JPH0315823Y2 - - Google Patents

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JPH0315823Y2
JPH0315823Y2 JP1981195707U JP19570781U JPH0315823Y2 JP H0315823 Y2 JPH0315823 Y2 JP H0315823Y2 JP 1981195707 U JP1981195707 U JP 1981195707U JP 19570781 U JP19570781 U JP 19570781U JP H0315823 Y2 JPH0315823 Y2 JP H0315823Y2
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coil
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JP1981195707U
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JPS58100276U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P11/00Safety means for electric spark ignition, not otherwise provided for
    • F02P11/02Preventing damage to engines or engine-driven gearing
    • F02P11/025Shortening the ignition when the engine is stopped

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内燃機関の点火プラグに点火用の高電
圧の出力を供給するための点火装置に関する。
コンデンサ充放電式の点火装置は、例えばエン
ジンのクランクシヤフトに固着されたフライホイ
ルにマグネツトを設け、このマグネツトの磁極に
対してエアギヤツプを隔てて固定配置された鉄心
に巻装された発電コイルによつて発電出力を得て
いる。そしてこの発電出力の内の正側出力をダイ
オードで整流してコンデンサに充電するととも
に、負側出力によつてサイリスタ等のスイツチン
グ素子を切換えて上記コンデンサの電荷を点火コ
イルに瞬時に供給し、この点火コイルによつて点
火用の高電圧の出力を得るようにしている。
このような点火装置において、その耐圧を向上
させ、またリード線等の接続部分の断線を防止す
るために、発電コイル、点火コイル、回路部品等
を外装ケース内に収納するとともに、このケース
内に樹脂を充填して硬化するようにしたものが提
案されている。
ところがこのような点火装置において、従来は
第1図に示すように外装ケース50を予じめ樹脂
成形しておき、このケース50に一体に成形され
た筒状部51内に発電コイルの鉄心52を挿入し
ていた。そしてこの挿入が容易に行い得られるよ
うに、筒状部51の内側の寸法を鉄心52の外側
の寸法よりもやや大きくし、両者の間にクリアラ
ンスを生ずるようにしていた。そして鉄心52を
挿入した後に筒状部51内に、第2図に示すよう
に固定用鉄板53を挿入し、その両端を折曲げて
鉄心52がケース7から脱落しないようにしてい
た。従つてこのような従来の構造によると、固定
用鉄板53を用いてもなお鉄心52とケース50
との間にガタつきが生じ、これに伴つて振動が発
生して断線や半田の剥離等の事故が発生してい
た。従つて従来の点火装置は信頼性が十分でなか
つた。また固定用鉄板53によつて鉄心52とケ
ース50と結合固定しなくてはならず、部品点数
および作業工数の点で不利であつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、外装ケースを発電コイル用鉄心の外
周を覆うように熱可塑性樹脂で一体に成形し、こ
の外装ケース内の発電用鉄心に発電コイルを巻装
すると共に、該外装ケース内には点火コイルおよ
び回路部品をマウントしたプリント基板を収納
し、さらにこれに溶融状態の熱硬化性樹脂を注入
して硬化させるようにしたものである。従つて外
装ケースと鉄心との結合強度が大きく、両者間に
ガタを生じない。また結合用部材を必要とせず、
部品点数および工数の点で有利となると共に、外
装ケース内の発電コイル、点火コイルおよび回路
部品をマウントしたプリント基板は注入された熱
硬化性樹脂により電気絶縁性を高めることができ
る。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。第3図および第4図に示すように、この実施
例の点火装置は円板状のフライホイル1を具備し
ており、このフライホイル1はエンジンのクラン
クシヤフト2の端部に固着されている。フライホ
イル1にはその外周側の一部にマグネツト3が取
付けられており、このマグネツト3の両端の位置
にはポールピース4が配されている。ポールピー
ス4がマグネツト3の磁極を形成し、フライホイ
ル1の外周面に臨んでいる。このフライホイル1
の外周面にエアギヤツプを介して発電用鉄心5の
両端部が対向している。そしてこの鉄心5には発
電コイル6が巻装されている。
上記鉄心5は第4図に示すように、外装ケース
7を貫通している。すなわち外装ケース7には筒
状部8が上記鉄心5を覆うように一体に形成され
ている。そしてこの筒状部8の外周部に上記発電
コイル6を巻装したボビン9が装着されている。
外装ケース7内にはさらに一次コイル10と二次
コイル11とから成る点火コイル12が収納され
ている。これらのコイル10,11は共通のボビ
ン13に巻装されている。一次コイル10と二次
コイル11とからは、それぞれアース用コード1
4と高圧コード15とが引出されている。なお高
圧コード15の先端は、区画壁18によつてケー
ス7内に形成されたポケツト19内に挿入されて
いる。さらにケース7内には回路部品をマウント
したプリント基板16が収納されている。
さらにこの外装ケース7にはその底部に外方に
突出する突部17が形成されており、この突部1
7はさらに貫通孔が形成されている。そしてこの
貫通孔を貫通してリード線22が挿通されてい
る。このリード線2は上記発電コイル6と後述す
るストツプスイツチ21(第6図参照)とを互に
接続するためのものである。
上記発電コイル6の鉄心5は第4図に示すよう
に、一方の磁極の部分5aが鉄心5とは別体に構
成されており、鉄心5に形成された突部33と磁
極の部分5aに形成された凹部34とによつて結
合されている。そして鉄心5は第5図に示すよう
に、外装ケース7を成形する際に一体に結合され
るように構成されている。すなわち外装ケース7
を成形するための上下一対の金型35,36内に
予め鉄心5を収納保持しておき、この状態で金型
35,36の接合部に形成されたキヤビテイ内に
溶融した熱可塑性樹脂を注入する。すると鉄心5
は筒状部8によつて囲まれるようにして結合され
る。すなわち外装ケース7の筒状部8が鉄心5の
周囲にこの鉄心5と一体に成形されることにな
る。なおこの成形の際に上記突部17および区画
壁18を同時に成形されることになる。
このように外装ケース7を熱可塑性樹脂で、発
電用鉄心5の外周を覆うように一体に結合した状
態で形成しているため、外装ケース7と鉄心5と
の間の結合強度が大きくなり、しかもケース7の
筒状部8と鉄心5との間にはクリアランスが存在
しないため、両者間でガタつきにより振動が生ず
ることもない。従つてケース7内における断線や
半田付け部分の剥離もなくなり、故障が少なくな
つて信頼性が向上する。さらにケース7と鉄心5
とを互に結合固定しておくための部材を必要とせ
ず、またこの部材を挿入して折曲げる作業も必要
でなくなる。よつて部品点数が少なくなり、しか
も作業工数の低減を図ることができる。
このようにして鉄心5と結合された状態で成形
された外装ケース7内には、第4図に示すよう
に、発電コイル6を鉄心5の外周に巻装し、点火
コイルおよび回路部品をマウントしたプリント基
板16、コード14,15等を収納し、さらにこ
れに溶融した熱可塑性樹脂23を注入し、これを
硬化させる。そこで、この樹脂23により外装ケ
ース内の発電コイル、点火コイルおよび回路部品
などの電気絶縁性を高めるとともに、ケース7内
の部品を収納された状態で位置保持する。またリ
ード線と部品との断線を防止するようにしてい
る。
次にこの点火装置の回路構成を第6図につき説
明すると、発電コイル6は整流用ダイオード24
を介して充放電用コンデンサ25に接続されてお
り、また発電コイル6には、その両端を互に短絡
するようにストツプスイツチ21が接続されてい
る。コンデンサ25はさらにスイツチング素子を
構成するサイリスタ27とダイオード28とを介
して点火コイル12の一次コイル10に接続され
ている。サイリスタ27のゲートはさらに直接一
次コイル10に接続されるとともに、ダイオード
29を介してサイリスタ27のアノードに接続さ
れている。さらに整流用ダイオード24とサイリ
スタ27との直列回路に対して並列にダイオード
30が接続されている。また点火コイル12の二
次コイル11は点火プラグ31に接続されてい
る。なお第6図に示す回路の内、点線32で囲ま
れている部分が外装ケース7内に収納され、しか
も発電コイル6と点火コイル12以外の回路部品
が上記プリント基板16にマウントされている。
このような構成になる点火装置の動作につい
て、特に第4図と第6図とを参照して説明する。
エンジンの回転はクランクシヤフト2を介してフ
ライホイル1に伝達され、このフライホイル1が
回転する。そしてこの回転に伴つてマグネツト3
が1回転に1回ずつ鉄心5の前を通過する。これ
によつて鉄心5には磁束の変化が生じ、コイル6
に発電出力が得られる。この発電出力はほぼ正弦
波の1周期の波形と同様であつて、その正側出力
が整流用ダイオード24を通してコンデンサ25
に充電される。次にコイル6の発電出力が逆転し
てマイナスの電圧が生ずると、この電圧によつて
点火コイル12の一次コイル10、サイリスタ2
7のゲート、カソードおよびダイオード30に電
流が流れ、サイリスタ27が導通状態に切換えら
れる。よつてコンデンサ25に蓄えられていた電
荷がサイリスタ27のアノード、カソードおよび
ダイオード28を通つて一次コイル10に急激に
放電される。従つて二次コイル11に高電圧が誘
起され、点火プラグ31に高電圧の火花を生ぜし
める。これによつて内燃機関が点火されることに
なる。
上記発電コイル6の負側の出力は上述の如く、
サイリスタ27のゲートに印加され、これによつ
てサイリスタ27を導通させるようにしている
が、サイリスタ27の導通後には負側の出力がダ
イオード29を介してサイリスタ27のカソー
ド、アノードおよびダイオード30から成る回路
に流れることになる。すなわちダイオード29は
サイリスタ27のゲートを保護する役目を果すこ
とになる。
以上のようにして、内燃機関は点火され、そし
て回転を継続する。そしてこの内燃機関を停止す
るには、押ボタンスイツチ21を閉成すればよ
い。このスイツチ21の閉成操作によつて発電コ
イル6の両端は短絡されるために、コンデンサ2
5は充電されなくなるとともに、サイリスタ27
も導通しなくなる。よつて点火コイル12によつ
て高圧出力を得ることがなく、点火プラグ31が
点火を行なわなくなる。このようにして内燃機関
はその回転を停止する。
以上本考案を実施例につき述べたが、本考案は
上記実施例によつて限定されることなく、本考案
の技術的思想に基いて各種変更が可能である。例
えば上記実施例における外装ケース7が鉄心5の
形状、両者の結合位置等については、ケース7内
における部品の配置等に応じて各種変更が可能で
ある。また上記実施例は一気筒の内燃機関用の点
火装置に係るものであるが、本考案は複数気筒の
内燃機関の点火装置にも適用可能である。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
発電用鉄心の外周を覆うように一体に結合した外
装ケースを機械的強度の大なる熱可塑性樹脂で形
成したので、その鉄心と外装ケースの結合強度は
著しく大であり、内燃機関の大なる回転振動を受
けても、両者がぐらつくことは全くなく、これに
よりリード線の断線事故もなくなり、信頼性の高
い点火位置とすることができる。さらに、鉄心と
外装ケースを別体に製作し、両者を結合するよう
にした従来のものと比較すると、本考案のもの
は、従来のもののように両者を固定する部材を全
く必要としないので、部品点数を少なくできると
共に、製作工数を低減でき、これにより、製造コ
ストを大巾に安価とすることができる。
また、さらに、本考案においては外装ケース内
の発電用鉄心に発電コイルを巻装すると共に、該
外装ケース内には、点火コイルおよび回路部品を
マウントしたプリント基板を収納し、さらにこれ
に溶融状態の熱硬化性樹脂を注入して硬化させた
ものであるから、その外装ケース内の発電コイル
および点火コイルは、その注入された熱硬化性樹
脂により電気絶縁性を高めることができると共
に、従来のような、発電コイルおよび点火コイル
の電気絶縁性を高めるためのワニス含浸し、この
ワニスを加熱硬化してから、これを熱可塑性樹脂
で外周をモールドするものに比較して著しく製造
工程を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の点火装置の外装ケースの縦断面
図、第2図は第1図における−線断面図、第
3図は本考案の一実施例に係る点火装置の外観斜
視図、第4図は同縦断面図、第5図は外装ケース
を成形する金型の縦断面図、第6図はこの点火装
置の回路図である。 なお図面に用いた符号において、 3……マグネツト、5……発電用鉄心、6……
発電コイル、7……外装ケース、12……点火コ
イル、16……プリント基板、23……熱硬化性
樹脂、24……整流用ダイオード、25……放電
用コンデンサ、27……サイリスタ、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関の回転に連動して回転するマグネツト
    に対向して発電用鉄心を配し、この鉄心に巻装さ
    れた発電コイルによつて発電出力を得、その正側
    出力をダイオードで整流してコンデンサに蓄える
    とともに、負側の出力によつてスイツチング素子
    を切換えて前記コンデンサに蓄えた電荷を点火コ
    イルに印加し、この点火コイルによつて点火用の
    高電圧を得るようにした点火装置において、前記
    発電用鉄心の外周を覆うように一体に結合した外
    装ケースを熱可塑性樹脂で形成し、この外装ケー
    ス内の発電用鉄心に前記発電コイルを巻装すると
    共に、該外装ケース内には点火コイルおよび回路
    部品をマウントしたプリント基板を収納し、さら
    にこれに溶融状態の熱硬化性樹脂を注入して硬化
    させたことを特徴とする内燃機関用点火装置。
JP19570781U 1981-12-28 1981-12-28 内燃機関用点火装置 Granted JPS58100276U (ja)

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JP19570781U JPS58100276U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 内燃機関用点火装置

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JP19570781U JPS58100276U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 内燃機関用点火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58100276U JPS58100276U (ja) 1983-07-07
JPH0315823Y2 true JPH0315823Y2 (ja) 1991-04-05

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ID=30108973

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JP19570781U Granted JPS58100276U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 内燃機関用点火装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978633U (ja) * 1972-10-31 1974-07-08
JPS51159817U (ja) * 1975-06-13 1976-12-20

Also Published As

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JPS58100276U (ja) 1983-07-07

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