JPH0315852A - 感光体の塗布方法 - Google Patents

感光体の塗布方法

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JPH0315852A
JPH0315852A JP15109189A JP15109189A JPH0315852A JP H0315852 A JPH0315852 A JP H0315852A JP 15109189 A JP15109189 A JP 15109189A JP 15109189 A JP15109189 A JP 15109189A JP H0315852 A JPH0315852 A JP H0315852A
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JP
Japan
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coating
liquid
substrate
charge
photoreceptor
Prior art date
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Pending
Application number
JP15109189A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sakamoto
雅遊亀 坂元
Masanori Matsumoto
雅則 松本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、複写機などの画像形或装置に使用される感
光体の製造方法に関し、特に基体上に電荷発生層および
電荷輸送層を形成する方法に関する. (b)従来の技術 感光体の円筒状基体の外周面に感光膜を形成する方法と
しては、従来、槽の中に収容された感光液の中に前記円
筒状基体を浸漬し、引き上げ、乾燥させる浸漬塗布方式
が一般的であった。しかし、このような浸漬塗布方弐で
は、塗布ムラの少ない均一な感光膜が形成できるが、使
用する感光液の量が多いため、感光液の使用効率が悪<
(20〜30%)、装置も大型になるなどの欠点があっ
た。
そのため、最近では、リング状の容器の中に感光液を収
容し、そのリング状の容器の内径側に円筒状基体を通過
させて、前記円筒状基体の表面に感光膜を形成する基体
移動方式に移行しつつある(Cl発明が解決しようとす
る課題 しかし、前記基体移動方式では、感光液の使用効率は高
い(60〜80%)が基体にリング状の容器との摺接部
で傷がつき易く、塗布ムラとなり感光体として品質が悪
いという欠点があった。
上記2つの方式はそれぞれ長所と欠点があり、浸漬塗布
方式にすれば均一な感光膜を形成できるが感光液の使用
効率が極めて悪くコスト高となり、基体移動方式にすれ
ば感光液の使用効率は高いが良質の感光体ができないと
いう問題点があった一方、感光体の塗布層は電荷発生層
と電荷輸送層の2Nがあり、第3図にその断面図を示す
。円筒状基体の外壁4Iの上に電荷発生N42が形或さ
れ、その上に電荷輸送層43が形成されている。両層を
比較すると電荷発生Fi42の膜厚は薄く、電荷輸送層
43の膜厚は厚い。このため両層ともに浸漬塗布方式に
した場合、層の薄い電荷発生層で感光液の使用効率は特
に悪く、1本当たり塗布量は0 . 5 cc程度であ
るのに対し使用する感光液の量は最低3〜4lが必要で
ある. また、両層とも基体移動方式にすると、t荷輸送層を塗
布する際に先に塗布した!荷発生層を傷つけてしまい、
その傷自体とその傷による電荷輪送屡の塗布ムラなと画
像に悪影響を及ぼすことになる。
そこでこの発明の目的は、感光体の感光膜の形成におい
て、感光液の使用効率が高く、画像品質の良好な感光体
を得ることのできる感光体の塗布方法を提供することに
ある. fd1課題を解決するための手段 この発明の感光体の塗布方法では、導電性の基体上に電
荷発生層と電荷輸送層とを積層してなる感光体において
、前記基体の外周面に当接して設けられた容器に収容さ
れた感光液の中を基体を軸方向に移動させることにより
、基体上に電荷発生層を形成し、前記電荷発生層が形戊
された基体を、感光液が収容された塗工槽に浸漬するこ
とにより、基体上の電荷発生層の上に電荷輸送層を形成
することを特徴とする。
(e)作用 この発明に係る感光体の塗布方法では、導電性の基体上
の外周面に当接して設けられた容器に収容された感光液
の中を前記基体を軸方向に移動させることにより、基体
上にt荷発生層を形成し、その後、電荷発生層が形成さ
れた基体を感光液が収容された塗工槽に浸漬することに
より、t荷発生層の上に電荷輸送層を形或する。すなわ
ち、膜厚の薄く液量の少ない電荷発生層は使用液の効率
の高い方式で形或し、その上層の電荷輸送層の形或は、
先の電荷発生層を傷つけない方式で行う。
このため、全体としては感光液の使用効率が高く高品質
の感光体を製造することができる。
([1実施例 第1図は、この発明の感光体の塗布方法で電荷発生層の
塗布に使用する基体移動方式の塗布装置の一部の概略構
威図である。
リング状の液皿1lの内径側には壁はなく、その代わり
に感光体の円筒状基体3が、前記液皿1lに取り付けら
れたブレードlに密着して、液皿とリング状塗液容器1
0を構或して感光液2を収容している。前記ブレードl
はブレード押さえl3により固定され、液皿1lはフレ
ーム17に固定されている。スペーサチャックl4は感
光体の円筒状基体3を取り外している状態のとき上下の
スベーサを所定の位置で固定するもので、その状態では
スベーサはリング状塗液容器lOの一部となる。円筒状
基体3を上下スベーサにセットするときは、上のスペー
サ15aが前記ブレード1に密着して液皿とリング状塗
液容器10を構成し、感光液2を収容する。上スベーサ
15aと下スペーサ15bの間に円筒状基体3がセット
され、塗布動作が開始すると図示せぬモータにより押上
治具16が上下スペーサをその間にセソトされた円筒状
基体ことけ矢印の方向に押し上げていく。このとき円筒
状基体の外周面は感光液に直接接触して感光膜21が形
成される.塗布動作が終了すると円筒状基体の下のスペ
ーサ15bが液皿IIに密着した状態でスベーサチャソ
ク14により固定され、液皿11から感光液が漏れない
ようにする第2図は、この発明の感光体の塗布方法で電
荷輸送層の塗布に使用する浸漬塗布方式の塗布装置の一
部の概略構戒図である, 感光体の円筒状基体31を基体保持治具32で保持し、
図示せぬ昇降装置が前記基体保持治具を一定の速度で下
降させ、前記円筒状基体3lを塗工槽33の感光液35
の中に浸漬する。円筒状基体を塗工槽の中に浸漬する際
に溢れる感光液は受皿34が回収する。受皿34には回
収パイプ36が設けられていて図示せぬ撹拌槽ユニソト
へと回収され粘度や濃度の調整が行われる。円筒状基体
は浸漬後昇降装置により一定の速度で引き上げられ、乾
燥される。
本実施例では、上述の2種類の塗布装置を用いて、φ8
0m、長さ340Bのアル兆バイブの外周面に電荷発生
層と電荷輸送層を形成した。電荷発生層は第1図に示す
ような塗布装置を使用し、内径781m、150μmの
フィルム状のフッ素樹脂からなるブレードを取り付けた
液皿内に収容された粘度7cPのの感光液の中を、2 
mm/secの塗布速度で通過させ塗布を行い、100
℃で30分間乾燥して電荷発生層とした。次に電荷輸送
層は第2図に示すような塗布装置により、φ130mm
の塗工槽内の粘度50cPの感光液に塗布速度7 mv
a/secで塗布を行い、60℃で30分乾燥して電荷
輸送層を形成し製品とした。
比較用として従来通りに電荷発生層と電荷輸送層を同一
の塗布方法により塗布した感光体2種類(A,B)を作
製した。
八の感光体は両層ともに第1図に示す基体移動方式の塗
布装置で塗布した感光体であり、上述と同様の条件で電
荷発生層を塗布して後、同じ装置にて前述例と同様の内
径781l、厚み150μmのフィルム状のフッ素樹脂
からなるブレードを用い、粘度5QcPの感光液の中を
速度1 0rgys/secで通過させて電荷輸送層を
塗布し、60℃で30分乾燥した。
Bの感光体は両層とも第2図に示す浸?II塗布方式の
塗布装置で塗布した感光体であり、同しくアルミバイブ
を粘度7cPの感光液を収容したφ130Ijの液槽に
塗布速度1.5mm/secで浸漬し引き上げ電荷発生
層を塗布し100℃で30分乾燥後に、前記電荷発生層
の上に同じタンクφ130關の塗工槽内に粘度50cP
の感光液を収容し、その中に塗布速度7 mm/sec
で浸漬して引き上げ、60℃で30分乾燥して電荷輸送
層を形成した。
次に、本実施例の塗布方法で塗布した感光体と、従来の
2種類の方法で塗布した感光体を、目視試験と画像試験
の結果、液使用効率について比較した。
なお、各試験は次の基準により評価した。
目視試験一光学顕微鏡(ニコン対物X40、接眼×10
)にて円周方向4か所、母線方向5か所の計20ポイン
ト確認時の塗工による傷の有無で、上表では「無し」が
○。
画像試験一複写機によるハーフトーンレベルの百像形成
を行い白縞など塗工によると思われる欠陥の有無で、上
表では「無し」が○。
液使用効率一円筒状基体一本を塗布するのに必要な液量
と塗布量の比率(%)。
上表より明らかなように、本実施例の塗布方法による感
光体が感光体として機能を満足し且つ液使用効率が低く
ない.Aの感光体の液使用率は極めて高いが感光体の品
質が低く、Bの感光体は本実施例と同程度に品質がよい
が液使用効率が極めて低く、コストが高い感光液の場合
は20%の差は大幅にコストダウンに影響する。従って
、総合的に評価すると本実施例の方法が感光体の塗布に
最も適しているという結果になった. (gl発明の効果 以上のように、この発明によれば、感光体の塗布におい
て、膜厚の薄い電荷発生層の塗布は塗液の使用効率の高
い基体移動方弐の塗布装置で行い、膜厚が厚く、先に塗
布された電荷発生層の上に塗布する電荷輸送層は、液使
用効率は低いが基体に傷等をつけることのない浸漬塗布
方式により塗布するため、液使用効率も従来に比較して
高くコストダウンを図ることができるほか、機能的にも
品質の良い感光体を製造することができる,
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例である感光体の塗布方法に
おいて、電荷発生層の塗布に使用する塗布装置の一部の
概略構威図である。第2図は同感光体の塗布方法におい
て、t荷輸送層の塗布に使用する塗布装置の一部の概略
構戒図である。第3図は感光体の断面図である。 10−リング状塗液容器、33一塗工槽。 41一基体、 42一電荷発生層、 43−t荷輸送層.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性の基体上に電荷発生層と電荷輸送層とを積
    層してなる感光体において、 前記基体の外周面に当接して設けられた容器に収容され
    た感光液の中を基体を軸方向に移動させることにより、
    基体上に電荷発生層を形成し、前記電荷発生層が形成さ
    れた基体を、感光液が収容された塗工槽に浸漬すること
    により、基体上の電荷発生層の上に電荷輸送層を形成す
    ることを特徴とする感光体の塗布方法。
JP15109189A 1989-06-14 1989-06-14 感光体の塗布方法 Pending JPH0315852A (ja)

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