JPH03160136A - 空調装置を備えた車両 - Google Patents

空調装置を備えた車両

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JPH03160136A
JPH03160136A JP1298128A JP29812889A JPH03160136A JP H03160136 A JPH03160136 A JP H03160136A JP 1298128 A JP1298128 A JP 1298128A JP 29812889 A JP29812889 A JP 29812889A JP H03160136 A JPH03160136 A JP H03160136A
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idle
speed
vehicle
control
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JP1298128A
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Toshimitsu Nose
敏光 能瀬
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、空調装置を有する車両に関し、より詳しくは
、空調装置が要求する暖房性能が所定値以上のときは、
アイドル回転数を空調装置側から増量させる、あるいは
自動変速装置におけるシフトスケジュールをより高回転
域で運転されるものに切換えるようにして暖房性能の向
上を図るものである. B.従来の抹術 車両用空調装置は、エンジン冷却水が循環されて空気を
加熱するヒータコアと,コンプレッサで圧送される冷媒
の気化熱により空気を冷却するエバボレータとを有し,
暖房性能が要求されるときには,コンプレッサをオフし
てエバボレータによる冷却を停止し,ヒータコアの空気
流入側に設置されているエアミックスドアの関度を制御
して,要求温度に見合った空気流量がヒータコアに流入
するようにしている. 一方、従来から,寒冷時の暖機性能を向上させるなどの
目的で,アイドル回転数を増量させるアイドル回転数制
御装置が知られている.さらに.車速やスロットル開度
をパラメータとして設定された複数のシフトスケジュー
ルを所望に応じて選択し,選択されたシフトスケジュー
ルにしたがって,実際の車速やスロットル開度により変
速比を決定する自動変速装置が従来から知られている(
昭和63年日産自動車発行 サービス周報611号C−
18頁). C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の空調装置を備えた車両
にあっては、空調装置側の要求暖房性能などはアイドル
回転数制御装置や自動変速装置に入力されておらず、空
調装置、アイドル回転数制御装置あるいは自動変速装置
はそれぞれ独立して制御されている.そのため、発熱量
の少ない運転モードでは充分な暖房性能が得られないと
いう問題点があった. すなわち,寒冷地での空調装置のウオームアップ性能は
、エンジン排気量が大きく水温がすぐ高くなるような車
両にあっては問題がないものの、例えば小排気量車両あ
るいはエンジン発熱量の小さい車両にあっては、発熱量
が少なく所望の暖房性能が得られないことがある. 本発明は,小排気量車両もしくはエンジン発熱量の小さ
い車両または発熱量の少ない運転モードのようにエンジ
ン発熱量の少ない状況下にあっても充分な暖房性能を得
ることにある. D.課題を解決するための手段 クレーム対応図である第l図により説明すると,請求項
1の発明は、要求する暖房能力が所定値以上であること
を判定する第1の判定手段lotと,エンジンのアイド
ル状態を判定する第2の判定手段102と、この第2の
判定手段102でアイドル状態が判定されているときに
エンジン回転数を目標アイドル回転数に制御する回転数
制御手段103と、第1および第2の判定手段l01,
102により要求する暖房能力が所定値以上であること
とアイドル状態とが判定されているときに目標アイドル
回転数を増量するアイドルアップ指令を出力する指令手
段104とを具備する.また、請求項2の発明では,要
求する暖房能力が所定値以上であることを判定する判定
手段201と、少なくとも2種類のシフトスケジュール
により変速比を自動変速する自動変速手段202と,要
求する暖房能力が所定値以上であることが判定手段20
1で判定されると,回転数がより高めでエンジンが運転
されるようなシフトスケジュールで変速するように自動
変速手段202にスケジュール切換指令を送る指令手段
203とを具備する. E.作用 請求項1の発明では、要求する暖房性能が大きくなると
、空調装置側からアイドル回転数を増量する指令を回.
転数制御手段103に送り,アイドル回転数を高めに設
定する.これにより,エンジン冷却水温度が迅速に上昇
して、所望の暖房性能が得られる. 請求項2の発明では、要求する暖房性能が大きくなると
,空調装置側から自動変速手段202にシフトスケジュ
ール切換指令が送られ、より高回転数域で変速されるシ
フトスケジュールが選択される.したがって、寒冷地で
の走行時に要求暖房が大きくなると,空調装置側から自
動変速手段202側にシフトスケジュール切換指令が送
られ、エンジンはより高回転域で運転され、所望の暖気
性能が得られる。
F,実施例 第2図〜第9図により本発明の一実施例を説明する. (1)実施例の構成 <[−1 :空調装置を備えた車両の制御回路1〉第2
図は本発明に係る空調装置を備えた車両の制御回路1の
一例を示す図である.第2図において、1は空調装置を
備えた車両の制御回路であり、制御回路1はCPU2,
入力回路3および出力回路4により構威され、CPU2
には入力回路3を介して,外気温度T AMOを検出す
る外気温センサ5,車室内温度TINGを検出する室内
温度センサ6,日射量Q suqを検出する日射センサ
7,図示しむいエバポレータ下流の空気温度(以下、吸
込温度という)TIN丁を検出する吸込温度センサ8,
エンジン冷却水温Twを検出する水温センサ10がそれ
ぞれ接続され,これらのセンサ5〜10から各種温度情
報や熱量情報がCPU2に入力される.また,入力回路
3には、エアコンスイッチ11,プロアファンスイッチ
12,イグニッションスイッチ13,エンジンの回転数
を検出する回転数センサ16,エアミックスドア(図示
I18)の開度を検出するエアミックスドア開度センサ
17,エンジンのアイドル状態を検出するアイドルスイ
ッチl8および車速v8Pを検出する車速センサ19も
接続される. 更に、CPU2には、出力回路4を介してインテークド
アクチュエー夕など各種のアクチュエー夕群25および
プロアファン制御回路26が接続され、プロアファン制
御回路26にはブロアファンモータ27が接続されてい
る.出力回路4にはさらに、エンジンの燃焼状態を制御
するエンジンコントロールユニット30および自動変速
装置の変速状態を制御するA/Tコントロールユニット
3lが接続されている. CPU2は,各センサやスイッチ群5〜l9から入力さ
れた各種情報に基づいて、インテークドアクチュエータ
などの各種アクチュエータを駆動制御して空気の吸込口
や吹出口および吹出し温度を適切に制御するとともに、
風量制御信号によりプロアファン制御回路26を介して
プロアファンモータ27を駆動制御してプロアファンの
風量を適切に制御する.さらに、CPtJ2は演算した
各種制御情報(例えば,目標エアミックスドア関度XR
の信号)を必要に応じて出力回路4を介してエンジンコ
ント口ーノレユニット30およびA/Tコントロールユ
ニット31に出力し.エンジンコントロールユニット3
0は、アイドル時に制御回路1から出力される目標エア
ミックスドア開度XRに基づいてエンジン回転数を制御
し、A/Tコントロールユニット31は、走行時に出力
される目標エアミックスドア開度XRに基づいてA/T
のシフトスケジュールを制御する.(1−2:エンジン
41および エンジンコントロールユニット30〉 第3図はエンジン41のアイドル回転数制御を説明する
ための全体構成図である.第3図において、41はエン
ジンであり,吸入空気は吸気管42を通して各気簡に供
給され、燃料はインジエクタ43.44により噴射され
る. ここで,吸入空気量は主に絞り弁45により制御される
が、絞り弁45をバイパスするバイパス通路46に設け
られたAACバルブ(Auxiliary^ir Co
ntrol Valve) 4 7およびF I C 
D (FastIdle Control Devic
e)パルブ48によっても吸入空気量が制御される.A
ACパルブ47はアイドル回転数制御信号SAによって
そのバルブ開度が可変とされ,吸入空気量を制御してエ
ンジン41のアイドル回転数を目標値に維持する.FI
CDバルブ48はエアコン作動信号SFICDによって
所定値だけ開かれ、吸入空気量を予め設定された量だけ
増加させてエンジン41のアイドル回転数を所定回転数
だけ上昇させる.また、絞り弁45の上流側と下流側と
はエアレギュレータ49を介しても連通されており、寒
冷時におけるアイドル回転数増量制御がこのエアレギュ
レータ49で行われる. エンジンコントロールユニット301こは、回転数セン
サ16,エアコンスイッチ11,水温センサ10,アイ
ドルスイッチ18および車速スイッチ19等により構威
されるセンサ群51からのセンサ情報が入力されるとと
もに、制御回路1からの目標エアミックスドア開度XR
信号が入力される。エンジンコントロールユニット30
はこれらのセンサ情報に基づいてエンジンのアイドル回
転数制御をはじめとしたエンジンの燃料制御(例えば,
点火時期制御,燃料噴射制御)を行う.(1−3:自動
変速機6lおよび A/Tコントロールユニット31〉 第4図は自動変速機61の変速制御を説明するための全
体構成図である. 第4図において,エンジン41は運転者のスロットルペ
ダル操作量に応じた燃料等の供給により所定の出力トル
クを発生し、クランクシャフトを介して自動変速機61
に出力する.自動変速機61はトルクコンバータ62,
変速装置63および油圧制御装置64を有し、トルクコ
ンバータ62はエンジンの出力トルクを変速装置に円滑
に伝達する.変速装置63は遊星歯車や多数の平歯車を
備え、変速比を適宜選択してエンジントルクを増大して
アウトプットシャフトから出力する。
油圧制御装1i64は.A/Tコントロールユニット3
1からのシフトソレノイド制御信号SEL^,SELa
に従って油圧回路の切換えを行って変速装@63を所望
の変速比にする. また第4図において、絞り弁45の開度TVO.車速v
sp、油圧制御装1i64の油温はそれぞれ絞り弁開度
センサ71、車速センサ19、油温センサ72により検
出されてA/Tコントロールユニット3lに入力される
とともに,A/Tコントロールユニット31にはさらに
インヒビタスイッチ73、POWER,AUTO,HO
LDの3種類の走行パターンを選択するA/Tモードス
イッチ74が接続されている.A/Tコントロールユニ
ット31は上記車速VSPおよび絞り弁開度TVOなと
の入力信号に基づいて変速制御に必要な処理値を演算処
理し、演算の結果であるシフトソレノイド制御信号SE
L^,SELaを自動変速11I61に出力して自動変
速機61内部のシフトソレノイドをON/OFFさせて
最適な゛ギア位置に制御を行う.また、演算に必要な各
種プログラムはA/Tコントロールユニット31内のマ
イクロコンピュータの所定のメモリに記憶されており,
該メモリの一部のエリアはバックアップエリアとして確
保され,そのエリア内に,自動変速機61の変速段の選
択とその選択時期を、実験等によって予測される走行状
態との対比のもとに予め変速点特性(シフトスケジュー
ル)としてテーブルマップの形で保持している. ここで.A/Tコントロールユニット31の変速パター
ンに基づく変速制御は、A/Tモードスイッチ74の選
択操作により、POWER  AUTo  HOLDの
3種類の走行パターンのいずれか1つを選択して行われ
る.A/Tモードスイッチ74の各モードの意味は次の
ようなものである.POWER:登板時,加速時のパタ
ーンAUTO:通常走行パターンであって,走行条件に
よりノーマルパターン とパワーパターンとを自動的に 切り換える。
H O L D:運転者の意志によるギア固定走行パタ
ーン A/Tモードスイッチ74が“POWER”時には,第
5図に示すようにA/Tコントロールユニット31内に
記憶されたパワーパターンの変速点特性図に固定され、
アクセル(スロットル)開度TVO.車速VSPに応じ
て各シフトソレノイドをタイミング良く制御し、滑らか
に変速する。
第5図はシフトダウン時の変速点特性図モデルであり、
この図から明らかなようにパワーパターンはノーマルパ
ターンに比べシフトダウン点、シフトアップ点をより高
速側にする.したがって、パワーパターンによるシフト
スケジュールにおいては、エンジンがより高回転数域で
運転される.(■)実施例の動作 次に実施例の動作を説明する. (I1−1:基本フローチャート〉 第6図はCPU2で実行される空調制御装置の基本制御
を示すフローチャートである.ステップS10では初期
設定を行い,通常のオートエアコンモードにおいては、
例えば設定温度T PTCを25℃に初期設定する.ス
テップS20では各センサからの各種情報を入力する.
これらの各センサのデータ情報を具体的に説明すると、
設定温度Tptcは図示しないコントロールパネルから
,車室内温度TINGは車室温度センサ6から,外気温
度T AMBは外気温センサ5から,吸入温度TINT
は吸込温度センサ8からそれぞれ与えられる.また、エ
ンジン水温Twは水温センサ10から、日射量Q SU
Nは日射センサ7から与えられる。
次にステップS30では、外気温センサ5から得られる
外気温度T AMBに対して他の熱源からの影響を除き
,呪実の外気温度に相当した値TAMに処理する.次に
ステップS40では日射センサ7からの光量としての日
射量情報を以降の換算に適した熱量としての値Q ’ 
!3UNに処理する。ステップS50ではコントロール
パネルで設定された設定温度T PTCを外気温度に応
じて補正した値T ’ PTC 1に処理する.ステッ
プS60ではT ’ PTC t T I NC +T
 AM t Q ’ SUNから目標吹出温度Toを算
出するとともに,この目標吹出温度Toと実際の吹出温
度との偏差に応じてエアミックスドアの開度を算出する
.ステップS70では例えば可変容量コンブレッサの吐
出容量を制御する.ステップS80では各吹出口を制御
する.ステップS90では吸込口、すなわち、外気導入
口及び内気導入口の選択切換を制御する.ステップ31
00ではプロアファン27を制御することにより、吹出
口からの風量を制御する. <II−2:エアミックスドア開度制御〉エアミックス
ドアの開度は第7図に示すように制御されている. 第7図において,ステップS60 1で定数A〜Gを初
期化し、ステップS602で、エアミックスドア開度セ
ンサ17の信号により現在のエアミックスドア開度Xを
入力する.次いでステップS603において、図示の式
に基づいて目標吹出温度Toと実際の吹出温度との偏差
Sを求める.ここで、目標吹出温度Toは目標エアミッ
クスドア開度XRと同じ(TO=XR)であり、図示の
式ではTo= (A+D)TPTC’ +BTAM+C
Q8UN’−DTINC+Eに相当する.この目標エア
ミックスドア開度XRは温めたいあるいは冷したいとい
う情報量を表わしており,目標エアミックスドア開度X
Rが大きいときは要求する暖房能力が大きいことを意味
している。そしてステップS604において上記偏差S
を所定値Soと比較する.S < − S oの場合,
ステップS605でエアミックスドア開度をコールド側
、すなわちヒータユニットを通過する空気流量が少なく
なるように閉じ側にする.S>−Soの場合、エアミッ
クスドア開度をホット側,すなわちヒータユニットを通
過する空気流量が多くなるように開き側にする6S1≦
+Soの場合、現状の開度をそのまま維持する. (n−3:車両用空調装置側からの情報によるエンジン
41,トランスミッション総合制御〉第8図は、制御回
路1で求めた目標エアミックスドア開度XR情報をエン
ジンコントロールユニット30およびA/Tコントロー
ルユニット31に出力して車両用空調装置のウォームア
ップ性能を向上するようにした空調制御装置の制御を示
すフローチャートである. ステップStoolにおいて,第7図で求めた目標エア
ミックスドア開度XRを設定値xOと比較し.Xnがx
Oより大きい(XR>XO)ときは空調装置からの要求
暖房能力が大きいと判断してステップS1002に進む
.このステップ31002では、室内温度センサ6によ
り検出された室温TRが所定温度(例えば、■5℃)よ
り小さb)か(TR<15℃か)否かを判別する.この
ステップS1002が肯定されるときは,温めたいとい
う情報を示す物理量XRが設定値XOより大きく、かつ
,室温TRが低いから,充分な暖房性能を実現する必要
があると判断する.そして、ステップS1003で車両
がアイドル時か否かを判別する.アイドルスイッチ18
がONでかつ車速スイッチ19からの車速vSPがゼロ
のときアイドル時と判断する. 車両がアイドリング状態にあるときはステップS100
4に進み,制御回路1からエンジンコントローノレユニ
ット30に目標エアミックスドア開度XRに対応したア
イドルアップ指令信号を出力し,エンジンコントロール
ユニット30では,該アイドルアップ指令信号を受けて
アイドル運転時のアイドル目標回転数をその開度XRに
応じて増量し、エンジン41のアイドルエンジン回転数
を上昇させる.したがって,エンジンコントロールユニ
ット30にアイドルアップ指令信号が出力されると,例
えば、第9図に示すように、目標エアミックスドア開度
XRがXo以上の領域ではアイドルエンジン回転数が高
めに制御され,発熱量の増大を通して充分な暖房性能を
得ることができる.なお、同図中実線部は上記ステップ
S1001〜1 0 0 3の各条件に該当しない通常
時(したがって゛、従来例と同様)、同図中破線部はフ
ァストアイ下ル時における暖機時,同図中鎖線図はエア
コンON時のアイドルエンジン回転数を示している. 一方、車両がアイドリング状態にないとき(すなわち、
車両の走行時)にはステップS1005に進み、制御回
路lからA/Tコントロールユニット31にA/Tシフ
トスケジュールをパワーモ一ドにシフトさせるためのシ
フトスケジュール指令信号を出力し、A/Tコントロー
ルユニット31では,該シフトスケジュール指令信号を
受けてA/Tモードスイッチ74のスイッチ位置に拘ら
ず第5図に示すシフトスケジュールをパワーモードにシ
フトさせ、同一車速でもエンジン回転数が高くなるよう
に制御する.一般的に、オーバードライブレンジ(OD
)で車速が40b/h程度のとき,エンジン負荷が小さ
くて発熱量が少なく厳しい状況下にあるが、本実施例に
よればこのような状況のときは強制的にエンジン回転数
が高くなるシフト位置に変更されるので,発熱量の増大
により充分な暖房性能を得ることが可能になる.一方、
上記ステップS1001でXR≦XOのとき、あるいは
ステップS1002でTR>15℃のときは必要な暖房
性能が得られると判断してステップ31006に進み,
ステップ81006で各指令信号をエンジンコントロー
ルユニット30およびA/Tコントロールユニット31
に出力せずに今回の処理を終了する. 以上述べたように,本実施例ではエアコン側より目標エ
アミックスドア開度XRに基づく指令信号をエンジンコ
ントロールユニット30およびA/Tコントロールユニ
ット31に入力し、アイドル時はエンジンコントロール
ユニット30からAACバルブ47に出力する開度信号
S^を制御してエンジン回転数を、また,走行時はA/
Tコントロールユニット31から自動変速機61に出力
するシフトソレノイド制御信号S E LAIS E 
LBを変えてシフトスケジュールを制御することにより
、特に,小排気量車両あるいはエンジン発熱量の小さい
車両にあっても空調に必要な充分な温水流量、水温を得
ることができる.なお,本実施例ではアイドル時はエン
ジン回転数を,走行時はシフトスケジュールを制御する
ようにしているが、要は、制御回路1からのニーズをエ
ンジン側,トランスミッション側に入力するものであれ
ばよいから、アイドル時のみ、走行時のみに適用しても
よいことは言うまでもない.G.発明の効果 本発明によれば,目標エアミックスドア開度情報などか
らわかる要求暖房能力が所定値以上であることをエアコ
ン側からエンジン側あるいはトランスミッション側に入
力してエンジンがより高回転域で運転されるようにして
いるので、小排気量車両若しくはエンジン発熱量の小さ
い車両または発熱量の少ない運転モードの場合でも、充
分な暖房性能を得ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。 第2図〜第9図は本発明に係る車両用仝調装置の一実施
例を説明するもので、第2図が制御回路のブロック図、
第3図がエンジンの全体構戒図,第4図が自動変速機の
全体構成図,第5図がパワーパターン/ノーマルパター
ンを示すシフトダウン時の変速点特性図,第6図が空調
制御の基本制御のフローチャート、第7図がエアミック
スドア開度制御のフローチャート、第8図が空調制御装
置の制御のフローチャート、第9図がアイドルエンジン
回転数と目標エアミックスドア開度との関係を示す特性
図である. 1:制御回路   18:アイドルスイッヂ19:車速
スイッチ 30:エンジンコントロールユニット 3 1 : A/Tコントローノレユニット41:エン
ジン    47 : AACバルブ48:FICDバ
ルブ 6l:自動変速機74:A/Tモードスイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)要求する暖房能力が所定値以上であることを判定す
    る第1の判定手段と、 エンジンのアイドル状態を判定する第2の判定手段と、 この第2の判定手段でアイドル状態が判定されていると
    きにエンジン回転数を目標アイドル回転数に制御する回
    転数制御手段と、 第1および第2の判定手段により要求する暖房能力が所
    定値以上であることとアイドル状態とが判定されている
    ときに前記アイドル目標回転数を増量するアイドルアッ
    プ指令を出力する指令手段とを具備することを特徴とす
    る空調装置を有する車両。 2)要求する暖房能力が所定値以上であることを判定す
    る判定手段と、 少なくとも2種類のシフトスケジュールのいずれか一方
    により変速比を自動変速する自動変速手段と、 要求する暖房能力が所定値以上であることが前記判定手
    段で判定されると、回転数がより高めでエンジンが運転
    されるようなシフトスケジュールで変速するように前記
    自動変速手段にスケジュール切換指令を送る指令手段と
    を具備することを特徴とする空調装置を有する車両。
JP1298128A 1989-11-15 1989-11-15 空調装置を備えた車両 Pending JPH03160136A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0775818A3 (de) * 1995-11-24 1999-01-20 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft, Patentabteilung AJ-3 Betriebsverfahren für eine Fahrzeug-Brennkraftmaschine mit Leerlauf-Drehzahl-Regelung
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