JPH03157457A - 水性レーキ顔料懸濁体組成物 - Google Patents

水性レーキ顔料懸濁体組成物

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JPH03157457A
JPH03157457A JP2308988A JP30898890A JPH03157457A JP H03157457 A JPH03157457 A JP H03157457A JP 2308988 A JP2308988 A JP 2308988A JP 30898890 A JP30898890 A JP 30898890A JP H03157457 A JPH03157457 A JP H03157457A
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pigment
acid
lake
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viscosity reducing
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Den Boaa Patrick
パトリツク・デン・ボアー
F Heinz Richard
リチヤード・エフ.ハインツ
L Meyers Benjamin
ベンジヤミン・エル.メイアーズ
C Malic Barenda
バレンダ・シイ.マリク
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Crompton and Knowles Corp
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Crompton and Knowles Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高い顔料含有量をもつ顔料懸濁体組成物に関す
るものである。
〔従来の技術及び問題点〕
顔料懸濁体は医薬用錠剤又はビル、キャンデー等の菓子
類及び類似物のような成形品の被覆用の被覆用懸濁体組
成物の製造に使用されている。か\る顔料懸濁体は典壓
的には被覆加工に使用される被覆用懸濁体の製造のため
により多量の溶液中に攪拌混入される。被覆加工の一方
法は一般にフィルム被覆法として知られているもので、
被覆剤溶液中にフィルム形成性重合体を含有せしめて使
用するものである。Endicottらの米国特許第2
、954.323号明細書にはか\るフィルム被覆法の
実例か記載されている。キャンデー等の菓子成形品につ
いてしばしば使用されている別の技術は一般に砂糖被覆
法として知られているもので、顔料懸濁体を砂糖及び水
の砂糖シロップ溶液に添加して使用するものである。
被覆用懸濁体組成物の製造に防用される顔料懸濁体はで
きるだけ高い顔料濃度をもつ形態で販売されることか好
ま゛しい。しかしながら、顔料濃度が増大するにつれて
懸濁体はより粘稠になり、遂には容器から流出させるこ
とが困難になる高い粘度に達する傾向かある。さらに長
時間が経過すると、顔料の濃厚な懸濁物は使用不可能な
程度まで硬化することもある。
顔料の高濃度懸濁体の開発においては、顔料粒子か安定
な懸濁物を形成して、沈降しないような生成物を得るこ
とか望ましい。顔料懸濁体は被覆用懸濁体組成物の調製
用に使用されるまでの間、その容器から容易に流出可能
でありかつその輸送及び貯蔵の間その均一な性質を保持
することか必要である。
Signorinoの米国特許第3.981.984号
明細書には非水性溶剤中て顔料の高濃度を達成し得る顔
料懸濁物か記載されている。この顔料懸濁物は顔料粒子
、ヒドロキシプロピルセルロースのような保護コロイド
及びエタノールのような非水性溶剤からなる。該特許明
細書によれば、顔料粒子を溶剤に添加すると混合物は過
度に粘稠になるので、さらに保護コロイドを添加して顔
料粒子を懸濁させかつ粘度を低下せしめることが教示さ
れている。
有機溶剤の使用に質して政府の取締当局の要求か次第に
厳しくなってきているところから、水性顔料懸濁物を得
ることが望まれるようになってきた。顔料の高含量は通
常達成不可能であり、したがって本発明は水性懸濁物中
での顔料粒子の高含量の達成を可能にする成分を組合わ
せる点について研究した結果確立されたものである。し
かしなから、本発明は以下粘度低下剤と称する成分を溶
解するに十分な量の水を含む有機溶剤中の顔料想濁物に
も適用し得るものである。
〔問題点を解決するための手段2作用及び効果〕本発明
の一目的は高い顔料含量をもつ顔料懸濁物を提供するに
ある。
本発明の別の目的は水性溶剤又は水及び有機溶剤の混合
物の高濃度顔料懸濁物を提供するにある。
本発明のさらに別の目的は容器から容易に流出する高濃
度顔料懸濁物を取得するにある。
本発明のさらに他の目的は放置する際沈降しない高濃度
顔料懸濁物を取得するにある。
本発明のさらに別の一目的は容器中に保持して得意先に
輸送することができかつ攪拌によってフィルム形成性重
合体溶液又は砂糖溶液と容易に混合し得る高い顔料濃度
をもつ顔料懸濁物を取得するにある。
本発明の上述した目的及びその他の目的は以下の記載か
ら明らかになるであろう。
本発明の顔料懸濁体組成物は顔料、粘度低下剤及び砂糖
ソロツブ水溶液の混合物からなる。
本発明の目的に使用するに適する顔料はFD&C顔料、
Tなわち金属水酸化物基質(substratum)と
組合わされた染料を包含する。アブ、トリフェニルメタ
ン、フルオレセイン及びスルホネート化インジゴ染料を
配合したレーキを包含する種々のレーキか本発明−に使
用するに適当である。FD&Cレーキは食品、医薬品及
び化粧品製品に使用するに適している。
広範囲の種々の強度(濃度)をもつレーキが開発されて
いる。食品及び糖菓用に使用するためには中程度の染料
含量のレーキがもつとも有用である。これらのレーキは
種々の供給源から入手可能である。適当なレーキはミズ
ーリ州、セントルイス在のWarner−Jenkin
son Manufacturing Company
(以下”W−J”と略称する)及びニューシャーシー州
、フェアローン在のCrompton & Knowl
esCorporation  (以下”C&K”と略
称する)によって製造される。たとえば、つぎの顔料は
C&K及びW−Jから商業的に入手可能である。
黄  色   #6/40% 黄  色   #6/36% 青  色   #1/If% 青  色   #2/39% 赤  色   #40/40% 赤  色    #27/36% 赤  色   #3/40% レーキの製造法の変動のために、ある−製造業者によっ
て製造されたある特定の銘柄のレーキの性質か別の製造
業者によって製造された同一銘柄のレーキはど本発明に
おける使用に満足でない場合もあり得ることが認められ
た。
たとえば、本発明における使用のためにはW−Jによっ
て現在製造されている青色#2/39%顔料か好ましい
ことか認められた。同様に、本発明における使用のため
にはC&Kによって現在製造されている青色#1/11
%顔料が好ましいことも認められた。
C&にのレーキとW−Jのレーキの50/ 50混合物
は好ましく使用し得るものである。一般に、W−Jのレ
ーキはより濃い色調をもつ傾向かあるか、濃稠化を起す
おそれがある。W−JのレーキとC&にのレーキの混合
物を使用することによって、濃い色調と非濃稠化の両者
をより容易に得ることかできる。勿論、本発明における
使用に際し、個々特定の銘柄のレーキの性質はそれらの
製造業者によってレーキが新しく開発される都度及び変
動があった都度再評価する必要があり、それは当業者に
とって容易に行ない得ることである。
個々特定のレーキについて各特定の性質の評価はトライ
アル アンド エラーによって容易に行なわれる。
顔料懸濁体組成物中の顔料の濃度(重量による)は20
〜65%の範囲である。達成される好ましい濃度範囲は
25〜65%であり、もっとも好ましくは30〜60%
である。しかしながら、任意特定の懸濁物中で達成され
る顔料の濃度はある程度まで使用される個々特定の顔料
に関係しそしである特定の顔料又は特定の銘柄の顔料に
ついては他の顔料を用いた場合よりも幾分より高い濃度
を達成し得る。
粘度低下剤は有機カルボキシ基含有化合物の塩及びか\
る塩とその酸との混合物である。好ましい粘度低下剤は
1〜3個のカルボキシル基をもつ化か物の塩を包含する
。さらに、水中でカルボキシル基含有化合物に転化する
と考えられるラクトン類も適当であることか認められた
。適当な粘度低下剤はアジピン酸、安息香酸、クエン酸
、フマル酸、コハク酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸及び
ブコビオン酸の塩及びか\る塩とその酸との混合物を包
含するか、これらに限定されるものではない。さらにア
スコルビン酸及びグルコノ−デルタラクトンのようなラ
クトン類も使用し得る。
粘度低下剤は少なくとも一部は塩の形であるべきである
。塩と酸との50/ 50混合物が適当である。
たとえばクエン酸ナトリウム単独又はクエン酸ナトリウ
ムとクエン酸との混合物は優れた結果を与える。他方、
クエン酸単独の場合は上記のごとき作用を示さない。粘
度低下剤はレーキ顔料粒子と錯体又はキレートを形成し
ているものと推測される。さらに、レーキ顔料中に種々
の染料が存在するために、FD&Cレーキの金属水酸化
物基質は粘度低下剤の錯化に関与するものと推測される
得られる錯体は別のか−る錯体に反発するような電子的
性質をもち、それによって稀薄な、より低粘度の懸濁体
を形成するような分散顔料粒子を与え、懸濁体の濃稠化
及び硬化を阻止するものと考えられる。
この錯化作用又はキレート化作用についての推測は、一
部は、同様の作用は酸のみによっては達成されないとい
う事実に基づくものである。たとえば、塩酸は作用せず
、また所与の粘度低下剤を酸の形態のみで使用した場合
には塩の形の粘度低下剤を使用した場合に比較して効果
が劣るか又は不満足である。
本発明の特徴とする粘度低下剤の存在は懸濁体組成物の
粘度の著しい低下を与え得る。その結果、懸濁体の良好
な流動性が得られる。か\る懸濁体はその容器から容易
に流出可能であり、過度の濃稠化又は沈降を何等生起し
ない。粘度低下剤は混合物中に0.05〜5重量%の量
で存在する。粘度低下剤は0.1〜1.0重量%の量で
存在することが好ましい。多くの場合、相対的にきわめ
て少量の粘度低下剤を使用してさえも懸濁体の性質に顕
著なかつ有利な作用を与え得る。
糖菓類に使用する場合には、溶剤として砂糖溶液を用い
るときわめて良好;@料懸1羽体か得られる。以下の実
施例はすべてのし−キを用いて砂糖溶液に基づぐ顔料懸
濁体を取得し得ることを例示するものである。
〔実施例〕
つぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
実施例1 つぎの成分を秤量しそして混合した。
成 分         重量% 砂糖溶液          58.80クエン酸ナト
リウム      0.20赤色レーキ#40/40%
    40.00この砂糖溶液は水及び蔗糖を約4:
6の比で含む混合物からなるものである。得られる懸濁
体は優れた性質を示した。この懸濁体は易流出性であり
かつ長期間濃稠化しなかった。
本発明の懸濁体組成物はさらにかび類、菌類又はその他
の微生物等の混入2発生を防止するために少量の慣用の
防腐剤を含有し得る。たとえば、人間か消費するための
製品中に使用することを承認されている適当な防腐剤は
ソルビン酸カリウム及びメチルパラベンである。これら
の防腐剤は0.2%より少ない量で使用し得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、顔料、粘度低下剤及び砂糖シロップ水溶液を含有し
    てなる懸濁体組成物。 2、粘度低下剤がモノカルボン酸、ジカルボン酸又はト
    リカルボン酸化合物の塩である特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 3、砂糖シロップ20〜80重量%、顔料25〜65重
    量%及び粘度低下剤0.05〜5重量%を含有してなる
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4、粘度低下剤が0.1〜1.0重量%の範囲にある特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 5、粘度低下剤が酒石酸、クエン酸、フマル酸、アジピ
    ン酸、マレイン酸及びアスコルビン酸の塩及びかゝる塩
    とその酸との混合物からなる群から選ばれる特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 6、粘度低下剤が酒石酸、クエン酸の塩及びかゝる塩と
    その酸との混合物からなる群から選ばれる特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 7、粘度低下剤がラクトンである特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 8、顔料がFD&Cレーキ、D&Cレーキ又はカルミン
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 9、顔料がレーキ顔料と二酸化チタンとの混合物である
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。 10、砂糖シロップ水溶液が水及び蔗糖の混合物である
    特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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