JPH03163090A - ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法 - Google Patents

ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法

Info

Publication number
JPH03163090A
JPH03163090A JP28145290A JP28145290A JPH03163090A JP H03163090 A JPH03163090 A JP H03163090A JP 28145290 A JP28145290 A JP 28145290A JP 28145290 A JP28145290 A JP 28145290A JP H03163090 A JPH03163090 A JP H03163090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
ester
group
polyglycidyloxyphenyl
phosphonitrile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28145290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH064661B2 (ja
Inventor
Masayoshi Suzue
鈴江 正義
Yuji Tada
祐二 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Chemical Co Ltd filed Critical Otsuka Chemical Co Ltd
Priority to JP28145290A priority Critical patent/JPH064661B2/ja
Publication of JPH03163090A publication Critical patent/JPH03163090A/ja
Publication of JPH064661B2 publication Critical patent/JPH064661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なホスホニトリル酸エステル混合物及びそ
の製造法に関し、その目的とするところは7工/−ル性
水酸基を有するホスホ二トリル酸ポリヒドロキシ7エニ
ルエステルを用いてエボキシ基を有する新規なポリホス
ホニトリル酸エステル(ホスホニトリル酸ポリグリシジ
ルオキシ7工二ルエステル及びポリホスホニトリル酸ポ
リグリシジルオキシフェニルエステルの混合物)を提供
し、該エステル混合物を高収率で得る製造法を提供する
ことにある. 本発明においてホスホニトリル酸エステル及びポリホス
ホニトリル酸エステルについてホスホニトリルハライド
がヘキサクロロシクロトリホスホニトリルの場合につい
て例記すると下記の如くである. N.P.(OR)κ(OφOH).一κ,N,P3(N
HR)κ(0φOH).一κ,N yP 3(N R 
2)X(OφO H )s−x,N3P3(NH2)x
(OφOH)6−x.し、 その1例と して下記構造を有する重付加体を 一部含む混合物 基である構造を有する重付加体を一部きむ混合物と し、 そのl例と して前記(I)式のOR基がNR2基 である構造を有する重付加体を一部含む混合物と し、 その 1 例として前記(I)式のOR基がNH2基である構造を
有する重付加体を一部オむ混合物但し、Rはγ〜キ/I
/基又はアリーA/基、一はフエエ〃基を意味し、Xは
O≦X≦5の範囲の任意の数値である。
木発明により得られた7エノーA/注水酸基を有するホ
スホニトリ/I/fRエステνは、その用途のl例とし
て、その分子中にフェノール性水酸基に由来する活性水
素を有することから、イソンアネート基、エボキV1&
等との反応性を有し、またエボキシ基を有するポリホス
ホニトリル酸エステルもエポキV基としての反応性を有
することから、今後反応性中間体もしくは高分子原料と
して産業上非常に有効な化合物である。さらに木発明に
よシ得られた化合物を使用することによb1該化合物が
リンとチッ素を含んでいることから難燃性、耐熱性等の
望1しい性質を付与するという効果をも併せ有している
フエノーIv准水a基を有するホスホニトリA/酸エス
テνについては、■工業化学雑誌Vol.67.轟9 
 P1878(1964)横山正明らと■工業化学雑誌
Vol− 78,  & 6  P l l 6 4 
(1970)奥橋朋弥らによる報告がある。
横山らによる報告によればフエノーvfjl水酸基’t
3fるホスホニトリル酸エステνは加熱溶融法によう脱
塩化水素反応を行なわせてヘキサクロロシクロトリホス
ホニトリ/L/(以下3PNCと記す)と2価フエノー
Mとから得られるとされている。
また同報告によれば8PNCと2価フェノーMの仕込み
モν比の相違によ)生或するホスホニトリν酸エステル
の構造の相違が示されている。即ち3PNCに対して2
価7エノー〃を大量に用いた場合(例えばl:9)には
下記(11).(2)の如く反応が起るとされている。
P,N,C#, + 6(HO−R−OH) − P,
NaCl6−x(0−R−OH)x+ XHCl(1) (n+l)P,N8(J?6−x(0−R−OH)x+
  (n+1)(HO−R−OH)− P3N3(J6
−x(0−R−0}I)Xf O−R−0−P3N8(
J?4−x−(0−R−OH)x %O−R−OH +
 2nHCl        ’  (2:]但し、x
(3、n(10である。
壕た得られた重縮合物には塩素の含有量が少ないとされ
ているがそれでも残存塩素は、2価フエノー〃がヒドロ
キノンの場合でモ〃比l:9の場合でも6.2優と非常
に高い値である。
さらに8PNCに対し2価フエノーνの七M比が小さい
場合即ち8PNCに対する部分置換体の合咬では下記〔
3〕の如く反応が起るとされている。
1た得られたエステ〜は残存水酸基のほとんど認められ
ない高重合物で1!)#)多くの有機溶媒に不熔である
次に奥橋らによる報告によれば7エノー/I/注水酸基
を有するホスホニトリs/aエステMは塩化ホスホニト
リ〃トヒドロキノンナトリウム頃をただ嵐に不活性溶媒
中で加熱反応しても脱食塩縮合反応はほとんど進行せず
、触媒としてビリジン、ヨウ化ナトリウムを併用して用
い溶媒としてl, l. 2.2−テトラクロM工夕冫
を用いた場合に最適条件で合或されるとなっている。!
たこの場合にも残存塩素は7.4係と高い値である。さ
らに重縮合体の構造については、横山らの提案している
〔2〕の反応式に類似した重縮合体が得られているもの
と考えられる。
上記文献からも明らかな如く重縮合体を1!ずまた活性
塩素の完全に置換されたフエノーM性水酸基を有するホ
スホニ}!j/L’aエステルは2官能性であるヒドロ
キノンを用いて合或することば不可能である。
木発明者らは上記の認識のもとてヒドロキノンの如き2
価フエノー〃の2官能性に基〈ホスホニトリ〃の重縮合
体を全く含まず活t!E塩素も完全にアリロキン置換さ
れたフエノーIv注水a基を有するホスホニトリM酸エ
ステ〜の合咬について鋭意研究した結果、2価フェノー
Mの一方の水酸基をメトキシ化によシ保護したP−メト
キシフェノー/L/(ヒドロキノンモノメチMエーテV
)のNa塩又はK塩と塩化ホスホニトリ〃とを反応させ
、そのfflKビリジンハロゲン化水素酸塩との反応に
よシメチM保護基を除去し水酸基にすることで重縮合体
を全〈診まないフエノー/I/注水酸基を有するホスホ
ニトリvf/lエステ〃が高収率で得られることを見い
出した。
さらに上記で得られたフエノー〃性水酸基を有するホス
ホニトリν酸エステMとエビクロMヒドリンとをアMカ
リの存在下に反応させる、いわゆる従来公知のエポキシ
樹脂の合成手段を用いることによってエボキシ基を有し
、かつ重付加物の少ない新規なポリホスホニト1J7I
/酸エステ〃が高収率で得られることをも見い出した。
即ち木発明は、p−o−一−o−p結合による重縮合体
を全くきまず、活性塩素の残存しないフエノー/I/性
水酸基を有する新規なホスホニトリpva!エステ〜が
高収率で得られること、更にはエボキシ基を有する新規
なポリホスホニトリtv@エステルが高収率で得られる
ことを見い出したことにょう完或されたものである。
太発明に使用されるホスホニトリ〃ハライトハ特に限定
されないが、列えば特開昭54−145894号公報!
たは特開昭54−145895号公報に開示されている
方法に従って製造される3量体bよび4量体のホスファ
ゼンオリゴマー混合物(重量比85:15〜75:25
)、あるいは大環状ホスファセンオリコマー〔(NPc
l2)p,p:5〜l5〕、線状ホスファゼンオリゴマ
ー(d’<机cll2)qpcl,Oq:3〜15)な
どが挙げられる。
!た、2価フエノー〃の一方の水!!基がメチM基で保
護された化合物の例としては、p−メトキシフエノー〃
、0−メトキシフエノー〜、m−メトキシフエノーM等
が挙げられる。
また部分p−メトキシフエノキvt換体の未置換塩素を
完全に置換するために用いられるROM(Rはアνカリ
金属と反応注を有する活性水素基を有しない、アνキA
/基、ハロアy > 7+/基、置換され又は置換され
ないアリ−A/基、Mはナトリウム又はカリウムを示す
)で表わされる化合物の好適な具体例としては、メタノ
ーM1エタノーM1n−プロピルアM二一ν、インプロ
ピνアMコー〃、l. 1. t.一トII 7 A/
オロエタノール、オクタフMオロペンチνアMコーM,
フエノーν、p−メチMフエノーM%p−クロルフエノ
ーν、p−}リフ〃オロメfA/フエノーM等のナトリ
ウム塩及びカリウム塩が使用出来るが、とbわけナトリ
ウムのフエノツートまたはL L l − } !l 
7vオ= エチヲートが耐熱性という物ahから好璽し
く、そのit%またはア7L/ :I− /l/溶液も
しくはテトラヒドロフフン溶液等として加えられる。筐
た用い得る第1級または第2級アミン化合物としではJ
Ie体的には、メチルアミン、エチ〃アミン、プロビM
アミン、イソブロビルアミン、アニリン、ジメチMアミ
ン、ジエチνアミン、ジプロピMアミンなどが挙げられ
、その1まで、會たは、ベンゼン、トMエン、キシレン
などの芳香族炭化水素系溶媒等に溶解して加えられる。
ホスホニトリνハブイドとモノメトキシフエノー〃のN
a塩又はK頃との反応は、好筐しくはベンゼン,}/I
/工冫、*VVン、エーテν、テトフヒドロフフ7等の
有機熔媒中にて、室温下の温度で約l〜20時間、次い
で反応を完結させるために使明した溶媒の還流温度で約
1〜8時間反応を行なう。尚、反応態様としてはメトキ
シフエノキシ全置換本ft得たい場合にはホヌホニ} 
ll A//%フィド溶液を、部分メトキシフエノキン
置換体tiたい場合にはメトキシフエノーMのN4塩又
はK塩溶液を添加する方が好1しい結果を与える。
また部分メトキV7エノキV置換体の未置換塩素を前記
アνコヲート化合物筐たはアミン化合物によって置換す
る反応は室温ないし使用した溶媒の還流温度以下で約3
〜8時間の条件下で行なうのが好1しいが、アMコラー
ト化合物を用いる場合、アMコヲート博液を室温下に添
加し、次いで約1〜5時間室温下で撹拌反応したのち、
反応を完結させるために約50〜t o o ”cで約
0.5〜2時間反応させるのが好プしい。尚、この場合
にはあらかじめメトキシフエノーνのNa塩又はK塩と
アνコラート化合物との混合溶液を¥A整してかキ、該
喀液中にホスホニトリMノ・ワイド溶液を滴下反応させ
ても同様の結果を得ることが出来る。
1た、アミン化合物を用いる場合にはアミン化合物の反
応性及び物理的性質によって適宜反応条件を選択して行
なうことが好ましい。
次にメトキVフエノキシ置換基のメチル保護基の除去反
応はメチA/基lモMに対してビリジンハロゲン化水素
酸塩を約2〜20倍モM使用し、好ましくは約5〜lO
倍モj’lt’j’@ Lて還流温度下で約1時間以内
の反応時間とすることが好筐し〈、それ以上の反応時間
を費すと反応生代物の分解による収率低下が起こる。上
記ピリジンハロゲン化水!!酸塩の例としては、ビリジ
ン塩酸頃、ビリジン臭化水素酸塩等を挙げることができ
る。
i’J’t;エポキシ基を有するホス ホニ} !J A/a!エステル合成の実施態様として
は、従来公知のフェノール性水5i基を有する化合物と
エビクロ〃ヒドリンをアMカリの存在下に反応させるエ
ボキV樹脂合成法と同様である。本発明にかける好適な
態様としては、ヒドロキシフエノキシ置換体とエピクロ
νヒドリンと水との混合溶液を90〜105゜Cに加温
した後に適宜NaOHペレット又はNaOH水溶液等の
ア〃カリを添加し、次いで同@度にて反応を約lO分〜
2時間行なう。
尚、この反応にかいては反応温度が高温かつ反応時間が
長い程高分子量の重付加体が得られるので目的に応じて
その反応fa様を選択することが好1しい。
次に、参考例、実施例会よび比較例を挙げて末発明をよ
シ詳細に説明するが、木発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
参考例l 還流冷却器、温度計、撹拌機、三塩化りん滴下Hbよび
塩素ガス吹き込み管を備えたllのフラスコにモノクロ
Mベンゼン600ml、塩化アンモニウム86.5F(
0.68モ/I/)シよび酸化亜鉛o.syを仕込んで
混合分散液を得た。該分牧液を温度130”Cに加熱し
還流下で三塩『ヒシん85.lfを0.89j’/分の
速度で96分間にわたって滴下すると同時に!素ガス4
5.4Fを0.47F/分の速度で96分間にわたって
供給した。三塩化りんbよび塩素ガスを供給した後、さ
らに144分間還流(l82゜C)を行って反応を完結
した。次いで吸引F過して未反応の塩化アンモニウムを
除去し、F液tto 〜2ommHgo減圧下にテ80
〜40゜Cでモノクロνベンゼンを留去して反応生或物
7 0. 4 1を得た。該反応生戎物の三塩化bんを
基準とした収率は9 8. 1 4であった。該反応生
殴物中よシ石油エーテνによb環状ホスファゼンオリゴ
マーを抽出した。石油エーテ〃留去後の環状ホスファセ
ンオリゴマーの収量は6B.8fであった。吸引p過に
よう結晶性のa>よび4量体と油状の大環状ホスファゼ
ンオリゴマーとを分離し、結晶性の8かよび4量体ホス
ファセンオリゴマーを64.5f得た。
比較例1(I化誌Vol. 7B.iKh6 ( 1 
9 7 0 ) O合蚊列参照による) 還流冷却器、温度計、撹拌1st−備え九500dのフ
ラスコ中に8t体1 8.O f ( 0.112ユニ
ットモpv ; NPCl2’k lユニットとする)
と、ヒドロキノy 8 B.B I ( OJO2モI
v)及び水酸化ナトリウムl 2.1 f ( 0.8
02モA/)ようあらかじめ合蚊したヒドロキノンナト
リウム塩bよび触媒としてビリジン8.4 8 f (
 0.044モ/L/)とヨウ化ナトリウム1.6 5
 F ( 0.OllモlL/)を加えて、l. l,
 2. 2 −テトフクロ〃エタン1 a O wl中
で146〜148  ℃で20時間反応させた。アセト
ン町喀性の重縮合体22.71を得た。得られた重縮合
体の残存塩素量は8.2%であった。
冫套ド冫蝉}42Fゴ2 還流冷却器、濫度計、撹拌機、滴下ロ一トを備えた2l
の4ツロフラスコに8PNCl16jl(lユニットモ
/L/)、テトヲヒドロップン200fを仕込んで廖液
金得た。次に別に調整したP−メトキVフエノーMのN
a塩のテトラヒドロフラン溶液(p−メトキシフエノー
,I1/297.9f(2.4モA/)、ナトリウム5
 0. 6 1 ( 2. 2 g−atoms )、
テトヲヒドロ7ラン120(1 )を撹拌しながら2時
間かけて上記3PNC溶液に滴下して反応させた。Na
塩の約1/a量を加えるまでは激しい発熱反応であう冷
却しながら滴下反応を行った。残量の添加時には激し一
発熱反応にならないが最高発熱温度80℃になるように
適宜冷却して反応を行った。滴下終了後、引き続きl4
時間室温下での撹拌反応を行った。次に反応完結のため
に溶媒還流下に8時間反応を行った。反応終了後、溶媒
のテトラヒドロフヲンを減圧下に留去し、次にトMエン
1lを加えて再溶解し、更に水1eを加えて分液ロート
中にて有機層の分液を行った。有機層ヲ5 wt 4水
酸化ナトリウム水溶液llで4回洗浄し、さらに、(1
+9)H(J水溶液2lで1回洗浄し、最後に5wl%
  重曹水2lで洗浄した。
この時の水層はpH試験紙で7〜8であった。壱機層分
液後に、無水硫酸マグネシウムで脱水処垣し }/L/
エンを留去して茶カワ色の固体であるp一メトキシフエ
ノキシホスホニトリM酸エステル285.81C収率9
8憾)を得た。残存塩素量はQ.l754で、融点は1
08゜C(文献値108〜104℃)であった。
上記方法にて得たp−メトキνフエノキシホスホニトリ
ル酸エステM2 6 2.1 f ( 0.9ユニット
モrv )とビリジン塩a塩20801 ( 1 8−
T−/L/)12lの49ロフラスコに仕込み、徐々に
昇彊し、205〜210″Cで1時間反応を行った。室
温迄冷却後、水300一を加えて反応生或物及び過剰の
ビリジン塩酸塩を熔解し、濃Na OH水廖液でpH6
〜7に反応溶液を調整した。次に酢酸エチ/L/llを
用いて抽出を4回行った後に抽出液を合せて、飽和芒硝
水llで4回洗浄し有機層を分液後、無水硫酸マグネシ
ウムによ)脱水処理後、減圧下にで酢酸エチ〃を留去し
た。次に残渣をメダノーν3 0 0 dに溶解し水a
l中に投入し結晶析出させる工程を3回繰D返し行い減
圧乾燥後、精製された生吠物として淡茶色結晶194.
21収率824)を得た。残存塩素量は0.01優以下
であb,融点は289゜Cであった。
分析化学便覧(日末分析化学会m)有機編P816に記
載されている無水酢r!II.カよびビリジンによるア
セチM化法によ!DOH(4)  を定量したところ1
2h7憾であった〔理論[12.9傷、夾験式N.Ps
 (040H) 6)。
第l図に生或物のIRf−ヤート、第2図にGPC<ケ
tvパーミエーションクロマトグヲフイー)チャートを
示す。rRチャートよJPN環及び水酸基を有するホス
ホニトリ/L/ flR:cステνであるを確認し、ま
たGPCチャートよυ重縮合体をa−tない朧一化合物
であることがN認された。
二1ミ;ノ!)イ11′I3 参考例lの方法にて合咬した結晶性ホスファゼンオリゴ
マ−ttsp(atk体と48体の蚊分比75:25)
(lユニットモA/)を使用し実施例lと同様の方法に
よう茶カツ色固体状のp−メトキシフエノキシ誘導体2
84.6ノ(収率97.8嶋)を得た。残存塩素量は1
1093傷で、融点は95〜l00℃であった。上記に
よう得たp−メトキシフエノキシホスホニトリν酸エス
テル262.ll(0.9ユニットモ/I/)を使用し
た他は実施例lと同様の方法によbメチ7L/基の除去
を行った。得られた生或物は淡茶色結晶で収量228.
6’IC収率854)であった。残存塩素量は0.01
<以下であシ、融点は220〜225℃であり、水酸基
含量は12,8憾であった。
夢,4例斗 参考例lにて合或したホスファセンオリゴマ−〔環伏及
び線状オリゴマー混合物)ll6LI(1ユニットモI
v)を使用した他は身−8例2と同様の方法によhp−
メトキVフエノキシ誘導体を得た。
収量は288.7IC収率97.5傷)で、残存塩素量
は0.15優で、茶カヅ色の高粘稠体であった。
上記によt)得たp−メトキV7エノキンホスホニトリ
N酸エステIL/262.1F ( 0.9−s−二y
 }%/I/)を便用した他は#ロイJ’l2と同様の
方法にょ)メチ〜基の除去を行った。得られた生成物は
淡茶色、高粘稠体で収[210.4f(収率8o%)で
あった。
残存塩素量は0.Ol幅以下であ9、水酸基含量はl2
.7優であった。
*,些冫イ♂ビj5 撹拌装置、還流冷却器、温度計、滴下ロートを備えた2
lの4ツロフヲスコにat体1 16y(lユニットモ
7L/)及びテトヲヒドロフヲン200fを仕込み溶液
とした後に、別にt4壓したp−メトキシフェノールの
Na塩のテトヲヒドロフヲン廖液(p−メトキシフェノ
ーU 126.5F ( L. lモA/)、ナトリウ
ム2 a f ( 1 1−atom)、f } ?ヒ
ドロフヲン400yより調M)t−撹拌下に1時間かけ
て滴下反応させた。反応は激しい発熱反応であるので反
応@席が30’Qを越えないように適宜冷却して反応を
行った。滴下終了後に室温下でさらに反応を7時間行っ
た。該反応にて得られた部分置換本の残存塩g量は17
.211であう推定構造はN3P8Cl2.,8(o−
ocH8)8.o2である。
次に別にg製したナ}IIウムフェノラートノテトヲヒ
ドロフヲン溶液(フエノー/L/l22.aF(1.a
モtv ) 、ナトリウム2 8.8 1 ( 1.2
モv ) ,テトラヒドロフヲン400fよシ調製)を
最高発熱温度aO゜Cに冷却制御しながら1時間かけて
滴下した。次いで室温下で5時間、還流@度で8時間反
応を行い反応を完結した。次にテトラヒドロフヲンを留
去後にトMエンLlを加えて生或物を再溶解させ、水5
 0 0 mlを加えて水洗分液した。有機層を5 ’
Z NaOH水廖液による洗浄及び2 4r NaOH
水溶液による洗浄を各々1回行った後に、(1+9)H
Cl  水溶液で酸性化処理後に5wt係重曹水で洗浄
し、水層pH中注とした。次に有機層を分液し無水硫酸
マグネシウムで脱水処理後にトMエンを留去し、茶カツ
色油伏の生戊物257.6fC収率98.6傷)を得た
。残存塩素量はo.oi傷以下であった。
上記反応で得たp−メトキシフエノキV部分il換ホス
ホニトリA/!2エステlL/261.2f ( 1ユ
ニツ}%A/)とビリジン頃酸塩1167.1 f (
 1 0.l%A/) i2 1の4ツロフラスコに仕
込み、徐々に昇温し205〜2 1 0 ”Qで1時間
反応を行った。その後の操作は参8剖zと同様に行ない
茶色の樹脂状固体2L7.4IC収率88幅)を得た。
残存塩素量は0.014以下であb1水e基含量は6.
8優であった。第8図のGPCチャートよbm重合体を
倉んでいないことが明らかである。尚、N,P, (O
d )L,8(0−OH),。2にかける理論水酸′I
&a−量は6.94である。
f死4列6 Q4fJ5と同じ仕込み量及び同様の反応操作で得たp
−メトキシフエノ番シ基の部分置換体〔N3P8Cl2
.,8(0φOCH.i)8.82〕反応,容液中に、
別に調製した19.24ナトリウムイソデロポキシトノ
イソブロパノーA/容液(インブロパノー/L/4 0
 0 N,ナトリウム28.8F(1.2モA/)よ9
調製)全醋高発熱温度30′Cになるように冷却制倒し
ながらi時間かけて滴下した。さらに室温下で5時間、
還流@度で3時間反応金行った。反応終了後の後処理は
J%A #II 5と司じ方法により行い、4られた生
或物は黄色油伏物で収量は207.6y(収率9l.3
憾)で残存頃素献ぱ0.02憾であった。
J:記反応で鴫たp−メトキシフエノキシ部分置換ホス
ホニトリ/L/酸エステrv 204.’l ( 0.
 9ユニットモ/I/)とビリジン塩酸塩2102y(
 1 8.2モ/I/)t−3Jの4ツロフラスコに仕
込み、徐々に昇温し205〜2 1 0 ’Cでi時間
反応を行った。その浸の操作ぱ慶斤伊72と同様に行な
い茶色高粘稠本181.M(収率8 54 )f.傷た
。残存塩素量はO、Ol4以下であり、水酸基ぎ量は7
.9憾であった。
摩西剖7 l殆OJ 5と同一の仕込み量及び同嫌の反応操作で得
たp−メトキシフエノキシ邪分置換体( N3P,(J
2,,8(0#OCH,)8.。2) 1 8 3.7
 1 ( 0. 9 ユニットモ/L/)トテトラヒド
ロフラン400yを撹p#機付きllのオートクレープ
に仕込み溶解させ、次いで液本アンモニア681/t−
加えて加巴下で室温で48時間反応を行った。反応終了
彼に過剰のアンモニアを除キ、生成した塩化アンモニウ
ムttp別後に戸液中ようテトラヒド口フランを留去し
、反応生殴物として淡黄色の樹脂状固114cl52.
:1M(収率91.6%)を得た。残存塩素量はo.l
優であった。
上記反応で得たP−メトキンフェノキシ部+i検体15
0g(0.81ユニットモlv)とピリジュ塩酸頃14
09.1 9 ( 1 2.2モM)を24の4ツ[フ
ラスコに仕込み、その後の諸操作は:l4(4+l2/
g同様に行なった。反応生成物は淡黄色の樹脂状品体で
収量は117.!M(収率854)、残存塩素1は0.
01憾以下、水酸基含量は9.84であった。
糸S例ざ qfl41J5;と同一の仕込み量及び同様の反応操作
で得たp−メトキシフエノキン部分置換体( N,P,
(J2.,,(OIOCH.),。2)183.7g(
 0.9ユニ・ソトモ/L/)トテトラヒドロフラン4
00yelJI7:反応話に仕込み、次いでアニリン2
79.4N ( 3 −E/I/)を1時間かけて滴下
反トさせた。反応は見解反応であったので30゜Cを越
えないように冷却Lながら行った。滴下終了後、室温で
5時間、還淵@度で3時間Fi応を行って完結した。生
咬した7ニリン塩酸頃をP別後にテトラヒドロフヲン及
O過剰のアニリンを留去しトMエンLl’fr加えて祠
(JW4後に水層のPHが中性になるまで水洗を行った
。次に分液レたトMエン廖液を無水5!t酸マグネVウ
ムによI)悦水処理しトM二ン1t留去し、反応生直物
として淡黄色の儒脂状固体2191収嘉9 3.5 4
 ’)を慢だ。残存塩素量は0.024であった。
午力4多q′? ’/f4’e)41J5ト同8の方法で得たp−メトキ
シフニノキV部分置換体( N3P,Cβ2.98(0
φOCH,),.。2] 183.7f(0.9ユニッ
トモル)トテトラヒドロフラン4009をllの反応器
に仕込み、次いでヅエチMアミ7219.1(8モV)
を1時間かけて滴下反応させた。Fi応は発熱反応であ
ったので反応d度が30゛Cを越えないように冷却しな
がら反応を行った。滴下終了後室温下で12時間、還流
温度下で7時間反応を行って完結した。反応終了後ジエ
チMアミン塩@塩をF別後に、テトラヒドロフラン及び
過剰のジエチMアミンを留去し反応生或物として淡黄色
樹脂状固体194.7F(収率904を得た。残存塩素
量は0.21%であった。
実施例1 撹拌装置、還流冷NJ器、温度計を備えたi反応器に,
l flJ 2で合或したヘキサーp−ヒドロシシフエ
ノキンホスホニトリル酸エスfv’l8.9Q(0,1
モrv ) ,エビクロlレヒドリン555.2N(6
モ/L/)を仕込み加熱溶解させた。次に4 0 %N
aOH水溶11 ( NaOH : 2. 4 4 9
 , 0.06 1モv’)を95〜lL8℃で65分
間かけて滴下した。反応を完結させるために同@弯でさ
らにl5分間反応ヲ行った。反応終了後にエピクロMヒ
ドリン及び水を留去し、残渣にクロロホルムtgを加え
て再溶解し、水1lを加えて水洗を2回行った。分液し
た有機層は無水硫酸マグネシウムによう脱水後クロロホ
Mムを留去し、赤カツ色の樹脂状固体lO31(収率9
1,5傷)全傳た。
第4図のIRチャート及び第5図の H−NMRチャー
トからエポキシ基を有するホスホニトリM酸エステMで
あることが明らかとなり、また第6図のGPC分析の結
果、N,p8(010CH2冒:,−P2)6を主成分
とする生成物であることが判明した。
実施例2 史施合り1で用いたと同様の反応装置金使用し、慶西4
l}il5で合纜した部分置換p−ヒドロキシフエノキ
シ誘導体7 5.6 1 ( 0.1%/L/)、エビ
クロνヒドl冫277.6IC3モ/I/)及び水10
−を仕込み、加熱喀解後、ペレット状の水酸化ナ} リ
クム1 2.4 f ( 0.31モJv)を80〜9
5℃で10分間で添加した。添7)0後90〜95゛C
で40分間反応を続行した。反応終了後の諸操作は実施
例Iと同晴に行ない、赤カツ色のI1t脂状固本85.
8f(収冨93.7憾)を碍た。
第7図のIRチャート及び第8図のH−NMRチャート
よシエボキV基を有するホスホニトリM酸エステMであ
ることが明らかとなり、1た醪9図のGPC分析の結果
、重付加物の少ない混合物であることが明らかとなった
−7!FP,例10 HnI1zにかいてP−メトキシフエノーMに代えて0
−メトキシフエノーMを使吊した池は同様の方法にてf
ilE E f行った。その結果茶カツ色の固体である
0−メトキシフエノキシホスホニトリM酸エステl’2
84.11(収率97.4幅)を得た。残存塩素量は0
.15冬で、融点は98〜l 0 0 ”Cであった。
上記方法にて4た0−メトキシフエノシシホスホニトI
J Iv酸エステ/L/262.1y( 0,9 ユニ
・ソトモM)とピリジン塩酸頃208(H’ ( 1 
8モ/L/)を吊いて4−%i4J’l 2と喝様の方
法にてヒドロキシ(ヒ反応を行った。その結果、淡茶色
結晶193−19(収冨8l.5傷)を得た。残存塩素
量は0.Ol鴫以丁であり、融点は2 8 5 ’C!
であった。アセチM化法によりOH (4)を定量した
ところ1 2. 6 4であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は参考例化合物のIRチャート、弟2〜3図は参
考例化合物のGPCチャート、第4,7図は本発明目的
物のIRチャート、第6.9図は本発明目的物のGPC
チャート、及び第5.8図は本発明目的物の−H−NM
Rチャートである.(以 上) 出 願 人  大塚化学薬品株式会社 代 理 人  弁理士 田 村  巌 第 1 図 第 2 図 Elution Count 第 3 図 Elution Count 第 4 図 還 8丈 (c m” ) 第 5 図 t7 シ1 6 図 第 7 図 第 8 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)残存活性塩素を実質上含有しないホスホニトリル
    酸ポリグリシジルオキシフェニルエステルと少量のポリ
    ホスホニトリル酸ポリグリシジルオキシフェニルエステ
    ルを含むエステル混合物。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Aは−OφOH又は−OφOCH_2CH−CH_2
    、BはAと同じ基、又はアルコキシ、ハロアルコキシ、
    置換基を有しもしくは有しないアリールオキシ、アミノ
    、第1級アミノ又は第2級アミノ基、nは3〜20の整
    数を示す)で表わされるホスホニトリル酸ポリヒドロキ
    シフェニルエステルとエピクロルヒドリンとをアルカリ
    の存在下に反応させることを特徴とするホスホニトリル
    酸ポリグリシジルオキシフェニルエステルと少量のポリ
    ホスホニトリル酸ポリグリシジルオキシフェニルエステ
    ルを含むエステル混合物の製造法。
JP28145290A 1990-10-18 1990-10-18 ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法 Expired - Lifetime JPH064661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28145290A JPH064661B2 (ja) 1990-10-18 1990-10-18 ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28145290A JPH064661B2 (ja) 1990-10-18 1990-10-18 ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10243682A Division JPS58219190A (ja) 1982-06-15 1982-06-15 ホスホニトリル酸エステル類及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03163090A true JPH03163090A (ja) 1991-07-15
JPH064661B2 JPH064661B2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=17639379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28145290A Expired - Lifetime JPH064661B2 (ja) 1990-10-18 1990-10-18 ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064661B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047995A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Kaneka Corp 難燃性を向上させた耐熱性樹脂組成物およびその利用
JP2010037241A (ja) * 2008-08-02 2010-02-18 Fushimi Pharm Co Ltd グリシジルオキシ基含有環状ホスファゼン化合物およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047995A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Kaneka Corp 難燃性を向上させた耐熱性樹脂組成物およびその利用
JP2010037241A (ja) * 2008-08-02 2010-02-18 Fushimi Pharm Co Ltd グリシジルオキシ基含有環状ホスファゼン化合物およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH064661B2 (ja) 1994-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2000034219A1 (en) Cardanol derivative and method of making the cardanol derivative
US3532751A (en) Synthesis of 3-chloro-2-hydroxypropyl quaternary ammonium salts
JPH03163090A (ja) ホスホニトリル酸エステル混合物からなる組成物及びその製造法
CN111715283A (zh) 一种用于季戊四醇二烯丙基醚合成的催化剂及其制备方法
JPH01132541A (ja) 新規なジエポキシドおよびジフエノキシ化合物
US4451410A (en) Process for preparing condensed polyalkoxyphosphazene
JPS58219190A (ja) ホスホニトリル酸エステル類及びその製造法
CN111892572A (zh) 一种西瓜酮前体的合成工艺
CN113735693B (zh) 一种白藜芦醇三甲醚的合成方法
US5488170A (en) Process for producing 3-methyl-1-phenylphospholene oxide
CN111848366B (zh) 季戊四醇二烯丙基醚及其所采用的催化剂的制备方法
US4371709A (en) Method of preparing oligomeric brominous xylylene bisphenol ethers
CN116283681B (zh) 一种工业化生产八溴s醚的方法
US4250105A (en) Production of aliphatic compounds containing isocyanato and hydroxyl functionality
JPH04293931A (ja) ポリ(1,4−ピリジニウム)塩及びその使用方法
Rokicki et al. A new route for the synthesis of polyhydroxyethers
KR910006903B1 (ko) 2,2'-디히드록시-4,4'-디알콕시벤조페논 유도체의 제조방법
JPS5826905B2 (ja) ジフエニルアミン化合物の改良製造法
CN116444783A (zh) 一种聚醚胺乙基磺酸钠、其制备方法以及用途
JPS6311352B2 (ja)
KR20010101530A (ko) 아조이미노에테르와 아조카르복실산 에스테르의 제조방법및 신규의 혼합형 아조카르복실산 에스테르
JPS61282388A (ja) 有機環状りん化合物およびその製法
CN117946402A (zh) 一种双酚溴聚磷腈阻燃剂及阻燃氯丁橡胶复合材料
CN117304149A (zh) 4-苯乙炔苯酐的合成方法
KR20220054017A (ko) 아미드 칠량체 및 이의 제조 방법