JPS63130681A - 描画用絵具 - Google Patents

描画用絵具

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JPS63130681A
JPS63130681A JP27823186A JP27823186A JPS63130681A JP S63130681 A JPS63130681 A JP S63130681A JP 27823186 A JP27823186 A JP 27823186A JP 27823186 A JP27823186 A JP 27823186A JP S63130681 A JPS63130681 A JP S63130681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
water
paint
paints
preservative
Prior art date
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Pending
Application number
JP27823186A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sugiura
杉浦 功児
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Color Products Corp
Original Assignee
Sakura Color Products Corp
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Publication date
Application filed by Sakura Color Products Corp filed Critical Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産呈上色H里公団 本発明は描画用絵具に関し、詳しくは高い防腐性を有す
る描画用絵具に関する。
l米坐及歪 一般に、描画用絵具は、顔料、水溶性樹脂、湿潤剤、体
質顔料、防菌、防黴のための防腐剤及びとからなる。
従来、描画用絵具における防腐剤としては、フェノール
、キシレノール等のフェノール系化合物や、ホルムアル
デヒド等のアルデヒド類、有機スズ化合物、有機水銀化
合物等が用いられている。
しかし、これらは、よく知られているように、毒性が著
しく高いうえに、絵具における顔料の種類及び含量によ
って防腐効果が異なるので、従来、絵具の製造において
は、顔料の種類及び含量に応じて、最適の防腐剤を選択
して用いている。例えば、顔料としてカーボンブラック
やアニリンブラックを用いる黒色絵具の場合には、フェ
ノール系化合物は防腐効果に乏しいので、特に、毒性の
強い有機スズ化合物や有機水銀化合物が敢えて用いられ
ている。このように、顔料の種類によって防腐剤を選択
することは、絵具に用いる顔料の種類が多いために、絵
具の工業的な製造において、その生産性を低め、延いて
は製造費用を高めることともなる。更に、例えば、フェ
ノール系化合物やアルデヒド類は、一般に、約0.5〜
5重量%の多量を配合してはじめて防腐効果を有する。
また、フェノール系化合物は、絵具の容器としての鉛チ
ューブを腐食する。
他方、低毒性であり、また、腐食性のない防腐剤として
、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、安息
香酸メチル等も知られている。これらの一部は、従来、
絵具の防腐剤としても用いられているが、しかし、顔料
濃度の高い絵具には防腐効果がなく、また、ファストエ
ロー#2500、ファストスカイブルー、ボーンブラッ
ク等を顔料として含む絵具にも防腐効果をもたない。更
に、これらの防腐剤は、一般に、防腐効果の永続性に欠
ける。
■が”決しようとする5 声 本発明は、従来の描画用絵具における上記した防腐剤の
問題を解決するためになされたものであって、顔料の種
類や濃度、或いは絵具の粘度等に殆ど関係なしに、高い
防腐効果を有する防腐剤を含む描画用絵具を提供するこ
とを目的とする。
5 点を ′するための手 本発明による描画用絵具は、顔料、水溶性樹脂、湿潤剤
、体tR料、防腐剤及び水を含有する描画用絵具におい
て、防腐剤として、ジチオ−2,2°−ビス(ベンツメ
チルアミド)を含有することを特徴とする。
上記ジチオ−2,2゛−ビス(ベンツメチルアミド)は
、防腐剤として既に知られている。しかし、本発明に従
って、これを絵具における防腐剤として用いるとき、低
顔料濃度の絵具は勿論、高顔料濃度高粘度の絵具におい
ても、分散性にすぐれると共に、従来より絵具において
用いられている防腐剤に比べれば、少量の配合にて殆ど
顔料の種類によらずに、永続的にすぐれた防腐性を有す
る絵具を得ることができる。
本発明においては、ジチオ−2,2゛−ビス(ベンツメ
チルアミド)は、絵具において0.01〜3重量%、好
ましくは0.05〜1重量%の範囲で配合される。配合
量が0.01重量%よりも少ないときは、十分な防腐効
果を発現することができず、他方、3重量%よりも多い
ときは、描画したときに発色を白濁させるからである。
しかし、ジチオ−2,2゛−ビス(ベンツメチルアミド
)は、顔料として、特に、酸化チタン、カーミン6B、
ベンガラ、シアストスカイブルー、群青、紺青、カーボ
ンブラック、アニリンブラック等を用いる絵具の防腐に
すぐれた効果を有し、特に、従来、その防腐のために有
毒な有機スズ化合物や有機水銀化合物が用いられている
カーボンブラックやアニリンブラックを用いる黒色絵具
の防腐に極めてすぐれる。
更に、このジチオ−2,2゛−ビス(ベンツメチルアミ
ド)は、絵具容器としての鉛チューブに対する腐食性が
なく、しかも、LDsa値が約15000■/ kgで
あって、安全性の点でもすぐれる。これに対して、フェ
ノールやホルムアルデヒドのLD、。値は約400■/
kgである。
本発明において防腐剤として用いるジチオ−2゜2°−
ビス(ベンツメチルアミド)は、絵具の製造時には、通
常、水分散液として絵具成分に配合される。このような
水分散液は市販品として入手することができ、本発明に
おいては、かかる市販品をそのまま用いることができる
本発明に従って、防腐剤として用いるジチオ−2,2”
−ビス(ベンツメチルアミド)を含有する本発明による
絵具は、その他の成分の種類や配合量によっては、特に
限定されるものではないが、以下、本発明において好ま
しい絵具の配合について説明する。
顔料は、絵具において、通常、1〜60重量%、好まし
くは3〜40重量%の範囲で含まれる。顔料濃度が余り
に高いときは、描画に際して絵具が描画面への定着性に
劣ると共に、発色が濁るからであり、他方、顔料濃度が
余りに少ないときは、描画したときに発色が薄く、且つ
、劣るからである。本発明において用い得る顔料は、前
述したように、何ら制限されるものではないが、特に好
ましい顔料の具体例として、例えば、酸化チタン、カー
ミソ6B、ベンガラ、ファストスカイブルー、群青、紺
青、カーボンブラック、アニリンブラック等を挙げるこ
とができる。
水溶性樹脂は、絵具中での顔料の分散性と描画した際の
絵具に描画面に定着性を与えるために配合され、何ら限
定されるものではないが、例えば、アラビアゴム、デキ
ストリン、カルボキシメチルセルロース等が用いられる
。かかる水溶性樹脂の絵具における配合量は、通常、7
〜30重量%であり、好ましくは8〜25重量%の範囲
である。
配合量が余りに多いときは、絵具の粘度が過度に高くな
ってゲル化し、他方、余りに少ないときは、絵具におけ
る顔料の分散性や描画面への定着性が劣ることとなるの
みならず、湿潤時の発色と乾燥時の発色に差が大きくな
って、描画性に有害な影響を及ぼす。
絵具には、含有する水分量を適正に保持して、その使用
時に水への再溶解性を高めるために、湿潤剤が配合され
ている。かかる湿潤剤としては、例えば、グリセリン、
エチレングリコール、ポリエチレングリコール等が用い
られる。しかし、これらに限定されるものではない。
このような湿潤剤は、絵具において3〜40重量%、好
ましくは5〜30重量%の範囲で配合されている。配合
量が余りに多いときは、絵具の粘度が小さすぎて、絵具
が固化し、或いは顔料が分離し、例えば、描画したとき
に絵具の付着部分にひび割れが生じたりする。
体質顔料は、絵具に適度の粘度を与えると共に、顔料の
被覆力を高めるために配合されており、例えば、シリカ
、クレー、ケイ酸アルミニウム等が用いられる。しかし
、これらに限定されるものではない。体質顔料の配合量
は、絵具において、通常、2〜30重量%、好ましくは
3〜25重量%である。配合量が過多である場合は、描
画したときの発色性が悪く、また、描画面から剥離する
余りに少ないときは、粘度が低すぎて、描画性に劣る。
絵具における水の量は、以上に説明したその他の成分の
種類や配合量にもよるが、通常、絵具において5〜40
重量%の範囲で配合される。
本発明による絵具は、従来より知られている通常の絵具
と同じ方法によって製造することができる。例えば、ア
ラビアゴム、デキストリン等の水溶性樹脂、グリセリン
やポリエチレングリコールのような湿潤剤、体fill
料及び防腐剤を水と共に70〜90℃程度の温度に加温
して混練し、これに所定の顔料を加え、更に混練すれば
、絵具を得る。
】JIυ伽果 以上のように、本発明の絵具は、防腐剤として、ジチオ
−2,2°−ビス(ベンツメチルアミド)を含有し、低
顔料濃度の絵具は勿論、高顔料濃度高粘度の絵具におい
ても、従来より絵具において用いられている防腐剤に比
べて、殆ど顔料の種類によることなく、高い防腐性を永
続的に有する。
特に、ジチオ−2,2°−ビス(ベンツメチルアミド)
を防腐剤として用いる絵具は、従来、その防腐のために
有毒な有機スズ化合物や有機水銀化合物が用いられてい
るカーボンブラックやアニリンブラックを用いる黒色絵
具の防腐に極めてすぐれた効果を有する。
しかも、本発明の絵具によれば、防腐剤は安全性が高く
、しかも、絵具容器である鉛チューブを腐食させない。
叉施炭 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例によって何ら限定されるものではない。
実施例1 第1表に示す組成の絵具を代表例として調製した。これ
らの絵具は、いずれも黴の発生が認められなかった。
尚、本実施例及び以下の実施例において、黴の発生試験
は、JIS Z 2911 rかび抵抗試験方法」の塗
料の試験に準拠して行ない、また、黴の発生状況の基準
は次のとおりである。士を黴の発生の痕跡が認められる
とし、発生量の多い順に+++、+十及び十の3段階に
て評価し、−を黴の発生なしとした。
実施例2 防腐剤として第2表に示したものを種々の濃度で配合す
ると共に、この防腐剤量が異なる以外は、それぞれ第1
表に示した絵具と実質的に同じ組成の絵具(これを基本
組成として、第2表に番号にて示す。)を調製し、その
黴の発生状況を目視にて調べた。結果を第2表に示す。
(第1表の注) 1)日澱化学工業■製焙焼デキストリン2)松谷化学工
業■製酵素変性デキストリン3〉近江化学工業■製 4)ジークライト工業■製 5)日本シリカ■製無水ケイ酸 6)帝国化工9荀製 7)レジノカラー■製ファストエロー# 25008)
デグツサ社(西独)製ボーンブラック9)デグッサ社(
西独)製チャンネルブラック10)IC1社(英国)製
アニリンブラック11)三菱化成工業■製ファーネスブ
ラック12)大日本インキ化学工業■製ファストスカイ
ブル− 13)ヘキスト社(西独)製

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)顔料、水溶性樹脂、湿潤剤、体質顔料、防腐剤及
    び水を含有する描画用絵具において、防腐剤として、ジ
    チオ−2,2′−ビス(ベンツメチルアミド)を含有す
    ることを特徴とする描画用絵具。
JP27823186A 1986-11-20 1986-11-20 描画用絵具 Pending JPS63130681A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27823186A JPS63130681A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 描画用絵具

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JP27823186A JPS63130681A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 描画用絵具

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JPS63130681A true JPS63130681A (ja) 1988-06-02

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JP27823186A Pending JPS63130681A (ja) 1986-11-20 1986-11-20 描画用絵具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006087734A3 (en) * 2005-02-16 2006-10-05 Soumen Roychowdhury A water soluble lamination adhesive

Cited By (1)

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