JPH03159895A - タンカーの船体改造方法 - Google Patents

タンカーの船体改造方法

Info

Publication number
JPH03159895A
JPH03159895A JP1299691A JP29969189A JPH03159895A JP H03159895 A JPH03159895 A JP H03159895A JP 1299691 A JP1299691 A JP 1299691A JP 29969189 A JP29969189 A JP 29969189A JP H03159895 A JPH03159895 A JP H03159895A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
new
tanker
hull
ship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1299691A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Miyata
宮田 光明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP1299691A priority Critical patent/JPH03159895A/ja
Publication of JPH03159895A publication Critical patent/JPH03159895A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、タンカーの船体改造方法に係り、特に、タン
カーの外殻を二重殻に改造する方法に関する。
[従来の技術] 従来、タンカーは、外殻がシングル構造に形成されたも
のが多く建造されて就航している。
近年、これらタンカーが就航中、海難事故等によって外
殻が損傷して油類が海上へ流出するのを防止するために
、タンカーの外殻をタブル構造(二重殻構造)にするこ
とが考えられている。
一方、これらタンカーの寿命は20〜25年と長く、そ
の就航年限内にいずれは二重殻禍造に改造することが義
務付けられることか考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、シングル楊造のタンカーを二重殻楊造に改造
する方法としては、現在の外殻を収り外し、その取り外
した位置に、新たに二重殻の外殻を取り付′4つて、タ
ンカーの外殻を二重殻に形戒することが考えられ,この
方法によれば船型を損なうことなく改造をすることかで
きる。
しかしながら、現在の外殻を収り外して新たな新設部分
を取り付けるには、その作業量が大きく、また、外殻に
取り付けられている貨油管等の犠装品の取り外し取りイ
寸けを行わなければならす、これらの工事を合わせると
改造工事量が多大になり、その工事期間も長くなる。し
たがって、タンカーの就航に影響を及ぼずことになる。
本発明は、上記課題を解決するために創案されたもので
、改造工事量を少なくして、その工事期間を短縮するこ
とのできるタンカーの船体改造方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成ずるために本発明は、タンカーの船体の
外殻を二重殻に改造する方法において、あらかじめ改造
すべきタンカーの外殻を覆うための新設外殻を建造して
おき、この新設外殻を、ドック内の改造すべきタンカー
の外殻に溶接接合させて、その旧外殻と新設外殻とで二
重殻を形成するようにしたものである。
[作用] 先ず、改造すべきタンカーの船底部を二重殻にする場合
、その船底外板を覆う新設外殻を建造しておき、この建
造した新設外殻をあらかじめドック底に着座せしめた後
、この新設外殻の上に改造すべきタンカーを着座させ、
その船底外板と新設外殻とを溶接で接合して二重殻の船
底外殻を形成する。さらに、改遣ずべきタンカーの船四
部をニ重殻にする場合には、その船測外板を覆う新設外
殻を建造しておき、ドック内の改造すべきタンカーの船
測外板に新設外殻を取り付Gツ、溶接で接合して二重殻
の船測外殻を形成ずれはよい。
[実施例] 本発明の方法を図面に基いて説明する。
第1図ないし第3図は改造した後のタンカーの縦断面お
よび横断面(左玄のみ)を示し、改造新設部を斜線およ
び点線で示したものである。
図において1は改造すべきタンカーの船体で、この船体
1は、船底外板2、船測外板3および甲板4によって外
殻が形成されている。5は船体1内の船長手方向を区画
する横隔壁で、6はその船幅方向を区画する縦隔壁であ
る。タンカーはこれら隔壁5.6で区画された貨油艙8
内に油類を積んで輸送することになる。
なお、9は機関室であり、10は船首部および船尾部の
バラストタンクである。
ところで、二重殻に改造するのは、上記油類が積み込ま
れる貨油艙8の外殻部分を主として行うことどなる。
そこで、本実施例では、その貨油艙8を形成する船底外
板2あるいは船測外板3の外殻を二重殻に形成ずること
について述べる。
先ず、改造すべきタンカーの船体1の図面に基づいて、
あらかじめ船底外板2あるいは船測外板3を覆うための
新設外殻11を建造する。この新設外殻11は、第1図
ないし第3図に示すように、上記船底外板2を覆うため
の新設船底ブロック12{図中斜線で示す}および船測
外板3を覆うための新設船測ブロック13(図中点線で
示す)を別個に建造する。
船底外板2を覆う新設船底ブロック12は、船底外板2
に沿って所定の間隔を隔てて新設船底外板14が設けら
れ、その船幅方向の玄OI!I端部l5は第2図および
第3図に示すように、ビルジ外板2aを覆うべく折り曲
げられて上方に延出され、その端縁部が船測外板3また
はビルジ外板2aに接合されたときにその玄l1llJ
@部15の水密を保持するようになっている。また、船
長方向は、上記5 貨油艙8の前部および後部まで延出され、第1図に示す
ように、その船首端部16および船尾端部17は、最前
部貨油艙8の前端部横隔壁5および最後部の貨油艙8の
後端部横隔壁5の位置で折り曲げられて斜め上方に延出
され、その端縁部か船底外板2に接合されたときに、そ
の端部16,17は流体の渦を軽減させて推進性能を保
持するようになっている。
新設船底外板14には、図示するように、上記船底外板
2と新設船底外板14との間に、新設船底外板14の船
幅方向および船長方向を区画する複数の内部材18(ト
ランスまたはガータ)が上記旧船体1の横隔壁5および
縦隔壁6に対応する位置に設けらている。
上記船測外板3を覆う新設船測ブロック13は、第2図
および第3図に示すように、船測外板3に沿って所定の
間隔を隔てて新設船測外板19が設けられ、その上端部
20は吃水線21よりやや上方で折り曲げられて斜め上
方に延出され、その端縁部は船側外板3に接合されるよ
うになっている。
6 また、船長方向は、図示していないが、その船首端部よ
び船尾端部が、最前部貨油艙8の前端部横隔壁5および
最後部の貨油艙8の後端部横隔壁5の位置で折り曲げら
れ、船測外板3に向けて斜めに延出され、その端縁部か
船測外板3に接合されたときに、その端縁部は流体の渦
を軽減するようになっている。
新設船測外板19には、第2図および第3図に示すよう
に、これと船側外板3との間に、新設船側外板1つを補
強あるいは区画する内部材(フレームまたはストリンガ
)22が設けられており、また、新設船測外板19の下
端部は上記新設船底ブロック12の新設船底外板14と
連結できるように湾曲部23を介して折り曲げられてい
る。
なお、上記新設船底ブロック12および新設船測ブロッ
ク13は、適宜の数に分割して建造してもよく、それら
ブロック12.13の建造時に管類等の犠装品(図示せ
ず)をあらかじめ取り付けておく。
次に、本発明の方法を上記実施例に基づいて説明する。
先ず、改造すべきタンカーの船体1の船底外板2のみを
二重殻に改造する場合には、上記新設外殻11としての
新設船底ブロック12を幾つかに分割して建造し、これ
をドック(図示せず)底に並べて連結しておき、この上
に改造すべきタンカーをドック内に引き入れ、新設船底
ブロック12に合わせてその上に着座させた後、旧船体
1測に開口した仮設のマンホール(図示せず)から新設
船底ブロック12内に入って旧船体1の船底外板2と新
設船底ブロック12の新設船底外板13、内部材18を
溶接すると共に、外開から新設船底外板ブロック12と
船底外板2,船側外板3あるいはビルジ外板2aとを溶
接して旧船体1と新設船底ブロック12とを接合する。
これにより、改造すべきタンカーの外殻を取り外すこと
なく旧船体1の船底外板2は新設船底ブロック12によ
って二重殻′l′i4造に形成され、その工事量を著し
く低減することができ、工事期間も短くすることができ
る。
また、この時旧船体1内の管類24と新設船底ブロック
12の管類(図示せず〉の接合等の工事も同時に行えば
犠装品の改造工事も容易となり、短期間で終了させるこ
とができる。
さらに、旧船体1の船測外板3を二重殻に改造する場合
、上記新設船底ブロック12を取り付けた後、あらかじ
め分割して建造した新設船側プロック13をクレーン等
の搬送装置(図示せず)で吊り」二けて旧船体1の船叫
外板3の外測へ位置させ、旧船体1の船測外板3に開口
した仮設のマンホール(図示せず)から新設船測ブロッ
ク14内に入り、内部材22および新設外板20の端縁
部を船測外板3に溶接ずると共に、外測から新設船側外
板20の端縁部と船側外板3とを溶接して接合する。こ
れにより、船測外板3は新設船側プロック13によって
二重殻に形成される。
また、新設外殻11は、改造すべきタンカーが要求する
貨油艙8の部分のみを二重殻構造にできるので、その経
費を節約することができる。
さらに、新設外殻11を船体の外殻の外測から9 取り付けるので、この新設外殻11の浮力により満載吃
水線21が浅くでき、また、旧船体1の補強工事を省略
できる。さらに、旧船体1の外殻と新設外殻11の間の
空間はバラ1〜ウオータタンク等の液体タンクとして利
用できる。
なお、本実施例においては、新設外殻11を新設船底ブ
ロック12と新設船側ブロック13とに分割したものを
提示したか、新設外殻11は、改造すべきタンカーの船
体1の船型により、新設船底ブロック12と新設船測ブ
ロック13との間に、旧船体1のピルジ外板2a部を覆
うための新設ビルジブロック(図示せず)を設けてもよ
いことはもちろんである。
[発明の効果] 本発明によれば、あらかじめ建造した新設外殻を改造す
べきタンカーの外殻に溶接して接合するので、その改造
工事か飛躍的に減少し、工事期間を短くする等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略縦断面図、10 第2図は第1図の■ 第3図は第1図の■ ある。 図中、1は船体、2 外板および船測外板、 ■線(左半分)断面図、 曲線(左半分)断面図で 3は外殻としての船底 11は新設外殻である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タンカーの船体の外殻を二重殻に改造する方法にお
    いて、あらかじめ改造すべきタンカーの外殻を覆うため
    の新設外殻を建造しておき、この新設外殻を、ドック内
    の改造すべきタンカーの外殻に溶接接合させて、その旧
    外殻と新設外殻とで二重殻を形成するようにしたことを
    特徴とするタンカーの船体改造方法。
JP1299691A 1989-11-20 1989-11-20 タンカーの船体改造方法 Pending JPH03159895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1299691A JPH03159895A (ja) 1989-11-20 1989-11-20 タンカーの船体改造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1299691A JPH03159895A (ja) 1989-11-20 1989-11-20 タンカーの船体改造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03159895A true JPH03159895A (ja) 1991-07-09

Family

ID=17875801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1299691A Pending JPH03159895A (ja) 1989-11-20 1989-11-20 タンカーの船体改造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03159895A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0856464A1 (en) * 1997-01-29 1998-08-05 Malaysia Shipyard & Engineering SDN BHD Conversion of single to double hull - hull-up technique
US6907836B2 (en) * 2002-07-09 2005-06-21 Maritrans, Inc. Rebuilt double hull tanker and method of rebuilding an existing single hull tanker into a rebuilt double hull tanker
CN109606548A (zh) * 2018-10-31 2019-04-12 沪东中华造船(集团)有限公司 一种船舶平行舯体区p型总段总组的定位方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0856464A1 (en) * 1997-01-29 1998-08-05 Malaysia Shipyard & Engineering SDN BHD Conversion of single to double hull - hull-up technique
US6907836B2 (en) * 2002-07-09 2005-06-21 Maritrans, Inc. Rebuilt double hull tanker and method of rebuilding an existing single hull tanker into a rebuilt double hull tanker
CN109606548A (zh) * 2018-10-31 2019-04-12 沪东中华造船(集团)有限公司 一种船舶平行舯体区p型总段总组的定位方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100509543C (zh) 改造的双壳油轮及将现有单壳油轮改造为双壳油轮的方法
US6170420B1 (en) Rebuilt double hull vessel and method of rebuilding a single hull vessel into a double hull vessel
CN100519325C (zh) 改造的双壳油轮和将现有单壳油轮改造为双壳油轮的方法
US3638437A (en) Floatable casting for working on hull structures below water level
US20050204982A1 (en) Double-hull ore carrying vessel conversion from single-hull oil tanker and method of performing the same
US20080196655A1 (en) Vessels
JPH03159895A (ja) タンカーの船体改造方法
FI79269B (fi) Fartyg utan tvaerbalk.
US5909715A (en) Method of conversion of a vessel from single to double hull
US5090346A (en) Multi-part ship construction system
CN109080792A (zh) 一种船坞内半船不起浮的配载方法
US20100206213A1 (en) Method for Constructing a Floating Unit
GB2047187A (en) Double-skinned convertible tanker
JPS5932578A (ja) 船体の浮船渠への改造方法
US1338246A (en) Sectional ship and method of joining the sections
JPH0811775A (ja) 船体モジュールの連結方法
JPS6018481A (ja) 2隻の既存タンカから浮ドツクを建造する方法
JPS59184083A (ja) 低温液化ガス運搬船の船体新替工法
JP4605614B1 (ja) シングルハル貨物船のダブルハル化工法
EP0856464A1 (en) Conversion of single to double hull - hull-up technique
SU943081A1 (ru) Устройство дл сборки корпуса плавсредства
JPS6177585A (ja) 船舶の主機換装工法
CN115285285A (zh) 一种可拆挡货舷墙及其拆装方法
JPH0798509B2 (ja) オイルキャリアあるいは油・鉱石運搬船を用いた浮体構造物を建造する方法
JP2009113734A (ja) シングルハル貨物船のダブルハル化工法