JPH0315773Y2 - - Google Patents

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JPH0315773Y2
JPH0315773Y2 JP1984176207U JP17620784U JPH0315773Y2 JP H0315773 Y2 JPH0315773 Y2 JP H0315773Y2 JP 1984176207 U JP1984176207 U JP 1984176207U JP 17620784 U JP17620784 U JP 17620784U JP H0315773 Y2 JPH0315773 Y2 JP H0315773Y2
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JP
Japan
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engine
intake
engine compartment
paddy
bag
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JP1984176207U
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JPS6191026U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Combines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、自走自脱装置のエンジン室と操作コ
ラムと籾受部が必らず配置されるエンジン冷却風
吸引口の防塵装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 エンジンの防塵構造としては、実開昭52−
42860号公報や、実公昭57−6740号の如き技術が
公知とされていたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、エンジン室を密閉構造として内部に
エンジンを配置し、エンジンのラジエーターへの
冷却風吸気口を脱穀装置から遠いエンジン室の後
面に延設したのである。
エンジン室を密閉し、エンジンのラジエーター
への冷却風吸気口をエンジン室の後面に設けたも
のにおいて、更に該吸気口への藁くず等の舞い込
みが発生しないように籾袋を吸気口から離れて配
置し、吸気口の吸引風力により籾袋が吸い込まれ
ないように、両者の間にコントロールワイヤー類
を並べて配置したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成するための構成を説明すると。
エンジン室21上部に株元ガイド板7を設け、
該株元ガイド板7の後端に操作コラム8を設け、
該操作コラム8に操向レバー18,18や走行ク
ラツチレバー17を立設し、該エンジン室21の
後面で操作コラム8の下方にエンジンの吸気口9
a,9bを後方へ開口し、該吸気口9a,9bの
後部に、ミツシヨンケース30から操作コラム8
に向かうコントロールワイヤー10a,10b,
10cを並設し、該吸気口9a,9bとコントロ
ールワイヤー10a,10b,10cとの間に間
隔Hを構成し、その後部下方に籾受台12を設
け、籾受台12の上方に操作コラム側より突出し
て袋受け杆15を設けたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて本考案の
作用を説明する。
第1図は本考案のエンジン防塵装置を備えた自
走自脱装置の全体側面図、第2図は同じく後面
図、第3図は本考案の吸気口とワイヤー類の配置
を示す籾受部の側面図、第4図は従来のワイヤー
類の無い場合を示す籾受部の側面図である。
第1図・第2図において、全体構成から説明す
ると。
13はクローラー式の走行装置であり、この上
に脱穀装置1、エンジン室21等が載置されてい
る。走行装置13上のシヤーシーの後端に上下回
動自在に籾受台12が枢支されており、収穫作業
中は第1図の如く倒されて、その上に籾袋が載置
されている。
籾受台12は第3図に示す如く、空の籾袋が載
つている状態で上向きに角度aが設けられ、この
籾袋に籾が一杯になれば略水平になるように構成
している。
脱穀装置1の扱室入口より左方へ架台24が水
平状態に展開され、収納時は第2図の如く脱穀装
置1の扱胴カバーの上面へのコの字形に折りたた
み可能としている。
19はフイードチエーンであり、フイードチエ
ーン19に挟持されて扱室を通過する穀稈の株元
部は、エンジン室21の上面板を兼用する株元ガ
イド板7上に載つて排藁方向へ移動される。
脱穀装置1にて脱穀選別された後の籾は揚穀筒
2にて貯留タンク3に入り、シヤツター16が開
いた時にシユート4,4から袋受け杆15により
支持された籾袋5へ投入される。
8は操作コラムでありエンジン室21の後端上
部に株元ガイド板7に延設されている。そして該
操作コラム8に左右の操向レバー18,18と、
走行クラツチレバー17が回動自在に支持されて
いる。
そして、左右の操向レバー18,18のコント
ロールワイヤー10a,10bは、ミツシヨンケ
ース30の操向クラツチシフターへ向かい、走行
クラツチレバー17のコントロールワイヤー10
cはエンジン室21内のカウンタープーリー31
と、ミツシヨンケース30の入力プーリー32間
に設けられたベルトテンシヨンクラツチ装置へ向
けられている。
これら3本のワイヤー10a,10b,10c
は第2図の如く、エンジンの吸気口9の後方で吸
気口の網との間に間隔Hを開けてとりつけてい
る。又、左右の方向へも3本を略均等の間隔で配
置し、空の籾袋が吸気口9へ吸い込まれて空気の
流れを閉塞しないように構成している。
又、フイードチエーン19の下方のエンジン室
の左側方に脱穀クラツチレバー23が設けられて
おり、カウンタープーリー31と脱穀入力プーリ
ー33の間に設けられたベルトテンシヨンクラツ
チ装置を断接している。
又、エンジン室の左方後部には変速レバー20
が設けられており、ミツシヨンケース30内の走
行変速を行つている。
このような全体構成の自走自脱装置において、
本考案のエンジン室21は上部の左側面から後面
へ向けてL字形にラジエーター吸気用の吸気ダク
ト6を固設し、該吸気ダクト6に吸気口9a,9
b,9cを開口している。そして吸気口のうち9
a,9bはL字形の吸気ダクト6の後面に開口さ
れており、9cは左側面の後部に設けれらてい
る。
このようにL字形の吸気ダクト6を設けるのは
エンジンのラジエーター吸気口がエンジン室の左
前部にあり、この部分に穀稈株元の塵埃が落下し
易くラジエーター吸気口を閉鎖してしまうのであ
る。
本考案はこれを避ける為にラジエーター吸気口
をL字形の吸気ダクト6で吸気口9a,9b,9
cを架台24や脱穀装置1から後方へ離した位置
としたものである。
第1図においてL字形の吸気ダクト6の蓋体1
1の位置がエンジンのラジエーター位置であり、
この蓋体11を外して内部の防塵網の取り替えや
清掃を行うことができるのである。
22はエンジン室21の後面板であり、上方の
吸気口9a,9bの網目板よりも後方に突出さ
せ、これで籾袋5の前面を受けている。この構成
により、袋受け杆15により支持された籾袋5が
吸気口9a,9bの網目板を塞ぐことのないよう
にしているのである。
そして更に本考案は第4図の如く、空の籾袋5
の上方が吸気に吸引されていつのまにか網目板を
塞ぐことがあつたので、前述のコントロールワイ
ヤー10a,10b,10cを前後方向に間隔H
を開けて、左右方向には略均等の間隔を開けて架
設したものである。
又、第3図に示す如く、エンジン室21の後面
板22は下方と上方が開口されており、籾袋5が
吸気口9a,9bの後面を覆つても吸気は下側か
ら矢印の如く吸気口9a,9bへ向かうことがで
きるのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したものであり次のよ
うな効果を奏するものである。
まず第1に、吸気ダクトの吸気口から間隔Hを
開けて、複数のコントロールワイヤーを並列架設
したので、該コントロールワイヤーにより空の状
態で吸気により吸い込まれやすい籾袋の移動を止
めることができ、籾袋が吸気口を塞ぐことがなく
なつたのである。
第2に、吸気口とワイヤーの並列部の間に吸気
が抵抗なく通過できるような間隔Hを設けたこと
によりこの部分の風通しを良くすることができ、
ラジエーターの冷却効率を低下させることがなく
なつたのである。
第3に、吸気口への吸気と共に吸い込まれよう
とする藁くずや塵埃も途中でこの間隔Hを通り抜
けねばならず、その際に籾袋等に触れて浮力を失
い落下するので籾袋が防塵効果を発揮するのであ
る。
第4に、逆に籾袋がエンジンの熱で焼けた部分
に近付きすぎると、合成樹脂製の籾袋が溶ける心
配があるがコントロールワイヤーと間隔H等によ
り、エンジンへの籾袋の接近を防ぐことができた
ものである。
第5に、自走自脱において必ず設けられている
コントロールワイヤー10a,10b,10c
を、籾袋5の付着阻止具と兼用することが出来た
ので、別に付着阻止具を設ける必要が無くなつた
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエンジン防塵装置を備えた自
走自脱装置の全体側面図、第2図は同じく後面
図、第3図は本考案の吸気口とワイヤー類の配置
を示す籾受部の側面図、第4図はワイヤー類のな
い場合を示す籾受部の側面図である。 5……籾袋、6……吸気ダクト、8……操作コ
ラム、9a,9b,9c……吸気口、10a,1
0b,10c……コントロールワイヤー、15…
…袋受け杆、21……エンジン室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン室21上部に株元ガイド板7を設け、
    該株元ガイド板7の後端に操作コラム8を設け、
    該操作コラム8に操向レバー18,18や走行ク
    ラツチレバー17を立設し、該エンジン室21の
    後面で操作コラム8の下方にエンジンの吸気口9
    a,9bを後方へ開口し、該吸気口9a,9bの
    後部に、ミツシヨンケース30から操作コラム8
    に向かうコントロールワイヤー10a,10b,
    10cを並設し、該吸気口9a,9bとコントロ
    ールワイヤー10a,10b,10cとの間に間
    隔Hを構成し、その後部下方に籾受台12を設
    け、籾受台12の上方に操作コラム側より突出し
    て袋受け杆15を設けたことを特徴とする自走自
    脱のエンジン防塵装置。
JP1984176207U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0315773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984176207U JPH0315773Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JP1984176207U JPH0315773Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JPS6191026U JPS6191026U (ja) 1986-06-13
JPH0315773Y2 true JPH0315773Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30733805

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242860B2 (ja) * 1972-09-19 1977-10-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5643130Y2 (ja) * 1975-09-23 1981-10-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242860B2 (ja) * 1972-09-19 1977-10-27

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JPS6191026U (ja) 1986-06-13

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