JPH03158312A - 垂直式輸送装置 - Google Patents
垂直式輸送装置Info
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- JPH03158312A JPH03158312A JP20834390A JP20834390A JPH03158312A JP H03158312 A JPH03158312 A JP H03158312A JP 20834390 A JP20834390 A JP 20834390A JP 20834390 A JP20834390 A JP 20834390A JP H03158312 A JPH03158312 A JP H03158312A
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- cylindrical casing
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- 239000000843 powder Substances 0.000 description 24
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Landscapes
- Screw Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は垂直式スクリュウコンベヤおよび垂直式輸送装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術
一般に、筒状ケーシング内にスクリュウ羽根カ回転自在
に配置された垂直式スクリュウコンベヤにおいて、飲物
1粒状の石炭などの粉粒体を下から上に搬送するという
ことは、スクリュウ羽根の回転により粉粒体に遠心力を
与え、筒状ケーシングの内壁面に粉粒体を押し付け、こ
の粉粒体をスクリュウ羽根上で滑らせることによシ、ス
クリュウ羽根のリード周分だけ移動(上昇)させること
である。つまり、粉粒体と筒状ケーシングの内壁面との
間の摩擦力を増大させて滑シを少なくするとともに、ス
クリュウ羽根との間での滑シを大きくすることによシ、
粉粒体を上向きに押し上げて行くものである。しかし、
筒状ケーシングは垂直であシ、スクリュウ羽根は傾斜(
羽根のスクリュウ軸との付は根は特に急傾斜)を持つも
のであるため、粉粒体は垂直方向には動かず、必らずス
クリュウ羽根の回転方向に筒状ケーシング内壁面を滑り
ながら螺旋状に上昇することになる。
に配置された垂直式スクリュウコンベヤにおいて、飲物
1粒状の石炭などの粉粒体を下から上に搬送するという
ことは、スクリュウ羽根の回転により粉粒体に遠心力を
与え、筒状ケーシングの内壁面に粉粒体を押し付け、こ
の粉粒体をスクリュウ羽根上で滑らせることによシ、ス
クリュウ羽根のリード周分だけ移動(上昇)させること
である。つまり、粉粒体と筒状ケーシングの内壁面との
間の摩擦力を増大させて滑シを少なくするとともに、ス
クリュウ羽根との間での滑シを大きくすることによシ、
粉粒体を上向きに押し上げて行くものである。しかし、
筒状ケーシングは垂直であシ、スクリュウ羽根は傾斜(
羽根のスクリュウ軸との付は根は特に急傾斜)を持つも
のであるため、粉粒体は垂直方向には動かず、必らずス
クリュウ羽根の回転方向に筒状ケーシング内壁面を滑り
ながら螺旋状に上昇することになる。
ところで、従来、建屋などに設けられる垂直式スクリュ
ウコンベヤにおいては、その筒状ケーシングは固定され
ていた。また、港湾荷役設備として使用される垂直式ス
クリュウコンベヤにおいては、船倉内の粉粒体の切り崩
しを行うとともに周囲の粉粒体を掻き寄せる機能を持た
せるために筒状ケーシング自体も回転させるようにして
おり、この場合筒状ケーシングはスクリュウ羽根に対し
て逆方向に回転されていた。
ウコンベヤにおいては、その筒状ケーシングは固定され
ていた。また、港湾荷役設備として使用される垂直式ス
クリュウコンベヤにおいては、船倉内の粉粒体の切り崩
しを行うとともに周囲の粉粒体を掻き寄せる機能を持た
せるために筒状ケーシング自体も回転させるようにして
おり、この場合筒状ケーシングはスクリュウ羽根に対し
て逆方向に回転されていた。
発明が解決しようとする課題
ところで、上記従来の構成によると、筒状ケーシングが
静止またはスクリュウ羽根に対して逆方向に回転してい
る場合、スクリュウ羽根によって粉粒体に与えられる回
転力が減少させられて、筒状ケーシングまたはスクリュ
ウ羽根の回転速度に比べて粉粒体の回転速度が低くなる
。すなわち、粉粒体自身の遠心力が小さくなり、筒状ケ
ーシング内壁面への押し付は力が小さくなる。この場合
、先に述べたように必要な摩擦力が筒状ケーシング内壁
面から得られなくなシ、粉粒体は上昇できないことにな
る。例えば、スクリュウ羽根および筒状ケーシングから
同等の力が粉粒体に与えられるとしたら、すなわちスク
リュウ羽根が右に100回転、筒状ケーシングが左に1
00回転している場合、粉粒体の回転数はOに近くなり
遠心力は殆ど発生しなくなシ、上方向に搬送できなくな
る。したがって、壁面摩擦力を大きくするためには、粉
粒体に作用する遠心力を大きくする必要がある。すなわ
ち、スクリュウ羽根の回転数を高くする必要が生じるが
、粉粒体との滑シも大きくなって、駆動動力も大きくな
るという問題があった。
静止またはスクリュウ羽根に対して逆方向に回転してい
る場合、スクリュウ羽根によって粉粒体に与えられる回
転力が減少させられて、筒状ケーシングまたはスクリュ
ウ羽根の回転速度に比べて粉粒体の回転速度が低くなる
。すなわち、粉粒体自身の遠心力が小さくなり、筒状ケ
ーシング内壁面への押し付は力が小さくなる。この場合
、先に述べたように必要な摩擦力が筒状ケーシング内壁
面から得られなくなシ、粉粒体は上昇できないことにな
る。例えば、スクリュウ羽根および筒状ケーシングから
同等の力が粉粒体に与えられるとしたら、すなわちスク
リュウ羽根が右に100回転、筒状ケーシングが左に1
00回転している場合、粉粒体の回転数はOに近くなり
遠心力は殆ど発生しなくなシ、上方向に搬送できなくな
る。したがって、壁面摩擦力を大きくするためには、粉
粒体に作用する遠心力を大きくする必要がある。すなわ
ち、スクリュウ羽根の回転数を高くする必要が生じるが
、粉粒体との滑シも大きくなって、駆動動力も大きくな
るという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解消し得る垂直式スクリュ
ウコンベヤおよび垂直式輸送装置を提供することを目的
とする。
ウコンベヤおよび垂直式輸送装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するため、本発明の第1の手段は、筒状
ケーシングが上下方向の軸心回シで回転自在に支持され
るとともにこの筒状ケーシング内に搬送用のスクリュウ
羽根が回転自在に配置されたスクリュウコンベヤであっ
て、上記筒状ケーシングとスクリュウ羽根とを同一方向
にかつ互いを異なる回転数でもって回転させるようにし
た垂直式スクリュウコンベヤである。
ケーシングが上下方向の軸心回シで回転自在に支持され
るとともにこの筒状ケーシング内に搬送用のスクリュウ
羽根が回転自在に配置されたスクリュウコンベヤであっ
て、上記筒状ケーシングとスクリュウ羽根とを同一方向
にかつ互いを異なる回転数でもって回転させるようにし
た垂直式スクリュウコンベヤである。
また、本発明の第2の手段は、上記第1の手段における
垂直式スクリュウコンベヤを、上下に複数個配設すると
ともに、上記垂直式スクリュウコンベヤ同土間の任意の
箇所に筒状ケーシングだけで構成された輸送用接続管を
配設したものである。
垂直式スクリュウコンベヤを、上下に複数個配設すると
ともに、上記垂直式スクリュウコンベヤ同土間の任意の
箇所に筒状ケーシングだけで構成された輸送用接続管を
配設したものである。
作用
上記第1の手段の構成によると、筒状ケーシングとスク
リュウ羽根とを同一方向にかつ互いを異なる回転数でも
って回転させるようにしたので、筒状ケでシング内に取
プ込まれた搬送物例えば粉粒体は、両者の回転によ〕大
きな遠心力が与えられて筒状ケーシングの内壁面に押し
付けられるとともに、両者の回転数差によシ、スクリュ
ウ羽根の上面を移動して搬送が行われる。したがって、
小さい駆動動力でもって所定量の搬送を行うことができ
、また低い回転数で搬送を行うことができる。
リュウ羽根とを同一方向にかつ互いを異なる回転数でも
って回転させるようにしたので、筒状ケでシング内に取
プ込まれた搬送物例えば粉粒体は、両者の回転によ〕大
きな遠心力が与えられて筒状ケーシングの内壁面に押し
付けられるとともに、両者の回転数差によシ、スクリュ
ウ羽根の上面を移動して搬送が行われる。したがって、
小さい駆動動力でもって所定量の搬送を行うことができ
、また低い回転数で搬送を行うことができる。
また、上記第2の手段の構成によると、上記第1の手段
の構成における垂直式スクリュウコンベヤ同士を、筒状
ケーシングだけで構成された輸送用接続管によシ接続し
たので、例えば土砂などを長距離に亘ってスフリー輸送
する場合には、上記垂直式スクリュウコンベヤがブース
ターの役目を果たすことになる。
の構成における垂直式スクリュウコンベヤ同士を、筒状
ケーシングだけで構成された輸送用接続管によシ接続し
たので、例えば土砂などを長距離に亘ってスフリー輸送
する場合には、上記垂直式スクリュウコンベヤがブース
ターの役目を果たすことになる。
実施例
以下、本発明の第1の実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第3図において、1は支持体(建屋、クレーン
など)2に固定された固定筒状ケーシングで、その下方
部には旋回軸受3を介してその軸心回シで回転自在な可
動筒状ケーシング4が吊持されている。この可動筒状ケ
ーシング4は、上部筒状ケーシング5と、下端部周囲に
複数枚(例えば4枚)の掻寄せ板7が、鉛直方向で取シ
付けられた下部筒状ケーシング6とから構成される装置
これら各掻寄せ板7は渦巻き状に曲げられるとともに外
端に行くにしたがってその高さが低くされ、また各掻寄
せ板7の外周縁は環状捧8によシ互いに連結されて、掻
寄せ板7の強度の向上が図られている。上記可動筒状ケ
ーシング4は固定筒状ケーシング1の側部に取シ付けら
れ次第1回転駆動装置(例えばモータ)9によシ、歯車
10.11およびチェーン12を介して回転されるよう
にしている。
など)2に固定された固定筒状ケーシングで、その下方
部には旋回軸受3を介してその軸心回シで回転自在な可
動筒状ケーシング4が吊持されている。この可動筒状ケ
ーシング4は、上部筒状ケーシング5と、下端部周囲に
複数枚(例えば4枚)の掻寄せ板7が、鉛直方向で取シ
付けられた下部筒状ケーシング6とから構成される装置
これら各掻寄せ板7は渦巻き状に曲げられるとともに外
端に行くにしたがってその高さが低くされ、また各掻寄
せ板7の外周縁は環状捧8によシ互いに連結されて、掻
寄せ板7の強度の向上が図られている。上記可動筒状ケ
ーシング4は固定筒状ケーシング1の側部に取シ付けら
れ次第1回転駆動装置(例えばモータ)9によシ、歯車
10.11およびチェーン12を介して回転されるよう
にしている。
また、上記各筒状ケーシング1.4内には、粉粒体搬送
用のスクリュウ羽根13が軸受部材14を介して回転自
在に支持されるとともに、その上端部が支持体2側に取
り付けられた第2回転駆動装置(例エバ、モータ)15
にカップリング(または歯車など)16を介して連動連
結されている。なお、上記スクリュウ羽根13は各筒状
ケーシング1.5.6に応じて分割されているが、互い
にビンなどにより連結されるとともに下部筒状ケーシン
グ6内のスクリュウ羽根13aは、粉粒体の取シ込みを
容易にするために、2条にされている。また、固定筒状
ケーシング1の上部には排出用シュー)17が設けられ
ている。
用のスクリュウ羽根13が軸受部材14を介して回転自
在に支持されるとともに、その上端部が支持体2側に取
り付けられた第2回転駆動装置(例エバ、モータ)15
にカップリング(または歯車など)16を介して連動連
結されている。なお、上記スクリュウ羽根13は各筒状
ケーシング1.5.6に応じて分割されているが、互い
にビンなどにより連結されるとともに下部筒状ケーシン
グ6内のスクリュウ羽根13aは、粉粒体の取シ込みを
容易にするために、2条にされている。また、固定筒状
ケーシング1の上部には排出用シュー)17が設けられ
ている。
次に動作について説明する。
まず、第1および第2回転駆動装置9.15によシ、可
動筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根13を同一方
向に回転させるとともに、粉粒体を搬送するために互い
の回転数が異なるようにされる。
動筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根13を同一方
向に回転させるとともに、粉粒体を搬送するために互い
の回転数が異なるようにされる。
例えば、第4図に示すように、スクリュウ羽根13が右
巻きの場合には、第1表に示すような回転数が選択され
、また第5図に示すように、スクリュウ羽根13が左巻
きの場合には、第2表に示すような回転数が選択される
。
巻きの場合には、第1表に示すような回転数が選択され
、また第5図に示すように、スクリュウ羽根13が左巻
きの場合には、第2表に示すような回転数が選択される
。
第 1 表
〈以下余白〉
第 2 表
上記のように可動筒状ケーシング4とスクリュウ羽根1
3とを同一方向にかつ上記各表に示したような回転数で
もって回転させることにょシ、掻寄せ板7を介して可動
筒状ケーシング4内に取り込まれた粉粒体は1両者の回
転による遠心力を受けて可動筒状ケーシング4内壁面に
押し付けられるとともに、互いの回転数差によりスクリ
ュウ羽根13の上面を上方向に移動していき、そして固
定筒状ケーシング1の排出用シュート17から排出され
る。したがって、粉粒体に所定の遠心力を与えるのに、
筒状ケーシングとスクリュウ羽根とを逆方向に回転させ
ろ場合に比べて、低い囮転数で搬送することができる。
3とを同一方向にかつ上記各表に示したような回転数で
もって回転させることにょシ、掻寄せ板7を介して可動
筒状ケーシング4内に取り込まれた粉粒体は1両者の回
転による遠心力を受けて可動筒状ケーシング4内壁面に
押し付けられるとともに、互いの回転数差によりスクリ
ュウ羽根13の上面を上方向に移動していき、そして固
定筒状ケーシング1の排出用シュート17から排出され
る。したがって、粉粒体に所定の遠心力を与えるのに、
筒状ケーシングとスクリュウ羽根とを逆方向に回転させ
ろ場合に比べて、低い囮転数で搬送することができる。
ここで、スクリュウ羽根と筒状ケーシングとの回転方向
金量一方向、逆方向および筒状ケーシングを停止させた
場合の粉粒体の各搬送動力をそれぞれ示すと、第6図の
ようになる。
金量一方向、逆方向および筒状ケーシングを停止させた
場合の粉粒体の各搬送動力をそれぞれ示すと、第6図の
ようになる。
なお、計測は下記の条件下で行った。
スクリュウ羽根外径 : 0.155m(筒状ケー
シング内径) 揚 程 : 3m搬 送
量 : 10Ton/H比
重 量 : 2000に!!/
m’第6図から、スクリュウ羽根と筒状ケーシングとの
回転方向が同一である場合に、スクリュウ羽根の回転数
が低いところで、所定の搬送量を得るための所要動力が
最小になることが分る。
シング内径) 揚 程 : 3m搬 送
量 : 10Ton/H比
重 量 : 2000に!!/
m’第6図から、スクリュウ羽根と筒状ケーシングとの
回転方向が同一である場合に、スクリュウ羽根の回転数
が低いところで、所定の搬送量を得るための所要動力が
最小になることが分る。
次に、第2の実施例を第7図に基づき説明する。
第1の実施例においては、固定および可動筒状ケーシン
グ内全−長に亘ってスクリュウ羽根を配置して例えば粉
粒体を搬送するものについて説明したが、この第2の実
施例のものは、スクリュウ羽根が配置された筒状ケーシ
ングをブースター用として使用した垂直式輸送装置であ
る。
グ内全−長に亘ってスクリュウ羽根を配置して例えば粉
粒体を搬送するものについて説明したが、この第2の実
施例のものは、スクリュウ羽根が配置された筒状ケーシ
ングをブースター用として使用した垂直式輸送装置であ
る。
ところで、この第2の実施例のものと上述した第1の実
施例のものと異なる箇所は、第7図に示すように、最上
部に設けられるとともに内部にスクリュウ羽根13が配
置された固定筒状ケーシング1と、最下部に設けられる
とともに内部にスクリュウ羽根13が配置された可動筒
状ケーシング4との間に、やはシ内部にスクリュウ羽根
13が配置された可動筒状ケーシング4および単に筒状
ケーシングだけで構成された輸送用接続管21とを交互
に複数個上下方向で直列に配設したことにある。
施例のものと異なる箇所は、第7図に示すように、最上
部に設けられるとともに内部にスクリュウ羽根13が配
置された固定筒状ケーシング1と、最下部に設けられる
とともに内部にスクリュウ羽根13が配置された可動筒
状ケーシング4との間に、やはシ内部にスクリュウ羽根
13が配置された可動筒状ケーシング4および単に筒状
ケーシングだけで構成された輸送用接続管21とを交互
に複数個上下方向で直列に配設したことにある。
また、他の構成については、第112)実施例とほぼ同
様の構成であるため、その説明を省略する。
様の構成であるため、その説明を省略する。
なお、この第2の実施例においては、スクリュウコンベ
ヤを輸送経路途中に介装するため、可動筒状ケーシング
4を回転させる第2回転駆動装置15とほぼ同一位置付
近に環状部材22を介してスクリュウ羽根13を回転さ
せる第3回転駆動装置(例えばモータ)23が配置され
ている。本実施例では、第2および第3回転駆動装置1
5.23と可動筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根
13とは、それぞれ一対の歯車24.25によシ連動連
結されている。
ヤを輸送経路途中に介装するため、可動筒状ケーシング
4を回転させる第2回転駆動装置15とほぼ同一位置付
近に環状部材22を介してスクリュウ羽根13を回転さ
せる第3回転駆動装置(例えばモータ)23が配置され
ている。本実施例では、第2および第3回転駆動装置1
5.23と可動筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根
13とは、それぞれ一対の歯車24.25によシ連動連
結されている。
また、最下部の可動筒状ケーシング4の下端には、土砂
掻寄せ用の掻寄せ板(掻寄せ羽根ともいう)26が取シ
付けられている。
掻寄せ用の掻寄せ板(掻寄せ羽根ともいう)26が取シ
付けられている。
したがって、上記構成において、粘性流体などのスラリ
ー状物質を輸送する場合、まずスラリー状物質は最下部
に配置された可動筒状ケーシング4内に取シ込まれ、回
転するスクリュウ羽根13に・よって上方に送られる。
ー状物質を輸送する場合、まずスラリー状物質は最下部
に配置された可動筒状ケーシング4内に取シ込まれ、回
転するスクリュウ羽根13に・よって上方に送られる。
そして、上方に送られたスラリー状物質は、輸送用接続
管21および可動筒状ケーシング4を介してさらに上方
に送られるが、途中に介装された各可動筒状ケーシング
4内に配置されたスクリュウ羽根13によって輸送エネ
ルギーが与えられ、最上部の固定筒状ケーシング1まで
スラリー輸送される。すなわち、途中に介装された可動
筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根13はブースタ
ーの役目を果たしていることになる。
管21および可動筒状ケーシング4を介してさらに上方
に送られるが、途中に介装された各可動筒状ケーシング
4内に配置されたスクリュウ羽根13によって輸送エネ
ルギーが与えられ、最上部の固定筒状ケーシング1まで
スラリー輸送される。すなわち、途中に介装された可動
筒状ケーシング4およびスクリュウ羽根13はブースタ
ーの役目を果たしていることになる。
勿論、可動筒状ケーシング4は、第1の実施例で説明し
たように、その内部に配置されたスクリュウ羽根13と
異なる回転数でもって同一方向に回転されている。
たように、その内部に配置されたスクリュウ羽根13と
異なる回転数でもって同一方向に回転されている。
このように、スラリー輸送経路の途中に、スクリュウ羽
根13を有する可動筒状ケーシング4と輸送用接続管2
1とを交互に配置したので、例えば全輸送距離に亘って
スクリュウ羽根13を有する可動筒状ケーシング4を配
置する場合に比べて、輸送物質との間で生じる摩擦力(
スクリュウ羽根との接触による)を非常に軽減できる。
根13を有する可動筒状ケーシング4と輸送用接続管2
1とを交互に配置したので、例えば全輸送距離に亘って
スクリュウ羽根13を有する可動筒状ケーシング4を配
置する場合に比べて、輸送物質との間で生じる摩擦力(
スクリュウ羽根との接触による)を非常に軽減できる。
したがって、例えば大深度のトンネルを掘削する場合の
掘削土砂を地上にスラリー輸送するのに適している。
掘削土砂を地上にスラリー輸送するのに適している。
なお、この場合、固定筒状ケーシングl、輸送用接続管
21などの非回転部材は、立坑27(111に支持され
ることになる。
21などの非回転部材は、立坑27(111に支持され
ることになる。
また、このように掘削土砂をスラリー輸送する場合には
、その途中に水平輸送管〆路部があっても支障はない。
、その途中に水平輸送管〆路部があっても支障はない。
ところで、上記各実施例においては、可動筒状ケーシン
グとスクリュウ羽根とをそれぞれ別個の回転駆動装置に
よシ回転させるようにしたが9例えば変速機などを使用
して両者を同一の回転駆動装置により回転させるように
してもよい。
グとスクリュウ羽根とをそれぞれ別個の回転駆動装置に
よシ回転させるようにしたが9例えば変速機などを使用
して両者を同一の回転駆動装置により回転させるように
してもよい。
発明の効果
以上のように本発明の第1の手段の構成によれば、筒状
ケーシングとスクリュウ羽根とを同一方向にかつ互いを
異なる回転数でもって回転させるようにしたので、従来
のように互いを逆方向に回転させるものまたは筒状ケー
・シングを固定したものに比べて、少ない駆動動力でも
って所定量の搬送を行うことができる。
ケーシングとスクリュウ羽根とを同一方向にかつ互いを
異なる回転数でもって回転させるようにしたので、従来
のように互いを逆方向に回転させるものまたは筒状ケー
・シングを固定したものに比べて、少ない駆動動力でも
って所定量の搬送を行うことができる。
また1本発明の第2の手段の構成によれば、上記第1の
手段の構成における垂直式スクリュウコンベヤ同士を、
筒状ケーシングだけで構成された輸送用接続管によυ接
続したので、この垂直式スクリュウコンベヤにブースタ
ーの役目を持たすことができ1例えば土砂などを長距離
に亘ってスラリー輸送する場合には、非常に効率良く輸
送することができる。
手段の構成における垂直式スクリュウコンベヤ同士を、
筒状ケーシングだけで構成された輸送用接続管によυ接
続したので、この垂直式スクリュウコンベヤにブースタ
ーの役目を持たすことができ1例えば土砂などを長距離
に亘ってスラリー輸送する場合には、非常に効率良く輸
送することができる。
第1図〜第6図は本発明の第1の実施例を示すもので、
第1図は全体断面図、第2図は正面図、第3図は第1図
のI−I断面図、第4図および第5図は要部断面図、第
6図はスクリュウ羽根の回転数と所要動力との関係を示
すグラフ、第7図は第2の実施例を示す全体断面図であ
る。 4・・・可動筒状ケーシング、7・・・掻寄せ板、8・
・・環状環、9・・・第1回転駆動装置、13・・・ス
クリュウ羽根、15・・・第2回転駆動装置、21・・
・輸送用接続管。 第4図
第1図は全体断面図、第2図は正面図、第3図は第1図
のI−I断面図、第4図および第5図は要部断面図、第
6図はスクリュウ羽根の回転数と所要動力との関係を示
すグラフ、第7図は第2の実施例を示す全体断面図であ
る。 4・・・可動筒状ケーシング、7・・・掻寄せ板、8・
・・環状環、9・・・第1回転駆動装置、13・・・ス
クリュウ羽根、15・・・第2回転駆動装置、21・・
・輸送用接続管。 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、筒状ケーシングが上下方向の軸心回りで回転自在に
支持されるとともにこの筒状ケーシング内に搬送用のス
クリュウ羽根が回転自在に配置されたスクリュウコンベ
ヤであつて、上記筒状ケーシングとスクリュウ羽根とを
同一方向にかつ互いを異なる回転数でもつて回転させる
ようにしたことを特徴とする垂直式スクリュウコンベヤ
。 2、請求項1に記載の垂直式スクリュウコンベヤを、上
下に複数個配設するとともに、上記垂直式スクリュウコ
ンベヤ同士間の任意の箇所に筒状ケーシングだけで構成
された輸送用接続管を配設したことを特徴とする垂直式
輸送装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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