JPH03161318A - 熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法 - Google Patents
熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法Info
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Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分ffF)
本発明は熱硬化性、熱発泡性,耐焔性の樹脂組成物から
なるパイプ状物の製造方法に関するものである. (従来の技術) パイプ用断熱材は無機材系と有機材系に分かれている.
特にクーラー用配管材や給湯用配管材には断熱特性、非
吸水性,可撓性などの特性要求から有機系材1lからな
るパイプカバーが多く使用されている.断熱特性,非吸
水性,可撓性等を有する有機系材料の代表的なちのとし
てポリエチレン発泡体、ポリウレタン発泡体(軟質)、
ゴム允泡体などがある. (発明が解決しようとする課題) 前記の有機系材料のうちポリエチレン発泡体は可燃性で
あり、しがち延焼性である. ポリウレタン発泡体は連続気泡のため吸水性があり、し
かも燃焼時には有毒なガスを発生する恐れがある. ゴム発泡体は発泡倍率が低く{2〜51音}、シから高
価であり,断熱特性が低くなる等の欠点があった. 従来は,特に可燃性,延焼防止性の欠点を改良するのも
のとして,シリコーンゴム系のパイプがあるが、それは
材料的にコストが極めて高い.また、従来はポリエチレ
ン系P4Iliffの難燃化も試みられているが,ポリ
エチレン本来の特性から所望の特性を得ることは極めて
難しい. しかし、而記パイブ力バーはその用途からfi燃性,延
焼防止性が強く背求されている.(9.明の目的) 本発明の目的は難燃性及び延焼防出性に優れた熱発泡性
の樹脂組成物製パイプ状物の製造方法を提供することに
ある. (問題点を解決するための手段) 本件発明者らは本発明の完戚に先立って,従来の熱硬化
性樹脂発泡体からなるパイプ状物の製造方法についで種
々検討を重ねた. 従来のこの種のパイプ状物の5Ja方法の主なちのとし
ては次のような方法があった. ■6予め樹脂発泡体シートを製造し,次いで同允泡体シ
ートを所望の厚さ、幅に切断してその両縁辺端部を突合
わせ熱融着し,加熱して内部歪を除き、パイプ状物に成
型する方法. ■.予め発泡体の棒状物を製造し.次いで同捧状物の長
手方向に連続的にスリットを入れながら回転する中空ダ
イスで所望内径をえぐり取る方法. ■.中と外に同心円状に治貝を設け,この両治貝間に樹
脂を注入し,発泡させる方法.しかし前記■の方法は素
材には高発泡倍率(通常20倍以上)で,しかもポリエ
チレンフォーム等の材別に限定されている. 前記■の方法は素材には軟質ポリウレタンフ才−ムの高
発泡fa率に限って実用化されている.前記■の方法は
素材には主として硬質ポリウレタンフォームで実用化さ
れ,その装置ら二つ割りが主であり、しかもその性質(
硬質)から短尺1ぞである. 従って,前記■〜■の従来の発泡体製パイプ状物の製造
方法を、本光明の熱硬化性,熱発泡性、耐焔性園脂を用
いるパイプ状物の製造に応用すると次のような問題があ
った. 即ち、前記■の製造方法ではシート状物を縁辺端部を突
合わせして熱融着するので,本発明では素材として用い
る熱発泡性樹脂材料が発泡してしまう. 前記■の方法では中心材をえぐり取るための工程が必要
であるため、成形作業が面倒であると共に材料ロスが多
く、不経済である.しがち長手方向に切り開き部が必ず
入るといつ間′i!iらある.前記■の方法ではパイプ
の内径または肉厚が変わる度にそれに合った治具が必要
と収るので,寸法の異なる多数の治具が必要となり、し
かも連続的に製造する方法では成型せんとする材料のF
9擦や、発泡圧力等によって内側の治具を中心に保持す
ることが極めて難しいため、安定した製造を行うことが
困難である. そこで本件発明者らは前記従来方法とは異なる独自の製
造方法を本発明として開発したものである. 即ち.本発明の熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物
の製造方法は,熱硬化性,熱発泡性,耐焔性の樹脂組成
物からなるパイプ状物の製造方法において、第1図のよ
うに熱発泡性樹脂組成物2を所望のシート状物3に成形
しながら,同シート状物3を前記園脂組成物2の完全硬
化前に丸めてパイプ成形体4にすると共にその両縁辺端
部5,6を相互に突合わせて圧着して一体化し、その後
に加熱処理により前記パイプ成形体4を完全硬化させる
ことを特徴とするものである. (作用) 本発明は以上のように,熱発泡性樹脂組成物2のシート
状物の硬化が進む過程の中(半架橋状態)で該シート状
物3を丸めてパイプ成形体4にし,しかもそのパイプ成
形体4の両縁辺端部5,6を圧着して一体化するもので
あるため,熱硬化性,熱発泡性の樹脂組成物2を使用す
るにも拘らず、同樹脂組成物2の特徴が全くt口なわれ
ることなく所望形状のパイプ状物を連続的に効率よく製
造することができる. (実旅例l) 第1図は本発明の第1実施例の概略図である.同図にお
いてlは+iii型紙、2は本発明で使用する熱発泡性
樹脂組成物(例えば基材樹脂aと硬化剤bとのrTa合
物),3はシート状物、4はパイプ成形体、7は外部成
型具,8は熱発泡性樹脂組成物2の硬化を促進するヒー
タ等の加ハ装置、9は口−ラ筒の引取り装置である. そして、本允明では第1図のドラムlOから弓出された
離聖紙1の上に第2図八のように熱発潮性樹脂組成物2
を供給し、第2図Bのように同樹厨組成物2の発泡が最
終発泡体の約6〜70%に達した状態から舶次第2図C
.Dのように丸めてパイプ成形体4に成形し,同パイプ
成)1二体4の両縁辺端部5,6を外部成型只7内で第
2図D.Hのように突合わせると共に両縁辺端部5,6
を住着して一体化し,外部成型具7を出た所で第2図F
のように完金なパイプ状物l1にする.この場合,第l
図A − A’とE−どの間で目出脂組成物2の発泡と
硬化が舶次進み. E−[E’の位置(第2図Eの状
態)では発泡と硬化が最終目的の約90%以上完了して
いる.更に本発明では必出に応じて加熱装置8により同
パイプ成JF3体4を加熱してその硬化、発泡を促進さ
せ、完全な発泡体を{ワることちできる.この製造方冫
去により{ワられるパイプ状物1lは第10図のように
なる.(実施例2) 第3図は本発明の第2実施例の概略図である.同図にお
いてlは離型紙、2は木允明で使用する熱允泡性樹脂組
成物であり,これらは第1同の実施利1のそれらと同じ
らのである. 第3図の31は{riられるパイプ状物11の外皮とへ
るシート状の外皮材である.本発明ではこの外皮材3l
は第3図のように離型紙lの上に縁り出され,同外皮材
3lの上に第4図のように熱発泡性樹脂組成物2が注入
され、次いでその樹脂2の上に、{!多られるパイプ成
形体4の内皮とむろシ一ト状の内皮材32を繰り出し、
以後、実栴例lと同じ方法で舶次第6図のようなパイプ
状物1lに成形すること6できる.第6図の2は熱発泡
性樹脂組成物、3lは外皮材、32は内皮材である. 前記外皮材3lの材質としては引裂きに強く.しかち耐
気候、耐薬晶性等のよいちの,例えば軟¥t鳴化ビニー
ルシ一ト等が望ましく、このようf(6のを使用するこ
とにより成望されたパイプ状物は高品質となる. また,内皮材32にはポリウレタン樹脂シート等が使用
される.この内皮材32は第5図八のように表面が平滑
なちのでもよいが5成聖をより容易にするために同図B
のように中心にκ)って内部に縮み易いように長手方向
に満33を設けた構造体であればなおよい. 更に、同内皮材32の材質はポリウレタン樹脂に限定す
ることなく、得られるパイプ状物の用途や内部袖強、引
張強度強化,耐熱性向上などの目的によって材質を選定
することができ、例えば塩化ビニール、ポリエチレン、
ボリブロビレン等のシート状物、布状物であればよい. 本発明では前記熱発泡性樹脂組成物2の完全硬化をより
速めるために、第7図のようにシート状物3を丸めたパ
イプ成形体4の内部に管状の内部加熱風送装置7lを設
け、同装i71の通孔72(第8図)から熱風C(例え
ば120℃)を吹き出してパイプ成1『二体4を加熱す
るようにしてある.これによりパイプ成形体4の内部を
より均一む6のとし、熱発泡性樹脂組成物2と内皮材3
2との密青をより高めることちできる. この実鬼例2の製造方法により外皮材3lだけを設けて
成型されたパイプ状物は第11図のようになり、外皮材
3lと内皮材32とを設けて成型されたパイプ状物は第
12図のようになる.(発明の幼果) 本允明の製造方法によれば熟発泡性樹脂組成物2が半架
橋状態のうちに丸めてパイプ成形体4にし、そのパイプ
成形体4の両縁辺端部5,6を汗着して一体化するので
次のような効果がある.■.熱硬化性,熱発泡性樹脂組
成物による、難燃性に優れ、延焼しにくいパイプ状物1
lを容易に製作することができる. ■.従来のパイプ製造方法では製造困難であった熱硬化
性、熱発泡性樹脂製のパイプ状物11を同樹脂の特性を
川ねることなく製造することができる. ■.外部成型只7によりパイプ成形体4に成形した後に
,それを加熱装置8により強制加熱すれば熱9.泡性樹
脂組成物2の架橋がVよるので,梁橘開始から終了まで
の特開を矩くすることができ、ひいては製造装置を小型
化することらできる.ちなみに,強制加熱しなければ5
分かかる6のが、強制加熱すると20〜30秒程度に短
縮される.
なるパイプ状物の製造方法に関するものである. (従来の技術) パイプ用断熱材は無機材系と有機材系に分かれている.
特にクーラー用配管材や給湯用配管材には断熱特性、非
吸水性,可撓性などの特性要求から有機系材1lからな
るパイプカバーが多く使用されている.断熱特性,非吸
水性,可撓性等を有する有機系材料の代表的なちのとし
てポリエチレン発泡体、ポリウレタン発泡体(軟質)、
ゴム允泡体などがある. (発明が解決しようとする課題) 前記の有機系材料のうちポリエチレン発泡体は可燃性で
あり、しがち延焼性である. ポリウレタン発泡体は連続気泡のため吸水性があり、し
かも燃焼時には有毒なガスを発生する恐れがある. ゴム発泡体は発泡倍率が低く{2〜51音}、シから高
価であり,断熱特性が低くなる等の欠点があった. 従来は,特に可燃性,延焼防止性の欠点を改良するのも
のとして,シリコーンゴム系のパイプがあるが、それは
材料的にコストが極めて高い.また、従来はポリエチレ
ン系P4Iliffの難燃化も試みられているが,ポリ
エチレン本来の特性から所望の特性を得ることは極めて
難しい. しかし、而記パイブ力バーはその用途からfi燃性,延
焼防止性が強く背求されている.(9.明の目的) 本発明の目的は難燃性及び延焼防出性に優れた熱発泡性
の樹脂組成物製パイプ状物の製造方法を提供することに
ある. (問題点を解決するための手段) 本件発明者らは本発明の完戚に先立って,従来の熱硬化
性樹脂発泡体からなるパイプ状物の製造方法についで種
々検討を重ねた. 従来のこの種のパイプ状物の5Ja方法の主なちのとし
ては次のような方法があった. ■6予め樹脂発泡体シートを製造し,次いで同允泡体シ
ートを所望の厚さ、幅に切断してその両縁辺端部を突合
わせ熱融着し,加熱して内部歪を除き、パイプ状物に成
型する方法. ■.予め発泡体の棒状物を製造し.次いで同捧状物の長
手方向に連続的にスリットを入れながら回転する中空ダ
イスで所望内径をえぐり取る方法. ■.中と外に同心円状に治貝を設け,この両治貝間に樹
脂を注入し,発泡させる方法.しかし前記■の方法は素
材には高発泡倍率(通常20倍以上)で,しかもポリエ
チレンフォーム等の材別に限定されている. 前記■の方法は素材には軟質ポリウレタンフ才−ムの高
発泡fa率に限って実用化されている.前記■の方法は
素材には主として硬質ポリウレタンフォームで実用化さ
れ,その装置ら二つ割りが主であり、しかもその性質(
硬質)から短尺1ぞである. 従って,前記■〜■の従来の発泡体製パイプ状物の製造
方法を、本光明の熱硬化性,熱発泡性、耐焔性園脂を用
いるパイプ状物の製造に応用すると次のような問題があ
った. 即ち、前記■の製造方法ではシート状物を縁辺端部を突
合わせして熱融着するので,本発明では素材として用い
る熱発泡性樹脂材料が発泡してしまう. 前記■の方法では中心材をえぐり取るための工程が必要
であるため、成形作業が面倒であると共に材料ロスが多
く、不経済である.しがち長手方向に切り開き部が必ず
入るといつ間′i!iらある.前記■の方法ではパイプ
の内径または肉厚が変わる度にそれに合った治具が必要
と収るので,寸法の異なる多数の治具が必要となり、し
かも連続的に製造する方法では成型せんとする材料のF
9擦や、発泡圧力等によって内側の治具を中心に保持す
ることが極めて難しいため、安定した製造を行うことが
困難である. そこで本件発明者らは前記従来方法とは異なる独自の製
造方法を本発明として開発したものである. 即ち.本発明の熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物
の製造方法は,熱硬化性,熱発泡性,耐焔性の樹脂組成
物からなるパイプ状物の製造方法において、第1図のよ
うに熱発泡性樹脂組成物2を所望のシート状物3に成形
しながら,同シート状物3を前記園脂組成物2の完全硬
化前に丸めてパイプ成形体4にすると共にその両縁辺端
部5,6を相互に突合わせて圧着して一体化し、その後
に加熱処理により前記パイプ成形体4を完全硬化させる
ことを特徴とするものである. (作用) 本発明は以上のように,熱発泡性樹脂組成物2のシート
状物の硬化が進む過程の中(半架橋状態)で該シート状
物3を丸めてパイプ成形体4にし,しかもそのパイプ成
形体4の両縁辺端部5,6を圧着して一体化するもので
あるため,熱硬化性,熱発泡性の樹脂組成物2を使用す
るにも拘らず、同樹脂組成物2の特徴が全くt口なわれ
ることなく所望形状のパイプ状物を連続的に効率よく製
造することができる. (実旅例l) 第1図は本発明の第1実施例の概略図である.同図にお
いてlは+iii型紙、2は本発明で使用する熱発泡性
樹脂組成物(例えば基材樹脂aと硬化剤bとのrTa合
物),3はシート状物、4はパイプ成形体、7は外部成
型具,8は熱発泡性樹脂組成物2の硬化を促進するヒー
タ等の加ハ装置、9は口−ラ筒の引取り装置である. そして、本允明では第1図のドラムlOから弓出された
離聖紙1の上に第2図八のように熱発潮性樹脂組成物2
を供給し、第2図Bのように同樹厨組成物2の発泡が最
終発泡体の約6〜70%に達した状態から舶次第2図C
.Dのように丸めてパイプ成形体4に成形し,同パイプ
成)1二体4の両縁辺端部5,6を外部成型只7内で第
2図D.Hのように突合わせると共に両縁辺端部5,6
を住着して一体化し,外部成型具7を出た所で第2図F
のように完金なパイプ状物l1にする.この場合,第l
図A − A’とE−どの間で目出脂組成物2の発泡と
硬化が舶次進み. E−[E’の位置(第2図Eの状
態)では発泡と硬化が最終目的の約90%以上完了して
いる.更に本発明では必出に応じて加熱装置8により同
パイプ成JF3体4を加熱してその硬化、発泡を促進さ
せ、完全な発泡体を{ワることちできる.この製造方冫
去により{ワられるパイプ状物1lは第10図のように
なる.(実施例2) 第3図は本発明の第2実施例の概略図である.同図にお
いてlは離型紙、2は木允明で使用する熱允泡性樹脂組
成物であり,これらは第1同の実施利1のそれらと同じ
らのである. 第3図の31は{riられるパイプ状物11の外皮とへ
るシート状の外皮材である.本発明ではこの外皮材3l
は第3図のように離型紙lの上に縁り出され,同外皮材
3lの上に第4図のように熱発泡性樹脂組成物2が注入
され、次いでその樹脂2の上に、{!多られるパイプ成
形体4の内皮とむろシ一ト状の内皮材32を繰り出し、
以後、実栴例lと同じ方法で舶次第6図のようなパイプ
状物1lに成形すること6できる.第6図の2は熱発泡
性樹脂組成物、3lは外皮材、32は内皮材である. 前記外皮材3lの材質としては引裂きに強く.しかち耐
気候、耐薬晶性等のよいちの,例えば軟¥t鳴化ビニー
ルシ一ト等が望ましく、このようf(6のを使用するこ
とにより成望されたパイプ状物は高品質となる. また,内皮材32にはポリウレタン樹脂シート等が使用
される.この内皮材32は第5図八のように表面が平滑
なちのでもよいが5成聖をより容易にするために同図B
のように中心にκ)って内部に縮み易いように長手方向
に満33を設けた構造体であればなおよい. 更に、同内皮材32の材質はポリウレタン樹脂に限定す
ることなく、得られるパイプ状物の用途や内部袖強、引
張強度強化,耐熱性向上などの目的によって材質を選定
することができ、例えば塩化ビニール、ポリエチレン、
ボリブロビレン等のシート状物、布状物であればよい. 本発明では前記熱発泡性樹脂組成物2の完全硬化をより
速めるために、第7図のようにシート状物3を丸めたパ
イプ成形体4の内部に管状の内部加熱風送装置7lを設
け、同装i71の通孔72(第8図)から熱風C(例え
ば120℃)を吹き出してパイプ成1『二体4を加熱す
るようにしてある.これによりパイプ成形体4の内部を
より均一む6のとし、熱発泡性樹脂組成物2と内皮材3
2との密青をより高めることちできる. この実鬼例2の製造方法により外皮材3lだけを設けて
成型されたパイプ状物は第11図のようになり、外皮材
3lと内皮材32とを設けて成型されたパイプ状物は第
12図のようになる.(発明の幼果) 本允明の製造方法によれば熟発泡性樹脂組成物2が半架
橋状態のうちに丸めてパイプ成形体4にし、そのパイプ
成形体4の両縁辺端部5,6を汗着して一体化するので
次のような効果がある.■.熱硬化性,熱発泡性樹脂組
成物による、難燃性に優れ、延焼しにくいパイプ状物1
lを容易に製作することができる. ■.従来のパイプ製造方法では製造困難であった熱硬化
性、熱発泡性樹脂製のパイプ状物11を同樹脂の特性を
川ねることなく製造することができる. ■.外部成型只7によりパイプ成形体4に成形した後に
,それを加熱装置8により強制加熱すれば熱9.泡性樹
脂組成物2の架橋がVよるので,梁橘開始から終了まで
の特開を矩くすることができ、ひいては製造装置を小型
化することらできる.ちなみに,強制加熱しなければ5
分かかる6のが、強制加熱すると20〜30秒程度に短
縮される.
第1図は本発明の賀遣方法一実施例の説明口,第2図A
.11.C.D.E.Fは第i図ノA−A′.B−n’
.C−C.D−D’.E−E’.F−F部分の断面図,
第3図は本発明の製造方法の他の実施例の説明図,第4
図は第3図の八一八′部分の断面図、第5図A.nは内
皮材0) S%なる例の説nu ra .第6図は第3
図の方法により得られたパイプ状物の断面図、第7図は
本発明の製造方法の他の実施例の説明図.第8図は第7
図の製造方法の内部縦断面図、第9図は第7図の製造方
法で使用される内部加熱風送vt置の説明図,第10一
〜第12図は本発明の製造方法により{つられたパイプ
の各種例の説明図である. lは離型紙 2はpろ発泡性樹脂組成物 3はシート状物 4はパイブ成バ5体 5,6はパイプ成形体の両縁辺端部 7は外部成型具 8は加熱装置 9は引取り装置 出廓人 古河電気工業株式会社 第 図 第4図 第5図 第6図 第7図
.11.C.D.E.Fは第i図ノA−A′.B−n’
.C−C.D−D’.E−E’.F−F部分の断面図,
第3図は本発明の製造方法の他の実施例の説明図,第4
図は第3図の八一八′部分の断面図、第5図A.nは内
皮材0) S%なる例の説nu ra .第6図は第3
図の方法により得られたパイプ状物の断面図、第7図は
本発明の製造方法の他の実施例の説明図.第8図は第7
図の製造方法の内部縦断面図、第9図は第7図の製造方
法で使用される内部加熱風送vt置の説明図,第10一
〜第12図は本発明の製造方法により{つられたパイプ
の各種例の説明図である. lは離型紙 2はpろ発泡性樹脂組成物 3はシート状物 4はパイブ成バ5体 5,6はパイプ成形体の両縁辺端部 7は外部成型具 8は加熱装置 9は引取り装置 出廓人 古河電気工業株式会社 第 図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 熱硬化性、熱発泡性、耐焔性の樹脂組成物からなるパイ
プ状物の製造方法において、同樹脂組成物2を所望のシ
ート状物3に成形しながら、同シート状物3を前記樹脂
組成物2の完全硬化前に丸めてパイプ成形体4にすると
共にその両縁辺端部5、6を相互に突合わせて圧着して
一体化し、その後に加熱処理により前記パイプ成形体4
を完全硬化させることを特徴とする熱発泡性樹脂組成物
からなるパイプ状物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30114589A JP2749670B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30114589A JP2749670B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161318A true JPH03161318A (ja) | 1991-07-11 |
JP2749670B2 JP2749670B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=17893329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30114589A Expired - Lifetime JP2749670B2 (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 熱発泡性樹脂組成物からなるパイプ状物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2749670B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002347106A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Inoac Corp | 発泡プラスチック製円筒体の製造装置 |
CN110757779A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-02-07 | 常州丰锦塑胶科技有限公司 | 一种泡棉管成型设备 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP30114589A patent/JP2749670B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002347106A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Inoac Corp | 発泡プラスチック製円筒体の製造装置 |
CN110757779A (zh) * | 2019-10-22 | 2020-02-07 | 常州丰锦塑胶科技有限公司 | 一种泡棉管成型设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2749670B2 (ja) | 1998-05-13 |
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