3)で与えられる.ここでR [llは、モータ軸
中心からの距歪である. ステップ3およびステップ4では、これら基本公式を用
いて、前述のデータファイルに格納されたロータマグネ
・ソト10の磁束密度分布測定データからg lffi
子コイル28に働くトルクを計算する.先ず、第5図に
示すような電機子コイル28−,〜28−6についても
、ステヅプ2において第2図のロータマグネット10と
同一のmxn個のメッシュ分割が行なわれるが、このと
き、電機子コイルの扇形の部分を1本のまっすぐな導体
38として置き換えて、扇面積S[Il],導体直径d
 [l]巻回数TN [回]である場合の導#.38の
長さj [n] を、 J [n+] =TN− S/d       =14
)と表す. 一方、第7図に示すように各メッシュに分割された微小
導体40が発生する力f [N]は(2)式より、 f [N1 = 1 0  B[G]  r [A] 
J [nl−(5)であり、この力fは回転力と径方向
の成分に分解でき、微小導#.40の発生するトルクt
 [N − n]は、微小導体40の重心とモータ軸と
のなす角度をγとすれば、 t[N−旧=R[il x f [N] cosγ ・
・・(6)となり、1個のt機子コイル28に対するト
ルク計算は、この微小導体40の全てについて行うこと
によって求めることができる.但し、機械角度の関係で
t流がオフとなっているt機子コイルのトルクは、ゼロ
に計算する。
ステップ5において、このようなロータマグネット10
とステータ36どの分割メッシュの関係を1メッシュ分
回転させ、同様な計算を機械角360°になるまで繰返
す.尚、トルク計算は、対向する2個の電機子コイルを
1相として計算する. ステップ6において、ステップ5によって求めた各相の
トルク(この場合は3相のトルク)を合成し、このとき
のトルクの最大値と最小値の差をトルクリップルとして
求める.このようなステップ1〜ステップ6の方法を実
行することによって、薄型のアキシャルフラヅクス型ブ
ラシレスモー夕のトルクおよびトルク変動特性をシミュ
レーションすることができる.このシミュレーション結
果を、必要に応じてグラフとしてプリントアウトしたり
、モニタディスプレイ上などに表示することら可能であ
る. 〔発明の効果〕 前述した実施例から明らかなように、本発明のモータの
トルク予測方法によれば、ロータマグネットの磁束密度
分布測定データを用いて、対向するステータの電機子コ
イルに発生するトルクを容易に求めることができる.従
って、モータを試作することなくモータのトルク変動な
どの特性をシミュレーションして予測することができる
. 以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前記実施例に限定されることなく、本発明の精神を
逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得るこ
とは勿論である.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモータの1・ルク予測方法の概略
手順を示す説明図、第2図は本発明の方法で使用するロ
ータマグネット上の磁束密度測定データのメッシュ構成
図、第3図はロータマグネットの磁束密度分布測定装置
の概略構成図、第4図はロータマグネットに対向して配
置されるステータの複数個の電機子コイルの内の1個の
概略形状を示す図、第5図は電機子コイルか6個同心円
状に配置されたステータの概略平面図、第6図は8極に
着磁されたロータマグネッ1−の概略平面図、第7図は
第4図に示す電機子コイルを1本の導体に置換え、メッ
シュに分割された各微小導体に発生する力を説明するた
めの概略図である。 10・・・ロータマグネット 12・・・ロータリ・エンコーダを備えたモータ14・
・・ステッピングモータ 16・・・支持体 18・・・磁束密度センサ 20・・・磁束密度計 22・・・A/D変換器 24・・・コンピュータ 26・・・フロッピーディスク 28. 2L.\28−6・・・電機子コイル30・・
・コイルの巻き始めおよび巻き終わり32.34・・・
回転に有効な電機子コイルのトルク発生部分 36・・・ステータ 38・・・導体 40・・・微小導体 F 工 G. l FIG 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の磁極が等間隔に着磁された円板状のロー
    タマグネットに対向するステータの複数個の電機子コイ
    ルに対し、所定の条件で電流を流すことにより発生する
    トルクによって回転動作するアキシャルフラックス型の
    モータのトルク予測方法において、 ロータマグネットの円周方向にm等分、径方向にn等分
    のメッシュ分割を行い、各メッシュ点の磁束密度データ
    をデータファイルに格納する第1ステップと、 ステータ上の各電機子コイルをそれぞれ1本の導体に近
    似した後、前記ロータマグネットと同様にステータをm
    ×n個のメッシュに分割する第2ステップと、 メッシュ分割された前記導体の微小導体部分に働くトル
    クを、前記データファイルのメッシュ位置に対応する磁
    束密度データを用いて演算する第3ステップと、 前記電機子コイル1個分の全ての微小導体部分のトルク
    を演算する第4ステップと、 対向する2個の電機子コイルを1相として前記第4ステ
    ップの演算を機械角360°に亘って実行する第5ステ
    ップと、 前記第5ステップと同様の演算を全相に対して行った後
    、全相のトルクを合成して得られるトルクの最大値およ
    び最小値からトルクリップルを演算する第6ステップと
    から前記モータのトルクをシミュレーションすることを
    特徴とするモータのトルク予測方法。
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