JP2019020237A - レゾルバ - Google Patents

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貴弘 溝口
Takahiro Mizoguchi
貴弘 溝口
誠通 下野
Akimichi Shimono
誠通 下野
大起 辻本
Daiki Tsujimoto
大起 辻本
勝己 石川
Katsumi Ishikawa
勝己 石川
渡辺 真志
Shinji Watanabe
真志 渡辺
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WAKO GIKEN KK
Yokohama National University NUC
Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology
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WAKO GIKEN KK
Yokohama National University NUC
Kanagawa Institute of Industrial Science and Technology
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Abstract

【課題】直動方向及び回転方向の2自由度を有する軸状部材の変位を精度よく検出するレゾルバを提供すること。【解決手段】本発明にかかるレゾルバは、内側支持部材の外周面に同一円周上に複数配置された第1突起部220と、励磁コイル240と、第1のフランジ230とを有するロータと、外側支持部材の内周面に複数配置された第2の突起部321と、第2の突起部321と交互に配置された第3の突起部322と、検出コイル341と、検出コイル342と、ロータを囲むようにそれぞれ設けられた第2のフランジ330と、を有するステータと、を備える。第2の突起部321及び第3の突起部322は、外側支持部材の内周面の予め設定された螺旋方向にも複数かつ交互に配置されており、第2のフランジ330は、互いに隣接する第2のフランジ330の対向する辺の長さが同じであって、軸状部材の螺旋方向の変位を検出する。【選択図】図7

Description

本発明はレゾルバに関し、特に2自由度の位置検出が可能なレゾルバに関する。
近年、産業用ロボットの発展に伴い、ロボットが担う仕事内容は、益々多様化することが求められている。それに伴い、ロボット開発の分野では、これまで以上に自由な動作を容易に実現するための開発が進んでいる。例えば、1軸2自由度の動作を1つのモータで実現する技術が提案されている。1軸2自由度の可動とは、軸の直動方向と、軸の回転方向とにそれぞれ自由に可動するという意味である。また、このような軸の変位を1つのセンサで同時に検出するための開発が行われている。
例えば、後述の非特許文献では、回転方向の変位検出を行うレゾルバを軸の直動方向に積み重ねて使用することにより、螺旋方向に動作する軸の変位を検出し、軸の直動方向の変位と、軸の回転方向の変位とに分解して算出する技術が提案されている。
「Design and analysis of a resolver for 2DOF tubular motor」 Hiroki Tsujimoto、Shodai Tanaka、Tomoyuki Shimono、Takahiro Mizoguchi、Masashi Watanabe、Katsumi Ishikawa著、IEEE 2016年10月
非特許文献に記載されているレゾルバは、軸の螺旋方向の変位を検出することに成功している。しかしながら、出力信号と実際の軸の変位量との相関性が低く、精度よく軸の変位を検出することはできていない。そのため、より精度よく軸の変位を検出する技術が望まれている。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、直動方向及び回転方向の2自由度を有する軸状部材の変位を精度よく検出するレゾルバの提供を目的とするものである。
本発明にかかるレゾルバは、軸状部材に固定される円筒状の内側支持部材と、前記内側支持部材の外周面からラジアル方向の外側に向かって同一円周上に複数配置された第1突起部と、前記第1突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している励磁コイルと、前記第1突起部の先端にそれぞれ設けられた第1のフランジと、を有するロータと、
中空円筒状の外側支持部材と、前記外側支持部材の内周面の同一円周上からラジアル方向の内側に向かって複数配置された第2の突起部と、前記第2の突起部と交互に配置された第3の突起部と、前記第2の突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している第1の検出コイルと、前記第3の突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している第2の検出コイルと、前記第2の突起部及び前記第3突起部の先端に前記ロータを囲むようにそれぞれ設けられた第2のフランジと、を有するステータと、を備え、
前記第2の突起部及び前記第3の突起部は、前記外側支持部材の内周面の予め設定された螺旋方向にも複数かつ交互に配置されており、前記第2のフランジは、互いに隣接する前記第2のフランジの対向する辺の長さが同じであって、前記軸状部材の前記螺旋方向の変位を検出するものである。
このような構成により、軸状部材が予め設定された螺旋方向に動く場合の、螺旋方向の動きに連動した電圧を検出することができる。
本発明により、直動方向及び回転方向の2自由度を有する軸状部材の変位を精度よく検出するレゾルバを提供することができる。
実施の形態1にかかるレゾルバの斜視図である。 実施の形態1にかかるレゾルバの分解図である。 実施の形態1にかかるステータの斜視図である。 実施の形態1にかかるロータの斜視図である。 実施の形態1にかかるレゾルバにおけるステータとロータの正面図である。 実施の形態1にかかるレゾルバの基本回路図である。 実施の形態1にかかるステータ部組におけるシューの形状及び配置図である。 実施の形態1にかかるシューの形状を説明するため図である。 実施の形態2にかかるレゾルバの全体構成図である。 実施の形態2にかかるステータ部組におけるティースの配置図である。 レゾルバの基本回路図である。 レゾルバの信号波形を示した図である。 包絡線を重畳させて表示したグラフである。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。まず、図1を参照しながら、実施の形態1にかかるレゾルバの概要について説明する。図1は、実施の形態1にかかるレゾルバ100の斜視図である。レゾルバ100は、軸900の螺旋方向の変位を検出することができる。軸900は、軸の直動方向と、軸の回転方向とに、それぞれ可動する。
以降の説明において、軸の直動方向は方向Xと示す。同様に、本実施の形態の説明において、軸の回転方向は、方向Tと示す。尚、軸の直動方向である方向Xは、軸のアキシャル方向と称されても良い。同様に、軸の回転方向である方向Tは、軸のタンジェンシャル方向と称されても良い。
尚、以下の説明及び図面において、複数の図面に共通する構成についてはそれぞれ共通の符号を付している。そのため、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。
レゾルバ100は、円筒状のステータ部組300と、ステータ部組300の内側に設けられたロータ部組200とを備えている。
ロータ部組200は、予め設定された範囲内において方向Xに往復自在になるように配置されている。また、ロータ部組200は、方向Tに回転自在に配置されている。ロータ部組200の中心軸部分には、孔250が設けられている。軸900は、孔250に挿通されるとともに、孔250に対して固定されている。したがって、軸900と、ロータ部組200とは、連動する。
ステータ部組300は、ロータ部組200を囲むように配置されている。また、ステータ部組300は、図示しないベース部材に対して固定され得る。軸900の支持部材も、図示しないベース部材に対して固定され得る。したがって、ステータ部組300は、軸900の支持部に対して直接的又は間接的に接続されている。
ロータ部組200は、図示しない外部回路より励磁信号を印加され得る。ロータ部組200は、励磁信号が印加されると、磁界を発生させる。つまり、ロータ部組200は、方向X又は方向Tにおいて動きながら、励磁信号に対応した磁界を発生させる。ステータ部組300は、ロータ部組200が発生させた磁界を検出する。そのため、レゾルバ100は、ロータ部組200に固定された軸900の、方向Xにおける相対的な変位と、方向Tの相対的な変位とをそれぞれ検出し得る構造を有している。
次に、図2〜5を参照しながら、レゾルバ100の構成詳細を説明する。図2は、実施の形態1にかかるレゾルバ100の分解図である。レゾルバ100は、ステータ部組300と、ロータ部組200とを備えている。
ロータ部組200は、ロータ201を2個有している。2個のロータ201は、方向Xに同軸状に並べられている。ただし、2個のロータ201は、方向Tに22.5度ずらして配置されている。
続いて、図3を参照しながら、ロータ201の詳細について説明する。図3は、実施の形態1にかかるロータ201の斜視図である。
ロータ201は、円筒状の内側支持部材210と、8個のティース220を有している。内側支持部材210は、中心軸部分に孔250を有している。8個のティース220は、内側支持部材210の外周面からラジアル方向の外側に向かって同一円周上に等間隔に配置されている。つまり、8個のティース220は、45度間隔に配置されている。
ティース220は、励磁コイル240と、シュー230を有している。励磁コイル240は、ティース220の芯材の周囲にラジアル方向に沿って巻回された導線である。8個のティース220にそれぞれ巻回された励磁コイル240は、互いに電気的に接続している。
シュー230は、ティース220の先端に設けられたフランジ状の部材である。シュー230は、頂面231を有している。頂面231上の任意の点は、ロータ201の回転軸251から等距離である。すなわち、頂面231は、回転軸251から等距離の点を繋いで描いた円筒面上に構成されている。
シュー230の頂面231は、辺232、辺233、辺234及び辺235により囲まれた形状を呈している。頂面231は、ラジアル方向に投影した場合の形状が正方形である。正方形である頂面231は、2本の対角線のうちの一本が回転軸251と平行になるように形成されている。また、頂面231は、2本の対角線のうちの他の一本が方向Tに沿うように形成されている。つまり、頂面231の有する辺232〜235は、回転軸251に対して45度の角度を有する螺旋に沿って形成されている。
内側支持部材210、ティース220の芯材及びシュー230は、磁性材料により形成される。磁性材料とは、例えば、鉄を主成分とした一般用鋼材であってもよい。また、磁性材料とは、例えば、鉄を主成分として、ケイ素やフェライトなどを混合した金属材料であってもよい。
図2に戻り、ステータの詳細について説明する。ステータ部組300は、ステータ301を6個有している。6個のステータ301は、方向Xに同軸状に並べられている。ただし、隣接するステータ301は、方向Tに11.25度ずつずらして配置されている。
続いて、図4を参照しながら、ステータ301の詳細について説明する。図4は、実施の形態1にかかるステータ301の斜視図である。
ステータ301は、中空円筒状の外側支持部材310と、8個のティース321と、8個のティース322を有している。ティース321と、ティース322とは、外側支持部材310の内周面の同一円周上からラジアル方向の内側に向かって交互に等間隔に配置されている。つまり、8個のティース321及び8個のティース322は、22.5度間隔に交互に配置されている。
ティース321は、検出コイル341と、シュー330を有している。検出コイル341は、ティース321の周囲にラジアル方向に沿って巻回された導線である。8個のティース321にそれぞれ巻回された検出コイル341は、互いに電気的に接続している。
ティース322は、検出コイル342と、シュー330を有している。検出コイル342は、ティース322の周囲にラジアル方向に沿って巻回された導線である。8個のティース322にそれぞれ巻回された検出コイル342は、互いに電気的に接続している。
検出コイル341と、検出コイル342とが交互に配置されていることにより、ロータ部組200が有する励磁コイル240が発生させる磁界の位相差を検出し、ロータ部組200の変位を検出し得る。
シュー330は、ティース321及びティース322の先端に設けられたフランジ状の部材である。シュー330は、頂面331を有している。頂面331上の任意の点は、ロータ201の回転軸251から等距離である。すなわち、頂面331は、回転軸251から等距離の点を繋いで描いた円筒面上にロータ201を囲むように構成されている。
シュー330の頂面331は、辺332、辺333、辺334及び辺335により囲まれた形状を呈している。頂面331は、ラジアル方向に投影した場合の形状が正方形である。正方形である頂面331は、2本の対角線のうちの一本が回転軸251と平行になるように形成されている。また、頂面331は、2本の対角線のうちの他の一本が方向Tに沿うように形成されている。つまり、頂面331の有する辺332〜335は、回転軸251に対して45度の角度を有する螺旋に沿って形成されている。
外側支持部材310、ティース321及びティース322の芯材及びシュー330は、磁性材料により形成される。磁性材料とは、例えば、鉄を主成分とした一般用鋼材であってもよい。また、磁性材料とは、例えば、鉄を主成分として、ケイ素やフェライトなどを混合した金属材料であってもよい。
図5は、実施の形態1にかかるレゾルバ100におけるロータ201とステータ301の正面図である。理解を簡単にするため、図5ではロータ201とステータ301をそれぞれ1つずつ配置している。図5に示すように、ロータ201の有するティース220は、角度410毎に等間隔に8個配置されている。実施の形態1の場合、角度410は、45度である。また、ステータ301の有するティース321及びティース322は、角度420毎に等間隔に16個配置されている。実施の形態1の場合、角度420は、22.5度である。
図2を参照しながら説明したように、ロータ部組200は、2個のロータ201を有している。そして、2個のロータ201は、22.5度ずれて配置されている。つまり、2個のロータ201は、角度420ずれて配置されている。この角度420は、ティース220の配置角度の半分である。また、この角度420は、ステータ301が有しているティース321とティース322との配置角度と同じである。
図2を参照しながら説明したように、ステータ部組300は、6個のステータ301を有している。そして、6個のステータ301は、11.25度ずれて配置されている。つまり、6個のステータ301は、角度430ずれて配置されている。この角度430は、ティース321とティース322との配置角度の半分である。
次に、ロータ201とステータ301との隙間について説明する。図5に示すように、ロータ201及びステータ301は、ロータ201の回転軸251に対して同軸円状に配置されている。ロータ201が有している頂面231と、ステータ301が有している頂面331とは、隙間400を介して対向するように配置されている。8個の頂面231は、回転軸251から等距離の点を繋いで描いた円筒面上に構成されている。同様に、16個の頂面331は、回転軸251から等距離の点を繋いで描いた円筒面上に構成されている。したがって、頂面231と、頂面331との隙間400は、一定になるように構成されている。換言すると、頂面231の主面における任意の点と、頂面231の主面に対向する頂面331の主面との最短距離は、一定である。尚、隙間400は、励磁コイルが発生させた磁界を検出コイルが精度よく検出するためには、小さい方が好ましい。具体的には、例えば、隙間400は、0.5mm程度である。
尚、本実施の形態1にかかる頂面231をラジアル方向に投影した場合の外形と、頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形とは、一致するように構成されている。しかしながら、これらは例えば、頂面231をラジアル方向に投影した場合の外形が、頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形よりも小さくてもよく、またその逆であっても良い。
次に、図6を参照しながら、レゾルバ100の基本回路について説明する。図6は、レゾルバ100の基本回路図である。
レゾルバ100は、ロータ部組200と、ステータ部組300とを有している。ロータ部組200は、励磁コイル240を含んでいる。ステータ部組300は、検出コイル341及び検出コイル342を含んでいる。励磁コイル240は、交流電源700により励磁信号が印加される。励磁信号とは、例えば、定常高周波の交流電圧である。励磁信号が印加されると、励磁コイル240には、磁界が発生する。励磁コイル240に発生した磁界の影響を受け、電磁誘導の原理により、検出コイル341には、電圧Vが発生する。同様に、検出コイル342には、電圧Vが発生する。
電圧Vに基づく検出コイル341の検出信号と、電圧Vに基づく検出コイル342の検出信号との間には、位相差がある。レゾルバ100は、この位相差を含む検出信号を出力することにより、軸900の変位を検出することができる。
次に、図7を参照しながら、レゾルバ100におけるシューの形状及び配置について詳細を説明する。図7は、実施の形態1にかかるステータ部組におけるシューの形状及び配置図である。図7は、レゾルバ100の回転軸251からラジアル方向に外側を観察した場合の、ステータ部組300の状態を平面に展開して模式的に示したものである。つまり、図7は、ステータ部組300の頂面331が含まれる円筒を平面状に展開した場合の一部分を示したものである。尚、図7に示したレゾルバ100は、レゾルバAと称されることとする。
図7は、図面の上下方向が方向Xを示しており、図面の上方向が方向Xのプラス方向、図面の下方向が方向Xのマイナス方向である。図面の左右方向は、方向Tを示しており、図面の右方向が方向Tのプラス方向、図面の左方向が方向Tのマイナス方向である。
図7に示すレゾルバAのステータ部組300は、ステータA1〜A6を有している。ステータA1〜A6は、方向Xのマイナス方向からプラス方向に向けて並べられている。ステータA1とステータA2とは、方向Tのプラス方向に角度430ずれて配置されている。同様に、ステータA2とステータA3とは、方向Tのプラス方向に角度430ずれて配置されている。別の言い方をすれば、ステータA1〜A6は、角度440右巻き螺旋方向に沿って配置されている。尚、実施の形態1における角度440は、45度である。
図7において、ティース321が有しているシュー330には、数字の「1」が記載されている。同様に、図7において、ティース322が有しているシュー330には、数字の「2」が記載されている。ステータA1のシュー330においては、数字の「1」の左右両隣に数字の「2」が示されている。同様に、ステータA1のシュー330においては、数字の「2」の左右両隣に数字の「1」が示されている。つまり、ステータA1は、ティース321と、ティース322とが交互に配置されている。ティース321とティース322との配置角度は角度420である。
ステータA1の隣は、ステータA2が並べられている。ステータA2は、ステータA1とは方向Tのプラス方向に角度430ずれた状態で、方向Xのプラス側且つ同じ回転軸上に並べられている。したがって、ステータA1の数字「1」の右上に、ステータA2の数字「1」が配置されている。同様に、ステータA1の数字「2」の右上に、ステータA2の数字「2」が配置されている。以降、ステータA6まで、シュー330は、同じパターンによって配置されている。そのため、図7において、シュー330は、方向Tのプラス方向且つ方向Xのプラス方向に同じ数字が並ぶように配置されている。換言すると、シュー330は、方向Tのマイナス方向且つ方向Xのプラス方向に数字が交互に並ぶように配置されている。
次に、ロータ部組200が有するシュー230との関係について説明する。図7において、太線で示されている箇所は、ロータ部組200が有しているシュー230が近接している。つまり、図7に示した例では、ロータ部組200は、ステータA1及びステータA3のティース321を励磁している。このように、ロータ部組200の有するシュー230は、ステータ部組300のティース321及びティース322の位置に対応している。また、全てのシュー230は、図7に示した位置から、方向X又は方向Tに同時に同じ量を変位する。したがって、ステータ部組300が有する複数の検出コイル341及び検出コイル342から検出信号を取得することができる。
レゾルバ100は、ロータ部組200のシュー230がステータ部組300のティース321との距離を変化させる場合又はロータ部組200のシュー230がステータ部組300のティース322との距離を変化させる場合に変位を検出し得る。図7に示した例の場合、ティース321及びティース322は、方向Xのプラス方向且つ方向Tのプラス方向に沿って、螺旋状に並んでいる。換言すると、ティース321及びティース322は、45度の右巻き螺旋方向に沿って交互に並んでいる。そのため、レゾルバAは、ロータ部組200が45度右巻き螺旋方向すなわち図7に示すH1方向に変位する場合に、最も高い感度と共にロータ部組200の相対的な変位を検出し得る。尚、右巻き螺旋方向は、右ネジ方向とも称される。
次に、図8を参照しながら、シュー330の形状について詳細を説明する。図8は、実施の形態1にかかるシュー330の形状を説明するための図である。図8は、シュー330をラジアル方向に投影した場合の図である。シュー330の頂面331は、辺332、辺333、辺334及び辺335により囲まれた四角形を呈している。頂面331は、辺332〜辺335までの4つの辺の長さが全て同じである。
また、頂面331は、辺332と辺333との間に角356を有している。同様に、頂面331は、辺333と辺334との間に角357を、辺334と辺335との間に角358を、辺335と辺332との間に角359を有している。実施の形態1において、角356〜359にかかる内角は全て直角である。
頂面331は、角357と角359とを結ぶ対角線が方向Xと平行になるように形成されている。つまり、頂面331の対角線の内の一本は、回転軸251と平行になるように形成されている。また、頂面331は、2本の対角線のうちの他の一本が方向Tに沿うように形成されている。つまり、頂面331の有する辺332〜335は、回転軸251に対して45度の角度を有する螺旋に沿って形成されている。
次に、隣接するシュー330同士の隙間について説明する。図8に示すように、シュー330は、互いに隣接するシュー330と等間隔に配置されている。つまり、シュー330と、互いに隣接するシュー330との隙間350は全て均等である。この際、隙間350は小さい方が好ましい。具体的には、例えば、隙間350は、シュー330の方向Xの長さの10%未満が好ましい。
また、実施の形態1にかかる頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形は、正方形でなく、ひし形であってもよい。つまり、図8に示した例の場合、角356にかかる内角と、角358にかかる内角とが等しく、角357にかかる内角と、角359にかかる内角とが等しければよい。その場合、ロータ201が有するシュー230の頂面231は、頂面331と同じ形状であってもよい。
また、実施の形態1にかかる頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形は、四角形でなく、他の形状であってもよい。例えば、頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形は、六角形であって、互いに隣接する頂面331の対向する辺の長さが同じであってもよい。同様に、頂面331をラジアル方向に投影した場合の外形は、三角形であって、互いに隣接する頂面331の対向する辺の長さが同じであってもよい。
以上の構成により、図7に例示したレゾルバAは、軸900の右巻き螺旋方向の変位を検出することができる。尚、隣接するステータ301が、角度440の左巻き螺旋方向に沿って配置されている場合には、ロータ部組200が45度左巻き螺旋方向に変位する場合に、最も高い感度と共にロータ部組200の相対的な変位を検出し得る。
このような構成により、本実施の形態1は、直動方向及び回転方向の2自由度を有する軸状部材の変位を精度よく検出するレゾルバを提供することができる。
<実施の形態2>
次に、図9〜11を参照しながら実施の形態2について説明する。実施の形態2にかかるレゾルバ100は、右巻き螺旋方向用のレゾルバと、左巻き螺旋方向用のレゾルバとを組み合わせて使用する点において、実施の形態1と異なる。
図9を参照しながら、実施の形態2にかかるレゾルバの全体構成について説明する。図9は、実施の形態2にかかるレゾルバ101の全体構成図である。レゾルバ101は、レゾルバAとレゾルバBを備えている。
レゾルバAは、実施の形態1にかかるレゾルバ100と同様の構成である。レゾルバAは、ロータ部組200、ステータ部組300を有している。ステータ部組300は、ステータA1〜A6を含んでいる。レゾルバAは、右巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出し得る。
レゾルバBは、ロータ部組200、ステータ部組300を有している。ステータ部組300は、ステータB1〜B6を含んでいる。レゾルバBは、レゾルバAとは、ステータの配置が異なる。レゾルバBは、左巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出し得る。
軸900は、レゾルバAのロータ部組200と、レゾルバBのロータ部組200とに、対してそれぞれ固定されている。したがって、軸900、レゾルバAのロータ部組200及びレゾルバBのロータ部組200は連動する。したがって、右巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出し、レゾルバBは、左巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出する。また、レゾルバAとレゾルバBとは、互いの磁界に干渉して悪影響を及ぼさない程度に離れた位置に設置されている。
図10を参照しながら、レゾルバBのティース321及びティース322の配置を説明する。図10は、実施の形態2にかかるステータ部組におけるティースの配置図である。図10に示すレゾルバBのステータ部組300は、ステータB1〜B6を有している。ステータB1〜B6は、方向Xのマイナス方向からプラス方向に向けて並べられている。ステータB1とステータB2とは、方向Tのマイナス方向に角度430ずれて配置されている。同様に、ステータB2とステータB3とは、方向Tのマイナス方向に角度430ずれて配置されている。別の言い方をすれば、ステータB1〜B6は、角度440左巻き螺旋方向に沿って配置されている。尚、角度440は、45度である。
レゾルバBの有するティース321及びティース322は、方向Xのプラス方向且つ方向Tのプラス方向に沿って、螺旋状に並んでいる。換言すると、ティース321及びティース322は、45度の左巻き螺旋方向に沿って交互に並んでいる。そのため、レゾルバBは、ロータ部組200が45度左巻き螺旋方向すなわち図10に示すH2方向に変位する場合に、最も高い感度と共にロータ部組200の相対的な変位を検出し得る。尚、左巻き螺旋方向は、左ネジ方向とも称される。
ロータ部組200が有するシュー230との関係は、図7において説明したとおりである。つまり、図10に示した例では、ロータ部組200は、ステータB1及びステータB3のティース321を励磁している。このように、ロータ部組200の有するシュー230は、ステータ部組300のティース321及びティース322の位置に対応している。また、全てのシュー230は、図10に示した位置から、方向X又は方向Tに同時に同じ量を変位する。したがって、ステータ部組300が有する複数の検出コイル341及び検出コイル342から検出信号を取得することができる。
次に、図11〜13を参照しながら、実施の形態2にかかるレゾルバ101における変位算出方法について説明する。まず、図11を参照しながら、レゾルバ101の基本回路について簡単に説明する。図11は、レゾルバ101の基本回路図である。
レゾルバ101は、レゾルバAと、レゾルバBと、変位算出部600とを有している。レゾルバAは、ロータ部組200と、ステータ部組300とを有している。ロータ部組200は、励磁コイル240を含んでいる。ステータ部組300は、検出コイル341及び検出コイル342を含んでいる。励磁コイル240は、交流電源700により励磁信号が印加される。励磁信号とは、例えば、定常高周波の交流電圧である。励磁信号が印加されると、励磁コイル240には、磁界が発生する。励磁コイル240に発生した磁界の影響を受け、電磁誘導の原理により、検出コイル341には、電圧VA1が発生する。同様に、検出コイル342には、電圧VA2が発生する。レゾルバBも、レゾルバAと同様に、検出コイル341には、電圧VB1が発生する。そして、レゾルバBの検出コイル342には、電圧VB2が発生する。
レゾルバAの検出信号と、レゾルバBの検出信号とは、それぞれ、変位算出部600に出力される。変位算出部600は、レゾルバAの検出コイル341、レゾルバAの検出コイル342、レゾルバBの検出コイル341及びレゾルバBの検出コイル342をそれぞれ受ける。そして、変位算出部600は、入力された信号から、軸900の変位を算出する。
図12及び図13を参照しながら、変位算出部600の機能について説明する。図12は、レゾルバの信号波形を示した図である。図12(a)は、励磁コイル240に印加される励磁信号の例である。図12(b)は、検出コイル341が出力する検出信号の例である。図12(c)は、検出コイル342が出力する検出信号の例である。各図の縦軸は電圧を示しており、横軸は時間を示している。例えば、励磁コイル240には、図12(a)に示すような所定の交流電圧信号11が印加される。軸900が定常回転をしていた場合、検出コイル341は、図12(b)に示すような検出信号21を出力する。同様に、検出コイル342は、図12(c)に示すような検出信号31を出力する。検出コイル341及び検出コイル342が異なる場所に配置されていることにより、それぞれの検出コイルが出力する誘導電圧の波形は、位相が異なる。検出信号21及び検出信号31から、同期検波という手法を用いることにより、検出信号21の包絡線22と、検出信号31の包絡線32とをそれぞれ算出することができる。
図13は、包絡線22及び包絡線32を重畳させて表示したグラフである。図13の縦軸は電圧を示しており、横軸は時間を示している。包絡線22は、振幅がVmの正弦波を描いている。また、包絡線32は、振幅がVmの余弦波を描いている。つまり、検出コイル341が出力した包絡線22と、検出コイル342が出力した包絡線32とは、4分の1波長分の位相がずれている。より具体的には、時刻t1において、包絡線22の電圧はVmであり、包絡線32の電圧は0である。そして、4分の1波長進んだ時刻t2では、包絡線22の電圧は0であり、包絡線32の電圧は−Vmである。この例では、検出コイル341の検出信号は、検出コイル342の検出信号よりも4分の1波長分位相が早いことを示している。このように、ステータ部組300内の位置の異なる検出コイルから得られる検出信号の位相差を算出することにより、レゾルバ101に係合されている軸900の変位を検出し得る。
次に、変位算出部600が変位を算出する方法について具体的に説明する。レゾルバ101が有するレゾルバAは、右巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出する。レゾルバAは、以下に示す式(1)により電気角θe1を出力する。尚、電気角とは、図13に示した検出信号の1サイクルを360度とする角度である。
Figure 2019020237
式(1)において、xは直動方向である方向Xにおけるロータ部組200の変位である。lは、直動方向である方向Xにおける1周期の距離である。また、θは、方向Tにおける軸900の回転角度である。
レゾルバ101が有するレゾルバBは、左巻き螺旋方向に対する軸900の変位を検出する。レゾルバBは、以下に示す式(2)により電気角θe2を出力する。
Figure 2019020237
上述の式(1)及び式(2)から、軸900の方向Xにおける変位xと、軸900の方向Tにおける回転角度θとを算出することができる。具体的には、以下に示す式(3)により軸900の方向Xにおける変位xを算出することができる。
Figure 2019020237
また、以下に示す式(4)により軸900の方向Tにおける変位θを算出することができる。
Figure 2019020237
このように、実施の形態2にかかるレゾルバ101は、右巻き螺旋方向の変位を検出するレゾルバAと、左巻き螺旋方向の変位を検出するレゾルバBとを備えることにより、軸900の直動方向と、軸900の回転方向の任意の変位を検出することが可能となる。また、レゾルバA及びレゾルバBがそれぞれ有するシュー330の形状及び配置は、実施の形態1にかかるレゾルバ100と同様である。そのため、直動方向及び回転方向の2自由度を有する軸状部材の変位を精度よく検出するレゾルバを提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100、101 レゾルバ
200 ロータ部組
201 ロータ
210 内側支持部材
220、321、322 ティース
230、330 シュー
231、331 頂面
240 励磁コイル
250 孔
251 回転軸
300 ステータ部組
301 ステータ
310 外側支持部材
341、342 検出コイル
600 変位算出部
700 交流電源
900 軸

Claims (8)

  1. 軸状部材に固定される円筒状の内側支持部材と、前記内側支持部材の外周面からラジアル方向の外側に向かって同一円周上に複数配置された第1突起部と、前記第1突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している励磁コイルと、前記第1突起部の先端にそれぞれ設けられた第1のフランジと、を有するロータと、
    中空円筒状の外側支持部材と、前記外側支持部材の内周面の同一円周上からラジアル方向の内側に向かって複数配置された第2の突起部と、前記第2の突起部と交互に配置された第3の突起部と、前記第2の突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している第1の検出コイルと、前記第3の突起部の周囲にそれぞれ巻回され互いに電気的に接続している第2の検出コイルと、前記第2の突起部及び前記第3の突起部の先端に前記ロータを囲むようにそれぞれ設けられた第2のフランジと、を有するステータと、を備え、
    前記第2の突起部及び前記第3の突起部は、前記外側支持部材の内周面の予め設定された螺旋方向にも複数かつ交互に配置されており、前記第2のフランジは、互いに隣接する前記第2のフランジの対向する辺の長さが同じであって、前記軸状部材の前記螺旋方向の変位を検出する、レゾルバ。
  2. 前記第2のフランジは、互いに隣接する前記第2のフランジ同士の隙間が、均等である、
    請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 前記第2のフランジは、ラジアル方向に投影した場合の外形が、ひし形であって、対角線が、直動方向と円周方向とのそれぞれに一致するように配置されている、
    請求項1又は2に記載のレゾルバ。
  4. 前記第2のフランジは、ひし形の内角が直角である、
    請求項3に記載のレゾルバ。
  5. 前記第1のフランジの主面における任意の点と、前記第1のフランジの主面に対向する前記第2のフランジの主面との最短距離が一定である、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  6. 前記第1のフランジをラジアル方向に投影した場合の外形と、前記第2のフランジをラジアル方向に投影した場合の外形とが同じである、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  7. 右巻き螺旋方向に対する変位を検出する第1のレゾルバと、前記右巻き螺旋方向とは対称の左巻き螺旋方向に対する変位を検出する第2のレゾルバとを備え、第1のレゾルバからの第1出力と、第2のレゾルバからの第2出力とに基づいて、任意の螺旋方向の変位を検出する、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のレゾルバ。
  8. 前記第1出力及び前記第2出力は、それぞれのレゾルバの電気角であり、前記第1出力の値及び前記第2出力の値の和及び差を算出することにより、前記軸状部材の直動方向の変位及び回転方向の変位を算出する変位算出部をさらに備える、
    請求項7に記載のレゾルバ。
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