JPH03164042A - 電動機の軸受装置 - Google Patents
電動機の軸受装置Info
- Publication number
- JPH03164042A JPH03164042A JP30412689A JP30412689A JPH03164042A JP H03164042 A JPH03164042 A JP H03164042A JP 30412689 A JP30412689 A JP 30412689A JP 30412689 A JP30412689 A JP 30412689A JP H03164042 A JPH03164042 A JP H03164042A
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- Japan
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- bearing
- thrust plate
- motor
- hardness
- surface roughness
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- Pending
Links
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims abstract description 13
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 claims abstract description 5
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えばオーディオ，ビデオ機器，事務機器，
産業用機器などに使用される電動機にあって、焼結含油
軸受を使用し、軸方向のスラスト荷重を軸受端面で受け
る構造の電動機の軸受装置に関するものである。
産業用機器などに使用される電動機にあって、焼結含油
軸受を使用し、軸方向のスラスト荷重を軸受端面で受け
る構造の電動機の軸受装置に関するものである。
従来の技術
従来の電動機のこの種軸受装置について、以下図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第２図に従来の軸受装置の構成を示す。図において、１
は（電動機のフレームに固定された）焼結含油軸受、２
は焼結含油軸受１の端面に当接し、スラスト荷重を受け
る、軸３に固定されたスラス１・板である。前記スラス
ト板は、セラミクスよりなり、その硬度がＨＭＶ １
８ ００度で、かつその面粗度が０．１μｍのものが用
いられ、焼結含油軸受１との摺動抵抗を低くして、電動
機の無負荷損を軽減するとともに、焼結含油軸受１とス
ラスト板２の両方の摩耗を防止するようになされている
。
は（電動機のフレームに固定された）焼結含油軸受、２
は焼結含油軸受１の端面に当接し、スラスト荷重を受け
る、軸３に固定されたスラス１・板である。前記スラス
ト板は、セラミクスよりなり、その硬度がＨＭＶ １
８ ００度で、かつその面粗度が０．１μｍのものが用
いられ、焼結含油軸受１との摺動抵抗を低くして、電動
機の無負荷損を軽減するとともに、焼結含油軸受１とス
ラスト板２の両方の摩耗を防止するようになされている
。
また、焼結含油軸受■の硬度は、一般的にスラスト板２
より低いＨ Ｍ Ｖ ２ ０ ０〜５００度程度のもの
が用いられ、スラス１・板２の一方的な摩耗を防いでい
る。
より低いＨ Ｍ Ｖ ２ ０ ０〜５００度程度のもの
が用いられ、スラス１・板２の一方的な摩耗を防いでい
る。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記のセラミクス製スラスト板は、その
硬度がＨ Ｍ Ｖ ｌ ８ ０ ０度であり、焼結含曲
軸受の硬度Ｈ Ｍ Ｖ ２ ０ ０〜５００度と較べて
非常に高いので、焼結含油軸受の表面を傷つける恐れが
ある。そのため表面粗度を０．１μｍ以下という高精度
にすることが必要となっていた。
硬度がＨ Ｍ Ｖ ｌ ８ ０ ０度であり、焼結含曲
軸受の硬度Ｈ Ｍ Ｖ ２ ０ ０〜５００度と較べて
非常に高いので、焼結含油軸受の表面を傷つける恐れが
ある。そのため表面粗度を０．１μｍ以下という高精度
にすることが必要となっていた。
また、セラミクス製スラスト板は剛性が高く、焼結含油
軸受の摺動面となじみにくいことと、親油性が悪いため
に摺動抵抗が大きくなり、電動機の無負荷損が大きくな
るという問題を有していた。
軸受の摺動面となじみにくいことと、親油性が悪いため
に摺動抵抗が大きくなり、電動機の無負荷損が大きくな
るという問題を有していた。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために、本発明は電動機の軸受装置
のスラスト板の硬度をＨＭＶ４００〜８００度とし、か
つ表面粗さを０．１〜０．２５μｍとした炭素鋼を使用
するものである。本発明の目的はスラスｌ・板の摺動抵
抗を軽減し、電動機の無負荷損を軽減する電動機の軸受
装置を提供するものである。
のスラスト板の硬度をＨＭＶ４００〜８００度とし、か
つ表面粗さを０．１〜０．２５μｍとした炭素鋼を使用
するものである。本発明の目的はスラスｌ・板の摺動抵
抗を軽減し、電動機の無負荷損を軽減する電動機の軸受
装置を提供するものである。
作用
硬度がＨＭＶ４００〜８００度のスラスト板は、焼結含
曲軸受の硬度（ Ｈ Ｍ Ｖ ２００〜５００度）より
若干高く、かつ硬度差が小さいので、スラスト板と、焼
結含油軸受との間で、スラスト板の摩耗を防止し、かつ
焼結含油軸受の表面を損傷させることがない。
曲軸受の硬度（ Ｈ Ｍ Ｖ ２００〜５００度）より
若干高く、かつ硬度差が小さいので、スラスト板と、焼
結含油軸受との間で、スラスト板の摩耗を防止し、かつ
焼結含油軸受の表面を損傷させることがない。
また、面粗度が０．１〜０．２５μｍの金属よりなるス
ラスト板は、親油性が高く、その表面に均一な油膜を形
戒するので摺動抵抗が減少し、スラスト板及び焼結含油
軸受の摩耗を防止する。
ラスト板は、親油性が高く、その表面に均一な油膜を形
戒するので摺動抵抗が減少し、スラスト板及び焼結含油
軸受の摩耗を防止する。
実施例
本発明の電動機の軸受装置の実施例について、以下図面
に基づいて説明する。第１図に本実施例の電動機の軸受
装置を示す。図において、４は焼結含油軸受、５は焼結
含油軸受４の端面に当接し、スラスト荷重を受ける軸６
に固定されたスラスト板である。
に基づいて説明する。第１図に本実施例の電動機の軸受
装置を示す。図において、４は焼結含油軸受、５は焼結
含油軸受４の端面に当接し、スラスト荷重を受ける軸６
に固定されたスラスト板である。
前記スラスト板は炭素鋼よりなり、その硬度がＨＭＶ４
００〜８００度で、かつ面粗度が０．１〜０．２５μｍ
に仕上げられ、スラスト板の摩耗を防止するとともに、
焼結含油軸受の損傷を防止して、スラスト板と焼結含油
軸受との摺動抵抗を軽減し、電動機の無負荷損を低減す
るようになされている。
００〜８００度で、かつ面粗度が０．１〜０．２５μｍ
に仕上げられ、スラスト板の摩耗を防止するとともに、
焼結含油軸受の損傷を防止して、スラスト板と焼結含油
軸受との摺動抵抗を軽減し、電動機の無負荷損を低減す
るようになされている。
これは、スラスト板の硬度がＨＭＶ４００度未満である
とスラスト板が摩耗し、電動機の特性や寿命を損ねるし
、スラスト板の硬度がＨＭＶ８００度を越えると焼結含
油軸受の摺動面が損傷して、摺動抵抗が増え、電動機の
無負荷損が著しく増加するのを防止するものである。ま
た、スラスト板の面粗度が０．２５μｍを越えると焼結
含曲軸受の摺動面が損傷して、電動機の無負荷損が著し
く増加し電動機の特性を損ねる。一方、スラスト板の面
粗度を０．１μｍ ＊ ｉＭに作成することは工法上、
又コスト的に見て、非常に困難であり実用的でないので
Ｏ．ｔμｍ以上に限定した。
とスラスト板が摩耗し、電動機の特性や寿命を損ねるし
、スラスト板の硬度がＨＭＶ８００度を越えると焼結含
油軸受の摺動面が損傷して、摺動抵抗が増え、電動機の
無負荷損が著しく増加するのを防止するものである。ま
た、スラスト板の面粗度が０．２５μｍを越えると焼結
含曲軸受の摺動面が損傷して、電動機の無負荷損が著し
く増加し電動機の特性を損ねる。一方、スラスト板の面
粗度を０．１μｍ ＊ ｉＭに作成することは工法上、
又コスト的に見て、非常に困難であり実用的でないので
Ｏ．ｔμｍ以上に限定した。
発明の効果
以上のように、本発明による電動機の軸受装置はスラス
ト板に炭素鋼よりなる硬度をＨＭＶ４００〜８００度で
、かつ表面の面粗度を０．１〜０．２５μｍとしたもの
をｆ史用することにより、スラスト板の摩耗を防止し、
かつ焼結含曲軸受の損傷を防止して摺動抵抗を軽減し、
電動機の無負荷損を小さくして、効率の良い長寿命の電
動機を提供することができる。
ト板に炭素鋼よりなる硬度をＨＭＶ４００〜８００度で
、かつ表面の面粗度を０．１〜０．２５μｍとしたもの
をｆ史用することにより、スラスト板の摩耗を防止し、
かつ焼結含曲軸受の損傷を防止して摺動抵抗を軽減し、
電動機の無負荷損を小さくして、効率の良い長寿命の電
動機を提供することができる。
第１図は本発明の電動機の軸受装置の要部断面図、第２
図は従来の電動機の軸受装置の要部断面図である。 ４・・・・・・焼結含油軸受、５・・・・・・スラスト
板、６・・・・・・軸。
図は従来の電動機の軸受装置の要部断面図である。 ４・・・・・・焼結含油軸受、５・・・・・・スラスト
板、６・・・・・・軸。
Claims (2)
- （１）電動機の軸を支持する焼結含油軸受とこの軸受の
端面に当接し、前記軸に固定されたスラスト板よりなる
軸受装置において、前記スラスト板の硬度が焼結含油軸
受の硬度より高く、かつ摺動面の面粗度が焼結含油軸受
の面粗度より低いことを特徴とする電動機の軸受装置。 - （２）前記スラスト板は炭素鋼よりなり、その硬度をＨ
ＭＶ４００〜８００度とし、かつ少なくとも摺動面の面
粗度を０．１〜０．２５μｍとしてなる請求項１記載の
電動機の軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30412689A JPH03164042A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 電動機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30412689A JPH03164042A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 電動機の軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03164042A true JPH03164042A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17929351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30412689A Pending JPH03164042A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 電動機の軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03164042A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05122888A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-18 | Hitachi Ltd | 小形電動機及びこれに用いるスラストワツシヤ |
| US6836041B2 (en) * | 2002-07-10 | 2004-12-28 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Bearing device for a motor having a bearing set including multiple bearings of different materials |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30412689A patent/JPH03164042A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05122888A (ja) * | 1991-10-31 | 1993-05-18 | Hitachi Ltd | 小形電動機及びこれに用いるスラストワツシヤ |
| US6836041B2 (en) * | 2002-07-10 | 2004-12-28 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Bearing device for a motor having a bearing set including multiple bearings of different materials |
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