JPH03159543A - 回転電機のコイル絶縁方法 - Google Patents

回転電機のコイル絶縁方法

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Publication number
JPH03159543A
JPH03159543A JP29452390A JP29452390A JPH03159543A JP H03159543 A JPH03159543 A JP H03159543A JP 29452390 A JP29452390 A JP 29452390A JP 29452390 A JP29452390 A JP 29452390A JP H03159543 A JPH03159543 A JP H03159543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
insulating
sheet
tape
insulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP29452390A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Sasaki
佐々木 洋敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は高圧回転電機のコイル絶縁方法において、絶
縁厚さを薄くすることができるように改良したものに関
する。
〔従来の技術〕
高圧回転電機では一般に絶縁導体を巻回して形成したコ
イルは鉄心溝部に挿入される2本の平行な直線部と両端
のコイルエンド部の凝三角形部とからなる亀甲形をなし
ている。このコイルをガラス繊維または不織布等を基材
としたマイカ絶縁テープを使用してスパイラル状のラン
プ巻きで所要厚さになるまで重ね巻きでテーピングし、
このコイルを鉄心構内に挿入して接続作業を行った後、
樹脂等の絶縁ワニスで真空含浸処理して絶縁するように
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
鉄心溝部におけるコイル絶縁の破壊電圧はテーピングの
ラップ部と巻き回数で形成されるジグザグ状のバスの沿
面距離できまる。前記構造で絶縁耐力を増すためにはテ
ーピングの巻回数を増す必要があるので絶縁厚さが厚く
なって溝部のスペース効率、熱伝達率が低下し、これに
より電機本体が大形化し、またジグザグ状の沿面パスは
ワニスが含浸しにくいという欠点があった. この発明は前記の欠点を除去するために、絶縁耐力を増
すために沿面距離を増しても絶縁厚さを薄くすることが
でき、あわせてワニスの浸透性を向上できるようにした
高圧回転電機のコイル絶縁を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段] この発明の回転電機のコイル絶縁方法は、前記の目的を
達戒するために、絶縁導体を巻回してなるコイルの鉄心
溝に対応する直線部をフィルム状の絶縁シートで包み込
んでシート絶縁層を形成し、次にこのシート絶縁層の外
周及びコイルエンド部を絶縁テープでスバイラル状にテ
ーピングしてテープ絶縁層を形成し、これらの絶縁層を
形成した前記コイルを鉄心溝内に挿入した後に、全体を
絶縁ワニスで真空含浸処理するものである。
(作用) 前記シート絶縁層2はコイルの直線部をフィルムを基材
とした絶縁シートで包み込んで形成するから、従来例で
説明したテーピングラップ部のジグザグな沿而距離に相
当するものがなく、包み込み回数に比例して沿而距離が
増す。したがって貫層破壊電圧が高くなって全体として
絶縁耐力が増し、これにより絶縁厚さを薄くすることが
できる。
擬三角形のような立体形状を持つコイルエンドを&!!
縁シートで包むことはできないので、従来例どおりのス
バイラル状のテープ絶縁層を形成し、このテープ絶縁層
を前記コイルの直線部のシート絶縁層の外周に施し、シ
ート絶縁層の弛緩を肪ぐ。
ワニスは多層に包み込まれた沿面パスがジグザグでなく
連続する渦巻状に内部に連なるのでワニスの浸透がスム
ーズで良好であり、特に包み込んだ鉄心両端部からのワ
ニス浸透性が良好である。
〔実施例〕
第1図箱の発明の実施例を示すものである。この図は鉄
心溝部の絶縁構戒を示し、平角絶縁鱒体を巻回して形成
したコイル1がポリエステル、ポリエチレンテレフタレ
ートまたはポリイミド等のフィルムを基材としたマイカ
絶縁シートで包み込む。
その際、フィルムの幅は両鉄心端からそれぞれ数c#I
出るようにコイルの直線部の全長にわたる寸法を持つと
よく、フィルムの厚さにもよるが包む回数は例えば6〜
10回が適当である。
このシート絶縁層2の外周にガラス繊維または不織布等
を基材としたマイカ絶縁テープを使用して従来のように
ランプ巻きでテーピングすることによりテープ絶縁層3
が形成される。
鉄心の端面から突出するコイルエンドはマイカ絶縁テー
プのテーピングによる前記テープ絶縁層3を共通に延設
して絶縁され、耐環境性を損なうことのないようにする
その後このコイルlを鉄心溝4内に挿入して接続作業を
行った後、エポキシ樹脂等の絶縁ワニスで真空含浸処理
される。
なお、鉄心溝4内には間隔片7を介して下のコイル8が
挿入され、鉄心溝4を形成する鉄心歯部5の先端には楔
6が打ち込まれて挿入作業が終わる。
前記実施例によればシート絶縁層2をフイルムを基材と
した絶縁シートで包み込んで形戒するようにしたので、
スムーズに連続する渦巻状の沿面パスは長く、ワニスの
浸透性も良好であり、軸方向両端からのワニスの浸透も
あり、結局、貫層破壊電圧が高くなる。実験結果によれ
ばシート絶縁層2とテープ絶縁層3の全体で従来例で説
明したものの約60%の絶縁厚さで同一絶縁耐力を有る
ることが確認できた。
前記フィルムに適当な加熱収縮性を備えさせればシート
絶縁層2がち密となるのでさらに絶縁耐力を増すことが
できる。また絶縁耐力の向上に伴い絶縁厚さを薄くすれ
ば鉄心溝部のスペース効率が増しさらに熱伝達率が大き
くなって冷却効果が増すので電機本体を小形化すること
ができる。
前記実施例ではシート絶縁752,テープ絶縁層3が2
層の場合について説明したがこれに限定されるものでは
なく、さらに適当に多層化して絶縁耐力を増すことがで
きる。
〔発明の効果〕
この発明によれば高圧回転電機のコイル!i!!縁にお
いて、鉄心溝に挿入されるコイルの直線部をフィルム状
の#jA縁シートで巻くように包み込み、このシート絶
縁層の外周に絶縁テープでテーピングしてテープ絶縁層
を形成し、これらの絶縁層を形成して鉄心溝内に挿入し
たコイルを絶縁ワニスで真空含浸処理するようにしたの
で、シート絶縁層の沿面パスは長くてスムーズでワニス
浸透性が良いことから絶縁耐力を増して絶縁厚さを薄く
し、これにより電機本体を小形化することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の断面図である。 l・・・コイル、2・・・シート絶縁層、3・・・テー
プ絶11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)絶縁導体を巻回してなるコイルの鉄心溝に対応する
    直線部をフィルム状の絶縁シートで包み込んでシート絶
    縁層を形成し、次にこのシート絶縁層の外周及びコイル
    エンド部を絶縁テープでスパイラル状にテーピングして
    テープ絶縁層を形成し、これらの絶縁層を形成した前記
    コイルを鉄心溝内に挿入した後に、全体を絶縁ワニスで
    真空含浸処理することを特徴とする回転電機のコイル絶
    縁方法。
JP29452390A 1990-10-31 1990-10-31 回転電機のコイル絶縁方法 Pending JPH03159543A (ja)

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