JPH03163084A - 光学活性中間体及びその製造法 - Google Patents

光学活性中間体及びその製造法

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JPH03163084A
JPH03163084A JP2214224A JP21422490A JPH03163084A JP H03163084 A JPH03163084 A JP H03163084A JP 2214224 A JP2214224 A JP 2214224A JP 21422490 A JP21422490 A JP 21422490A JP H03163084 A JPH03163084 A JP H03163084A
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JP
Japan
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compound
inositol
optically active
bis
cyclohexylidene
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Application number
JP2214224A
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English (en)
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Shoichiro Ozaki
庄一郎 尾崎
Takahiko Akiyama
隆彦 秋山
Morihisa Machida
町田 守久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Board of Rubber Res Inst of Malaysia
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Board of Rubber Res Inst of Malaysia
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Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd, Board of Rubber Res Inst of Malaysia filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/04Ortho-condensed systems

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、試薬あるいは医薬として有用な光学活性リン
酸化イノシトール化合物を合成するための光学活性中間
体及びその製造法に関する。
く従来の技術〉 近年、イノシトール−1.4.5−トリリン酸が、細胞
内の情報伝達を司る新しいセカンドメッセンジャーとし
て注目を集め、イノシトールー1.4.5−トリリン酸
およびその関連代謝物の生埋作用とその作用機構の解明
、そして病気との関連等、多方面に亘る研究が盛んに行
われている。
しかし、イノシトール−1.4.5−1−リリン酸を、
生体中より加水分解を経て大量に分離抽出することは、
イノシトールー1,4.5−トリリン酸が分111li
製しにくいこと、また、微量にしか存在しないこと等の
理由から、困難な状況にある. そこで、イノシトール−1.4.5−1−リリン酸を化
学合成する試みが、Berridgeらの報告( H.
 Streb, R. F. Irvine, M. 
J. Berridge& I. Schulx, N
ature, 306 . 67  (1983)  
;M. J. Berridge & R. F. I
rvine, ibid, 312315 (1984
) )以来、活発に行なわれてきた.そして、1985
年、ついに、本願発明者の一人である尾崎らが、ミオイ
ノシトールを出発原料とする光学活性イノシトール−1
.4.5−}リリン酸の合成に成功した( S,Oza
ki, Y.Watanabe, T. Ogasaw
ara, Y.Kondo, N.Shiotani.
 H. Nishii, T. Matsuki,Te
trahedron Lett.. 27 . 315
7 (1986) )。
その後、イノシトール−2.4.5−}リリン酸、イノ
シトール−1.4.5−トリリン酸の代謝産物といわれ
るイノシトールー1.3,4,5−テトラリン酸、イノ
シトール−1.3,4−}リリン酸をはじめとする各種
リン酸化イノシトール化合物の合成も行なわれている。
しかし、ミオイノシトールはメソ型化合物であるため、
合成過程途中で常にその鏡像異性体が等モル生成する。
 そして、光学活性なイノシトール−1.4.5−トリ
リン酸を得るには、適当な方法による光学分割の過程が
必要である。 なお、光学分割法としては、ラセミ体に
光学活性な化合物を作用させてジアステレオマーを合成
し、しかる後にカラムクロマトグラフィー等によってジ
アステレオマーを分離するジアステレオマー法、あるい
は、ラセミ体を分離する機能をもったカラムを使用する
方法等が挙げられる. 一方、光学活性原料を用い、光学分割の過程を必要とし
ない光学活性イノシトール類合成の試みもなされている
(尾崎庄一郎、渡辺裕、有機合威化学協会誌、第47巻
、第4号、363頁(1989) ) . く発明が解決しようとする課題〉 上述の如く、ミオイノシトールを出発原料とする光学活
性なリン酸化イノシトール化合物の化学合成法は公知で
ある. しかし、この合成法は、光学分割の過程を必要
とする方法であり、光学分割は、収率の極度の低下をも
たらすほか、合成効率の点からも好ましくない。
また、尾崎らによる光学活性原料を用いる方法は、光学
分割の過程は不要であるが、その合成工程が非常に煩雑
であり、また、収率も極めて低いため、実用上の見地か
らは十分な製造方法とは言えない. 本発明は、上記の事実に鑑みてなされたものであり、光
学分割を行なうことなく、効率よく、光学活性なリン酸
化イノシトール化合物を合成する&:WAt,て有用な
、新規の光学活性中間体、およびその製造法の提供を目
的とするものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、光学活性なリン酸化イノシトール化合物を得
るための新規光学活性中間体およびその製造法を開示す
るものである. 本発明の新規光学活性中間体とは、光学活性な1.2:
4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイル
−6−ベンジルよオイノシトール、1.2:4.5−ビ
ス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベンジルミオイ
ノシトール、1,2:4,5−ビス(シクロヘキシリデ
ン)−3−ベンジル−6−ベンゾイルミオイノシトール
および1,2:5,6−ビス(シクロヘキシリデン)−
3−ベンゾイルミオイノシトールである。
従来は、上記中間体は、D型とL型が等量混ざった所謂
ラセミ体の形でしか得られず、光学分割された形では全
く得られていなかった。
また、本発明の製造法は、光学活性物質であるL−クエ
ブラキトールを出発原料とし、L−クエブラキトールの
2位のメトキシ基の脱メチル化と1位の水酸基の反転を
行うことを特徴とするものである. 本発明法は、出発原料に光学活性な物質を用いるから、
合成過程において光学分割操作を行うことなく、光学活
性中間体、しいては光学活性なリン酸化イノシトール化
合物の合成を可能とする. 以下に、本発明を詳細に説明する. 本発明の前記四種の光学活性中間体は、光学活性なL−
クエブラキトールを出発原料として光学活性なリン酸化
イノシトール化合物を合成する際の中間体である. 出
発原料であるL一クエブラキトールが光学活性体である
ので、該中間体も、光学活性体のみが得られる.出発原
料であるし−クエブラキトール(L−( − ) − 
2 − 0 − Matyl −  chiro − 
inositol)は、イノシトールのモノメチルエー
テルであり、ケブラコ皮や、バラゴムノキ( heve
abrasiliensis)の汁液、その他植物体中
に広く見.い出されている. 従って.これら植物由来
のL−クエブラキトールを出発原料として用いればよい
L−クエブラキトールのこうした植物体からの採取方法
については、例えば、バラゴムノキからし−クエブラキ
トールを採取する方法が特願昭63− 188562号
および特願平01− 161922号に記載されている
後者によれば、L−クエブラキトールは、天然ゴム漿液
(天然ゴム製造工程で、凝固したゴム分を取り除いた残
りの水溶液)の濃縮物若しくは乾固物をメタノールに溶
解し、溶解液を濃縮し、L−クエブラキトールを結晶化
させることによって容易に採取することが出来る. こ
うして採取されたクエブラキトールは、全て光学活性な
L型である. 本発明の製造法は、L−クエプラキトールの2位のメト
キシ基の脱メチル化と、1位の水酸基の反転とを任意の
順序で行なう工程を含む、下記一般式(1)で示される
光学活性な中間体および光学活性な1.2:5.6−ビ
ス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイルミオイノシ
トールの製造法である. 一般式(I) 0 (ここで、R l . R 2は、それぞれベンジル基
もしくはベンゾイル基( Rl 冨R2  pt l≠
R2の場合を含む)を表わす) 本発明法は、L−クエプラキトールを出発原料とし、光
学活性な上記一般式(I)で示される四種の中間体[1
.2:4.5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベン
ゾイル−6−ベンジルミオイノシトール、!.2:4,
5−ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベンゾイ
ルミオイノシトール、1,2:4,5−ビス(シクロヘ
キシリデン)−3.6−ジベンジルミオイノシトール、
1.2:4.5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベ
ンジル−6−ベンゾイルミオイノシトール]および光学
活性な1.2:5,6−ビス(シクロヘキシリデン)一
3−ベンゾイルくオイノシトールを合成するに際し、L
−クエブラキトールの2位のメトキシ基の脱メチル化と
、1位の水酸基の反転の工程を任意の順序で含む方法全
てを包含するが、以下に、好適な製造法について述べる
<1,2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−
ベンゾイル−6−ベンジルミオイノシトールおよび1,
2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジ
ベンジルミオイノシトールの合戒〉 L−クエブラキトールの2位のメトキシ基の脱メチル化
を行った後、1位の水酸基の反転を行ない,1.2:4
.5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイル−
6−ベンジルミオイノシトールおよび1,2:4,5−
ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベンジルミオ
イノシトールを合成する際の反応経路を図示したのが第
1図である。 第1図に基づいて、その反応経路を説明
する, L−クエブラキトール1は、2位がメチルエーテル化し
てメトキシ基となっており、二つの隣り合った水酸基(
3、4位の水酸基と5、6位の水酸基)を選択的にブリ
ッジ型保護基で保護することが出来る. このような保
護基としては、例えば、シクロヘキサノン、アセトン等
が挙げられる。 そして、保謹基の導入反応の際には、
各々のエノールエーテル、すなわちシクロヘキサノンの
エノールエーテルである1−エトキシシクロヘキセン、
アセトンのエノールエーテルである2.2−ジメトキシ
プロパン等を作用させる。
L−クエブラキトール1を上述のブリッジ型保護基(第
1図の例ではシクロヘキサノン)で保護し、化合物2を
得る, 次いで、ハロゲン化ベンゾイルを反応させて化
合物3を得る。 化合物2において、残っている水酸基
は1位のみであるので、1位の水酸基が選択的にベンゾ
イル化される。 この化合物lに、ハロゲン化アルミニ
ウムとヨウ化ナトリウムを作用させ、脱メチル化反応と
3、4位の保護基の取り外しを行なうと、化合物まが得
られる。 再生した2、3、4位の水酸基のうち、隣り
合った2、3位の水酸基をブリッジ型保謹基で保謹し、
化合物旦を得る。 残った4位の水酸基をベンジル化し
、化合物旦を得る。 次いで、水酸化ナトリウム水溶液
にて1位のベンゾイル基をけん化し、水酸基を再生させ
て化合物7を得る。 酸化、還元の2ステップで、1位
の水酸基を反転させ、化合物旦を得る。 この化合物8
を再びベンゾイル化すると、目的の1,2:4,5−ビ
ス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイル−6−ペン
ジルミオイノシトール14が得られる。 また、化合物
旦をベンジル化すると、1,2:4.5−ビス(シクロ
ヘキシリデン)−3.6−ジベンジルミオイノシトール
ーL』一が得られる。
<1,2:5,6−ビス(シクロヘキシリデン)−3−
ベンゾイルミオイノシトール、1,2:4,5−ビス(
シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイル−6−ベンジル
ミオイノシトール、1.2:4.5−ビス(シクロヘキ
シリデン)−3.6−ジベンゾイルミ才イノシトールお
よび1,2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3
−ベンジル−6−ベンゾイル主オイノシトールの合威〉 し−クエブラキトールの1位の水酸基の反転を行なった
後、2位のメトキシ基の脱メチル化を行ない、1,2:
5,6−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイル
くオイノシトール、1.2:4.5−ビス(シクロヘキ
シリデン)−3−ベンゾイル−6−ベンジル主オイノシ
トール、1,2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)
−3.6−ジベンゾイルミオイノシトールおよび1.2
:4.5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベンジル
−6−ベンゾイルよオイノシトールを合成する際の反応
経路を図示したのが第2図である。 第2図に基づいて
、その反応経路を説明する。
L−クエブラキトール1にブリッジ型保護基を作用させ
、化合物2を得るのは、第1図と同様である。 この化
合物2を、無水ベンゼンおよび酸無水物中で、ジメチル
スルホキシドで酸化し、化合物9を得る。 これにより
、1位の水酸基が選択的に酸化ざれ、ケトンとなる。 
化合物9を、−78℃にて、水素化ホウ素リチウムを用
いて還元、反転を行ない、化合物lOを得る。 次いで
、ハロゲン化ベンゾイルでベンゾイル化し、化合物11
を得る。化合物11に、第1図の場合と同様に、ハロゲ
ン化アルミニウムとヨウ化ナトリウムを作用させ、脱メ
チル化反応と3、4位の保護基の取り外しを行なうと、
化合物12が得られる。  この化合物12に、無水ジ
クロロメタン中、三フッ化ホウ素ジエチルエーテルとエ
トキシシクロヘキセンを作用させてブリッジ型保謹基を
つけると、化合物13および、1,2:5,6−ビス(
シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイルミオイノシトー
ル17が得られる。
化合物13に、ペンジルトリクロロアセトイミデートと
トリフルオロメタンスルホン酸を作用させ、ベンジル化
を行なうと、目的とする1.2:4.5−ビス(シクロ
ヘキシリデン)′−3−ベンゾイル−6−ベンジルミオ
イノシトール14が得られる。
また、化合物13にトリエチルアミンと塩化ベンゾイル
を作用させ、ベンゾイル化を行なうと、1,2:4,5
−ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベンゾイル
ミオイノシトール16が得られる。
さらに、化合物13にメタノールと少量の水を加えた上
で水酸化カリウムを作用させ、ベンゾイル基を取り外し
て水酸基を回復させ、化合物18を得る. 次いで、化
合物−L』一に、トルエンのような有機溶媒中にて、水
素化ナトリウムと臭化ベンジルのようなベンジル化剤を
作用させて3位の水酸基のベンジル化を行ない、化合物
上ユを得る。 化合物上上に、ビリジン系化合物(触媒
)の存在下で安息香酸無水物を作用させ、ベンゾイル化
を行なうと、目的の1,2:4,5−ビス(シクロヘキ
シリデン)一3−ベンジル−6−ベンゾイルミオイノシ
トール20が得られる。
上記本発明法やその他の方法で得た本発明の光学活性中
間体は、さらに数工程の合成工程を経た後、塩化ジアニ
リノリン酸、三塩化リン等のリン酸化剤を使用した既知
のリン酸化法(例えば、尾崎庄一郎、渡辺裕、有機合成
化学協会誌、第47巻、第4号、363頁 (1989
)に開示されている)により、イノシトールトリリン酸
、イノシトールテトラリン酸等のリン酸化イノシトール
化合物とする。 これらのリン酸化イノシトール化合物
の用途としては、試薬(例えば生体の生理作用の研究用
)あるいは医薬(例えば、強心剤、抗動脈硬化剤、降圧
剤、昇圧剤等)等が挙げられる。
く実施例〉 以下、実施例を示し、本発明について具体的に説明する
. (実施例1) 1.2:4.5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベ
ンゾイル−6−ベンジルミオイノシトール及び1,2:
4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベン
ジルミオイノシトールの合成: ■ し−クエブラキトール±(3.OOg,15、4 
mmol)に、窒素雰囲気下、無水ジメチルホルムアミ
ド5mILを加え、0℃とし、エトキシシクロヘキセン
(6.60mj2、46.3■ol)とP−トルエンス
ルホン酸(0.294g、1 .  5 4 mmol
)とを加えた後、80℃に加熱する.  1.5時間後
、エトキシシクロヘキセン(2.20mA、1 5 .
 4 ■ol)を加え、さらに1.5時間後、エトキシ
シクロヘキセン(1 .  1 0mil,  7. 
 7 2mmol)を加え、0.5時間攪拌する。 反
応液は、氷を入れた分液ロートに移し、飽和炭酸水素ナ
トリウムA溶液を加えた後、ジクロロメタン抽出し、有
a層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回、Aで1回
洗浄する。 有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥
、濾過し、溶媒を減圧溜去1る. これについて、カラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=2/1
)4行ない、ヘキサンで再結晶して化合物2を観る. 化合物2 収  量  4.01g(73 %) Rf値 0.33(酢酸エチル/ヘキサン−1/3) 融  点  114.5 〜 115.5 ℃(α)。
   − 15.5@ (c,  3.  50   CHCJZs  )’H
−NMR( δ  in   CDCJZ3  、27
0MHz) 1.  35 〜1.  75  (20H% rn)
  、2.  80  (IH,  S)  、3. 
 57  (3H% S )、 3.  54〜3.  75  (3H% m)  、
4.  26〜4。 39  (38% m)IR(n
ujol) 3 5 0 0、 1 1 0 0、 f035cm−
’C  +sH soo s C:64.  39;H:8.  53(理論値) C:64.  38:H:8.  67(測定値) (参考) 融点   117〜119℃ 〔α〕。  − 1 9. 3° (c,  0.  775   CHCILs  )S
.  D.  G”ero.  Tetrahedro
n,  Vol.  25,pp. 5681〜568
7 (1969)による■ 化合物2 (2.OOg、
5 .  6 4 mmc)l)に、窒素雰囲気下、無
水ジクロロメタン18mlを加え、O℃とし、トリエチ
ルアミン(1.258m℃、9 .  0 3 mmo
l)と塩化ベンゾイル(0.982mft,8.16m
mof)と触媒量のジメチルアミノピリジンとを加えた
後、O℃で1.5時間、続いて室温で4時間攪拌する.
 反応液を分液ロートに移し、飽和食塩水で1回、水で
1回洗浄した後、有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて
乾燥、濾過し、溶媒を減圧溜去する。 これを、カラム
クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン−1/12
)によって精製し、化合物3を得る. 化合物3 収  量  2.  58g  (100 %)Rf値
 0.55(酢酸エチル/ヘキサン冨1/3) 融  点  6 3〜6 5℃ 〔α)o   −t’y.o° (c,  6.  54   CHCIIs  )’H
−NMR(δ  i  n   CDCIL3 、27
0MHz) 1.30〜1  、 84  (20H,  m)  
、3.  48  (3H,  S)  、3.  6
7 〜3.  92  (3H,  m)  、4. 
 35 〜4.  46  (2H,  m)  、5
.  80  (IH,  t% JI.2  冨Jl
.+1冨3.  7Hz)  、 7.  40 〜7.  62  (31{,  m)
  、7.  9  5 〜8.  1  8  (2
8% m)IR(nujol) 1 7 2 0 、 1 2 5 5 、 1 1 0
 0 、690cm−’ ■ 化合物3 (1 . O O g, 2.  1 
8mmol)に、窒素雰囲気下、無水アセトニトリル2
5mj2を加え、0℃とし、塩化アルミニウム(2. 
 9 0 4 g,  2 1 .  8mmol)と
ヨウ化ナトリウム(3.  2 6 9 g,  2 
1 .  8mmol)を加える。 数分後、室温まで
昇温し、3時間攪拌する。 反応液を氷水を入れた分液
ロートに移し、ジクロロメタン抽出し、有機層を飽和食
塩水で1回、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液で1回、水
で1回洗浄する. 有機層に無水硫酸ナトリウムを加え
て乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。 これを、カラ
ムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/1
)によって精製し、化合物4を得る. 化合物4 収  量  0.  450g  (57 %)Rf値
 0.30(酢酸エチル/ヘキサン−3/1) ’H−NMR(δ in  CDCJ23、270MH
z) 1.24 〜1.77 (IOH,m)、2.32〜3
.44 (3H,br.)、3.  69  (IH%
 dd, J 4,.  xi  0.  I  Hz,Ja.s
  = 6.  8Hz)  、3.  86  (I
H,  t,  J3.4  霧 J,.2=10. 
 IHZ)  、 4.  02  (IH,  dd, J2.+  −3.  4Hz, J2.3−10.  1Hz)  、 4.16(IH% dd, J,、4 =6.  8Hz, Js,a  = 6.  5HZ)  、4.  25
  (IHS dd, J.口x3.4Hz, Ja.s  ! 6.  5Hz)  、5.  80
  (IH,  t,  JI.2  =J+.s−3
.  4Hz)  、 7.  34 〜7.  60  (3H,  m) 
 、7.  92 〜8.  09  (2H,  m
)IR(nujol) 3350,  1705 、 1260,1 0 9 
0、 700cm−’ ■ 化合物4 (179.5mg,0.493Ho I
 )に、窒素雰囲気下、無水ジクロロメタン3ml!.
を加え、0℃とし、エトキシシクロヘキセン(0. 1
 7 5mIL, 1 . 2 3mmol)と、三フ
ッ化ホウ素ジエチルエーテル( 0.0061m IL
,0.0493mmol)と、モレキュラーシーブス4
A5粒とを加える。 1時間攪拌後、エトキシシクロヘ
キセン( 0.0351m j!、0 .  2 4 
6mmol)を加え、さらに1時間攪拌する. 反応液
を、氷を入れた分液ロートに移し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄した後、有機層に無水硫酸ナトリウム
を加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する. これを
、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン−1
/3)によって精製し、化合物5を得る. 化合物5 収  量  139.  0mg  (63 %)Rf
値 0.35(酢酸エチル/ヘキサン−1/3) ’H−NMR(δ in  CDCIL3、270MH
z) 1.22〜1.79 (20H%m)、2.82〜2.
95 (IH,br.s)、3.86 〜4.07 (
3H,m)、4.22 (IH,t)、 4.37 (IH.dd)、 5.95 (IH,br.s)、 7.36〜7.64 (3}i,m)、7.92〜8.
09 (2}1,m) ■ 化合物互(219.6mg,0.494a+a+o
l)に、窒素雰囲気下、無水ジクロロメタン3mAと無
水シクロヘキサン6mllを加え、O℃とし、ペンジル
トリクロロアセトイミデート(0.258m角、1. 
 48  mmol )と、トリフルオロメタンスルホ
ン酸0.011mJ2とを加え、0℃で10分間攪拌後
、室温まで昇湿して2時間攪拌する. 反応液を氷を入
れた分液ロートに移し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を加え、ジクロロメタン抽出した後、有機層に無水硫酸
ナトリウムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する
。 これを、酢酸エチル・ヘキサンで再結晶し、副生成
物を濾去した後、濾液を濃縮し、薄層クロマトグラフイ
ー(酢酸エチル/ヘキサン−174)によって精製し、
化合物6を得る。
化合物6 収  量  242.  6mg  (92%)Rf値
 0.80 (酢酸エチル/ヘキサン=173) ’H−NMR(δ in  CCfL4、90MHZ) 1.19 〜1.91 (208%m)、3.34 〜
4.44 (5H%m)、4.80 (2H% S)、 5.76〜5.87 (IH,br.s)、7.09 
〜7.65 (8H,m)、7.92〜8、1 4 (
2H,m) ■ 化合物6(36、2 m g , 0.0677 
mLLlol )に、1,4−ジオキサン1.5mj2
と、O、5N−水酸化ナトリウム水溶液1.35mj2
とを加え、室温で4時間攪拌後にジクロロメタン抽出を
行なう。 有機層を水で2回洗浄した後、無水硫酸ナト
リウムを加えて乾燥、@過し、溶媒を減圧留去する。 
これを、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキ
サン=1/8)によって精製し、化合物工を得る。
化合物7 収  量  23.  8mg  (82%)Rf値 
0.50 (酢酸エチル/ヘキサン=1/3) ’H−NMR(δ in  CDCA3、270MHZ
) 1.22 〜1.90 (20H,m)、2.39 (
IH,br.s)、 3.63 (IH%dd, J4.3 =1 0.8Hz, J4.S −5− 8Hz)、 3、73 (IH1dd, Jll−2.3Hz, J2.3−9.9Hz)、 3.96 (IH,t, J3.2 =Js.4 =9.9Hz)、4.25 (
IH,t,JS4=JB,@雪5.8Hz)、 4.  32  (IH,  dd, Ja.+  −  2.  3  H  z,Js.s
  = 5.  8Hz)  、4.  4・7  (
1}!,  br.  s)  、4.  86  (
2H,  s)  、7.  1  7 〜7.  4
8  (5H% m)■ 化合物7 (4 1 .  
6 m g, 0.0986 mmol )に、窒素雰
囲気下、無水ジクロロメタン0.8mltと、FCC(
ビリジニウムクロロクロメート、4 f.  7mg,
  0.  1 93  mmol )と、粉末状の乾
燥したモレキュラーシーブス3A40mgとを加え、室
温で4時間攪拌する.反応液をセライト濾過し、濾液を
濃縮、乾燥する. これに無水テトラヒドロフラン1+
nJZを加え、−78℃に冷却して水素化ホウ素リチウ
ム( 2 . 1 m g, 0.0968 aa+o
l )を加え、2時間攪拌する. 反応液を氷水を入れ
た分液ロートに移し、ジクロロメタン抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを加えて
乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。
これを、薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサ
ン−1/3)によって精製し、化合物8を得る. 化合物8 収  量  10.  2mg  (25 %〉Rf値
 0.25(酢酸エチル/ヘキサン=1/3) ’H−NMR(δ in  CDCA3、90MHz) 1.23 〜1.76 (20H%m)、2.1 6 
〜2.53 (IH,br.s)、3.1 6 〜3.
79 (3}{,m)、3.80〜4、Oo (IH,
br.m)、4.15 (IH,t%J=6.0Hz)
、4.43 (IH,t%J=5.4Hz)、4.83
 (2H,br.s)、 7.07〜7.58 (5H,m) ■ 化合物8 (15.5mg,0.036mmo l
 )に、窒素雰囲気下、無水ジクロロメタン0.5mA
を加え、0℃とし、トリエチルアミン( 0.0080
m It、0.0576 mmol )と塩化ベンゾイ
ル( 0.0063m A、0.0540 mmol 
)と触媒量のジメチルアミノビリジンとを加え、室温で
一夜攪拌する。 反応液を分液ロートに移し、ジクロロ
メタン抽出し、有機層を飽和食塩水で1回、水で1回洗
浄した後、無水硫酸ナ゜トリウムを加えて乾燥、濾過し
、溶媒を減圧留去する。 これを、薄層クロマトグラフ
ィー(酢酸エチル/ヘキサン−1/5)によって精製し
、化合物14を得る。
化合物14 収  量  13.  5mg  (70 %)Rf値
 O.SO <酢酸エチル/ヘキサン=1/5) [αlo   +2.8° (C,  2.  47   CHC ft a  )
’H−NMR( δ  i  n   CDC IL,
  、100MHZ) 1.  16 〜1.  80  (20H,  m)
  、3.  62  ( I H,  d a,J,
,2 =8.  9Hz, Js.<  =1  1.  0Hz)  、4.  
12  (IH,  dd, J.,.=1  0.  3Hz. Jz.s  =8.  9Hz)  、4.19(IH
% dd, JB,.=5.  4Hz、 J8.6 =4.  6Hz)  、 4.  58  (IH,  dd, J4.3 冨 11.OHZ, J4,s =5.  4Hz)  、 4.  68  (IH,  t, J 8. S  ” J 11. l  ” 4. 6
Hz)  、4.  87  (2H% g)  、5
.  28  (11{% dd, J,,6 =4.  6Hz, Jl.2  =1  0.  3HZ)  、7 . 
 2 4 〜7 .  5 6  ( 8 H %ro
 )  、7.96〜8、 1  5  (2H,m)
■ 化合物旦( 2 0 .  5 m g %0.0
471i mmol )に、窒素雰囲気下、無水ジメチ
ルホルムアミド0.5mj2を加え、0℃とし、水素化
ナトリウム( 1 .  7mg, 0.0714 m
mol )を加えて15分間攪拌する。 そこに塩化ベ
ンジル( 0.0110m ft , 0.0952 
mmol )を加え、室温まで昇温した後、一夜攪拌す
る. 反応液を氷水を入れた分液ロートに移し、ジクロ
ロメタン抽出した後、有機層に無水硫酸ナトリウムを加
えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。 これを、薄
層クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/3
)によって精製し、化合物15を得る. 化合物15 収  量  1 a.  6mg  (75 %)Rf
{!i0.75(酢酸エチノレ/ヘキサン=173) [α]:6 −67.6° (c,1.08   CHCjZ3.)’H−NMR(
 δ  in   CDCf,、100MHz) 1.  08 〜1.82  (208% m)  、
3.  30  (I  H,  t,  J3.2 
 =J3.4=10.  5Hz)  、 3.  61  (IH% dd, J 4,,  =1  0.  5HZ,J4.s  
=6.  5Hz)  、3.  72  (IH% 
dd, JS.4 =6.  5Hz, Js.a  =4.  5Hz)  、3.  99 
 (2H,  m)  、4.  30  (IH, 
 t,  Ja.s  瓢J6=4.  5Hz)  
、 4.  82  (4H.  S)  、7.  27
 〜7.  50  (1  0H% m)(実施例2
) 1,2:5,6−ビス(シクロヘキシリデン)−3−ベ
ンゾイルミオイノシトール、1.2:4.5−ビス(シ
クロヘキシリデン)−3−ベンゾイル−6−ベンジルミ
オイノシトール、1,2:4,5−ビス(シクロヘキシ
リデン)−3.6−ジベンゾイルミオイノシトールおよ
び1,2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−
ベンゾル−6−ベンゾイルミオイノシトールの合成; ■ 実施例1で得た化合物2 (1.OOg、2 . 
8 2 mmol)に、窒素雰囲気下、無水ベンゼン1
8mJ2を加え、室温でジメチルスルホキシド(2. 
0Omj!, 28.  2  mmol )と無水酢
酸(t. 3 3mIL,  1 4.  1  mm
ol )とを加え、7時間加熱還流する。 反応液を氷
を入れた分液ロートに移し、水で1回、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で1回洗浄した後、有機層に無水硫酸ナ
トリウムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。
 これを、カラムクロマトグラフィ−(酢酸エチル/ヘ
キサン=1/4)によって精製し、化合物ユを得る. 化合物9 収  量  o.  99g  (100 %)Rf値
 O、45(酢酸エチル/ヘキサン=1/3) (α)。  − 1 2. 0° (C,  7.  07   CHCj23 )’H−
NMR( δ  in   CCj!4 、90MHz
) 1.  30 〜1.  87  (20H,  m)
  、3.  47  (3H% S )、 3.  24 〜3.  70  (2H,  m) 
 、3.  73 〜3.  93  (IH% m)
  、4.  36 〜4.  71  (2H,  
m)IR(neat) 1730,  1220  、 1 1 6 0 、1
090cm−’ ■ 化合物9 (1.692g,4.801mmol)
に、窒素雰囲気下、無水テトラヒドロフラン40mj2
を加え、−78℃に冷却し、水素化ホウ素リチウム(0
.105g,4.’801Iomol)を加え、30分
間攪拌する. 反応液を氷水を入れた分液ロートに移し
、ジエチルエーテル抽出し、有機層を水で1回洗浄後、
無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧
留去する. これを、カラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン−1/4)によって精製し、化合物1
0を得る. 化合物10 収  量  1.  560g  (92 %)Rf4
m 0.34(酢酸エチル/ヘキサン−173) ( α)D    −3.9 ゜ (c,  6.  62   CHCj2s  )’H
−NMR( δ  in   CCJZ4 、90MH
z) 1.  1  7 〜1.90  (20H,m)  
、2.  12 〜2.  40  (IH% br.
)  、3.  40  (3H% S) 、 3.  14 〜3.  73  (2H% br.)
  、3.  82  (IH% br.  s)  
、3.  97 〜4.  40  (3H,m)IR
(nujol) 3570,  1160,  1100、10400m
−’ ■ 化合物−10 (1.560g,4.40!+11
10 1 )に、窒素雰囲気下、無水ジクロロメタン1
5mJZを加え、0℃とし、トリエチルアミン(0.7
97mA、5.  7 2  mmol )と塩化ベン
ゾイル(0.  8 1 3mll,  5.  28
  a+mol )と触媒量のジメチルアミノピリジン
とを加え、室温で一夜攪拌する。 反応液を分液ロート
に移し、飽和食塩水で1回、水で1回洗浄した後、有機
層に無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を
減圧留去する。  これを、カラムクロマトグラフイー
(酢酸エチル/ヘキサンー1/1 0)によって精製し
、化合物11を得る。
化合物上土 収  量  1.  623g  (80 %)Rf値
 0.55(酢酸エチル/ヘキサン−173) (α)o   −5.1 ゜ (c,  2.  43   CHCis  )’H−
NMR( δ  in   CC IL4 、90MH
z) 1.  1  5〜1.  80  (20H,  m
)  、3.  53  (3H,  s)  、3.
 2 9〜3.  52  (IH,  br.  )
  、3.  83 〜4.  21  (2H% b
r.  m)  、4.  22〜4.  53  (
2H,  m)  、5.  24〜5.  35  
(IH,  br.  )  、7.  35 〜7.
  58  (3H,  m)  、7.  95〜8
.  1  5  (2H,  m)IR(neat) 1 7 0 5 、 1255  、 1100,70
0cm”” ■ 化合物1 1 (1.250g,2.73mmol
)に、窒素雰囲気下、無水アセトニトリル30mILを
加え、0℃とし、塩化アル主ニウム(3.63g,27
.3mm+ol)とヨウ化ナトリウム(4.  0 9
 g,  2 7.  3mmol)を加える。 数分
後、室温まで昇温し、12時間攪拌する。 反応液を氷
水を入れた分液ロートに移し、ジクロロメタン抽出し、
有機層を飽和食塩水で1回、飽和チオ硫酸ナトリウム水
溶液で1回、水で1回洗浄後、無水硫酸ナトリウムを加
えて乾燥、濾通し、溶媒を減圧留去する. これを、薄
層クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサンヨ3/1
→ジクロロメタン/メタノール=10/1)によって精
製し、化合物12を得る. 化合物12 収  量  0.  827g  (83 %)Rf値
 o.z5(酢酸エチル/ヘキサン−371) (α) 。  +53.3′″ (C,1.22   EtOH) IH−NMR(δ i n  CDCIl3十DMSO
−da  、 90MHZ) 1.  1  4〜1.  90  (1  0H% 
m)  、2.  7{)(3H% br.)  、3
.20〜4、70  (5H% br.m)  、5.
  1  2〜5.34  (IH,br.)  、7
.  30 〜7.  68  (3H,m)  、8
.  03 〜8.  23  (2H% m)IR(
nujol) 3490,  1700、 1 2 7 5、1 1 
0 5、 700cm−’ ■ 化合物12 (38.9mg,0.1071Ill
IlOl)に、窒素雰囲気下、無水ジメチルホルムアミ
ド0.8mftを加え、O℃とし、エトキシシクロヘキ
セン( 0.0458m 11、0.321mmol)
と、P−トルエンスルホン酸( 0.0020g , 
0.0107mmol)と、モレキュラーシーブス4A
 数粒とを加え、80℃に加熱する。  2時間後、反
応液を氷を入れた分液ロートに移し、飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液で洗浄した後、有機層に無水硫酸ナトリウ
ムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。  こ
れを、薄層クロマトグラフイー(酢酸エチル/ヘキサン
=1/4)によって精製し、化合物ユおよび17を得る
化合物13 収  量  15.1mg(32 %)Rf値 0.3
0 (酢酸エチル/ヘキサン=1/3) 〔α)o   +40.7° (C,  1.  13   CHCILs  )IH
−NMR(  δ  i  n   C C 42 a
  、90MHz) 1.  1  7 〜1.  83  (20H,  
m)  、2.  80  (IH,  br.  s
)  、3.  33  (IH,  t, J=10.  5Hz)  、 3.  53 〜4.  1  7  (3H% m)
  、4. 5 5〜4.  73  (IH,  t
,J−4.  5Hz)  、 5 . 0 6〜5.  30  (IH.  dd 
、J=4.  5Hz)  、 7.  21  〜7.  53  (3H,  m)
  、7、 87〜8.  1  3  (2H,  
m)IR(nujol) 3500,  1700,  1260,1100 、
 1060cm−’ 化合物17 収  量  28.  9mg  (61  %)Rf
値 0.40(酢酸エチル/ヘキサン=173) ( α)。   + 1 . 8′″ (C,24.4   CHCJ23  )’H−NMR
(δ  i n   CDCIL3 、90MHZ) 1.  13〜1.  80  (20H% m)  
、3.  20  (IH,  br.)  、3. 
 57  (IH,dd,J=9.0Hz、J=11.
  4Hz)  、 3.  93〜4.  30  (2H% m)  、
4.47  (IH,t,J冨6.9HZ) 、4.6
4  (IH% dd,J=3.3Hz1J=6.  
9Hz)  、 5.  28  (IH% t1 J,  ツ3.  3Hz)  、 7.  30 〜7.  62  (3H,m)  、
7.  90 〜8.  20  (2H % m)I
R(nujol) 3400,  1710  、 1260,1  10
0,  1040,  700cm−’■ 化合物1 
3 (1 5. 0mg, 0.0337mmol)に
、窒素雰囲気下、無水ジクロロメタン0.3mJ2と無
水シクロヘキサン0.6miを加え、O℃とし、ペンジ
ルトリクロロアセトイミデート( 0.0178m A
、0.  1 0 1mmol)と、トリフルオロメタ
ンスルホン酸0.OO1mJZとを加え、O℃で10分
間攪拌後、室温まで昇温し、2時間攪拌する。 反応液
を氷を入れた分液ロートに移し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム水溶液を加え、ジクロロメタン抽出した後、有機層に
無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥、濾過し、溶媒を減圧
留去する. これを、酢酸エチル・ヘキサンで再結晶し
、副生成物を濾去した後、濾液を濃縮し、薄層クロマト
グラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/5)によって
精製し、化合物14を得る。
化合物14 収  量  1  5.  3mg  (as %)R
f値 o.ao (酢酸エチル/ヘキサン=1/5) [αlo   +2.8゜ (C、 2.47   CHCjZ,)’H−NMR 
 (6   i  n   CDCILs  、100
MHZ) 1.  1  8 〜1.  80  (20H,  
m)  、3.  62  (IH.  dd, J 3   = 8.  9Hz 、 J,,   =11.OHZ)  、 4.  12  (IH,  dd 、J 2,,  
=10.  3Hz, J 2,3 =8.  9Hz)  、4.  19 
 (IH,  dd, Js,   =5.4Hz. J,,6 =4.  6Hz)  、 4.  58  (IH % dd 、J  4 , 
=1  1.  0Hz,J4,s =s.  4HZ
)  、 4.  66  (IH,  t% Ja.s  = 
Ja=4.  6}{z)  、 4.  87  (2H,  S”)  、5.  2
8  (IH,  dd, J,,6  =4.  6Hz, J,.  =10.3HZ)  、 7.  24 〜7.  56  (8H% m)  
、7.  9  6〜8.  1  5  (2H, 
 m)■ 化合物1 3 (27.  5mg, 0.
0619mmol)に、窒素雰囲気下、無水ジクロロメ
タンImJZを加え、0℃とし、トリエチルアミン( 
0.0138m fL、0.0990 mmol )と
、塩化ベンゾイル(0.0108 m A、0.092
9 mmo+)と、触媒量のジメチルアミノピリジンと
を加え、室温で一夜攪拌する。 反応液を分液ロートに
移し、ジクロロメタン抽出し、有機層を飽和食塩水で1
回、水で1回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムを加えて
乾燥、濾過し、溶媒を減圧留去する。 これを、薄層ク
ロマトグラフイー(酢酸エチル/ヘキサン=1/5)に
よって精製し、化合物16を得る。
化合物16 収  量  24.  6mg  (72 %)Rf値
 0.70(酢酸エチル/ヘキサン=1/3) 融  点  2 5 8〜260 ℃ 〔 α)。   + 2 8 . 9 ’H−NMR(  δ   in   CDCu3  
、100MHz) 1.  1  6 〜1.  96  (20H.m)
  、3.  67  (IH,  dd, J.    =9.  4Hz, J3.4  =1  0.  8Hz)  、4.  
32  (IH,  dd 、J ,.4 豐 6 .
 3 、 J,6 =4.  6Hz)  、 4.34(IH% dd, J2.l  =  1  0.  6  H  z,J
2.3  =9.  4Hz)  、4.  72  
(IH,  t, J6.1”Js.s =4.  6Hz)  、 5.  37  (IH,  dd, J,6 =4.  6Hz, J,2 =t  0.  6Hz)  、5.  54
  (IH,  dd, J 4 3  =1  0.  8Hz,J4.S  
=6.  3HZ,)  、7.  36〜7.  6
0  (6H% m)  、7.  97 〜8.  
18  (4H,  m)IR(nujol) 1 7 0 0 、 1260,  1100,1 0
 6 0、 700cm”’ ■ 化合物13 (71.7mg,0.161mmo 
1 )にメタノール2mj2と水0.2muを加え、そ
こに水酸化カリウム(90.5mg11.61mmoJ
2)を加え、室温で30分間fj拝する。 反応液を分
液ロートに移し、ジク【ロメタン抽出し、有機層を水で
1回洗浄後、卸水硫酸ナトリウムを加えて乾燥、濾過し
、溶釦を減圧留去する。 得られた結晶を真空ボンフで
乾燥することにより、化合物18を得る。
化合物18 収  量  54.  9mg  (100 %)Rf
値 0.35(酢酸エチル/ヘキサン=1/1) 融  点  1 8 2〜 1 8 3 ℃[ α コ
 o     26.4  ℃(C、 1.25   
CHC f1s)’H−NMR( δ  i  n  
 CDCfLs  、270MHz) 1.  32〜1.  78  (20H,  m) 
 、2.  44  (IH,  d 、 J=9Hz 、 OH)  、 2.  61  (IH,  brs.   OH) 
 、3.  3  2  (I  H,  t,  J
4.S  =Js、,婁 10.  2Hz% H5)
  、3.  8  2  (I  H,  t,  
J4.S  −Js.a−10.  2HZ% H4)
  、 3.  8 〜3.  92  (1}{,  m, 
 H6)  、3.  98  (IH,  dd, J 2,,  =5.  1Hz, J,、4 =10.  2}IZ% H3)  、4.
  07  (IH % t1 Jl.2  =Jl.6  m”5.  1  Hz 
、Hl)  、 4.  47  (IH,  t, J  1  =J2,3  =5.  1  HZ,H
2) IR(nujol) 1090.  1040cm−’ C  +aH 2ao s C:63.51 .H:8.29 (理論値)C:63
.60.H:B.39 (測定値)■ 化合物−1 8
 (7 3 mg. 0.  2 1 3011110
1)にトルエン1.5milを加えてトルエン溶液とし
、そこに、室温にて、水素化ナトリウム<9mg、0 
.  2 mmol)および臭化ベンジル(2 6 μ
1, 0.  2mmol)を加え、90℃で3時間攪
拌する. 室温まで冷却した後、IN塩酸を加えて反応
を停止させ、それを分液ロートに移す。 酢酸エチル抽
出を行ない、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムを加えて乾燥、濾過する, 溶媒を減圧下で濃
縮し、得られた油状物を薄層クロマトグラフィー(酢酸
エチル/ヘキサン=173)によって精製し、化合物1
9を得る. 化合物19 収  量  45.  9mg  (50 %)Ftf
(fio.3(酢酸エチル/ヘキサン=1/3) ’H−NMR(δ in  CDCJZ3、270MH
z) 1.22〜1.92 (20H,m)、?.  52−
( lH,  brs.    O}I)  、3. 
 28  (IH.  dd, J 4、s  ”9.  8Hz 、 Js.s  ”1  0.  4HZ.  H5)  
、3.  77  (IH,  dd, J  2 ,  =4.  3Hz, J3.4 な 9.  8Hz、 H3)  、3. 
 87  (IH,  dd, J,  6 =6.  7Hz, Js.s  ”1  0.  4Hz,  H6)  
、3.  94  (IH,  dd, J . ヨ 4.  3Hz, J.,.m6.  7Hz,  Hl)  、4.  
03  (IH% t, J4.S  −J3.4  =9.  8Hz,H4)
  、 4.35(IH% t1 J,,■ =J,.3 =4.  3Hz,H2)  
、 4. 8 2、 4.  90  (2H,  ABq
.J=1  2.  5HZ% CH2  )、7. 
 20 〜7.  48  (5H,  m,Arom
.) [相] 化合物1 9 (48. 0m.g, 0. 
 1 1 1mmo l )に、触媒量の4−ジメチル
アミノピリジンのピリジン溶液0.5mILを加え、0
℃とした後、安息香酸無水物(38.9mg、0 . 
 1 7 2mmol)を加える. 室温で6時間攪拌
した後、IN塩酸を加えて反応を停止させ、それを分液
ロートに移す。 酢酸エチル抽出を行ない、有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムを加えて乾燥、
濾過する. 溶媒を減圧下で濃縮し、得られた油状物を
薄層クロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン=1/
4)によって精製し、化合物20を得る。
化合物20 収  量  52.  5mg  (89 %)Rf値
 0.4(酢酸エチル/ヘキサン=1/4) [α] 。  − 3 7. 2゜ (c1 1.  45   CHCぶ,)’H−NMR
( δ  i  n   CDCj23  、270M
Hz) 1.  20 〜1.  95  (20H% m) 
 、3.  49  (IH% dd, J 4, S  ”  9  .  3  H  Z 
s+Js.a  富 1 1 、 3Hz、 H5) 
 、3.  83  (IH,  dd, J  2.,  =4.  3Hz, J,,4 =10.  1Hz% H3)  、4. 
 17  (IH,  dd, J,,,  =4.  3Hz, J,.6 =7.  0Hz,  Hl)  、4. 
 23  (IH % dd, Ja,,  w9.  3Hz, J3,4 =10.  1Hz,  H4)  、4.
  38  (IH,  t, JI.2  =J2.3  =4.  3Hz,H2)
  、 4. 8 5、 4.  94  (2H,  ABQ
.J=1  2.  58Z,  CH2  )  、
5.  51  (IH% dd, J . ヨ 7.  OHz, J,,,=1  1.  38Z% H6)  、7.
  22 〜7.  60  (8H,  m,Aro
m.  )  、 8.  00 〜8.  1  2  (2H% m,
Arom.) IR(nujol)    1695cm−’く発明の
効果〉 本発明により、光学分割を行なうことなく、効率よく、
光学活性なリン酸化イノシトール化合物を合成するに際
して有用な、新規の光学活性中間体、およびその製造法
が提供される。
本発明による光学活性中間体を用いると、光学活性なリ
ン酸化イノシトール化合物に至る、該中間体以降の合成
工程において得られる化合物全てを光学活性体とするこ
とが可能であり、よって、光学分割が不要となり、光学
活性なリン酸化イノシトール化合物の合戒効率が大きく
改善される. また、本発明法によって本発明の光学活性中間体を製造
すると、L−クエプラキトールを出発原料とするので、
合成工程途中に光学分割を行なうことなく、本発明の光
学活性中間体が合成されるので、該中間体の合成効率が
非常に高い。
さらに、出発原料であるし−クエブラキトールは、安価
に多量に入手可能であるので、本発明法は、コストの点
においても優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、L−クエブラキトールから1,2;4.5−
ビス(シクロヘキシリデン) −3一ペンゾイルー6−
ベンジルミオイノシトールおよび1,2:4,5−ビス
(シクロヘキシリデン)−3.6−ジベンジルミオイノ
シトールに至る反応経路図である。 第2図は、L−クエブラキトールから1.25.6−ビ
ス(シクロヘキシリデン)−3−ベンゾイルミオイノシ
トール、1.2:4.5−ビス(シクロヘキシリデン)
−3−ベンゾイル−6−ベンジルミオイノシトール、1
.2:4,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3.6−
ジベンゾイルミオイノシトールおよび12:4.5−ビ
ス(シクロヘキシリデン)−3−ベンジル,−6−ベン
ゾイルミオイノシトールに至る反応経路図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学活性な1,2:4,5−ビス(シクロヘキシ
    リデン)−3−ベンゾイル−6−ベンジルミオイノシト
    ール。
  2. (2)光学活性な1,2:4,5−ビス(シクロヘキシ
    リデン)−3,6−ジベンジルミオイノシトール。
  3. (3)光学活性な1,2:4,5−ビス(シクロヘキシ
    リデン)−3−ベンジル−6−ベンゾイルミオイノシト
    ール。
  4. (4)光学活性な1,2:5,6−ビス(シクロヘキシ
    リデン)−3−ベンゾイルミオイノシトール。
  5. (5)L−クエブラキトールの2位のメトキシ基を脱メ
    チル化し、かつ1位の水酸基を反転することを特徴とす
    る下記一般式( I )で示される光学活性な1,2:4
    ,5−ビス(シクロヘキシリデン)−3−R^1−6−
    R^2ミオイノシトールの製造法。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔ここで、R^1、R^2は、それぞれベンジル基もし
    くはベンゾイル基(R^1=R^2、R^1≠R^2の
    場合を含む)を表わす〕
  6. (6)L−クエブラキトールの2位のメトキシ基を脱メ
    チル化し、かつ1位の水酸基を反転することを特徴とす
    る光学活性な1,2:5,6−ビス(シクロヘキシリデ
    ン)−3−ベンゾイルミオイノシトールの製造法。
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