JPH03158878A - トナー定着装置 - Google Patents

トナー定着装置

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JPH03158878A
JPH03158878A JP29866689A JP29866689A JPH03158878A JP H03158878 A JPH03158878 A JP H03158878A JP 29866689 A JP29866689 A JP 29866689A JP 29866689 A JP29866689 A JP 29866689A JP H03158878 A JPH03158878 A JP H03158878A
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JP
Japan
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resistance value
fixing device
toner fixing
heat
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP29866689A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Noda
野田 正義
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加圧と加熱とにより画像形成材を記録媒体に定
着させるトナー定着装置に関するものである。
従来の技術 現在、各種方式のプリンタが実用化されており、例えば
、電子写真法を利用したレーザプリンタなどでは、画像
形成材の一つであるトナーを静電的に画像化して記録媒
体の一つである印刷用紙の表面に付着させ、この印刷用
紙をトナー定着装置で加圧加熱して表面に付着したトナ
ーを定着させることで印刷を行なっている。
そこで、このようなトナー定着装置の従来例を第7図及
び第8図に基づいて説明する。このトナー定着装置lは
、互いにギヤ機構(図示せず)で連結されるなどしたヒ
ートローラ2と対向ローラ3とが、記録媒体の搬送路を
介するようにして回転自在に対向配置されている。ここ
で、前記ヒートローラ2は、中心に管状のハロゲンラン
プ4が配置されたアルミ等の金属円筒部材5で形成され
、この外周面上にはクリーニングパッドや温度センサ(
共に図示せず)などが配Vtされている。また、前記対
向ローラ3は耐熱性が良好なシリコンゴム6で外装され
ている。そして、このトナー定着装置lは、駆動g(図
示せず)が連結された冷却ファン7が側方に配置されて
いる。
このような構成において、このトナー定着装置lは、レ
ーザプリンタの用紙搬送路の転写部後方などに取付けら
れ、例えば、トナー8が塗布されて搬送される記録媒体
である印刷用紙9は、この移動に同期して回転する各ロ
ーラ2,3の間を通過することになる。この時、回転す
るヒートローラ2の外周面は、ハロゲンランプ4の光出
力により発熱しているので、この発熱したヒートローラ
2と対向ローラ3との間を通過した印刷用紙9は、その
表面に付着したトナー8の樹脂成分が溶融して画像が定
着する。
発明が解決しようとする課題 上述のようなトナー定着装filは、発熱したヒートロ
ーラ2と対向ローラ3との間に、トナーからなる転写像
が付着した印刷用紙9を通過させて加圧加熱することで
画像の定着を行なっており、加圧加熱により定着する画
像形成材を使用する各種の印刷装置に使用することがで
きる。
だが、このトナー定着装W11は、ハロゲンランプ4の
光出力で金属円筒部材5を加熱しているため、ヒートロ
ーラ2の温度を均一に維持したりウオーミングアツプタ
イムを短縮するために温度センサや制御回路(共に図示
せず)を要している。また、このトナー定着装[1はヒ
ートローラ2の全周面を発熱させることになるので、消
費電力が大きく、例えば、表面温度をトナー定着に必要
な150〜160℃に維持するためにはハロゲンランプ
4に5〜6XIO”(W)の電力を印加する必要がある
。さらに、このようにヒートローラ2の全周面が発熱す
る構造では周囲温度の上昇も著しいため、上述のトナー
定着装置Iは冷却ファン7等の冷却機構を要している。
このようにヒートローラの全周面が発熱するために消費
電力が大きい他の全体発熱方式のトナー定着装置として
は、実公昭61−34]61号公報に開示されている装
!(1!I示せず)なども存している。
そこで、上述のような課題を解決するものとしては、実
開昭56−120559号公報や実開昭56−1205
61号公報に開示されている装置が存する。例えば、実
開昭56−120559号公報に開示されているトナー
定着装置10は、第9図に例示するように、両端に環状
の電極11.12が取付けられた円筒形の発熱体13で
回転自在なヒートローラ14を形成し、1!源部15が
ら前記電極11.12に通電を行なうブラシ16.17
を、前記ヒートローラ14が印刷用紙([i!I示せず
)と接触する方向に配置したものである。
また、実開昭56−120561号公報に開示されてい
るトナー定着装置18は、第10図に例示するように、
中空円筒状の発熱体19の内面に各々軸心方向に細長い
電極材20と絶縁材21とを周面方向に交互に連設した
ヒートローラ22を設け、所定間隔を介して前記部材2
0.21に当接する二個のブラシ23.24を、前記ヒ
ートローラ22が印刷用紙(図示せず)と接触する部分
の略真面に配置したものである。
上述のようなトナー定着装置10.18は、ヒートロー
ラ14.22の発熱する部分が印刷用紙と接触する部分
のみに規制されるので、消費電力を低減すると共に周囲
温度の上昇も防止できるようになっている。
だが、これらのトナー定着装置10.18では、ヒート
ローラ14.22は印刷用紙と対向する部分でトナー定
着に必要な温度まで急熱されることになるが、これでは
発熱時間が短いので温度不足による定着不良が発生しや
すく、また、ヒートローラ14.22の印刷用紙から離
反した周面の温度は急速に低下するので、この周面に付
着したトナーが固着しやすく、クリーナで除去できずに
以後の印刷用紙を汚損することがある。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、記録媒体の搬送路1−に回転自
在に配Itされる円筒形の発熱部材を周面方向の抵抗値
が高く軸心方向の抵抗値が低いy4方抵抗値の発熱体で
形成し、この発熱部材周面の記録媒体と対向する部分の
両端に通電する電力供給手段を設ける。
請求項2記載の発明は、六員環の炭素原子−がπ結合す
るよう焼成した炭素繊維で発熱体を特徴する 請求項3記載の発明は、発熱体の軸心方向の表面抵抗と
照明方向の表面抵抗との比を約l:10とする。
作用 請求項1記載の発明は、記録媒体の搬送路上に回転自在
に配置される円筒形の発熱部材を周面方向の抵抗値が高
く軸心方向の抵抗値が低い異方抵抗値の発熱体で形成し
、この発熱部材周面の記録媒体と対向する部分の両端に
通電する電力供給手段を設けたことにより、発熱部材は
記録媒体と接触する部分が優先的に通電されて発熱する
ことになり、発熱部材の外周面全体を同一温度に発熱さ
せないので、消費電力が小さく周囲温度の」−昇も少な
い定着部材を形成することができ、しかも、発熱部材は
周面方向にも特定の抵抗値を有するので印刷用紙から離
反した部分も一定の温度が維持される。
さらに、請求項2記載の発明のように、六員環の炭素原
子がπ結合するよう焼成した炭素繊維で発熱体を形成し
たり、Kn請求項3記載発明のように、発熱体の軸心方
向の表面抵抗と照明方向の表面抵抗との比を約1:10
とすることで、的確な条件で本発明を簡易に実施するこ
とができる。
実施例 本発明の実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明す
る。まず、このトナー定着装置25では、発熱部材であ
るヒートローラ26が、周面方向の抵抗値が高く軸心方
向の抵抗値が低い異方抵抗値の発熱体27で形成されて
いる。つまり、この発熱体27は、第3図に例示するよ
うに、グラスファイバを20%含有したポリエーテルサ
ルフオンからなる基材28の表面に、六員環の炭素原子
がπ結合するよう焼成した直径7.0(μm)で長さ1
5.0(nvn)の炭素繊維である導電性カーボンフィ
ラメント29を前記基材28の軸心方向に張架するよう
に周面方向に高密度配置し、この上に同一の導電性カー
ボンフィラメント29.を前記導電性カーボンフィラメ
ント29と直交する方向に低密度配置したものである。
そして、多数のニッケル極30が環状のセラミクス材3
1に放射状に埋込まれた異方抵抗値リング32.33が
、ここではl/120のテーパとして形成された前記基
材28の両端部34.35に取付けられている。また、
前記ヒートローラ26は、トナー8の付着を防止するた
めに表面がフッ素樹脂で厚さ20〜30(μm)にコー
ティングされている。なお、上述のようにして形成した
発熱体27は、例えば、軸心方向の表面抵抗が5.0〜
20(Ω/C1l?)程度で周面方向の表面抵抗が50
〜200(Ω/ crd )程度であり、この比は約1
:10である。
そこで、第1図に例示するように、対向ローラ3と対向
する位置に回転自在に軸支された前記ヒートローラ26
の異方抵抗値リング32.33に、電力供給手段である
通電器36.37が導通している。ここで、これらの通
電器36.37は、第5図に例示するように、周面上に
導電性ゴムローラ38が取付けられたステンレスシャフ
ト39が軸受40を介してフレーム41に軸支され、こ
のステンレスシャフト39に押圧されたブラシ42が端
子43に結線されている。そして、これらの通電器36
.37は、前記フレーム41の底部に取付けられたスプ
リング44の弾発力によって前記導電性ゴムローラ38
が異方抵抗値リング32゜33に押圧されて導通してい
ることで、r);1記ヒートローラ26の周囲の対向ロ
ーラ:3と対向する部分の両端に11;I肥端子43が
電気的に接続されている。
このような構成において、このトナー定着装置25は、
各通電器36.37の端f・43から印加された電力が
ヒートローラ26周面の対向ローラ3と対向する部分に
通電されるので、ヒートローラ26が印刷用紙9と接触
する部分を尖頭に発熱して定着作業が行なわれる。
ここで、上述のような構造のトナー定着装置25のヒー
トローラ26の発熱状態を、第6図に例示する供試材4
5の実験結果に基づいて説明する。
この供試材45はヒートローラ26を展開した状態を想
定して本出願人が実際に製作したもので、厚さ+00(
μm)で外寸250,0X75.4(mm)の矩形平板
で、φ7.0(p m)x 15(nun)の導電性カ
ーボンフィラメント29を長辺方向に張架するように短
辺方向に高密度配置した上に同一の導電性カーボンフィ
ラメント29を短辺方向に張架するように低密度配置し
て樹脂で固着させ、両短辺の中央部に10、OX2,0
(mm)の銅板を電極46.47として貼着したもので
ある。
そこで、この供試材45に各電極46./17間からA
ClooVの電圧を印加したところ、電流値は2.1A
となり、供給電力が210Wの時の全体抵抗は47.6
Ωで設計値の50.0Ωと略一致した。そこで、このよ
うな電力供給を室温26.0℃で10秒間行なった時の
温度分布は、図示するように、電極46から電[!47
に線形に至る部分では+84.O〜179.0℃となり
、この部分から短辺方向に離反するに従って温度は低下
して最縁部では89.4〜85.2℃程度になった。
つまり、このような供試材45と同様な構造でヒートロ
ーラ26を製作した場合、このヒートローラ26は印刷
用紙9と接触する部分は約180℃に発熱して良好な定
着作業が行なえ、印刷用紙9から離反した部分は温度が
低下して周囲温度を上昇させることを防止でき、冷却機
構等を省略することが可能である。しかも、上述した供
試材45の温度分布から自明であるように、このような
構造のヒートローラ26は抵抗値が高いながら周囲方向
にも導電性を有することになるので、周面方向にも通電
が行なわれて印刷用紙9から離反した部分も80℃程度
の温度を維持する。従って、このようなヒートローラ2
6は、常時予熱されていることになって、印刷用紙9と
対向する部分で急熱されないので、温度不足による定着
不良等が発生することがなく、しかも、印刷用紙9から
離反した周面の温度が急速に低下しないので、周面に付
着したl・ナー8が固着して以後の印刷用紙9を汚損す
るようなこともない。
発明の効果 請求項1記載の発明は、記録媒体の搬送路上に回転自在
に配置される円筒形の発熱部材を周面方向の抵抗値が高
く軸心方向の抵抗値が低い異方抵抗値の発熱体で形成し
、この発熱部材周囲の記録媒体と対向する部分の両端に
通電する電力供給手段を設けたことにより、発熱部材は
記録媒体と接触する部分が優先的に通電されて発熱する
ことになり、発熱部材の外周面全体を同一温度に発熱さ
せないので、消費電力が小さく周囲温度の上昇も少ない
定着部材を形成することができ、しかも、発熱部材は周
面方向にも特定の抵抗値を有するので印刷用紙から離反
した部分も一定の温度が維持され、印刷用紙と対向する
部分で急熱されないので温度不足による定着不良等が発
生することがなく、しかも、印刷用紙から離反した周面
の温度が急速に低下しないので周面に付着したトナーが
固符して以後の印刷用紙を汚t11するようなことも防
II−され、さらに、請求項2記代の発明のように、六
員環の炭素原Y−がπ結合するよう焼成した炭素供給で
発熱体を形成したり、請求項3記載の発明のように、発
熱体の軸心方向の表面抵抗と照明方向の表面抵抗との比
を約1:10とすることで、的確な条件で本発明を簡諭
に実施することができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図は側面図
、第3図は一部を断面とした要部の正面図、第4図は要
部の斜視図、第5図は要部の側面図、第6図は供試材の
温度分布を示す説明図、第7図は第一の従来例を示す一
部を断面とした斜視図、第8図は縦断側面図、第9図は
第二の従来例を示す斜視図、第10図は第三の従来例を
示す斜視図である。 9・・・記録媒体、25・・・トナー定着装置、26・
・・発熱部材、27・・・発熱体、36.37・・・電
力供給手段 出  願  人 東京電気株式会社 q LN (社乃Iコ) J   、JO”L   <拐り)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体の搬送路上に回転自在に配置される円筒形
    の発熱部材を周面方向の抵抗値が高く軸心方向の抵抗値
    が低い異方抵抗値の発熱体で形成し、この発熱部材周面
    の前記記録媒体と対向する部分の両端に通電する電力供
    給手段を設けたことを特徴とするトナー定着装置。 2、六員環の炭素原子がπ結合するよう焼成した炭素繊
    維で発熱体を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    トナー定着装置。 3、発熱体の軸心方向の表面抵抗と照明方向の表面抵抗
    との比を約1:10としたことを特徴とする請求項1記
    載のトナー定着装置。
JP29866689A 1989-11-16 1989-11-16 トナー定着装置 Pending JPH03158878A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29866689A JPH03158878A (ja) 1989-11-16 1989-11-16 トナー定着装置

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JP29866689A JPH03158878A (ja) 1989-11-16 1989-11-16 トナー定着装置

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JPH03158878A true JPH03158878A (ja) 1991-07-08

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ID=17862697

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JP29866689A Pending JPH03158878A (ja) 1989-11-16 1989-11-16 トナー定着装置

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JP (1) JPH03158878A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8483603B2 (en) 2009-12-18 2013-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and heating belt for use in the image heating apparatus
US9235180B2 (en) 2011-10-24 2016-01-12 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
EP4074141A4 (en) * 2019-12-13 2024-01-10 Hewlett Packard Development Co ELECTRIC HEATING DEVICE WITH ENDLESS BELT

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8483603B2 (en) 2009-12-18 2013-07-09 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus and heating belt for use in the image heating apparatus
US9235180B2 (en) 2011-10-24 2016-01-12 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus
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