JPH03159646A - 流体噴出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はバスシステム、シャワー等噴流利用給湯分野に
関するものである。

従来の技術 従来この種の流体噴出装置は、例えば実開昭６３−１８
８０２７号公報に示されているように、第６図のような
構造になっていた。

すなわち、Ｗｉ環ボンプ１により水（温水）をバスクブ
２から吸込管３、吐出管４を通しノズル５より噴出させ
る。吐出管４の途中には供給ノズル６が設けられ、その
出口側壁面には空気吸区口７が設けられ、空気吸込管８
を通してエアーボンブ９の吐出口と連接している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、空気流入路の通路
面積を変えることにより気泡量を制御したり、又、水の
供給流量を変えることにより気泡の大きさを若干制御す
ることが出来た。しかし、気泡を微細な粒子にまで細分
化することは出来なかったなどの課題を有していた。

本発明はかかる従来の課題を解消するもので、液体噴出
装置から噴流中に含まれる気泡を掻く微細な気泡から、
大きな気泡までの気泡発生を可能にすると共に、その気
泡の混合割合を制御することによって、気泡の人体への
生理的作用や体感的な作用をより効果的にすることを目
的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の噴出装置は噴流の吸
引作用により空気を吸引する第１空気吸引手段の他に、
噴流を加速する供給ノズル、前記供給ノズル下流に位置
した拡大壁よりなる出力路、および、前記出力路内に気
泡微細化手段を有した第２空気吸引手段と、前記第１空
気吸引手段と第２空気吸込手段の上流に配設した流れ制
御手段とで構成したものである。

作用 本発明は上記した構成によって、通常の気泡噴流噴射を
行なう場合は、第１空気吸引手段によって、水供給手段
から送られた水流が供給ノズルで加速され、この加速噴
流によって生ずる負圧力で空気を吸込み、気泡噴流を噴
出口から噴出する。

微細気泡噴流噴射を行なう場合は、第２空気吸引手段に
よって、水供給手段から送られた水流が供給ノズルで加
速され、この加速噴流によって生ずる負圧力で空気を吸
込む．空気が混入した気液渥相流は、更に、気泡微細化
手段で微細化され乳化状の噴流となって噴出口から噴出
するものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図〜第５図に基づいて説明する
． 第１図において、１０はバスタプ、１ｌは循環ポンプで
吸い込み側は吸込管ｌ２を介しバスタブ１０へ、吐出側
は吐出管ｌ３を介し流れ制御手段ｌ４、流体噴出装置ｌ
５へ接続されていく 第２図において、１６は第１空気吸引手段で、噴流を加
速する第１供給ノズル１７、前記供給ノズル１７下流に
位置した拡大壁１８よりなる第１出力路１９、空気吸引
口２０とで構戊されている。２１は第２空気吸引手段で
、噴流を加速する第２供給ノズル２２、前記供給ノズル
２２下流に位置した拡大壁２３よりなる第２出力路２４
、空気吸引口２５、及び、前記第２出力路２４内に気泡
微細化手段を示すポンプ２６とで構成されている．＠記
第１空気吸引手段Ｉ６、第２空気吸引手段２１の上流に
取り付けられた流れ制御手段１４は前記両手段へ流入す
る流れの分配比や流量を制御する。

第３〜第５図は流体噴出装置１５の作動を示すモデル図
である。図において、ＦＡ　ＦＩ　ＦＣは噴流、ＢＡＢ
＋＋　Ｂｅ　Ｂｅは噴流中に含まれる気泡である。

上記構戒において、循環ポンプ１）を運転すると、水は
バスクブ１０から吸込管１２から循環ボンプ１）に入り
、加圧され、流れ制御千段１４、吐出管ｌ３を通って流
体噴出装置１５から噴出される。

上記循環、噴流噴出において、まず、通常の比較的大き
な気泡噴流を噴出させる場合は、流れ制御手段１４で水
を第１空気吸引手段ｌ６に流し、第２空気吸引手段２１
のボンプ２６は停止した状態にする．水は第１供給ノズ
ル１７で加速され、第１空気吸引口２０に負圧を発生、
第１空気吸引口２０より空気を吸い込み、第１出力路ｌ
９で第３図ＢＡに示すように空気と混合、気液二相流と
なって噴出する（第３図ＦＡ）。

次に、微細な気泡噴流を噴出させる場合は、流れ制御千
段ｌ４で水を第２空気吸引手段２ｌに流すと共に、のポ
ンプ２６を作動させる。水は第２供給ノズル２２で加速
され、第２空気吸引口２５に負圧を発生、第２空気吸引
口２０より空気を吸い込む．吸弓された空気は第２出力
路２４で水と混合した後、ボンブ２６に吸い込まれ、回
転するインペラにより細かく粉砕され、乳化状態となっ
て水の中に溶け込む．ポンプから吐出した乳化状の水は
第１流出路ｌ９から、第４図Ｂ，に示すような噴流とな
って噴出する（第４図Ｆｍ）， 更に、通常の比較的大きな気泡と、乳化状の気泡とが混
ぜられた気泡噴流を噴出させたい場合は、流れ制御手段
１４で、第１空気吸引手段１６と第２空気吸引手段２１
との流量比を変え、同時にボンプ２６を運転する。この
結果、第５図ＢｃＢｏに示すように、広範な，気泡粒子
分布を有した気泡混入水が第１流出路ｌ９から噴出する
（第５図Ｆ，）．なお、ボンブの回転数を制御すること
により気泡の乳化度をコントロールすることができる． 発明の効果 以上のように本発明の流体噴出装置によれば次のような
効果が得られる． （１）バスタブ等で乳化状気泡を含んだ噴流を人体に当
てることにより、非常にマイルドな噴流浴を味わうこと
が出来る．また、生理的にも、人体皮膚面での空気接触
確立が高まり、新陳代謝が促進される。

（２）ポンプを気泡の微細化手段として使用することに
より、循環ポンプの水圧上昇ブースターとして使用する
ことができ、流体噴射装置への空気の吸い込みを増加さ
せることが出来る．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の流体噴出装置の一実施例の水回路構戒
図、第２図は同流体噴出装置の断面図、第３図、第４図
、第５図は同流体噴出状態を示す動作図、第６図は従来
の噴出装置の水回路構成図である． １４・・・・・・流れ制御手段、ｌ５・・・・・・流体
噴出装置、ｌ６・・・・・・第１空気吸引手段、２１・
・・・・・第２空気吸引手段、２６・・・・・・ポンプ
．

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）噴流を加速する第１供給ノズル、前記供給ノズル
   下流に位置した拡大壁よりなる第１出力路と、前記第１
   ノズル下流に位置した第１空気吸込口とを有した第１空
   気吸引手段と、噴流を加速する第２供給ノズル、前記供
   給ノズル下流に位置した拡大壁よりなる第２出力路、前
   記第２ノズル下流に位置した第２空気吸込口および、前
   記第２出力路内に気泡微細化手段を有した第２空気吸引
   手段と、前記第１空気吸引手段と第２空気吸入手段の上
   流に配設した流れ制御手段とで構成された液体噴出装置
   。
2. （２）気泡細分化手段は複数の翼を有したポンプで構成
   した特許請求の範囲第１項記載の流体噴出装置。